JP5309621B2 - 調光装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、入射される光束の透過光量を調節する調光装置及びプロジェクタに関する。
従来、光源装置と、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する画像形成領域を有する光変調装置と、形成された画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタが知られている。このようなプロジェクタとして、投影画像におけるコントラストの向上等を目的として、光源装置から射出され、かつ、光変調装置の画像形成領域に入射する光束の光量を調整する調光装置を備えたプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の調光装置は、入射される光束の中心軸に対して対称配置される一対の遮蔽部材と、それぞれ遮蔽部材を保持するとともに、回動することで当該遮蔽部材を光束の光路内に介装させる一対の回動軸と、当該一対の回動軸を回動させる駆動機構と、一対の回動軸及び駆動機構を支持して一体化する固定部材とを備えている。このような調光装置は、光源装置から射出された光束により、光変調装置としての液晶パネルの画像形成領域を均一に照明するために設けられた一対のレンズアレイ間に設けられている。そして、この調光装置では、駆動機構の駆動量、すなわち、回動軸の回動量に応じて、入射光束の透過領域に対して遮蔽部材が挿入され、当該遮蔽部材により入射光束が部分的に遮光されることで、画像形成領域に入射される光束の光量を調整する。
特開2007−71913号公報
ところで、プロジェクタは、使用場所に持ち運ばれて使用されることがあるため、携帯性が求められる。このため、小型化が要望されている。
しかしながら、前述の特許文献1に記載の調光装置では、遮蔽部材の一端が、回動軸の軸中心上にあるため、遮蔽部材の動作範囲が大きくなるという問題がある。特に、前述のように、調光装置が一対のレンズアレイ間に配置されている場合には、各レンズアレイ間の距離を短縮することが困難となり、調光装置、ひいては、プロジェクタの小型化が困難となるという問題がある。
本発明の目的は、小型化を図ることができる調光装置及びプロジェクタを提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の調光装置は、入射される光束の透過光量を調節する調光装置であって、駆動力を発生する駆動手段と、前記光束の中心軸に対する略直交方向に沿う回動軸を有し、前記駆動力により回動する一対の回動部材と、前記一対の回動部材によりそれぞれ保持され、かつ、前記一対の回動部材の回動に伴って前記光束の透過領域内に外側からそれぞれ挿入されて、前記光束の少なくとも一部を遮光する一対の遮光板と、前記駆動手段及び前記一対の回動部材を保持する保持部材と、を備え、前記一対の回動部材は、それぞれの回動軸方向において前記回動軸と前記一対の遮光のうち対応する遮光板とが重ならないように、前記対応する遮光板を保持する保持部をそれぞれ備え、前記一対の遮光板は、それぞれ、前記保持部により保持される側の端部から、前記光束の中心軸に対する略直交方向に沿って延出する平板部と、前記平板部の延出方向に沿って前記平板部に形成され、かつ、前記平板部に対して屈曲した屈曲部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、遮光板は、対応する回動部材の回動軸方向において、当該回動軸と重ならないように、対応する回動部材の保持部により保持される。これによれば、各遮光板が、当該各遮光板と回動部材の回動軸とが重なるように回動部材により保持されている場合に比べ、一対の遮光板の動作範囲を小さくすることができる。
すなわち、各遮光板が、当該遮光板を保持する回動部材の回動軸方向において、当該回動部材の回動軸と重なるように保持されている場合では、各遮光板を照射面からの光束の透過領域外に配置させた状態(全開状態)から、各遮光板が同一平面内に位置する状態(全閉状態)となるまでの各遮光板の動作範囲を確保するために、全閉状態での各遮光板と照射面との間の距離を、各回動軸を結ぶ直線に沿う方向における全閉状態での遮光板の寸法以上に設定する必要が生じる。また、このように遮光板が回動軸上にある場合では、全閉状態では、各遮光板は各回動軸を含む平面上に配置される。
これに対し、本発明では、各遮光板が、対応する回動部材の回動軸方向において、当該回動軸と重ならないように保持部により保持されるので、当該各遮光板は、一対の回動部材の回動に応じて、光束の透過領域内に外側から回り込むように侵入する。このため、全閉状態での各遮光板の位置は、各回動軸を含む平面より照射面に近接した位置となり、当該照射面と、各遮光板との距離を短くすることができるだけでなく、一対の遮光板の全開状態から全閉状態までの動作範囲を小さくすることができる。従って、調光装置の小型化を図ることができる。
また、このような調光装置では、回動部材の回動軸上に、対応する遮光板が位置せず、また、全閉状態での遮光板は、各回動軸を含む平面よりも照射面に近接した位置となるので、当該回動軸上の空間に他の部材を配置することが可能となる。このため、調光装置の配置自由度を向上することができる。
本発明では、前記一対の遮光板は、それぞれ、前記保持部により保持される側の端部から、前記光束の中心軸に対する略直交方向に沿って延出する平板部と、前記平板部の延出方向に沿って前記平板部に形成され、かつ、前記平板部に対して屈曲した屈曲部とを備える。
本発明によれば、各遮光板は、回動部材の保持部により保持される側の端部から、入射光束の中心軸に対する略直交方向に沿って延出する平板部を備えていることにより、当該平板部が当該中心軸に対して傾斜している場合に比べ、同じ光量を遮蔽する場合でも、遮光板の表面積を小さくすることができる。従って、小さい表面積で効率よく入射光束の遮光を行うことができる。また、遮光板は、平板部の延出方向に沿って当該平板部に形成された屈曲部を有するので、当該遮光板の強度を増すことができる。
本発明では、前記屈曲部は、前記平板部において、対応する前記回動軸に近接する側の端部に設けられ、かつ、対応する前記回動軸に対して離間する方向に屈曲していることが好ましい。
或いは、本発明では、前記屈曲部は、前記駆動力による前記一対の回動部材の回動によって互いに近接及び離間する前記平板部の端部とは反対側の端部に設けられ、かつ、対応する前記回動軸に対して離間する方向に屈曲していることが好ましい。
本発明では、前記一対の回動部材は、前記保持部材における一方の面側にそれぞれ軸支され、前記一対の遮光板は、一方の端部に、前記保持部に保持される固定部を有することが好ましい。
本発明によれば、保持部材の一方の面側に軸支された一対の回動部材により、一対の遮光板のそれぞれは片持ち保持されるので、保持部材を、遮光板を囲むような枠状に形成する必要がなく、各回動部材が軸支される1つの側面を有する板状に形成することができる。従って、調光装置の更なる小型化を図ることができる。
