JP2007166091A - 受信装置及び受信周波数の制御方法 - Google Patents

受信装置及び受信周波数の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】AFC(自動周波数制御)動作をより効果的又は効率的に行うことができるようにする技術を提供する。
【解決手段】受信周波数の基準となる周波数を出力する電圧制御型の発振手段36と、受信した周波数に対する前記受信周波数のずれ量を検出する周波数ずれ検出手段26と、周波数のずれ量を補償すべく、発振手段に印加する制御電圧を調整する制御電圧調整手段26とを備えた受信装置において、周波数ずれ検出手段が検出する第1及び第2の周波数ずれ量並びにこれらの周波数ずれ量に係る前記制御電圧の差に基づき、発振手段の制御電圧に対する感度を算出する手段26を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信した周波数に対する装置の受信周波数のずれ量を補償すべく、電圧制御発振器へ付与する制御電圧を調整するようにした受信装置及び受信周波数の制御方法に関する。
従来、デジタル無線機においては、周波数の利用効率や復調時の誤り特性の改善のために、受信周波数を、変動する相手側の送信周波数に追従させる自動周波数制御(以下、「AFC」という。)が行われている。このAFCにおいては、受信フレームに含まれるフレームシンクワード(以下、「FSW」という。)に基づいて、相手側の送信周波数と自身の受信周波数とのずれ量を検出し、このずれ量を、受信周波数を決定する局部発振回路にフィードバックし、局部発振周波数を調整するようにしている。
局部発振回路における基準発振信号の生成には、電圧制御型の温度補償水晶発振器(以下、「VCTCXO」という。)が使用される場合が多い。この場合、VCTCXOに対し、所定の制御用の端子(以下、「VC端子」という。)を介して付与する周波数制御電圧(以下、「VC電圧」という。)を変化させることにより、局部発振周波数を調整することができる。ただしその際、隣接チャンネルを受信することがないように、本来の受信周波数を中心とする、調整可能な周波数幅を制限する必要がある。
図2はこの調整可能周波数幅の制限の様子を例示する。この例では、チャンネルスペースが6.25[kHz]、受信周波数f0が485[MHz]、受信用バンドパスフィルタ(RX_BPF)の帯域幅が4[kHz]、調整可能な周波数範囲がf0±1.9[kHz]となっている。ここで、第1局部発振周波数が425.15[MHz]であるとすれば、1.9[kHz]は第1局部発振周波数の4.47[ppm]となる。この場合、VCTCXOにおけるVC感度のスペックが図3のようであるとすれば、VC電圧における調整可能幅は±0.3[V](≒4.47/15)となる。この算出に、VC感度の最大値である15[ppm/V]を使用したのは、実際のVC感度の値が分からないからである。
なお、これに関連する技術として、特許文献1には、温度補償水晶発振器の温度補償を行うに際し、検出された温度が温度補償範囲内である場合には、その温度に対応する温度補償データにより温度補償を行い、温度補償範囲外である場合には、演算により近似的に取得した温度補償データにより温度補償を行うようにした技術が記載されている。
特開平4−236508号公報
しかしながら、上述の従来技術に係るAFC技術によれば、調整可能幅が実際のVC感度に対応していないので、次のような不都合が生じる。ただし簡単のため、調整可能範囲は初期の第1局部発振周波数から±15[ppm]までの範囲に制限されるものとする。この場合、VC電圧における調整可能幅は、VC感度を15[ppm/V]としているので、±1[V]となる。この幅に調整可能幅を制限した場合、実際のVC感度が図3のスペックにおける最小値の9[ppm/V]であるとすれば、9[ppm]しか変化させることができないので、相手側の送信周波数が実際の制限幅内のものであっても、それに追従できなくなるおそれがある。
