JP2007164097A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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隆史 内田
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Abstract

【課題】装置筐体の薄型化を図りつつ、軽量化,筐体強度及び精度を確保した投射型画像表示装置を提供する。
【解決手段】光源と、表示素子と、投射レンズと、光源,表示素子及び投射レンズを収納する筐体を有する投射型画像表示装置において、筐体に突出孔を設け、投射レンズの周縁が突出孔から突出する突出位置、又は、投射レンズの周縁が突出孔より退入する退入位置に投射レンズを回動させる回動手段を設け、投射レンズを突出位置に回動させた場合、投射レンズが光源からの光を投射するように構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、投射型画像表示装置に関し、特に装置筐体を薄型にできる投射型画像表示装置に関する。
図13は従来の投射型画像表示装置の内部構成を説明する模式図である。従来の投射型画像表示装置は、図13に示すように、光源91より出た光を透過型又は反射型の表示素子92に照射する。照射光は、表示素子92により画像又は文字等の映像光に変調されて出射される。投射レンズ系93は、光軸93aが表示素子92の光軸92aよりも距離S上方の位置になるようにオフセットされている。映像光は、投射レンズ系93に光軸93aに対し平行に入射され、投射レンズ系93で屈折して上向きの角度へ出射されるようなっている。
このように、従来の投射型画像表示装置は、投射レンズ系93がオフセットされているので、映像光を上向きの角度で出射でき、本体9より上方に位置するスクリーンに光を投射できる一方で、筐体90はオフセットの距離Sに比例した量S’だけ厚みが増えていた。
一方、投射型画像表示装置は、モニタ上の画面を大きなスクリーン画面に投射して多数の者に閲覧させることができ、社内での会議,客先での商談,学会若しくは研修等においてプレゼンテーションをするための手段、又は、店舗,ショールーム若しくは個人的な上映会で臨場感あふれる空間を演出するための手段として極めて有効である。そのため、市場では、会議室や研修場に常設しておくに止まらず、外出先での打ち合わせ、商談等の場所への持ち出し、又は、配置場所を自由に移動させて、積極的に利用できるようにすることが望まれており、薄型・軽量化にして可搬性又は携帯性を高めた投射型画像表示装置が要求されている。
そこで、例えば、薄型化した第1筐体に、投射レンズを内蔵する第2筐体を昇降できる昇降ユニットを介して係止しておき、装置の使用時には第2筐体を上昇させて第2筐体が内蔵する投射レンズ及び第1筐体が内蔵する光源の間にオフセットを確保し、装置の不使用時には第2筐体を降下させて第1筐体に収納して薄型化を確保した投射型画像表示装置がある(特許文献1)。
特開2005−107062号公報
しかしながら、特許文献1に記載された投射型画像表示装置にあっては、複数の筐体を組み合わせる構成であるため、例えば、携帯時に衝撃が生じた場合、第1筐体,第2筐体,又は、第1筐体及び第2筐体を係止する昇降ユニットのいずれにも負荷がかかり、いずれかの間で歪みが発生すれば投射レンズと光源との間で正確なオフセットが確保出来なくなる。従って、特許文献1に記載された投射型画像表示装置は外乱に対する筐体強度が低く、携帯時にはユーザは細心の注意が必要になり、様々な場所へ気軽に持ち運びすることができない。
また、当該装置にあっては、昇降動作を行っても投射レンズと光源との間のオフセットが正確になるように、別途専用のユニットが必要になり、部品数が多くなって筐体を薄型化する一方で軽量化が阻害されてしまう。
また、当該装置のように、オフセットされた投射レンズが光源の光を屈折させて光軸に対し上向へ出射する構造にあっては、投射レンズの出射面の下端領域が屈折させた光を透過させない不使用状態になり、投射レンズが筐体内部の空間を無駄に占領している。
更にまた、当該装置を含む従来の投射型画像表示装置にあっては、被投射体であるスクリーンとの間の焦点を調整するために焦点調整手段が必須の構成であり、焦点調整手段を含めて筐体の薄型化及び軽量化を考える必要がある。
