JP2007153888A - 体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤 - Google Patents

体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、排ガスや酸性雨などの環境汚染物質、歯の充填剤に含まれている水銀など外来の毒素や生体の代謝活動で生じた有害物や老廃物など体内の毒素に対する排泄促進作用に優れ、かつ安全性の高い体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤を提供する。
【解決手段】 漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物によって達成する。
【選択図】なし

Description

本発明は、1種又は2種以上の生薬を配合することを特徴とする体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤に関する。
近年、不健康な食事やライフスタイルの変化により、生体に有害な物質にさらされる機会が増加している。例えば、合成甘味剤や色素などの食品添加物、塩素のような消毒剤、保存料、除草剤などの農薬、煙草の煙などの影響に曝されやすい。また、現代社会は、排ガス、フロンガス、酸性雨などの環境汚染物質、歯の充填剤に含まれている水銀や、鉛、アルミニウム、ヒ素のように人体に有害な金属類などに汚染される可能性も少なくはない生活環境になっている。特に、前述の有害な金属類はふだんの生活の中で知らず知らずのうちに蓄積し、他の要因とあいまって、不定愁訴をもたらし、さらにそれが生活習慣病の大きな要因にもなってくる。
また、内因性の毒素として、ウイルスや細菌の感染により体内に生じた毒素や腸内細菌の代謝物、生体の代謝活動で生じた有害物や老廃物(活性酸素、アンモニア、尿酸など)があり、これらは、不摂生な生活環境やストレス、不安、憂うつといった感情的な要因によっても体内に蓄積されやすくなることもある。
以上のような有害な金属類や老廃物などの毒素は、脂肪細胞に蓄積されやすい。その理由は、脂肪細胞は、筋肉細胞や他の内臓の細胞に比べて代謝が悪いので、これらの毒素が逃げ込んでそこに蓄積されやすいからである。
そして、このような毒素が円滑に排泄できなくなるとさまざまな臓器が障害され、種々雑多の重篤な症状を起こす危険性もある。また、重篤にはならないまでも、種々の不調や症状が起きることが日常的にある。例えば、症状として、嘔吐や下痢、発疹、種々の炎症、動脈硬化、高血圧、尿路結石や腫瘍などがあげられる。
一方、このような毒素の排泄は、肝臓での解毒酵素による毒素の代謝と脂溶性毒素の胆汁排泄、肺での二酸化炭素やその他の有害な揮発性毒素の排泄、腎臓での体液や塩分濃度の調節と、血液からの水溶性の毒素の除去、腸での老廃物の排泄、皮膚汗腺での水溶性毒素の排泄と皮脂腺での脂溶性毒素の排泄、髪と爪からの有害な金属類の排泄が知られている。
そこで、最近では体内に蓄積した毒素を取り除く様々な方法が提案されており、一般に「デトックス」と呼ばれ、健康維持のために生活の中に取り入れられ、従来は、以下のような素材を適宜組合せて使用されてきた。
肝臓機能の強化素材としては、アーティチョーク、タンポポ、ニンニク、ゴツコラ、マリアアザミ(オオアザミ、ミルクシスル)、ウコン、クズ、メチオニン、硫化アリル、イソチオシアネート、イノシトール、ベタインや、L−システイン、L−シスチン、システインペプチド及びグルタチオンなどの含有酵母などが知られている。腎臓からの排泄促進素材としては、タンポポ、ホーステイル(スギナ)、フミン酸、サルサパリラなどが知られている。腸からの排泄促進素材としては、アロエべラ、食物繊維、フラクトオリゴ糖、グルタミン、プロバイオテックス、ニンニクなどが知られている。汗からの排泄素材としては、カイエンヌ、ショウガなどが知られている。そして、毛髪・爪からの排泄促進素材
としては、キレート作用があるα−リポ酸、L−システイン、L−シスチン、L−メチオニン、メチルスルホニルメタン、ケルセチンなどが知られている。
また、飲酒前に摂取しアルコール排泄を促進する素材(例えば、特許文献1及び2参照。)、ニコチン及びダイオキシンのような毒素物質を解毒する素材(例えば、特許文献3参照。)、腐葉土抽出物質による体内浄化(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
しかしながら、従来から使用されてきた前述の素材を、尿や便などから毒素を排泄させる目的で単独或は複数を組み合わせ服用した場合、解毒・排泄臓器である肝臓や腎臓の機能に対する負担が大きくなり副作用が発生したり、下痢などの不快感を生じることが少なくなかった。特に、有害な金属類ではEDTAのような毒性の強い物質が用いられることがあるが、脂肪細胞に蓄積した有害な金属類は脂肪が分解されないと浄化は非常に困難である。
特開2005−154411 WO98/19687 特開2005−82587 特開2000−136140
体内浄化を目的に、解毒作用がある物質、生薬、ハーブや食品などの服用や絶食などを実施すると、肝臓の酵素の働きに負担がかかりすぎるため、血中の毒素の濃度が通常よりも高くなったり、日常的に毒素にさらされたライフスタイルを送っている人では、すぐに排泄できないほどの大量の毒物が一度に血液に流れ込み中毒を引き起こしかねないと言われている。また、中毒に至らなくても、毒素による炎症や肌の吹き出物、筋肉や関節の痛みなどの症状で体調を崩すことも少なくない。
本発明の目的は、解毒作用に優れ、安全性の高い体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤を提供するものである。
本発明者らは、種々検討した結果、漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物が上記の課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物によって上記目的を達成する。
本発明の、漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物は、従来から実践されてきた、解毒作用がある物質、生薬、ハーブや食品などの服用や絶食などに比較して、安全で優れた体内浄化作用を有する。その効果は、従来は困難であった有害な金属類の排泄も促進することができるというものである。