また、本発明のプロジェクタは、光束を射出する光源装置と、前記光源装置から射出された光が入射される、前述の調光装置と、前記調光装置を透過した光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、形成された前記画像光を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述の調光装置と同様の効果を奏することができ、ひいては、プロジェクタの小型化を図ることができる。
ここで、各遮光板が、入射光束の中心軸に対して略直交するように配置される場合には、当該遮光板により一部の光が反射され、当該一部の光が光源装置に戻る戻り光となってしまう可能性がある。このような戻り光は、光源装置の温度上昇を招き、当該光源装置の劣化を早める一因となる。
これに対し、一対の遮光板が入射光束の透過光量を最も減じた際に、各遮光板は、光源装置から射出された光束の光路上に、入射光束の中心軸に対して傾斜するように配置されていれば(換言すると、各遮光板は、光束入射側の面が入射光束の中心軸に対する直交面とならないように配置されていれば)、各遮光板に入射した光を光源装置に戻りづらくすることができる。従って、光源装置の劣化を抑制することができる。
本発明では、前記光源装置から射出された光束の光軸に略直交する面内に複数の第1レンズを有し、当該光束を複数の部分光束に分割する第1レンズアレイと、前記複数の第1レンズに応じた複数の第2レンズを有する第2レンズアレイとを備え、前記一対の遮光板は、それぞれ、前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの間に配置されることが好ましい。
本発明によれば、前述の照射面となる第1レンズアレイと、前述の全開状態での各遮光板との距離を短くすることができるので、当該第1レンズアレイと、第2レンズアレイとの距離を短縮することが可能となる。従って、各レンズアレイ及び調光装置を有するプロジェクタの小型化を図ることができる。
本発明では、前記一対の回動部材は、それぞれ、前記回動軸が前記第2レンズアレイに近接するように配置され、前記一対の遮光板は、それぞれ、前記一対の回動部材の回動に応じて、互いに近接する側の端部が前記第2レンズアレイに対して近接及び離間するように回動することが好ましい。
ここで、第1レンズアレイに近接する側に配置された回動軸を中心として、互いに近接する側の端部が第1レンズアレイに対して近接及び離間するように、一対の遮光板が回動する場合には、第1レンズアレイから射出され、かつ、第2レンズアレイに入射する光の一部が一対の遮光板により遮光される際に、当該一対の遮光板により反射された光の一部が第2レンズアレイに入射してしまう場合がある。このような場合、当該光が、第2レンズアレイを介して光変調装置に入射してしまい、当該光変調装置により形成され、かつ、投射光学装置により投射される投射画像に遮光板の影が映り込むことがある。このような影は、表示された画像を劣化させる一因となる。
これに対し、本発明では、第2レンズアレイに近接する側に配置された回動軸を中心として、互いに近接する側の端部が第2レンズアレイに対して近接及び離間するように、一対の遮光板が回動することにより、当該一対の遮光板により反射された光が、第2レンズアレイに入射されることを防ぐことができる。そして、これにより、一対の遮光板の影が投射画像に映り込むことを防ぐことができる。従って、調光装置により、光変調装置に入射する光束の光量を調整した際に、一対の遮光板の影が映り込むなどして画像の劣化が生じることを防ぐことができる。
本発明では、前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイを内部に収納する第1開口部を有する筐体を備え、前記筐体における前記第1開口部の開口面に交差する側面には、少なくとも前記一対の遮光板を内部に挿通させる第2開口部が形成されていることが好ましい。
ここで、第1開口部の形成範囲が、第1レンズアレイの収納位置から第2レンズアレイの収納位置までの範囲である場合、当該第1開口部内にて、各レンズアレイ間に空間が生じてしまうため、これらレンズアレイ間に遮光板を配置することが煩雑となる。
これに対し、本発明では、筐体における第1開口部の開口面に交差する側面に、一対の遮光板が挿入される第2開口部が形成されていることにより、当該第2開口部に一対の遮光板を挿入することで、各レンズアレイ間に各遮光板を簡易に配置することができる。
また、前述のように、保持部材が、枠状ではなく板状に形成されている場合には、一対の遮光板を第2開口部に挿入した後、当該第2開口部が形成された側面に保持部材を取り付けることができるので、当該側面に対向する他の側面に、保持部材が挿通する開口部又は切欠を形成する必要がない。これによれば、当該開口部又は切欠による筐体の強度低下が生じることがないだけでなく、筐体を補強する必要がない。従って、調光装置の配置を容易に行うことができるとともに、筐体の強度が低下することを防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1の構成を示す模式図である。
本実施形態のプロジェクタ1は、外部から入力される画像情報に応じた画像に係る画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、外装筐体2、投射レンズ3及び光学ユニット4等を備えている。
また、これらの他に、プロジェクタ1は、当該プロジェクタ1内部を冷却する冷却ファン等で構成される冷却ユニット91、プロジェクタ1内部の各構成部材に電力を供給する電源ユニット92、及び、プロジェクタ1全体を制御する制御ユニット93等を備え、これらユニット91〜93は、外装筐体2内に配置されている。
〔外装筐体及び投射レンズの構成〕
外装筐体2は、投射レンズ3及び光学ユニット4等を内部に収納配置するものであり、全体略直方体形状に形成されている。なお、本実施形態では、外装筐体2を合成樹脂により形成したが、これに限らず、金属等の他の材料により形成してもよい。
投射レンズ3は、光学ユニット4にて形成された画像光を、投射面上に結像させるとともに、当該画像光に係る画像を拡大投射する投射光学装置である。この投射レンズ3は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。
〔光学ユニットの構成〕
光学ユニット4は、前述の制御ユニット93による制御下で、光源から射出された光束を、光学的に処理して画像情報に応じた画像光を形成するユニットである。この光学ユニット4は、外装筐体2の背面に沿って延出するとともに、外装筐体2の側面に沿って延出する平面視略L字形状を有している。
このような光学ユニット4は、照明光学装置41と、色分離光学装置42と、リレー光学装置43と、電気光学装置44と、これら光学部品41〜44を内部に収納配置するとともに、投射レンズ3を所定位置で支持固定する光学部品用筐体45とを備えている。
