JP2007157287A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時的又は動作環境変化的にセル特性が悪化しても、適切なセル特性マージンを確保して歩留低下の回避を可能とする半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】ラッチ部を構成するロードトランジスタ108及び111のソースへ供給される電位が、ワード線105に供給される電位及びビット線106及び107に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、テストモード設定ピン102に与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替えるラッチ電位制御回路101と、テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、ロードトランジスタ108及び111のソースへ供給される電位を、ワード線105に供給される電位及びビット線106及び107に供給される電位の少なくとも一方よりも低い値に制御するリード/ライト制御回路103とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置であるSRAM回路の技術に関し、より特定的には、SRAMセル特性の経時劣化及びSRAMに近在するロジック回路の動作ノイズが原因で発生する、スタティックノイズマージンやライトレベル等のセル特性不良ビットのスクリーニング技術に関する。
近年の微細化半導体では、素子サイズの縮小によるトランジスタ(以下、Trと略す)特性のランダムバラツキ増大と、それによって引き起こされるSRAMセル特性のバラツキとが、大きな課題となっている。従来世代までは、アクセスTrとドライブTrとの駆動能力比であるベータレシオをある程度確保すれば、後はプロセス加工条件のみを考慮してセルサイズがほぼ決まる。よって、ランダムバラツキの影響は、ロット間バラツキ(以下、グローバルバラツキと呼ぶ)の議論に埋もれてしまう程度でしかなかった。
しかしながら、65nmルール以降のプロセス世代では、素子サイズの縮小により、グローバルバラツキに対するチップ内で発生するランダムバラツキの比率が急激に高まってきている。このため、コンベンショナルな従来型構成のままでは、Mbitオーダーでのセル特性良品が非常に困難な状態となっている。この対応策として、ゲート長やゲート幅等の素子サイズを加工限界よりも大きなサイズにすることによってセル特性を確保する、又は周辺回路からメモリセルに対して動的電源電位制御による必要SRAMセル特性を緩和する、等の手法が検討されている(非特許文献1を参照)。
こうした対応は行われるものの、良品確保は過去のプロセス世代より厳しくなり、セル特性マージンが減少していく傾向にあるのは確実である。SRAMセルの重要な特性としては、読み出し動作時のセル安定性を示すスタティックノイズマージン(以下、SNMと略す)、書き込み容易性を示すライトレベル、読み出し動作時のセル電流、及びスタンバイ電流等がある。まず、図18を用いて、SNM特性不足によって、誤動作に至るメカニズムを説明する。
今、ビット線1001及び1002がHigh電位にプリチャージされていて、中間ノード1003がLow電位で、及び中間ノード1004がHigh電位で、それぞれ安定状態にあるとする。この状態から、読み出し動作を行う場合を想定する。ワード線1000がHigh電位になると、アクセスTr1005がオン状態となり、オン状態のドライブTr1012との引っ張り合いによって、中間ノード1003がLow電位からいく分か高い電位となる。その際、中間ノード1003の電位が、インバータ1007の論理閾値を超えてしまうと、インバータが反転動作を行い、中間ノード1004がHigh電位からLow電位に駆動されて、誤動作に至る。インバータ1007の論理閾値は、ロードTr1009の能力が高くかつドライブTr1010の能力が低い場合に、高くなる。つまり、ロードTr1009のVt電位が低い方が、中間ノード1003の浮きに対して、マージンがある方向になる。ノイズマージン悪化方向で整理すると、アクセスTr1005が低Vt電位、ドライブTr1012が高Vt電位、ロードTr1009が高Vt電位、及びドライブTr1010が低Vt電位である場合に、SNMが悪化することになる。SNMの他のライトレベルやセル電流に関しても、こうした特性バラツキの課題が発生する。
図21に、LSI生産工程で許容されるMbitオーダーレベルのメモリの良品を確保することが可能な「ランダムバラツキの平均値分布ゾーン」を示す。上述した通り、図21中の四角い実線で示された許容グローバルバラツキのウィンドウ1200が、非常に狭いため、半導体生産管理が非常困難な状況となりつつある。
アイエスエスシーシー2005、ロー−パワー・エンベデッド・エスラム・モジュールズ・ウイズ・エクスパンデッド・マージンズ・フォー・ライティング(ヒタチ、レネサス)「ISSCC2005 Low−Power Embedded SRAM Modules with Expanded Margins for Writing (Hitach,Renesas)」
ここで、本願の発明者らは、上述のような状態下における以下に示す課題について思い至った。
まず、セル特性マージンに十分余裕があった従来プロセス世代では表面化しないが、図21に示すように、セル特性マージンが非常に少ないか又は若干の不良ビットを冗長救済技術によって良品化している状態下においては、経時劣化的な要因で発生するセル特性不良の可能性が高くなるという事実である。また、SNMは、その名が示すように電源ノイズ等に対して感度を有するので、メモリ単体での検査時には正常動作するが、周囲に存在するロジック群が多数動作して電源系にノイズが乗って不良に至るといったケースも発生し得る。
経時劣化の具体例としては、PchTrのNBTI(Negative Bias Temperature Instability)劣化が挙げられる。これは、PchTrがオン状態、つまりゲート−基板間にゲートが低電位となる状態が長時間続くと、PchTrのVt電位が高い側にシフトするという素子特性劣化現象である。NchTrについての経時劣化現象としては、5V系や3V系の世代で議論されていたホットキャリア劣化が考えられる。
しかしながら、低電圧微細プロセスでは、電源電圧自体も低電圧化されていること、及びPchTrのNBTI劣化が電源オンのスタンバイ状態にあるだけで発生するのに対して、NchTrのホットキャリア劣化はLSIが動作し、ゲートが中間電位状態となる過渡動作時においてのみ劣化が発生するである素子特性劣化現象こと等から、さほど問題化していない。
