JP2007157187A - 受光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の規格の光記録媒体に対応する受光装置であって、暗電流や迷光に起因する不具合を解消した受光装置を提供する。
【解決手段】 CDとDVDとの2種類の光記録媒体にレーザ光を照射し、その反射光を受光して、情報を読み取る受光装置において、トランスインピーダンス型増幅回路を構成する差動増幅回路103、バイアス抵抗Rc及び変換抵抗Rfに対して、CDからの反射光を受光するフォトダイオードA1並びにDVDからの反射光を受光するフォトダイオードa1をそれぞれスイッチ101、102を介して差動増幅回路の非反転入力端子及び反転入力端子に接続する。そして、CDを再生する際にはフォトダイオードA1を反転入力端子に、フォトダイオードa1を非反転入力端子に接続し、DVDを再生する際にはフォトダイオードa1を反転入力端子に、フォトダイオードA1を非反転入力端子に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光記録媒体に記録された情報を読み取る受光装置に関し、特に、複数の規格に準拠した光記録媒体から精度良く情報を読み取る技術に関する。
近年、音楽やビデオ等の大量の情報を記録するために、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)といった光記録媒体が広く用いられており、CDとDVDとの双方に対応する光ピックアップに対する需要が高まっている。しかしながら、CDとDVDとの双方に対応しようとすると、光ピックアップの部品点数が増大したり装置が大型化したりする。
このような問題に対して、例えば、以下のような光ピックアップが提案されている(特許文献1)。図8は従来技術に係る光ピックアップの構成を示す模式図である。図8において、光ピックアップ8はモノリシック2波長半導体レーザ素子801、ハーフミラー802、コリメータレンズ803、ミラー804、対物レンズ805、集光レンズ806及び受光素子807を備え、光記録媒体810から情報を読み取る。
モノリシック2波長半導体レーザ素子801は光記録媒体810がCDであるかDVDであるかに応じた波長のレーザ光を出射する。モノリシック2波長半導体レーザ素子801が出射したレーザ光はハーフミラー802、コリメータレンズ803、ミラー804及び対物レンズ805を経由して光記録媒体810の記録面上に集光される。
そして、光記録媒体810の記録面の状態に応じた強度の反射光が対物レンズ805、ミラー804、コリメータレンズ803、ハーフミラー802及び集光レンズ806を経由して受光素子807にて受光される。
図9は、受光素子807の構成を示す平面図である。図9に示されるように、受光素子807は10個のフォトダイオードA1〜A4、a1〜a4、E及びFを備えている。フォトダイオードA1〜A4はCDからの反射光を受光し、フォトダイオードa1〜a4はDVDからの反射光を受光する。フォトダイオードE、FはCD、DVD双方の反射光を受光する。
フォトダイオードA1〜A4、a1〜a4はRF信号並びにフォーカスサーボ用の信号を出力し、フォトダイオードE、Fはトラッキングサーボ用の信号を出力する。
図10は、受光素子807に係る受光回路の構成を示す回路図である。図10に示されるように、受光回路10は差動増幅回路1001〜1004を備えている。差動増幅回路1001〜1004の非反転入力端子には何れも基準電圧が印加されており、反転入力端子にはそれぞれフォトダイオードA1、a1〜A4、a4が並列に接続されている。このような構成によって差動増幅回路1001〜1004はそれぞれA1、a1〜A4、a4が出力する電流信号を電圧信号に変換し増幅する。
また、フォトダイオードE、Fが出力する電流信号もそれぞれ差動増幅回路1006、1007にて電圧信号に変換され増幅される。差動増幅回路1001〜1004の出力信号は加算器1005にて加算され、差動増幅器1006、1007の出力信号はそれぞれ増幅器1008、1009にて増幅される。
以上のような構成を採用すれば、CDとDVDとの間で光学部品を共用し、また、CD用のフォトダイオードとDVD用のフォトダイオードとの間で増幅回路を共用するので、光ピックアップの部品点数を低減し、小型化を図ることができる。
特開2004−71058号公報
しかしながら、光ピックアップ8においては、図10に示されるように、差動増幅回路の反転入力端子に2つのフォトダイオードが並列に接続されているので、2つのフォトダイオードが発生させる暗電流が加算され増幅されてしまう。同様に、2つのフォトダイオードに入射する迷光の影響も倍加される。暗電流や迷光による電流(以下、まとめて「ノイズ電流」という。)の影響は加算器1005で加算されることによって更に甚だしくなる。この結果、光ピックアップ8は読み取り精度が低く、出力ダイナミックレンジが狭くなる。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、複数の規格の光記録媒体に対応する受光装置であって、暗電流や迷光に起因する不具合を解消した受光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る受光装置は、相異なる規格に準拠した光記録媒体から情報を読み取る受光装置であって、光記録媒体からの光を受光して信号を出力する、光記録媒体の規格毎の受光素子と、受光素子が出力する信号を増幅する増幅回路と、を備え、前記増幅回路は、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力信号から、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力信号を差し引いて、増幅することを特徴とする。