〔照明光学装置の構成〕
照明光学装置41は、本発明に照明装置に相当し、電気光学装置44を構成する後述する液晶パネル442の画像形成領域をほぼ均一に照明する。この照明光学装置41は、光源装置411と、第1レンズアレイ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子414と、重畳レンズ415と、調光装置5とを備えて構成されている。
光源装置411は、放射状の光線を射出する光源ランプ416と、当該光源ランプ416から射出された放射光を反射して、所定位置に収束させるリフレクタ417と、リフレクタ417にて反射されて収束される光束を照明光軸Aに対して平行化する平行化凹レンズ418とを備えている。このような光源ランプ416としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ及び高圧水銀ランプ等を利用することができる。また、リフレクタ417としては、回転楕円面を有する楕円面リフレクタで構成することができるほか、回転放物面を有する放物面リフレクタで構成することも可能である。この場合には、平行化凹レンズ418を省略することができる。
第1レンズアレイ412は、光源装置411から射出された光束の中心軸(照明光軸A)に略直交する面内に、複数の小レンズである第1レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。これら第1レンズは、照明光軸A方向から見て略矩形状の輪郭を有している。そして、これら各第1レンズは、光源装置411から射出される光束を、複数の部分光束に分割する。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と同様の構成を有しており、第1レンズアレイ412の第1レンズに対応する小レンズである第2レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第2レンズアレイ413の各第2レンズの像を、電気光学装置44の後述する液晶パネル442の画像形成領域に結像させる機能を有している。
調光装置5は、第1レンズアレイ412及び第2レンズアレイ413の間に設けられ、第1レンズアレイ412から射出された光を部分的に遮蔽して、第2レンズアレイ413に入射する光束の光量を調整し、これにより、後述する液晶パネル442の画像形成領域に入射する光束の光量を調整する。この調光装置5の構成については、後に詳述する。
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413と重畳レンズ415との間に配置され、当該第2レンズアレイ413からの光を略1種類の直線偏光に変換する。
具体的に、偏光変換素子414によって略1種類の直線偏光に変換された各部分光は、重畳レンズ415によって最終的に後述する液晶パネル442の画像形成領域にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネルを用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源装置411からの光の略半分を利用できない。このため、偏光変換素子414を用いることで、光源装置411からの射出光を略1種類の直線偏光に変換し、電気光学装置44での光の利用効率を高めている。
〔色分離光学装置及びリレー光学装置の構成〕
色分離光学装置42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ダイクロイックミラー421,422により照明光学装置41から射出された複数の部分光束を、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する。
リレー光学装置43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備え、色分離光学装置42で分離された赤色光を赤色光用の液晶パネル442Rまで導く機能を有している。
この際、色分離光学装置42のダイクロイックミラー421では、照明光学装置41から射出された光束の赤色光成分及び緑色光成分が透過し、青色光成分が反射する。ダイクロイックミラー421によって反射された青色光は、反射ミラー423で反射され、フィールドレンズ441を通って青色光用の液晶パネル442Bに達する。このフィールドレンズ441は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束を、その中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の緑色光及び赤色光用の液晶パネル442G,442Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ441も同様である。
ダイクロイックミラー421を透過した赤色光及び緑色光のうち、緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射され、フィールドレンズ441を通って緑色光用の液晶パネル442Gに達する。一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過してリレー光学装置43を通り、さらにフィールドレンズ441を通って赤色光用の液晶パネル442Rに達する。なお、赤色光にリレー光学装置43が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ441に伝えるためである。なお、リレー光学装置43には、3つの色光のうち赤色光を通す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
〔電気光学装置の構成〕
電気光学装置44は、色分離光学装置42から射出される3つの色光を画像情報に応じてそれぞれ変調し、変調した各色光を合成して光学像(カラー画像)を形成する。
この電気光学装置44は、図1に示すように、前述のフィールドレンズ441と、光変調装置としての液晶パネル442(赤色光用の液晶パネルを442R、緑色光用の液晶パネルを442G、及び、青色光用の液晶パネルを442Bとする)と、これら各液晶パネル442の光束入射側にそれぞれ配置される3つの入射側偏光板443と、各液晶パネル442の光束射出側にそれぞれ配置される3つの視野角補償板444と、当該3つの視野角補償板444の光束射出側にそれぞれ配置される3つの射出側偏光板445と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム446とを備えて構成されている。