図4(b)は、このように、実際のVC感度が図3のスペックにおける最小値である場合のAFC動作を示す。すなわち、まず、最初のFSW(フレームシンクワード)による周波数ずれ量の検出結果が−10[ppm]であるとすると、これを補正するために、図3のVC感度スペックにおける最大値15[ppm/V]を用い、VC電圧を10/15[V]変化させる。しかしながら、実際のVC感度は9[ppm/V]であるので、次のFSWによる周波数ずれ量の検出結果は−4[ppm](=−10+9×(10/15))となる。そこで、これを補正するために、さらに、VC電圧を4/15[V]変化させる。すると、次のFSWによる周波数ずれの検出結果は−1.6[ppm](=−4+9×(4/15))となる。
そこでこれを補正するために、さらにVC電圧を1.6/15[V]変化させたいが、この時点では1/15[V]変化させるだけで、最初からの変化量が1[V]となってしまい、VC電圧における調整可能幅±1[V]に達するので、1/15[V]だけを変化させることになる。すると、次のFSWによる周波数ずれの検出結果は、−1.0[ppm]となる。これ以上は調整可能幅の制限によりVC電圧を変化させることはできないので、結局のところ、−1.0[ppm]の誤差が残り、完全には周波数のずれを補正することはできない。つまり、デジタル無線機が補正に使用するVC感度は15[ppm/V]であるのに対し、実際のVC感度は9[ppm/V]であり、かつVC電圧における初期値を中心とする調整可能範囲の制限が±1[V]であるため、ずれ量が0[ppm]となる目的の周波数から−1[ppm]の点までしか調整することができない。
この問題を少しでも解決するために、従来、常温でのVC感度を測定し、その結果を調整値としてメモリに記憶させたり、温度に応じたVC感度の変化を記録した温度テーブルを設け、温度に応じてVC感度の補正を行ったりしている。しかし、これによれば、工程の増加やコストの上昇を招くことになる。また、このような方策を実施しても、実際のVC感度と装置が使用するVC感度には多少のずれが生じるので、周波数ずれを完全に補償するには数フレームを要する。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、AFC動作をより効果的又は効率的に行うことができるようにする技術を提供することにある。
上記目的を達成するための第1の発明は、受信周波数の基準となる周波数を出力する電圧制御型の発振手段と、受信した周波数に対する受信周波数のずれ量を検出する周波数ずれ検出手段と、周波数のずれ量を補償すべく、発振手段に印加する制御電圧を調整する制御電圧調整手段とを備えた受信装置に関する。この受信装置は、周波数ずれ検出手段が検出する第1及び第2の周波数ずれ量に並びにこれらの周波数ずれ量に係る前記制御電圧の差に基づき、発振手段の制御電圧に対する感度を算出する手段を具備することを特徴とする。ここで、発振手段としては、たとえば、電圧制御温度補償水晶発振器が該当する。受信装置としては、たとえば、デジタル無線機に使用されるものが該当する。
この構成において、周波数ずれ量の補償は、発振手段の制御電圧に対する感度を用い、周波数ずれ量に対応する分だけ、制御電圧を変化させることにより行うことができる。この感度の値としては、たとえば、発振手段のスペックとして与えられている値を用いることができる。しかしこの感度は、実際の感度とは異なる場合が多い。したがってこの感度を使用して補償を行うための制御電圧の変化量を見積る場合、精確な見積りを行うことができない。このため、検出された周波数ずれ量について1度補償を行った後、再度周波数ずれを検出し、これを補償するという動作を何回か繰り返す必要がある。
また、その場合、隣接チャンネルを受信しないように、制御電圧の調整は、初期の値から所定の調整可能範囲を超えない範囲において行う必要がある。したがって、感度としては、スペックとして与えられている感度のうち最大のものを使用することになる。しかしそうすると、完全な補償が完了する前に、実際には調整可能範囲を超えていないのに、超えたと判定される場合があり、その場合には精確な補償を行うことができない。
この点、本発明によれば、第1及び第2の周波数のずれ量が検出されると、それらの周波数ずれ量及びそれらの周波数ずれ量の検出時に印加していた制御電圧の差に基づき、発振手段の制御電圧に対する実際の感度が算出されるので、これを用いることにより、制御電圧の調整可能範囲を誤って見積ることなく、直ちに精確な補償を行うことができる。
第2の発明に係る受信装置は、第1発明において、第2周波数ずれ量は、第1周波数ずれ量を補償すべく、制御電圧の調整が行われた結果として検出されるものであることを特徴とする。
