JP2005310813A - リアクタ - Google Patents

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JP2005310813A
JP2005310813A JP2004121576A JP2004121576A JP2005310813A JP 2005310813 A JP2005310813 A JP 2005310813A JP 2004121576 A JP2004121576 A JP 2004121576A JP 2004121576 A JP2004121576 A JP 2004121576A JP 2005310813 A JP2005310813 A JP 2005310813A
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iron core
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Tetsuya Minato
哲也 湊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】エアコン室外機の軽量化に寄与する軽量で安価なリアクタを提供する。
【解決手段】積層E型鉄心1と積層I型鉄心2を有し、積層I型鉄心2と突き合わせしない積層E型鉄心1の外形積層面が凹凸形状になるよう鉄心ヨーク寸法の異なるE型鉄心1a、1bを数枚ごとに交互に積層し、積層E型鉄心1の中央磁脚1cとこれに対向配置された積層I型鉄心2との間に磁気飽和特性を調整するエアギャップ3を形成し、中央磁脚の周囲にコイル4と鉄心を電気的に絶縁する絶縁材5を巻き付けたコイル4を巻装する。これにより鉄心の濃いる放熱板としての機能が上がり、体積の小さい鉄心を採用することができ、また鉄心窓内に巻装できるコイルの線径を細くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータエアコンの力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタは鉄心形状を使用するものであった。(例えば特許文献1参照)図4は前記特許文献1に記載された鉄心を用いた従来のリアクタの斜視図を示している。図4で示すとおり、互いに突き合わされ外形面が平面な積層E型鉄心1と積層I型鉄心2を有し、積層E型鉄心1の中央磁脚1cとこれに対向配置された積層I型鉄心2との間に磁気飽和特性を調整するエアギャップ3を形成し、中央磁脚1cの周囲にコイル4が巻装される構成のものであった。
実開平6−31122号公報(図13)
しかしながら、上記従来の構成では鉄心はコイルの放熱板としての効果が低く、コイル温度を法律で規定される温度上昇限度以下に抑制するためにはコイル銅損を小さくする線径の太い設計が必要となり、コイル重量が増大する上、コイルが挿入される鉄心窓内面積を大きく取る必要性から鉄心磁路長が伸び、鉄心重量をも増大させ、リアクタ重量が重くなり、エアコン室外機の軽量化に寄与できないと言う課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するために、鉄心の放熱面積を上げる形態とする。その結果、エアコン室外機の軽量化に寄与する軽量で安価なリアクタを提供することができる。
上記従来の課題を解決するため、本発明のリアクタはI型鉄心と突き合わせしないE型鉄心の外形積層面を凹凸形状とするものである。この構成によって、鉄心はコイル放熱板としての機能が上がり、鉄心窓内に巻装できるコイルの線径を細くすることができ、軽量で安価なリアクタとすることができる。
本発明のリアクタによれば、軽量で安価にすることができる。
第1の発明は、積層E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された積層I型鉄心との間に磁気飽和特性を調整するエアギャップを形成し、中央磁脚の周囲に絶縁紙・樹脂等からなる絶縁材を巻き付けたコイルが巻装され、積層I型鉄心と突き合わせしない積層E型鉄心の外形積層面が凹凸形状となるようにしたもので、積層E型鉄心の表面積を増大でき、効率的に放熱してコイルの温度を低下させ、コイル4の線径を細くすることができ、小型の鉄心を採用することができる。これにより、電線使用重量及び鉄重量が低減し、リアクタを軽量で安価にすることができる。
第2の発明は、特に第1の発明で積層E型鉄心と絶縁材を介して接するコイルのレアー面に樹脂等を塗布したもので、鉄心とコイルの密着性は線接触から面接触となりコイルから鉄心への熱伝導は増大し、積層E型鉄心の放熱板としての機能がさらに向上する。
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの斜視図であり、図2はEI鉄心打抜きの平面図である。図1、図2において、図4と同じ構成については同じ符号を用い、説明は省略する。積層E型鉄心1と積層I型鉄心2を有し、積層I型鉄心2と突き合わせしない積層E型鉄心1の外形積層面が凹凸形状になるよう鉄心ヨーク寸法の異なるE型鉄心1a、1bを数枚ごとに交互に積層し、積層E型鉄心1の中央磁脚1cとこれに対向配置された積層I型鉄心2との間に磁気飽和特性を調整するエアギャップ3を形成し、中央磁脚の周囲にコイル4と鉄心を電気的に絶縁する絶縁厚み0.3mmを維持できる最小厚みの芳香族ポリアミド紙等の絶縁材5を巻き付けたコイル4が巻装されている。尚、E型鉄心1a、1bと積層I型鉄心2を形成するI型鉄心2aは公知の鉄心歩留りが良く、価格的に優れるEI鉄心同時打抜き方式にて、E型鉄心1a、1bの鉄心ヨーク寸法を鉄心磁気飽和が部分的に発生しないように0.5×(Ta+Tb)=Tとし、積層組立て性からTa:Tb=2:1程度が適正値であるが、特に指定する限りではない。
かかる構成によれば積層E型鉄心1は公知の歩留まりの良い鉄心打ち抜き方式を採用の上、積層E型鉄心1の表面積を増大でき、コイル4から絶縁紙5を介して熱伝導する熱量を対流と放射により、効率的に発散し、コイル4の放熱板としての機能を増し、コイル4の温度を低下させ、コイル4の銅損が増加してもコイル温度が規定される温度限度値以下になり、コイル4の線径を細くすることができ、鉄心窓内の面積が小さい磁路長の短い体積の小さい鉄心を採用することができる。前記により、線径の2乗に比例する電線使用重量及び体積に比例する鉄重量が低減し、リアクタを軽量で安価にすることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2におけるリアクタの断面図である。積層E型鉄心1とコイル4を電気的に絶縁する絶縁材5を介して接するコイルのレヤー(層)面に不飽和ポリエステル等の樹脂を塗布し、硬化させてなるスペーサ6を入れる。かかる構成によればコイル4の巻線工法上の事由で生じる奇数レヤーと偶数レヤーの段差により発生する積層E型鉄心1と絶縁材5間の空気層は埋まり、積層E型鉄心1とコイル4の密着性は線接触から面接触となり、コイル4から積層E型鉄心1への熱伝導は増大し、積層E型鉄心1はコイル4の放熱板としてさらなる機能向上し、より大きい効果を生むことができる。
本発明の実施の形態1におけるリアクタの斜視図 本発明の実施の形態1におけるリアクタの鉄心打抜き平面図 本発明の実施の形態2におけるリアクタの断面図 従来のリアクタの斜視図
符号の説明
1 積層E型鉄心
1a,1b E型鉄心
1c 中央磁脚
2 積層I型鉄心
2a I型鉄心
3 エアギャップ
4 コイル
5 絶縁紙
6 スペーサ

Claims (2)

  1. 互いに突き合わされた積層E型鉄心と積層I型鉄心を有し、積層E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された積層I型鉄心との間に磁気飽和特性を調整するエアギャップを形成し、中央磁脚の周囲に絶縁紙・樹脂等からなる絶縁材を巻き付けたコイルが巻装され、積層I型鉄心と突き合わせしない積層E型鉄心の外形積層面が凹凸形状となることを特徴とするリアクタ。
  2. 積層E型鉄心と絶縁材を介して接するコイルのレヤー面に樹脂等が塗布されたことを特徴とする請求項1記載のリアクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186904A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Daikin Ind Ltd リアクトルおよび空調機
JP2014067907A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Tdk Corp コア、それを用いた巻線部品及びスイッチング電源装置
JP2014078638A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Takaoka Kasei Kogyo Kk モールド変圧器及びモールド変圧器に用いる鉄心の組み立て方法

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