入射側偏光板443には、偏光変換素子414で偏光方向が略一方向に揃えられた各色光が入射し、当該入射側偏光板443は、入射した光束のうち、偏光変換素子414で揃えられた光束の偏光方向と略同一方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収する。このような入射側偏光板443は、例えば、サファイアガラスまたは水晶等の透光性基板上に偏光層が貼付された構成を有している。
液晶パネル442は、詳しい図示を省略するが、一対の透明なガラス基板間に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有している。そして、当該液晶パネル442では、前述の制御ユニット93から入力する画像情報である駆動信号に応じて、画像形成領域に位置する液晶の配向状態が制御され、入射側偏光板443から射出された偏光光束の偏光方向が変調されることで、画像光が形成される。
視野角補償板444は、液晶パネル442に光束が斜方入射した場合(パネル面の法線方向に対して傾斜して入射した場合)の当該液晶パネル442で生じる複屈折による常光と異常光との間に生じる位相差を補償する。
射出側偏光板445は、液晶パネル442から射出され視野角補償板444を介した光束のうち、入射側偏光板443における光束の透過軸と直交する偏光方向を有する光束のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。このような射出側偏光板445は、前述の入射側偏光板443と同様の構成とすることができる。
クロスダイクロイックプリズム446は、射出側偏光板445から射出された色光毎に変調された変調光を合成して光学像(カラー画像)を形成する色合成光学装置である。
このクロスダイクロイックプリズム446は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層層が形成されている。これら誘電体多層層は、投射レンズ3と対向する側(G色光側)に配置された射出側偏光板445を介した色光を透過し、残り2つの射出側偏光板445(R色光側及びB色光側)を介した色光を反射する。このようにして、各入射側偏光板443、各液晶パネル442、各視野角補償板444、及び、各射出側偏光板445にて変調された各色光が合成されてカラー画像が形成される。このようにして形成されたカラー画像に係る画像光は、前述の投射レンズ3により拡大投射され、当該カラー画像が投射面上に表示される。
〔光学部品用筐体の構成〕
図2及び図3は、光学部品用筐体45を示す斜視図である。具体的に、図2は、光学部品用筐体45を調光装置5の装着側から見た斜視図であり、図3は、調光装置5が装着された光学部品用筐体45を示す斜視図である。なお、図2及び図3において、Z方向は、光源装置411から色分離光学装置42までの範囲での当該光源装置411から射出された光束の中心軸における光の進行方向を示し、X方向及びY方向は、それぞれZ方向に直交し、かつ、互いに直交する方向を示している。なお、プロジェクタ1が水平面に載置された場合には、X方向は、水平に沿う方向のうち、Z方向から見て右から左に向かう方向となり、Y方向は、鉛直方向に対する反対方向となる。以下に示す各図において、X,Y及びZ方向が示されている場合には、図2及び図3と同じ方向を示す。
光学部品用筐体45は、図2及び図3に示すように、平面視略L字状を有する合成樹脂製の箱型筐体である。この光学部品用筐体45は、上方に前述の光学部品(例えば、第1レンズアレイ412及び第2レンズアレイ413)を収納するための開口部452を有する部品収納部材451と、当該開口部452を閉塞する蓋状部材(図示省略)とを備えて構成されている。
このうち、部品収納部材451は、本発明の筐体に相当し、外装筐体2の底面に沿って配置される底面部453と、当該底面部453の端縁から起立する側面部454(本発明の側面に相当)とを有している。そして、部品収納部材451は、これらにより、断面視略U字状に形成されるとともに、前述の第1開口部としての開口部452がY方向に形成されている。このような部品収納部材451の一端には、光源装置411が取り付けられる光源取付部455が形成され、他端には、投射レンズ3が取り付けられるレンズ取付部456が形成されている。また、当該部品収納部材451の内部には、前述の光学部品を位置決めする複数の溝部457が形成されている。
投射レンズ3の取付側(X方向とは反対側)の側面部454には、調光装置5の後述する遮光板56,57が挿入される第2開口部としての開口部458が形成されている。この開口部458は、部品収納部材451内に位置決め固定される第1レンズアレイ412及び第2レンズアレイ413の間に対応する範囲内で、かつ、当該第2レンズアレイ413寄りの位置に形成されている。そして、調光装置5は、遮光板56,57が当該開口部458内に挿入された状態で、部品収納部材451にねじ等により固定される。
〔調光装置の構成〕
図4〜図6は、調光装置5を示す斜視図である。具体的に、図4及び図6は、調光装置5を一方の側(面51A側)から見た斜視図であり、図5は、調光装置5を反対側(面51B側)から見た斜視図である。また、図6は、調光装置5と、第1レンズアレイ412及び第2レンズアレイ413との位置関係を示す斜視図である。
調光装置5は、前述のように、第1レンズアレイ412と第2レンズアレイ413との間に設けられ、当該第1レンズアレイ412から入射した光束の一部を遮光することで、第2レンズアレイ413に入射する光量を調整する。この調光装置5は、図4〜図6に示すように、保持部材51、駆動手段としてのステッピングモータ(以下「モータ」と略す)52、ギア53〜55、遮光板56,57及びフォトセンサ58を備えている。
保持部材51は、板金を折り曲げ加工して形成された側面視略L字状を有する板状体であり、一方の端部(垂直方向延出部511)の延出方向がY方向に沿い、かつ、他方の端部(水平方向延出部512)の延出方向がZ方向に沿うように、前述の部品収納部材451に固定される。この保持部材51は、当該部品収納部材451に対向する面51A側に、各ギア53〜55及びフォトセンサ58を保持し、当該面51Aとは反対側の面51B側にモータ52を保持する。
具体的に、垂直方向延出部511には、Y方向先端側と略中央とに1つずつ孔部5111,5112が形成されている。このうち、孔部5111には、面51A側に配置されるギア55を挿通した固定部材591が取り付けられ、また、孔部5112には、同じく面51A側に配置されるギア54を挿通した固定部材592が取り付けられる。これにより、保持部材51により、ギア54,55が回動自在に支持される。
垂直方向延出部511におけるX方向側の端部と、当該X方向とは反対方向側の端部とには、面51A側に屈曲した屈曲部513〜515が、それぞれ形成されている。
このうち、X方向側の端部に形成された屈曲部513には、屈曲方向先端側に垂直方向延出部511に沿ってX方向側に延出する面が形成されている。この面には、2つの孔部5131,5132が形成され、当該孔部5131,5132には、保持部材51を部品収納部材451に取り付けるためのねじが挿通する。
