JP2007166683A - 整流子電動機およびそれを用いた電動工具 - Google Patents

整流子電動機およびそれを用いた電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007166683A
JP2007166683A JP2005355762A JP2005355762A JP2007166683A JP 2007166683 A JP2007166683 A JP 2007166683A JP 2005355762 A JP2005355762 A JP 2005355762A JP 2005355762 A JP2005355762 A JP 2005355762A JP 2007166683 A JP2007166683 A JP 2007166683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutator
core
coil
coil end
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005355762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5152547B2 (ja
Inventor
Kenichiro Yoshida
憲一郎 吉田
Tetsusuke Harada
哲祐 原田
Shinichi Sakamoto
眞一 坂本
Shinki Otsu
新喜 大津
Yoichi Kawamura
洋一 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2005355762A priority Critical patent/JP5152547B2/ja
Publication of JP2007166683A publication Critical patent/JP2007166683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5152547B2 publication Critical patent/JP5152547B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、樹脂モールド電機子を有する整流子電動機およびそれを用いた電動工具において、整流子近傍のコイルエンド部に応力が集中して、コイルが断線するのを抑制することにある。
【解決手段】コア2fのスロット内に巻回されたコイルおよび一対のコイルエンド部をモールド樹脂被覆層9によって覆い、コア2fと整流子2hの間のコイルエンド部2e2および2e3を覆う前記モールド樹脂被覆層9にくびれ部10を形成する。また、他の解決手段として、整流子2hの端部2h5にモールド樹脂被覆層9の一部が埋め込まれる樹脂充填用溝21を設けることにより、樹脂充填用溝21が整流子2hの端部2h5とモールド樹脂被覆層9の接続を強固にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電機子のコアのスロット内に巻回されたコイルおよびコアの両端部から突出するコイルエンド部をモールド樹脂被覆層または塗布樹脂被覆層によって被覆した樹脂被覆電機子を有する整流子電動機およびそれを用いた電動工具に関する。
研削作業に用いられるディスクグラインダ等の携帯用電動工具においては、比較的に小形かつ軽量で、起動トルクが大きい整流子電動機が回転駆動源として使用されている。この電動工具において、整流子電動機を収納するモータハウジング部の回転軸方向一端側に回転軸の出力をグラインダ等の先端工具に伝達するギヤおよびスピンドル等を収納する動力伝達ハウジング部を設け、さらにモータハウジング部の回転軸方向他端側に駆動スイッチ等の電気回路を収納するハンドルハウジング部を設けたものが一般的である。
電動工具では、鉄材の研削屑や石材の切断屑などがハンドルハウジング部や動力伝達ハウジング部等に設けられた冷却用風窓を介してモータハウジング内に侵入し、コアスロットから突出する巻回コイルのエンド部を傷つけ、磨耗または断線させてしまうという問題がある。
この磨耗または断線の問題を防止するために、下記の特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されるように、電機子のコアスロット内のコイル部およびコアスロット外のコイルエンド部をモールド金型成形によりモールド樹脂層で被覆する技術が周知である。この技術によって電機子のコアスロット内のコイル部およびコアスロット外のコイルエンド部は、所定の厚さにモールド樹脂層が被覆されるので、研削屑や切断屑等の侵入によるコイルの磨耗または断線を防止できる。
特開平7−123618号公報 特開平8−140318号公報 特開平7−123642号公報
しかしながら、上記樹脂モールド整流子電動機をディスクグライダ等のような研削作業等に過大な振動を伴うような電動工具の動力源として使用した場合、電動機の回転軸に固定された回転子自身の振動だけでなく、グライダ(砥石)等の先端工具と被切削材(被加工物)との摩擦によって起こる振動が先端工具から動力伝達機構であるスピンドルおよびギヤを介して電動機の電機子に伝わる。このため、電動機の回転軸(シャフト)が撓み、電機子のコアに巻回されたコイルのコイルエンド部に過大な応力が加わり、整流子に電気的接続されたコイル等の断線が生ずる場合がある。
