JP3090086B2 - 回路内蔵受光素子 - Google Patents

回路内蔵受光素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される光信号
を電気信号に変換する回路内蔵受光素子に関し、特に、
広い周波数にわたって光信号を電気信号に変換し、且
つ、DCオフセットレベル、すなわち光入力が無いとき
の基準電源電圧と光受信回路出力電圧との差電圧、を低
減する光受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の光学式記録再生装置の構
成をブロック図にて示したものであるる。図5を参照す
ると、光ディスク装置等の光学式記録再生装置14にお
いて、半導体レーザ1から出射された光は対物レンズ5
により集光され光ディスク等の記録媒体10に照射さ
れ、記録媒体で反射された光は、ハーフプリズム3で分
岐されて光受信素子6に入射され、光受信素子6にて電
気信号へ変換された後、制御回路12に入力されてい
る。なお、図5において、2はグレーティングプレー
ト、4はコリメートレンズ、7はシリンドリカルレン
ズ、8はフォーカスアクチュエータ、9はトラッキング
アクチュエータ、11はスライドモータ、13はサーボ
コントロールを示している。
【0003】光受信素子6は、光学式記録再生装置14
のフォーカス及びトラッキングサーボを制御する必要が
あるため、図6に示すように、複数のフォトダイオード
15を備えている。
【0004】初期の装置において、光受信素子6は、図
7に示すように、フォトダイオード15のみを備えてお
り、光電流を制御回路12に伝えるのみであった。
【0005】しかし、近時、装置の小型化、記録媒体1
0の高速回転化に伴い、微弱な電流出力では、信号が制
御回路12に伝わる間のノイズの影響を回避することが
難しくなるに至っている。
【0006】そこで、例えば図8に示すような、電流−
電圧変換型の差動増幅器17を内蔵し、電圧出力型の光
受信素子が主流となっている。図8を参照すると、差動
増幅器17の反転入力端子にはフォトダイオード15の
カソード端子が接続され、差動増幅器17の非反転入力
端子には基準電圧Vcが入力され、差動増幅器17の出
力端子と非反転入力端子の間には帰還抵抗(抵抗値R
1)16が接続されている。
【0007】フォトダイオード15にて発生した光電流
により、差動増幅器17の帰還抵抗R1から電流i1を
引き込む。したがって電流−電圧増幅器17の出力VO
には、VO=R1×i1+Vcの電圧が発生する。差動
増幅器17は大きなゲインをもっているため、反転入力
端子の電位も、ほぼ基準電圧Vcと同じ電位となってい
る。電源電圧をVccとして、一般に、Vc=1/2×
Vccが印加される。
【0008】図9は、図8の光受信素子の断面構造を模
式的に示したものである。図9に示すように、1つのチ
ップの中に、フォトダイオード15と、フォトダイオー
ド15で発生する光電流出力を電圧信号に変換する回路
部が搭載されている。
【0009】また、記録媒体10が、高速回転・高密度
化されると、これに伴い、光受信回路に要求される周波
数帯域は高くなってきている。高帯域化の一例として、
例えば、20倍速CD−ROMでは、周波数帯域(カッ
トオフ周波数)として、fc=30MHzが必要であ
る。
【0010】交流的な光信号を入力した場合の出力電圧
(例えば図6において、A+B+C+D;再生信号用出
力)の周波数特性は、図8に示した差動増幅器17の特
性とフォトダイオード15によって決まることになる。
この際、再生信号は、最終的には、AC結合をしてAC
成分のみを利用しているため、オフセット電圧が多少あ
っても問題にはならない。
【0011】一方、サーボ制御は、各光受信回路の差信
号で行っている。例えば図6に示した構成の光受信回路
において、A+C−B−Dはフォーカスサーボ、E−F
はトラックサーボに用いられる。すなわち、光スポット
のフォーカシング制御には、光受信回路A、B、C、D
の出力についてA+C−B−Dをフォーカス誤差として
例えばナイフエッジのフォーカス誤差検出が行われ、記
録媒体からの反射光のうち一次回折光は両側の光受信回
路E、Fに入射し光スポットのトラッキング制御信号と
して用いられ、トラッキングには、E−Fをトラッキン
グ誤差信号として例えばプッシュプルのトラッキングの
検出を行う。
【0012】このため、各受信回路の出力電圧Vo(図
8参照)において、オフセット電圧を持っていると、正
常なサーボ制御が難しくなる。通常各受信回路のオフセ
ット電圧は、±20mV以内に抑える必要がある。しか
しながら、サーボ制御は、機械的な制御であるため、高
帯域化は必要なく、高々fc=1MHzあれば十分であ
る。
【0013】同様な光学装置として、例えば特開平7−
93771号公報の記載が参照される。
【0014】図8の回路のうち一つのフォトダイオード
に関する回路のみを抜き出した回路のブロックを図10
に示す。図10を参照すると、差動増幅回路の非反転入
力端子(+)には基準電圧Vcがオフセット補正抵抗R
2を介して接続され、反転入力端子(−)にはフォトダ
イオード15のカソードが接続され、出力端子と反転入
力端子(−)との間には帰還抵抗R1が接続されてい
る。
【0015】図10に示した電流−電圧変換回路の周波
数特性は、フォトダイオード15のジャンクション容量
(容量値C1)18と、増幅器の帰還抵抗R1のCR時
定数で主に律速されている。一般に、遮断周波数fcは
fc=1/(2・π・C1・R1)で与えられる。通
常、C1=0.3pF、R1=70KΩ程度であるため
fc=7.1MHz程度しか得られない。
【0016】また、フォトダイオードとしては、図9に
示したように、基板とエピタキシャル層による構成が一
般的である。しかしながら、近時、フォトダイオードを
高速化する目的で、図11に示すような、エピタキシャ
ル層21と拡散層22によるフォトダイオードへ移行し
つつある。
【0017】このシステムに用いられる光の波長は78
0nmが主流を占めており、その波長では、Siへの吸
収長α=10μm(Si中の深さ10μmの地点で光が
1/eに減衰する)である。しかし、エピタキシャル層
の厚さは、数μmが一般的であるため、基板の深い位置
でキャリア(電子・正孔)が発生することになる。
【0018】基板の深い位置ではバイアスがかかってい
ないため、キャリアが拡散でしか移動せず、光生成電流
としての応答速度を低下させている。このため、例えば
fc=5〜10MHz程度しか得られない。
【0019】図11の構成では、基板の深い位置でのキ
ャリアは電源ラインにしか流れず、回路に入ってくる光
電流は、表面近傍の高速のキャリアのみであるため、高
速応答に適している。
【0020】図12は、当社出願の特願平8−7035
7(本願出願時未公開)に記載の光受信回路を示したも
のである。オペアンプを電流−電圧変換アンプ17+電
圧増幅アンプ24の2段構成とすることにより、帰還抵
抗16を小さくできるため信号の高速化に適している。
【0021】また、図13は、特開昭58−33880
号公報に記載の受光素子の構成を示す図である。縦方向
に複数のフォトダイオードを構成することにより感度の
高い受光素子を実現させている。
【0022】図14は、特開昭63−316330号公
報に記載の受光素子の構成を示す図である。情報再生信
号検出用の受光素子26aとサーボ検出用受光素子(2
6b、26c、26d、26e)を分離し、それぞれの
受光素子を同一平面上に配置して独立して取り出す構成
となっている。従って、サーボ用と再生信号用にそれぞ
れ適した回路との接続が可能となっている。
【0023】図15は、特開平3−220781号公報
に記載の受光素子の構成を示す図である。PNフォトダ
イオードが縦方向に複数構成されており、それぞれの出
力を比較することにより光の波長センサとして利用する
ことが可能となっている。
【0024】図16は、特開平2−246168号公報
に記載の受光素子の構成を示す図である。1つのPNフ
ォトダイオード上に複数に分割されたフォトダイオード
が配置されており、自由度の高い測距センサが得られ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記した各従来技術に
ついてその問題点について以下に検討する。
【0026】(1)図11に示した構成では、受光素子
の深さ方向に、1つのフォトダイオードしかないので、
サーボ用と再生信号用の出力が共通となる。このため、
低オフセットと高帯域という相反する特性を両立させな
ければならないという問題点を有している。
【0027】(2)図12に示した回路構成では、高帯
域にすることはできるが、オフセット電圧が大きくなっ
てしまい、サーボ用の信号を再生する際悪影響がでると
いう問題点を有している。1段目のオペアンプ(差動増
幅器)によって発生したオフセット電圧を2段目の電圧
増幅器24のゲイン分だけ増幅してしまう。1段目のオ
ペアンプのオフセット電圧は、帰還抵抗16すなわちゲ
インにはあまり依存していないため、1段目の増幅器1
7で帰還抵抗16を大きくして、2段目のアンプ24の
電圧増幅を行わない構成に比べてオフセット電圧がn倍
大きくなる。
【0028】また、再生信号を得る際も、複数に分割さ
れたそれぞれの信号をサミングアンプにより合計する必
要があり、ノイズが大きくなるという問題点を有してい
る。
【0029】(3)図13に示した受光素子は感度は若
干高くできるが、取り出す光信号も深さ方向に1つのフ
ォトダイオードしかないため、サーボ用と再生信号用の
出力が共通となる。従って、低オフセットと高帯域とい
う相反する特性を両立させなければならないという問題
点を有している。
【0030】(4)図14に示した受光素子は、再生信
号用とサーボ用の光を独立に取り出すことができるが、
受光面積が大きくなり、また、光を分割する必要がある
ため光の効率も悪くなるという問題点を有している。
【0031】(5)図15に示した受光素子は、2つの
信号を縦方向に独立して取り出すことはできるが、受光
素子は同一平面に1つしか無く、サーボ検出用に複数の
受光素子を配置し演算させることができないという問題
点を有している。
【0032】(6)図16に示した受光素子は、2つの
信号を縦方向に独立して取り出すことはできるか、再生
信号用の出力(A+B+C+D)に相当する受光部が基
板より取り出す構成となっているため、基板領域からの
拡散による光生成キャリアを受けてしまうため、高速化
できないという問題点を有している。
【0033】したがって、本発明は、このような問題点
に鑑みなされたものであって、その目的は、回路の製造
プロセスを変更することなく、再生信号を高帯域で、サ
ーボ信号を低オフセット電圧で出力することができる回
路内蔵受光素子を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の回路内蔵受光素子は、第2導電型の基板の
上に形成された第1の導電型の埋込拡散層と、前記第1
の導電型の埋込拡散層の上に形成された第2の導電型の
埋込拡散層と、前記第2の導電型の埋込拡散層の上に堆
積された第1導電型のエピタキシャル層と、前記第1導
電型のエピタキシャル層の上に形成された第2の導電型
の拡散層と、を備え、前記第2の導電型の拡散層と前記
第1の導電型のエピタキシャル層より形成されるpn接
が再生信号用の受光素子として用いられ、前記第2の
導電型の拡散層は再生信号出力用端子に接続されてお
り、前記基板と前記第1の導電型の埋め込み拡散層より
形成されるpn接合が複数のフォトダイオードに分割さ
れており、前記複数のフォトダイオードがそれぞれフォ
ーカスサーボ用出力端子に接続されている。
【0035】本発明の回路内蔵受光素子は、基板と第1
の導電型の埋め込み拡散層より形成されるpn接合が複
数のフォトダイオードに分割することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の実施の形態においては、基板の上
に形成された第1の導電型の埋込拡散層と、第1の導電
型の埋込拡散層の上に形成された第2の導電型の埋込拡
散層と、前記第2の導電型の埋込拡散層の上に堆積され
た第1導電型のエピタキシャル層と、前記第1導電型の
エピタキシャル層の上に形成された第2の導電型の拡散
層と、を備え、前記第1の導電型のエピタキシャル層と
前記第2の導電型の拡散層より形成されるpn接合と、
前記基板と前記第1の導電型の埋め込み拡散層より形成
されるpn接合と、が受光素子として、それぞれ、別の
回路に接続されている。
【0037】本発明の実施の形態の回路内蔵受光素子
は、基板内で発生した拡散電流は、複数に分割されたフ
ォトダイオードを通し、サーボ信号のみを扱う高速では
ないが低オフセット電圧の電流−電圧変換換増幅器より
出力される。
【0038】また、表面近傍で発生した高速な光キャリ
アは、分割されていない表面のフォトダイオードを通
り、高速な電流−電圧変換換増幅器より、再生信号とし
て直接出力されるので、サミングアンプを必要としな
い。
【0039】しかも、光受光素子の構成は、従来の回路
プロセスでも使用している工程を利用しているだけであ
るため、何らプロセスの変更を生じない。
【0040】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0041】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例の回路内蔵受光素子の縦断面図である。また、図2
は、本発明の第1の実施例の回路内蔵受光素子の平面図
である。
【0042】図1を参照すると、本実施例においては、
-基板19の上にn+埋込拡散層20が分割して形成さ
れ、その上に、p+埋込拡散層23が形成されている。
更に、p+埋込拡散層23の上に、n-エピタキシャル層
21が形成されており、その上にp+拡散層22が一つ
形成されている。更に、p+拡散層22の両側には、ト
ラック方向のサーボ検出用の受光素子28a、28bが
配置されている。
【0043】再生信号29a(RF信号;再生信号用出
力)は、高速化が必要であるため、例えば図12に示し
た回路に接続され、サミングアンプ無しに、A+B+C
+Dの信号を高速で得ることができる。
【0044】一方、フォーカスサーボ用信号29bは、
A、B、C、Dそれぞれのフォトダイオードよりオフセ
ットが低く抑えられる、図10に示した回路に接続され
る。
【0045】このような構成にすることにより、高速な
フォトダイオードを高帯域な回路に接続し、しかもサミ
ングアンプが不要にできる。
【0046】また、深いところにある高速ではないフォ
トダイオードから低オフセット電圧にできる回路に接続
し、低オフセット電圧なサーボ用出力が得られる。
【0047】しかも、上記構成は従来の回路プロセスで
も使用している工程であるため何らプロセスの変更を生
じない。
【0048】[実施例2]図3は、本発明の第2の実施
例の回路内蔵受光素子の縦断面図である。また、図4は
本発明の第2の実施例の回路内蔵受光素子の平面図であ
る。図3を参照すると、本実施例においては、図1に示
した構成において、再生信号用の受光素子を、トラック
サーボ用の光が入る所まで延在させている。こうするこ
とにより、再生信号用の光電流が増えるためS/Nの良
い特性を得ることができる。実際は約1.5倍の感度を
向上させることができる。
【0049】この実施例の構成も、図1に示した構成と
同様に、従来の回路プロセスのみで構成されているため
何らプロセスの変更を生じない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回路内蔵
受光素子は、深さ方向に独立した2つの受光素子を配置
し、それぞれ別の回路に接続することにより、高帯域再
生信号の伝達を可能とすると共に、高精度なサーボ制御
を可能とする、という効果を奏する。しかも、本発明に
おいては、デバイスの構造は、従来の回路プロセスでも
使用している工程のみであるため、何らプロセスの変更
を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路内蔵受光素子の構
成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の回路内蔵受光素子の構
成を示す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路内蔵受光素子の構
成を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回路内蔵受光素子の構
成を示す平面図である。
【図5】光学式記録再生装置のブロック図である。
【図6】光受信回路のフォトダイオードを示す平面図で
ある。
【図7】従来の光受信素子の構成の一例を示す図であ
る。
【図8】従来の光受信素子の別の構成を示す図である。
【図9】従来の光受信素子の断面図である。
【図10】図8の構成のうち1つのフォトダイオードに
関する部分の回路構成を示す図である。
【図11】従来の光受信素子の断面図である。
【図12】本願出願人(整理番号74804678)の
光受信回路を示す図である。
【図13】特開昭58−33880号公報に記載の光受
信素子を示す図である。
【図14】特開昭63−316330号公報に記載の光
受信素子を示す図である。
【図15】特開平3−220781号公報に記載の光受
信素子を示す図である。
【図16】特開平2−246168号公報に記載の光受
信素子を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 グレーティングプレート 3 ハーフプリズム 4 コリメートレンズ 5 対物レンズ 6 光受信素子 7 シリンドリカルレンズ 8 フォーカスアクチュエータ 9 トラッキングアクチュエータ 10 ディスク 11 スライドモータ 12 制御回路 13 サーボコントロール 14 光学式記録再生装置 15 フォトダイオード 16 帰還抵抗 17 電流−電圧変換増幅器 18 ジャンクション容量 19 p型基板 20 n+型埋込拡散層 21 n-エピタキシャル層 22 p+型拡散層 23 p+型埋込拡散層 24 電圧増幅器 25a、25b、27a、27b、27c p層 26a 再生信号検出用受光素子 26b、26c、26d、26e フォーカスサーボ検
出用受光素子 28a、28b トラッキングサーボ用受光素子 29a 再生信号用光電流出力端子 29b フォーカスサーボ信号用光電流出力端子 29c トラッキングサーボ信号用光電流出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 31/10 H01L 31/10 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/14 - 27/148 H01L 29/762 - 29/768

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2導電型の基板の上に形成された第1の
    導電型の埋込拡散層と、 前記第1の導電型の埋込拡散層の上に形成された第2の
    導電型の埋込拡散層と、 前記第2の導電型の埋込拡散層の上に堆積された第1導
    電型のエピタキシャル層と、 前記第1導電型のエピタキシャル層の上に形成された第
    2の導電型の拡散層と、 を備え、前記第2の導電型の拡散層と 前記第1の導電型のエピタ
    キシャル層より形成されるpn接合が再生信号用の受光
    素子として用いられ、前記第2の導電型の拡散層は再生
    信号出力用端子に接続されており、 前記基板と前記第1の導電型の埋め込み拡散層より形成
    されるpn接合が複数のフォトダイオードに分割されて
    おり、前記複数のフォトダイオードがそれぞれフォーカ
    スサーボ用出力端子に接続されている、 ことを特徴とす
    る回路内蔵受光素子。
  2. 【請求項2】トラックサーボ用の光を受光する受光素子
    として、前記再生信号出力用端子に接続されている前記
    第2の導電型の拡散層の両側に設けられた第2の導電型
    の第2、第3の拡散層と第1の導電型のエピタキシャル
    層よりなるpn接合が用いられ、前記第2、第3の拡散
    層がトラッキンングサーボ用出力端子にそれぞれ接続さ
    れている、ことを特徴とする請求項1記載の回路内蔵受
    光素子。
  3. 【請求項3】前記第1の導電型のエピタキシャル層と前
    記第2の導電型の拡散層より形成されるpn接合からな
    る前記再生信号用の受光素子を、トラックサーボ用の光
    が入る所まで延在してなる、ことを特徴とする請求項1
    記載の回路内蔵受光素子。
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