X方向とは反対方向側の端部に形成された屈曲部514,515のうち、Y方向先端側に形成された屈曲部514には、屈曲部513と同様に、屈曲方向先端側に垂直方向延出部511に沿ってX方向とは反対方向に延出する面が形成されている。この面には、Y方向先端側及び基端側の端部近傍に、それぞれ長孔部5141及び円孔部5142が形成され、これら長孔部5141及び円孔部5142には、保持部材51を部品収納部材451に取り付けるねじが挿通する。
また、垂直方向延出部511におけるY方向基端側に形成された屈曲部514には、フォトセンサ58が取り付けられる。
水平方向延出部512には、Z方向先端側から基端側に向かって、孔部5121と、モータ52が取り付けられるモータ取付部5122と、ギア53が取り付けられるギア取付部(図示省略)とが形成されている。
このうち、孔部5121には、保持部材51を部品収納部材451に取り付けるためのねじが挿通する。
モータ取付部5122は、略円形状の孔部5123と、当該孔部5123を中心として略点対称に形成された2つの孔部(図示省略)とから構成されている。このうち、孔部5123には、面51B側に配置されたモータ52のギア522が挿通し、2つの孔部には、モータ52を保持部材51に固定するためのねじ593が、それぞれ挿通する。
ギア取付部には、面51A側に配置されるギア53を挿通した固定部材(図示省略)取り付けられ、これにより、ギア53が回動自在に保持部材51に支持される。
モータ52は、後述するギア53〜55を回動させる駆動力を発生するものであり、当該モータ52の駆動は、前述の制御ユニット93により制御される。
このモータ52は、回転軸であるスピンドル(図示省略)を有するモータ本体521と、当該スピンドルの先端に設けられたギア522とを備えている。これらのうち、モータ本体521は、保持部材51の面51B側に取り付けられ、ギア522は、孔部5123を介して、面51A側に配置される。そして、ギア522は、保持部材51に回動自在に支持されたギア53と噛合する。
ギア53は、モータ52で発生した駆動力をギア54に伝達する。このギア53は、ギア522に噛合する第1ギア部531と、ギア54に噛合する第2ギア部532とを備え、これら第1ギア部531及び第2ギア部532は、それぞれ同軸上に形成されている。このうち、第1ギア部531の径寸法は、第2ギア部532の径寸法より大きく設定されており、このようなギア53により、ギア522の回転が減速され、モータ52の回動は、ギア54,55では約10分の1の回動に調整される。
ギア54,55は、本発明の回動部材に相当し、互いに噛合した状態で、保持部材51に回動自在に取り付けられる。すなわち、ギア53を介して伝達されたモータ52の駆動力により、ギア54,55は、互いに逆方向に回動する。
これらのうち、ギア54は、平面視略円形状に形成されているが、ギア55は、調光装置5の小型化のために、当該ギア55が保持する遮光板57の動作範囲に応じた寸法に設定されている。具体的には、当該ギア55は、平面視略1/4円形状を有している。
これらギア54,55は、当該ギア54,55の各回動軸C1(孔部5112の中心軸),C2(孔部5111の中心軸)が第2レンズアレイ413と重なるように配置され、これら回動軸C1,C2から外れた位置(具体的に、第1レンズアレイ412に近接する側の位置)に、それぞれ遮光板56,57を保持する保持部541,551を備えている。
保持部541,551は、回動軸C1,C2に沿うように、ギア54,55から面外方向に起立して形成されている。そして、これら保持部541,551には、回動軸C1,C2に沿って配置された遮光板56,57が、ねじ594,595により固定される。
また、ギア54には、発光部及び受光部を有するフォトセンサ58のセンサ部581(図7〜図9参照)に対向する部位に切欠542が形成されており、センサ部581からの光が切欠542に照射されて、当該センサ部581での光の検出状態が変化することにより、フォトセンサ58は、ギア54により保持される遮光板56の位置を検出する。そして、フォトセンサ58は、遮光板56の位置の検出状態に係る検出信号を、前述の制御ユニット93に出力する。
遮光板56,57は、ギア54,55の回動に伴って、第1レンズアレイ412から射出された光束の透過領域内に挿入され、当該光束の一部を透過領域外に反射して、第2レンズアレイ413に入射する光束の光量を調整する。
これら遮光板56,57は、板金を折り曲げ加工して形成された板状体であり、それぞれ略鏡面対称構造を有している。そして、遮光板56,57は、ギア54,55からの延出方向(X方向)の寸法が、第2レンズアレイ413における各小レンズが形成された領域における同方向の寸法に応じて設定され、また、当該延出方向に直交する方向の寸法が、同じく各小レンズが形成された領域における同方向の寸法の略半分に設定されている。
このような遮光板56,57は、ギア54,55からの延出方向がX方向に沿う方向となるように延出する平板状の平板部561,571と、固定部562,572と、屈曲部563,573とをそれぞれ備えている。
このうち、固定部562,572は、ギア54,55にそれぞれ近接する側の端部近傍に形成された孔部であり、当該固定部562,572には、遮光板56,57を保持部541,551に固定するためのねじ594,595が挿通する。
屈曲部563,573は、平板部561,571における回動軸C1,C2に近接する側の端部から、当該回動軸C1,C2に対して離間する方向に屈曲して形成されている。具体的に、この屈曲方向は、各遮光板56,57が同一平面上に位置するように回動した際に、第2レンズアレイ413から離間し、かつ、第1レンズアレイ412に近接する方向である。これら屈曲部563,573は、遮光板56,57の強度を増すための部位であるほか、平板部561,571の外側に張り出すことで、第2レンズアレイ413への入射光束を遮光して、遮光板56,57の小型化を図る部位である。
具体的に、図6に示すように、第1レンズアレイ412における小レンズが形成された小レンズ領域4121と、第2レンズアレイ413における小レンズが形成された小レンズ領域4131とを比較すると、第1レンズアレイ412の小レンズ領域412Aの方が小さい。このため、小レンズ領域412Aから射出された光は、外側に広がりつつ、第2レンズアレイ413の小レンズ領域413Aに入射する。これに対し、各遮光板56,57における互いに近接する側の反対側に形成された屈曲部563,573が、第2レンズアレイ413から離間する方向に屈曲していることにより、当該小レンズ領域413Aの外側に入射する光を、屈曲部563,573にて遮蔽することができる。
〔遮光板による遮光〕
図7〜図9は、遮光板56,57の回動範囲を示す図である。換言すると、図7〜図9は、調光装置5を当該調光装置5の開口部458への挿入方向(X方向)とは反対方向側(ギア54,55からの遮光板56,57の延出方向とは反対方向側)から見た斜視図である。