このようにすれば、光記録媒体からの光の受光の有無に関わらず受光素子はノイズ信号を出力する。これに着目して、光記録媒体からの光を受光する受光素子の出力信号から、光記録媒体からの光を受光しない受光素子の出力信号を差し引けば、ノイズ信号を相殺することができる。従って、本発明によれば、光記録媒体からの情報の読み取り精度を向上させることができる。
なお、本明細書において、受光装置は、光ディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置に用いられる光ピックアップ並びに光ピックアップに用いられる半導体チップを指す包括的な用語である。
本発明に係る受光装置は、前記増幅回路は、差動増幅回路を備えたトランスインピーダンス型増幅回路であって、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力信号が差動増幅回路の反転入力端子に入力され、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力信号が差動増幅回路の非反転入力端子に入力されるように、受光素子と差動増幅回路の接続を切り替えることを特徴とする。このようにすれば、トランスインピーダンス型増幅回路において、差動増幅回路の機能を活用してノイズ電流を相殺し、読み取り精度を向上させることができる。
本発明に係る受光装置は、前記増幅回路は、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力電流の極性を反転させて、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力電流に加えることを特徴とする。このようにしても、受光素子の出力信号に含まれるノイズ成分を相殺して、読み取り精度を向上させることができる。この場合において、前記増幅回路は、入力された電流と同量、同極性の電流を出力するカレントミラー回路を用いて、増幅回路に入力させる際に、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力電流が、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力電流と逆極性になるように、極性を反転させることとしても良い。
本発明に係る受光装置は、前記増幅回路は、差動増幅回路、バイアス抵抗及び変換抵抗を備えたトランスインピーダンス型増幅回路であって、バイアス抵抗と変換抵抗とのどちらか一方、若しくは両方は、インピーダンスが相異なる複数のインピーダンス素子を備え、光記録媒体の規格に応じて、インピーダンス素子を切り替えることを特徴とする。このようにすれば、光記録媒体ごとにバイアス抵抗と変換抵抗とを適切なインピーダンスにすることができるので、オフセット電圧を抑えて読み取り精度を向上させることができる。
本発明に係る受光装置は、前記増幅回路が出力する信号を用いて光記録媒体の規格を判別する判別手段を備え、判別手段による判別結果に応じて、受光素子と差動増幅回路の接続を切り替えることを特徴とする。このようにすれば、ユーザの手を煩わせることなく受光素子と差動増幅回路の接続を切り替えるので、ユーザの利便性を確保しつつ、光記録媒体の規格に合わせて前記接続を切り替えることができる。
本発明に係る受光装置は、前記増幅回路が出力する信号を用いて光記録媒体の規格を判別する判別手段を備え、判別手段による判別結果に応じて、インピーダンス素子を切り替えることを特徴とする。このようにすれば、ユーザの手を煩わせることなくインピーダンス素子を切り替えるので、ユーザの利便性を確保しつつ、光記録媒体の規格に合わせてインピーダンスを切り替えることができる。
本発明に係る受光装置は、前記受光素子はひとつの半導体基板上に形成されていることを特徴とする。このようにすれば、受光素子の特性を揃えることができるので、より精度良くノイズを相殺することができる。
本発明に係る受光装置は、前記受光素子と前記増幅回路とはひとつの半導体基板上に形成されていることを特徴とする。このようにすれば、受光装置を更に小型化することができると共に、受光装置の部品点数を削減して、組み立て精度を向上させ、コストを低減することができる。光記録媒体の規格に応じたレーザ光を出射する発光素子が前記半導体基板上に配設されていることとすれば、更に小型化を図ることができる。
この場合において、発光素子が出射したレーザ光を光記録媒体に導くと共に、光記録媒体にて反射されたレーザ光を受光素子に導く光学部材が前記半導体基板の主面上方に配設しても良く、前記光学部材は光学レンズ、光学フィルタ、反射ミラー、プリズム、回折格子のうちの少なくとも1つ以上であるとしても良い。