以下、本発明について、さらに詳細に説明する。
伝統的な中国医学或は漢方医学などの東洋医学では、陰陽五行の考えがあり、陰陽理論とは、万物を陰陽の概念で捉え、この陰陽があって初めてひとつのものが成り立っていると考え、人体中の陰陽バランスを維持すると健康体であり、バランスが崩れると病気が発生する。五行とは、天地の間に広がり、めぐり動いて、やむことのない5つの基本要素「木・火・土・金・水」を指し、この五行は人の臓器、器官、感情などとも連動し、バランスが保たれているという考えが五行説である。この五行は5つの実質臓器(臓)や6つの中空臓器(腑)、すなわち五臓六腑との関係があり、やはり、同様に相互作用しているものとして捉えている。すなわち、五臓は「心及び心包・肝・脾・肺・腎」、六腑は「小腸・胆・胃・大腸・膀胱・三焦」で、これらが一定の法則に従って動き、互いに影響を与えているということである。ここでいう臓腑は、東洋医学における総称で、現代西洋医学的な解剖学的な臓器ではなく機能的な構成単位として定められたものである。
また、東洋医学では経絡の考えがあり、経絡とは、血管系・リンパ系・神経系とは別の全身に網の目のように張りめぐらされた特殊な循環・反応系統で、エネルギーの流れの道筋をいう。主に、経絡は、臓腑と体の表面を結んで全身を走行して内外各部を連係させて統一体を構成しているという考えが経絡学説である。
上記五臓六腑において、経絡学説では臓と腑の数を合わせるために、もう1つの臓として心包を設定しており、だいたい心の機能と同じである。臓と腑の間には密接な関係があり、肝と胆、心と小腸、心包と三焦、脾と胃、肺と大腸、腎と膀胱は、それぞれ表裏をなすといわれている。この表裏関係は、経絡の走行にもとづいた機械的配分である。肝とは、肝臓・血液循環調節機能・情動活動に関連する中枢神経系などを含むものである。胆とは、胆のうと一部の中枢神経系をあらわす機能系であるが、肝の機能の一部と考えるものである。心とは、心臓の拍動による循環の維持を意味するものであり、心包も同じ意味を持つものである。小腸は現代西洋医学でいう小腸での吸収過程をあらわす。三焦とは、水分代謝全般を指す概念である。脾とは、消化器系全般の消化吸収機能・栄養代謝・体液調節の一部免疫維持機能などを含むものである。胃は現代西洋医学の胃と同じものである。肺とは、肺臓の呼吸機能・体液代謝の一部・体温調節・免疫能の一部を含むものである。大腸は現代西洋医学の大腸と同じものである。腎とは、内分泌系・泌尿器系・中枢神経系の一部・免疫監視能などを含むものである。膀胱は現代西洋医学の膀胱と同じものである。
これらの臓腑と経絡の考えにもとづいて、ある薬物がどの臓腑・経絡の病変に対して主要な治療効果をあらわすかを示すものが帰経理論であり、帰経の理論は具体的な薬効の所在を示すものであり、長期にわたる治療効果の観察にもとづいて総括されたものである。薬物によっては数種に帰経するものもあり、治療の範囲が広いことを示している。通常、臓腑・経絡の病変は相互に影響を及ぼしているので、一経に帰経する薬物だけを用いることは少なく、臓腑経絡間の相互関係にもとづいて、異なった帰経の数種の薬物を配合することが必要である。
本発明に用いる生薬は、特に限定されるものではなく、漢方薬、民間薬、西洋のハーブとして用いられている生薬類を用いることができ、植物の果実、葉、樹皮、根や種子以外にも、鉱物、昆虫、動物の体の一部なども挙げられる。それらの生薬について、各々の治療範囲である帰経から5つのカテゴリー、(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱に分類することができる。
帰経がカテゴリー(A)肝又は胆である時の生薬としては、特に限定されるものではなく、霊芝、杜仲、桂皮、ウイキョウ、当帰、熟地黄、何首烏、白芍薬、枸杞子、サンザシ、五味子、山茱萸、烏梅、覆盆子、連翹、菊花、タンポポ、オウゴン、黄連、牡丹皮、川キュウ、ウコン、延胡索、桃仁、紅花、丹参、鶏血藤、香附、秦ギョウ、酸棗仁、マイカイカ、柏子仁、ピルベアリングスパージ、ミルラ、ショウブ、ヤエムグラ、アロエ、マリーゴールド、アマラキ、フェンネル、芍薬、旱蓮草、ローズマリー、イラクサ、薄荷、セイヨウメギ、柴胡、アメリカヒトツバタゴ、セイヨウアザミ、マリアアザミ(オオアザミ、ミルクシスル)、セイヨウタンポポ、クマツヅラ、大黄、エゾウコギ、シベリア人参、五加皮、レモンバーム、ヨモギ、金櫻子、ホップ、トケイソウ、グクル、女貞子、カッコウチョロギ、ソバ、セイヨウノコギリソウ、ヤロー、益母草、ホーソン、マロニエ、メリロート、ラベンダー、ナツシロギク、フィーバーフュー、セロリ、デビルズクロー、ウィッチヘーゼル、パセリ、シツリシ、オドリコソウ、ハゴロモグサ、チェストツリー、ヘロニアス、ホーステイル、スギナ、仙鶴草、ローマンカモミール、リンデン、フジバカマ、クワ、夏枯草、トウモロコシ、アーティチョーク、ブドウ葉、サフラン、マテ茶、ローヤルゼリー、タマネギ、荷葉、ハイビスカス、荊芥、田七ニンジン、シザンドラ、アキノキリンソウ、ゴールデンロッド、リンゴ、モモ、松の実、胡麻、決明子及びドクダミなどが挙げられる。なお、カテゴリー(A)において「肝又は胆」とは、肝か胆のどちらかに有効であればよく、両方に有効であってもよいという意味である。
帰経がカテゴリー(B)心、心包、小腸又は三焦である時の生薬としては、特に限定されるものではなく、朝鮮人参、霊芝、甘草、桂皮、桂枝、当帰、熟地黄、麦門冬、西洋参、百合、赤小豆、貝母、五味子、蓮子、連翹、オウゴン、黄連、牡丹皮、川キュウ、ウコン、紅花、丹参、酸棗仁、遠志、柏子仁、竜眼肉、ミルラ、ショウブ、マリーゴールド、ハコベ、ローズマリー、ハス、サンダルウッド、柴胡、セイヨウアザミ、マリアアザミ(オオアザミ、ミルクシスル)、ブルースカルキャップ、カノコソウ、レモンバーム、ホップ、トケイソウ、益母草、メリロート、ラベンダー、アルニカ、セイヨウシロヤナギ、バラ、クスノキ、ブラックコホッシュ、オキナグサ、ローマンカモミール、アーティチョーク、サフラン、マテ茶、荷葉、クマザサ、リンゴ、モモ及びほうれん草などが挙げられる。なお、カテゴリー(B)において、「心、心包、小腸又は三焦」とは、心、心包、小腸、三焦のうち少なくとも一つに有効であればよく、全てに有効であってもよいという意味である。