図9は、本願発明者が検討段階でディスクグラインダの動力源に用いて試験した樹脂モールド整流子電動機の電機子の構造例を示す。樹脂モールド電機子2aは、螺旋状溝2m内を覆う樹脂絶縁層2kによって電気的絶縁される回転軸2dに固定されたコア2fと、コア2fのスロット(図示なし)に巻回されたコイルがコア2fの両端部に突出するコイルエンド部2e1、2e2および2e3と、整流子2hと、冷却ファン2cとを具備し、コア2fのスロット内コイル(図示なし)と、コイルエンド部2e1、2e2および2e3はモールド成形によってモールド樹脂被覆層9によって被覆されている。この樹脂モールド整流子電動機をディスクグライダに適用した結果、電動機の樹脂モールド電機子2a自身の振動だけでなく、被切削材との摩擦によって起こる振動が樹脂モールド電機子2aに伝わり、回転軸2dが撓み、特に、コイルエンド部2e3に過大な応力が加わり、整流子とコイルの接続部等に断線が生ずる場合があることが分かった。
この理由は、上記したような樹脂モールド整流子電機子において、コア2fと整流子2hの間のコイルエンド部2e3を被覆するモールド樹脂被覆層9の外周は、モールド金型構造の簡略化や、電動機の製造コストを考慮して、図9に示したような円錐形またはお椀形の形状とするのが一般的であり、この様な円錐形状とした場合、回転軸2dの曲げに対しての応力は、回転軸2dの中立面(回転軸2dの軸線方向Xを横切る水平面)からの距離が短い整流子2hのコア2f側近辺(場所Y1の近傍)の樹脂層に集中してしまう。このため、整流子2hに隣接するコイルエンド部2e3が断線してしまうためである。
このコイルエンド部の断線対策として、コイルエンド部2e3への応力を緩和させるためにコイルエンド部2e3近傍のコイルを撓ませることが考えられるが、整流子2hの直近のためコイルに撓みを形成することは製造上、非常に困難である。
従って、本発明の目的は、樹脂モールド等による樹脂被覆電機子を有する電動機において、樹脂被覆層を有する電機子コイルの磨耗または断線を抑制した整流子電動機およびそれを用いた電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に従って開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次のとおりである。
(1)本発明の一つの特徴によれば、回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、一方のコイルエンド部に電気的接続されて前記回転軸に固定された整流子とを有する整流子電動機において、前記コアのスロット内に巻回されたコイルおよび前記一対のコイルエンド部をモールド樹脂被覆層によって覆い、前記コアと前記整流子の間のコイルエンド部を覆う前記モールド樹脂被覆層にくびれ部を形成する。
(2)本発明の他の特徴によれば、前記一方のコイルエンド部は、前記コアの端部と前記整流子との間の中間部において、前記コイルエンド部の巻線の外径が最小となる最小外径部を有し、前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部は、前記最小外径部に対応して形成される。
(3)本発明のさらに他の特徴によれば、前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部は、前記コイルエンド部の前記最小外径部の半径方向と一致する延長線上に形成されている。
(4)本発明のさらに他の特徴によれば、前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部の外径は、前記コアもしくは前記整流子の外径より小さいか、または前記コアおよび前記整流子の両外径より小さい。
(5)本発明のさらに他の特徴によれば、前記コイルエンド部の前記最小外径部と前記整流子との間に設置された前記コイルエンド部のコイルを、前記くびれ部に対応した場所において撓ませる。
(6)本発明のさらに他の特徴によれば、整流子電動機の回転力を先端工具取付軸に伝達し、前記先端工具取付軸に取付けた先端工具により被加工物に研削、研磨等の加工を行う電動工具において、前記整流子電動機は、前記回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、一方のコイルエンド部に電気的接続されて前記回転軸に固定された整流子とを有し、前記コアのスロット内に巻回されたコイルおよび前記一対のコイルエンド部をモールド樹脂被覆層によって覆い、前記コアと前記整流子の間のコイルエンド部を覆う前記モールド樹脂被覆層にくびれ部を形成する。
(7)本発明のさらに他の特徴によれば、前記電動工具はグラインダで、前記先端工具取付軸に取付けた前記先端工具はグラインダから成り、前記被加工物にグラインダを押圧するものである。
(8)本発明のさらに他の一つの特徴によれば、回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、前記回転軸に固定され、かつ一方のコイルエンド部に電気的接続される側の端部を有する整流子とを有する整流子電動機において、前記コアのスロット内に巻回された前記コイル、前記一対のコイルエンド部および前記整流子の前記端部を覆う樹脂被覆層と、前記樹脂被覆層によって充填され、かつ前記整流子の前記端部の半径方向円周面または軸線方向終端面に開口する樹脂充填用溝とを具備する。
(9)本発明のさらに他の特徴によれば、前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向外周面に沿う円周状に開口する溝から成る。
(10)本発明のさらに他の特徴によれば、前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向の断面形状がU字形状またはV字形状の溝から成る。