本発明に係る受光装置は、前記半導体基板は凹部を備え、前記発光素子は凹部底面に固着されており、発光素子の出射光は、凹部側壁に形成された反射面にて反射されることにより、光記録媒体へと導かれることを特徴とする。このようにすれば、発光素子の出射光を光記録媒体に導くため反射面を半導体基板上に設けるので、光学部品の点数を削減することができる。
本発明に係る受光装置は、前記受光素子はフォトダイオードであることを特徴とする。このようにすれば、フォトダイオードに発生する暗電流による影響を排除して、光記録媒体の読み取り精度を向上させることができる。
本発明に係る受光装置は、前記受光素子は、光記録媒体の規格毎に複数個に分割されており、光記録媒体の規格間で特性が近似する受光素子どうしを組として出力信号を差し引くことを特徴とする。このようにすれば、フォーカスサーボを目的として受光素子が複数個に分割されている場合であっても、光記録媒体の読み取り精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る受光装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1] 第1の実施の形態
本実施の形態に係る光ピックアップは、従来技術に係る光ピックアップと概ね同様の構成を備える一方、受光回路の構成において相違している。すなわち、本実施の形態に係る光ピックアップは、ひとつの差動増幅回路に対して2つのフォトダイオードが、ノイズ電流を互いに打ち消しあうように接続されていることを特徴とする。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1) 受光回路の構成
先ず、本実施の形態に係る受光回路について、差動増幅回路を共用する一組のフォトダイオードに係る部分に着目して説明する。図1は、本実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。
図1に示されるように、受光回路1はフォトダイオードA1、a1、スイッチ101、102、差動増幅回路103、バイアス抵抗Rc、変換抵抗Rf及び端子Vc、Voutを備えている。なお、上述の従来技術に係る光ピックアップに対応する要素があるものには同じ符号を付した。
さて、フォトダイオードa1はDVDからの反射光を受光し、フォトダイオードA1はCDからの反射光を受光する。スイッチ101はフォトダイオードA1を差動増幅回路103の非反転入力端子または反転入力端子の何れかに接続し、スイッチ102はフォトダイオードa1を差動増幅回路103の非反転入力端子または反転入力端子の何れかに接続する。この場合において、スイッチ101、102は差動増幅回路103の相異なる入力端子にフォトダイオードA1、a1を接続する。
差動増幅回路103は端子Vcから基準電圧の入力を受けて、非反転入力端子に入力された信号と反転入力端子に入力された信号との差分の信号を増幅し、端子Voutから出力する。バイアス抵抗Rcと変換抵抗Rfとは、差動増幅回路103と共に所謂トランスインピーダンス型差動増幅回路を構成する。前記差分信号は、これらの抵抗値に応じて増幅される。
さて、図9に示されるように、フォトダイオードa1、A1は、概ね同一の形状をとり、同一の半導体プロセスにて同一基板上に形成される。また、暗電流は温度が10℃上昇すると概ね倍増する温度依存性を有するところ、フォトダイオードa1、A1は互いに近傍に配置されるので、互いにほぼ同温に保たれるので、概ね同一の暗電流が発生する。
また、迷光は半導体レーザ素子が出射したレーザ光が光学部品や光記録媒体等によって乱反射されることにより発生するところ、フォトダイオードa1、A1は互いに近傍に配置されるので、ほぼ同一光量の迷光が入射する。従って、迷光を受光することによって生じる電流量もフォトダイオードa1、A1の間でほぼ同一となる。
従って、本実施の形態の回路構成によれば、光記録媒体からの反射光が入射しない方のフォトダイオードにて発生したノイズ電流を、光記録媒体からの反射光が入射した方のフォトダイオードの出力電流から差し引いて増幅するので、暗電流や迷光による問題を解消することができる。
また、フォトダイオードa1、A1の暗電流は概ね同一の温度特性を有するので、フォトダイオードa1、A1間で暗電流成分を相殺することによって、光ピックアップ全体についても温度特性を改善することができる。
なお、フォトダイオードa2、A2の対、フォトダイオードa3、A3の対及びフォトダイオードa4、A4の対もそれぞれ概ね同じ特性を有するので、これらについても上述のような回路構成をとれば暗電流や迷光による問題を光ピックアップ装置全体として解消することができる。従って、光記録媒体に記録された情報を安定して精度良く読み出すことができる。
(b) 光ピックアップの構成
次に、上記受光回路1を含む光ピックアップの構成について説明する。図2は本実施の形態に係る光ピックアップの構成について、特に、受光回路を含む半導体素子と光学部材の構成を示す断面図である。図2に示されるように、光ピックアップ2は半導体素子201、ホログラム素子202、コリメータレンズ203及び対物レンズ204を備え、光記録媒体210の記録、再生を行なう。
半導体素子201は、p型半導体基板201a上にn型エピタキシャル層201bが形成されてなり、n型エピタキシャル層201bは分離層201cにて分離されている。p型半導体基板201aとn型エピタキシャル層201bとの界面はpn接合となっている。