帰経がカテゴリー(C)脾又は胃である時の生薬としては、特に限定されるものではなく、朝鮮人参、白朮、黄耆、山薬、霊芝、大棗、甘草、党参、益智仁、桂皮、ウイキョウ、生姜、胡椒、丁香、烏薬、ニクズク、当帰、白芍薬、火麻仁、麦門冬、陳皮、サンザシ、麦芽、神麹、ヨクイニン、茯苓、砂仁、カッコウ、蒼朮、赤小豆、白芥子、ケルプ、烏梅、蓮子、金銀花、タンポポ、オウゴン、黄連、延胡索、鶏血藤、香附、秦ギョウ、マイカイカ、竜眼肉、ヤナギハッカ、オオグルマ、タイム、ミルラ、セージ、ショウブ、ビロウドモウズイカ、アロエ、アマラキ、アイブライト、フェンネル、ゴボウ、インドセンダン、マツヨイグサ、芍薬、ハコベ、ローズマリー、イラクサ、ウスベニタチアオイ、ハス、サンダルウッド、セイヨウメギ、セイヨウタンポポ、クマツヅラ、大黄、カルダモン、アカニレ、ニガヨモギ、コケモモ、カノコソウ、ツボクサ、ゴツコラ、オート麦、ヨモギ、金櫻子、ニンニク、トウガラシ、ソバ、セイヨウノコギリソウ、ヤロー、高良姜、ホーソン、ナツシロギク、フィーバーフュー、コンフリー、デビルズクロー、補骨脂、スモールクランベリー、ノコギリパルメット、ハゴロモグサ、チェストツリー、ヘロニアス、シモツケソウ、仙鶴草、ローマンカモミール、フジバカマ、ティーツリー、アルファルファ、ワイルドヤム、スリッパリーエルム、クズ、葛花、ツルニチニチソウ、マテ茶、ローヤルゼリー、荷葉、カイエンヌ、シソ、葱白、田七ニンジン、ほうれん草、ザクロ果実及び黒豆などが挙げられる。なお、カテゴリー(C)において「脾又は胃」とは、脾か胃のどちらかに有効であればよく、両方に有効であってもよいという意味である。
帰経がカテゴリー(D)肺又は大腸である時の生薬としては、特に限定されるものではなく、朝鮮人参、黄耆、山薬、霊芝、甘草、党参、桂枝、生姜、胡椒、胡桃仁、ニクズク、火麻仁、麦門冬、西洋参、百合、陳皮、ヨクイニン、茯苓、カッコウ、貝母、杏仁、白芥子、桔梗、五味子、烏梅、金銀花、連翹、菊花、蒼耳子、オウゴン、黄連、黄柏、ウコン、桃仁、遠志、柏子仁、ヤナギハッカ、オオグルマ、タイム、エキナセア、麻黄、ピルベアリングスパージ、セージ、訶子、ビロウドモウズイカ、エルダー、アロエ、アイブライト、ゴボウ、インドセンダン、マツヨイグサ、ハコベ、ローズマリー、ウスベニタチアオイ、薄荷、サンダルウッド、オオバコ、サイリウム、大黄、アカニレ、ニガヨモギ、コケモモ、カノコソウ、天門冬、アシュワガンダー、オトギリソウ、レモンバーム、ヨモギ、金櫻子、トケイソウ、バジル、グクル、イチョウ、カッコウチョロギ、ニンニク、トウガラシ、ラベンダー、コンフリー、カーリードック、ブラックコホッシュ、レッドクローバー(赤クローバー)、ホーステイル、スギナ、ブルーコホッシュ、オキナグサ、仙鶴草、ローマンカモミール、リンデン、フジバカマ、ティーツリー、ハナビシソウ、ユーカリノキ、クワ、イヌハッカ、夏枯草、ワイルドヤム、スリッパリーエルム、マテ茶、ハイビスカス、カイエンヌ、シソ、クマザサ、荊芥、葱白、リンゴ、ほうれん草、ザクロ果実、ザクロ皮、松の実及びドクダミなどが挙げられる。なお、カテゴリー(D)において、「肺又は大腸」とは、肺か大腸のどちらかに有効であればよく、両方に有効であってもよいという意味である。
帰経がカテゴリー(E)腎又は膀胱である時の生薬としては、特に限定されるものではなく、山薬、霊芝、杜仲、益智仁、桂皮、桂枝、ウイキョウ、フェヌグリーク、丁香、烏薬、胡桃仁、熟地黄、何首烏、枸杞子、西洋参、茯苓、砂仁、沢瀉、ケルプ、五味子、山茱萸、蓮子、覆盆子、黄柏、牡丹皮、独活、遠志、柏子仁、麻黄、セージ、ビロウドモウズイカ、アマラキ、フェンネル、旱蓮草、イラクサ、ウスベニタチアオイ、ハス、セイヨウメギ、柴胡、アメリカヒトツバタゴ、クマツヅラ、カルダモン、アカニレ、ブルースカルキャップ、天門冬、ツボクサ、ゴツコラ、アシュワガンダー、オート麦、エゾウコギ、シベリア人参、五加皮、オトギリソウ、ヨモギ、金櫻子、ホップ、バジル、イチョウ、女貞子、益母草、ナツシロギク、フィーバーフュー、セロリ、カーリードック、セイヨウシロヤナギ、バラ、補骨脂、パセリ、スモールクランベリー、オドリコソウ、ノコギリパルメット、ダミアナ、ハゴロモグサ、ヘロニアス、ブラックコホッシュ、レッドクローバー(赤クローバー)、ホーステイル、スギナ、シモツケソウ、ブルーコホッシュ、オキナグサ、サンシキスミレ、ユーカリノキ、イヌハッカ、トウモロコシ、ワイルドヤム、ブッコノキ、スリッパリーエルム、ブドウ葉、ツルニチニチソウ、マテ茶、ザクロ皮、胡麻、黒豆及び決明子などが挙げられる。なお、カテゴリー(E)において、「腎又は膀胱」とは、腎か膀胱のどちらかに有効であればよく、両方に有効であってもよいという意味である。
本発明の体内浄化用組成物は、生薬の組合せが上記(A)〜(E)の5つに分類されるカテゴリーにおいて、全てのカテゴリーに有効となるようになるように生薬が組合わさって含有されていることが特徴であり、該生薬は、1種又は2種以上を組合せれば、特に限定されるものではない。
本発明の体内浄化用組成物には、上記生薬の他、機能性成分を含有することが、健康増進、所望の体質改善、体質バランスの失調が原因の疾病の治療の点で好適である。
上記機能性成分とは、体内浄化用組成物を内服で用いる場合には、例えば、ビタミン類(レチノール類、肝油類、ビタミンD類、ビタミンE類、チアミンの塩類、ビタミンB1誘導体、リボフラビン、酪酸リボフラビン、ビタミンB6類、ビタミンB12類、ローズヒップ等のビタミンC類、ケルセチン、ルチン、ヘスペリジン等のビタミンP類(フラボノイド)、ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン等)、栄養素(例えば、アスパラギ
ン酸カリウム・マグネシウム、イノシトール、イノシトールヘキサニコチネート、ウルソデスオキシコール酸、システイン類、オロチン酸、γ−オリザノール、カルシウム塩類、グルクロン酸類等)、上記カテゴリー(A)〜(E)に分類されない生薬エキス類(南天実、ゲンチアナ、センブリ、ゴシュウ、チョウジ等)、カフェイン類(無水カフェイン、安息香酸ナトリウムカフェイン等)、健胃成分(塩酸ベタイン、塩化カルニチン、塩化ベタネコール等)、止瀉成分(アクリノール、塩化ベルベリン、クレオソート、タンニン酸、臭化水素酸スコポラミン、臭化メチルアトロピン、塩酸パパベリン、アミノ安息香酸エチル、粘膜修復剤(アズレンスルホン酸ナトリウム、塩酸ヒスチジン、グリチルリチン酸及びその塩類、銅クロロフィリンナトリウム等)、L−リジン、L−アルギニン、L−プロリン、L−グルタミン、L−ヒスチジン、アスパラギン酸、シスチン、フェニルアラニン、タウリン、トリプトファン、カゼイン加水分解物やラクトフェリンなどのアミノ酸及びタンパク質類、EPA、DHA、リノール酸、γ−リノレン酸やα−リノレン酸などの脂肪酸類、カルシウム、イオウ、マグネシウム、亜鉛、マンガン、セレンや鉄などのミネラル類、シイタケエキス、ヤマブシタケなどのキノコ類、アセロラ、プルーン、ブルーベリーなどの種子・胚芽・果実類、ハブ茶、甜茶やドクダミ茶などの健康茶エキス、ハチミツ、グルコサミン、米由来セラミドやヒアルロン酸、N−アセチルグルコサミン、ビルベリー、大豆イソフラボン、β−カロテン、ラズベリーケトン、コンドロイチン硫酸、ヘスペリジン等が挙げられる。
また、外用で用いるならば、抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等)、鎮痛・抗炎症成分(サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、インドメタシン、オウバク等)、血行促進成分(ニコチン酸ベンジル、トコフェロール等)、抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等)、局所刺激成分(l−メントール、dl-カンフル、ノニル酸ワニリルアミド、トウガラシエキス等)、鎮痒成分(クロタミトン等)、組織修復成分(ヘパリン類似物質、アラントイン、酢酸トコフェロール等)、殺菌消毒成分(アクリノール、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、イソプロパノール等)、美白成分(アスコルビン酸、アスコルビン酸塩、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩、アスコルビン酸グルコシド、システイン、グルタチオン、グルタチオンの塩、N−アシル化グルタチオン、グルタチオンのエステル、ハイドロキノン、ハイドロキノンの塩、ハイドロキノンの配糖体、フェルラ酸、フェルラ酸の塩、イソフェルラ酸、イソフェルラ酸の塩、カフェー酸、カフェー酸の塩、レゾルシノール類、プラセンタエキス、カフェイン、タンニン、べラパミル、トラネキサム酸、グラブリジン、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、カミツレ抽出物、リノール酸、オレイン酸、リノレン酸等)、ヒアルロン酸産生促進成分(N−アセチルグルコサミン、グルコサミン、レチノール、レチノールパルミチン酸エステル、レチノイン酸、マジョラムエキス、セイヨウハッカエキス、ミドリハッカエキス、アップルミントエキス、キランソウエキス、ビューグルエキス、メハジキエキス、キセワタエキス、アオジソエキス、チリメンジソエキス、エゴマエキス、レモンエゴマエキス、メボウキエキス、ヒキオコシエキス、マグワエキス、モウコグワエキス、ロウソエキス、パンノキエキス、コウゾエキス、カジノキエキス、イチジクエキス、オオイタビエキス、アナアオサエキス、オオアオサエキス、シジアオノリエキス、オゴノリエキス、マクサエキス、キリンサイエキス、アラメエキス、ワカメエキス、ヒジキエキス、ノッテドラックエキス、ダービリアエキス等)、コラゲナーゼ活性阻害作用を有する成分(レチノール、レチノールパルミチン酸エステル、レチノイン酸、アスコルビン酸又はその塩、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジステアリン酸アスコルビル、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、ダイズエキス、バーチエキス、藤茶エキス、シルクペプチド等)等が挙げられる。
上記機能性成分の中でも、体内浄化用組成物によって体内浄化をすると共に、体内に必
要なビタミンやミネラルなどを補給し得るような成分を選択することが、いっそう効果的な体内浄化が可能になる点で好適である。
このような目的には、例えば、帰経が、肺・肝・膀胱のスギナ、心・肺・脾の朝鮮ニンジン、脾・胃・肺・大腸のニンニク、脾・胃・肝のサンザシ、脾・胃のアルファルファ、肺・脾のトウガラシ、腎・肺のイチョウを組み合わせ、さらにミネラルとしてマグネシウム含有酵母、亜鉛含有酵母、マンガン含有酵母、鉄含有酵母、セレン含有酵母末及びサンゴカルシウムなどを、ビタミンとして天然素材のアセロラやローズヒップ末などや、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、βカロテン、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD3及びビタミンB12などを、そして、アミノ酸としてL−リジン、L−アルギニン、L−プロリン、L−グルタミン及びL−ヒスチジンなどを配合することが挙げられる。
以下に組み合わせ例を挙げて、本発明を詳細に説明する。
第1例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、肝・心のセイヨウアザミ、腎・脾のゴツコラ、肝・胃のタンポポ及び脾・胃・肺の生姜を組み合わせて、日常の解毒を目的とした、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、さらに、抗酸化のブドウ種子、腸内環境調整のフルクトオリゴ糖及びL−グルタミン、アレルギー防止のモロヘイヤなどを組み合わせるとより効果的である。
第2例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、肝・心のセイヨウアザミ、肝・心のベニバナ、肺・脾のカイエンヌ、腎・脾のゴツコラ、肝・胃のタンポポ及び肝のタマネギを組み合わせて、特に脂っぽいものを好む人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、さらに、リンパの流れを改善するフェンネルやレシチン、腸からの吸収阻害作用のあるポリデキストロース、脂肪分解促進の生姜及びケルプなどを組み合わせるとより効果的である。
第3例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、肝・心・心包の丹参、肺・脾のカイエンヌ、腎・脾のゴツコラ、肝・胃のタンポポ、肝・心・脾の荷葉及び肝のタマネギを組み合わせて、特に甘いものを好む人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、抗酸化のヘスペリジン及びビタミンC、腸からの吸収制御作用のある茶カテキン、インシュリン様作用のあるビワ葉、糖代謝の促進作用がクエン酸及びニコチン酸アミドなどを組み合わせるとより効果的である。
第4例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、肝・心のベニバナ、脾・胃・肺の生姜、腎・脾のゴツコラ、肝・腎・膀胱のパセリ、肝・膀胱・肺のホーステイル及び肝のタマネギを組み合わせて、特にむくみやすい人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、抗酸化のヘスペリジン及びビタミンC、リンパの流れを改善するリモネン及びレシチン、代謝促進作用のあるクエン酸、ビタミンB1及びビタミンB6などを組み合わせるとより効果的である。
第5例として、帰経が、肝・脾のウコン、肝・心のセイヨウアザミ、肝・心・脾・肺のローズマリー、脾・胃のクズ及び葛花、心・膀胱の桂枝、肝・胃のタンポポを組み合わせて、特にアルコールを好む人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、活性酸素消去作用のある赤ワインエキス、抗炎症の甘草及びパントテン酸、代謝促進作用のあるミネラル酵母及びシステインペプチドなどを組み合わせるとより効果的である。
第6例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、肝・心・脾・肺のローズマリー、肺・肝のハイビスカス、脾・胃・肺・大腸のハトムギ、脾・肺・腎のワイルドヤム、肝・
胃のタンポポを組み合わせて、特に肌のくすみが気になる人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、活性酸素消去作用のあるビタミンE、ビタミンC及びβ―カロテン、肌の新陳代謝促進作用のあるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、ビオチン及びL−シスチン、タンパク質損傷防止作用のある葉酸、ビタミンB6及びL−メチオニンなどを組み合わせるとより効果的である。
第7例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、脾・胃・肺・大腸のニンニク、肝・心のセイヨウアザミ、脾・腎のゴツコラ、脾・胃・肺の生姜、肝・心・心包・三焦・肺のレモンバーム、肝のタマネギ、肝・胃のタンポポを組み合わせて、特に肌のストレスが気になる人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、活性酸素消去作用のあるビタミンE、ビタミンC及びβ―カロテン、ストレス抵抗作用のあるビタミンB群、パフィアエキス、解毒促進のアロエベラ及びL―グルタミンなどを組み合わせるとより効果的である。
第8例として、帰経が、肝・心のアーティチョーク、脾・胃・肺・大腸のニンニク、肝・心・脾・肺のローズマリー、肝・脾・膀胱のイラクサ、脾・胃・腎のケルプ、脾・胃・肺の生姜、肝・胃のタンポポを組み合わせて、特に抜け毛が気になる人に適した、本発明の体内浄化用組成物として用いることができ、ビタミンとしてビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンE、ビタミンC、ビオチン、葉酸、イノシトール、ニコチン酸アミド、ミネラルとしてサンゴカルシウム、必須ミネラル酵母、解毒促進のケルセチン、メチルスルホニルメタン、L−シスチン、アロエベラ、L−グルタミンなどを組み合わせるとより効果的である。
本発明においては、体内浄化用組成物による体内浄化後に、生体機能を改善する目的において、漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有した生体機能改善組成物を、本発明の体内浄化用組成物に更に組合せることが有効である。
例えば、ホルモンバランス改善には、帰経が、肝・心のサフラン、脾・肺・腎のワイルドヤム及び肝・腎のシベリアニンジンの組み合わせが、リフレッシュの目的では心・心包・三焦・肺・肝のレモンバーム及び脾・腎のツボクサ及び/又はツルニチニチソウの組み合わせが、強壮の目的では、肝・脾のローヤルゼリー、脾・肺・心の朝鮮ニンジン及び・肺・腎・肝・心・脾のマテ茶を組み合わせることが有効である。
本発明の体内浄化用組成物に用いる生薬の剤形は、例えば、植物体の各部位[全草、地上部、花、果実、花皮、葉、枝、幹、茎、樹皮、根茎、根皮、塊茎、根、種子、菌核、子実体、菌糸体、めかぶ(胞子葉又は成実葉)等]をそのまま用いることができる。また、これらをそのまま、或は、生薬を抽出溶媒により抽出した生薬抽出液や精油であってもよい。
上記生薬抽出液や精油を得るには、例えば、生薬の刻みや粉末を、単独或は2種以上混合し、生薬の合計質量に対して5〜25倍量、好ましくは8〜20倍量の溶媒を加えて抽出すればよい。
上記抽出溶媒としては、水、エタノール等のアルコール類、アセトン、エチルエーテル、酢酸エチルエステル、ヘキサン等の有機溶媒の1種以上を任意に組合せて使用することができる。
得られた生薬抽出液は、特に限定されるものではなく、生薬抽出液をそのまま用いることもできるが、必要に応じて、濃縮液、粉末、ペースト状、ゲル状に加工しても良い。例えば、生薬抽出液を濃縮し、生薬抽出濃縮液が得られる。さらに、通常の乾燥方法、例え
ばスプレードライ、減圧濃縮乾燥、凍結乾燥等により乾燥して粉末、ペースト状、ゲル状にすることができる。また、抽出液は、必要に応じて、ろ過、イオン交換樹脂処理、活性炭処理など、一般的に適用される通常の手段を任意に選択して、吸着・脱色・脱臭などの処理を加えて精製してもよい。
本発明の体内浄化用組成物は、内服剤、外用剤等に含有して用いることができる。
上記内服剤としては、食品、内服用製剤等が挙げられる。
上記内服剤中の生薬の配合量は、1日あたりの生薬総量で、生薬そのままで用いる場合、1〜100g、好ましくは5〜30gが適当であり、生薬抽出液又は精油の場合、固形物として20〜12000mg、好ましくは100〜6000mg、さらに好ましくは250〜3000mgが適当である。従って、1回の摂取量は、服用の形状と摂取量、摂取回数などを考慮して適宜決定すればよい。
内服剤の場合、食品や医薬品に使用される通常の賦形剤(例えば、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、白糖等)を加え、例えば、乾式造粒法或は湿式造粒法により造粒した造粒物をそのまま使用することもできるが、それらをさらに打錠機を用いた圧縮成形物として使用することもできる。また、成分の安定性の点や簡単に摂取できる形態として、粉砕したものをそのまままた上記造粒物をハードカプセルやソフトカプセルに充填し摂取してもよい。
また、通常、液状の食品などに使用される甘味料、酸味料、乳化剤、フレーバー、分散助剤などの賦形剤を加えて溶解し、液体の形状として製造することもできる。
内服剤の剤形としては、内服固形の顆粒、錠剤、散剤、液剤の形態だけではなく、半固形状の形態のもの、及び、水や湯などに溶解し液状にして用いることができる粉末状の形態にあるもの等が挙げられ、適宜選択すればよい。
内服用製剤としては、一般的な錠剤、顆粒剤、散剤、液剤のほか、トローチ、シロップ等が挙げられる。
食品としての形態は、特に限定するものではなく、例えば、お粥、ジュース、ゼリー、ふりかけや菓子類が挙げられる。
具体的な食品の第1例として、帰経が、肝・胃のタンポポエキス、肝・心のベニバナ、脾・胃・肺の生姜に、食材のリンゴ濃縮果汁(帰経が心・肝・肺)、ピーチピューレ(帰経が心・肝)、パセリ(帰経が膀胱・腎・肝)、ほうれん草(帰経が大腸・小腸・胃)やパイナップル果汁、レモン果汁やにんじん濃縮汁で風味を調整した、日常の解毒を目的とした、飲みやすい野菜ジュースタイプの食品が提供できる。
具体的な食品の第2例として、帰経が、肝・胃のタンポポエキス、肝・心のベニバナ、脾・胃・肺の生姜に、種々のビタミン類を加え、ゲル化剤と嬌味成分で風味を整えた、日常の解毒を目的とした、飲食しやすいゼリー状の食品が提供できる。
具体的な食品の第3例として、帰経が、脾・胃・肺・大腸のガーリックパウダー、脾・肺のトウガラシパウダー、脾・胃・肺の生姜、肺・腎のイチョウ、肺・脾・心の朝鮮ニンジンに、食材の松の実(帰経が肝・肺・大腸)、胡麻(帰経が肝・腎)、黒豆(帰経が脾・腎)と、米にホタテエキス、チキンエキス、食塩と砂糖を加えて味付けした、美的補給を目的とする人に適した、食べやすいお粥状の食品が提供できる。
次に、外用剤としては、入浴剤、化粧料、外用製剤等が挙げられる。
外用剤で用いる場合の生薬の含有量は、外用剤の総量を基準として、0.001wt%(重量%の略称)〜95wt%が効果の発現性や原価の点から考えて好ましい。特に0.005wt%〜50wt%が好ましい。
本発明の体内浄化用組成物を入浴剤として用いる場合には、生薬の剤形は、特に、生薬そのものを微粉砕し粉末にしたり、賦型剤を用いて顆粒化したり、液体を熱乾燥あるいは凍結乾燥して粉末にしたり、賦型剤を用いて粉末にして無機塩を主体とする粉末と混合したり、不織布や空気孔を有する袋などにいれて使用することが出来る。また、無機塩やその他の基材、有効成分などを適宜配合し粉末、液体、打錠、固型の入浴剤にすることができる。
また、本発明の体内浄化用組成物を化粧料として用いる場合には、化粧料の具体例として、例えば、ローション、クリーム、ミルク、ゲル、石鹸、パックなどが挙げられ、液体、ペースト状などいろいろな粘度のものや粉末が挙げられる。
また、外用製剤として用いる場合には、シップ剤、軟膏、スプレー剤等が挙げられる。
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
実施例1(カプセル剤)
(成分)
マリアアザミエキス末 50.00mg
サイリウム 50.00mg
根昆布粉末 40.00mg
大豆発酵エキス 30.00mg
ベニバナエキス末 20.00mg
レッドクローバーエキス末 20.00mg
アラビアガム 15.00mg
タンポポ根末 15.00mg
ガーリック末 20.00mg
ごぼう粉末 15.00mg
リンゴペクチン 15.00mg
ビロードアオイ乾燥エキス末 10.00mg
マンガン含有酵母 10.00mg
亜鉛含有酵母 7.50mg
サンゴカルシウム 65.79mg
結晶セルロース 32.04mg
ステアリン酸カルシウム 4.00mg
プルランカプセル 77.00mg
(合 計 497.00mg)
(製造法)
上記のマリアアザミエキス末からステアリン酸カルシウムまでの各成分を10000倍量を秤量・混合し、プルランカプセル1号に420mgずつ充填し、実施例1のカプセル剤を得る。
実施例2(カプセル剤)
(成分)
アセロラパウダー 60.00mg
ローズヒップ末 50.00mg
マグネシウム含有酵母 50.00mg
亜鉛含有酵母 13.46mg
マンガン含有酵母 10.00mg
鉄含有酵母 5.00mg
イチョウ葉エキス末 5.00mg
アルファルファ末 5.00mg
ガーリック末 5.00mg
スギナ末 5.00mg
高麗人参エキス末 5.00mg
唐辛子抽出物 5.00mg
サンザシエキス末 5.00mg
セレン含有酵母末 4.00mg
タマネギ外皮エキス末 2.00mg
サンゴカルシウム 55.00mg
ビタミンE 42.82mg
パントテン酸カルシウム 7.62mg
β−カロテン 7.50mg
ニコチン酸アミド 5.00mg
L−リジン塩酸塩 5.00mg
L−アルギニン 5.00mg
L−プロリン 5.00mg
L−グルタミン 5.00mg
L−ヒスチジン 5.00mg
ステアリン酸カルシウム 3.87mg
ビタミンB1 2.55mg
ビタミンB6 2.44mg
ビタミンB2 2.00mg
葉酸 0.20mg
ビタミンD3 1.00mg
ビタミンB12 0.50mg
プルランカプセル 77.00mg
(合 計 462.00mg)
(製造法)
上記のアセロラパウダーからビタミンB12までの各成分を10000倍量を秤量・混合し、プルランカプセル1号に385mgずつ充填し、実施例2のカプセル剤を得る。
実施例3(粉末入浴剤)
(成分)
海水凍結乾燥物 5.0 g
セントフォリア花 10.0 g
香料 1.0 g
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.04g
グリセリン 0.05g
レイシエキス 0.5 g
朝鮮人参エキス 1.0 g
タイソウエキス 0.1 g
山薬エキス 1.0 g
桂皮エキス 0.2 g
青色1号 適量
黄色4号 適量
無水ケイ酸 0.3 g
無水硫酸ナトリウム 残量
(合 計 100g)
(製造法)
上記の海水凍結乾燥物から無水硫酸ナトリウムまでの各成分を100倍量を秤量・混合し、25gずつアルミフィルムに充填し、実施例3の粉末入浴剤を得る。
以下に試験例を挙げて、本発明の効果をさらに詳細に説明する。
(試験例1)1ヶ月服用試験
(1)試験方法
実施例1のカプセル剤及び実施例2のカプセル剤について、経口摂取による有効性と安全を評価する目的で、20名のモニターにより、1ヶ月の服用試験を行った。20名全員が、実施例1のカプセルを朝に3粒服用し、実施例2のカプセルを夕方に3粒服用した。服用前後で次の検査を実施した。
<検査項目>
毛髪試験:有害ミネラルの分析(希望者のみ13名)、
尿検査:比重、pH、ウロビリノーゲン、ビリルビン、ケトン体、潜血、
血液一般:白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV(平均赤血球容積)、MCH(平均赤血球血色素量)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、血小板数、
血液蛋白:総蛋白、アルブミン、A/G、
腎機能:尿素窒素、尿酸、クレアチニン、
脂質代謝:総コレステロール、中性脂肪、HDL、総ビリルビン、
肝機能:アルカリフォスファターゼ、コリンエステラーゼ、GOT、GPT、LDH、ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)、γ−GTP。
(2)有効性に関する試験結果
毛髪試験の結果を図1に示す。有害ミネラルとして、水銀とヒ素の有意な排泄促進効果(対応のあるt検定)が確認された。
(3)安全性に関する試験結果
1ヶ月服用による尿及び血液検査では、個々においては変動があるものの、いずれも変動は正常範囲内であり、検査値にも異常値が認められず、安全性に問題がないと判断された。
(試験例2)12週服用試験
(1)試験方法
実施例1のカプセル剤及び実施例2のカプセル剤について、長期の経口摂取による有効性と安全を評価する目的で、22名のモニターにより、12週の服用試験を行った。
22名全員が、実施例1のカプセルを朝に3粒服用し、実施例2のカプセルを夕方に3粒服用した。服用前後で次の検査を実施した。
<検査項目>
毛髪試験:有害ミネラルの分析、
血液一般:白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV(平均赤血球容
積)、MCH(平均赤血球血色素量)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、血小板数、血清鉄、
血液蛋白:総蛋白、アルブミン、A/G、
腎機能:尿素窒素、尿酸、クレアチニン、
脂質代謝:総コレステロール、中性脂肪、HDL、総ビリルビン、総脂質、
肝機能:アルカリフォスファターゼ、コリンエステラーゼ、GOT、GPT、LDH、ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)、γ−GTP
膵機能:血清アミラーゼ、
筋関連:クレアチンキナーゼ、
電解質:カリウム、ナトリウム、クロール、カルシウム、無機リン、マグネシウム。
(2)有効性に関する試験結果
毛髪試験の結果を表1に示す。アルミニウム、カドミウム、鉛は、排泄が進み、毛髪中の濃度が有意に低下していることが示された(対応のあるt検定)。
また、1ヶ月服用試験では有意に排泄が促進されていたヒ素は、更に排泄が進み、毛髪中の濃度が減少傾向に転じていた。
水銀は1ヶ月服用試験に引き続き排泄が進んでいるものの、有意差がなくなっていることが確認された。これは、体内に残存する水銀量が徐々に減っている為と考えられる。
Figure 2007153888
(3)安全性に関する試験結果
12週服用による血液検査では、個々においては変動があるものの、いずれも変動は正常範囲内であり、検査値にも異常値が認められず、安全性に問題がないと判断された。
(結論)
以上より、漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物は、安全で優れた体内浄化効果を有することが明らかとなった。
毛髪試験の結果(服用前後の毛髪中有害金属類の相対濃度)

Claims (12)

  1. 漢方医学でいう帰経が5つのカテゴリー、すなわち(A)肝又は胆、(B)心、心包、小腸又は三焦、(C)脾又は胃、(D)肺又は大腸、(E)腎又は膀胱の(A)〜(E)全てのカテゴリーに対して有効となるように1種又は2種以上の生薬を含有することを特徴とする体内浄化用組成物。
  2. 帰経がカテゴリー(A)肝又は胆である時の生薬が、霊芝、杜仲、桂皮、ウイキョウ、当帰、熟地黄、何首烏、白芍薬、枸杞子、サンザシ、五味子、山茱萸、烏梅、覆盆子、連翹、菊花、タンポポ、オウゴン、黄連、牡丹皮、川キュウ、ウコン、延胡索、桃仁、紅花、丹参、鶏血藤、香附、秦ギョウ、酸棗仁、マイカイカ、柏子仁、ピルベアリングスパージ、ミルラ、ショウブ、ヤエムグラ、アロエ、マリーゴールド、アマラキ、フェンネル、芍薬、旱蓮草、ローズマリー、イラクサ、薄荷、セイヨウメギ、柴胡、アメリカヒトツバタゴ、セイヨウアザミ、マリアアザミ(オオアザミ、ミルクシスル)、セイヨウタンポポ、クマツヅラ、大黄、エゾウコギ、シベリア人参、五加皮、レモンバーム、ヨモギ、金櫻子、ホップ、トケイソウ、グクル、女貞子、カッコウチョロギ、ソバ、セイヨウノコギリソウ、ヤロー、益母草、ホーソン、マロニエ、メリロート、ラベンダー、ナツシロギク、フィーバーフュー、セロリ、デビルズクロー、ウィッチヘーゼル、パセリ、シツリシ、オドリコソウ、ハゴロモグサ、チェストツリー、ヘロニアス、ホーステイル、スギナ、仙鶴草、ローマンカモミール、リンデン、フジバカマ、クワ、夏枯草、トウモロコシ、アーティチョーク、ブドウ葉、サフラン、マテ茶、ローヤルゼリー、タマネギ、荷葉、ハイビスカス、荊芥、田七ニンジン、シザンドラ、アキノキリンソウ、ゴールデンロッド、リンゴ、モモ、松の実、胡麻、決明子及びドクダミから選択される1種又は2種以上の生薬である請求項1に記載の体内浄化用組成物。
  3. 帰経がカテゴリー(B)心、心包、小腸又は三焦である時の生薬が、朝鮮人参、霊芝、甘草、桂皮、桂枝、当帰、熟地黄、麦門冬、西洋参、百合、赤小豆、貝母、五味子、蓮子、連翹、オウゴン、黄連、牡丹皮、川キュウ、ウコン、紅花、丹参、酸棗仁、遠志、柏子仁、竜眼肉、ミルラ、ショウブ、マリーゴールド、ハコベ、ローズマリー、ハス、サンダルウッド、柴胡、セイヨウアザミ、マリアアザミ(オオアザミ、ミルクシスル)、ブルースカルキャップ、カノコソウ、レモンバーム、ホップ、トケイソウ、益母草、メリロート、ラベンダー、アルニカ、セイヨウシロヤナギ、バラ、クスノキ、ブラックコホッシュ、オキナグサ、ローマンカモミール、アーティチョーク、サフラン、マテ茶、荷葉、クマザサ、リンゴ、モモ及びほうれん草から選択される1種又は2種以上の生薬である請求項1又は2のいずれかに記載の体内浄化用組成物。
  4. 帰経がカテゴリー(C)脾又は胃である時の生薬が、朝鮮人参、白朮、黄耆、山薬、霊芝、大棗、甘草、党参、益智仁、桂皮、ウイキョウ、生姜、胡椒、丁香、烏薬、ニクズク、当帰、白芍薬、火麻仁、麦門冬、陳皮、サンザシ、麦芽、神麹、ヨクイニン、茯苓、砂仁、カッコウ、蒼朮、赤小豆、白芥子、ケルプ、烏梅、蓮子、金銀花、タンポポ、オウゴン、黄連、延胡索、鶏血藤、香附、秦ギョウ、マイカイカ、竜眼肉、ヤナギハッカ、オオグルマ、タイム、ミルラ、セージ、ショウブ、ビロウドモウズイカ、アロエ、アマラキ、アイブライト、フェンネル、ゴボウ、インドセンダン、マツヨイグサ、芍薬、ハコベ、ローズマリー、イラクサ、ウスベニタチアオイ、ハス、サンダルウッド、セイヨウメギ、セイヨウタンポポ、クマツヅラ、大黄、カルダモン、アカニレ、ニガヨモギ、コケモモ、カノコソウ、ツボクサ、ゴツコラ、オート麦、ヨモギ、金櫻子、ニンニク、トウガラシ、ソバ、セイヨウノコギリソウ、ヤロー、高良姜、ホーソン、ナツシロギク、フィーバーフュー、コンフリー、デビルズクロー、補骨脂、スモールクランベリー、ノコギリパルメット、ハゴロモグサ、チェストツリー、ヘロニアス、シモツケソウ、仙鶴草、ローマンカモミール、フジバカマ、ティーツリー、アルファルファ、ワイルドヤム、スリッパリーエルム
    、クズ、葛花、ツルニチニチソウ、マテ茶、ローヤルゼリー、荷葉、カイエンヌ、シソ、葱白、田七ニンジン、ほうれん草、ザクロ果実及び黒豆から選択される1種又は2種以上の生薬である請求項1〜3のいずれかに記載の体内浄化用組成物。
  5. 帰経がカテゴリー(D)肺又は大腸である時の生薬が、朝鮮人参、黄耆、山薬、霊芝、甘草、党参、桂枝、生姜、胡椒、胡桃仁、ニクズク、火麻仁、麦門冬、西洋参、百合、陳皮、ヨクイニン、茯苓、カッコウ、貝母、杏仁、白芥子、桔梗、五味子、烏梅、金銀花、連翹、菊花、蒼耳子、オウゴン、黄連、黄柏、ウコン、桃仁、遠志、柏子仁、ヤナギハッカ、オオグルマ、タイム、エキナセア、麻黄、ピルベアリングスパージ、セージ、訶子、ビロウドモウズイカ、エルダー、アロエ、アイブライト、ゴボウ、インドセンダン、マツヨイグサ、ハコベ、ローズマリー、ウスベニタチアオイ、薄荷、サンダルウッド、オオバコ、サイリウム、大黄、アカニレ、ニガヨモギ、コケモモ、カノコソウ、天門冬、アシュワガンダー、オトギリソウ、レモンバーム、ヨモギ、金櫻子、トケイソウ、バジル、グクル、イチョウ、カッコウチョロギ、ニンニク、トウガラシ、ラベンダー、コンフリー、カーリードック、ブラックコホッシュ、レッドクローバー(赤クローバー)、ホーステイル、スギナ、ブルーコホッシュ、オキナグサ、仙鶴草、ローマンカモミール、リンデン、フジバカマ、ティーツリー、ハナビシソウ、ユーカリノキ、クワ、イヌハッカ、夏枯草、ワイルドヤム、スリッパリーエルム、マテ茶、ハイビスカス、カイエンヌ、シソ、クマザサ、荊芥、葱白、リンゴ、ほうれん草、ザクロ果実、ザクロ皮、松の実及びドクダミから選択される1種又は2種以上の生薬である請求項1〜4のいずれかに記載の体内浄化用組成物。
  6. 帰経がカテゴリー(E)腎又は膀胱である時の生薬が、山薬、霊芝、杜仲、益智仁、桂皮、桂枝、ウイキョウ、フェヌグリーク、丁香、烏薬、胡桃仁、熟地黄、何首烏、枸杞子、西洋参、茯苓、砂仁、沢瀉、ケルプ、五味子、山茱萸、蓮子、覆盆子、黄柏、牡丹皮、独活、遠志、柏子仁、麻黄、セージ、ビロウドモウズイカ、アマラキ、フェンネル、旱蓮草、イラクサ、ウスベニタチアオイ、ハス、セイヨウメギ、柴胡、アメリカヒトツバタゴ、クマツヅラ、カルダモン、アカニレ、ブルースカルキャップ、天門冬、ツボクサ、ゴツコラ、アシュワガンダー、オート麦、エゾウコギ、シベリア人参、五加皮、オトギリソウ、ヨモギ、金櫻子、ホップ、バジル、イチョウ、女貞子、益母草、ナツシロギク、フィーバーフュー、セロリ、カーリードック、セイヨウシロヤナギ、バラ、補骨脂、パセリ、スモールクランベリー、オドリコソウ、ノコギリパルメット、ダミアナ、ハゴロモグサ、ヘロニアス、ブラックコホッシュ、レッドクローバー(赤クローバー)、ホーステイル、スギナ、シモツケソウ、ブルーコホッシュ、オキナグサ、サンシキスミレ、ユーカリノキ、イヌハッカ、トウモロコシ、ワイルドヤム、ブッコノキ、スリッパリーエルム、ブドウ葉、ツルニチニチソウ、マテ茶、ザクロ皮、胡麻、黒豆及び決明子から選択される1種又は2種以上の生薬である請求項1〜5のいずれかに記載の体内浄化用組成物。
  7. さらに、機能性成分を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の体内浄化用組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の体内浄化用組成物を含有する食品。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の体内浄化用組成物を含有する入浴剤。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載の体内浄化用組成物を含有する化粧料。
  11. 請求項1〜7のいずれかに記載の体内浄化用組成物を含有する製剤。
  12. 請求項1〜7のいずれかに記載の体内浄化用組成物を含有する有害金属排泄促進剤。
JP2006308487A 2005-11-14 2006-11-14 体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤 Pending JP2007153888A (ja)

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