JP2007155166A - 室内空調装置及びその運転制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オフタイマーの終了後に室内空調装置を再起動するタイミングが人によって一定の反復性があることに着目し、使用者に応じた自動起動条件を設定することで快適な睡眠を得ることのできる室内空調装置及びその運転制御方法を提供すること。
【解決手段】設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有し、オフタイマー終了から再起動入力手段15による再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段35に記憶するとともに、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温湿度記憶手段36に記憶することを特徴とする室内空調装置及びその運転制御方法。
【選択図】 図1
【解決手段】設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有し、オフタイマー終了から再起動入力手段15による再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段35に記憶するとともに、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温湿度記憶手段36に記憶することを特徴とする室内空調装置及びその運転制御方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷暖房などの室内空調を行う室内空調装置及びその運転制御方法に関する。
従来の室内空調装置としては、睡眠時に所定時間だけ運転を遅延させて運転するオフタイマー機能や、起床時にあわせて運転を行わせるオンタイマー機能を有するものがある。
しかし、睡眠中は体温調整が難しいため、オフタイマーの終了時間を遅くしすぎたり、オンタイマーの開始時間を早くしすぎると、喉を痛めたり風邪をひいたりすることがある反面、オフタイマーの終了後に、寝苦しくなって室内空調装置を再起動することも少なくない。
そこで本発明は、オフタイマーの終了後に室内空調装置を再起動するタイミングが人によって一定の反復性があることに着目し、使用者に応じた自動起動条件を設定することで快適な睡眠を得ることのできる室内空調装置及びその運転制御方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の室内空調装置の運転制御方法は、設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有する室内空調装置の運転制御方法であって、オフタイマー終了後に待機モードを入り状態とする待機モードステップと、待機モード時に手動による再起動が行われた場合に、前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間を自動起動時間として記憶するとともに、前記再起動時の室温を自動起動温度として記憶する自動起動条件記憶ステップとを有し、前記待機モードステップによって待機モードが入り状態となっている場合に、既に記憶している前記自動起動時間が経過したか否かを判断する自動起動時間経過判断ステップと、既に記憶している前記自動起動温度に到達したか否かを判断する自動起動温度到達判断ステップとを有し、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断した場合には、前記自動起動温度に到達していても自動起動を行わず、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断した場合でも、前記自動起動温度到達判断ステップにて前記自動起動温度に到達していないと判断した場合には自動起動を行わず、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断し、前記自動起動温度到達判断ステップにて前記自動起動温度に到達したと判断した場合に自動起動を行うことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると、前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間と前記再起動時の室温とを新たに記憶することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法において、新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度に代えて適用することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法において、新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度を用いて自動起動条件を演算することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記自動起動条件の演算では、平均値を算出することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップを有し、前記通常温度判断ステップにて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行うことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記通常温度判断ステップで判断する温度を、室外温度としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記温度に代えて湿度としたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明の室内空調装置は、設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有する室内空調装置であって、入力手段として室温を設定する温度設定手段と、前記オフタイマー機能を開始させるオフタイマー入力手段と、前記設定時間を入力するオフ時