(11)本発明のさらに他の特徴によれば、前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、円周状に連続する溝から成る。
(12)本発明のさらに他の特徴によれば、前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、円周状に断続する溝から成る。
(13)本発明のさらに他の特徴によれば、前記軸線方向終端面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記軸線方向終端面の周縁部に沿って形成された複数の溝から成る。
(14)本発明のさらに他の特徴によれば、前記軸線方向終端面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記軸線方向の断面形状が楔形状の溝から成る。
(15)本発明のさらに他の特徴によれば、前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向円周面に形成される整流子片の溝から成る。
(16)本発明のさらに他の特徴によれば、前記樹脂被覆層は、モールド樹脂被覆層から成る。
(17)本発明のさらに他の特徴によれば、ディスクグラインダ等の電動工具の駆動源に、前記樹脂被覆層によって埋め込まれる前記樹脂充填用溝を有する前記整流子電動機を用いる。
(18)本発明のさらに他の特徴によれば、上記(1)項ないし上記(7)項に規定したような前記くびれ部を有する前記モールド樹脂被覆層に、上記(8)項ないし上記(16)項に規定したような前記樹脂充填用溝を形成することによって、整流子電動機のコイルの断線をより完全に防止することができる。
上記(1)項ないし上記(7)項に述べた本発明によれば、電機子に過大な振動が加わっても、コア端部と整流子との間のコイルエンド部の整流子側近傍に応力が集中しなくなるので、コイルエンド部のコイルへの応力を緩和でき、コイルの断線を防止できる。またコイルへの応力緩和の対策を施しやすい部分に応力を逃がすことができるので、コイルの断線をより完全に防止することができる。特に、ディスクグラインダのような振動が発生し易い電動工具の整流子電動機に適用して顕著な効果を奏する。
また、上記(8)項ないし上記(18)項に述べた本発明によれば、樹脂充填用溝により樹脂被覆層またはモールド樹脂被覆層と整流子間の結合性(固着)を強化できるので、整流子電動機の運転時における過大な振動や回転軸の変形によるコイル断線を防止することができる。
本発明の上記および他の目的、ならびに上記および他の特徴および利点は、以下の本明細書の記述および添付図面からさらに明らかとなるであろう。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図9に示した本発明の検討段階で試験した樹脂モールド電機子と同一機能を有する部材についても、図9に示したものと同一符号が付されている。
[第1の実施形態]
図1および図2は、本発明の第1の実施形態に係る整流子電動機をディスクグラインダに適用した電動工具の側面断面図および上面断面図を示す。まず、図1および図2を参照して電動工具全体の構成について説明する。ディスクグラインダ100は、後述する本発明に従う樹脂モールド電機子2aを用いた整流子電動機(ユニバーサルモータ)2を収納する、例えば樹脂材料から成るモータハウジング部3と、モータハウジング部3の一端側に接続された、例えば金属材料から成るギヤカバ部4と、整流子電動機2のスイッチ7およびスイッチ回路(図示なし)を収納するスイッチハンドル部8と、電源コード8bとを具備する。モータハウジング部3に収納された整流子電動機2は、回転軸2dに固定された樹脂モールド電機子(アーマチュア)2aおよびモータハウジング部3に固定される固定子(ステータ)2bを含み、回転軸2dの出力側には冷却用ファン2cが固定され、冷却用ファン2cが回転することにより、スイッチハンドル部8に形成された吸気用風窓8aより冷却用外気(冷却風)を取り込み、その冷却風は、モータハウジング部3、樹脂モールド電機子2aおよび固定子2bの隙間を通り、ギヤカバ部4に設けられた排気用風窓4a(図2参照)より大気中に排出される。また、ギヤカバ部4内には、整流子電動機2の回転軸2dに取付けられた第1の傘歯車(ピニオンギヤ)5aと、この第1の傘歯車5aに噛み合う第2の傘歯車5bとが収納されて、整流子電動機2の回転軸2dの回転力は、整流子電動機2の回転軸方向と直角方向に変換されてスピンドル6に伝達される。スピンドル6には先端工具としてグラインダ(砥石)1が取付けられて、研削または切断作業が可能となる。円形のグラインダ1の半円部は保護カバ1aによって覆われている。
図3は、樹脂モールド電機子2aを示す拡大図である。回転軸2dの外周面には螺旋状溝2mが形成され、この螺旋状溝2mを埋設し回転軸2dの外周全面に樹脂絶縁層2kが被覆され電気的絶縁層を形成している。この回転軸2dには、コア(鉄心)2fが固定され、コア2fのスロット(図示なし)にはコイル(図示なし)が軸線X方向に沿って巻回され、そのコイルは、コア2fの一端部に突出するコイルエンド部2e1と、コア2fの他端部に突出するコイルエンド部2e2および2e3とを有する。コイルエンド部2e3は整流子2hに電気的接続されている。コア2fのスロット内のコイル、ならびにコイルエンド部2e1、2e2および2e3は、モールド樹脂被覆層9によってそれぞれ被覆されている。本発明によれば、特に、コア2fと整流子2h間のモールド樹脂被覆層9には、コイルエンド部2e3におけるモールド樹脂被覆層9の場所Y1(整流子2hとのコイル接続部)の外径(ほぼd4に等しい)より小さい外径d3を持つくびれ部10を有する。このくびれ部10は、コイルエンド部2e2および2e3の巻径の最も小さい最小外径d2をもつ最小外径部(コイルエンド部2e2と2e3の境界部)の場所Y2に対応して形成されている。すなわち、くびれ部10は、コイルエンド部2e2および2e3の最小外径部Y2の延長線上またはその近傍に設けられる。