以上のように、当該装置を含む従来の投射型画像表示装置は、オフセットを確保しつつ筐体を薄型化しているが、軽量化,強度及び精度の問題を併せて解消させていない。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであって、一つの筐体内で高さを変更することなく、光軸との平行軸を中心に投射レンズを筐体から突出させる突出位置又は筐体へ退入させる退入位置に回動させることにより、装置筐体の薄型化を図り、併せてオフセットが正確になるユニットを設けることなく部品数を抑えて軽量化を図り、装置の強度を確保することが出来る投射型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一つの筐体内で高さを変更することなく、不使用領域を除いた長手方向及び短手方向を有する外形を備えた投射レンズを筐体から突出させる突出位置又は筐体へ退入させる退入位置に回動させることにより、装置筐体の薄型化を図り、併せてオフセットが正確になるユニットを設けることなく部品数を抑えて軽量化を図り、装置の強度を確保することが出来る投射型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一つの筐体内で高さを変更することなく、不使用領域を除いた円弧及び該円弧の両端を結ぶ弦とからなる輪郭を有する部分円形状をなしている投射レンズを筐体から突出させる突出位置又は筐体へ退入させる退入位置に回動させることにより、装置筐体の薄型化を図り、併せてオフセットが正確になるユニットを設けることなく部品数を抑えて軽量化を図り、装置の強度を確保することが出来る投射型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、投射レンズが光を投射できる位置に回動した場合、光源に電力が供給されるよう制御することにより、ユーザの操作を簡略にした投射型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、動力源から伝達された動力によって投射レンズを回動することにより、別途手動で投射レンズを回動させる手間を省いた投射型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、周縁にラック軸が近接された投射レンズの回動に応じてラック軸の歯が伝達手段の歯と噛み合って、焦点調整のための動力が伝達されることにより、少ない部品数で回動及び焦点調整の制御が出来る投射型画像表示装置を提供することにある。
更にまた、本発明の他の目的は、回動伝達ギヤ及び伝達ギヤと着脱する係断ギヤすることにより、少ない部品数で回動制御が出来る投射型画像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る投射型画像表示装置は、光源と、該光源からの光を映像光に変調する表示素子と、映像光を装置から被投射体に投射する投射レンズと、前記光源,表示素子及び投射レンズを収納する筐体とを有する投射型画像表示装置において、前記筐体は、突出孔を備え、前記投射レンズの周縁が前記突出孔から突出する突出位置、又は、前記投射レンズの周縁が前記突出孔より退入する退入位置に前記投射レンズを光軸との平行軸を中心に回動する回動手段を備え、前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記投射レンズが前記光源からの光を投射するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、投射レンズを筐体から突出させる突出位置に設けることにより、薄型筐体においても投射レンズのオフセットを確保する一方で、投射レンズを光軸との平行軸を中心に回動させて凸部のない薄型筐体内に退入させることにより、可搬性及び携帯性が高まる。
また、筐体が複数に分離しておらず、外乱に対する筐体強度が低下しない。
また、昇降動作を行うことなく、一定の高さに配置された投射レンズを回動させるので、昇降動作による高さのズレが生じることなく、また、投射レンズの高さを正確に制御するユニットも不要である。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、光源と、該光源からの光を映像光に変調する表示素子と、映像光を装置から被投射体に投射する投射レンズと、前記光源,表示素子及び投射レンズを収納する筐体とを有する投射型画像表示装置において、前記投射レンズは、長手方向及び短手方向を有する外形を備え、前記筐体は、突出孔を備え、前記投射レンズの長手方向が前記突出孔の開口面と交差する方向を向くようにして前記投射レンズが前記突出孔から突出する突出位置、又は、前記投射レンズの短手方向が前記突出孔の開口面と交差する方向を向くようにして前記投射レンズが前記突出孔より退入する退入位置に前記投射レンズを光軸を中心に回動させる回動手段を備え、前記回動手段が投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記投射レンズが前記光源からの光を投射するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、投射レンズを筐体から突出させる突出位置に設けることにより、薄型筐体においても投射レンズのオフセットを確保させる一方で、投射レンズを回動させて短手方向を前記突出孔の開口面と交差する方向を向くよう凸部のない薄型筐体内に退入させることにより、可搬性及び携帯性が高まる。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記投射レンズは、円弧及び該円弧の両端を結ぶ弦とからなる外形を有する部分円形状をなし、前記回動手段は、前記突出位置にて円弧がなす周縁が前記突出孔から突出し、前記退入位置にて弦がなす周縁が前記突出孔に対向するよう前記投射レンズを回動させるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、円弧及び該円弧の両端を結ぶ弦とからなる投射レンズを、該投射レンズの円弧がなす周縁が筐体から突出する突出位置に設けることにより、薄型筐体において投射レンズのオフセットを確保させる一方で、前記投射レンズを、弦がなす周縁を突出孔の開口面に対向する位置に回動させ凸部のない薄型筐体に退入させることにより、可搬性及び携帯性が高まる。