n型エピタキシャル層201bを含む領域A1、a1はそれぞれフォトダイオードA1、a1として、n型エピタキシャル層201bを含む領域201eは差動増幅回路等、受光回路1のその他の回路要素として機能する。なお、図示しないがフォトダイオードA2〜A4、a2〜a4もフォトダイオードA1、a1と同様にp型半導体基板201a上に形成されている。
さて、図2に示されるように、半導体素子201は凹部があり、当該凹部の側壁は傾斜したミラー面となっている。このため、半導体素子201はp型半導体基板201aとして、<110>方向を軸として5°〜15°のオフアングルを有する(100)面シリコン半導体基板を用いている。そして、(100)面シリコン半導体基板に、酸化膜等のエッチングマスクを用いた水酸化カリウム系エッチング液等による異方正エッチングを施せば、凹部側壁を(111)面とすることができる。
すなわち、凹部側壁をp型半導体基板201aの主面に対して39度から49度までの傾斜角で傾斜させることができる。更に膜厚約3000Åの金薄膜など高反射率コーティング薄膜を形成すれば、凹部側壁を99%以上の反射率を有するミラー面とすることができる。
半導体素子201の凹部内にはモノリシック2波長半導体レーザ素子201dが配設されている。この場合において、凹部底面には半田メッキが施されており、当該半田メッキとレーザ素子201dの底面に形成されたAu電極とを加熱、融合させることによって、レーザ素子201dが凹部底面に固着される。
レーザ素子201dが出射したレーザ光は前記ミラーによってホログラム素子202に導かれ、コリメータレンズ203、対物レンズ204を経由して光記録媒体210の記録面上に集光される。光記録媒体210の記録面による反射光は対物レンズ204、コリメータレンズ203を経由した後、ホログラム素子202にて回折されてフォトダイオードa1に入射する。なお、CDを記録、再生する場合には反射光はフォトダイオードA1に入射する。
このように受光回路をひとつのp型半導体基板201a上に形成すれば、光ピックアップの部品点数を削減することができるので、組み立て精度を向上させ、組み立て工数を低減すると共に、コストを低減することができる。
[2] 第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る光ピックアップは、前記第1の実施の形態に係る光ピックアップと概ね同様の構成を備える一方、対となるフォトダイオードの出力信号を変換し、増幅する回路の構成において相違している。以下、専ら相違点に着目して説明する。
図3は、本実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。図3に示されるように、受光回路3はフォトダイオードA1、a1、スイッチ101、102、差動増幅回路103、バイアス抵抗Rc、変換抵抗Rf、端子Vc、Vout及びカレントミラー回路301を備えている。なお、上述の従来技術に係る光ピックアップに対応する要素があるものには同じ符号を付した。
さて、フォトダイオードa1、A1はそれぞれDVD、CDからの反射光を受光する。スイッチ101、102はそれぞれフォトダイオードA1、a1を差動増幅回路103の反転入力端子またはカレントミラー回路301の入力端子の何れかに接続する。この場合において、スイッチ101、102は相異なる接続先にフォトダイオードA1、a1を接続する。
すなわち、スイッチ101がフォトダイオードA1を差動増幅回路103の反転入力端子に接続する場合には、スイッチ102はフォトダイオードa1をカレントミラー回路301の入力端子に接続する。また、スイッチ101がフォトダイオードA1をカレントミラー回路301の入力端子に接続する場合には、スイッチ102はフォトダイオードa1を差動増幅回路103の反転入力端子に接続する。
差動増幅回路103、バイアス抵抗Rc、変換抵抗Rfは前記第1の実施の形態と同様である。
カレントミラー回路301はトランジスタTr31、Tr32、抵抗素子R31、R32を備え、端子Vccから定電圧の印加を受ける。カレントミラー回路301は入力端子にて受け付けた電流信号と同量で同極性の電流を出力端子から出力する。カレントミラー回路301の入力端子はスイッチ101、102に接続され、出力端子は差動増幅回路103の反転入力端子に接続されている。
さて、例えば、DVDを再生する場合、スイッチ102はフォトダイオードa1を差動増幅回路103の反転入力端子に接続し、スイッチ101はフォトダイオードA1をカレントミラー回路301の入力端子に接続する。
すると、フォトダイオードa1における信号電流にノイズ電流が重畳した電流Ia1が差動増幅回路103の反転入力端子に入力される。一方、フォトダイオードA1には信号光が入射しないので、ノイズ電流Iinのみがカレントミラー回路301に入力される。カレントミラー回路301はフォトダイオードA1が出力するノイズ電流Iinに等しい電流Ioutを差動増幅回路103の反転入力端子に入力する。
フォトダイオードa1、A1におけるノイズ電流は互いにほぼ等しいので、カレントミラー回路301が出力する電流Ioutもこれら電流にほぼ等しい。また、電流Ia1、Ioutは互いに逆極性なので、電流Ia1からノイズ電流成分を相殺した電流が差動増幅回路103の反転入力端子に入力される。