第3の発明に係る受信装置は、第1又は第2発明において、制御電圧調整手段は前記算出により得られる感度に基づき、制御電圧の調整を行うものであることを特徴とする。
第4の発明に係る受信装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、周波数ずれ検出手段は受信したフレームの同期ワードに基づいて周波数ずれ量の検出を行うものであり、第2周波数ずれ量は、第1周波数ずれ量を補償すべく制御電圧を変更してから受信したフレームの同期ワードに基づくものであることを特徴とする。
第5の発明に係る受信装置は、第4発明において、第1周波数ずれ量を補償するための制御電圧の変更は、発振手段の感度スペックにおける感度の最大値を用いて行われることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
第6の発明に係る受信周波数の制御方法は、受信周波数の基準となる周波数を出力する電圧制御型の発振手段と、受信したフレームの同期ワードに基づいて、受信した周波数に対する前記受信周波数のずれ量を検出する周波数ずれ検出手段と、前記周波数のずれ量を補償すべく、発振手段に印加する制御電圧を調整する制御電圧調整手段とを備えた受信装置における受信周波数の制御方法に関する。この制御方法は、受信した第1のフレームの同期ワードに基づき第1の周波数ずれ量を検出する工程と、前記発振手段の感度スペックにおける感度の最大値を用いて、前記第1周波数ずれ量を補償すべく、前記制御電圧の調整を行う調整工程と、前記調整工程後に受信した第2のフレームの同期ワードに基づいて第2の周波数ずれ量を検出する工程と、前記第1及び第2周波数ずれ量並びにこれらの周波数ずれ量に係る前記制御電圧の差に基づき、前記発振手段の制御電圧に対する感度を算出する工程と、前記算出により得られた感度に基づき、前記第2周波数ずれ量を補償すべく、前記制御電圧の調整を行う工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、算出される発振手段の感度を用いることにより、制御電圧の調整可能範囲を少な目に見積ってしまうことにより調整不能な周波数ずれ部分を残してしまうことなく、直ちに周波数ずれ量を補償することができる。したがって、AFC動作をより効果的又は効率的に行うことができる。
図1は本発明の一実施形態に係るデジタル無線機の構成を示すブロック図である。同図において、11はアンテナに接続されたローパスフィルタ、12はローパスフィルタ11の出力側に接続されたバンドパスフィルタ、13はバンドパスフィルタ12に接続されたアンプ、14はアンプ13に接続されたバンドパスフィルタ、15はバンドパスフィルタ14に接続されたミクサ、16はミクサ15に第1局部発振信号を供給する電圧制御発振器、17はミクサ15に接続されたモノリシック・クリスタル・フィルタであるバンドパスフィルタ、18はバンドパスフィルタ17に接続されたアンプ、19はバンドパスフィルタ18に接続されたミクサ、20は所定の発振信号を供給する水晶発振器、21は水晶発振器20の出力を3倍の周波数に変換してミクサ19に供給する逓倍器、22はミクサ19に接続されたバンドパスフィルタ、23はバンドパスフィルタ22に接続されたアンプ、24はアンプ23に接続されたバンドパスフィルタ、25はバンドパスフィルタ24に接続されたアンプ、26はアンプ25に接続されたDSP(デジタルシグナルプロセッサ)、27はDSP26に接続されたアンプ、28はアンプ27に接続されたスピーカである。
29は音波を音声信号に変換するマイク、30はマイク29からの音声信号を増幅してDSP26に供給するアンプ、31はDSP26に所定の発振信号を供給する水晶発振器、32はDSP26に接続された電圧制御発振器、33は電圧制御発振器32に接続されたアンプ、34はアンプ33に接続されたアンプ、そして35はバンドパスフィルタ11への接続をバンドパスフィルタ12又はアンプ34間で切り替えるアンテナスイッチである。また、36は所定の基準周波数を発生するVCTCXO(電圧制御機能付き温度補償型水晶発振器)、37はVCTCXO36からの基準周波数に同期した所定周波数の信号をVCO16及び32において出力させるPLL回路である。VCTCXO36が発振する基準周波数は、DSP26からのVC電圧により制御される。