また本発明に係る投射型画像表示装置は、前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記光源に電力を供給するよう制御する給電制御部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、投射レンズが光を投射できる位置に回動した場合、光源に電力が供給されることにより、ユーザが別途手動で光源に電力を供給する操作を行う必要がなくなる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、動力源と、該動力源の動力を伝達する伝達手段とを備え、前記動力が前記伝達手段を介して回動手段へ伝達するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、動力源から伝達された動力により投射レンズを回動することにより、ユーザが別途手動で投射レンズを回動させる必要がなくなる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記伝達手段は一又は複数の伝達ギヤにて構成されており、前記投射レンズを光軸方向に移動させて該投射レンズの焦点を調整する焦点調整手段と、前記投射レンズの周縁に近設され、前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合に前記伝達ギヤの歯と噛合し、投射レンズを光軸方向に移動させるラック軸とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、投射レンズの回動位置に応じて焦点調整を行うラック軸に動力が伝達されることにより、焦点調整の制御がされる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記回動手段は、前記投射レンズの周縁に周設された回動伝達ギヤを有しており、前記回動伝達ギヤ及び前記伝達ギヤと着脱し、該回動伝達ギヤ及び伝達ギヤの伝達の係断を行う係断ギヤを備え、前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記係断ギヤは前記回動伝達ギヤ及び伝達ギヤから離脱するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、投射レンズの回動位置に応じて係断ギヤが回動伝達ギヤ及び伝達ギヤと着脱することにより、回動のための動力の伝達が制御される。
本発明にあっては、投射型画像表示装置において、投射レンズを薄型筐体から突出させてオフセットを確保しつつ、投射レンズを薄型筐体に退入させて装置の可搬性及び携帯性を高めることが出来る。また、外乱に対する筐体強度を低下させることなく、ユーザが装置を様々な場所へ気軽に持ち運んで利用することが出来る。更にまた、投射レンズの高さ制御等の部品を省いて装置の軽量化を図ることが出来る。
本発明にあっては、ユーザが別途手動で光源に電源を供給する操作が不要になり、ユーザの電源操作に対する操作容易性を高めることが出来る。
本発明にあっては、別途手動で投射レンズを回動する操作が不要になり、ユーザの回動操作に対する操作容易性を高めることが出来る。
本発明にあっては、回動の制御及び焦点調整の制御を、少ない部品数で行うことにより、筐体の薄型化及び軽量化を図ることが出来る。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
実施の形態1
まず、本発明に係る投射型画像表示装置の内部構成を説明する。図1は本発明に係る投射型画像表示装置の平面視からの内部構成を説明する模式図,図2は本発明に係る投射型画像表示装置の側面視からの内部構造を説明する模式的断面図である。
図1中において1は、本発明に係る投射型画像表示装置である。本発明に係る投射型画像表示装置1は、突出孔11及び投射孔12を有する筐体10を有し、筐体10は電源20,ランプ21,リフレクタ22,インテグレータ23,カラーホイール24,照明レンズ25,ミラー26,米テキサスインスツルメンツ社が開発した反射型光制御素子Digital Micromirror Device(以下DMDという)27及び投射レンズ系30を収納している。
