JP2007157720A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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貞 男 金
Hyea-Weon Shin
慧 媛 辛
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栄 鍍 崔
Meisho Kin
明 燮 金
Won-Seok Yoon
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泰 貞 張
台 昇 ▲曹▼
Tae Seung Cho
Yong-Shik Hwang
▲庸▼ 式 黄
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Abstract

【課題】維持電極と走査電極をアドレス電極と同一基板面に形成したことにより、プラズマディスプレイパネルの放電効率、生産性及び良品率を向上させることのできるプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルは、前面基板10と、前面基板10と対向する背面基板20と、前面基板10及び背面基板20の間の空間を複数に区画して配置された放電セル18と、前面基板10の第1方向に沿って長く形成されたアドレス電極15と、前面基板10の第1方向と交差する第2方向に沿って長く形成され、アドレス電極15と電気的に分離された維持電極32及び走査電極34とを含み、維持電極32の端子及び走査電極34の端子がアドレス電極15の端子と共に前面基板10上に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関し、対向放電型電極構造を適用して放電効率を向上させると共に、対向放電型電極構造からなるパネルの製造時に良品率を向上させるプラズマディスプレイパネルに関する。
一般に、プラズマディスプレイパネルは、気体放電によって発生したプラズマから放射される真空紫外線が蛍光体を励起させることによって発生する赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の可視光線を利用して画像を表示する。
前記プラズマディスプレイパネルは、60インチ以上の超大型画面をわずか10cm以内の厚さで実現することができ、陰極線管(CRT)のような自発光ディスプレイ素子であるので、色再現力及び視野角によるわい曲現象がないという特性がある。
前記プラズマディスプレイパネルは、液晶表示装置(LCD)などに比べて製造工程が単純で、生産性及び原価の面でも有利なTV及び産業用平板ディスプレイとして脚光を浴びている。
前記プラズマディスプレイパネルの一例として、交流型3電極面放電型プラズマディスプレイパネルがある。これを例にあげて説明すると、交流型3電極面放電型プラズマディスプレイパネルは、同一面上に位置した維持電極と走査電極とを含む表示電極を備えた基板と、この基板から一定の距離をおいて垂直方向に形成されたアドレス電極を備えた他の基板とが互いに密封して形成され、その間には放電ガスが充填されている。
前記プラズマディスプレイパネルにおいて、放電の有無は、各ラインに連結されて独立して制御されるアドレス電極と走査電極との間の放電によって決定され、画面を表示する維持放電は、同一面上に位置する維持電極と走査電極とによって行われる。
しかし、従来では走査電極とアドレス電極がそれぞれ異なる基板に形成されていたので、二つの電極間の放電距離が長くなり、アドレス放電に必要な消費電力を増加させてしまうという問題点があった。また、アドレス放電によって選択された各放電空間内に可視光を発生させる維持放電は、同一基板面に配置された表示電極(維持電極と走査電極)の間で、対向放電に比べて放電効率が低い面放電の形態によって起こされるため、放電効率が低下してしまうという問題点があった。
プラズマディスプレイパネルがより多くの画像情報を表示することができるように高解像度及び高精細化される傾向により、画素を構成する各ピクセルに対応する電極の数を増加させるためには、隣接する電極の間隔及び電極の幅を減少させなければならない。しかしながら、既存の厚膜形態で形成される電極は、幅が小さくなれば電極が断線する「オープン現象」が発生し、製品の不良率を増加させることになる。
また、アドレス電極及び表示電極が互いに異なる基板面に形成されていることにより、駆動電圧を印加するための各々の端子もそれぞれの基板面に形成しなければならない。それによって、プラズマディスプレイパネルの製造工程の数が増加してしまい、生産性を低下させてしまう問題点があった。