フォトダイオードa2〜a4、A2〜A4についても同様の構成とすることによって、暗電流や迷光による問題や温度特性を光ピックアップ装置全体として解消することができる。
[3] 第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る光ピックアップは、上記第1の実施の形態に係る光ピックアップと概ね同様の構成を備える一方、光記録媒体の種別に応じて信号電流の増幅率を変化させる点において相違している。以下、専ら相違点に注目して説明する。
図4は、本実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。図4に示されるように、受光回路4はフォトダイオードA1、a1、スイッチ101、102、401、402、差動増幅回路103、バイアス抵抗回路Rc、変換抵抗回路Rf及び端子Vc、Voutを備えている。
バイアス抵抗回路Rcは抵抗値が相異なる2つの抵抗素子(バイアス抵抗)を差動増幅回路103の非反転入力端子に電気的に並列に接続した回路である。スイッチ402はバイアス抵抗回路Rcの何れかひとつの抵抗素子を端子Vcに接続する。
変換抵抗回路Rfは抵抗値が相異なる2つの抵抗素子(トランスインピーダンス抵抗)を差動増幅回路103の反転入力端子に電気的に並列に接続した回路である。スイッチ401は変換抵抗回路Rfの何れかひとつの抵抗素子を差動増幅回路103の反転入力端子に接続する。
スイッチ401、402は記録、再生の対象となる光記録媒体がDVDとCDとの何れであるかによって切り替わる。
このようにすれば、フォトダイオードA1、a1の特性が入射光の波長によって変化する場合であっても、その出力信号を適切に増幅することができる。
また、差動増幅回路103の非反転入力端子と反転入力端子とについて差動増幅回路103の外側を見たインピーダンスを、バイアス抵抗回路Rc並びに変換抵抗回路Rfを切り替えることによって揃えて、オフセット電圧を抑えることができる。
図5は、一般的な差動増幅回路の内部の回路構成を例示したトランスインピーダンス型増幅回路の回路図である。図5に示されるように、トランスインピーダンス型増幅回路5は差動増幅回路500、バイアス抵抗Rc、変換抵抗Rf、基準電圧端子Vc、入力端子Vin及び出力端子Voutを備えている。また、差動増幅回路500はトランジスタTr1〜Tr4、定電流源501及び定電圧源Vccを備えている。
トランジスタTr1のベース・エミッタ間には電圧VBE1がかかり、トランジスタTr2のベース・エミッタ間には電圧VBE2がかかっている。また、トランジスタTr1、Tr2にはそれぞれベース電流IB1、IB2が流れている。
さて、トランスインピーダンス型増幅回路5を光ピックアップに適用する場合、 フォトダイオードに信号光が入射しないときに出力電圧が生じると、出力バイアス電圧が設計値から外れたり、出力ダイナミックレンジが狭くなるので、光記録媒体の情報を読み間違えたり、トラッキングサーボやフォーカシングサーボを誤ったりする。このため、入力端子Vinに入力電流が入力されていなければ、出力端子Voutの出力電圧はゼロであるのが望ましい。
一般的に、回路素子には特性にばらつきがあるので、トランスインピーダンス型増幅回路5の出力電圧には次式で表わされるオフセット電圧Voffが生じる。
Voff=(VBE1−VBE2)+(Rf−Rc)・(IB1−IB2)
従って、入力電流が印加されないときのオフセット電圧Voffを無くすためには、
Rc=Rf、VBE1=VBE2、IB1=IB2
としなければならない。
しかしながら、仮に光ピックアップにおいてRc=Rfしても、トランジスタTr1、Tr2のベース端子からトランジスタの外側をみたインピーダンスはフォトダイオードA1、a1の分だけ異なるので、IB1≠IB2となって、オフセット電圧Voffが生じる。
これに対して、本実施の形態においてはフォトダイオードA1、a1の接続状態に応じて変換抵抗Rfとバイアス抵抗Rcを切り替えるので、トランジスタTr1、Tr2のベース端子からトランジスタの外側をみたインピーダンスを揃えてオフセット電圧Voffを無くすことできる。
[4] 第4の実施の形態
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る光ディスクドライブ装置は上記第3の実施の形態に係る光ピックアップと概ね同様の光ピックアップを備え、更に差動増幅回路の出力信号を用いて光記録媒体の種別を判別する。
図6は、本実施の形態に係る光ディスクドライブ装置の構成の一部を示す回路図である。図6に示されるように、光ディスクドライブ装置6は制御回路60並びに受光回路61を備えている。制御回路60は制御部601とディスク判別部602とを備えている。
受光回路61は、上記第3の実施の形態に係る受光回路3と同様に、フォトダイオードA1、a1、スイッチ101、102、301、302、差動増幅回路103、バイアス抵抗回路Rc、変換抵抗回路Rf及び端子Vc、Voutを備えている。
ディスク判別部602は、例えば、ディスクトレイを用いて光記録媒体が装填されると、制御部を介して何れかの波長のレーザ光を光記録媒体に照射し、その反射光に応じて出力される差動増幅回路103の出力信号を参照して光記録媒体の種別を判別する。制御部601はディスク判別部602の判別結果に応じた制御信号を出力して、スイッチ101、102、301及び302を切り替える。
