JP2007161043A - 車両のドア侵入防止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドアおよび車体の見栄えを損ねることのないドア侵入防止構造を提供すること。
【解決手段】 車両の側面衝突時に、衝突荷重によりドア1が車内側へ侵入するのを防止するドア侵入防止構造であって、ドア1のアウタパネル11の下縁の内面には、これと対向するインナパネル12の内面近くまで突出する突出部材3を設け、インナパネル12には上記突出部材3と対応する位置に貫通穴4を形成する。一方、車体のロッカー部2には上記貫通穴4と対応する位置に嵌合穴5を設け、側面衝突時に押し込まれたアウタパネル11により突出部材3が上記貫通穴4を貫通して上記嵌合穴5に嵌合し、ドア1の下縁の移動を阻止する構造とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 車両の側面衝突時に、衝突荷重によりドア1が車内側へ侵入するのを防止するドア侵入防止構造であって、ドア1のアウタパネル11の下縁の内面には、これと対向するインナパネル12の内面近くまで突出する突出部材3を設け、インナパネル12には上記突出部材3と対応する位置に貫通穴4を形成する。一方、車体のロッカー部2には上記貫通穴4と対応する位置に嵌合穴5を設け、側面衝突時に押し込まれたアウタパネル11により突出部材3が上記貫通穴4を貫通して上記嵌合穴5に嵌合し、ドア1の下縁の移動を阻止する構造とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両の側面衝突時にドアが変形して車内側へ侵入するのを抑制する車両のドア侵入防止構造に関する。
一般に、図5に示す2ドアのクーペタイプの乗用車では、後部座席への乗員の乗降性を考慮して比較的、ドア1の前後長を長くしている。ところで車両の側面衝突時等、横方向から車両の側面に他の車両が衝突した場合、衝撃によりドア1はその中間部が車内側へ押し込まれるように変形し、これに伴ってドアの周縁が引き込まれ、ドアの車内側への侵入量が大きくなるおそれがある。特に、前後長が長い2ドアクーペのドアではこの傾向が大きい。
そこで従来、側面衝突時のドアの車内側への侵入を防止する対策が取られている。図6は図5のA−A線に沿う従来の代表的なドア侵入防止構造の断面図を示す。ドア1側には閉鎖時に車体の剛性部材たる閉断面構造のロッカー部2とラップするドア1下縁部の後端位置に、インナパネル12の車内側のパネル面からロッカー部2側へ突出する突出部材3を設けている。突出部材3は断面L字形で、インナパネル11の上記パネル面に溶接固定する接合部30と、接合部30の下端から屈曲してロッカー部2側へ突出する突出部31を備えている。
突出部材3の突出部31に対向して、ロッカー部2には、アウタパネル21およびその内方のリィンフォースメント23を貫通し、突出部材3の突出部31を嵌合可能な嵌合穴5を設けることがなされている。尚、嵌合穴5にはロッカー部2内への水の侵入を防止するため、車外側が開口する有底筒状で、アウタパネル21およびリィンフォースメント23の嵌合穴5を貫通するとともに、外周をアウタパネル21の嵌合穴5周縁に係合して嵌合穴5をシールするシール部材50が嵌め込まれる。
これによれば、側面衝突時に、衝突初期の段階でドア1全体が車内側へ押し込まれると、突出部材3の突出部31がロッカー部2の嵌合穴5に嵌合し(図6の矢印方向)、これによりドア1下縁部がロッカー部2に係合保持され、ドア1の車内側への変形の進行に伴うドア下縁の車内側への引き込まれが阻止され、ドア1の車内側への変形が抑制される。
ところで、この種のドア侵入防止構造では、突出部材3がドア車内面から突出しており、かつロッカー部2の嵌合穴5が露見しているので見栄えが悪い上、突出部材3によって乗員に危険感を与える。そこで、下記特許文献1に記載されたように、ドアの下縁部に嵌合凹部を形成する一方、これと対向するロッカー部側に電子制御によりロッカー部内からドア側へ突出可能なピン(突出部材)が設けられ、通常、上記ピンをロッカー部内へ収納しておき、車両の側面衝突時に、車体に設けられたセンサが衝突を検知すると、上記ピンをドア側へ突出せしめてドアの上記嵌合凹部へ嵌合させてドアの車内側への侵入変形を抑制するものが提案されている。しかしながら、特許文献1の構造では、電子制御装置、衝突センサ、ピンの駆動装置等が必要で、コストがかかる。
特開2001−191879号公報
そこで本発明は、ドアや車体の開口の周縁部に突出物がなく、かつ電子制御装置などを必要としない安価な構造で、ドアの車内側への侵入を抑制できるドア侵入防止構造を提供することを課題としてなされたものである。
本発明は、ドアの周縁部に車内側へ突出する突出部材を設けるとともに、ドアの周縁部と車内外方向で重なる車体の開口の周縁部に上記突出部材と対向する係合部を設け、ドアに車内側への衝突荷重が負荷されたときに、上記突出部材が上記係合部に係合してドアの車内側への侵入を抑制するようになした車両のドア侵入防止構造において、上記突出部材をドアのアウタパネルとインナパネルとの間に設け、上記インナパネルの上記突出部材と対向する部位に、上記衝突荷重により上記突出部材が上記インナパネルに対して相対的に上記車内側に変位した時、上記突出部材が上記インナパネルから突出するための貫通穴を設ける(請求項1)。通常は、突出部材がドアから突出していないため見栄えがよい。また、ドアに車内側への衝突荷重が負荷されたときは、アウタパネルが車内側へ変形移動し、これにより突出部材がアウタパネルに押し出され、インナパネルに対して相対的に車内側へ変位して貫通穴から車内側へ突出し、車体側の係合部に係合するので、ドアの車内側への侵入が抑制される。即ち複雑な電子制御なしに突出部材をドアから突出させることができるので、コストアップを避けることができる。
上記突出部材をドアの下縁部に設け、上記係合部として、上記車体の開口の下縁部を構成するロッカー部に上記インナパネルから突出した上記突出部材を嵌入する嵌合穴を形成する(請求項2)。ドアの下縁部の貫通穴およびロッカー部の嵌合穴はいずれも目につき難い場所にあるから目立たず、見栄えを損ねない。
上記貫通穴を、車内側へ変位した上記突出部材により破断可能なカバー部材で塞ぐ(請求項3)。貫通穴はこれをカバー部材で塞いだから、一層目立たない。
上記嵌合穴を、上記ロッカー部に装着された合成樹脂製のガーニッシュで覆う(請求項4)。嵌合穴はガーニッシュにより覆われ外観に現れず見栄えがよい。またガーニッシュを利用して嵌合穴を覆ったからコストアップを避けることができる。
上記突出部材を、上記アウタパネルの内面に接合する接合部と、該接合部から上記インナパネルに向けて突出して上記係合部に係合せしめる突出部とで構成する(請求項5)。突出部材はアウタパネルに接合されているので、衝突荷重によりアウタパネルが押し込まれたときに、突出部材はアウタパネルと一体に車内側へ移動し、嵌合穴に嵌合する。
上記接合部の一端を上記インナパネル側へ延出せしめ、延出部の延出端を上記インナパネルの内面に固定する(請求項6)。ドア外面のアウタパネル屁の突出部材の固定手段には制約があるが、インナパネルへの取付けは選択の自由度があり、強固に取付けることができる。
上記延出部には、ドアに車内側への衝突荷重が負荷されたときに上記アウタパネルとインナパネルとの間の間隔が狭まる変化を容易にならしめる易変形部を設ける(請求項7)。アウタパネルに衝突荷重が作用したときに、突出部材の延出部がアウタパネルとインナパネルとの間で突っ張らずに変形するから、突出部材が貫通穴から突出するのが阻害されない。
図1は図5に示す車両のドア1と車体との間で本発明を適用した第1の実施形態を示すもので、図5のA−A線に沿う断面図である。ドア1はアウタパネル11とインナパネル12とからなる中空断面構造をなす。ドア1の下縁部では、ドア閉鎖時に車体のドア開口(乗降口)9の下縁を構成するロッカー部2の車外面上半部とラップするように、ほぼ垂直面をなすドアアウタパネル11に対して、インナパネル12には上記ドア開口側に面するほぼ垂直なインナパネル12の一般面の下縁から車体のロッカー部2を回避するように車外側へ屈曲する段差面を介して上記一般面よりも車外側の位置にロッカー部2と対面するラップ面13が設けてある。
ドア1の下縁部は、ラップ面13とアウタパネル11との間隔が、インナパネル12の上記一般面とアウタパネル11との間隔よりも狭く、ドアの厚みが薄くしてあり、ドア閉鎖時にラップ面13が若干の間隔をおいて車体のロッカー部2の車外面上半部と対面している。図中、14はドア1のインナパネル12の上記段差面とラップ面13との屈曲部に設けたウェザストリップで、ドア閉鎖時にロッカー部2の車外面上半部とドア1との隙間をシールする。15はドア1のインナパネル12の一般面を被覆する合成樹脂のドアトリムである。
ドア1の上記下縁部には後端付近に突出部材3が内設してある。突出部材3は金属厚板からなり、アウタパネル11の内面に接合される接合部30と、該接合部30の下端からほぼ直角に屈曲して車内側へ延びる突出部31とで断面ほぼL字形をなす。突出部材3は接合部30を接着材等でアウタパネル11の内面に沿って接合し、下端の突出部31がラップ面13の近傍位置まで延びている。
突出部材3の突出部31に対応して、インナパネル12のラップ面13には、突出部31を挿通可能な貫通穴4が形成してある。更に貫通穴4は車内側から合成樹脂のカバー部材41で塞いである。カバー部材41は外周背面側に突設した係合爪部を貫通穴4の周縁に嵌合して取付けてある。尚、カバー部材41の中間部は薄肉に形成してある。
ロッカー部2は断面ほぼコ字形のアウタパネル21と断面ほぼ逆コ字形のインナパネル22とからなり、両パネル21,22の上縁フランジ同士および下縁フランジ同士を結合した閉断面構造をなす。ロッカー部2の内部にはアウタパネル21に沿うようにリィンフォースメント23が設けてあり、リィンフォースメント23はその上縁フランジおよび下縁フランジがアウタパネル21およびインナパネル22の上下両縁の結合部と一体に結合してロッカー部2の閉断面を左右に仕切るように設けてある。図中、Fは車室フロア、24はロッカー部2の車内側の上面を被覆する合成樹脂のスカッフプレート、25はロッカー部2の上縁に設けたウェザストリップで、ドア閉鎖時にドア1のトリム15下縁に当接してドア1との隙間をシールする。
ロッカー部2には、ドア閉鎖時にドア1下縁部のラップ面13と対面するロッカーアウタパネル21の車外面上半部で、ラップ面13の貫通穴4と対向する位置に、貫通穴4を貫通して車内側へ突出する突出部材3の突出部31を嵌合可能な嵌合穴5が形成してある。また嵌合穴5は、リィンフォースメント23にも貫通形成してある。
ロッカー部2の車外面の、ドア閉鎖時にドア1下縁部でラップしない下半部にはこれを被覆する合成樹脂のガーニッシュ6が取付けてある。ガーニッシュ6はドア1のアウタパネル11の外面と連続する意匠面を形成する膨出形状をなす。ガーニッシュ6の上縁はロッカー部2のアウタパネル21に沿って上半部側へ延出し、上縁近傍に形成した薄肉状の被覆部61で嵌合穴5を覆い隠すようにしてある。
本実施形態によれば、突出部材3をドア1内部に設けたので乗員に危険感を与えない。また貫通穴4はドア1の下縁に形成され、嵌合穴5はロッカー部2に形成され、かつ貫通穴4をカバー部材41で塞ぎ、嵌合穴5をガーニッシュ6を利用して覆い隠したので、乗降口まわりの見栄えを損ねない。
他の車両T等が横方向より衝突した側面衝突時、衝突初期の段階でアウタパネル11が車内側へ押し込まれると、図2に示すように、ラップ面13とアウタパネル11との間隔が狭まり、アウタパネル11の車内側への移動変形に伴って突出部材3が車内側へ移動し、突出部31がラップ面13の貫通穴4を塞いだカバー部材41の薄肉部を突き破って貫通穴4を貫通し、更に、突出部31は車体側のガーニッシュ6の薄肉状の被覆部61を突き破ってロッカー部2の嵌合穴5に嵌入し、ドア1の下縁部が車体の剛性部材たるロッカー部2に係合保持される。
このため、ドア1の中央部全体が更に車内側へ押し込まれても、ドア1の下縁部が車内側へ引き込まれないから、ドア1の車内側への移動変形を抑制し、ドア1の車内側への侵入を防ぐ。
突出部材3の取付けに際し、接合部30をアウタパネル11の内面にスポット溶接により接合固定するとアウタパネル11に溶接歪みが生じるので、第1の実施形態では接着剤により接合固定したが、更に突出部材3の取付強度を強固にした第2の実施形態を説明する。
図3は第2の実施形態の図1に対応する縦断面図を示す。第2の実施形態は突出部材3の構造のみが第1の実施形態と相違する。以下、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で表し、これらの説明を省略する。
図3に示すように、突出部材3は、第1の実施形態で説明した突出部材と同様に、接合部30と突出部31とを備えている。接合部30はアウタパネル11の内面に構造接着剤たるマスチックシーラー300等で接合固定してある。更に突出部材3は、インナパネル12の一般部の内面に固定する固定部322と、この固定部322と接合部30を連結する連結部321とからなる延出部32を備えている。連結部321は、接合部30の上端部から車内側へほぼ水平に延びている。接合部30と連結部321の間には上下方向で傾斜する傾斜部(易変形部)323が形成してあり、連結部321と固定部322の間には上下方向で傾斜する傾斜部(易変形部)324が形成してある。固定部322はインナパネル12にスポット溶接により固定してある。
第2の実施形態では、アウタパネル11に接着した接合部30から延出する延出部32の端末(固定部322)をインナパネル12に溶接したから、突出部材3の取付強度が強化される。そしてドア1のアウタパネル11に衝突荷重が加えられたとき、突出部材3の延出部32は易変形部323,324で屈曲してアウタパネル11とインナパネル12との間で突っ張ることなく、突出部材3の突出部31はインナパネル12の貫通穴4を貫通し、ロッカー部2の嵌合穴5に嵌入する。これにより第1の実施形態と同様の効果が奏される。
尚、第2の実施形態では、突出部材3の延出部32の両側の傾斜部323,324を側面衝突時に延出部32の変形の起点となる易変形部としたが、これに限らず、例えば延出部の長手方向中間位置に折れ曲がり変形の起点となる薄肉の凹状ビードを形成してもよい。
1 ドア
11 アウタパネル
12 インナパネル
2 ロッカー部
3 突出部材
30 接合部
31 突出部
32 延出部
322 固定部(延出端)
323,324 傾斜部(易変形部)
4 ドアの貫通穴
41 カバー部材
5 ロッカー部の嵌合穴
6 ガーニッシュ
11 アウタパネル
12 インナパネル
2 ロッカー部
3 突出部材
30 接合部
31 突出部
32 延出部
322 固定部(延出端)
323,324 傾斜部(易変形部)
4 ドアの貫通穴
41 カバー部材
5 ロッカー部の嵌合穴
6 ガーニッシュ
Claims (7)
- ドアの周縁部に車内側へ突出する突出部材を設けるとともに、ドアの周縁部と車内外方向で重なる車体の開口の周縁部に上記突出部材と対向する係合部を設け、ドアに車内側への衝突荷重が負荷されたときに、上記突出部材が上記係合部に係合してドアの車内側への侵入を抑制するようになした車両のドア侵入防止構造において、
上記突出部材をドアのアウタパネルとインナパネルとの間に設け、上記インナパネルの上記突出部材と対向する部位に、上記衝突荷重により上記突出部材が上記インナパネルに対して相対的に上記車内側に変位した時、上記突出部材が上記インナパネルから突出するための貫通穴を設けたことを特徴とする車両のドア侵入防止構造。 - 請求項1に記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記突出部材をドアの下縁部に設け、上記係合部として、上記車体の開口の下縁部を構成するロッカー部に上記インナパネルから突出した上記突出部材を嵌入する嵌合穴を形成した車両のドア侵入防止構造。 - 請求項2に記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記貫通穴を、車内側へ変位した上記突出部材により破断可能なカバー部材で塞いだ車両のドア侵入防止構造。 - 請求項2に記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記嵌合穴を、上記ロッカー部に装着された合成樹脂製のガーニッシュで覆った車両のドア侵入防止構造。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記突出部材を、上記アウタパネルの内面に接合する接合部と、該接合部から上記インナパネルに向けて突出して上記係合部に係合せしめる突出部とで構成した車両のドア侵入防止構造。 - 請求項5に記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記接合部の一端を上記インナパネル側へ延出せしめ、延出部の延出端を上記インナパネルの内面に固定した車両のドア侵入防止構造。 - 請求項6に記載の車両のドア侵入防止構造において、
上記延出部には、ドアに車内側への衝突荷重が負荷されたときに上記アウタパネルとインナパネルとの間の間隔が狭まる変化を容易にならしめる易変形部を設けた車両のドア侵入防止構造。
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JP2005358408A JP2007161043A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 車両のドア侵入防止構造 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010092737A1 (ja) * | 2009-02-11 | 2010-08-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア構造体 |
JP2010228727A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Suzuki Motor Corp | 自動車のサイドシル構造 |
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WO2022001684A1 (en) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | Ningbo Geely Automobile Research & Development Co., Ltd. | A door system and a method for improving durability of a vehicle during a roof crush |
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-
2005
- 2005-12-13 JP JP2005358408A patent/JP2007161043A/ja active Pending
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