本発明は、上述した問題を解決するためのものであって、本発明の目的は、対向放電型電極構造を利用して放電効率を向上させると共に、プラズマディスプレイパネルの生産性及び良品率を向上させることのできるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のプラズマディスプレイパネルは、第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板の間の空間を複数に区画して配置された放電セルと、前記第1基板の第1方向に沿って長く形成され、その終端が端子に連結されたアドレス電極と、前記第1基板の前記第1方向と交差する第2方向に沿って長く形成され、その終端が端子に連結されて前記アドレス電極と電気的に分離され、各放電セルを間にして互いに対向配置された第1電極及び第2電極と、前記各放電セル内に形成される赤色、緑色及び青色蛍光体層とを含み、前記第1電極の端子及び前記第2電極の端子は、前記アドレス電極の端子と共に前記第1基板上に形成されていることを特徴とする。
第2基板は、第1基板の少なくとも3辺以上の周縁を開放するように対向配置されている。
アドレス電極の端子は、第1基板面における第1方向の両側周縁のうちの少なくとも片側周縁に形成されている。
第1電極の端子及び第2電極の端子は、第1基板面の第2方向の片側周縁にそれぞれ形成されている。
端子は、Cr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHL(metal insulator hybrid layer)のうちのいずれか一つからなる。
アドレス電極は、端子と同一な厚さに形成されている。
アドレス電極は、Cr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHL(metal insulator hybrid layer)のうちのいずれか一つからなる。
アドレス電極は、第1基板面と接触する黒色層と、黒色層上に積層された白色層とを含んでいる。
アドレス電極は、緑色放電セルと青色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅が、青色放電セルと赤色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅及び赤色放電セルと緑色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅よりも広く形成されている。
アドレス電極は、第1方向に沿って伸張形成された伸張部と、伸張部から第2方向に沿って各放電セルに対応して突出形成された突出部とを含んでいる。
青色放電セルに対応した突出部の幅は、赤色放電セル及び緑色放電セルに対応した突出部の幅よりも広く形成されている。
第1電極及び第2電極の厚さは、端子の厚さよりも厚く形成されている。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、対向放電型電極構造の表示電極をアドレス電極と同一基板面に形成したことにより、プラズマディスプレイパネルの放電効率をより向上させる効果がある。
また、アドレス電極、アドレス電極の端子及び表示電極の端子を同一基板上に薄膜の形態で形成したことにより、プラズマディスプレイパネルの生産性及び良品率を向上させる効果がある。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は、多様な相異した形態で具現され、ここで説明する実施例に限定されるわけではない。図面では、本発明を明確に説明するために、説明に不必要な部分は省略し、明細書全体を通して同一または類似した構成要素については、同一な参照符号を付けた。
図1は本発明の一実施例に係るプラズマディスプレイパネルを示した斜視図である。
図1を参照して説明すれば、本発明の実施例に係るプラズマディスプレイパネル1は、前面基板(第1基板)10と背面基板(第2基板)20とを含み、それらの間は任意の間隔をおいて実質的に平行に配置されて密封されている。
ここでは、背面基板20が前面基板10の4辺の周縁の全てを開放するように対向配置されている構造を例示しているが、本発明は、前面基板10の周囲4辺のうち少なくとも3辺以上の周縁が開放されるように対向配置されていれば十分である。
そして、前面基板10の周縁の開放された各辺には、プラズマ放電に必要な駆動パルスを各放電電極15、32、34(図2に図示)に印加するための端子16、33、35が形成されている。
そして、前面基板10及び背面基板20の間に形成される空間の内部には、画像を表示するディスプレイ領域以外にも、ディスプレイ領域の外郭にダミー領域、余裕領域及び端子連結領域がさらに形成されている。
次に、図2は、図1に示したプラズマディスプレイパネルのディスプレイ領域の一部を分解して示した分解斜視図である。
図1及び図2を参照すると、前面基板10と背面基板20との間には、複数の放電セル18が区画されている。前記放電セル18は、背面基板20上に別途の誘電層をパターニングして形成された隔壁(図示せず)によって区画されるが、図示したように背面基板20をエッチングして形成される隔壁23によって区画することもできる。
前記隔壁23は、第1方向(図面のy軸方向)に伸張形成された第1隔壁部材23aと、第1隔壁部材23aの間で第1方向と交差する第2方向(図面のx軸方向)に伸張形成された第2隔壁部材23bとから形成されている。前記第1隔壁部材23a及び第2隔壁部材23bは、放電セル18をマトリックス構造に区画して隣接する放電セルの間のクロストーク(cross−talk)を効果的に防止することができるようにしている。
また、隔壁23は、y軸方向に伸張形成される第1隔壁部材23aによって放電セル18をストライプ構造に区画することもできる(図示せず)。
本実施例において、放電セル18の平面形状は、ほぼ長方形状に形成されている。つまり、各放電セル18は、上部が開放された直方体形状に形成されている。この放電セル18内には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の可視光を各々発生させるように、各色に対応した赤色、緑色、青色蛍光体層25が塗布されている。前記蛍光体層25は、各放電セル18の底面及び隔壁23の内側面に塗布されている蛍光体によって形成されている。そして、プラズマ放電に必要なゼノン(Xe)、ネオン(Ne)などを含む放電ガスが放電セル18内に充填されている。
前記放電セル18内にプラズマ放電を発生させるために、アドレス電極15、維持電極(第1電極)32及び走査電極(第2電極)34は、各放電セル18に対応して前面基板10に形成されている。
図3は、図2に示す放電セル及びアドレス電極の配置を示した平面図である。
図3を参照すると、アドレス電極15は、前面基板10上で第1方向(図面のy軸方向)に沿って各々伸張形成されている。そして、第1方向と交差する第2方向(x軸方向)に沿って配列された放電セル18に対応するように、各アドレス電極15は互いに平行に配置されている。前記アドレス電極15は、青色、緑色、赤色の各色の放電セル18上を通過するように配置されている。
一方、アドレス電極15は、緑色放電セル18Gと青色放電セル18Bとの間に配置されて青色放電セル18Bのアドレス放電に関与するアドレス電極15の幅を、青色放電セル18Bと赤色放電セル18Rとの間に配置されて赤色放電セル18Rのアドレス放電に関与するアドレス電極15の幅より広く形成し、赤色放電セル18Rと緑色放電セル18Gとの間に配置されて緑色放電セル18Gのアドレス放電に関与するアドレス電極15の幅よりも広く形成することが好ましい。
これをより詳細に説明すれば、アドレス電極15は、第1隔壁部材23aに対応して前面基板10に形成された伸張部15aと、前記伸張部15aから放電セル18の内側に突出形成された突出部15bとから構成されている。
伸張部15aは、第2方向に隣接する一対の放電セル18R、18G、18Bの境界に沿って、つまり第1隔壁部材23aに対応して第1方向に伸張形成される。突出部15bは、第2方向に対して片側の放電セル18R、18G、18Bだけを選択することができるように、前記放電セル18R、18G、18Bに配置された走査電極34に対応する。
前記突出部15bは、多様な平面形状で形成することが可能であり、その一例として本実施例では四角形状を例示した。このような形状の突出部15bは、走査電極34との相互作用によってアドレス放電を起こして放電セル18を選択できるようになっている。したがって、青色放電セル18Bに対応する突出部15bの幅(B1)を赤色放電セル18R及び緑色放電セル18Gに対応する突出部15bの幅(B2、B3)よりも広く形成することによって、三色の放電セル18R、18G、18Bのうち輝度が最も低くて劣化特性が最も深刻な青色放電セル18Bの劣化を最少化し、青色蛍光層18Bの輝度及び寿命特性を改善することができる。
また、突出部15bは、走査電極34を中心線として第1方向の両側に別々に形成されている場合もあるし、一体に形成されている場合もある。いずれの場合でも、アドレス電極15の突出部15bは、1つの走査電極34を共有するように第1方向に隣接する一対の放電セル18に対して設置され、設置された放電セル18のアドレス放電に関与する。
また、アドレス電極15は、前面基板10上にCr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHL(metal insulator hybrid layer)のいずれか1つによって約5μm以下の薄膜形態で形成されている。このように、アドレス電極15を薄膜形態で形成することにより、パネルの高解像度及び高精細化に伴って既存の厚膜形態で形成されて電極の幅が小さくなり、電極が断線して焼成後に電極の周辺に電極の屑が残って電極間にショート(short)が発生する不良率を除去することができる。