このようにすれば、光記録媒体の種別に応じたフォトダイオードA1、a1を差動増幅回路103に適切に接続することができると共に、光記録媒体の種別に応じたバイアス抵抗及び変換抵抗を用いることができる。従って、ノイズ電流の影響を排除し、オフセット電圧を抑えて、光記録媒体の記録、再生を精度良く実行することができる。
[5] 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記第2の実施の形態においては、図3に示されるカレントミラー回路301を用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、カレントミラー回路301に代えて他の構成を備えたカレントミラー回路を用いてもよい。入力された電流と同極性、同電流量の電流を出力できさえすれば、本発明の効果に変わりはない。
(2) 上記実施の形態においては、受光回路に専ら反転増幅回路を用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、反転増幅回路に代えて非反転増幅回路を用いても良い。
図7は、本変形例に係る受光回路の一部を示す回路図である。このような構成においても、スイッチ101、102を連動させて切り替えることによって、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、第2の実施の形態その他についても、同様に非反転増幅回路を用いて同様の効果を得ることができる。
(3) 上記実施の形態においては、専らフォトダイオードのアノード電極を接地し、カソード電極を差動増幅回路に接続する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、フォトダイオードのカソード電極に固定電位を印加し、アノード電極から信号電流を取り出しても良い。
(4) 上記実施の形態においては、専ら光記録媒体としてDVDとCDとを記録、再生する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、他種の光記録媒体を記録、再生したり、或いは、3種類以上の光記録媒体を記録、再生しても良い。そのような光記録媒体にはBDディスク(Blu-ray Disc)も含まれる。
(5) 上記実施の形態においては、専らフォトダイオードを用いて信号光の光量を検出する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、フォトダイオード以外の受光素子を用いて信号光の光量を検出しても良い。フォトダイオード以外の受光素子を用いても、迷光によるノイズ電流を除去する等、本発明の効果を得ることができる。
(6) 上記第3の実施の形態においては、専ら第1の実施の形態をもとにしてバイアス抵抗Rcや変換抵抗Rfを切り替える場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、第2の実施の形態その他においてバイアス抵抗Rcや変換抵抗Rfを切り替えても良い。そのようにしても、同様の効果を得ることができる。
(7) 上記第3の実施の形態においては、専らバイアス抵抗Rcと変換抵抗Rfとを2つずつ並列に接続して切り替える場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、バイアス抵抗Rcや変換抵抗Rfを3つ以上接続して切り替えても良い。また、接続するバイアス抵抗Rcの数と変換抵抗Rfの数を異ならせても良いし、どちらか一方をひとつだけにしても良い。何れの場合も本発明の効果を得ることができる。
(8) 上記第3の実施の形態においては、専らスイッチを差動増幅回路の出力端子と変換抵抗Rfとの間、並びに基準電圧端子Vcとバイアス抵抗Rcとの間に接続する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、差動増幅回路の反転入力端子と変換抵抗Rfとの間や、差動増幅回路の非反転入力端子とバイアス抵抗Rcとの間にスイッチを接続しても良い。何れの場合も本発明の効果に変わりはない。
(9) 上記実施の形態においては、専らバイアス抵抗Rcや変換抵抗Rfとして抵抗素子を用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、抵抗素子以外のインピーダンス素子を用いても良い。
(10) 上記第4の実施の形態においては、専ら光記録媒体がDVDとCDとの何れであるかを判別する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、或いは、これに加えて、CDであってもCD−ROM、CD±R、CD±RW等の何れであるか、また、DVDであってもDVD−ROM、DVD−RAM、DVD±R、DVD±RW等の何れであるかを判別しても良い。
例えば、第3の実施の形態のようにバイアス抵抗Rcや変換抵抗Rfを光記録媒体の特性に合わせて切り替える場合には、本変形例のように光記録媒体の種別を細かく判別して切り替えれば有効である。