遮光板56,57は、調光装置5により遮光しない場合には、図7に示すように、当該第1レンズアレイ412から射出され、かつ、第2レンズアレイ413に入射する光の透過領域TA(図7〜図9において、一点鎖線で囲まれる領域)の外側に配置される。
図7の状態から、モータ52により生じた駆動力がギア53を介して伝達されると、ギア54は、回動軸C1を中心として回動し、当該ギア54に噛合するギア55が、回動軸C2を中心として回動する。この際、ギア54がB1方向に回動する場合には、ギア55は、B2方向に同じ角度だけ回動する。これらギア54,55の回動に伴って、遮光板56,57が、図8に示すように、屈曲部563,573が形成された側とは反対側の端部が互いに近接し、かつ、透過領域TAの外側から回り込むように、当該透過領域TA内に挿入される。
このような状態では、第1レンズアレイ412から射出された光束の一部は、当該遮光板56,57により遮光されるので、第2レンズアレイ413に入射する光束の光量が低減され、これに応じて、液晶パネル442の画像形成領域に入射する光量も低減される。
この際、ギア54,55は、回動軸C1,C2が第2レンズアレイ413と重なるように配置されているので、遮光板56,57は、第2レンズアレイ413の光束入射面を覆うように回動する。これによれば、遮光板56,57によって反射された光は、透過領域TA外に反射され、第2レンズアレイ413に入射しない。従って、遮光板56,57によって反射された光が、第2レンズアレイ413を介して、液晶パネル442の画像形成領域に入射して、画像光に遮光板56,57の影が映り込むことを防ぐことができる。
ここで、遮光板56,57が、回動軸C1,C2と重なるように配置されている場合には、当該回動軸C1,C2を第1レンズアレイ412と第2レンズアレイ413との間に配置する必要が生じる。このため、各レンズアレイ412,413間の距離を、遮光板56,57の幅寸法に加えて、回動軸C1,C2と第2レンズアレイ413との間の寸法を確保する必要が生じ、第1レンズアレイ412と第2レンズアレイ413との間の寸法を短縮することが阻害される。
また、遮光板56,57が、ギア54,55における回動軸C1,C2から外れた位置に設けられた保持部541,551により保持され、かつ、当該回動軸C1,C2が、第2レンズアレイ413と重ならない位置(例えば、第2レンズアレイ413と同一平面上で、かつ、第2レンズアレイ413の外側の位置)に配置されている場合には、回動軸C1,C2間の距離が大きくなり、ギア54,55の大型化、ひいては、調光装置5の大型化を招く。
これに対し、調光装置5では、遮光板56,57は、回動軸C1,C2と重ならないように、ギア54,55に保持されているので、当該回動軸C1,C2を含む平面上に、第2レンズアレイ413を配置することができる。また、当該回動軸C1,C2が、第2レンズアレイ413と重なるように配置されているので、回動軸C1,C2と第2レンズアレイ413との間の距離の分だけ、各レンズアレイ412,413間の距離を短縮することができるだけでなく、回動軸C1,C2間の距離を短縮することができる。従って、調光装置5の小型化を図ることができるだけでなく、照明光学装置41の小型化、ひいては、プロジェクタ1の小型化を図ることができる。
また、図8に示す状態では、ギア54の切欠542の端部が、フォトセンサ58のセンサ部581にかかるようになっており、この位置に切欠542の端部が配置された際に、フォトセンサ58からの光がギア54に遮られることにより、センサ部581での光の検出状態が変化する。この時の遮光板56の位置が、当該遮光板56の基準位置となっている。遮光板56の基準位置は、当該遮光板56が透過領域TAの外側に配置されている状態(図7において示した状態)と、遮光板56が当該遮光板56側の第2レンズアレイ413の光束入射面のほぼ全域を覆う状態(図9に示す状態)との中間の位置に設定されている。このように、当該中間の位置に基準位置を設定することにより、遮光板56,57の可動中に、基準位置の確認がセンサ部581により可能となる。従って、遮光板56,57の正確な位置を当該遮光板56,57の可動中に常に確認して、ギア54,55の回動量を微調整することができ、遮光板56,57の位置精度の向上を図ることができる。
図8に示した状態から、更に、ギア54,55がB1方向及びB2方向に回動すると、図9に示すように、各ギア54,55は最大回動状態となり、遮光板56,57により、第2レンズアレイ413の光束入射面がほぼ覆われる。この状態では、遮光板56,57の平板部561,571と、透過領域TAの中心軸(第1レンズアレイ412から射出された光束の中心軸)とは、それぞれ直交しないように設定されている。換言すると、遮光板56,57は、それぞれ略平行に配置された各レンズアレイ412,413に対して傾斜しつつ、当該第2レンズアレイ413の光束入射面を覆うように設定されている。この状態での第2レンズアレイ413に対する遮光板56,57の平板部561,571の傾斜角は、本実施形態では、略5°に設定されている。
ここで、平板部561,571が、透過領域TAの中心軸に対して直交するように配置されている場合、当該平板部561,571に入射した光は、光源装置411からの軌跡を戻って光源ランプ416に入射する戻り光となってしまう。このような戻り光が入射した光源ランプ416では、温度上昇が促進されて、劣化が進んでしまう。
これに対し、ギア54,55の最大回動状態で、遮光板56,57が、透過領域TAの中心軸に対して傾斜することにより、遮光板56,57に入射した光が、戻り光となって光源ランプ416に入射することを抑制することができ、当該光源ランプ416の劣化を抑えることができる。
以上説明した本実施形態に係るプロジェクタ1によれば、以下の効果がある。
(1)遮光板56,57が、ギア54,55の回動軸C1,C2から外れた位置に設けられた保持部541,551により保持されているので、ギア54,55の回動時に、遮光板56,57は透過領域TAに対して外側から回りこむように挿入される。これによれば、回動軸C1,C2と重なるように遮光板56,57が設けられている場合に比べ、当該遮光板56,57の移動範囲を小さくすることができる。従って、調光装置5の小型化を図ることができ、照明光学装置41、ひいては、プロジェクタ1の小型化を図ることができる。
また、回動軸C1,C2と遮光板56,57とが重ならないので、回動軸C1,C2を第1レンズアレイ412と第2レンズアレイ413との間に配置する必要がないだけでなく、当該回動軸C1,C2を含む平面上に、第2レンズアレイ413を配置することができる。これによれば、当該回動軸C1,C2と第2レンズアレイ413との間に隙間を設ける必要がなくなるので、当該各レンズアレイ412,413間の距離を短くすることができる。更に、回動軸C1,C2が、第2レンズアレイ413の外側(第2レンズアレイ413の光束入射面及び光束射出面をそれぞれ延長して形成される空間内における当該第2レンズアレイ413の外側)に位置する場合に比べ、回動軸C1,C2間の距離を短縮することができる。
従って、照明光学装置41、ひいては、プロジェクタ1の更なる小型化を図ることができる。
(2)遮光板56,57は、それぞれ、一方の端部側に設けられた固定部562,572にて、ギア54,55に保持及び固定される。すなわち、遮光板56,57は、それぞれギア54,55により片持ち保持される。これによれば、遮光板56,57が、例えば、それぞれ2つ、計4つの支持部材(回動部材)によって支持されている場合では、各支持部材を支持するように、保持部材51を枠状に形成する必要が生じる。これに対し、各遮光板56,57がギア54,55により片持ち保持されることで、保持部材51を、各ギア54,55を支持可能な板状体として構成することができる。従って、調光装置5の更なる小型化を図ることができる。
(3)遮光板56,57は、互いに離間する側の端部に、屈曲部563,573を備えているので、当該遮光板56,57の強度を増すことができる。
また、平板部561,571は、X方向に沿って延出しているので、当該平板部561,571がX方向に対して傾斜している場合に比べ、同じ光量を遮蔽する場合でも、遮光板の表面積を小さくすることができる。従って、小さい表面積で一層効率よく入射光束を遮蔽することができ、これにより、調光装置5の一層の小型化を図ることができる。
更に、屈曲部563,573の平板部561,571に対する屈曲方向は、第2レンズアレイ413の光束入射面を覆うように遮光板56,57を配置した際の当該第2レンズアレイ413から離間する方向である。これによれば、第1レンズアレイ412から外側に広がるように第2レンズアレイ413に入射する光束の透過領域TAにおける外縁側の光を、当該屈曲部563,573により遮光することができる。従って、屈曲部563,573が形成されていない遮光板56、57に比べて、小さい表面積で入射光束の遮蔽を行うことができる。
(4)ギア54,55を最大回動状態とした場合、遮光板56,57は、第1レンズアレイ412から射出された光束の中心軸に対して傾斜する。これによれば、透過領域TA内に挿入された遮光板56,57によって反射された光が、光源ランプ416に戻ることを抑えることができる。従って、光源ランプ416の劣化を抑制することができる。
(5)前述のように、各遮光板56,57を保持するギア54,55の回動軸C1,C2は、第2レンズアレイ413に重なるように配置され、当該遮光板56,57は、当該ギア54,55の回動に伴って、屈曲部563,573側とは反対側の端部が互いに近接及び離間する方向に回動する。これによれば、透過領域TA内に挿入された遮光板56,57によって反射された光が、第2レンズアレイ413を介して、液晶パネル442に入射することを防ぐことができる。従って、調光装置5による調光を行った際に、液晶パネル442によって形成される画像に、遮光板56,57の影が映り込むことを防ぐことができ、投射画像が劣化することを防ぐことができる。
(6)光学部品用筐体45の部品収納部材451には、各レンズアレイ412,413を内部に収納するための開口部452の開口面に交差する側面部454に、調光装置5の遮光板56,57を内部に挿入するための開口部458が形成されている。これによれば、各レンズアレイ412,413間に、遮光板56,57を簡易に配置することができる。また、保持部材51が、板状に形成され、当該保持部材51に支持されるギア54,55によって、遮光板56,57は片持ち保持されているので、当該遮光板56,57を開口部458に挿入した後、保持部材51を側面部454に固定することができる。従って、部品収納部材451において開口部458を形成した側面部454とは反対側の側面部454に、調光装置5を挿入するための開口部又は切欠を形成する必要がないので、筐体の強度が低下することを防ぐことができるだけでなく、調光装置5の部品収納部材451への取り付けを容易に行うことができる。
〔実施形態の変形〕
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、遮光板56,57は、当該遮光板56,57の数に応じて設けられたギア54,55により片持ち保持されるとしたが、本発明はこれに限らず、遮光板56,57の両端を保持する一対の支持部材により、遮光板56,57がそれぞれ保持されていてもよい。また、各遮光板56,57の回動を同期させるべく、互いに噛合するギア54,55により、遮光板56,57が保持される構成としたが、本発明はこれに限らず、ギア54及び遮光板56と、ギア55及び遮光板57とを、それぞれ独立して回動させる構成としてもよい。
前記実施形態では、遮光板56,57は、平板部561,571と、当該平板部561,571に対して連続して形成された屈曲部563,573とを備える構成としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、遮光板は、屈曲部が形成されていない平板状部材としてもよい。また、屈曲部563,573は、遮光板56,57の長手方向に沿う端部に形成されていればよく、屈曲方向も適宜設定してよい。
前記実施形態では、遮光板56,57は、ギア54,55が最大回動状態となった場合に、第1レンズアレイ412から射出された光束の中心軸に対して直交しないように、ギア54,55の回動量は設定されているとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、遮光板56,57の平板部561,571が、当該光束の中心軸に対して直交するように、ギア54,55の回動量が設定されていてもよい。また、ギア54,55が最大回動状態となった場合の当該中心軸に対する遮光板56,57(平板部561,571)の角度は、遮光板56,57により反射された光が、光源ランプ416に入射しない程度であれば、適宜設定してよい。
前記実施形態では、調光装置5は、遮光板56,57が第1レンズアレイ412と第2レンズアレイ413との間に配置されるように、部品収納部材451に取り付けられるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、調光装置5の取り付け位置は、他の場所でもよい。
また、前記実施形態では、遮光板56,57を保持するギア54,55は、回動軸C1,C2が第2レンズアレイ413と重なるように配置されるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、当該回動軸C1,C2が第1レンズアレイ412と重なるように、ギア54,55を配置し、当該第1レンズアレイ412の光束射出面に対して、遮光板56,57が近接及び離間するように、調光装置5を配置してもよい。