間入力手段と、前記オフタイマー終了後の待機モード時に再起動を行わせる再起動入力手段とを有し、検出手段として室内温度を検出する室内温度検出手段を有し、記憶手段として前記温度設定手段で設定された室温を記憶する設定温度記憶手段と、前記オフ時間入力手段で入力されたオフ時間を記憶するオフ時間記憶手段と、前記再起動入力手段で再起動が入力された時の履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる時間条件を記憶する自動起動時間記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる温度条件を記憶する自動起動温度記憶手段とを有し、処理手段として前記オフタイマー機能の開始からの時間及び前記オフタイマー機能の終了からの時間を計測する時間計測手段と、前記オフタイマー機能の終了から所定時間、前記待機モードを機能させる待機モードオン・オフ手段と、前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた場合に起動を行う再起動手段と、前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間条件及び前記自動起動温度記憶手段に記憶した温度条件によって起動を行う自動起動手段とを有し、前記オフタイマー終了から前記再起動入力手段による再起動時までの時間を自動起動時間として前記自動起動時間記憶手段に記憶するとともに、前記再起動時の室温を自動起動温度として前記自動起動温度記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の室内空調装置において、前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間が経過し、前記自動起動温度記憶手段に記憶した室温に到達した時に、前記自動起動手段によって自動起動が行われることを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項9に記載の室内空調装置において、前記待機モード開始から前記再起動入力手段での再起動の入力までの時間と、前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた時の前記室内温度検出手段で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段を有し、前記自動起動時間記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した時間条件を記憶し、前記自動起動温度記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した温度条件を記憶することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると、前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間と前記再起動時の室温とを新たに記憶することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法において、新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度に代えて適用することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法において、新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度を用いて自動起動条件を演算することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記自動起動条件の演算では、平均値を算出することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップを有し、前記通常温度判断ステップにて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行うことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記通常温度判断ステップで判断する温度を、室外温度としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法において、前記温度に代えて湿度としたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明の室内空調装置は、設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有する室内空調装置であって、入力手段として室温を設定する温度設定手段と、前記オフタイマー機能を開始させるオフタイマー入力手段と、前記設定時間を入力するオフ時間入力手段と、前記オフタイマー終了後の待機モード時に再起動を行わせる再起動入力手段とを有し、検出手段として室内温度を検出する室内温度検出手段を有し、記憶手段として前記温度設定手段で設定された室温を記憶する設定温度記憶手段と、前記オフ時間入力手段で入力されたオフ時間を記憶するオフ時間記憶手段と、前記再起動入力手段で再起動が入力された時の履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる時間条件を記憶する自動起動時間記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる温度条件を記憶する自動起動温度記憶手段とを有し、処理手段として前記オフタイマー機能の開始からの時間及び前記オフタイマー機能の終了からの時間を計測する時間計測手段と、前記オフタイマー機能の終了から所定時間、前記待機モードを機能させる待機モードオン・オフ手段と、前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた場合に起動を行う再起動手段と、前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間条件及び前記自動起動温度記憶手段に記憶した温度条件によって起動を行う自動起動手