JP2007161916A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 詰め込み洗いしたときでも優れた洗浄力を与え、且つ乾燥後のシワも低減できる洗浄助剤の提供。
【解決手段】 一分子中にアミノ基又はアンモニウム基と、ポリオキシアルキレン鎖とを有する特定の変性シリコーンを含有する洗浄助剤、この洗浄助剤を含有する洗浄剤組成物、並びにこの洗浄助剤又は洗浄剤組成物を用いる繊維製品の洗浄方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、詰め込み洗いしたときでも優れた洗浄力を与え、且つ乾燥後のシワも低減できる洗浄助剤、それを含有する洗浄剤組成物、並びにそれを用いる洗浄方法に関する。
従来から、洗浄剤組成物にポリエーテル変性シリコーンやアミノ変性シリコーンを配合する技術が知られている。例えば、特許文献1、2及び3には、ポリエーテル変性シリコーンを含有する、繊維製品の縮みを防止したり、柔軟性を付与した洗浄剤組成物が開示されている。また、特許文献4及び5には、アミノ変性シリコーンを含有する、良好な風合いを付与した洗浄剤組成物が開示されている。
特開平11−293299号公報 特開平2−145862号公報 特開平11−293297号公報 特開平10−140183号公報 特開平10−60480号公報
上記の特許文献には、繊維製品重量に対して洗濯水量が少ない詰め込み洗いをしたときの問題点、即ち、十分な洗浄力を得ることができず、また、衣類が絡みやすくなり、乾燥後のシワの原因にもなるという問題点を解決する技術は開示されていない。
本発明の課題は、詰め込み洗いしたときでも優れた洗浄力を与え、且つ乾燥後のシワも低減できる洗浄助剤、それを含有する洗浄剤組成物、並びにそれを用いる洗浄方法を提供することにある。
本発明は、下記一般式(1)又は(2)で表される変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種の変性シリコーン(以下(a)成分という)を含有する洗浄助剤、この洗浄助剤を含有する洗浄剤組成物、並びにこの洗浄助剤又は洗浄剤組成物を用いる繊維製品の洗浄方法を提供する。
Figure 2007161916
〔式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示す。R2はR1又はAのいずれかを示す。Aは−R3−Z(ここでR3は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す)で表される基を示す。aは2以上の整数、bは1以上の整数、cは4以上の数、nは2〜4の整数を示し、c個の(Cn2nO)は同一でも異なっていてもよい。dは2以上の整数を示す。Yは炭素−ケイ素結合によって隣接ケイ素原子に、そして酸素原子を介してポリオキシアルキレン鎖に結合している2価の有機基を示す。ポリシロキサンブロックは変性シリコーン全体の45〜85重量%を占める。これらの基は、変性シリコーンの重量平均分子量が8000以上500000以下となるように選択される。〕
Figure 2007161916
〔式中、Xは−R6、−O−R6又は−OHであり、R6は炭素数1〜4の1価の炭化水素基を示す。R4は互いに独立して水素原子、−OH、又は炭素数1〜6の1価の炭化水素を示す。R5はR4、B又はCのいずれかを示す。B及びCは−R7−Q[ここでR7は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Qはポリオキシアルキレン基を含有しない1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基、又は−O(Cm2mO)i8(mは2〜4の整数を示し、iは1〜200の数を示し、i個の(Cm2mO)は同一でも異なっていても良い。R8は1価の炭化水素基又は水素原子を示す)]、又は−NR10−R9−O(Cm2mO)i8(R9は直接結合手、又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基、又は水素原子の一部が水酸基に置換された炭化水素基を示し、R10は水素原子又は−R9−O(Cm2mO)i8を示す。m、i及びR8は前記と同じである)で表される基を示す。B及びCは同一でも異なっていても良いが、B、Cの両方のQがポリオキシアルキレン基を含有しないアミノ基含有基又はアンモニウム基含有基の場合はない。e、f、gは1以上の整数を示す。これらの基は、変性シリコーンの25℃における動粘度が9000mm2/s以上となるように選択される。〕
本発明の洗浄助剤及び洗浄剤組成物を繊維製品の洗浄に用いると、例えば浴比〔洗濯水量(L)/繊維製品重量(kg)〕が12以下になるような詰め込み洗いをしたときでも優れた洗浄力を与え、且つ乾燥後のシワも低減することができる。
本発明の(a)成分である変性シリコーンは、高い湿潤時の潤滑性を有するため、洗濯中の繊維製品の絡みを防止し、パルセーターやドラム回転の機械力が繊維製品に一様に伝わるのを助け、洗浄力を向上させることができる。また洗濯中の繊維製品の絡みを防止するので、脱水ジワも少なく、また乾燥時(吊り干し乾燥、乾燥機乾燥)も糸糸間がよく滑り、シワが伸びてシワを低減することができる。
[洗浄助剤]
本発明の洗浄助剤は、上記一般式(1)又は(2)で表される変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種の変性シリコーンを含有する。
上記一般式(1)の変性シリコーンにおいて、ポリシロキサンブロックは変性シリコーン全体の45〜85重量%を占め、変性シリコーンの重量平均分子量は8000以上500000以下であり、望ましくは15000以上400000以下、更に望ましくは25000以上350000以下である。
また、上記一般式(1)の変性シリコーンにおいて、各ポリシロキサンブロックの重量平均分子量は600〜5000、各ポリオキシアルキレンブロックの重量平均分子量は500〜3000であることが望ましい。
本発明において、上記の重量平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーを用いて、溶離液としてクロロホルムを、標準物質としてポリスチレンを用いた定法より測定された値である。
また、シロキサンブロックは、−[Si(R12−O]a−及び−Si(R12−O−で表される、R1基を2個有するシロキサンのことをいい、シロキサンブロックの割合とは、シロキサンブロックの分子量と一般式(1)の変性シリコーンの分子量の比を、重量%で表したものをいう。上記の重量%は、変性シリコーンをメタノール−d4溶液に希釈し、1H−NMRを測定し、スペクトルのピークの帰属により求められる。
また、上記一般式(1)の変性シリコーンは、25℃における動粘度は500mm2/s以上、更に10000mm2/s以上、特に20000mm2/s以上であることが好ましい。この粘度は、B型粘度計で、25℃の条件下で測定したものである。
また、上記一般式(1)の変性シリコーンは、アミノ当量が、500〜8000g/mol、更に800〜4500g/molであることが好ましい。アミノ当量は、窒素原子1つ当たりの分子量であり、アミノ当量=分子量/窒素原子数で求められる。分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリスチレンを標準として求めた値であり、窒素原子数は元素分析法等により求めることができる。
上記一般式(2)で表される変性シリコーンにおいて、B及びCは−R7−Q、又は−NR10−R9−O(Cm2mO)i8で表される基を示し、B、Cの両方のQがポリオキシアルキレン基を含有しないアミノ基含有基又はアンモニウム基含有基の場合はない。
上記一般式(2)の変性シリコーンは、25℃における動粘度は9000mm2/s以上であり、15000mm2/s以上であることが好ましい。また、重量平均分子量は10000以上500000以下、更に15000以上400000以下、特に25000以上350000以下が好ましい。これらの動粘度及び重量平均分子量の測定方法は前記の通りである。また、上記一般式(2)の変性シリコーンは、アミノ当量は、500〜8000g/mol、更に800〜4500g/molであることが好ましい。
本発明の洗浄助剤中には、(a)成分の乳化、分散及び安定性などの配合の面から、界面活性剤を含有することが好ましい。好適な界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性活性剤が挙げられ、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤が好ましく、非イオン界面活性剤が更に好ましい。非イオン界面活性剤としては、高級アルコールのエチレンオキシド(以下「EO」という)付加物、若しくはEO/プロピレンオキシド(以下「PO」という)付加物、特に炭素数が8〜16のアルコールのEO平均1〜15モル付加物が、(a)成分の配合安定性の観点から好ましい。
本発明の洗浄助剤中の(a)成分の含有量は、1〜50重量%が好ましく、3〜25重量%が更に好ましい。また、界面活性剤の含有量は、0.5〜50重量%が好ましく、1〜25重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄助剤は、粉末状あるいは液体状の洗剤に予め配合して用いても良いし、洗濯時に、本発明の洗浄助剤を洗剤と一緒に用いても良い。
[洗浄剤組成物]
本発明の洗浄剤組成物は、本発明の洗浄助剤を含有する。洗浄剤組成物中の本発明の洗浄助剤の含有量は、(a)成分の含有量として、0.5〜20重量%が好ましく、1.5〜10重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、粉末状でも液体状でも良い。粉末洗浄剤組成物に本発明の洗浄助剤を配合する場合には、例えば本発明の洗浄助剤と4級アンモニウム塩を混合し、冷却後微粒化し洗浄剤組成物に配合する方法、本発明の洗浄助剤とゼオライト担体等を含むカプセル状の剤を形成させて洗浄剤組成物に配合する方法、本発明の洗浄助剤と非イオン性界面活性剤を混合した後、この混合物を吸油性担体に担持させて洗浄剤組成物に配合する方法、エタノール等の有機溶剤で希釈した本発明の洗浄助剤を粉末洗浄剤に噴霧することにより洗浄剤組成物に配合する方法等が挙げられる。液体洗浄剤組成物に本発明の洗浄助剤を配合する場合には、本発明の洗浄助剤と他の成分を混合すればよい。
本発明の洗浄剤組成物が粉末洗浄剤組成物の場合、本発明の洗浄助剤以外に、界面活性剤、ビルダー、アルカリ剤、漂白成分等の従来の粉末洗浄剤組成物に配合される成分を含有することができる。また、本発明の洗浄剤組成物が液体洗浄剤組成物の場合、本発明の洗浄助剤以外に、界面活性剤、アルコール類等の従来の液体洗浄剤組成物に配合される成分を含有することができる。
本発明の洗浄剤組成物中の界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、5〜60重量%が好ましく、15〜50重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物に用いられるビルダーとしては、結晶性アルミノ珪酸塩、非晶質アルミノ珪酸塩、結晶性珪酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム等の無機ビルダー、式(3)
Figure 2007161916
〔式中、R12は−(CH2h−Eで表される基であり、Eは水素原子、水酸基又は−COOM1であり、M1は水素原子、アルカリ金属(好ましくはNa、K)又はアンモニウムであり、hは0〜3の数である。〕
で表されるアミノポリカルボン酸等の有機ビルダーが挙げられる。本発明の洗浄剤組成物中のビルダーの含有量は、特に限定されないが、10〜50重量%が好ましく、15〜40重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物に用いられるアルカリ剤としては、炭酸塩、珪酸塩、アミン類(アルキルアミン、アルカノールアミン等)等が挙げられ、炭酸塩、珪酸塩がより好ましい。本発明の洗浄剤組成物中のアルカリ剤の含有量は、特に限定されないが、5〜50重量%が好ましく、10〜40重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物に用いられる漂白成分としては、水溶液中で過酸化水素を放出する物質(以下過酸化水素放出物質という)や漂白活性化剤が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物中の過酸化水素放出物質の含有量は、特に限定されないが、0.1〜80重量%が好ましく、0.5〜70重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物に用いられる漂白活性化剤としては、式(4)又は(5)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2007161916
〔式中、R13は炭素数4〜13、好ましくは10〜13のアルキル基、R14は炭素数5〜13、好ましくは7〜11のアルキル基、M2は水素原子又はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム若しくはアルカノールアミンを示す。〕
本発明の洗浄剤組成物中の漂白活性化剤の含有量は、特に限定されないが、0.05〜20重量%が好ましく、0.1〜10重量%が更に好ましい。
[繊維製品の洗浄方法]
本発明の繊維製品の洗浄方法は、本発明の洗浄助剤を従来の洗浄剤と共に用いて繊維製品を洗浄する方法、あるいは本発明の洗浄剤組成物を用いて繊維製品を洗浄する方法のいずれでも良い。
本発明の洗浄方法において、洗浄浴中の(a)成分の濃度は、繊維製品重量に対し、0.02〜0.5重量%が好ましく、0.03〜0.3重量%が更に好ましい。
本発明の洗浄方法は、繊維製品重量に対して洗濯水量が少ない詰め込み洗い、特に浴比、即ち洗濯水量と洗濯する繊維製品が重量比で、洗濯水量(L)/洗濯する繊維製品重量(kg)<1/12であるような詰め込み洗いを行う際に有効である。
実施例1
下記に示す配合成分を用い、表1に示す組成の洗浄助剤を調製した。得られた洗浄助剤について、以下の方法で洗浄力及びシワの判定を行った。これらの結果を表1に示す。
<配合成分>
・本発明の(a)成分
(a)−1:式(1−1)で表される変性シリコーン[重量平均分子量14000、ポリシロキサンブロックの重量平均分子量2700、ポリオキシアルキレンブロックの重量平均分子量530、ポリシロキサンブロックの変性シリコーン全体に占める割合70重量%、粘度3000mm2/s(25℃)]、アミノ当量850g/mol
Figure 2007161916
(a)−2:式(1−2)で表される変性シリコーン[重量平均分子量32000、ポリシロキサンブロックの重量平均分子量4300、ポリオキシアルキレンブロックの重量平均分子量900、ポリシロキサンブロックの変性シリコーン全体に占める割合74重量%、粘度50000mm2/s(25℃)]、アミノ当量1350g/mol
Figure 2007161916
(a)−3:式(2−1)で表される変性シリコーン[重量平均分子量27000、粘度43000mm2/s(25℃)]、アミノ当量1900g/mol
Figure 2007161916
(a)−4:式(2−2)で表される変性シリコーン[重量平均分子量31000、粘度44000mm2/s(25℃)]、アミノ当量5200g/mol
Figure 2007161916
・比較の変性シリコーン
(a’)−1:KF615A 信越化学工業(株)製ポリエーテル変性シリコーン[粘度1250mm2/s(25℃)、HLB=14]
・界面活性剤
非イオン界面活性剤a:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(炭素数12の直鎖第1級アルコールにEOを平均13.1モル付加させたもの)
非イオン界面活性剤b:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(炭素数12の直鎖第1級アルコールにEOを平均2.9モル付加させたもの)
<洗浄力及びシワの判定方法>
綿メリヤスを11×20cmに裁断し、この布を作業着などの着衣の衿の折り目をまたいで固定し、この着衣を3日間着用した。着衣から該布をはずし、均等な汚れになるよう一対の布片(9×6cm)を切り出して試験布とし、各々を肌着に縫い付けた。この肌着(綿100%)18枚、ポロシャツ(綿100%)3枚、ポロシャツ(ポリエステル/綿混紡)2枚、Tシャツ(綿100%)5枚の総計4.0kgを以下の方法で洗濯した。
洗濯機として、松下電器産業(株)製の全自動洗濯機National NA-F70PX5(水量48L、浴比12)を用い、上記の衣料(総重量4.0kg)を洗濯槽に入れ、洗剤として花王(株)製粉末洗剤「アタック」を53g、洗浄助剤を53ml加えて標準コースで洗濯を行った。
洗濯終了後、衣料を取り出し、軽く叩きながら整形し、ハンガーに掛けて室内(20℃、65%RH)で吊り干し乾燥させた。乾燥後、試験布を取り外し、パネラー10名により、比較品1を対照品とし、以下の基準で洗浄力を視覚判定した。また、同様にパネラー10名により、以下の基準で乾燥後のTシャツのシワを視覚判定した。表1にはそれぞれパネラー10名の平均値で示した。
・洗浄力の判定基準
5:対照品に比べ汚れ少ない
4:対照品に比べやや汚れ少ない
3:対照品と同等
2:対照品の方がやや汚れ少ない
1:対照品の方が汚れ少ない
・シワの判定基準
5:全くシワがない
4:かなりシワが減っている
3:若干シワが残っている
2:相当シワが残っている
1:著しくシワが残っている
Figure 2007161916
実施例2
実施例1と同様の本発明の(a)成分及び比較の変性シリコーンを用い、これらの変性シリコーンをエタノールに溶解して、変性シリコーンの5重量%エタノール溶液を調製した。別に、JIS K3362記載の洗浄力判定用指標洗剤(粉末)を調製し、ここに、上記変性シリコーンの5重量%エタノール溶液を、洗浄剤組成物中の変性シリコーン含有量が5重量%になるよう噴霧し、粉末洗浄剤組成物を得た。
得られた粉末洗浄剤組成物について、下記の方法で洗浄力及びシワの判定を行った。これらの結果を表2に示す。
<洗浄力及びシワの判定方法>
実施例1と同じ試験布及び衣料を用い、「アタック」及び洗浄助剤の代わりに上記で調製した粉末洗浄剤組成物67gを用いる以外は実施例1と同様に洗濯を行い、同様に洗浄力及びシワの判定を行った。尚、洗浄力及びシワの判定は、比較品3を対照品として行った。
Figure 2007161916
実施例3
実施例1と同様の本発明の(a)成分及び比較の変性シリコーン、下記記載の非イオン界面活性剤を用い、表3に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製した。尚、本発明の(a)成分及び比較の変性シリコーンは、分散しやすいように非イオン界面活性剤と予め混合してから、他の成分と混合した。
得られた液体洗浄剤組成物について、下記方法で洗浄力及びシワの判定を行った。これらの結果を表3に示す。
・非イオン界面活性剤
非イオン界面活性剤c:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(炭素数10〜14の直鎖第1級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの)
非イオン界面活性剤d:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(炭素数10〜14の直鎖第2級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの)
<洗浄力及びシワの判定方法>
実施例1と同じ試験布及び衣料を用い、「アタック」及び洗浄助剤の代わりに上記で調製した液体洗浄剤組成物67mlを用いる以外は実施例1と同様に洗濯を行い、同様に洗浄力及びシワの判定を行った。尚、洗浄力及びシワの判定は、比較品5を対照品として行った。
Figure 2007161916

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)又は(2)で表される変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種の変性シリコーン(以下(a)成分という)を含有する洗浄助剤。
    Figure 2007161916
    〔式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示す。R2はR1又はAのいずれかを示す。Aは−R3−Z(ここでR3は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す)で表される基を示す。aは2以上の整数、bは1以上の整数、cは4以上の数、nは2〜4の整数を示し、c個の(Cn2nO)は同一でも異なっていてもよい。dは2以上の整数を示す。Yは炭素−ケイ素結合によって隣接ケイ素原子に、そして酸素原子を介してポリオキシアルキレン鎖に結合している2価の有機基を示す。ポリシロキサンブロックは変性シリコーン全体の45〜85重量%を占める。これらの基は、変性シリコーンの重量平均分子量が8000以上500000以下となるように選択される。〕
    Figure 2007161916
    〔式中、Xは−R6、−O−R6又は−OHであり、R6は炭素数1〜4の1価の炭化水素基を示す。R4は互いに独立して水素原子、−OH、又は炭素数1〜6の1価の炭化水素を示す。R5はR4、B又はCのいずれかを示す。B及びCは−R7−Q[ここでR7は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Qはポリオキシアルキレン基を含有しない1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基、又は−O(Cm2mO)i8(mは2〜4の整数を示し、iは1〜200の数を示し、i個の(Cm2mO)は同一でも異なっていても良い。R8は1価の炭化水素基又は水素原子を示す)]、又は−NR10−R9−O(Cm2mO)i8(R9は直接結合手、又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基、又は水素原子の一部が水酸基に置換された炭化水素基を示し、R10は水素原子又は−R9−O(Cm2mO)i8を示す。m、i及びR8は前記と同じである)で表される基を示す。B及びCは同一でも異なっていても良いが、B、Cの両方のQがポリオキシアルキレン基を含有しないアミノ基含有基又はアンモニウム基含有基の場合はない。e、f、gは1以上の整数を示す。これらの基は、変性シリコーンの25℃における動粘度が9000mm2/s以上となるように選択される。〕
  2. 請求項1記載の洗浄助剤を含有する洗浄剤組成物。
  3. 請求項1記載の洗浄助剤又は請求項2記載の洗浄剤組成物を用いる繊維製品の洗浄方法。
  4. 洗浄浴中の(a)成分の濃度が、繊維製品重量に対し、0.02〜0.5重量%である請求項3記載の洗浄方法。
  5. 洗濯水量と洗濯する繊維製品が重量比で、洗濯水量(L)/洗濯する繊維製品重量(kg)<1/12である請求項3記載の洗浄方法。
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