モールド樹脂被覆層9は、図3に略式的に示したように、軸線Xを横切る水平面を境に上下2方向に離型分離可能な2つの金型部材11aおよび11bから成るモールド金型11を樹脂モールド電機子2aの外周面に閉じてモールド成形することによって形成され、くびれ部10は、モールド金型11のキャビティ内に突出するくびれ部形成用突起部(図示なし)によって成形できる。
作業者がかかるディスクグラインダ100を使用する場合は、図1に示されたスイッチハンドル部8に設けられたスイッチ7によって整流子電動機2の駆動電源をオンさせ、スイッチハンドル部8およびギヤカバ部4に設けられたサイドハンドル部4bを把持して、図示されていない被削材(被加工物)にグラインダ1を押し当てて鉄材の研削作業や、石材の切断作業を行う。
例えば石材の切断作業の場合、作業に伴い石材の切断屑が発生するが、これをスイッチハンドル部8に設けられた吸気用風窓8aから吸い込んでしまい、この切断屑が樹脂モールド電機子2aのコイル(コイルエンド部2e1、2e2および2e3を含む)に吹き付けられて、コイルを傷つけ、磨耗または断線を起こすような損傷を与えようとする。これに反し、本発明の樹脂モールド電機子2aによれば、図3に示すように、コア2fの回転軸方向の一端部に突出するコイルのコイルエンド部2e1、コア2fの回転軸方向の他端部に突出するコイルのコイルエンド部2e2および2e3は、モールド樹脂被覆層9によって被覆されるので、切断屑または切削屑等の外部からの侵入物によるコイルの損傷から防止される。
しかも、本発明に従えば、図3に示すように、コア2fと整流子2hとの間のコイルエンド部2e2および2e3を覆うモールド樹脂被覆層9には、コア2fの外径d5または整流子2hの外径d4よりも小さい外径d3を有するくびれ部10が、コイルエンド部2e2および2e3の巻径の最も小さい最小外径d2をもつ最小外径部(コイルエンド部2e2と2e3の境界部)Y2の延長上に設けられる。すなわち、モールド樹脂被覆層9の最小外径d3を持つくびれ部10は、最小外径部Y2に対応して形成されている。
このような構成により、作業者がサイドハンドル部4bおよびスイッチハンドル部8を把持してグラインダ1を被研削材に強く押し当てて、過大な振動を伴うような研削作業を行った場合、回転軸2dが撓むが、応力が整流子2hに隣接した隣接部Y1と、最小外径d3を持つくびれ部10とに分散されることになる。このくびれ部10に位置するコイルエンド部の最小外径部Y2におけるモールド樹脂被覆層9の外径d3およびコイル巻径の最小外径d2は、整流子2hに隣接した場所Y1におけるモールド樹脂被覆層9の外径およびコイルエンド部2e3の巻径(ほぼ整流子2hの径d4に等しい径)に比べて小さいので、回転軸2dの曲げに対して中立面(軸線Xを横切る水平面)からの距離が短くなり、くびれ部10に応力が集中するものの、最小外径部Y2におけるコイルに生じる応力(歪)は小さくなる。また、コイルエンド部2e3の場所Y1における応力は、最小外径部Y2におけるくびれ部10によって分散され、場所Y1における応力は図9に示した従来技術に比べ小さくなる。このため、従来問題となったコイルエンド部2e3の整流子2hとの隣接部Y1(コイル接続部)におけるコイル断線を防止することが可能となる。
さらに、くびれ部10近傍に位置するコイルを若干、撓ませて整流子2hに電気的接続し固定することは容易に可能であり、そのコイルの撓み量により場所Y1におけるコイルエンド部2e3に加わる応力をさらに緩和させることができ、コイル断線をより完全に防止することが可能となる。
なお、回転軸2dの曲げ応力がコイルエンド部2e3の整流子2h近傍Y1に集中しなければ、くびれ部10の外径d3は、整流子2hの外径d4もしくはコア2fの外径d5より大きいか、または整流子2hの外径d4およびコア2fの外径d5よりも大きく構成しても良い。また、くびれ部10の形成位置は、回転軸2dの曲げ応力が、コイルエンド部2e3の整流子2hとの隣接部(Y1)に集中しなければ、コイルエンド部(2e2および2e3)の巻径の最も小さい最小外径部Y2の延長上でなくても良い。
このモールド樹脂被覆層9のくびれ部10の形成は、従来のモールド金型11のキャビティの形状を変形させるだけで簡単にできる。上記第1の実施形態より明らかなように、本発明によれば、樹脂モールド電機子を有する整流子電動機において、コアと整流子との間のコイルエンド部を覆うモールド樹脂被覆層の外周面にくびれ部を形成することによって、整流子に電気的接続されるコイルエンド部の応力を緩和させてコイルの断線を防止することができる。このモールド樹脂被覆層のくびれ部の形成は、モールド金型により容易に成形できるので、量産性に適した整流子電動機を提供することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図4ないし図8を参照して説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態におけるコア2fと整流子2hとの間のコイルエンド部2e2、2e3を覆うモールド樹脂被覆層9に対し、後述するように、樹脂充填用溝21を形成し、モールド樹脂被覆層9と整流子2hとの結合性(固着)を強化させ、電動工具の運転時における整流子電動機に加わる過大な振動や回転軸の変形によるコイル断線をより完全に防止する構造とする。