段とを有し、前記オフタイマー終了から前記再起動入力手段による再起動時までの時間を自動起動時間として前記自動起動時間記憶手段に記憶するとともに、前記再起動時の室温を自動起動温度として前記自動起動温度記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の室内空調装置において、前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間が経過し、前記自動起動温度記憶手段に記憶した室温に到達した時に、前記自動起動手段によって自動起動が行われることを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項9に記載の室内空調装置において、前記待機モード開始から前記再起動入力手段での再起動の入力までの時間と、前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた時の前記室内温度検出手段で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段を有し、前記自動起動時間記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した時間条件を記憶し、前記自動起動温度記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した温度条件を記憶することを特徴とする。
本発明によれば、室内空調装置を使用者の睡眠状態や体感にあわせて自動起動させることができる。
本発明の第1の実施の形態は、オフタイマー終了後に待機モードを入り状態とする待機モードステップと、待機モード時に手動による再起動が行われた場合に、オフタイマー終了から再起動時までの時間を自動起動時間として記憶するとともに、再起動時の室温を自動起動温度として記憶する自動起動条件記憶ステップとを有し、待機モードステップによって待機モードが入り状態となっている場合に、既に記憶している自動起動時間が経過したか否かを判断する自動起動時間経過判断ステップと、既に記憶している自動起動温度に到達したか否かを判断する自動起動温度到達判断ステップとを有し、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断した場合には、自動起動温度に到達していても自動起動を行わず、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断した場合でも、自動起動温度到達判断ステップにて自動起動温度に到達していないと判断した場合には自動起動を行わず、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断し、自動起動温度到達判断ステップにて自動起動温度に到達したと判断した場合に自動起動を行うものである。本実施の形態によれば、あらかじめ使用者が寝苦しいと感じた時間と温度を記憶しており、これらの条件となった場合に自動起動を行わせるため、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温とを新たに記憶するものである。本実施の形態によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態において、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度に代えて適用するものである。本実施の形態によれば、自動起動の条件を、直前の使用状態にあわせて変更することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態において、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算するものである。本実施の形態によれば、過去のデータを考慮して新しい条件を設定するために、イレギュラーな状態に左右されずに、平均的な条件を設定することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態において、自動起動条件の演算では、平均値を算出するものである。本実施の形態によれば、使用を繰り返す毎に使用者の平均的な感覚を条件として設定することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態において、待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップを有し、通常温度判断ステップにて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行うものである。本実施の形態によれば、例えば熱帯夜など異常気象時にも的確に対応することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態において、通常温度判断ステップで判断する温度を、室外温度としたものである。本実施の形態によれば、熱帯夜などの異常気象を迅速的確に検出することができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1の実施の形態において、温度に代えて湿度としたものである。本実施の形態によれば、湿度に左右されやすい地域や使用者にも的確に対応することができる。
本発明の第9の実施の形態は、オフタイマー終了から再起動入力手段による再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段に記憶するとともに、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温度記憶手段に記憶するものである。本実施の形態によれば、あらかじめ使用者が寝苦しいと感じた時間と温度を記憶することで、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態において、自動起動時間記憶手段に記憶した時間が経過し、自動起動温度記憶手段に記憶した室温に到達した時に、自動起動手段によって自動起動が行われるものである。本実施の形態によれば、あらかじめ使用者が寝苦しいと感じた時間と温度になった場合に自動起動を行わせるため、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
本発明の第11の実施の形態は、第9の実施の形態において、待機モード開始から再起動入力手段での再起動の入力までの時間と、再起動入力手段で再起動の入力が行われた時の室内温度検出手段で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段を有し、自動起動時間記憶手段では、自動起動条件演算手段で演算した時間条件を記憶し、自動起動温度記憶手段では、自動起動条件演算手段で演算した温度条件を記憶するものである。本実施の形態によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温とを新たに記憶するものである。本実施の形態によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態において、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度に代えて適用するものである。本実施の形態によれば、自動起動の条件を、直前の使用状態にあわせて変更することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態において、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算するものである。本実施の形態によれば、過去のデータを考慮して新しい条件を設定するために、イレギュラーな状態に左右されずに、平均的な条件を設定することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態において、自動起動条件の演算では、平均値を算出するものである。本実施の形態によれば、使用を繰り返す毎に使用者の平均的な感覚を条件として設定することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態において、待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップを有し、通常温度判断ステップにて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行うものである。本実施の形態によれば、例えば熱帯夜など異常気象時にも的確に対応することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態において、通常温度判断ステップで判断する温度を、室外温度としたものである。本実施の形態によれば、熱帯夜などの異常気象を迅速的確に検出することができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1の実施の形態において、温度に代えて湿度としたものである。本実施の形態によれば、湿度に左右されやすい地域や使用者にも的確に対応することができる。
本発明の第9の実施の形態は、オフタイマー終了から再起動入力手段による再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段に記憶するとともに、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温度記憶手段に記憶するものである。本実施の形態によれば、あらかじめ使用者が寝苦しいと感じた時間と温度を記憶することで、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態において、自動起動時間記憶手段に記憶した時間が経過し、自動起動温度記憶手段に記憶した室温に到達した時に、自動起動手段によって自動起動が行われるものである。本実施の形態によれば、あらかじめ使用者が寝苦しいと感じた時間と温度になった場合に自動起動を行わせるため、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
本発明の第11の実施の形態は、第9の実施の形態において、待機モード開始から再起動入力手段での再起動の入力までの時間と、再起動入力手段で再起動の入力が行われた時の室内温度検出手段で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段を有し、自動起動時間記憶手段では、自動起動条件演算手段で演算した時間条件を記憶し、自動起動温度記憶手段では、自動起動条件演算手段で演算した温度条件を記憶するものである。本実施の形態によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例による室内空調装置の機能を表したブロック図、図2は同室内空調装置の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、図1を用いて、本実施例による室内空調装置の機能について説明する。
本実施例による室内空調装置は、入力手段10として、室温を設定する温度設定手段11と、オフタイマー機能を開始させるオフタイマー入力手段12と、設定時間を入力するオフ時間入力手段13と、睡眠時間を入力する睡眠時間入力手段14と、オフタイマー終了後の待機モード時に再起動を行わせる再起動入力手段15とを有している。
また、同装置は、検出手段20として、室内温度を検出する室内温度検出手段21と、外気温度を検出する外気温度検出手段22と、室内湿度を検出する室内湿度検出手段23とを有している。
また、同装置は、記憶手段30として、温度設定手段11で設定された室温を記憶する設定温度記憶手段31と、オフ時間入力手段13で入力されたオフ時間を記憶するオフ時間記憶手段32と、睡眠時間入力手段14で入力された睡眠時間を記憶する睡眠時間記憶手段33と、再起動入力手段15で再起動が入力された時の履歴を記憶する履歴記憶手段34と、履歴記憶手段34に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる時間条件を記憶する自動起動時間記憶手段35と、履歴記憶手段34に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる温度条件を記憶する自動起動温湿度記憶手段36とを有している。
また、同装置は、処理手段40として、オフタイマー機能の開始からの時間及びオフタイマー機能の終了からの時間を計測する時間計測手段41と、オフタイマー機能の終了から所定時間、待機モードを機能させる待機モードオン・オフ手段42と、再起動入力手段15で再起動の入力が行われた場合に起動を行う再起動手段43と、待機モード開始から再起動入力手段15での再起動の入力までの時間と、再起動入力手段15で再起動の入力が行われた時の室内温度検出手段21で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段44と、自動起動時間記憶手段35に記憶した時間条件及び自動起動温湿度記憶手段36に記憶した温度条件によって起動を行う自動起動手段45とを有している。
図1は、本発明の一実施例による室内空調装置の機能を表したブロック図、図2は同室内空調装置の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、図1を用いて、本実施例による室内空調装置の機能について説明する。
本実施例による室内空調装置は、入力手段10として、室温を設定する温度設定手段11と、オフタイマー機能を開始させるオフタイマー入力手段12と、設定時間を入力するオフ時間入力手段13と、睡眠時間を入力する睡眠時間入力手段14と、オフタイマー終了後の待機モード時に再起動を行わせる再起動入力手段15とを有している。
また、同装置は、検出手段20として、室内温度を検出する室内温度検出手段21と、外気温度を検出する外気温度検出手段22と、室内湿度を検出する室内湿度検出手段23とを有している。
また、同装置は、記憶手段30として、温度設定手段11で設定された室温を記憶する設定温度記憶手段31と、オフ時間入力手段13で入力されたオフ時間を記憶するオフ時間記憶手段32と、睡眠時間入力手段14で入力された睡眠時間を記憶する睡眠時間記憶手段33と、再起動入力手段15で再起動が入力された時の履歴を記憶する履歴記憶手段34と、履歴記憶手段34に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる時間条件を記憶する自動起動時間記憶手段35と、履歴記憶手段34に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる温度条件を記憶する自動起動温湿度記憶手段36とを有している。
また、同装置は、処理手段40として、オフタイマー機能の開始からの時間及びオフタイマー機能の終了からの時間を計測する時間計測手段41と、オフタイマー機能の終了から所定時間、待機モードを機能させる待機モードオン・オフ手段42と、再起動入力手段15で再起動の入力が行われた場合に起動を行う再起動手段43と、待機モード開始から再起動入力手段15での再起動の入力までの時間と、再起動入力手段15で再起動の入力が行われた時の室内温度検出手段21で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段44と、自動起動時間記憶手段35に記憶した時間条件及び自動起動温湿度記憶手段36に記憶した温度条件によって起動を行う自動起動手段45とを有している。
なお、温度設定手段11で設定される温度は、オフタイマーでの運転条件として用いるが、通常運転時の設定温度をそのまま適用してもよい。
オフタイマー入力手段12による入力が行われると、処理手段40によってオフタイマー運転が行われる。
オフ時間入力手段13では、使用者によって時間設定できるものであるが、あらかじめ一定時間が決められており、オフタイマー入力手段12の入力によって自動的に設定されるものであってもよい。
睡眠時間入力手段14は、使用者が設定する場合だけでなく、あらかじめ標準的な睡眠から起床までの時間を設定して記憶させたものでもよい。また、睡眠時間入力手段14は、照度センサーによって検出するものや、時計機能から標準的な睡眠時間帯を設定したものであってもよい。
自動起動時間記憶手段35では、オフタイマー終了から再起動入力手段15による再起動時までの時間を自動起動時間として記憶する。再起動入力手段15による再起動が複数回行われた場合には、自動起動時間記憶手段35は、自動起動条件演算手段44で演算した時間条件を記憶する。
自動起動温湿度記憶手段36では、再起動時の室温を自動起動温度として記憶する。再起動入力手段15による再起動が複数回行われた場合には、自動起動温湿度記憶手段36は、自動起動条件演算手段44で演算した温度条件を記憶する。
自動起動条件演算手段44では、再起動が複数回行われた場合には、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算する。この自動起動条件の演算では、平均値を算出することが好ましいが、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温の適用比率を高めてもよい。
なお、自動起動条件演算手段44では、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度に代えて適用してもよい。
自動起動手段45では、自動起動時間記憶手段35に記憶した時間が経過し、自動起動温湿度記憶手段36に記憶した室温に到達した時に自動起動を行う。
オフタイマー入力手段12による入力が行われると、処理手段40によってオフタイマー運転が行われる。
オフ時間入力手段13では、使用者によって時間設定できるものであるが、あらかじめ一定時間が決められており、オフタイマー入力手段12の入力によって自動的に設定されるものであってもよい。
睡眠時間入力手段14は、使用者が設定する場合だけでなく、あらかじめ標準的な睡眠から起床までの時間を設定して記憶させたものでもよい。また、睡眠時間入力手段14は、照度センサーによって検出するものや、時計機能から標準的な睡眠時間帯を設定したものであってもよい。
自動起動時間記憶手段35では、オフタイマー終了から再起動入力手段15による再起動時までの時間を自動起動時間として記憶する。再起動入力手段15による再起動が複数回行われた場合には、自動起動時間記憶手段35は、自動起動条件演算手段44で演算した時間条件を記憶する。
自動起動温湿度記憶手段36では、再起動時の室温を自動起動温度として記憶する。再起動入力手段15による再起動が複数回行われた場合には、自動起動温湿度記憶手段36は、自動起動条件演算手段44で演算した温度条件を記憶する。
自動起動条件演算手段44では、再起動が複数回行われた場合には、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算する。この自動起動条件の演算では、平均値を算出することが好ましいが、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温の適用比率を高めてもよい。
なお、自動起動条件演算手段44では、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度に代えて適用してもよい。
自動起動手段45では、自動起動時間記憶手段35に記憶した時間が経過し、自動起動温湿度記憶手段36に記憶した室温に到達した時に自動起動を行う。
次に、図2を用いて、本実施例による室内空調装置の運転制御方法について説明する。
オフタイマーの運転時間は、オフタイマー入力手段12で入力された時点でオフ時間記憶手段32に記憶されている(S1)。
オフタイマーがスタートすると、記憶されたオフ時間が経過したか否かが判断され(S2)、オフ時間が経過するまでオフタイマーによる運転が継続される。
ステップ2において、オフ時間が経過したことを判断すると、待機モードステップに移行する(S3)。ステップ3では、オフタイマーによる運転を停止するとともに、待機モードオン・オフ手段42によって待機モードを入り状態とする。
次に、ステップ4において、睡眠時間記憶手段33に記憶された睡眠時間内か否かが判断される。あらかじめ記憶された睡眠時間が経過した場合には、待機モードオン・オフ手段によって待機モードが終了する(S5)。
ステップ4において、睡眠時間内であると判断されると、自動起動時間が経過したか否かが判断される(S6)。なお、初期段階では自動起動時間は記憶されていないため、自動起動時間経過前であると判断する。従って、初期設定値として睡眠時間を自動起動時間として適用してもよい。
ステップ6において、自動起動時間前であると判断されると、通常温湿度であるか否かが判断される(S7)。ステップ7における判断では、熱帯夜などの異常気象が判断される。従って、熱帯夜といわれる温度などの条件をあらかじめ記憶しておき、または自動起動温湿度として記憶される温湿度に所定値をプラスまたはマイナスすることで異常温湿度を判断してもよい。
ステップ7において、通常温湿度でないと判断された場合には、起動運転を行う。この場合、本実施例では、オフタイマーの運転を再度再開させている。
ステップ7において、通常温湿度であると判断された場合には、再起動入力手段15による入力が行われたか否かが判断される(S8)。
オフタイマーの運転時間は、オフタイマー入力手段12で入力された時点でオフ時間記憶手段32に記憶されている(S1)。
オフタイマーがスタートすると、記憶されたオフ時間が経過したか否かが判断され(S2)、オフ時間が経過するまでオフタイマーによる運転が継続される。
ステップ2において、オフ時間が経過したことを判断すると、待機モードステップに移行する(S3)。ステップ3では、オフタイマーによる運転を停止するとともに、待機モードオン・オフ手段42によって待機モードを入り状態とする。
次に、ステップ4において、睡眠時間記憶手段33に記憶された睡眠時間内か否かが判断される。あらかじめ記憶された睡眠時間が経過した場合には、待機モードオン・オフ手段によって待機モードが終了する(S5)。
ステップ4において、睡眠時間内であると判断されると、自動起動時間が経過したか否かが判断される(S6)。なお、初期段階では自動起動時間は記憶されていないため、自動起動時間経過前であると判断する。従って、初期設定値として睡眠時間を自動起動時間として適用してもよい。
ステップ6において、自動起動時間前であると判断されると、通常温湿度であるか否かが判断される(S7)。ステップ7における判断では、熱帯夜などの異常気象が判断される。従って、熱帯夜といわれる温度などの条件をあらかじめ記憶しておき、または自動起動温湿度として記憶される温湿度に所定値をプラスまたはマイナスすることで異常温湿度を判断してもよい。
ステップ7において、通常温湿度でないと判断された場合には、起動運転を行う。この場合、本実施例では、オフタイマーの運転を再度再開させている。
ステップ7において、通常温湿度であると判断された場合には、再起動入力手段15による入力が行われたか否かが判断される(S8)。
ステップ8において、再起動手動スイッチがオンされていなければ、ステップ3の待機モード状態に戻り、監視を継続する。
ステップ8において、再起動手動スイッチがオン(手動による再起動)された場合には、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温を履歴記憶手段34に記憶する(S9)。
ステップ9においては、初回の場合には、自動起動条件演算手段44では、オフタイマー終了から再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段35に記憶し、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温湿度記憶手段36に記憶する。また既に再起動が行われている場合には、自動起動条件演算手段44では、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算する。
またステップ8において、再起動手動スイッチがオン(手動による再起動)された場合には、再起動が行われる(S10)。再起動運転は、オフ時間だけ運転されるが、オフ時間と別に定めた運転時間であってもよい。
ステップ8において、再起動手動スイッチがオン(手動による再起動)された場合には、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温を履歴記憶手段34に記憶する(S9)。
ステップ9においては、初回の場合には、自動起動条件演算手段44では、オフタイマー終了から再起動時までの時間を自動起動時間として自動起動時間記憶手段35に記憶し、再起動時の室温を自動起動温度として自動起動温湿度記憶手段36に記憶する。また既に再起動が行われている場合には、自動起動条件演算手段44では、新たに記憶されたオフタイマー終了から再起動時までの時間及び再起動時の室温を、既に記憶している自動起動時間及び自動起動温度を用いて自動起動条件を演算する。
またステップ8において、再起動手動スイッチがオン(手動による再起動)された場合には、再起動が行われる(S10)。再起動運転は、オフ時間だけ運転されるが、オフ時間と別に定めた運転時間であってもよい。
ステップ6において、自動起動時間が経過したと判断されると、自動起動手段45によって室内温度検出手段21及び室内湿度検出手段23で検出される温度及び湿度が自動起動温湿度記憶手段36に記憶された自動起動温湿度に到達しているか否かが判断される(S11)。
ステップ11において、自動起動温湿度に到達していない場合には、ステップ8に戻って再起動手動スイッチがオンされたか否かを判断する。
ステップ11において、自動起動温湿度に到達していると判断された場合には、自動起動手段45によって自動起動が行われる(S12)。自動起動運転は、オフ時間だけ運転されるが、オフ時間と別に定めた運転時間であってもよい。
なお、本実施例では、温度と湿度を用いた場合で説明したが、温度だけを検出して判断してもよく、また湿度だけを検出して判断してもよい。
ステップ11において、自動起動温湿度に到達していない場合には、ステップ8に戻って再起動手動スイッチがオンされたか否かを判断する。
ステップ11において、自動起動温湿度に到達していると判断された場合には、自動起動手段45によって自動起動が行われる(S12)。自動起動運転は、オフ時間だけ運転されるが、オフ時間と別に定めた運転時間であってもよい。
なお、本実施例では、温度と湿度を用いた場合で説明したが、温度だけを検出して判断してもよく、また湿度だけを検出して判断してもよい。
上記実施例によれば、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過前であると判断した場合には、自動起動温度に到達していても自動起動を行わず、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過後であると判断した場合でも、自動起動温度到達判断ステップ(S11)にて自動起動温度に到達していないと判断した場合には自動起動を行わず、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過後であると判断し、自動起動温度到達判断ステップ(S11)にて自動起動温度に到達したと判断した場合に、自動起動を行うため、使用者の睡眠状態や体感にあわせた自動起動を行わせることができる。
また本実施例は、待機モードステップ(S3)によって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると(S8)、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温とを新たに記憶する(S9)。従って、本実施例によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
また本実施例は、待機モードステップ(S3)によって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップ(S7)を有し、通常温度判断ステップ(S7)にて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行う。従って、本実施例によれば、例えば熱帯夜など異常気象時にも的確に対応することができる。
また本実施例は、待機モードステップ(S3)によって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると(S8)、オフタイマー終了から再起動時までの時間と再起動時の室温とを新たに記憶する(S9)。従って、本実施例によれば、例えば季節による変化に応じて自動起動の条件を変更できる。
また本実施例は、待機モードステップ(S3)によって待機モードが入り状態であり、自動起動時間経過判断ステップ(S6)にて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップ(S7)を有し、通常温度判断ステップ(S7)にて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行う。従って、本実施例によれば、例えば熱帯夜など異常気象時にも的確に対応することができる。
本発明の室内空調装置及びその運転制御方法は、冷凍サイクルを用いた冷房、暖房、または冷暖房装置として適用できる他、電気、ガス、または石油を用いた温風装置、床暖房装置や、電気カーペット、または電気布団にも適用することができる。
10 入力手段
11 温度設定手段
12 オフタイマー入力手段
13 オフ時間入力手段
14 睡眠時間入力手段
15 再起動入力手段
20 検出手段
21 室内温度検出手段
22 外気温度検出手段
23 室内湿度検出手段
30 記憶手段
31 設定温度記憶手段
32 オフ時間記憶手段
33 睡眠時間記憶手段
34 履歴記憶手段
35 自動起動時間記憶手段
36 自動起動温湿度記憶手段
40 処理手段
41 時間計測手段
42 待機モードオン・オフ手段
43 再起動手段
44 自動起動条件演算手段
45 自動起動手段
11 温度設定手段
12 オフタイマー入力手段
13 オフ時間入力手段
14 睡眠時間入力手段
15 再起動入力手段
20 検出手段
21 室内温度検出手段
22 外気温度検出手段
23 室内湿度検出手段
30 記憶手段
31 設定温度記憶手段
32 オフ時間記憶手段
33 睡眠時間記憶手段
34 履歴記憶手段
35 自動起動時間記憶手段
36 自動起動温湿度記憶手段
40 処理手段
41 時間計測手段
42 待機モードオン・オフ手段
43 再起動手段
44 自動起動条件演算手段
45 自動起動手段
Claims (11)
- 設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有する室内空調装置の運転制御方法であって、
オフタイマー終了後に待機モードを入り状態とする待機モードステップと、
待機モード時に手動による再起動が行われた場合に、前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間を自動起動時間として記憶するとともに、前記再起動時の室温を自動起動温度として記憶する自動起動条件記憶ステップとを有し、
前記待機モードステップによって待機モードが入り状態となっている場合に、
既に記憶している前記自動起動時間が経過したか否かを判断する自動起動時間経過判断ステップと、
既に記憶している前記自動起動温度に到達したか否かを判断する自動起動温度到達判断ステップとを有し、
前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断した場合には、前記自動起動温度に到達していても自動起動を行わず、
前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断した場合でも、前記自動起動温度到達判断ステップにて前記自動起動温度に到達していないと判断した場合には自動起動を行わず、
前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過後であると判断し、前記自動起動温度到達判断ステップにて前記自動起動温度に到達したと判断した場合に自動起動を行うことを特徴とする室内空調装置の運転制御方法。 - 前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、手動による再起動が行われると、前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間と前記再起動時の室温とを新たに記憶することを特徴とする請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を新たな自動起動時間及び自動起動温度として、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度に代えて適用することを特徴とする請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 新たに記憶された前記オフタイマー終了から前記再起動時までの時間及び前記再起動時の室温を、既に記憶している前記自動起動時間及び前記自動起動温度を用いて自動起動条件を演算することを特徴とする請求項2に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 前記自動起動条件の演算では、平均値を算出することを特徴とする請求項4に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 前記待機モードステップによって待機モードが入り状態であり、前記自動起動時間経過判断ステップにて自動起動時間経過前であると判断している場合に、通常温度であるか否かを判断する通常温度判断ステップを有し、
前記通常温度判断ステップにて、通常温度で無いと判断した場合には運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法。 - 前記通常温度判断ステップで判断する温度を、室外温度としたことを特徴とする請求項6に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 前記温度に代えて湿度としたことを特徴とする請求項1に記載の室内空調装置の運転制御方法。
- 設定時間が経過するまで運転を継続するオフタイマー機能を有する室内空調装置であって、
入力手段として
室温を設定する温度設定手段と、
前記オフタイマー機能を開始させるオフタイマー入力手段と、
前記設定時間を入力するオフ時間入力手段と、
前記オフタイマー終了後の待機モード時に再起動を行わせる再起動入力手段とを有し、
検出手段として
室内温度を検出する室内温度検出手段を有し、
記憶手段として
前記温度設定手段で設定された室温を記憶する設定温度記憶手段と、
前記オフ時間入力手段で入力されたオフ時間を記憶するオフ時間記憶手段と、
前記再起動入力手段で再起動が入力された時の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる時間条件を記憶する自動起動時間記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて自動起動を行わせる温度条件を記憶する自動起動温度記憶手段とを有し、
処理手段として
前記オフタイマー機能の開始からの時間及び前記オフタイマー機能の終了からの時間を計測する時間計測手段と、
前記オフタイマー機能の終了から所定時間、前記待機モードを機能させる待機モードオン・オフ手段と、
前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた場合に起動を行う再起動手段と、
前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間条件及び前記自動起動温度記憶手段に記憶した温度条件によって起動を行う自動起動手段とを有し、
前記オフタイマー終了から前記再起動入力手段による再起動時までの時間を自動起動時間として前記自動起動時間記憶手段に記憶するとともに、前記再起動時の室温を自動起動温度として前記自動起動温度記憶手段に記憶することを特徴とする室内空調装置。 - 前記自動起動時間記憶手段に記憶した時間が経過し、前記自動起動温度記憶手段に記憶した室温に到達した時に、前記自動起動手段によって自動起動が行われることを特徴とする請求項9に記載の室内空調装置。
- 前記待機モード開始から前記再起動入力手段での再起動の入力までの時間と、前記再起動入力手段で再起動の入力が行われた時の前記室内温度検出手段で検出した室温とを入力して自動起動条件を演算する自動起動条件演算手段を有し、
前記自動起動時間記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した時間条件を記憶し、
前記自動起動温度記憶手段では、前記自動起動条件演算手段で演算した温度条件を記憶することを特徴とする請求項9に記載の室内空調装置。
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