電源20から電力が供給された光源であるランプ21は光を放射する。放射した光はリフレクタ22により集光される。集光された光は色むらがあるため光インテグレータ23により光強度が均一化される。
インテグレータ23により光強度を均一化された光は、カラーホイール24によりR,G,Bの三原色に時分割される。カラーホイール24は、R,G,Bの色分離フィルターが配された円盤241及び該円盤を回転させるモータ242により構成され、モータ242が円盤241を回転させることで入射光を時分割にてR,G,Bの光に分割する。カラーホイール24により分割された光は、照明レンズ25により平行光とされ、これを照明光としてミラー26により反射され、表示素子であるDMD27へ照射される。
DMD27は、基板271上に可動式反射型光素子であるマイクロミラー272を多数有している。各マイクロミラー272は、駆動回路(図示せず)による駆動信号に従って傾きが切り替わる。
DMD27に入射した照明光は、マイクロミラー272が一の傾きの場合、映像光として投射レンズ系30へ出射され、他の傾きの場合、反射して不要光とされる。このように、各マイクロミラー272の駆動により照明光が変調され映像となる光が生成される。尚、映像の階調は、マイクロミラー272の反射方向の時間比により表現される。
DMD27により生成された映像光は、DMD27より出射され、投射レンズ系30へ照射される。
投射レンズ系30は、投射レンズ系30の光軸30aが光軸27aに対し距離T上方へ平行移動した位置にオフセットされ、更に投射レンズ系30が有するフォーカス群32が突出孔11を介して筐体10から突出するように配置されている。これにより、筐体10が薄型であっても距離Tのオフセットを確保している。
投射レンズ系30は、投射レンズとして平凹レンズ312,平凸レンズ313,両凸レンズ314,両凹レンズ322,両凸レンズ323及び平凹レンズ324を備え、入射した映像光を調整して投射する映像を拡大又は縮小するためのズーム群31と、投射レンズ系30に入射した映像光を調整して投射する映像の焦点を合わせるフォーカス群32とから構成される焦点調整手段を有する。
ズーム群31は、正面視(光軸30a方向視)円筒形状をしたズーム鏡筒311を備え、ズーム鏡筒311は軸方向の両端に夫々平凹レンズ312及び両凸レンズ314を、また、軸方向の中央部に平凸レンズ313を囲繞し保持している。ズーム群31は、ズーム鏡筒311の外周面が筐体10に内設された支持具13の内面に接着され、平凹レンズ312,平凸レンズ313及び両凸レンズ314の光軸31aが光軸30aと略一致する高さにて保持されている。
フォーカス群32は、正面視円弧及び該円弧の両端を結ぶ弦とからなる外形を有する部分円形状のフォーカス鏡筒321を備え、フォーカス鏡筒321は軸方向の両端に夫々同様に部分円形状をなす両凹レンズ322及び平凹レンズ324を、また、軸方向の中央部に両凸レンズ323を囲繞し保持している。即ち、投射レンズである両凹レンズ322等の周縁にはフォーカス鏡筒321が設けられている。フォーカス群32は、フォーカス鏡筒321の外周面が支持具13から延設された正面視U字形状の鏡筒支持具80の内面に沿って摺動出来るように嵌合され、両凹レンズ322,両凸レンズ323及び平凹レンズ324の光軸32bが光軸30aと略一致する高さにて保持されている。更に、フォーカス群32の光軸32aは、光軸32bと略一致している。つまり、光軸30a,光軸31a,軸線32a及び光軸32bのいずれも略一致している。
投射レンズ系30に入射した光は、投射レンズ系30が備える平凹レンズ312,平凸レンズ313,両凸レンズ314,両凹レンズ322,両凸レンズ323及び平凹レンズ324を屈折しながら透過し光軸30aに対して上向きの角度で出射し、投射孔12を介してスクリーン(図示せず)に投射される。これにより、投射型画像表示装置1より上方の位置にあるスクリーン上に画像が表示される。
次に、本発明に係る投射型画像表示装置が有する投射レンズ系30が有するフォーカス群32の構造について説明する。図3及び図6は本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の斜視図、図4及び図5は本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の側面図である。
フォーカス群32が有するフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面には、軸方向の略中央前端寄りに回動伝達ギヤ40が軸方向と直交するように曲面に沿って周設されている。即ち、回動伝達ギヤ40は、投射レンズである平凹レンズ324等の周縁に周設されている。
また、フォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面であり、かつ、軸方向前端付近には、ラック軸50が軸方向に固着されている。即ち、ラック軸50は、投射レンズである平凹レンズ324等の周縁に近接されている。