以下に述べる第2の実施形態では、上記第1の実施形態における、くびれ部10(図3参照)を形成する整流子電動機2に適用した場合について説明するが、第2の実施形態で開示される樹脂充填用溝21は、くびれ部10を持たない、図9に示した従来の形態を持つモールド樹脂被覆層9の整流子電動機に適用しても良い。
第2の実施形態における全体の構造は、図1ないし図3を参照して説明した上記第1の実施形態と同様な構造を有するので、その全体説明は省略する。図4ないし図8を参照して第2の実施形態の要部について以下に説明する。
図4は、本発明に従って構成された整流子2hの構造を示す。整流子2hは、整流子胴(スリーブ)2h4と、銅材料から成る複数(例えば、24枚)の整流子片(セグメントバー)2h2と、回転方向に沿って重ねられる複数の整流子片2h2の相互間を絶縁するフェノール樹脂等の樹脂材料から成る整流子絶縁部材2h1と、整流子片2h2が整流子絶縁部材2h1から外れるのを防止するリング2h3とから構成される。
整流子2hの一対の端部2h5および2h6のうち、コイルエンド部2e3(図3参照)に隣接する端部2h5は、軸線方向の端面2h7と半径方向円周面2h8とによって区画されており、整流子2hの整流子絶縁部材2h1には、本発明に従って、半径方向円周面2h8に開口する樹脂充填用溝21を有する。樹脂充填用溝21は、円周面2h8に円周状に連続して開口するU字形状(半径方向断面形状)を有する。この樹脂充填用溝21は、図5に示すように、コイルエンド部2e3を覆うモールド樹脂被覆層9の一部によって充填される。
樹脂充填用溝21は、軸線方向(X線に沿う方向)と交差する方向に突出部(楔部)21a(図4参照)によって囲まれ、かつ、図5に示されるように、モールド樹脂被覆層9によって充填されるため、突出部21aが、整流子2hとコア2f間のコイルエンド部2e2、2e3を覆っているモールド樹脂被覆層9とより強く結合するような楔効果を生ずる。その結果、図5に示すように、突出部21aによって区画される樹脂充填用溝21によりモールド樹脂被覆層9と整流子2h間の結合性(固着)を強化できるので、軸線X方向の引張応力に対し、整流子片2h2に電気的接続されたコイルエンド部2e3のコイル2eの断線(整流子片2h2から剥れ)を防止することができる。
図4および図5に示した樹脂充填用溝21の半径方向の断面構造は、U字形状に限らず、図6に示すように、V字形状(フック形状)でも良い。この場合も突出部(楔部)21aが楔効果を奏することになるので、従来技術に対し、モールド樹脂被覆層9との固着(噛付き)が強固となり、コイル断線が防止できる。
一方、図7に示すように、モールド樹脂被覆層9に楔効果をもたせるための複数の樹脂充填用溝21は、軸線X方向の端面2h7に開口した溝であっても良い。すなわち、図7に示した、整流子絶縁部材2h1の端面2h7の周縁部(円周面2h8)に配置された複数の樹脂充填用溝21は、軸線X方向の断面形状が台形状(楔形状)になっており、軸線X方向と交差する方向に突出する突出部(楔部)21aによって囲まれている。これにより、図4および図6に示した形状と同様に、モールド樹脂被覆層9に楔効果を持たせることができ、軸線X方向の引張応力に対するコイル断線を防止できる。図7に示した樹脂充填用溝21は、軸線X方向の形状が台形の場合であるが、円形や斜め溝等でも同様の楔効果があり、上述した以外の種々の形状によっても楔効果を得ることができる。
さらに、モールド樹脂被覆層9を充填するための樹脂充填用溝21は、上記実施例では整流子絶縁部材2h1に形成したが、図8に示すように、複数の整流子片2h2に設けても良い。すなわち、図4ないし図7に示した例は、整流子2hの端部2h5における整流子絶縁部材2h1の形状を変更したものであるのに対し、図8に示した例では、整流子片2h2の形状を変更したものである。図8において、整流子片2h2の突出部(楔部)21aが、整流子2hの端部2h5の内周面側に突出して、樹脂充填用溝21を形成している。この樹脂充填用溝21にモールド樹脂被覆層9を充填することにより、図4ないし図7に示した場合と同様な効果を得ることができる。
また、樹脂充填用溝21は、整流子絶縁部材2h1および整流子片2h2の両者に形成して複合形状としても良い。この複合形状により、モールド樹脂被覆層9と整流子2h間のさらに大きな結合効果を得ることが可能である。
なお、図4ないし図8に示した第2の実施形態は、金型を用いて被覆したモールド樹脂被覆層9を用いた電機子2aについて説明したが、モールド樹脂被覆層9の代わりに、合成樹脂材料(接着剤)の塗布(塗膜)によって充填された樹脂被覆電機子についても、上記整流子端部2h5に樹脂充填用溝21を用いることにより整流子2hと樹脂塗膜(9)との結合性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、第1および第2の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る整流子電動機を使用した電動工具の側面断面図。 本発明の第1の実施形態に係る整流子電動機を使用した電動工具の上面断面図。 本発明の第1の実施形態に係る樹脂モールド電機子の側面断面図。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂モールド電機子の要部拡大断面図。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂モールド電機子の要部拡大断面図。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂モールド電機子の要部拡大断面図。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂モールド電機子の要部拡大断面図。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂モールド電機子の要部拡大断面図。 本発明の検討段階で試験した樹脂モールド電機子の側面断面図。