この構成において、受信時にはアンテナスイッチ35はバンドパスフィルタ12側に切り替えられる。アンテナで受信した信号は、ローパスフィルタ11及びバンドパスフィルタ12により不要な信号が除去され、さらにアンプ13及びバンドパスフィルタ14を経て、ミクサ15に供給される。ミクサ15に供給される受信信号は、電圧制御発振器16から供給される390.15〜460.15[MHz]の第1局部発振信号と混合され、59.85[MHz]の第1中間周波信号に変換される。
第1中間周波信号はバンドパスフィルタ17及びアンプ18を経てミクサ19に供給され、逓倍器21から供給される59.394[MHz]の第2局部発振信号と混合されて456[kHz]の第2中間周波信号に変換される。第2中間周波信号は、バンドパスフィルタ22、アンプ23、バンドパスフィルタ24、及びアンプ25を経てDSP26に供給され、処理される。処理された信号は、アンプ27を経てスピーカ28に供給され、音波に変換される。
一方、送信時には、アンテナスイッチ35はアンプ34側に切り替えられる。そして、ユーザの発話による音波はマイク29により音声信号に変換され、アンプ30を経てDSP26に供給され、処理される。DSP26により処理された信号は電圧制御発振器32において450〜520[MHz]の局部発振信号と混合されて無線周波数に変換され、アンプ33及び34並びにローパスフィルタ11を経てアンテナに供給される。
この間、受信に際しては、図2を用いて上述したように、相手側の送信周波数に対し、受信周波数が追従するように制御するAFC(自動周波数制御)動作が行われる。これを実現するために、DSP26は相手側の送信周波数に対する受信周波数のずれ量(以下、単に「周波数ずれ量」という。)を検出し、この周波数ずれ量を、これに対応するVC電圧における変化量としてVCTCXO36にフィードバックすることにより、VCO16からの第1局部発振周波数を制御する。
図4(a)はこのAFC動作を示す。同図においては、受信電波を復調して順次得られるフレームが示されており、各フレームはFSW(フレームシンクワード)41及びデータ(DATA)42により構成される。各フレームについて、FSWに基づいて検出される周波数ずれ量をFSWの検出結果として示してある。また、各FSWの検出結果に基づいてフィードバックされるVC電圧の変化量が示されている。なお、VCTCXO36のVC感度のスペックは図3のとおりであり、実際のVC感度は9[ppm/V]であるものとする。また、調整可能な周波数の範囲は初期の発振周波数から±15[ppm]であるものとする。
まず、DSP1は図中の1フレーム目のFSWに基づき、周波数ずれ量を検出する。検出結果が−10[ppm]であるとすると、これを補償するために、受信周波数を10[ppm]だけ変化させる必要がある。そこでまず、実際のVC感度が未知であるため、VC感度のスペックにおける最大値15[ppm/V]を用い、VC電圧を10/15[V]変化させる。
次に、この変化後のVC電圧の状態で受信される2フレーム目のFSWに基づいて周波数ずれ量を検出する。実際のVC感度は9[ppm/V]であるので、検出結果は−4[ppm](=−10+9×(10/15))となる。この時点で、実際のVC感度を計算により求める。VC感度はこの場合、(10−4)/(10/15)により求めることができ、9[ppm/V]となる。
そこでこの時点では、このVC感度を用い、VC電圧を4/9[V]だけ変化させる。これによりずれ量は完全に補償され、ゼロとなる。次に、3フレーム目のFSWに基づいて周波数ずれ量を検出する。検出結果は、周波数ずれ量が既に補償されているので、ゼロとなる。4フレーム目以降の検出においても、周波数ずれ量はゼロとなる。すなわち、3フレーム目の検出時には、相手側の送信周波数に対して第1局部発振周波数を適合させることができていたことになる。
なお、VC電圧における調整可能な範囲は、調整可能な周波数範囲を初期値から±15[ppm]としたので、VC感度が15[ppm/V]であると想定した場合には初期値から±1[V]の範囲となるが、実際には、VC感度が9[ppm/V]であるので、初期値から±(15/9)[V]、すなわち約±1.67[V]となる。したがって、図4(a)の例では、調整に要したVC電圧の変化量は10/9(=10/15+4/9)[V]であり、VC電圧の調整可能範囲に制限されることなく、調整を行うことができたことになる。