回動伝達ギヤ40及びラック軸50は、動力源であるモータ70が発生させた動力を、伝達手段である伝達ギヤ群60を介して伝達される。そして、回動伝達ギヤ40に動力が伝達された場合、フォーカス群32が光軸30aを中心として回動し、ラック軸50に動力が伝達された場合、フォーカス群32が光軸30a方向へ移動する。
伝達ギヤ群60は、動力ギヤ61,案内ギヤ62,63,係断ギヤ64,案内ギヤ65,回動入力ギヤ66及び移動入力ギヤ67により構成されている。モータ70の動力軸に軸着された動力ギヤ61は、モータ70が発生させた動力を案内ギヤ62に伝達する。案内ギヤ62は、伝達された動力を案内ギヤ63に伝達し、案内ギヤ63は、伝達された動力を係断ギヤ64及び移動入力ギヤ67に伝達する。
係断ギヤ64は、フォーカス群32の駆動を制御する制御部(図示せず)による駆動信号に従って可動する可動軸641に応じて案内ギヤ63及び案内ギヤ65と着脱するように可動する。
制御部(図示せず)は、図3に示すようにフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面を上向にする位置、又は、図6に示すようにフォーカス鏡筒321の外周面のうち弧がなす平面を上向にする位置に回動させる場合、図4に示すように、係断ギヤ64を案内ギヤ63及び案内ギヤ65と噛み合う位置に移動させる。係断ギヤ64は、案内ギヤ63から受けた動力を案内ギヤ65に伝達する。案内ギヤ65は、受け付けた動力を回動入力ギヤ66に伝達する。回動入力ギヤ66は、伝達された動力を回動伝達ギヤ40に伝達する。その結果、回動伝達ギヤ40に伝達された動力により、フォーカス群32は、光軸30aを中心として回動する。
一方、制御部(図示せず)は、フォーカス群32の回動を停止させる場合、図5に示すように、係断ギヤ64を案内ギヤ63及び案内ギヤ65から離脱する位置に移動させる。係断ギヤ64は、案内ギヤ63及び案内ギヤ65との噛合状態が解除される。その結果、回動伝達ギヤ40には動力が伝達されずフォーカス群32は回動を停止する。
また、図3に示すように、フォーカス群32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面が上向になる位置に回動させた場合、ラック軸50は移動入力ギヤ67と噛み合う位置にある。その結果、ラック軸50に動力が伝達され、フォーカス群32は光軸30a方向へ移動する。
一方、図6に示すように、フォーカス群32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち弦がなす平面が上向になる位置に回動させた場合、ラック軸50と移動入力ギヤ67との噛合が解除される。その結果、ラック軸50には動力が伝達されずフォーカス群32は移動を停止する。
次に、フォーカス群32を回動させた場合の本発明に係る投射型画像表示装置の外部状態について説明する。図7及び図8は本発明に係る投射型画像表示装置の斜視図である。
図7及び図8中において1は、本発明に係る投射型画像表示装置である。投射型画像常時装置1は、平面視矩形状の筐体10を有している。筐体10は、フォーカス群32よりやや厚い程度の薄型筐体である。また、筐体10は、上面10aの前端付近に、フォーカス群32が有するフォーカス鏡筒321を突出させる平面視矩形の突出孔11を備える。また、筐体10は、正面10bの高さ1/2より上方付近に、平凹レンズ324から出射された光を投射させるための投射孔12をフォーカス群32の正面視外形に沿う部分的円形にて設けてある。
フォーカス群32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面が上向になる位置に回動させた場合、図7に示すように、フォーカス群32は筐体10の突出孔11から円弧がなす曲面の一部が突出する突出位置になる。この場合、フォーカス群32が備える平凹レンズ324は、光軸30aに対して上向きの角度に出射し、投射孔12を介して投射型画像表示装置1より上方のスクリーン(図示せず)に投射して、スクリーン上に画像を表示する。
一方、フォーカス鏡筒32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち弦がなす平面が上向きになる位置に回動させた場合、図8に示すように、弦がなす平面と突出孔11とが対向して、フォーカス群32は筐体10の突出孔11より退入する退入位置になる。その結果、筐体10は、フォーカス群32が突出しない薄型状態になり、ユーザによる移動及び携帯を容易にさせる。
尚、実施の形態1では、投射型画像表示装置1を、DMD27を使った「DLPプロジェクター」を例として説明したが、これに限らず、R/G/Bの3原色のブラウン管を発光素子として使う「3管プロジェクター」,液晶素子を用いる「液晶プロジェクター」であってもよい。
実施の形態2
実施の形態1ではフォーカス群32がモータ70の動力により回動される例を示した。実施の形態2ではフォーカス群32の回動をユーザの手動により行う例を示す。図9は本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の一例を示した斜視図である。