前記実施形態では、開口部452の開口面に交差する側面部454における各レンズアレイ412,413間の領域に、遮光板56,57を挿入するための開口部458を形成したが、本発明はこれに限らない。例えば、各レンズアレイ412,413を収納するための開口部452を介して、部品収納部材451内に遮光板56,57を配置するように構成してもよい。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、3つの液晶パネル442R,442G,442Bを備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも、本発明を適用可能である。
また、前記実施形態では、光学ユニット4は平面視略L字形状を有した構成を説明したが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
さらに、前記実施形態では、光束入射面と光束射出面とが異なる透過型の液晶パネル442を用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として液晶パネル442を備えたプロジェクタ1を例示したが、入射光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置であれば、他の構成の光変調装置を採用してもよい。例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いたプロジェクタにも、本発明を適用することも可能である。このような光変調装置を用いた場合、光束入射側及び光束射出側の偏光板443,445は省略することができる。
前記実施形態では、調光装置5を備える照明光学装置41を、プロジェクタ1に採用したが、本発明はこれに限らない。すなわち、このような照明光学装置41を単体で利用することも可能である。
本発明は、プロジェクタに用いられる調光装置に、好適に利用することができる。
本発明の一実施形態にプロジェクタの構成を示す模式図。 前記実施形態における部品収納部材を示す斜視図。 前記実施形態における部品収納部材を示す斜視図。 前記実施形態における調光装置を示す斜視図。 前記実施形態における調光装置を示す斜視図。 前記実施形態における調光装置と各レンズアレイとの位置関係を示す斜視図。 前記実施形態における各遮光板の回動範囲を示す図。 前記実施形態における各遮光板の回動範囲を示す図。 前記実施形態における各遮光板の回動範囲を示す図。
符号の説明
1…プロジェクタ、3…投射光学装置、41…照明光学装置(照明装置)、51…保持部材、52…ステッピングモータ(駆動手段)、54,55…ギア(回動部材)、56,57…遮光板、411…光源装置、412…第1レンズアレイ、413…第2レンズアレイ、442(442R,442G,442B)…液晶パネル(光変調装置)、451…部品収納部材(筐体)、452…開口部(第1開口部)、454…側面部(側面)、458…開口部(第2開口部)、51A…面(一方の面)、561,571…平板部、562,572…固定部、563,573…屈曲部、C1,C2…回動軸、TA…透過領域。

Claims (8)

  1. 入射される光束の透過光量を調節する調光装置であって、
    駆動力を発生する駆動手段と、
    前記光束の中心軸に対する略直交方向に沿う回動軸を有し、前記駆動力により回動する一対の回動部材と、
    前記一対の回動部材によりそれぞれ保持され、かつ、前記一対の回動部材の回動に伴って前記光束の透過領域内に外側からそれぞれ挿入されて、前記光束の少なくとも一部を遮光する一対の遮光板と、
    前記駆動手段及び前記一対の回動部材を保持する保持部材と、を備え、
    前記一対の回動部材は、それぞれの回動軸方向において前記回動軸と前記一対の遮光のうち対応する遮光板とが重ならないように、前記対応する遮光板を保持する保持部をそれぞれ備え、
    前記一対の遮光板は、それぞれ、
    前記保持部により保持される側の端部から、前記光束の中心軸に対する略直交方向に沿って延出する平板部と、
    前記平板部の延出方向に沿って前記平板部に形成され、かつ、前記平板部に対して屈曲した屈曲部と、を備えることを特徴とする調光装置。
  2. 請求項1に記載の調光装置において、
    前記屈曲部は、前記平板部において、対応する前記回動軸に近接する側の端部に設けられ、かつ、対応する前記回動軸に対して離間する方向に屈曲していることを特徴とする調光装置。
  3. 請求項1に記載の調光装置において、
    前記屈曲部は、前記駆動力による前記一対の回動部材の回動によって互いに近接及び離間する前記平板部の端部とは反対側の端部に設けられ、かつ、対応する前記回動軸に対して離間する方向に屈曲していることを特徴とする調光装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の調光装置において、
    前記一対の回動部材は、前記保持部材における一方の面側にそれぞれ軸支され、
    前記一対の遮光板は、一方の端部に、前記保持部に保持される固定部を有することを特徴とする調光装置。
  5. 光束を射出する光源装置と、
    前記光源装置から射出された光が入射される、請求項1から請求項4のいずれかに記載の調光装置と、
    前記調光装置を透過した光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、
    形成された前記画像光を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、
    前記光源装置から射出された光束の光軸に略直交する面内に複数の第1レンズを有し、当該光束を複数の部分光束に分割する第1レンズアレイと、
    前記複数の第1レンズに応じた複数の第2レンズを有する第2レンズアレイとを備え、
    前記一対の遮光板は、それぞれ、前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの間に配置されることを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項6に記載のプロジェクタにおいて、
    前記一対の回動部材は、それぞれ、前記回動軸が前記第2レンズアレイに近接するように配置され、
    前記一対の遮光板は、それぞれ、前記一対の回動部材の回動に応じて、互いに近接する側の端部が前記第2レンズアレイに対して近接及び離間するように回動することを特徴とするプロジェクタ。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のプロジェクタにおいて、
    前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイを内部に収納する第1開口部を有する筐体を備え、
    前記筐体における前記第1開口部の開口面に交差する側面には、少なくとも前記一対の遮光板を内部に挿通させる第2開口部が形成されていることを特徴とするプロジェクタ。
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