JP2007158142A - リアクタ - Google Patents

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JP2007158142A
JP2007158142A JP2005352978A JP2005352978A JP2007158142A JP 2007158142 A JP2007158142 A JP 2007158142A JP 2005352978 A JP2005352978 A JP 2005352978A JP 2005352978 A JP2005352978 A JP 2005352978A JP 2007158142 A JP2007158142 A JP 2007158142A
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coil
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Tetsuya Minato
哲也 湊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】エアコン室外機の軽量化に寄与すると共に、リアクタのコスト低減を行う。
【解決手段】ロの字状の鉄心1と、中央磁脚鉄心2と、コイル3と、絶縁手段4とを備え、コイル3の寸法W1とロの字状の鉄心1の積層厚みW2をほぼ同一とし、コイル層面8辺中の6辺がロの字状の鉄心1と絶縁手段4を介し接触することにより、コイル3の熱放散性を向上させ、コイル温度上昇限度に対する余裕分を巻線径の低下を行い、巻線径低下によるコイル断面積低下から鉄心窓内寸法余裕ができ、磁路長が短い小型サイズのロの字状の鉄心1が使用でき、コイル重量および鉄心重量を減少させ、軽量で安価となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータエアコン等の力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタとしては、絶縁手段を介しロの字状の鉄心を構成するI型鉄心及び凹型と中央磁脚鉄心の周囲に配されたコイル層面の上下8辺中の4辺が接触している(特許文献1参照)。
図3は前記文献に記載された従来のリアクタの側面断面図を示すものである。図3において、ロの字状の鉄心1を構成する凹型鉄心を溶接等の手段で積層した鉄心の内に矩形鉄心を溶接等の手段で前記ロの字状の鉄心1とほぼ同一の積層厚みとした中央磁脚鉄心2にコイル3を直か巻きし、絶縁手段4を構成する絶縁紙を巻き付けたコイルユニットを納めた後、上から前記ロの字状の鉄心1を構成するI型鉄心を溶接固定し、ワニス含浸されていた。
特開平9−35965号公報
しかしながら、前記従来の構成では、絶縁紙を介しコイルとコイル放熱板の機能を有するロの字状の鉄心を構成するI型鉄心及び凹型鉄心はコイル層面の上下8辺中の4辺のみで接触しているため、コイルとロの字状の鉄心間の熱伝導面積が小さく、コイルの放熱が少ないため、コイル温度を法律で規定される温度上昇限度以下に抑制するためにはコイルの銅損を小さくするコイル線径の太い設計が必要となり、コイル重量を増大させ、エアコン室外機の軽量化に寄与できない上、大きなコストアップを招くと言う課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、コイルの熱放散性を向上させ、エアコン室外機の軽量化に寄与する軽量で安価なリアクタを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のリアクタは、絶縁手段を介しロの字状の鉄心とコイル層面8辺中の6辺を接触する構造とし、ワニス含浸したものである。
これによって、コイルからコイル放熱板の機能を有するロの字状の鉄心への熱伝導性が向上することとなる。
本発明のリアクタは、コイル鉄心間の熱伝導を向上させ、軽量で安価にすることができる。
本発明は、絶縁手段を介しロの字状の鉄心とコイル層面8辺中の6辺が接触する構造とし、ワニス含浸することにより、コイルとロの字状の鉄心間の接触面積を増加させ、コイルとコイル放熱板の機能を有するロの字状鉄心の熱伝導を良好にし、コイルの熱放散性を向上させ、エアコンの軽量化、コストダウンに寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図、図2は正面断面図を示すものである。図1、図2において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明は省略する。
図1、図2において、矩形の珪素鋼板を積層し溶接で固定してなる中央磁脚鉄心2を巻芯として、アルミ・銅を導体としたエナメル巻線のコイル3を直か巻きし、電流流入時にI型及び凹型の珪素鋼板を積層してなるロの字状の鉄心1とコイル3間の磁気飽和特性を調整する空隙の磁気吸引力による振動、騒音防止のスペ−サを兼ねる芳香族ポリアミド紙からなる絶縁手段4を巻き付けたコイルユニットを形成し、コイル3の寸法W1とほぼ同一積層厚みW2を形成してなるロの字状の鉄心1を構成する凹型鉄心にコイルユニットを納めた後、上からロの字状の鉄心1を構成する積層厚みW2を形成してなるI型鉄心を鉄心突合せ部5にて溶接固定し、不飽和ポリエステル等からなるワニス含浸する。
尚、中央磁脚鉄心2の積層方向は前記ロの字状の鉄心1の積層方向と同一でも良いが、鉄心打ち抜きの歩留まりを考慮すれば逆方向が望ましい。
以上のように構成されたリアクタについて、以下その動作と作用を説明する。
絶縁手段4を介しロの字状の鉄心1とワニス含浸によりワニス6の付着よる絶縁手段4との密着性が良化したコイル3との接触部は上下8辺中の6辺となり、接触面積が増大し、熱伝導性が向上し、コイル3からこのコイル3の放熱板の機能を有するロの字状の鉄心1に対する熱放散性が上がり、コイル3の温度上昇が低下する。
前記により、コイル3の温度は法律で規定される温度限度に対し、余裕ができることになり、巻線径を低下させ銅損が増加しても法律で規定される温度限度をクリアすることができ、コイル重量は減少する。さらに巻線径低下によるコイル断面積低下から鉄心窓内寸法余裕ができ、磁路長が短い小型サイズのロの字状の鉄心1が使用でき、鉄心重量も減少する。
尚、コイル3の8辺すべて絶縁手段4を介してロの字状の鉄心1と接触する構造はさらに熱放散性が良化するが、コイル3の巻始めリ−ド線の立ち上がり処理が困難で適切ではない。
以上のように、本実施形態において、絶縁手段4を介しロの字状の鉄心とコイル層面上下8辺中の6辺を接触させることにより、軽量で安価なリアクタとすることができる。
本発明のリアクタは、コイル放熱性を向上が可能となるため、積層鉄心を使用したインダクタの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図 本発明の実施の形態1におけるリアクタの正面断面図 従来のリアクタの側面断面図
符号の説明
1 ロの字状の鉄心
2 中央磁脚鉄心
3 コイル
4 絶縁手段
5 鉄心突合せ部
6 ワニス
W1 コイル寸法
W2 ロの字状の鉄心積層厚み

Claims (1)

  1. 積層鉄板を用いて形成された一つ以上のロの字状の鉄心と、このロの字状の鉄心の内側に絶縁手段を介して配された中央磁脚鉄心と、この中央磁脚鉄心の周囲に配されたコイルとを備え、前記絶縁手段を介し前記ロの字状の鉄心と前記コイルの層面8辺中の6辺を接触させたワニス含浸されたリアクタ。
JP2005352978A 2005-12-07 2005-12-07 リアクタ Pending JP2007158142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013089787A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Tamura Seisakusho Co Ltd トランス

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