JP2006179754A - リアクタ - Google Patents

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JP2006179754A
JP2006179754A JP2004372819A JP2004372819A JP2006179754A JP 2006179754 A JP2006179754 A JP 2006179754A JP 2004372819 A JP2004372819 A JP 2004372819A JP 2004372819 A JP2004372819 A JP 2004372819A JP 2006179754 A JP2006179754 A JP 2006179754A
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Tetsuya Minato
哲也 湊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】エアコン室外機の軽量化に寄与すると共に、リアクタのコスト低減を行う。
【解決手段】積層されたロの字状の鉄心と積層方向が異なる中央磁脚鉄心構造を持ち、ワニス含浸することにより、コイル4の熱放散性を向上させ、コイル温度上昇限度に対する余裕分を巻線径の低下を行い、コイル4の外形の適切寸法化のための中央磁脚鉄心積厚増により可能となるロの字状の鉄心の積厚減を行い、コイル重量および鉄心重量を減少させるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータエアコン等の力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタとしては、ロの字状の鉄心と、前記ロの字状の鉄心の内側に絶縁手段を介して配された中央磁脚鉄心の積層方向は同一方向となっていた(特許文献1参照)。図3は前記文献に記載された従来のリアクタの断面図を示すものである。図4において、矩形鉄心3を溶接等の手段で積層した中央磁脚鉄心にコイル4を直か巻きしたコイルユニットに絶縁紙5を巻き付け、コの字型鉄心2を溶接等の手段で積層した鉄心の内に鉄心の積層方向が同一方向になるようコイル4を具備したコイルユニットを納めた後、上からI型鉄心1を積層した鉄心にて抑えて鉄心突合せ部6にて溶接固定し、ワニス含浸されていた。
特開平9−35965号公報(図1)
しかしながら、前記従来の構成では、コイル外形が中央磁脚鉄心を形成する矩形鉄心幅及びコイルの層側寸法で決定され、コイルの放熱板となるロの字状の鉄心との密着性を確保できない上、前記ロの字状の鉄心の内側に存する絶縁紙も電流流入時、磁気飽和特性を調整する空隙の磁気吸引力による振動、騒音防止のスペ−サを兼ねた構造になっているため、電気絶縁に必要な厚さより厚くなり、コイルとロの字状の鉄心間の熱伝導を阻害し、コイル温度を法律で規定される温度上昇限度以下に抑制するためにはコイル4の銅損を小さくするコイル線径の太い設計が必要となり、コイル重量を増大させ、エアコン室外機の軽量化に寄与できない上、大きなコストアップを招くと言う課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するために、コイル鉄心間の熱伝導を向上させ、エアコン室外機の軽量化に寄与する軽量で安価なリアクタを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のリアクタは、積層されたロの字状の鉄心と積層方向が異なる中央磁脚鉄心構造とし、ワニス含浸するものである。
本発明のリアクタは、コイル鉄心間の熱伝導を向上させ、軽量で安価にすることができる。
第1の発明は、中央磁脚鉄心の積層方向を外部の積層されたロの字状鉄心と異なる方向とし、中央磁脚鉄心の積厚を適切な寸法にすることにより、コイル外形が絶縁手段を介して積層されたロの字状の鉄心と接する構造とし、ワニス含浸し、コイルの熱放散性を向上させ、エアコンの軽量化、コストダウンに寄与できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、中央磁脚鉄心と対向配置されたコイル層面側ロの字状鉄心の少なくとも一方を階段状とすることにより熱伝導性が良くなり、熱放散性を更に向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの断面図、図2は前記形態を実現させるための製造工法説明断面図を示すものである。図1、図2において、図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明は省略する。
図1、図2において、珪素鋼板からなる矩形鉄心を積層し、溶接で固定した中央磁脚鉄心3を巻芯として、アルミ・銅を導体としたエナメル巻線のコイル4を巻き、前記ユニットにI型鉄心1とコの字型鉄心2からなるロの字状の鉄心とコイル4間の電気絶縁及び電流流入時、磁気飽和特性を調整する空隙の磁気吸引力による振動、騒音防止のスペ−サ目的を持つ絶縁手段として芳香族ポリアミドの絶縁紙5を矩形鉄心の面方向にあるコイル4の外形を覆う形態で巻き付ける。この時、 完成したコイルユニットの矩形鉄心3の面方向外形寸法W1がコの字型鉄心2の内側寸法W2よりも大きくなるように矩形鉄心3の積厚を設定するものとする。コの字型鉄心2を溶接等の手段で積層した鉄心内に絶縁紙5で外形を覆われた方向、言換えればコの字型鉄心2と中央磁脚鉄心3の積層方向が90°異なる形態でコイル4を成形挿入後、上からコの字型鉄心2と同方向に積層したI型鉄心1にて押えて鉄心突合せ部6にて溶接固定し、ワニス含浸する。尚、コの字型鉄心2を溶接等の手段で積層した鉄心の内に納められるコイル4の外形寸法W1の値は、コイル4の巻線径および巻線時の層間密度等により個々の伸縮度により決定され、コの字型鉄心2の内側寸法W2より0.5から1.5mm程度のものが望ましい。
本発明により、コイル4とコイル4の放熱板として考えられるロの字状の鉄心との密着性は空気層が介在しないため良化し、熱伝導性が向上し、熱放散性が上がり、コイル4の温度上昇が低下する。前記により、コイル4の温度は法律で規定される温度限度に対し、余裕ができることになり、巻線径を低下させ銅損が増加しても法律で規定される温度限度をクリアすることができる。尚、巻線径の低下により、コイル4の外形寸法W1の値が小さくなることから、密着性確保のため矩形鉄心の積厚を増加させ、目標とするコイル4の外形寸法に合致させる必要性を有するが、性能上必要なインダクタンスより大きな値となることから、磁路長が長い積層されたロの字状の鉄心積厚を減らし、インダクタンスを調整すれば鉄心重量も減らすことができる。この結果、軽量で安価なリアクタとすることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2におけるリアクタの断面図を示すものである。本実施の形態における実施の形態1との相違点は矩形鉄心を積層した中央磁脚鉄心3と対向配置されたI型鉄心1とコの字型鉄心2からなるロの字状のI型鉄心1の内側に階段形状部7設け、絶縁紙5を折り曲げ必要な空隙寸法を確保したものである。尚、コイル層面側のコの字型鉄心2の内側に階段形状部を設けても、I型鉄心1とコの字型鉄心2の両方に階段形状部を設けても同一の効果を得ることができる。又、絶縁紙5を折り曲げず、別個空隙用スペーサを設けても良い。
本発明により、コイル4とI型鉄心1とコの字型鉄心2からなるロの字状の鉄心間の絶縁紙5の厚みは電気絶縁に必要最小な値とすることができ、コイル4とコイル4の放熱板として考えられるロの字状の鉄心との熱伝導性がさらに向上し、熱放散性が上がり、コイル4の温度上昇がさらに低下し、巻線径の低下率を上げることができる。この結果、より軽量で安価なリアクタとすることができる。
本発明のリアクタは、コイルの放熱性を向上することが可能となるため、積層鉄心を使用したインダクタの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるリアクタの断面図 本発明の実施の形態1におけるリアクタの製造工法説明図 本発明の実施の形態2におけるリアクタの断面図 従来のリアクタの断面図
符号の説明
1 I型鉄心
2 コの字型鉄心
3 中央磁脚鉄心
4 コイル
5 絶縁紙
6 鉄心突合せ部
7 鉄心階段形状部
W1 コイルユニット外形寸法
W2 コの字型鉄心内側寸法

Claims (2)

  1. 一つ以上の積層鉄心を用いて形成されたロの字状の鉄心と、前記ロの字状の鉄心の内側に絶縁手段を介して配され、ロの字状の鉄心と積層方向が異なる中央磁脚鉄心と、前記中央磁脚鉄心の周囲に配されたコイルとを備え、ワニス含浸されたリアクタ。
  2. 中央磁脚鉄心と対向配置されたコイル層面側ロの字状鉄心の、少なくとも一方が階段状となる請求項1に記載のリアクタ。
JP2004372819A 2004-12-24 2004-12-24 リアクタ Pending JP2006179754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141117A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Daikin Ind Ltd リアクトル

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