フォーカス鏡筒321の外周面には、軸方向の略中央前端寄りにゴム製の回動誘導部41が軸方向と直交するように面に沿って周設されている。ユーザは、回動誘導部41を操作することによりフォーカス群32を手動で回動させることが出来る。
フォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面であり、かつ、軸方向前端付近に、ラック軸50が軸方向に固着されている。
ラック軸50は、動力源であるモータ70が発生させた動力が伝達手段である伝達ギヤ群60を介して伝達される。
伝達ギヤ群60は、動力ギヤ61,案内ギヤ62,63,移動入力ギヤ67により構成されている。即ち、実施の形態2においては、回動伝達ギヤ40,係断ギヤ64,案内ギヤ65及び回動入力ギヤ66が不要になり、部品数を減らすことが出来、更に軽量化を図ることが出来る。
回動誘導部41が操作されフォーカス群32がフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面が上向になる位置に回動された場合、ラック軸50は移動入力ギヤ67と噛み合う位置になる。その結果、ラック軸50に動力が伝達され、フォーカス群32は光軸30a方向へ移動する。
一方、回動誘導部41が操作されフォーカス群32がフォーカス鏡筒321の外周面のうち弦がなす平面が上向になる位置に回動された場合、ラック軸50と移動入力ギヤ67との噛合が解除される。その結果、ラック軸50には動力が伝達されずフォーカス鏡筒321は移動を停止する。
実施の形態3
実施の形態1ではフォーカス群32の回動位置とは関係なく電源20がオンされて電力が供給される例を示した。実施の形態3ではフォーカス群32の回動位置に応じて電源20をオンにして電力を供給する例を示す。図10は本発明に係る投射型画像表示装置において電力を供給する構造を示す模式図である。
フォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面であり、かつ、軸方向前端付近に、被検知体として磁石51が固着されている。
また、フォーカス群32の付近には、磁石51の磁力を検知した場合に信号を発する磁力検知センサ33が設置されている。
フォーカス群32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面が上向になる突出位置に回動させた場合、検知センサ33は磁石51の磁力を検知し給電制御部34への信号を発する。信号を受けた給電制御部34は電源20の電力をランプ21へ供給する制御を行う。その結果、電源20から電力を供給されたランプ21は、ユーザが別途手動で電源20をオンにすることなく光を放射する。
一方、フォーカス群32をフォーカス鏡筒321の外周面のうち弦がなす平面が上向になる退入位置に回動させた場合、検知センサ33は磁石51の磁力を検知できなくなり、給電制御部34への信号を中止する。信号が中止された給電制御部34はランプ21への電力供給を停止する制御を行う。その結果、電源20からの電源供給を停止されたランプは、ユーザが別途手動で電源20をオフにすることなく光の放射を停止する。
実施の形態4
実施の形態1では正面視部分円形状であるフォーカス群32を光軸30aを中心に回動させる例を示した。実施の形態4ではフォーカス群32が正面視円形であり光軸30aと平行する平行軸を中心に回動させる場合を示す。図11は本発明に係る投射型画像表示装置の側面視からの内部構成を説明する模式的断面図である。
投射レンズ系30は、入射した映像光を調整して投射する映像を拡大又は縮小するためのズーム群31と、投射レンズ系30に入射した映像光を調整して投射する映像の焦点を合わせるフォーカス群32とから構成される焦点調整手段を有する。
ズーム群31は、正面視円筒形状をしたズーム鏡筒311を備え、ズーム鏡筒311が軸方向の両端に夫々平凹レンズ312及び両凸レンズ314を、また、軸方向の中央部に平凸レンズ313を囲繞し保持している。ズーム群31は、ズーム鏡筒311の外周面が、筐体10内に設けられた支持具13の内面に接着され、平凹レンズ312,平凸レンズ313及び両凸レンズ314の光軸31aが光軸30aと略一致する高さにて保持されている。
フォーカス群32は、正面視円形状のフォーカス鏡筒321を備え、フォーカス鏡筒321が軸方向の両端に夫々円形状をなす両凹レンズ322及び平凹レンズ324を、また、軸方向の中央部に両凸レンズ323を囲繞し保持している。フォーカス群32は、回動するか、又は、軸方向に移動出来る。
フォーカス群32は、両凹レンズ322,両凸レンズ323及び平凹レンズ324の光軸32bが光軸30aと略一致する高さに保持されている。また、フォーカス群32の軸線32aは、光軸30aに対し下方に平行移動した平行軸である。そして、フォーカス群32は、平行軸である軸線32aを中心に回動、即ち、光軸30aに対して偏心して回動することにより、筐体10の突出孔11から突出又は突出孔11より退入する。