符号の説明
1:グラインダ(砥石) 2:整流子電動機 2a:樹脂モールド電機子
2b:固定子 2c:冷却用ファン 2d:回転軸
2e1、2e2、2e3:コイルエンド部 2f:コア 2h:整流子
2h1:整流子絶縁部材 2h2:整流子片 2h3:リング
2h4:整流子胴(スリーブ) 2h5、2h6:整流子の端部
2h7:軸線方向端面 2h8:半径方向円周面
3:モータハウジング部 4:ギヤカバ部 4a:排気用風窓
4b:サイドハンドル部 5a:第1の傘歯車(ピニオンギヤ)
5b:第2の傘歯車 6:スピンドル 7:スイッチ
8:スイッチハンドル部 8a:吸気用風窓 8b:電源コード
9:モールド樹脂被覆層 10:くびれ部 11:モールド金型
21:樹脂充填用溝 21a:突出部(楔部)
100:電動工具(ディスクグラインダ)

Claims (16)

  1. 回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、一方のコイルエンド部に電気的接続されて前記回転軸に固定された整流子とを有する整流子電動機において、前記コアのスロット内に巻回されたコイルおよび前記一対のコイルエンド部をモールド樹脂被覆層によって覆い、前記コアと前記整流子の間のコイルエンド部を覆う前記モールド樹脂被覆層にくびれ部を形成したことを特徴とする整流子電動機。
  2. 前記一方のコイルエンド部は、前記コアの端部と前記整流子との間の中間部において、前記コイルエンド部の巻線の外径が最小となる最小外径部を有し、前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部は、前記最小外径部に対応して形成されていることを特徴とする請求項1に記載された整流子電動機。
  3. 前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部は、前記コイルエンド部の前記最小外径部の半径方向と一致する延長線上に形成されていることを特徴とする請求項2に記載された整流子電動機。
  4. 前記モールド樹脂被覆層の前記くびれ部の外径は、前記コアもしくは前記整流子の外径より小さいか、または前記コアおよび前記整流子の両外径より小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載された整流子電動機。
  5. 前記コイルエンド部の前記最小外径部と前記整流子との間に設置された前記コイルエンド部のコイルを、前記くびれ部に対応した場所において撓ませたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載された整流子電動機。
  6. 整流子電動機の回転力を先端工具取付軸に伝達し、前記先端工具取付軸に取付けた先端工具により被加工物に研削、研磨等の加工を行う電動工具において、前記整流子電動機は、前記回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、一方のコイルエンド部に電気的接続されて前記回転軸に固定された整流子とを有し、前記コアのスロット内に巻回されたコイルおよび前記一対のコイルエンド部をモールド樹脂被覆層によって覆い、前記コアと前記整流子の間のコイルエンド部を覆う前記モールド樹脂被覆層にくびれ部を形成したことを特徴とする電動工具。
  7. 前記電動工具はディスクグラインダで、前記先端工具取付軸に取付けた前記先端工具はグラインダから成り、前記被加工物に前記グラインダを押圧することを特徴とする請求項6に記載された電動工具。
  8. 回転軸に固定されたコアのスロット内に該コアの軸線方向に沿って巻回されたコイルと、前記コアの軸線方向の両端部において前記スロット外に突出した前記コイルの一対のコイルエンド部と、前記回転軸に固定され、かつ一方のコイルエンド部に電気的接続される側の端部を有する整流子とを有する整流子電動機において、前記コアのスロット内に巻回された前記コイル、前記一対のコイルエンド部および前記整流子の前記端部を覆う樹脂被覆層と、前記樹脂被覆層によって充填され、かつ前記整流子の前記端部の半径方向円周面または軸線方向終端面に開口する樹脂充填用溝とを具備したことを特徴とする整流子電動機。
  9. 前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向外周面に沿う円周状に開口する溝から成ることを特徴とする請求項8に記載された整流子電動機。
  10. 前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向の断面形状がU字形状またはV字形状の溝から成ることを特徴とする請求項8または請求項9に記載された整流子電動機。
  11. 前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、円周状に連続する溝から成ることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか一つに記載された整流子電動機。
  12. 前記円周面に開口する前記樹脂充填用溝は、円周状に断続する溝から成ることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか一つに記載された整流子電動機。