上述のPchTrとNchTrとの経時劣化モードの違い等によって、NchTrのVt電位はほぼそのままで、PchTrのVt電位のみが初期状態よりも高くなることが発生し得る。動作限界と物作り上想定されるグローバルバラツキ分との間にほとんどマージンがない状態において、PchロードTrに経時劣化が発生してVt電位が高くなると、出荷時テストでSNM的に良品であったものが、受け側のインバータの論理閾値が低くなることによって、SRAMセル特性のSNM劣化が発生することになる。図22で見ると、ウインドウ1200で示された初期状態の良品ゾーンが、ウインドウ1201で示された「PchTrのVt電位が高い側にシフト」した状態になり、ウインドウ1201の左上等がSNM限界を超過したような状態が起こり得る。
また、NBTI劣化は、読み出しマージンであるSNMだけでなく、書き込みマージンに相当するライトレベルに対しても影響を与える。PchTrのVt電位が高くなる方向自体は、書き込みが容易になる方向ではある。しかし、NBTI劣化は、その電位状態によってストレスが変わるため、2個の相補インバータラッチ中のPchTrのうち、長期に渡って一方のオン状態PchTrについてのみ発生し得る。これによって、一方のロードTr1009は、Vt電位シフトを生じないが、もう一方のロードTr1011が、NBTIが経時劣化的にVt電位が高くなっている状態が発生し得る。ビット線1002を低電位に引き下げて書き込みを行う場合、オン状態のロードTr1009とアクセスTr1006との引っ張り合いで中間ノード1004がLow電位となる。これをインバータ1008が受けるのだが、ロードTr1011のVt電位が高いとインバータ1008の論理閾値が低くなり、中間ノード1004をさらに下げないと書き込めないライトレベルの悪化が発生し得る。なお、PchTr側の劣化に関する考察について述べたが、将来、NchTr側の劣化が顕著になる可能性も有り、経時劣化によるセル特性悪化は上述の限りではない。
さらには、素子特性の経時劣化以外にも、動作環境起因の不具合発生の可能性もある。例えば、SRAMマクロ単体テスト、又はテスターでの評価段階では問題が起きていなくても、LSI上でSRAMに近在するロジック部が活性度の高い動作を行ったことにより発生したり、あるいは実際の製品ボード上に組み込んだ場合のボード上の電源強度が弱いことによって発生したりすることも起こり得る。本願の発明者らは、こうした経時的、又は動作環境変化的に発生するセル特性悪化懸念に対して、セル特性マージンの適切な確保手法が必要であると考えた。
それ故に、本発明の目的は、経時的又は動作環境変化的にセル特性が悪化しても、適切なセル特性マージンを確保して歩留低下の回避を可能とする半導体記憶装置を提供することである。
本発明は、ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の半導体記憶装置は、メモリセル、第1の制御回路及び第2の制御回路を備えている。
メモリセルは、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位が、ワード線に供給される電位及びビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成になっている。第1の制御回路は、テストモード設定ピンに与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える。第2の制御回路は、テストモード時における少なくとも読み出し動作(又は書き込み動作)の任意の期間、ロードトランジスタのソースへ供給される電位を、ワード線に供給される電位及びビット線に供給される電位の少なくとも一方よりも低い値(又は高い値)に制御するか、ロードトランジスタのソースへの電位供給をスイッチ素子によってカットオフすることでロードトランジスタを非駆動状態に制御する。
また、メモリセルは、ワード線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及びビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成になっていてもよい。この場合、第2の制御回路は、テストモード時における少なくとも読み出し動作(又は書き込み動作)の任意の期間、ロードトランジスタのソースへ供給される電位及びビット線に供給される電位の少なくとも一方に対するオン状態でのワード線に供給される電位を、通常動作モード時よりも高い値(又は低い値)に制御する。
また、メモリセルは、ビット線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及びワード線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成になっていてもよい。この場合、第2の制御回路は、テストモード時における少なくとも読み出し動作(又は書き込み動作)の任意の期間、ロードトランジスタのソースへ供給される電位及びワード線に供給される電位の少なくとも一方に対するビット線のうちの書き込み動作時に高電位を保つ側のビット線に供給される電位を、通常動作モード時よりも高い値(又は低い値)に制御する。
また、メモリセルが、Pchトランジスタ及びNchトランジスタで構成されるラッチ部を有する場合、第2の制御回路は、テストモード時における少なくとも読み出し動作(又は書き込み動作)の任意の期間、Pchトランジスタの基板電位を通常動作モード時よりも低い値に制御し、Pchトランジスタにバックバイアス(又はフォワードバイアス)を印加してもよいし、Nchトランジスタの基板電位を通常動作モード時よりも低い値に制御し、Nchトランジスタにフォワードバイアス(又はバックバイアス)を印加してもよい。
好ましくは、第2の制御回路は、通常動作モード時における書き込み動作の任意の期間にも、ロードトランジスタのソースへ供給される電位を、ワード線に供給される電位及びビット線に供給される電位の少なくとも一方よりも低い値に制御するか、ソースへの電位供給をスイッチ素子によってカットオフすることでロードトランジスタを非駆動状態に制御する。また、第2の制御回路は、読み出し対象となるメモリセルが存在するカラム又はロウだけに対して、テストモード時の電位制御を行うことが望ましい。
なお、第2の制御回路は、テストモード時に、メモリセルの書き込み動作で低電位側に動作するビット線に供給される電位を、通常動作モード時より高い値に制御してもよい。また、ストレスモードピンにテスト信号を与えると共に、ストレスモードテストを含めた検査を行うBIST回路をさらに備えてもよい。
また、本発明は、ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置を検査する方法に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の半導体記憶装置の検査方法は、書き込み動作の後、マクロ電源全体又は少なくともメモリセルを含む電源部を、通常電位から所定の低電位まで一時的に低下させ、所定の低電位まで一時的に低下させ電源電位を通常電位に戻した後、読み出し動作を行い、読み出し動作によってPass/Fail判定を行う。