(11) 上記第3の実施の形態において、図5に差動増幅回路の内部構成を例示したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、他の内部構成を備えた差動増幅回路を用いても、本発明の効果を得ることができる。
(12) 上記第1の実施の形態において、図2に半導体素子中のフォトダイオード等の配置を例示したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、半導体素子におけるフォトダイオード等の配置がこれと異なっていても、本発明の効果に変わりはない。
また、上記第1の実施の形態においては、pn接合構造のフォトダイオードを用いる場合について説明したが、他の構造を備えたフォトダイオードを用いても良い。半導体基板についても、p型に限定されないのは言うまでもなく、n型その他の半導体基板を用いても、本発明の効果を得ることができる。
(13) 上記第1の実施の形態においては、専ら半導体素子の上方にホログラム素子、コリメータレンズ及び対物レンズを配して光記録媒体にレーザ光を導く場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、或いはこれに加えて、光学ミラー、プリズム、回折格子等を配しても良い。
(14) 上記実施の形態においては、専ら半導体レーザ素子としてモノリシック型2波長半導体レーザ素子を用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、複数個の単波長半導体レーザ素子を用いても良い。このようにしても本発明の効果を得ることができる。
(15) 上記実施の形態においては、信号光を受光したフォトダイオードの出力を反転入力端子に、信号光を受光しないフォトダイオードの出力を非反転入力端子に入力するとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、信号光を受光したフォトダイオードの出力を非反転入力端子に、信号光を受光しないフォトダイオードの出力を反転入力端子に入力しても良い。
本発明に係る受光装置は、複数の規格の光記録媒体に対応した受光装置において、光記録媒体に精度良く記録、再生する技術として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップの構成について、受光回路を含む半導体素子と光学部材の構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る受光回路の一部を示す回路図である。 一般的な差動増幅回路の内部の回路構成を例示したトランスインピーダンス型増幅回路の回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光ディスクドライブ装置の構成の一部を示す回路図である。 本発明の変形例(2)に係る受光回路の一部を示す回路図である。 従来技術に係る光ピックアップの構成を示す模式図である。 従来技術に係る受光素子の構成を示す平面図である。 従来技術に係る受光回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1、10……………………………………受光回路
2、8………………………………………光ピックアップ
5……………………………………………トランスインピーダンス型増幅回路
6……………………………………………光ディスクドライブ装置
60…………………………………………制御回路
61…………………………………………受光回路
101、102、401、402………スイッチ
103、500、1001〜1004…差動増幅回路
1006、1007………………………差動増幅回路
201………………………………………半導体素子
202………………………………………ホログラム素子
203………………………………………コリメータレンズ
204………………………………………対物レンズ
210………………………………………光記録媒体
201a……………………………………p型半導体基板
201b……………………………………n型エピタキシャル層
201c……………………………………分離層
201d、801…………………………半導体レーザ素子
201e……………………………………領域
301………………………………………カレントミラー回路
501………………………………………定電流源
601………………………………………制御部
602………………………………………ディスク判別部
802………………………………………ハーフミラー
803………………………………………コリメータレンズ
804………………………………………ミラー
805………………………………………対物レンズ
806………………………………………集光レンズ
807………………………………………受光素子
810………………………………………光記録媒体
1005……………………………………加算器
1008、1009………………………増幅器
A1〜A4、a1〜a4、E、F………フォトダイオード
Ia1、Iin、Iout………………………電流
IB1、B2……………………………ベース電流
Rc…………………………………………バイアス抵抗
Rf…………………………………………変換抵抗
Tr1〜Tr4……………………………トランジスタ
VBE1、VBE2………………………ベース・エミッタ間電圧
Vc…………………………………………基準電圧端子
Vcc………………………………………定電圧源
Vout……………………………………出力端子

Claims (15)

  1. 相異なる規格に準拠した光記録媒体から情報を読み取る受光装置であって、
    光記録媒体からの光を受光して信号を出力する、光記録媒体の規格毎の受光素子と、
    受光素子が出力する信号を増幅する増幅回路と、を備え、
    前記増幅回路は、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力信号から、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力信号を差し引いて、増幅する
    ことを特徴とする受光装置。
  2. 前記増幅回路は、差動増幅回路を備えたトランスインピーダンス型増幅回路であって、
    光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力信号が差動増幅回路の反転入力端子に入力され、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力信号が差動増幅回路の非反転入力端子に入力されるように、受光素子と差動増幅回路の接続を切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  3. 前記増幅回路は、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力電流の極性を反転させて、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力電流に加える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  4. 前記増幅回路は、入力された電流と同量、同極性の電流を出力するカレントミラー回路を用いて、増幅回路に入力させる際に、他の規格に準拠した光記録媒体からの光を受光すべき受光素子の出力電流が、光記録媒体からの光を受光した受光素子の出力電流と逆極性になるように、極性を反転させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の受光装置。
  5. 前記増幅回路は、差動増幅回路、バイアス抵抗及び変換抵抗を備えたトランスインピーダンス型増幅回路であって、
    バイアス抵抗と変換抵抗とのどちらか一方、若しくは両方は、インピーダンスが相異なる複数のインピーダンス素子を備え、光記録媒体の規格に応じて、インピーダンス素子を切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  6. 前記増幅回路が出力する信号を用いて光記録媒体の規格を判別する判別手段を備え、
    判別手段による判別結果に応じて、受光素子と差動増幅回路の接続を切り替える
    ことを特徴とする請求項2に記載の受光装置。
  7. 前記増幅回路が出力する信号を用いて光記録媒体の規格を判別する判別手段を備え、
    判別手段による判別結果に応じて、インピーダンス素子を切り替える
    ことを特徴とする請求項5に記載の受光装置。
  8. 前記受光素子はひとつの半導体基板上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  9. 前記受光素子と前記増幅回路とはひとつの半導体基板上に形成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の受光装置。
  10. 光記録媒体の規格に応じたレーザ光を出射する発光素子が前記半導体基板上に配設されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の受光装置。
  11. 発光素子が出射したレーザ光を光記録媒体に導くと共に、光記録媒体にて反射されたレーザ光を受光素子に導く光学部材が前記半導体基板の主面上方に配設されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の受光装置。
  12. 前記光学部材は光学レンズ、光学フィルタ、反射ミラー、プリズム、回折格子のうちの少なくとも1つ以上である
    ことを特徴とする請求項11に記載の受光装置。
  13. 前記半導体基板は凹部を備え、
    前記発光素子は凹部底面に固着されており、
    発光素子の出射光は、凹部側壁に形成された反射面にて反射されることにより、光記録媒体へと導かれる
    ことを特徴とする請求項12に記載の受光装置。
  14. 前記受光素子はフォトダイオードである
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  15. 前記受光素子は、光記録媒体の規格毎に複数個に分割されており、光記録媒体の規格間で特性が近似する受光素子どうしを組として出力信号を差し引く
    ことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
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