  13. 前記軸線方向終端面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記軸線方向終端面の周縁部に沿って形成された複数の溝から成ることを特徴とする請求項8に記載された整流子電動機。
  14. 前記軸線方向終端面に開口する前記樹脂充填用溝は、前記軸線方向の断面形状が楔形状の溝から成ることを特徴とする請求項8または請求項13に記載された整流子電動機。
  15. 前記樹脂充填用溝は、前記整流子の半径方向円周面に形成される整流子片の溝から成ることを特徴とする請求項8に記載された整流子電動機。
  16. 前記樹脂被覆層は、モールド樹脂被覆層から成ることを特徴とする請求項8ないし請求項15のいずれか一つに記載された整流子電動機。
JP2005355762A 2005-12-09 2005-12-09 整流子電動機およびそれを用いた電動工具 Expired - Fee Related JP5152547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355762A JP5152547B2 (ja) 2005-12-09 2005-12-09 整流子電動機およびそれを用いた電動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355762A JP5152547B2 (ja) 2005-12-09 2005-12-09 整流子電動機およびそれを用いた電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007166683A true JP2007166683A (ja) 2007-06-28
JP5152547B2 JP5152547B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=38248962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005355762A Expired - Fee Related JP5152547B2 (ja) 2005-12-09 2005-12-09 整流子電動機およびそれを用いた電動工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5152547B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183103A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバステータ構造
JP2009296803A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hitachi Koki Co Ltd 整流子電動機の電機子、およびそれを備える電動工具

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332197U (ja) * 1989-08-07 1991-03-28
JPH0533666U (ja) * 1991-10-04 1993-04-30 純一 高崎 回転子
JPH05508530A (ja) * 1990-06-23 1993-11-25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 摩滅性塵埃を含む空気中で強制換気される高速電気モータ用電機子
JPH06233510A (ja) * 1993-02-02 1994-08-19 Mitsubishi Electric Corp 電動送風機
JPH0754727A (ja) * 1993-08-18 1995-02-28 Mitsubishi Electric Corp 電動燃料ポンプおよびその回転子の合成樹脂成型方法
JPH07123618A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Shibaura Eng Works Co Ltd シリースモータ
JPH08182258A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Aisan Ind Co Ltd 電動フュ−エルポンプ
JPH08233510A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Tokyo Gas Co Ltd 二重管の近接距離測定方法
JPH11275820A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Asmo Co Ltd 電機子のコンミテータ
JP2000125517A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Mitsuba Corp コミテータおよびその製造方法
JP2002315280A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Mitsuba Corp 電動機用アマチュアおよびその製造方法
JP2004201366A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Hitachi Koki Co Ltd 整流子モータ
JP2005533475A (ja) * 2002-07-12 2005-11-04 ブラック アンド デッカー インク 封入コイル構造を有するダイナモエレクトリック機械

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332197U (ja) * 1989-08-07 1991-03-28
JPH05508530A (ja) * 1990-06-23 1993-11-25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 摩滅性塵埃を含む空気中で強制換気される高速電気モータ用電機子
JPH0533666U (ja) * 1991-10-04 1993-04-30 純一 高崎 回転子
JPH06233510A (ja) * 1993-02-02 1994-08-19 Mitsubishi Electric Corp 電動送風機
JPH0754727A (ja) * 1993-08-18 1995-02-28 Mitsubishi Electric Corp 電動燃料ポンプおよびその回転子の合成樹脂成型方法
JPH07123618A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Shibaura Eng Works Co Ltd シリースモータ
JPH08182258A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Aisan Ind Co Ltd 電動フュ−エルポンプ
JPH08233510A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Tokyo Gas Co Ltd 二重管の近接距離測定方法
JPH11275820A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Asmo Co Ltd 電機子のコンミテータ
JP2000125517A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Mitsuba Corp コミテータおよびその製造方法
JP2002315280A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Mitsuba Corp 電動機用アマチュアおよびその製造方法
JP2005533475A (ja) * 2002-07-12 2005-11-04 ブラック アンド デッカー インク 封入コイル構造を有するダイナモエレクトリック機械
JP2004201366A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Hitachi Koki Co Ltd 整流子モータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183103A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバステータ構造
JP2009296803A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hitachi Koki Co Ltd 整流子電動機の電機子、およびそれを備える電動工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5152547B2 (ja) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI238098B (en) Electric tool and its insulating method
US8986076B2 (en) Direct motor-drive portable angle grinder
JP2010269409A (ja) ディスクグラインダ
US3452226A (en) Portable power tool of compact construction
AU2006289794B2 (en) Electric motor and electric tool with the same
JP5257658B2 (ja) 整流子電動機の電機子、およびそれを備える電動工具
JP5152547B2 (ja) 整流子電動機およびそれを用いた電動工具
JP2009118676A (ja) 電動工具
CN104227673A (zh) 具有电动驱动装置和至少一个第一壳体部件的手工工具机
US20220173633A1 (en) Brushless Direct Current Motor of a Hand-Held Power Tool
CN114600348A (zh) 用于电加工器具的轴向磁通机以及具有轴向磁通机的电加工器具
JP2017169330A (ja) 電動工具
CN210724523U (zh) 一种多段轭宽的电动工具用电机
JP2010017056A (ja) 電動工具
JP2015027171A (ja) 固定子コア片、電動モータ、及び電動工具
CN211151631U (zh) 一种手持式电动工具用电机
CN206992825U (zh) 永磁直流电机及食物处理机
CN211151782U (zh) 一种手持式电动工具用电机
KR101149855B1 (ko) 모터의 스테이터
CN217883046U (zh) 一种电机、手持式电动工具
JP2002154042A (ja) 手持形ディスクグラインダ
JP2007295757A (ja) 回転電機
US20050093383A1 (en) Fan motor
KR101143994B1 (ko) 모터의 스테이터
KR101185040B1 (ko) 모터의 스테이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees