JP4378704B2 - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4378704B2 JP4378704B2 JP2005251357A JP2005251357A JP4378704B2 JP 4378704 B2 JP4378704 B2 JP 4378704B2 JP 2005251357 A JP2005251357 A JP 2005251357A JP 2005251357 A JP2005251357 A JP 2005251357A JP 4378704 B2 JP4378704 B2 JP 4378704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light receiving
- order diffracted
- signal
- wavelength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
このような光ピックアップは、特許文献1に記載されている。
このため、光検出器の受光領域で光電変換されて処理された信号を用いてトラッキング制御を行った場合には、オフセットを生じるため正確な制御を行うことができない場合があった。
第2の発明は、前記第1、第2の受光部の複数の受光領域は、互いに受光面積が等しいことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップを提供する。
第1、第2の受光部の複数の受光領域は、互いに受光面積が等しいので、2層の記録層を有する光ディスクからのフレアの影響を低減できる。
図1は、本発明の第1実施例の光ピックアップを示す斜視図である。
図2は、本発明の第1実施例におけるホログラム素子の信号用ホログラムパターン部とPDICとの関係を説明する図である。
図3は、実際の減算回路の構成を示す図である。
図4は、第2実施例におけるホログラム素子の信号用ホログラムパターン部とPDICとの関係を説明する図である。
図5は、第3実施例の光ピックアップにおけるPDIC回路を示す図である。
図6は、第4実施例の光ピックアップにおけるPDIC回路を示す図である。
図1に示すように、本発明の第1実施例の光ピックアップ1は、上面が光透過性の直方体上のパッケージ2と、ホログラム素子3と、対物レンズ4と、から構成されている。図1中、パッケージは一部を切り欠いてPDIC7を見えるように図示している。
半導体レーザ6は、波長660nmのレーザ光を出射するDVD用半導体レーザ6Aと785nmのレーザ光を出射するCD用半導体レーザ6Bとを有しており、それぞれのレーザ光の出射端面が上方に向いている。
対物レンズ4は、ホログラム素子3の上方に配置され、半導体レーザ6の出射端面から出射されるレーザ光を光ディスクDに集光させる。
受光領域A1、A2は、ホログラム素子3の分割線Xと平行な方向に、互いに受光領域の面積が等しくなるように隣接配置されている。そして、一方の受光領域が光ディスクDから反射されたDVD用半導体レーザ6Aのレーザ光の±1次回折光の検出用として用いられた場合には、他方の受光領域は、不要光の検出用として用いられる。受光領域A1は、DVD用半導体レーザ6Aの回折光を受光する領域であり、受光領域A2は、CD用半導体レーザ6Bの回折光を受光する領域である。
受光領域C2、D2は、それぞれCD用半導体レーザ6Bから出射されるレーザ光が信号用回折格子3Bで分離生成された後行サブビームが光ディスクDに照射された後、反射され信号用ホログラムパターン部3AのQ領域で回折されたCD用の±1次回折光を受光して信号電圧に変換する。
受光領域K2、L2は、それぞれCD用半導体レーザ6Bから出射されるレーザ光が信号用回折格子3Bで分離生成された先行サブビームが光ディスクDに照射された後、反射され信号用ホログラムパターン部3AのQ領域で回折されたCD用の±1次回折光を受光して信号電圧に変換する。
オペアンプ8Aは、並列接続された受光領域A1と受光領域B1に直列接続され、受光領域A1、B1でそれぞれ光電変換された信号電流を増幅して出力する。オペアンプ8Bは、並列接続された受光領域A2と受光領域B2に直列接続され、受光領域A2、B2でそれぞれ光電変換された信号電流を増幅して出力する。
オペアンプ8Dは、並列接続された受光領域C2と受光領域D2に直列接続され、受光領域C2、D2でそれぞれ光電変換された信号電流を信号電圧に変換した後、増幅して出力する。
オペアンプ8Fは、並列接続された受光領域I2と受光領域J2に直列接続され、受光領域I2、J2でそれぞれ光電変換された信号電流を増幅して出力する。
オペアンプ8Hは、並列接続された受光領域K2と受光領域L2に直列接続され、受光領域K2、L2でそれぞれ光電変換された信号電流を増幅して出力する。
極性切換回路9Aは、オペアンプ8Aに並列接続された第1、第2の入力端子11、12と、オペアンプ8Bに並列接続された第3、第4の入力端子13、14及び外部から供給される切換信号により、第1の入力端子11或いは第3の入力端子13と接続される第1の出力端子15と、第2の入力端子12或いは第4の入力端子14と接続される第2の出力端子16と、を有する。
DVD用の±1次回折光から不要光を除去する場合の接続については、上記した通りであるが、CD用の±1次回折光から不要光を除去する場合は、DVD用の±1次回折光から不要光を除去する場合で用いられた入力端子以外の入力端子を上記した出力端子に接続すれば良い。
減算回路10Aは、第1、第2の出力端子15、16からそれぞれ出力される±1次回折光及び不要光の電流の差を演算して、P領域で回折されたCD用或いはDVD用の±1次回折光に重畳している不要光を除去して、トラッキングエラー検出に用いられるプッシュプル演算用信号PP1だけを取り出す。
そして、オペアンプの±入力側に入力される信号電流の差が、電圧として取り出される。この電圧がPP1信号である。以下、減算回路10B〜10Dについても同様である。
減算回路10Aから出力される信号PP1は、
[(S3+S1)+(S4+S2)]−[(S1+S2)]=S3+S4
に対応する信号電圧となる。
減算回路10Bから出力される信号PP2は、
[(S7+S5)+(S8+S6)]−[(S5+S6)]=S7+S8
に対応する信号電圧となる。
[(S3+S1)+(S4+S2)]−[(S1+S2)]−
[(S7+S5)+(S8+S6)]−[(S5+S6)]
=(S3+S4)−(S7+S8)
に対応する信号電圧となる。
減算回路10Cから出力される信号PP3は、
[(T3+T1)+(T4+T2)]−[(T1+T2)]=T3+T4
に対応する信号電圧となる。
減算回路10Dから出力される信号PP4は、
[(T7+T5)+(T8+T6)]−[(T5+T6)]=T7+T8
に対応する信号電圧となる。
[(T3+T1)+(T4+T2)]−[(T1+T2)]−
[(T7+T5)+(T8+T6)]−[(T5+T6)]
=(T3+T4)−(T7+T8)
に対応する信号電圧となる。
SPP=SPP1+SPP2
MPP=(受光領域Eからの信号電流に対応する信号電圧+受光領域Fからの信号電流に対応する信号電圧)−(受光領域Gからの信号電流に対応する信号電圧+受光領域Hからの信号電流に対応する信号電圧)
DPP=MPP−k(SPP) (kは係数)
メインビームを受光する受光領域E〜Hで光電変換して得られた記録再生信号により光ディスクDの情報の記録再生を行うことができる。
まずは、光ディスクDは、DVDであり、半導体レーザ6は、DVD用半導体レーザである場合のトラッキングエラー検出について説明する。
この場合、図2に示すように、光ディスクDで反射された先後行サブビームの左側光は、P領域で、光ディスクDで反射された先先後行サブビームの右側光は、Q領域で回折を生じるものとする。
半導体レーザ6から出射されたレーザ光は、ホログラム素子3の信号用回折格子3Bでメインビーム、先行サブビーム及び後行サブビームの3つのビームを分離生成される。メインビーム、先行サブビーム及び後行サブビームは、信号用ホログラムパターン3Aを透過し、対物レンズ4で光ディスクDの情報面に集光する。
前記後行サブビームプッシュプル信号SPP1と先行サブビームのプッシュプル信号SPP2を用いてサブビーム側のトラッキングエラー(プッシュプル信号SPP)検出を行うことができる。
次に、第2実施例について図4を用いて説明する。
第2実施例はCD用の±1次回折光から不要光を除去する接続とし、出力信号は基準電圧から+電位に出力し第1実施例の先後行サブビームによるプッシュプル信号SPPと極性を同じにした例を示している。
図4に示すように、第2実施例の光ピックアップは、第1実施例の光ピックアップ1において、I/V変換増幅部8のオペアンプ8A〜8Hの代わりに減算回路35〜38を用いて、それぞれの減算回路35〜38を対応する受光領域A1〜L2に接続し、オペアンプ46、47、54、55が極性切換回路9の出力側に接続し、極性切換回路部9は、極性切換回路39A、39Bを有するものであり、それ以外は同様である。
減算回路35の入力側の+側は、受光領域A1、B1に並列接続し、入力側の−側は、受光領域A2、B2に並列接続し、演算回路36は、入力側の+側に受光領域C1、D1に並列接続し、入力側の−側は、受光領域C2、D2に並列接続する。演算回路37の入力側の+側は、I1、J1に並列接続し、入力側の−側は、受光領域I2、J2に並列接続し、演算回路38の入力側の+側は、受光領域K1、L1に並列接続し、入力側の−側は、受光領域K2、L2に並列接続されている。
次に、第3実施例について図5を用いて説明する。
図5に示すように、第3実施例の光ピックアップは、第2実施例の光ピックアップと以下の点で異なり、それ以外は同様である。
即ち、受光領域A1,B1、I1,J1、受光領域A2,B2、I2,J2、受光領域C1,D1、I1,J1、受光領域C2,D2、K2,L2をそれぞれ共通接続し、この共通接続された受光領域C1,D1、I1,J1は、減算回路56の入力側の+側に、受光領域C2,D2、K2,L2は、減算回路56の入力側の−側に接続され、受光領域A1,B1、I1,J1は、算回路57の入力側の+側に、受光領域A2,B2、I2,J2は、減算回路57の入力側の−側に接続されている。
極性切換回路60の第1出力端子65には、オペアンプ67が接続され、第2出力端子66には、オペアンプ68が接続されている。
次に、第4実施例について図6を用いて説明する。
図6に示すように、第4実施例の光ピックアップは、第3実施例の光ピックアップと以下の点で異なり、それ以外は同様である。
即ち、共通接続された受光領域C1,A2,B2,D1が減算回路56の入力側の+側に接続され、共通接続された受光領域C2,A1,B1,D2が減算回路56の入力側の−側に接続されている。更に、共通接続された受光領域C2,A2,B2,D1が減算回路56の入力側の+側に接続されている。
なお、減算回路35〜38、56、57についても演算回路10Aと同様である。
Claims (2)
- 第1のディスクに第1の波長のレーザ光を出射する第1の半導体レーザと、前記第1のディスクよりも高い記録密度を有する第2のディスクに前記第1の波長よりも短い第2の波長のレーザ光を出射する第2の半導体レーザと、前記第1、第2の光ディスクで反射された第1、第2の波長のレーザからそれぞれ±1次回折光を生成するホログラム素子と、前記±1次回折光を受光してトラッキング制御を行うためのプッシュプル信号を得る光検出器と、を備えた光ピックアップにおいて、
前記光検出器は、
前記第1の光ディスクから反射された前記第1の波長のレーザ光の±1次回折光を受光する複数の受光領域を有する第1受光部と、
前記第1受光部の複数の受光領域に一対として隣接配置され、前記第2の光ディスクから反射された前記第2の波長のレーザ光の±1次回折光を受光する複数の受光領域を有する第2受光部と、
前記第1受光部の複数の受光領域で前記第1の波長のレーザ光の±1次回折光を受光する場合には、前記第2の受光部の複数の受光領域で前記±1次回折光以外の不要光を受光して、前記第1の波長のレーザ光の±1次回折光から前記±1次回折光以外の不要光を減算して、前記第1の波長のレーザ光の±1次回折光のみによる演算を行って、前記プッシュプル信号を生成する第1演算部と、