フォーカス鏡筒321の外周面及び軸線32aの距離Uとなる長手の方向が突出孔11の開口面と交差する方向を向くようにフォーカス群32を偏心回動させた場合、フォーカス群32は筐体10の突出孔11から突出する突出位置になる。
一方、フォーカス鏡筒321の外周面及び軸線32aの距離Vとなる短手の方向が突出孔11の開口面と交差する方向を向くようにフォーカス群32を偏心回動させた場合、フォーカス群32は筐体10の突出孔11より退入する退入位置になる。
実施の形態5
実施の形態1では、正面視部分円形状であるフォーカス群32を回動させる例を示した。実施の形態5では、正面視長手方向及び短手方向を有する外形を備えたフォーカス群32を回動させる場合を示す。図12は、本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の一例を示した正面図である。
フォーカス群32は、正面視長手方向及び短手方向を有する外形を有するフォーカス鏡筒321を備える。投射レンズである平凹レンズ324を囲繞し保持している。
フォーカス群32が有するフォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面には、軸方向の略中央前端寄りに回動伝達ギヤ40が軸方向と直交するように曲面に沿って周設されている。
また、フォーカス鏡筒321の外周面のうち円弧がなす曲面であり、かつ、軸方向前端付近には、ラック軸50が軸方向に固着されている。
回動伝達ギヤ40及びラック軸50は、動力源であるモータ70が発生させた動力を、伝達手段である伝達ギヤ群60を介して伝達される。そして、回動伝達ギヤ40に動力が伝達された場合、フォーカス群32が光軸30aを中心として回動し、ラック軸50に動力が伝達された場合、フォーカス群32が光軸30a方向へ移動する。
伝達ギヤ群60は、動力ギヤ61,案内ギヤ62,係断ギヤ64,回動入力ギヤ66,移動入力ギヤ67及び伝達ベルト68により構成されている。モータ70の動力軸に軸着された動力ギヤ61は、モータ70が発生させた動力を案内ギヤ62に伝達する。案内ギヤ62は、伝達された動力を係断ギヤ64及び移動入力ギヤ67に伝達する。
係断ギヤ64は、フォーカス群32の駆動を制御する駆動部(図示せず)による駆動信号に従って可動する可動軸641に応じて案内ギヤ62と着脱するように可動する。制御部(図示せず)が、係断ギヤ64を案内ギヤ62と噛み合う位置に移動させる場合、回動伝達ギヤ40に動力が伝達され、フォーカス群32は回動する。一方、係断ギヤ64を案内ギヤ62との噛合状態を解除する位置に移動させた場合、フォーカス群32の回動は停止する。
回動入力ギヤ66は、伝達ベルト68を介して係断ギヤ64から動力が伝達され、回動伝達ギヤ40に伝達する。回動入力ギヤ66は、可動軸661を備えており、正面視長手方向及び短手方向を有する外形を有するフォーカス群32の回動に応じて移動し、回動入力ギヤ40と常に噛合状態にある。
フォーカス群32は、長手方向が突出孔11の開口面と交差する位置に回動された場合、筐体10の突出孔11から突出する突出位置になる。また、ラック軸50は、移動入力ギヤ67と噛み合う位置になる。その結果、ラック軸50に動力が伝達され、フォーカス群32は光軸30a方向へ移動する。
一方、フォーカス群32は、短手方向が突出孔11の開口面と交差する位置に回動された場合、筐体10の突出孔11より退入する退入位置になる。また、ラック軸50は、移動入力ギヤ67との噛合が解除され、動力が伝達されずフォーカス群32は移動を停止する。
尚、上述した実施の形態においては、ズーム群31及びフォーカス群32を有する投射レンズ系30は、フォーカス群32が投射孔12の近くにある構成にしているが、これに限らず、ズーム群31の方を投射孔12の近くにある構成にするようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、フォーカス鏡筒321の回動及び移動をモータ70の動力のみで行っているが、これに限らず、回動及び移動のそれぞれに専用のモータを設けても良い。
また、ユーザが電源をオンにした場合、フォーカス群32を突出位置に回動させ、ユーザが電源をオフにした場合、フォーカス群32を退入位置に回動させるよう制御するようにしてもよい。これにより、ユーザの回動操作に対する操作負担が軽減される。
本実施の形態2乃至5は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を対してその詳細な説明は省略する。
本発明に係る投射型画像表示装置の平面視からの内部構成を説明する模式図である。 本発明に係る投射型画像表示装置の側面視からの内部構造を説明する模式的断面図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の斜視図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の側面図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の側面図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の斜視図である。 本発明に係る投射型画像表示装置の斜視図である。 本発明に係る投射型画像表示装置の斜視図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の一例を示した斜視図である。 本発明に係る投射型画像表示装置において電力を供給する構造を示す模式図である。 本発明に係る投射型画像表示装置の側面視からの内部構成を説明する模式的断面図である。 本発明に係る投射型画像表示装置が有するフォーカス群の一例を示した正面図である。 従来の投射型画像表示装置の内部構成を説明する模式図である。
符号の説明
10 筐体
11 突出孔
21 光源
30a 光軸
32a 軸線
322 両凹レンズ
323 両凸レンズ
324 平凹レンズ
34 給電制御部
40 回動伝達ギヤ
50 ラック軸
60 伝達ギヤ群
61 動力ギヤ
62,63 案内ギヤ
64 係断ギヤ
65 案内ギヤ
66 回動入力ギヤ
67 移動入力ギヤ
70 モータ

Claims (7)

  1. 光源と、該光源からの光を映像光に変調する表示素子と、映像光を装置から被投射体に投射する投射レンズと、前記光源,表示素子及び投射レンズを収納する筐体とを有する投射型画像表示装置において、
    前記筐体は、突出孔を備え、
    前記投射レンズの周縁が前記突出孔から突出する突出位置、又は、前記投射レンズの周縁が前記突出孔より退入する退入位置に前記投射レンズを光軸との平行軸を中心に回動する回動手段を備え、
    前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記投射レンズが前記光源からの光を投射するように構成してあることを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 光源と、該光源からの光を映像光に変調する表示素子と、映像光を装置から被投射体に投射する投射レンズと、前記光源,表示素子及び投射レンズを収納する筐体とを有する投射型画像表示装置において、
    前記投射レンズは、
    長手方向及び短手方向を有する外形を備え、
    前記筐体は、突出孔を備え、
    前記投射レンズの長手方向が前記突出孔の開口面と交差する方向を向くようにして前記投射レンズが前記突出孔から突出する突出位置、又は、前記投射レンズの短手方向が前記突出孔の開口面と交差する方向を向くようにして前記投射レンズが前記突出孔より退入する退入位置に前記投射レンズを光軸を中心に回動させる回動手段を備え、
    前記回動手段が投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記投射レンズが前記光源からの光を投射するように構成してあることを特徴とする投射型画像表示装置。
  3. 前記投射レンズは、円弧及び該円弧の両端を結ぶ弦とからなる外形を有する部分円形状をなし、
    前記回動手段は、前記突出位置にて円弧がなす周縁が前記突出孔から突出し、前記退入位置にて弦がなす周縁が前記突出孔に対向するよう前記投射レンズを回動させるように構成してあることを特徴する請求項2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記光源に電力を供給するよう制御する給電制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  5. 動力源と、
    該動力源の動力を伝達する伝達手段と
    を備え、
    前記動力が前記伝達手段を介して回動手段へ伝達するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記伝達手段は一又は複数の伝達ギヤにて構成されており、
    前記投射レンズを光軸方向に移動させて該投射レンズの焦点を調整する焦点調整手段と、
    前記投射レンズの周縁に近設され、前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合に前記伝達ギヤの歯と噛合し、投射レンズを光軸方向に移動させるラック軸とを備えることを特徴とする請求項5に記載の投射型画像表示装置。
  7. 前記回動手段は、前記投射レンズの周縁に周設された回動伝達ギヤを有しており、
    前記回動伝達ギヤ及び前記伝達ギヤと着脱し、該回動伝達ギヤ及び伝達ギヤの伝達の係断を行う係断ギヤを備え、
    前記回動手段が前記投射レンズを突出位置に回動させた場合、前記係断ギヤは前記回動伝達ギヤ及び伝達ギヤから離脱するように構成してあることを特徴とする請求項6に記載の投射型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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