本実施形態によれば、FSWに基づく周波数ずれ量の検出を2回行うだけで、実際のVC感度を求め、これに基づいて相手側の送信周波数に対し、受信周波数を完全に同調させることができる。
また、FSWに基づく周波数ずれ量の検出結果を用い、計算により使用時の周囲温度に応じた精確なVC感度を求め、対応するVC電圧の変化量を得ることができるので、温度テーブル等を使用することなく、精確なAFCを行うことができる。
また、精確なVC感度を求めることができるので、VC電圧の調整可能範囲を実際よりも小さな値に設定してしまい、周波数ずれ量を除去することができなくなるといった事態を回避することができる。
本発明の一実施形態に係るデジタル無線機の構成を示すブロック図である。 AFC(自動周波数制御)において調整可能周波数幅が制限される様子を例示する図である。 VCTCXOにおけるVC感度のスペックを例示する図である。 図1の装置におけるAFC動作を従来の場合と比較して例示する図である。
符号の説明
11:ローパスフィルタ、12,14,17,22,24:バンドパスフィルタ、13,18,23,25,27,30,33,34:アンプ、15,19:ミクサ、16:受信側電圧制御発振器(VCO)、20:水晶発振器、21:逓倍器、26:DSP、28:スピーカ、29:マイク、31:水晶発振器、32:送信側電圧制御発振器(VCO)、35:アンテナスイッチ。

Claims (6)

  1. 受信周波数の基準となる周波数を出力する電圧制御型の発振手段と、
    受信した周波数に対する前記受信周波数のずれ量を検出する周波数ずれ検出手段と、
    前記周波数のずれ量を補償すべく、前記発振手段に印加する制御電圧を調整する制御電圧調整手段とを備えた受信装置において、
    前記周波数ずれ検出手段が検出する第1及び第2の周波数ずれ量並びにこれらの周波数ずれ量に係る前記制御電圧の差に基づき、前記発振手段の制御電圧に対する感度を算出する手段を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 前記第2周波数ずれ量は、前記第1周波数ずれ量を補償すべく、前記制御電圧の調整が行われた結果として検出されるものであることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記制御電圧調整手段は前記算出により得られる感度に基づき、前記制御電圧の調整を行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 前記周波数ずれ検出手段は、受信したフレームの同期ワードに基づいて前記周波数ずれ量の検出を行うものであり、
    前記第2周波数ずれ量は、前記第1周波数ずれ量を補償すべく前記制御電圧を変更してから受信したフレームの同期ワードに基づくものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記第1周波数ずれ量を補償するための制御電圧の変更は、前記発振手段の感度スペックにおける感度の最大値を用いて行われることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 受信周波数の基準となる周波数を出力する電圧制御型の発振手段と、
    受信したフレームの同期ワードに基づいて、受信した周波数に対する前記受信周波数のずれ量を検出する周波数ずれ検出手段と、
    前記周波数のずれ量を補償すべく、前記発振手段に印加する制御電圧を調整する制御電圧調整手段とを備えた受信装置における受信周波数の制御方法であって、
    受信した第1のフレームの同期ワードに基づき第1の周波数ずれ量を検出する工程と、
    前記発振手段の感度スペックにおける感度の最大値を用いて、前記第1周波数ずれ量を補償すべく、前記制御電圧の調整を行う調整工程と、
    前記調整工程後に受信した第2のフレームの同期ワードに基づいて第2の周波数ずれ量を検出する工程と、
    前記第1及び第2周波数ずれ量並びにこれらの周波数ずれ量に係る前記制御電圧の差に基づき、前記発振手段の制御電圧に対する感度を算出する工程と、
    前記算出により得られた感度に基づき、前記第2周波数ずれ量を補償すべく、前記制御電圧の調整を行う工程とを具備することを特徴とする受信周波数の制御方法。

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