前記第2受光部の複数の受光領域で前記第2の波長のレーザ光の±1次回折光を受光する場合には、前記第1の受光部の複数の受光領域で前記±1次回折光以外の不要光を受光して、前記第2の波長のレーザ光の±1次回折光から前記±1次回折光以外の不要光を減算して、前記第2の波長のレーザ光の±1次回折光のみによる演算を行って、前記プッシュプル信号を生成する第2演算部と、
を備えたことを特徴とする光ピックアップ。 - 前記第1、第2の受光部の複数の受光領域は、互いに受光面積が等しいことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251357A JP4378704B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251357A JP4378704B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 光ピックアップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007066425A JP2007066425A (ja) | 2007-03-15 |
JP4378704B2 true JP4378704B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=37928440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005251357A Expired - Fee Related JP4378704B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4378704B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146690A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2005
- 2005-08-31 JP JP2005251357A patent/JP4378704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007066425A (ja) | 2007-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001357545A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2001297462A (ja) | 光記録再生機器用のエラー信号検出装置 | |
JP4458091B2 (ja) | 光デバイス及び光ピックアップ装置 | |
TW200834568A (en) | Optical pickup device | |
JP4378704B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JPWO2006054383A1 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
KR100933291B1 (ko) | 2파장 레이저 다이오드의 사용을 위한 광검출기 | |
US20060261243A1 (en) | Optical reproducing apparatus capable of using laser diode of two wavelengths | |
WO2003081582A1 (fr) | Capteur optique | |
KR100516568B1 (ko) | 서보장치 및 광디스크 정보기록재생장치 | |
JP4240041B2 (ja) | トラッキング制御装置およびトラッキング制御方法 | |
JP2005293807A (ja) | 光ディスク記録再生装置及びその信号検出方法 | |
JP2007164910A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2010135017A (ja) | 光ピックアップ装置および情報記録再生装置 | |
JP4726743B2 (ja) | 光検出装置、光ピックアップ装置 | |
JP2009181670A (ja) | 光ヘッド装置および光ディスク装置 | |
JP2006099859A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
KR100243139B1 (ko) | 광픽업장치 | |
JP4726742B2 (ja) | 光検出装置、光ピックアップ装置 | |
US20100165810A1 (en) | Noise removing apparatus and method, and optical pickup | |
JPH1166579A (ja) | トラッキング制御装置およびトラッキング制御方法 | |
KR20060064331A (ko) | 모드 변환이 가능한 pdic 회로 | |
KR20070084802A (ko) | 광픽업 장치 | |
JP2006120242A (ja) | 光ヘッドの誤差信号検出方法及びそれを用いた光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置 | |
JP2005293809A (ja) | 光ディスク記録/または再生装置及びその信号検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090821 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090903 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4378704 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |