JP2007154765A - 流体フィルタ及びその使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常使用時に長期間にわたってドレン路のシール性を確保できると共に、エレメント交換時の流体ドレンの作業性を向上させ得る簡易且つ安価な構造の流体フィルタを提供する。
【解決手段】 本流体フィルタ1は、流入路13、流出路10及びドレン路14が形成されたケース2と、ケースに軸心回りの回転により結合されるキャップ3と、ケース及びキャップからなるケーシング4内に収容されるフィルタエレメント5をケース側に向って付勢する付勢手段(コイルバネ17)と、ケースに対してキャップを締め方向に回転させるときに、フィルタエレメントの締め方向の回転を規制する回転規制手段(当接部17及び突起部28)と、フィルタエレメントの軸端面側に設けられ、且つ、フィルタエレメントが付勢手段により付勢され且つ回転規制手段により回転規制された状態でドレン路を閉鎖するシール部材25と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、流体フィルタ及びその使用方法に関し、さらに詳しくは、通常使用時に長期間にわたってドレン路のシール性を確保できると共に、エレメント交換時の流体ドレンの作業性を向上させ得る簡易且つ安価な構造の流体フィルタ及びその使用方法を提供することを目的とする。
従来のオイルフィルタとして、相対回転により互いに結合可能なケース及びキャップからなる略縦型のケーシング内にフィルタエレメントを収容してなり、エレメント交換時にケースからキャップを緩める際に、ケースに設けられたドレン路からオイルを内部ドレンするものが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
上記特許文献1には、ケースに形成された排出路19(ドレン路)内に、軸方向に移動自在に弁体5を設けると共に、この弁体5を上方に付勢するバネ20を設けてなり、ケースにキャップを締め付ける際に、エレメント4の軸端面に設けた端板37で弁体5を下方に押圧して排出路19をシールする一方、ケースからキャップを緩める際に、バネ20の作用で弁体5が上方移動されて排出路19を開放するものが開示されている(特許文献1の図2等参照)。
また、上記特許文献2には、エレメント8を保持する樹脂製のケース11の底面に下方に突出する突起12を設け、この突起12をベース2に形成されたバイパス油路6(ドレン路)に挿脱してバイパス油路6を開閉するものが開示されている(特許文献2の図1及び2等参照;実施例1)。
また、上記特許文献2には、エレメント8を保持する樹脂製のケース51の底面の溝部に2つのOリング53,54を設け、これらのOリング53,54を、ベース2に形成されたバイパス油路6(ドレン路)を囲むようにベース2に圧接・離反させてバイパス油路6を開閉するものが開示されている(特許文献2の図3等参照;実施例2)。
さらに、上記特許文献2には、エレメント8を保持する樹脂製のケース31の底面にチェックバルブ39を設け、このチェックバルブ39をベース2に形成されたバイパス油路26(ドレン路)に圧接・離反させてバイパス油路6を開閉するものが開示されている(特許文献2の図4及び5等参照;実施例3)。
しかし、上記特許文献1では、弁体5を上方に付勢するためのバネ20を設けているので、ケースにキャップを締め付ける際に、エレメント4でバネ20を押圧する必要があり、締め付け荷重が増加してしまう。また、ケース側に弁体5及びバネ20からなる開閉機構を設けているので、部品点数が増加して複雑且つ高価な構造となってしまう。さらに、エレメント4の軸端面に弁体5を押圧するための端板37を設ける必要があった。
また、上記特許文献2の実施例1では、突起12をドレン路に挿脱するようにしているので、ベース2にキャップ1を締め付ける際に、作業者の手作業により突起12をドレン路の開口に誘導して挿入する必要があり、その差し込み作業が煩雑となる。また、ベース2に対してキャップ1を緩めてその結合を完全に解除し、その後、キャップを持ち上げて突起12をドレン路から脱出させてオイルドレンが開始されるようになっているので、オイルドレンの開始時間がケース及びキャップの結合解除の後となり、オイルのこぼれ等が生じる恐れがあるといった問題があった。
また、上記特許文献2の実施例2及3では、シール部材(Oリング53,54及びチェックバルブ39)をベース2の表面に圧接させてドレン路をシールしているが、ベース2にキャップ1を締め付ける際に、キャップ1と共にエレメント4が連れ回りしてシール部材がケースの表面に摺動されることとなり、シール部材の摩耗によって、通常使用時にドレン路の長期間にわたるシール性を確保できない恐れがあった。
さらに、上記特許文献2の実施例1〜3では、エレメント側に突起12、Oリング53,54、チェックバルブ39を設けるために、エレメントを保持するケース11,51,31を設ける必要があった。
特開平11−137917号公報 特開平11−33313号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、通常使用時に長期間にわたってドレン路のシール性を確保できると共に、エレメント交換時の作業性を向上させ得る簡易且つ安価な構造の流体フィルタ及びその使用方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.流入路、流出路及びドレン路が形成されたケースと、
前記ケースに軸心回りの回転により結合されるキャップと、
前記ケース及び前記キャップからなるケーシング内に収容されるフィルタエレメントを前記ケース側に向って付勢する付勢手段と、
前記ケースに対して前記キャップを締め方向に回転させるときに、該フィルタエレメントの締め方向の回転を規制する回転規制手段と、
前記フィルタエレメントの軸端面側に設けられ、且つ、前記フィルタエレメントが前記付勢手段により付勢され且つ前記回転規制手段により回転規制された状態で前記ドレン路を閉鎖するシール部材と、を備えることを特徴とする流体フィルタ。
2.前記回転規制手段は、前記シール部材に設けられた当接部と、前記ケース内の前記ドレン路の開口の周囲側に設けられ且つ前記フィルタエレメントの締め方向の回転によって前記当接部が当接する突起部とからなる上記1.記載の流体フィルタ。
3.前記シール部材は、弾性材料からなり、前記ケース内の前記流出路の外周側に設けられた環状面に圧接する平板環状の第1シール部と、該第1シール部の外周側から遠心方向に延び且つ前記ドレン路の開口を塞ぎ得る平板状の第2シール部と、を有する上記1.又は2.に記載の流体フィルタ。
4.前記シール部材は、前記第1シール部の表面から軸方向に延び且つ前記ケース内の保護筒部の外周面に圧接する筒状の第3シール部を更に有する上記3.記載の流体フィルタ。
5.前記第3シール部の外周面側には、前記フィルタエレメントの中心孔に設けられた被係止部に係止する係止部が設けられている上記4.記載の流体フィルタ。
6.前記キャップ内に軸心方向に移動自在に支持され且つ前記付勢手段により前記ケース側に向って付勢される支持体を更に備え、該支持体には、前記フィルタエレメントの中心孔が挿入支持されている上記1.乃至5.のいずれか一項に記載の流体フィルタ。
7.前記ケーシングは、上方が開放された有底筒状の前記ケースと、該ケースの上側に配設される下方が開放された有底筒状の前記キャップとからなる上記1.乃至6.のいずれか一項に記載の流体フィルタ。
8.上記1.乃至7.のいずれか一項に記載の流体フィルタの使用方法であって、
前記ケースに対して前記キャップを締め方向に回転させる際に、前記フィルタエレメントが、前記付勢手段により前記ケース側に付勢されると共に前記回転規制手段によりその締め方向への回転が規制されて、前記シール部材で前記ドレン路が閉鎖され、前記ケースに対して前記キャップを緩め方向に回転させる際に、前記付勢手段による前記フィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少され、前記フィルタエレメントが緩め方向に回転されて、前記シール部材による前記ドレン路の閉鎖が解除されることを特徴とする流体フィルタの使用方法。
本発明の流体フィルタによると、ケースに対してキャップを締め方向に回転させて両者を結合する際に、フィルタエレメントは、付勢手段によりケース側へ付勢されると共に回転規制手段によってその締め方向への回転が規制されて、シール部材によってドレン路が閉鎖される一方、ケースに対してキャップを緩め方向に回転させて両者の結合を解除する際に、付勢手段によるフィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少され、フィルタエレメントが緩め方向に回転されて、シール部材によるドレン路の閉鎖が解除される。このように、フィルタエレメントの締め方向の回転を規制してシール部材でドレン路を閉鎖するようにしたので、シール部材がケースの表面に摺動することを必要最小限としてシール部材の摩耗を抑制でき、通常使用時に長期間にわたってドレン路のシール性を確保できる。また、ケースに対するキャップの緩め方向の回転途中で流体を内部ドレンさせているので、流体のこぼれにより周辺環境を汚してしまうことを抑制でき、エレメント交換時の作業性を向上させることができる。また、フィルタエレメントにシール部材が一体的に設けられているので、エレメント交換時にシール部材の交換し忘れを防止できる。
また、前記回転規制手段が、当接部と、突起部とからなる場合は、フィルタエレメントを所定の回転規制位置に正確に位置決めでき、シール部材でドレン路をより確実に閉鎖できると共に、回転規制手段をより簡易且つ安価な構造とすることができる。
また、前記シール部材が、弾性材料からなり、第1シール部と第2シール部とを有する場合は、第1シール部によってケース内の流出路の外周側の環状面がシールされ、第2シール部によってドレン路の開口がシールされる。これにより、1つのシール部材によって、流入路及び流出路の間をシールできると共にドレン路をシールできる。
また、前記シール部材が、第3シール部を更に有する場合は、第3シール部によってケース内の保護筒部の外周面がシールされ、流入路及び流出路の間をより確実にシールできる。
また、前記第3シール部の外周面側に係止部が設けられている場合は、フィルタエレメントの中心孔に設けられた被係止部に係止部を係止させることによって、フィルタエレメント及びシール部材を容易に一体化できる。
また、支持体を更に備え、該支持体には、前記フィルタエレメントの中心孔が挿入支持されている場合は、エレメント交換の作業性を更に向上させることができる。
また、前記ケーシングが、上方が開放された有底筒状の前記ケースと、下方が開放された有底筒状の前記キャップとからなる場合は、上向き縦型のケーシングの流体ドレンを好適に行うことができる。
本発明の流体フィルタの使用方法によると、ケースに対してキャップを締め方向に回転させて両者を結合する際に、フィルタエレメントは、付勢手段によりケース側へ付勢されると共に回転規制手段によってその締め方向への回転が規制されて、シール部材によってドレン路が閉鎖される一方、ケースに対してキャップを緩め方向に回転させて両者の結合を解除する際に、付勢手段によるフィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少され、フィルタエレメントが緩め方向に回転されて、シール部材によるドレン路の閉鎖が解除される。このように、フィルタエレメントの締め方向の回転を規制することによってシール部材でドレン路を閉鎖するようにしたので、シール部材がケースの表面に摺動することを必要最小限としてシール部材の摩耗を抑制でき、通常使用時に長期間にわたってドレン路のシール性を確保できる。また、ケースに対するキャップの緩め方向の回転途中で流体を内部ドレンさせているので、流体のこぼれにより周辺環境を汚してしまうことを抑制でき、エレメント交換時の作業性を向上させることができる。また、フィルタエレメントにシール部材が一体的に設けられているので、エレメント交換時にシール部材の交換し忘れを防止できる。
1.流体フィルタ
本実施形態に係る流体フィルタは、以下に述べるケース、キャップ、付勢手段、シール部材及び回転規制手段を備えている。この流体フィルタは、例えば、後述する支持体を更に備えることができる。
上記「ケース」は、流入路、流出路及びドレン路が形成される限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このケースは、例えば、上方を開放してなる有底筒状を有していることができる。
上記ケースの底部には、例えば、流入路が形成され、ケースの底部より厚肉となる厚肉突出部にドレン路が形成され、ドレン路の開口が流入路の開口より高い位置となっており、上記ドレン路及び流入路が平面から見て同一の円周上に配設されていることができる。これにより、ケースを小型化できる。
上記「キャップ」は、上記ケースに軸心回りの回転により結合される限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このキャップは、例えば、下方を開放してなる有底筒状を有していることができる。
上記キャップ及び上記ケースの係脱機構としては、例えば、(1)互いに螺合可能な雄雌ネジ部からなる螺着機構、(2)互いに係脱可能な溝部と凸部とからなるバヨネット機構等を挙げることができる。
上記ケース及び上記キャップからなるケーシング内には、以下に述べるフィルタエレメントが収容される。なお、上記ケーシングは、通常、上向き縦型(斜め向き縦型も含む。)に構成されている。
上記「フィルタエレメント」の構造、形状、材質等は特に問わない。このフィルタエレメントとしては、例えば、(1)エレメント本体からなる形態、(2)エレメント本体と、このエレメント本体を保持する保持枠とからなる形態等を挙げることができる。簡易且つ安価に構成できるといった観点から、上記(1)形態であることが好ましい。また、上記フィルタエレメントの材質としては、例えば、不織布、織物、紙等を挙げることができる。
なお、上記フィルタエレメントの上端面側及び下端面側には、例えば、上記ケーシング内で流入路及び流出路を隔離するためのシール層が設けられていることができる。このシール層は、例えば、樹脂(特に、光硬化性樹脂)、ゴム、エラストマ、金属等の弾性材料からなることができる。
上記「付勢手段」は、上記ケーシング内に収容された前記フィルタエレメントを前記ケース側に向って付勢する手段である限り、その構造、材質等は特に問わない。この付勢手段は、例えば、キャップ内に設けられていることができる。また、この付勢手段としては、例えば、ゴムやバネ等の弾性部材、緩衝機構等を挙げることができる。このバネとしては、例えば、コイルバネ、皿バネ、板バネ等を挙げることができる。
上記「回転規制手段」は、上記ケースに対してキャップを締め方向に回転させるときに、フィルタエレメントの締め方向の回転を規制し得る限り、その構造、規制形態、タイミング等は特に問わない。この回転規制手段は、通常、上記ケース及びフィルタエレメントの間に設けられている。また、この回転規制手段により回転規制されるフィルタエレメントは、所定の回転規制位置(C)に位置決めされることとなる(図4等参照)。
上記回転規制手段は、例えば、上記フィルタエレメントに設けられた当接部と、上記ケース内に設けられ且つフィルタエレメントの締め方向の回転によって当接部が当接する突起部とからなることができる。フィルタエレメントをより正確な回転規制位置に位置決めできるといった観点から、上記当接部がフィルタエレメントの軸端面側に設けられ、上記突起部がケース内の底面側に設けられていることが好ましい。特に、上記当接部が上記シール部材に一体的に設けられ、上記突起部がケース内のドレン路の開口の周囲側に設けられていることが好ましい。
上記「シール部材」は、上記フィルタエレメントの軸端面側に設けられ、且つ、上記フィルタエレメントが、上記付勢手段によりケース側に付勢され且つ上記回転規制手段により回転規制された状態でドレン路を閉鎖し得る限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このシール部材は、例えば、ゴム、エラストマ、樹脂(特に、光硬化性樹脂)、金属等の弾性材料からなることができる。
上記シール部材は、例えば、上記ケースに対してキャップを緩め方向に回転させるときに、上記付勢手段によるフィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少された状態でドレン路の閉鎖を解除することができる。
上記シール部材としては、例えば、(1)上記ドレン路の開口をその上方から塞ぎ得る平板状のシール部からなる形態。(2)ケース内に形成された環状面に圧接する平板環状の第1シール部と、この第1シール部の外周側から遠心方向に延び且つドレン路の開口をその上方から塞ぎ得る平板状の第2シール部とからなる形態、(3)ケース内に形成された環状面に圧接する平板環状の第1シール部と、この第1シール部の外周側から遠心方向に延び且つドレン路の開口をその上方から塞ぎ得る平板状の第2シール部と、この第1シール部の表面から軸方向に延び且つケース内の保護筒部の外周面に圧接する筒状の第3シール部とからなる形態等を挙げることができる。
上記(1)〜(3)形態では、上記シール部材をフィルタエレメントの軸端面側に接着剤等により接着して固定することができる。また、光硬化性樹脂からなるシール部材を採用する場合には、接着工程を除いてシール部材を固定することができる。また、上記(3)形態では、上記シール部材の第3シール部をフィルタエレメントの中心孔に挿入(例えば、圧入等)することによりシール部材を固定することができる。また、上記(3)形態では、上記第3シール部の外周面側にフィルタエレメントの中心孔に設けられた被係止部(例えば、上述のシール層の第2シール部等)に係止する係止部が設けられていることが好ましい。
上記「支持体」は、上記キャップ内に軸心方向に移動自在に支持され且つ上記付勢手段によりケース側に向って付勢される限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。この支持体には、フィルタエレメントの中心孔が挿入支持されるようになっている。
2.流体フィルタの使用方法
本実施例に係る流体フィルタの使用方法は、上述の流体フィルタの使用方法であって、前記ケースに対して前記キャップを締め方向に回転させる際に、前記フィルタエレメントが、前記付勢手段により前記ケース側に付勢されると共に前記回転規制手段によりその締め方向への回転が規制されて、前記シール部材で前記ドレン路が閉鎖され、前記ケースに対して前記キャップを緩め方向に回転させる際に、前記付勢手段による前記フィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少され、前記フィルタエレメントが緩め方向に回転されて、前記シール部材による前記ドレン路の閉鎖が解除されることを特徴とする。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
尚、本実施例では、本発明に係る「流体フィルタ」として、内燃機関のオイルフィルタを例示する。
(1)オイルフィルタの構成
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、内燃機関のシリンダブロック(図示せず)に装着される上方を開放してなる有底筒状のケース2と、このケース2に軸心回りの回転により螺合される下方を開放してなる有底筒状のキャップ3と、を備えている。これらケース2及びキャップ3からなるケーシング4内には、濾紙を菊花状に折り曲げ形成してなるフィルタエレメント5(以下、単に「エレメント」とも記載する。)が収容される。
上記ケース2の筒部2aの内周側には雌ネジ6が形成されている。また、このキャップ3の筒部3aの外周側には、雄ネジ7が形成されていると共に、Oリング8が装着されている。これら雌ネジ6及び雄ネジ7を螺合させて、Oリング8を介してケース2及びキャップ3を結合させると、ケーシング4内が液密に保持される。
上記ケース2の底部2bの中心側には、図2及び4に示すように、濾過後のオイルを流出するための流出路10が形成されている。また、ケース2の流出路10の周囲側には、エレメント5が後述のシール部材を介して嵌装される保護筒部11が形成され、この保護筒部11の周囲側には厚肉部12が形成されている。この厚肉部12の上面が、後述するシール部材が圧接する環状の環状面12aとなっている。また、ケース2の保護筒部11の周囲側の同一の円周上には、濾過前のオイルを流入するための流入路13及びエレメント交換時にケーシング4内のオイルを内部ドレンするためのドレン路14が形成されている。このドレン路14は、厚肉部12の外周側から遠心方向に延びる突出部12bの表面で開口しており、ドレン路14の開口が流入路13の開口より高い位置となっている。
尚、上記ケース2の流入路13に逆止弁を設けて、内燃機関の運転停止時等におけるオイルの逆流を防止するようにしてもよい。
上記キャップ3の底部3aには、図1に示すように、ハット状で金属製の支持部材16がキャップ3の軸方向に移動自在に支持されている。この支持部材16とキャップ3の底部3bとの間には支持部材16を下方に向って付勢するコイルバネ17(本発明に係る「付勢手段」として例示する。)が介装されている。また、この支持部材16には、流入オイルの圧力が過度に高くなったときにそのオイルを逃がすリリーフ弁18が設けられている。また、この支持部材16には、エレメント5が後述のシール層を介して嵌装される保護筒部19が形成されている。また、この支持部材16には、その外周面に多数の連通孔20aが形成された円筒状のプロテクタ20(本発明に係る「支持体」として例示する。)の一端側が溶着等により固定されている。
上記エレメント5の両方の軸端面側には、図2に示すように、流入路13及び流出路10を隔離するための光硬化性樹脂からなるシール層22が設けられると共に、エレメント5の軸端側を互いに接着するための接着層23が設けられている。このシール層22は、エレメント5の軸端面に接する第1シール部22aと、この第1シール部22aに連なりエレメント5の中心孔の内周面に接する第2シール部22bとからなっている。そして、このエレメント5を上記プロテクタ20に挿入すると、シール層22が支持部材16の保護筒部19に圧接して、プロテクタ20に一体的にエレメント5が支持される。
なお、本実施例では、一方の軸端側のシール層22は、後述するシール部材の取付け用の部位として機能する。
上記エレメント5の一方の軸端面側には、図2及び5に示すように、ケース2内のドレン路14の開口を閉鎖するためのゴム製のシール部材25が設けられている。このシール部材25は、ケース2の環状面12aに圧接する平板環状の第1シール部25aと、この第1シール部25aの外周側から遠心方向に延び且つドレン路14の開口をその上方から塞ぎ得る矩形平板状の第2シール部25bと、第1シール部25aの表面から軸方向に延び且つケース2の保護筒部11の外周面に圧接する筒状の第3シール部25cとからなっている。この第3シール部25cは、エレメント5の中心孔に挿入される形状を有している。また、この第3シール部25cの外周面側には、シール層22の第2シール部22b(本発明に係る「被係止部」として例示する。)の端部に嵌合する環状の凸部25d(本発明に係る「係止部」として例示する。)が設けられている。
上記シール部材25の第2シール部25bの側面部には、図3及び4に示すように、当接部27が設けられている。また、上記ケース2の突出部12bには上方に突起する壁状の突起部28が設けられている。そして、ケース2に対してキャップ3を締め方向P1に回転させるときに、キャップ3と共に回転するエレメント5の当接部27が突起部28に当接することによって、エレメント5が、その第2シール部25bでドレン路14の開口を閉鎖するような回転規制位置C(図3参照)に位置決めされることとなる。
ここで、上記当接部27及び突起部28によって、本発明に係る「回転規制手段」が構成されていると言える。
(2)オイルフィルタの作用
次に、上記構成のオイルフィルタ1の作用について説明する。
先ず、キャップ3のプロテクタ20にエレメント5を挿入支持し、エレメント5のシール部材25をケース2側に対向させた状態で、ケース2に対してキャップ3を締め方向P1に回転させる(図6参照)。すると、キャップ3と共にエレメント5が締め方向P1に回転され、その回転が進むと、圧縮されるコイルバネ17によりエレメント5がケース2側に付勢される。その後、さらに回転が進むと、シール部材25に設けた当接部27がケース2の突起部28に当接して、エレメント5が回転規制されて回転規制位置Cに位置決めされ、シール部材25の第1シール部25aによりケース2の環状面12aがシールされ、第2シール部25bによりドレン路14の開口がシールされ、更に第3シール部25cによりケース2の保護筒部11の外周面がシールされることとなる。
一方、エレメント交換時には、ケース2に対してキャップ3を緩め方向P2に回転させると、コイルバネ17が伸びてエレメント5の付勢が解除又はその付勢力が減少され、キャップ3と共にエレメント5が緩め方向P2に回転される。すると、シール部材25の第2シール部25bによるドレン路14の閉鎖が解除され(図4中に1点鎖線を参照)、ケーシング4内に残るオイルがドレン路14を介して内部ドレンされることとなる。
(3)実施例の効果
本実施例のオイルフィルタ1では、ケース2に対してキャップ3を締め方向P1に回転させる際に、エレメント5の締め方向P1の回転を規制して、エレメント5を回転規制位置Cに位置決めし、シール部材25の第2シール部25bでドレン路14を閉鎖するようにしたので、シール部材25のケース2表面に対する摺動を殆どなくしてシール部材25の摩耗を抑制でき、従来のように、シール部材をケースの表面に長時間にわたって摺動させてドレン路をシールするもの(上記特許文献2の実施例2及3等)に比べて、通常使用時に長期間にわたってドレン路14のシール性を確保できる。
また、本実施例のオイルフィルタ1では、ケース2に対するキャップ3の緩め方向P2の回転途中において、コイルバネ17によるエレメント5の付勢力が解除又は弱められたときに、キャップ3と共にエレメント5が緩め方向P2に回転してシール部材25の第2シール部25bによるドレン路14の開口の閉鎖を解除してオイルドレンを開始するようにしたので、従来のように、ケース及びキャップの螺合を完全に解除してからキャップを持ち上げてドレン路の開口の閉鎖を解除してオイルドレンを開始するもの(上記特許文献2の実施例1等)に比べて、オイルドレンの開始時期を早めることができ、流体のこぼれより周辺環境を汚してしまうことを抑制でき、エレメント交換時の作業性を向上させることができる。また、従来のように、複雑且つ高価な構造のドレン路開閉機構を備えるもの(上記特許文献1等)に比べて、部品点数を低減でき簡易且つ安価な構造のフィルタを提供できる。
また、本実施例では、フィルタエレメント5にシール部材25を一体的に設けるようにしたので、エレメント交換時にシール部材25の交換し忘れを防止できる。また、フィルタエレメント5及びシール部材25を同時に廃棄できる。
また、本実施例では、シール部材25の側面側に設けられた当接部27と、ケース2内のドレン路14の開口の近傍に設けられた突起部28とから回転規制手段を構成するようにしたので、エレメント5を回転規制位置Cに正確に位置決めできると共に、回転規制手段を簡易且つ安価な構造とすることができる。
また、本実施例では、ゴム製のシール部材を、第1シール部25a、第2シール部25b及び第3シール部25cから構成したので、1つのシール部材によって、流入路13及び流出路10の間のシール機能と共にドレン路14のシール機能を発揮できると共に、シール部材を簡易且つ安価な構造とすることができる。
また、本実施例では、第3シール部25cの外周側に、エレメント5のシール層22に嵌合する凸部25dを設けるようにしたので、エレメント5及びシール部材25を容易に一体化できる。
また、本実施例では、キャップ3のプロテクタ20にエレメント5を挿入支持するようにしたので、エレメント交換時の作業性をより向上させることができる。
また、本実施例では、ドレン路14及び流入路13を、ドレン路14の開口が流入路13の開口より高い位置となるように、平面から見て同一の円周上に配設するようにしたので、ケース2の小型化を図ることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、フィルタエレメント5のシール層22にシール部材25を嵌合により取り付けるようにしたが、これに限定されず、例えば、図7に示すように、シール層を採用せずに、フィルタエレメント5にシール部材25を接着剤等により直接的に固定したり、光硬化性樹脂からなるシール部材25を直接的に設けたりすることができる。
また、上記実施例では、第1シール部25a、第2シール部25b及び第3シール部25cからなるシール部材25を例示したが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、第1シール部25a及び第2シール部25bからなるシール部材25’を設けたり、図9に示すように、第2シール部25bのみからなるシール部材25"を設けたりしてもよい。
また、上記実施例では、シール部材25に一体的に当接部27を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、フィルタエレメント5にシール部材25とは別物の当接部27を設けるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、フィルタエレメント5の軸端面側に当接部27を設け、ケース2の底部2bの表面側に突起部28を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、フィルタエレメント5の外周面側に当接部27を設け、ケース2の筒部2aの内周側に突起部28を設けるようにしてもよい。
流体を濾過する技術として広く利用される。特に、内燃機関の上向き縦型のオイルフィルタとして好適に利用される。
本実施例に係るオイルフィルタの縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のIII−III線断面図である。 ケースの平面図である。 フィルタエレメントの斜視図である。 オイルフィルタの作用を説明するための説明図である。 フィルタエレメントの他の形態を示す要部縦断面図である。 フィルタエレメントの更に他の形態を示す要部縦断面図である。 フィルタエレメントの更に他の形態を示す要部縦断面図である。
符号の説明
1;オイルフィルタ、2;ケース、3;キャップ、4;ケーシング、5;フィルタエレメント、10;流出路、13;流入路、14;ドレン路、17;コイルバネ、20;プロテクタ、25,25’,25";シール部材、25a;第1シール部、25b;第2シール部、25c;第3シール部、25d;凸部、27;当接部、28;突起部、P1;締め方向、P2;緩め方向。

Claims (8)

  1. 流入路、流出路及びドレン路が形成されたケースと、
    前記ケースに軸心回りの回転により結合されるキャップと、
    前記ケース及び前記キャップからなるケーシング内に収容されるフィルタエレメントを前記ケース側に向って付勢する付勢手段と、
    前記ケースに対して前記キャップを締め方向に回転させるときに、該フィルタエレメントの締め方向の回転を規制する回転規制手段と、
    前記フィルタエレメントの軸端面側に設けられ、且つ、前記フィルタエレメントが前記付勢手段により付勢され且つ前記回転規制手段により回転規制された状態で前記ドレン路を閉鎖するシール部材と、を備えることを特徴とする流体フィルタ。
  2. 前記回転規制手段は、前記シール部材に設けられた当接部と、前記ケース内の前記ドレン路の開口の周囲側に設けられ且つ前記フィルタエレメントの締め方向の回転によって前記当接部が当接する突起部とからなる請求項1記載の流体フィルタ。
  3. 前記シール部材は、弾性材料からなり、前記ケース内の前記流出路の外周側に設けられた環状面に圧接する平板環状の第1シール部と、該第1シール部の外周側から遠心方向に延び且つ前記ドレン路の開口を塞ぎ得る平板状の第2シール部と、を有する請求項1又は2に記載の流体フィルタ。
  4. 前記シール部材は、前記第1シール部の表面から軸方向に延び且つ前記ケース内の保護筒部の外周面に圧接する筒状の第3シール部を更に有する請求項3記載の流体フィルタ。
  5. 前記第3シール部の外周面側には、前記フィルタエレメントの中心孔に設けられた被係止部に係止する係止部が設けられている請求項4記載の流体フィルタ。
  6. 前記キャップ内に軸心方向に移動自在に支持され且つ前記付勢手段により前記ケース側に向って付勢される支持体を更に備え、該支持体には、前記フィルタエレメントの中心孔が挿入支持されている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の流体フィルタ。
  7. 前記ケーシングは、上方が開放された有底筒状の前記ケースと、該ケースの上側に配設される下方が開放された有底筒状の前記キャップとからなる請求項1乃至6のいずれか一項に記載の流体フィルタ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の流体フィルタの使用方法であって、
    前記ケースに対して前記キャップを締め方向に回転させる際に、前記フィルタエレメントが、前記付勢手段により前記ケース側に付勢されると共に前記回転規制手段によりその締め方向への回転が規制されて、前記シール部材で前記ドレン路が閉鎖され、前記ケースに対して前記キャップを緩め方向に回転させる際に、前記付勢手段による前記フィルタエメントの付勢が解除又はその付勢力が減少され、前記フィルタエレメントが緩め方向に回転されて、前記シール部材による前記ドレン路の閉鎖が解除されることを特徴とする流体フィルタの使用方法。
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