又は、通常の電源電位で書き込み動作の後、マクロ電源全体を通常電位から所定の低電位まで一時的に低下させるか、所定のスタティックノイズマージンストレスモードに設定するして、Pass/Fail判定無しで読み出し動作を行い、所定の低電位まで一時的に低下させ電源電位を通常電位に戻した後、再度読み出し動作を行い、再度読み出し動作によってPass/Fail判定を行う。
ここで、Pass/Fail判定無しで読み出し動作を行ときに、ワード線をオン状態とする際に、複数のワード線を同時に活性化状態にさせるか、ビット線にプリチャージをかけたままの状態にすることが好ましい。
本発明によれば、通常動作モードとは異なるテストモードに設定することが可能となり、メモリセルラッチ部の第1電源が、ワード線ドライバ電源又はビット線プリチャージ回路電源の少なくとも一方の第2電源よりも低いことにより、ラッチインバータの論理閾値が第1電源の効果で下がり、Low電位側になっているラッチノード電位が第2電源の効果で上がることにより、読み出し時のデータ破壊が起き易くなる。これにより、経時劣化で発生するSNM相当を厳しく試験して、経時的なLSIの動作マージンを確保することが可能となる。また、読み出し時にビット線を引き下げるセル電流に関しては、ドライブTrのゲートに入るHigh電位が若干低くなる程度で、セル電流の支配要因であるバックバイアスが印加されたアクセスTr及びドライブTrのソースドレイン間電圧は、ビット線電位とアクセスTrのゲートに印加されるワード線電位が高電位のままであれば、その分も低下しない。書き込み動作としては、ラッチ電位が下がっているだけであれば、動作マージンは拡大方向であるので、ライトマージンの試験を兼ねる必要が無ければ、書き込み動作時にもラッチ部電源を下げたまま検査することにも対応可能である。また、室温又は低温試験によって、高温時のSNMを想定した試験も実施可能となる。これにより、検査コストの抑制が可能となる。
また、本発明によれば、読み出し時にインバータラッチ部の電源供給が遮断されるので、メモリセルラッチ部のデータ保持能力が低下する。これにより、読み出し時にワード線電位が高電位となり、アクセスTrが導通状態になった際に、誤読み出しし易くなる。
また、本発明によれば、アクセスTrのオン抵抗が小さくなるか、ビット線のプリチャージ電位が高くなることで、誤読み出しし易くなる。また、セル電流が通常動作モードよりも増える方向となるため、セル電流起因の歩留ロスが生じない。
また、本発明によれば、メモリセルのPchTrの基板電位にバックバイアスを印加することにより、SNMを低下させたストレス試験が実施可能となる。特に、PchTrの閾値電圧が上昇する以外、NchTr側には変化が無いので、セル電流が通常動作モードと不変で正確な試験が可能となる。これにより、読み出し時のみ基板バイアスを印加すれば、余分なテストパターン追加等が一切不要にでき、テスト時間の短縮が実現可能となる。なお、メモリセルのNchTrの基板電位にフォワードバイアスを印加することにより、SNMを低下させたストレス試験が実施可能となる。
また、本発明によれば、ノーマル動作時に使用する「書き込み保証回路」を、テストモード時の「読み出し動作時のストレス回路」として流用可能となる。これにより、Trを有効的に活用し、メモリマクロの小面積化を実現可能となる。また、電源電位制御がメモリセルアレイ全面に対して行われるものと比較して、カラム単位に分割されて行われるため、高速に実施できる。これにより、書き込み時は通常動作と同一電位設定、読み出し時はストレスモードの電位設定という対応が容易になるので、このSNMストレステストを通常の読み出しテストと兼用することにより、テストパターンの長大化、つまりテストコストの増大を回避しつつ、ストレステストを実施可能となる。なお、テストモードに設定した上で、アクセスTrのオン抵抗を高めて書き込み特性を悪化させることによって、又はビット線からのHighレベルの書き込み電位を下げるかLowレベルの書き込み電位を上げるかにより書き込み能力を弱めることによって、あるいはメモリセルのPchTrの基板電位にフォワードバイアスを印加するかNchTrの基板電位にバックバイアスを印加することにより、メモリラッチのデータ保持能力を高めることによって、ライトレベルのストレスモードを作り出すことができる。
また、本発明によれば、ノーマル動作時に使用する「SNM保証回路」を、テストモード時の「ライトレベルのストレス回路」として流用可能となる。これにより、Trを有効的に活用し、メモリマクロの小面積化を実現可能となる。また、電源電位制御がメモリセルアレイ全面に対して行われるものと比較して、カラム単位に分割されて行われるため、高速に実施できる。これにより、読み出し時は通常動作と同一電位設定、書き込み時はストレスモードの電位設定という対応が容易になるので、このライトレベルストレステストを通常のライトテストと兼用することにより、テストパターンの長大化、つまり、テストコストの増大を回避しつつ、本ストレステストを実施可能となる。
また、本発明によれば、電源電位を単純に低下させることによって、電源分離等の対応が無い構成ではあっても、ラッチ保持能力の弱いビットをスクリーニングすることが可能となる。また、テストモード設定ピンを用いたメモリマクロ内の電源電位低下設定が可能となる。これにより、通常の場合は同一電源に接続されている、ロジックとSRAMとの電源で、ロジック部の電源電位を落とさなくとも、電源電位低下によるSNMマージン確保が可能となる。これにより、個々のマクロレベルでメモリセルの電源電圧を下げた試験が可能となるので、ストレスモード←→ノーマルモード間のモードチェンジが容易に行えて、ロジック部への影響無しに本検査を実施可能となる。特に、BIST回路と組み合わせた際に、複数マクロが同時に検査可能となるので、LSI検査に有効に機能する。
また、本発明によれば、読み出しデータのPass/Fail判定を行わないフェーズでの低電圧での空読み出しによってSNMストレスを印加することが可能となる。その後に通常動作モードでの使用される電源電位状態に戻した上で、Pass/Fail判定を行うので、読み出し電流が通常動作と全く同じ状態で、SNMストレス試験が可能となり、低電圧での読み出し動作によるセル電流不足による歩留ロスを引き起こすことなく、対策が可能となる。また、Pass/Fail判定無しでの読み出し検査時間増加を、ワード線立ち上げの複数同時化で削減可能となる。
また、本発明によれば、テストモード信号の制御をBIST回路が行うので、LSI全体のSRAMマクロを同時に電源制御等を行う必要が無く、あるBIST回路がテストしているSRAMマクロ群を、個々に検査可能となるので、BIST回路が受け持つ個々のSRAMマクロ群のレベルでメモリセルの電源電圧を下げた試験が可能となる。これにより、ロジック部や他のSRAMマクロ群への影響無しに本検査を実施可能となり、有効にLSI検査を行うことが可能となる。また、SNMストレステストをBIST回路で実施可能となるので、チップにおけるI/Oピン設計制約緩和や、複数マクロ同時検査によるLSI試験時間短縮等の効果を得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置について、図1〜4、図13及び図19を用いて説明する。この第1の実施形態は、VDDM制御に関する技術であり、主に請求項1、9及び15に記載の発明に対応する。本発明では、例えば上述のスタティックノイズマージン(SNM)による経時劣化不良を防止する手段としてテストモード設定ピン102を設けて、通常動作モードとは異なるテストモードを設定可能とすることを特徴とする。そして、SNMを低下させる電源電位制御を実施し、擬似的に経時劣化後のSNM値と同等又はマージンをもってさらに厳しい状態を作り出して検査することを特徴とする。
この本発明の特徴について、まず、請求項1に記載するインバータラッチ電源の制御技術から説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図である。図2は、メモリ(SRAM)マクロ中における第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトイメージを示す図である。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置において、テストモード設定ピン102は、通常の読み出し/書き込み動作を行うノーマルモード、又はSNM値を経時劣化後と同等かそれ以下の状態とするSNMストレステストモードを、指定するために使用される。また、第1の実施形態に係る半導体記憶装置は、ラッチ部のPchTr108及び111のソース電位を、電源とは分離した別のノードVDDM100として、ラッチ電位制御回路101によって電位制御可能な構成としている。また、リード/ライト制御回路103は、タイミングチャート(図13)に示すように、テストモードに設定された場合、読み出し動作時の少なくともワード線105が開いている間、ノードVDDMCONT104がHigh電位となる制御を行う。なお、図13に示すHigh/Low電位の論理動作は一例であり回路設計の仕方によって自由に設定可能である。そして、VDDMCONT104がHigh電位となった際に、VDDM100の電位を若干下げる制御を行う。
このラッチ電位制御回路101の構成例を図3に示す。VDDMCONT104は、通常はLow電位であるが、図13に示したように、テストモードに設定された場合の読み出し時のワード線105が開く期間のみ、High電位になるように制御される。これにより、図3のPchTr140がオフ状態に、PchTr141がオン状態になる。PchTr142は常時オン状態なので、VDDM100の電位は、PchTr142とPchTr141との引っ張り合いで決まる、電源電位よりも低いレベルに設定される。なお、PchTr142だけでなくPchTr140を設けている理由は、非常に能力が高い常時オン状態のPchTr142だけの回路であると、VDDM100を低電位に引き下げるためのPchTr141も高い能力が必要となり、その結果非常に多くの貫通電流が流れて消費電力が増大する、という不具合を回避するためである。
VDDM100の電位が低くなることにより、図18で見れば、ビット線1001及び1002のレベルがそのままの状態で、インバータ1007及び1008の論理閾値が低くなった状態となり、ラッチの保持能力が低下して、SNMの低い状態を作り出せる。ノードVDDM100が低電位の場合には、書き込み動作自体は容易になる。そのため、読み出し/書き込み両方の動作でVDDM100をVDD電位から低下させたままにしておくと、ライトレベルに対する特性検査は実施できない。ライト特性マージンを正確に検査するには、読み出し時のみにVDDM100の電位を低下させ、書き込み動作時には通常動作での電源電圧にするという制御にしておく必要がある。
また、以下の理由により、単にメモリマクロ全体の電源電位を下げた場合と比較して、セル電流の低下が少なく、SNMのみを効果的に低下させたストレス試験を実施可能となる。これにより、セル電流やライトレベルといった他要因での歩留ロスを引き起こすことなしに、SNM経時劣化マージンを確保することが可能となる。
ビット線106及び107は高電位のままなので、アクセスTrとドライブTrとのソース−ドレイン間の電圧は不変である。また、通常、アクセスTrは、SNM耐性確保のために、ワード線オープン時の中間ノード1003の浮きを押さえるためにドライブTrよりも高抵抗に設定されている。そのため、セル電流に対しては、ドライブTrよりもアクセスTrの方が支配的になっている。本第1の実施形態では、このセル電流への影響が大きいアクセスTrのゲート電位であるワード線105の電位も高電位のままであるため、全体の電源電位を下げてSNM値を下げた時と比較して、セル電流の減少分はドライブTrゲート電位の若干の低下分のみであって非常に少ない。
図1のワード線105の駆動電源電位とビット線106及び107のプリチャージ電源との両方共が、ラッチ電位制御回路101で制御される低い側の電源電位よりも高い電位を保っておく方が、大きなSNM低下値を得ることが可能である。しかし、どちらか一方のみが高い電位を保っておき、もう一方はラッチ電位制御回路101で制御される低い側の電源電位であったとしても、SNMの低下効果は低いながらも得ることができるし、経時劣化として想定すべきSNM値が小さめである場合には、ワード線105のみ通常電位とし、ラッチ電位とビット線プリチャージ電位との両方は若干下げた低電位とすること等により、SNM悪化量の調整が可能である。
請求項1に記載の発明では、「セル電流の劣化は、通常動作モードと比較しても非常に少ない」ということを生かして、通常動作モード試験の読み出し動作を本SNMストレスモードと兼用化することにより、SNMテスト用のテストパターン追加の必要なく、検査コスト増加を抑制できる。
また、請求項3に記載の発明はゲート電位が昇圧されている分、請求項4に記載の発明はビット線電位が昇圧されている分、セル電流は通常動作モードよりも増加するため、セル電流起因での歩留低下は発生しない。また、VDDM100の制御を動作対象のカラムに対してのみ実施すれば、駆動する負荷が軽くなるので、VDDM100の動的制御が容易になる。これにより、通常の検査パターン中の読み出しサイクルのみをSNMストレスモードとして検査することが容易になる。これが、請求項9に記載の発明である。また、SNMの経時的な劣化量に加えて、高温時の劣化量も想定し、その両方を考慮した経時劣化量を想定して、室温又は低温で検査してもかまわない。この検査によって、複数温度での検査実施を無くしてコスト削減を図ることも可能である。
次に、読み出し時のSNMとは逆の書き込み時のライトレベルマージンについても、経時劣化や動作環境起因での不良に対するマージン確保方法について、図1を例に挙げて説明する。テストモードにした後、ラッチ電位制御回路101は、テストモードの書き込みサイクルでのみ、VDDM100の電位を上げる操作を行う(請求項1の操作とは逆)。これにより、インバータラッチの保持能力が高まるので、ライトレベルに対するストレスモードを作ることができる。VDDM100の電位を通常動作モードより高電位側に操作する方法は、図7及び図8にある回路(第3の実施形態)と同様の思想で可能であるため、詳細説明は後述する。ライトレベルストレスモードで、カラム毎に制御にすることで得られる効果は、SNMに対する請求項9による効果と同様である。これが、請求項15に記載の発明である。また、通常動作モード時には、SNM向上回路として使用し、テストモード時にライトレベルストレス回路として使用することで、回路面積削減を図ることも可能である。また、ライトレベルの経時的な劣化量に加えて、Vtが高くなるので相対的に室温よりも厳しくなる低温時の劣化量も想定し、その両方を考慮した経時劣化量を想定して、室温又は低温で検査することも可能である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置について、図4及び図8を用いて説明する。この第2の実施形態は、VDDMカットオフに関する技術であり、主に請求項2、7及び8に記載の発明に対応する。
テストモード中の読み出し動作時において、図3の回路を用いてVDDM100をある電位に設定するのではなくて、図4に示すようにカットオフTrでインバータラッチ電位のVDDM100への電源供給をカットオフすることでも、SNMストレスモードを作ることができる。このVDDMカットオフ手法は、第1の実施形態と比較して、意図した電位レベルに設定することが難しいという短所はあるものの、使用素子数が少なく、電位を作り出すための貫通電流成分が無いので低消費電流であるという長所がある。これが、請求項2に記載の発明である。
また、図3のVDDM100の制御回路は、通常は図13のような制御を想定しているが、図14に示すように通常動作の書き込み時にも起動させることも、論理の組み換えだけで容易に可能である。こうすることにより、通常動作モード時には書き込み補助回路として、テストモード時にはSNMストレス用として使用し、半導体面積を有効に活用することができる。実施にあたっては、VDDM100のレベルは読み出し/書き込み時で共通で、その制御を行うVDDMCONT104の制御の仕方のみを変更してもよい。より好ましくは、書き込み補償回路として使用する電位レベルとSNMストレスモードで使用する電位レベルとを使い分け、レベルを作り出す回路素子の少なくとも一部を兼用することによって、両方の特性を最適化しつつ、シリコン面積を節約することも可能である。これが、請求項7及び8に記載の発明である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置について、図5〜図8を用いて説明する。この第3の実施形態は、ワード線昇圧及びビット線PCG上げに関する技術であり、主に請求項3及び4に記載の発明に対応する。
図5に示すように、メモリセルに対して、通常動作モード用の電位201に加えて、テストモード用に若干高い電位202の供給を受ける。図6に本発明におけるワード線ドライバ203の構成例を示す。テストモード設定ピン102の設定を、通常動作モードではLow電位に、テストモードではHigh電位にする。テストモード設定ピン102がHigh電位となると、PchTr205がカットオフ状態となり、通常動作モード用の電位201が供給されなくなる。代わりに、PchTr206がオン状態となり、テストモード用の電位202が選択される状態となる。ワード線105の電位が高電位になると、アクセスTrのオン抵抗が小さくなるので、図18で示すノード1003がより浮き上がることとなり、SNMが減少する。これによって、SNMストレスモードを作り出すことが可能となる。これが、請求項3に記載の発明である。
図7に、本発明におけるビット線プリチャージ回路204の構成例を示す。メモリセルに対して、通常動作モード用の電位201に加えて、テストモード用に若干高い電位202の供給を受ける。テストモード設定ピン102の設定を受けての電源電位制御については、請求項3に関する図6の説明と同じである。ビット線の電位が高電位であるため、図18に示すアクセスTrとドライブTrとの引っ張り合いで決まるノード1003がより浮き上がる状態となり、保持データを失いやすい低SNMの状態を作り出す。これが、請求項4に記載の発明である。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置について、図5〜図8を用いて説明する。この第4の実施形態は、主に請求項10〜12に記載の発明に対応する。この実施形態では、主に上記第1の実施形態で挙げたVDDM制御以外のライトレベルストレスモードについて説明する。
まず、テストモード設定ピン102を付与して、テストモード設定可能な構成とする。その上で、アクセスTrのワード線レベルを、テストモード時の書き込み動作時にのみ、通常動作モード時よりも電位を下げて動作させる。電源制御方法としては、図6の電位202に、通常動作モードでの電位201よりも低い電源電位を供給しておく。図18の例で説明すると、アクセスTr1005のオン抵抗が大きいと、PchTr1011との引っ張り合いで決まる中間ノード1003の電位が下げきれず、書き込みにくい状態となる。これにより、ライトレベルストレスモードを作り出すことが可能となる。アクセスTrのオン抵抗が減少する方向の電源制御であるため、セル電流に影響を与えないためには、書き込み時にのみテストモード設定を行う必要がある。これが、請求項10に記載の発明である。
次に、図7において、電位202は、電位201よりも低電位に設定しておく。テストモード時にはテストモード設定ピン102がHigh電位となり、電位供給が電位202に切り替えられる。ビット線プリチャージ電位が下がると、相補ビット線のうちの、High電位側のビット線電位が低下することとなり、書き込みにくい状態となる。先に説明した図6のように2電源の供給を受けてもよいが、図8のように、単一電源を供給される回路構成とし、通常動作モードとテストモードとは同電位が供給されるが、抵抗分割やTr駆動時のVt電位低下等を用いて、低いレベルを作り出す方法もある。テストモード時には、テストモード設定ピン102がHigh電位となり、PchTr205がオフ状態となって、NchTr207のVt電位低下による制御が行われる。この回路構成は、動作サイクル時間が十分に短ければ、電源電位201からNchTr207のVt電位分低下した電位がノード211に供給される。これが、請求項11に記載の発明である。
また、請求項11とは逆に、書き込み時にビット線のLow側の電位を若干上げておくことでも、書き込みにくい状態を作り出せる。図9にその例を示す。従来の書き込みバッフア回路(図20)に対して、図9に示す回路構成とする。図20では、VSS電位がNchTrを経由してビット線106及び107に伝わる。これに対して、図9の回路では、テストモード設定ピン102をHigh電位に設定すると、通常ノード310はPchTr312経由となるので、十分短い動作サイクルにおいては、VSSノードに対してVt分だけ浮き上がったレベルとなる。これによって、図18の例で見ると、ビット線1002を低い側に引き下げて書き込み動作を実施する場合、Low電位を受けて動作するインバータ1008の論理閾値レベルに対して、ビット線1002のLowレベルが低くなりきらず、書き込みが厳しい状態となる。これが、請求項12に記載の発明である。なお、図10のように、Trや抵抗での電位分割によって、VSSMの供給電位を定めてもかまわない。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置について、図5、図6及び図13を用いて説明する。この第5の実施形態は、バックバイアスに関する技術であり、主に請求項5、6、13及び14に記載の発明に対応する。
上述した第1及び第2の実施形態では、メモリセルラッチ電源のソース電位を制御し、第3の実施形態では、メモリセルのPchTrの基板電位をPchTrのソース電位とは電気的に分離した構成とし、テストモード時には、PchTrの基板電位に対して常時バックバイアスを印加しておくか、又は図13のVDDMCONT104と同じタイミングで制御する。メモリセルのPchTrの基板電位をバックバイアスが印加される方向に制御することにより、PchTrの閾値が高電位となり、経時劣化後と同様の状態を模した状態で検査が可能となる。
第1の実施形態で説明した請求項1についは、SNM低下を期待して電源電位を降下させた分よりもセル電流劣化が少ないことを説明した。しかし、このPchTrの基板電位方式の場合は、その点においてさらに優れており「通常動作モードとのセル電流差は事実上ない」という利点がある。セル電流が通常検査の時と同じであることにより、通常検査の読み出し動作をこのSNMストレステストと差し替えることが容易になる。これが、請求項5に記載の発明である。
また、SNMを劣化させるという意味では、図6のようにメモリセルのNchTrの基板電位をNchTrのソース電位と分離し、NchTrの基板電位にフォワードバイアスを印加しても同様の効果を得ることができる。これが、請求項6に記載の発明である。このテストモードでは、通常動作モード時よりもセル電流が取れる方向であるので、セル電流要因で歩留を落とすことは起こりえないが、通常動作モードよりもセル電流が多い分、セル電流を見極める試験を別途実施する必要がある点が、請求項5と比較して劣る点である。
また、逆に、図11のメモリセルのPchTrの基板電位400にフォワードバイアスを印加すれば、PchTrの閾値が低電位となり、ライトレベルが経時的に厳しくなった場合と同様の状態を模した検査が可能となる。これが、請求項13に記載の発明である。また、図12のようにメモリセルのNchTrの基板電位をNchTrのソース電位と分離し、NchTrの基板電位410にバックバイアスを印加しても同様の効果を得ることができる。これが、請求項14に記載の発明である。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係る半導体記憶装置について、図15〜図17を用いて説明する。この第6の実施形態は、電源電圧を下げるか空読みをやるかBIST(Built In Self Test)を用いるかに関する技術であり、主に請求項16〜20に記載の発明に対応する。
まず、通常議論されるSNMは、ワード線を開けた場合のものであるが、ワード線を閉じたままであっても電源電圧を下げてやることで安定性の弱いセルは保持データを失ってしまう。これによっても、スクリーニングが可能である。これが、請求項17に記載の発明である。この方法は、請求項1〜9の対応が電源分離を伴うのに対して、電源分離が必要でない分対応が容易であり、電源分離分の面積デメリットが発生しない、電源系をより強固に形成しやすいといったメリットがある。
通常の場合、ロジックとSRAMとは同一電源に接続されているので、メモリマクロ全体の電源電位を落とす手法では、ロジック部への影響が発生する。また、BISTで複数マクロを同時に試験する場合、1つの電源に接続されているが故に、種々の容量の複数マクロに対して同時には実施できない。この課題に対して、図16に示すように、マクロ全体又はメモリセルに対して、電源電位をテストモード時にのみ、通常の電位201よりも低い電位202に接続する回路構成とすることで、着目するマクロに対してのみSNMストレステストを実施可能となる。
図15に、SNMの電圧依存性を示す。3本のカーブはβレシオ(=ドライブTr駆動能力/アクセスTr駆動能力)に依存して変わる傾向を示している。請求項17に記載の発明に対しては、アクセスTrが開いた状態でのセル安定性が、本当の読み出しマージン(=SNM)であるべきであるし、請求項1〜4及び6〜9に記載の発明では、セル電流が通常動作と差異があるという点で、要改善点がある。この課題に対して、ワード線105を開けて読み出し動作は行うが、Pass/Fail判定は実施せず、その後に通常動作モードに戻して、再度読み出し動作を行ってPass/Fail判定を行う手段を講ずるのが、請求項18に記載の発明である。この請求項18に記載の発明は、SNM的に厳しい状態でアクセスTrが導通状態となるので、SNMストレスが印加されるが、リードデータの判定自体はその後の通常電源電位の状態で行われるので、セル電流に関する課題は発生しない。
但し、Pass/Fail判定は実施しないで読み出し動作を実施するサイクル分、検査パターンが長くなるデメリットがある。検査時間の増大を防ぐため、Pass/Fail判定を実施しないテストモード時の擬似読み出し状態の場合に、複数ワード線を同時に活性化してもよい。これが、請求項19に記載の発明である。
この場合、読み出されたデータによるビット線低下によって、SNMストレスが十分にかからない可能性がある。そこで、このPass/Fail判定を実施しないテストモード時の擬似読み出し状態の場合に、ビット線にプリチャージをかけておくことによって、ビット線のHigh電位からの低下を防止して、SNMストレスをきちんとかけることが可能となる。これが、請求項20に記載の発明である。
また、検査時間はLSIの検査コストとして重要である。そのため、システムLSIでは、検査時間短縮のためにBISTが多く用いられている。BIST回路内蔵により、メモリマクロの複数同時検査の実施が検査コスト削減に有効である。図17に示すように接続し、BIST回路431から請求項1〜15のいずれかに記載の発明を搭載したメモリセル430に対して検査制御を行うことにより、実LSI検査への適用が可能となる。これが、請求項16に記載の発明である。
本発明の半導体記憶装置は、SRAM回路技術等に利用可能であり、特に経時的又は動作環境変化的にセル特性が悪化しても歩留低下を回避したい場合等に適している。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリマクロ内のレイアウトイメージ図 ラッチ電位制御回路の構成例 第2の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 第3の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 ワード線ドライバの構成例 ビット線プリチャージ回路の構成例 ビット線プリチャージ回路の他の構成例 第4の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 書き込み時Low電位制御回路の構成例 第5の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 第5の実施形態に係る半導体記憶装置の他の回路構成を示す図 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の動作タイムチャート 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他の動作タイムチャート SNMの電源電圧依存性を説明する図 第6の実施形態に係る半導体記憶装置の主要回路構成を示す図 第6の実施形態に係る半導体記憶装置の他の回路構成を示す図 従来のSRAMメモリセルの問題を説明するための図 従来のSRAMメモリセルの問題を説明するための図 従来の書き込みバッフア回路の構成図 グローバルバラツキに対するセル特性制限を説明するための図 グローバルバラツキに対するセル特性制限を説明するための図
符号の説明
100 VDDM(メモリセル電源)
101 ラッチ電位制御回路
102 テストモード設定ピン
103 リード/ライト制御回路
104 VDDMCONT(メモリセル電源コントロール信号)
105、208、1000 ワード線
106、107、1001、1002 ビット線
121 リード/ライト制御ピン
122 アドレス入力ピン
123 データ入出力ピン
131 データ入出力部
132、430 メモリセル
133 ロウデコーダ
140〜142、205〜207、311〜315、1009〜1012 トランジスタ
143 AND回路
200、308〜310、400、410、1003、1004 ノード
201、202 電位
203 ワード線ドライバ
204 ビット線プリチャージ回路
209、212 ビット線プリチャージ電位切り替え回路
424 メモリ機能部分
431 BIST回路
1200、1201 動作ウインドウ

Claims (21)

  1. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位が、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位を、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方よりも低い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  2. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位が、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへの電位供給をスイッチ素子によってカットオフすることで前記ロードトランジスタを非駆動状態に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  3. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    前記ワード線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方に対する前記ワード線に供給される電位、及びオン状態での前記ワード線に供給される電位を、前記通常動作モード時よりも高い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  4. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    前記ビット線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ワード線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ワード線に供給される電位の少なくとも一方に対する前記ビット線に供給される電位を、前記通常動作モード時よりも高い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  5. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    Pchトランジスタ及びNchトランジスタで構成されるラッチ部を有するメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記Pchトランジスタの基板電位を前記通常動作モード時よりも高い値に制御し、前記Pchトランジスタにバックバイアスを印加する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  6. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    Pchトランジスタ及びNchトランジスタで構成されるラッチ部を有するメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも読み出し動作の任意の期間、前記Nchトランジスタの基板電位を前記通常動作モード時よりも高い値に制御し、前記Nchトランジスタにフォワードバイアスを印加する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  7. 前記第2の制御回路は、通常動作モード時における書き込み動作の任意の期間にも、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位を、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方よりも低い値に制御することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第2の制御回路は、通常動作モード時における書き込み動作の任意の期間にも、ソースへの電位供給をスイッチ素子によってカットオフすることで前記ロードトランジスタを非駆動状態に制御することを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第2の制御回路は、読み出し対象となるメモリセルが存在するカラム又はロウだけに対して、前記テストモード時の電位制御を行うことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  10. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位が、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも書き込み動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位を、前記ワード線に供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方よりも高い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  11. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    前記ワード線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも書き込み動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ビット線に供給される電位の少なくとも一方に対する前記ワード線に供給される電位を、前記通常動作モード時よりも低い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  12. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    前記ビット線に供給される電位が、ラッチ部を構成するロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ワード線に供給される電位の少なくとも一方と異なる回路構成のメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも書き込み動作の任意の期間、前記ロードトランジスタのソースへ供給される電位及び前記ワード線に供給される電位の少なくとも一方に対する前記ビット線のうちの書き込み動作時に高電位を保つ側のビット線に供給される電位を、前記通常動作モード時よりも低い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  13. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    テストモード設定ピンに与えられる信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時に、メモリセルの書き込み動作で低電位側に動作する前記ビット線に供給される電位を、前記通常動作モード時より高い値に制御する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  14. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    Pchトランジスタ及びNchトランジスタで構成されるラッチ部を有するメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも書き込み動作の任意の期間、前記Pchトランジスタの基板電位を前記通常動作モード時よりも低い値に制御し、前記Pchトランジスタにフォワードバイアスを印加する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  15. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置であって、
    Pchトランジスタ及びNchトランジスタで構成されるラッチ部を有するメモリセルと、
    テストモード設定ピンに付与される信号に応じて、通常動作モードとテストモードとを切り替える第1の制御回路と、
    前記テストモード時における少なくとも書き込み動作の任意の期間、前記Nchトランジスタの基板電位を前記通常動作モード時よりも低い値に制御し、前記Nchトランジスタにバックバイアスを印加する第2の制御回路とを備える、半導体記憶装置。
  16. 前記第2の制御回路は、読み出し対象となるメモリセルが存在するカラム又はロウだけに対して、前記テストモード時の電位制御を行うことを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  17. 前記テストモード設定ピンにテスト信号を与えると共に、ストレスモードテストを含めた検査を行うBIST回路をさらに備える、請求項1〜16のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  18. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置を検査する方法であって、
    書き込み動作の後、マクロ電源全体又は少なくともメモリセルを含む電源部を、通常電位から所定の低電位まで一時的に低下させるステップと、
    前記所定の低電位まで一時的に低下させ電源電位を通常電位に戻した後、読み出し動作を行うステップと、
    前記読み出し動作によってPass/Fail判定を行うステップとを備える、半導体記憶装置の検査方法。
  19. ワード線及びビット線の電位変化を用いてメモリセルに情報を記憶する半導体記憶装置を検査する方法であって、
    通常の電源電位で書き込み動作の後、マクロ電源全体を通常電位から所定の低電位まで一時的に低下させるか、所定のスタティックノイズマージンストレスモードに設定するかして、Pass/Fail判定無しで読み出し動作を行うステップと、
    前記所定の低電位まで一時的に低下させ電源電位を通常電位に戻した後、再度読み出し動作を行うステップと、
    再度読み出し動作によってPass/Fail判定を行うステップとを備える、半導体記憶装置の検査方法。
  20. 前記Pass/Fail判定無しで読み出し動作を行うステップでは、前記ワード線をオン状態とする際に複数の前記ワード線を同時に活性化状態にさせることを特徴とする、請求項19に記載の半導体記憶装置の検査方法。
  21. 前記Pass/Fail判定無しで読み出し動作を行うステップでは、前記ワード線をオン状態とする際に前記ビット線にプリチャージをかけたままの状態にすることを特徴とする、請求項19に記載の半導体記憶装置の検査方法。

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