特に、アドレス電極15をMIHLで形成する場合には、窒化膜または酸化膜と同一な透明電熱物質及び金属物質の濃度勾配を有するようにし、図6に示すように前面基板10と接触する面には黒色層15cを形成して外部光の反射を防止し、黒色層15cの上に白色層15dを積層して可視光の反射率を高めるようにする。これによって、明暗のコントラスト比(contrast ratio)を向上させることができる。
図4は、図2のIV−IV線に沿って切断した側断面図である。
図4を参照すると、アドレス電極15、つまりアドレス伸張部15aと突出部15bとを覆って、前面基板10の全面にわたって第1誘電層12が形成されている。第1誘電層12は、プラズマ放電時に壁電荷を形成及び蓄積して、アドレス電極15、維持電極32及び走査電極34を電気的に絶縁する。
維持電極32及び走査電極34は、前面基板10の第1誘電層12上で、第2方向(図面のx軸方向)に沿って伸張形成され、第1方向には前記放電セル18の間に維持電極32と走査電極34が交互に配置され、各放電セル18を挟んで対向放電型電極構造を形成する。
前記維持電極32及び走査電極34は、各々前面基板10の第1誘電層12上で、所定の線幅を有して前面基板10と垂直な第3方向(図面のz軸方向)にアドレス電極15よりも厚い約50μm〜100μm程度の厚さを有して、第2方向に沿って伸張形成されている。そして、前記維持電極32及び走査電極34は、第2誘電層14で覆われている。
また、維持電極32及び走査電極34は、第2隔壁部材23bに各々対応して第1方向に互いに交互に配置されている。これによって、維持電極32及び走査電極34の各々は、隣接する一対の放電セル18によって共有される構造に配置され、これらの放電セル18の維持放電に関与する。
このように維持電極32及び走査電極34が互いに対向する対向面積をより広く形成することによって、放電セル18内で対向放電型電極構造が形成される。これによって、より強い真空紫外線が生成され、この強い真空紫外線は放電セル18の内部で広い面積の蛍光体層25に衝突し、発生する可視光の量を増加させる。
一方、アドレス期間において、アドレス電極15の伸張部15aにアドレス電圧が印加され、走査電極34にスキャン電圧が印加され、これによって点灯する放電セル18が選択される。維持期間では、維持電極32及び走査電極34には維持電圧が印加され、選択された放電セル18が画像を表示する。このように、各電極に印加される電圧パルスは、必要に応じて適切に選択される。
前記走査電極34は、アドレス電極15とのアドレス放電が容易に発生するように、一対の突出部15bの間に形成されている。前記アドレス電極15の突出部15bは、走査電極34に対応するように第1及び第3方向に沿って形成されている。これによって、走査電極34は、第1方向に隣接する一対の放電セル18のアドレス放電に関与することができるようになる。
アドレス電極15及び走査電極34が前面基板10に形成されていることにより、実質的にアドレス放電が起こるアドレス電極15の突出部15bと走査電極34とが、放電ギャップ(GA)の間隔をおいて互いに隣接するように配置されるので、低電圧によるアドレス放電が可能になる。
また、第2誘電層14は、維持電極32及び走査電極34を囲んで前記放電セル18に対応する放電空間38を前面基板10側に形成する。前記放電空間38は、実質的に放電セル18の一部分である。前記第2誘電層14は、隔壁23の第1隔壁部材23a及び第2隔壁部材23bに対応したマトリックス構造に形成されている。
前記放電空間38を形成する第1誘電層12の底部及び第2誘電層14の内側壁には、MgOからなる保護膜13が形成されている。
また、前記プラズマディスプレイパネルでは、走査電極34とアドレス電極15の突出部15bとは第1方向に隣接する一対の放電セル18に対応しているので、奇数ライン及び偶数ラインを区分して駆動することが好ましい。
このような駆動の一例として、維持電極32及び走査電極34を奇数ライン及び偶数ラインに区分して駆動する。つまり、奇数ラインの駆動時には、奇数ラインの維持電極32及び走査電極34にだけ電位差が発生するように電圧を引下げ、偶数ラインの駆動時には、偶数ラインの維持電極32及び走査電極34にだけ電位差が発生するように電圧を印加する。このような駆動方法には、公知の駆動方法が適用される。
図5は、図1のV−V線に沿って切断して示した平断面図であり、図6は図5のVI−VI線に沿って切断して示した側断面図であり、図7は図6のVII−VII線に沿って第1誘電層を取出した状態の平面図である。
図5乃至図7を参照すると、本発明の実施例に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板10及び背面基板20をフリット(F)で縫着させた内部空間には、前記のように画像を表示するためのディスプレイ領域(D)以外にもダミー領域(M)、余裕領域(R)及び端子連結領域(C)が含まれている。そして、前面基板10のフリット(F)の外側周縁には、維持電極32、走査電極34及びアドレス電極15の端子16、33、35が形成されているインターコネクション領域(I)が含まれている。
ダミー領域(M)は、ディスプレイ領域(D)の外郭に形成され、ディスプレイフォーマットを越えて追加的に画像を表示することができる領域であり、ディスプレイ領域(D)内の最外郭の放電セルで起こることがあって放電が不均一になるエッジ(edge)効果を防止する。
余裕領域(R)は、ダミー領域(M)の外郭に形成され、各層(layer)を重ねて形成する工程において、工程間のアライン(align)誤差及び工程別の精密度の限界を補完するために必要な領域である。
端子連結領域(C)は、ディスプレイ領域(D)内のアドレス電極15、維持電極32及び走査電極34と、これらに対応するインターコネクション領域(I)の端子16、33、35とを互いに連結する時に、電極ラインの折れ曲がりが大きくなりすぎることを防止する領域である。
そして、インターコネクション領域(I)は、駆動回路がディスプレイパネルを駆動制御できるように、FPC、COF及びTCPなどのコネクタ(connector)と連結され、アドレス電極15、維持電極32及び走査電極34に駆動電圧を印加するための各々の端子16、33、35が形成されている領域である。
本実施例で、端子16、33、35は、それぞれアドレス電極15、維持電極32及び走査電極34に電気的に連結され、背面基板20から開放された前面基板10の周縁に各々別々に形成されている。
アドレス電極15の端子16は、アドレス電極15が延長されて形成されている第1方向の前面基板10における両側周縁に形成され、より詳細には、前面基板10の上下側周縁に全て形成されている。しかし、本発明はこれに限定されず、アドレス電極15の端子16は、前面基板10の上下側周縁のうちのいずれか片側周縁だけに形成することもできる。また、アドレス電極15は端子16と同一な厚さに形成されている。
維持電極32の端子33及び走査電極34の端子35は、これらの電極が延長して形成された第2方向の前面基板10における両側周縁、つまり左右側周縁にそれぞれ別々に形成されている。
したがって、アドレス電極15の端子16、維持電極32の端子33及び走査電極34の端子35が同一基板面に形成されているので、パネルの製造工程数を減少させて、生産性を向上させることができる。
また、アドレス電極15の端子16だけでなく、維持電極32の端子33及び走査電極34の端子35は、アドレス電極15と同様に、前面基板10上にCr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHL(metal insulator hybrid layer)のいずれか1つによって約5μm以下の薄膜形態で形成されている。このように、端子16、33、35を薄膜形態で形成することにより、既存の厚膜形態の端子が有する端子間のショート(short)及びFPC、COF、TCPなどのコネクタとの連結時に発生する不良率を減少させることができる。
誘電電極32及び走査電極34は、図5に示したように、前面基板10の第1誘電層12上で余裕領域(R)まで第2方向に沿って互いに交互に延長して形成され、端子連結領域(C)で維持電極32及び走査電極34が所定の角度を有してなだらかに折れ曲がって、前面基板10に形成された維持電極の端子33及び走査電極の端子35にそれぞれ引出されるように連結されている。
この時、図6に示したように、維持電極32及び走査電極34の厚さが約50μm〜100μmであるのに対して、前記端子33、35の厚さは約5μm以下である。したがって、維持電極32及び走査電極34は、端子連結領域(C)では厚さが次第に小さくなって各端子33、35に連結されている。
そして、アドレス電極15は、図7に示したように、前面基板10上で余裕領域(R)まで第1方向に沿って互いに平行に延長して形成され、端子連結領域(C)で同一な厚さを有したまま所定の角度でなだらかに折れ曲がって、前面基板10に形成されたアドレス電極15の端子16に引出されるように連結されている。
以上で、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなく、請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多様な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属する。
本発明の一実施例に係るプラズマディスプレイパネルを示した斜視図である。 図1に示すプラズマディスプレイパネルのディスプレイ領域の一部を分解して示した分解斜視図である。 図2の放電セル及びアドレス電極の配置を示した平面図である。 図2のIV−IV線に沿って切断した側断面図である。 図1のV−V線に沿って切断した平断面図である。 図5のVI−VI線に沿って切断した側断面図である。 図6のVII−VII線に沿って誘電層を取出した状態の平面図である。
符号の説明
10 前面基板(第1基板)
12 第1誘電層
13 保護膜
14 第2誘電層
15 アドレス電極
15a 伸張部
15b 突出部
16、33、35 端子
18 放電セル
20 背面基板(第2基板)
23 隔壁
23a 第1隔壁部材
23b 第2隔壁部材
25 蛍光体層
32 維持電極(第1電極)
34 走査電極(第2電極)
38 放電空間

Claims (12)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板及び前記第2基板の間の空間を複数に区画して配置された放電セルと、
    前記第1基板の第1方向に沿って長く形成され、その終端が端子に連結されたアドレス電極と、
    前記第1基板の前記第1方向と交差する第2方向に沿って長く形成され、その終端が端子に連結されて前記アドレス電極と電気的に分離され、各放電セルを間にして互いに対向配置された第1電極及び第2電極と、
    前記各放電セル内に形成された赤色、緑色及び青色蛍光体層とを含み、
    前記第1電極の端子及び前記第2電極の端子は、前記アドレス電極の端子と共に前記第1基板上に形成されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第2基板は、前記第1基板の少なくとも3辺以上の周縁を開放するように対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記アドレス電極の端子は、前記第1基板面における前記第1方向の両側周縁のうちの少なくとも片側周縁に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記第1電極の端子及び前記第2電極の端子は、前記第1基板面の前記第2方向の片側周縁にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記端子は、Cr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHLのうちのいずれか一つからなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記アドレス電極は、前記端子と同一な厚さに形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記アドレス電極は、Cr−Cu−Cr、Cr−Al、Cr−Al−Cr及びMIHLのうちのいずれか一つからなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記アドレス電極は、
    前記第1基板面と接触する黒色層と、
    前記黒色層上に積層された白色層と
    を含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記アドレス電極は、緑色放電セルと青色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅が、青色放電セルと赤色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅及び赤色放電セルと緑色放電セルとの間に配置されたアドレス電極の幅よりも広く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記アドレス電極は、
    前記第1方向に沿って伸張形成された伸張部と、
    前記伸張部から前記第2方向に沿って前記各放電セルに対応して突出形成された突出部と
    を含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記青色放電セルに対応した前記突出部の幅は、前記赤色放電セル及び前記緑色放電セルに対応した前記突出部の幅よりも広く形成されていることを特徴とする請求項10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記第1電極及び前記第2電極の厚さは、前記端子の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
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