JP2007153058A - ラグ付き走行体 - Google Patents

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JP2007153058A JP2005349258A JP2005349258A JP2007153058A JP 2007153058 A JP2007153058 A JP 2007153058A JP 2005349258 A JP2005349258 A JP 2005349258A JP 2005349258 A JP2005349258 A JP 2005349258A JP 2007153058 A JP2007153058 A JP 2007153058A
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Koichi Nakajima
幸一 中島
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Abstract

【課題】乗り心地に優れるラグ付き走行体の提供。
【解決手段】このラグ付き走行体は、その外面がトレッド面26をなすトレッド16を備えている。このトレッド16は、多数のラグ28を備えている。このラグ28は、回転方向に左右交互に配置されている。このラグ28は、長ラグ30と短ラグ32とから構成されている。この長ラグ30は、赤道面の近傍から一方のトレッド端34の近傍まで回転方向後側に延びている。この短ラグ32は、赤道面の近傍から他方のトレッド端34に向かって回転方向後側に延びている。好ましくは、このラグ付き走行体では、赤道面における上記ラグ28の間隔がLAとされて、このラグ28が軸方向に投影されたときの上記長ラグ30と上記短ラグ32との重複距離がLBとされたとき、このラグ28の間隔LAに対する重複距離LBの比率は、0.3以上である。
【選択図】図1

Description

本発明は、湿田、軟弱地等を走行する農業機械及び軽土木建設機械に装着されうるラグ付き走行体に関する。
農業機械及び軽土木建設機械には、湿田及び軟弱地における作業性が考慮されたラグ付き走行体が装着される。この走行体には、ラグ付きタイヤ及びラグ付きクローラがある。
図3は、従来のラグ付きタイヤ2の一部が示された展開図である。この図3には、このタイヤ2のトレッド4が示されている。この図3において、左右方向がこのタイヤ2の軸方向である。矢印Aで示されているのは、このタイヤ2の回転方向である。図1中の一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。
トレッド4は、多数のラグ6を備えている。このラグ6は、赤道面からトレッド端8に向かって回転方向後側に延びている。このラグ6は、回転方向に左右交互に配置されている。このラグ6は、トレッド面10から半径方向略外向きに突出している。湿田及び軟弱地においてこのラグ6が泥土を掻くことにより、推進力は発生する。このタイヤ2の牽引力は、このラグ6により確保される。
このタイヤ2では、ラグ6の頂面12は地面と接触する。図示されていないが、このタイヤ2を側面から軸方向に見ることにより得られるこのタイヤ2の投影面において、このラグ6の頂面12は車軸を中心とした切れ間のない円を描く。このタイヤ2が装着された農業機械が舗装路を走行するとき、このラグ6とラグ6との間に位置するトレッド面10が地面に接触することはない。このタイヤ2では、振動の発生が抑えられている。このようなタイヤ2は、特開平9−109617号公報に開示されている。このタイヤのラグの蹴り面側壁は、踏込側壁よりも急峻にトレッド面から立ち上がっている。このタイヤでは、水田及び畑地におけるトラクション性能及びスリップ性能が高められている。
特開平9−109617号公報
従来のラグ付きタイヤ2では、タイヤ2と地面との接触箇所は一方のラグ6に沿って赤道面からトレッド端8に向かって移行する。トレッド端8に至ったこの接触箇所は、他方のラグ6の赤道面へと移行し、さらにこの他方のラグ6に沿って赤道面からトレッド端8に向かって移行する。このタイヤ2では、この接触箇所はラグ6に沿って赤道面から離れていく。この接触箇所が赤道面から離れるとタイヤ2に掛かる荷重のバランスが崩れるので、このタイヤ2は地面に対して傾いてしまう。このタイヤ2は、この接触箇所の移行に合わせて左右に交互に傾く。このようなタイヤ2が装着された農業機械では、その機体が上下に振動してしまう。このタイヤ2は、乗り心地に劣る。
本発明の目的は、乗り心地に優れるラグ付き走行体の提供にある。
本発明に係るラグ付き走行体は、その外面がトレッド面をなすトレッドを備えている。このトレッドは、多数のラグを備えている。このラグは、回転方向に左右交互に配置されている。このラグは、長ラグと短ラグとから構成されている。この長ラグは、赤道面の近傍から一方のトレッド端の近傍まで回転方向後側に延びている。この短ラグは、赤道面の近傍から他方のトレッド端に向かって回転方向後側に延びている。
好ましくは、このラグ付き走行体では、赤道面における上記ラグの間隔がLAとされて、このラグが軸方向に投影されたときの上記長ラグと上記短ラグとの重複距離がLBとされたとき、このラグの間隔LAに対する重複距離LBの比率は、0.3以上である。
このラグ付き走行体は、走行体と地面との接触箇所は、赤道面からトレッド端に向かって長ラグ及び短ラグに沿って移行する。赤道面におけるラグとラグとの間では、赤道面の両側にそれぞれ位置する長ラグと短ラグとがこの走行体に掛かる荷重を支える。この走行体ではこの荷重のバランスが崩れることはない。走行時におけるこの走行体の地面に対する傾きは、最小限に抑えられている。このような走行体が装着された農業機械では、その機体の上下振動は大幅に軽減される。この走行体は、乗り心地に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るラグ付き走行体としてのラグ付きタイヤ14の一部が示された展開図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。この図1において、左右方向はこのタイヤ14の軸方向である。矢印Aで示されているのは、このタイヤ14の回転方向である。この図2において、上下方向はタイヤ14の半径方向であり、左右方向はタイヤ14の軸方向であり、紙面との垂直方向はタイヤ14の周方向である。図1及び図2中の一点鎖線CLは、このタイヤ14の赤道面を表す。このタイヤ14は、赤道面を中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。
このタイヤ14は、農業機械に装着される。この農業機械としては、トラクタ、バインダ、ハーベスタ、コンバイン、田植機、運搬車及び耕耘機が例示される。なお、このタイヤ14がトレンチャ及びドーザーのような軽土木建設機械に装着されてもよい。
このタイヤ14は、トレッド16、サイドウォール18、ビード20、カーカス22及びベルト24を備えている。図示されていないが、このタイヤ14はチューブを備えている。このチューブに、空気が充填される。
トレッド16は架橋ゴムからなり、半径方向外向きに凸な形状を呈している。このトレッド16の外面は、トレッド面26をなす。このトレッド16は、多数のラグ28を備えている。このラグ28は、このトレッド面26から半径方向略外向きに突出している。このラグ28は、回転方向に左右交互に配置されている。このラグ28は、長ラグ30と短ラグ32とから構成されている。なお、このラグ28の間隔、このラグ28の高さ等は、このタイヤ14への泥土の付着、このタイヤ14の牽引力等が考慮されて適宜決められる。
長ラグ30は、赤道面の近傍から一方のトレッド端34の近傍まで回転方向後側に延びている。この長ラグ30は、赤道面の側にセンターラグ36とトレッド端34の側にショルダーラグ38とを備えている。このタイヤ14では、センターラグ36が赤道面に対してなす角度はショルダーラグ38が赤道面に対してなす角度よりも小さい。
短ラグ32は、長ラグ30の回転方向前側に位置する先端40から他方のトレッド端34に向かって回転方向後側に延びている。このタイヤ14では、この長ラグ30の先端40は、赤道面に位置している。この長ラグ30と短ラグ32とは、赤道面において繋がっている。
サイドウォール18は、トレッド端34から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール18は、架橋ゴムからなる。このサイドウォール18は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにこのサイドウォール18は、カーカス22の外傷を防止する。
ビード20は、サイドウォール18から半径方向略内向きに延びている。このビード20は、コア42と、このコア42から半径方向外向きに延びるエイペックス44とを備えている。コア42はリング状であり、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。このエイペックス44は、半径方向外向きに先細りであるテーパ状であり、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス22は、第一カーカスプライ46及び第二カーカスプライ48からなる。この第一カーカスプライ46及び第二カーカスプライ48は、両側のビード20の間に架け渡されており、トレッド16及びサイドウォール18の内側に沿っている。この第一カーカスプライ46及び第二カーカスプライ48は、軸方向内側から外側に向かってコア42の周りを巻かれている。このカーカス22に1枚のカーカスプライが用いられてもよい。3枚以上のカーカスプライが用いられてもよい。
図示されていないが、第一カーカスプライ46は第一コードとトッピングゴムとからなる。この第一コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は10°以上50°以下である。第二カーカスプライ48は、第二コードとトッピングゴムとからなる。この第二コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は10°以上50°以下である。このタイヤ14では、第一コードが赤道面に対してなす角度は、第二コードが赤道面に対してなす角度とは逆である。第一コード及び第二コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト24は、ベルトプライ50からなる。このベルトプライ50は、トレッド16の半径方向内側に位置している。このベルトプライ50は、このカーカス22の半径方向外側に積層されている。このベルトプライ50は、カーカス22を補強する。なお、このベルト24に、2枚以上のベルトプライ50が用いられてもよい。
図示されていないが、ベルトプライ50は、ベルトコードとトッピングゴムとからなる。このベルトコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は15°以上50°以下である。このベルトコードの好ましい材質としては、スチール及び有機繊維が例示される。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
このタイヤ14では、この長ラグ30と短ラグ32とは軸方向に並んでいる。この長ラグ30の頂面52及び短ラグ32の頂面52の半径方向高さは同じである。図示されていないが、このタイヤ14を側面から軸方向に見ることにより得られるこのタイヤ14の投影面において、この短ラグ32はこの長ラグ30と重複する。この長ラグ30の頂面52及び短ラグ32の頂面52は、車軸を中心とした切れ間のない円を描く。このタイヤ14が装着された農業機械が舗装路を走行するとき、このラグ28とラグ28との間に位置するトレッド面26は地面と接触しない。
このタイヤ14では、タイヤ14と地面との接触箇所は、軸方向に並列する長ラグ30及び短ラグ32に沿って移行する。赤道面におけるラグ28とラグ28との間では、赤道面の両側にそれぞれ位置する長ラグ30及び短ラグ32がこのタイヤ14に掛かる荷重を支える。このタイヤ14では、荷重のバランスは崩れない。走行時におけるタイヤ14の地面に対する傾きは、最小限に抑えられている。このようなタイヤ14が装着された農業機械では、その機体の上下振動は大幅に軽減される。このタイヤ14は、乗り心地に優れる。
図1において、点PAは赤道面における一方のラグ28の回転方向後端である。点PBは、このラグ28の回転方向後側に位置する他方のラグ28の赤道面における回転方向前端である。このタイヤ14では、この前端は長ラグ30の回転方向前側に位置する先端40と一致する。点PCは、一方のラグ28における短ラグ32の回転方向後側に位置している後端である。両矢印線LAは、後端PAから前端PBまでの回転方向長さを表している。この長さLAは、赤道面におけるラグ28の間隔である。両矢印線LBは、後端PAから後端PCまでの回転方向長さを表している。この長さLBは、このラグ28が軸方向に投影されたときの長ラグ30と短ラグ32との重複距離である。
このタイヤ14では、長さLAに対する長さLBの比率(LB/LA)は0.3以上1.0以下である。この比率(LB/LA)が0.3以上に設定されることにより、走行時におけるタイヤ14の地面に対する傾きが抑えられる。このタイヤ14は、乗り心地に優れる。この観点から、この比率(LB/LA)は0.4以上がより好ましく、0.5以上が特に好ましい。この比率(LB/LA)が1.0以下に設定されることにより、タイヤ質量の増加が抑えられる上に、ラグ28の間の泥詰まりが抑えられる。ラグ28は、泥土を確実に掻く。このタイヤ14は、牽引力に優れる。この観点から、この比率(LB/LA)は0.9以下がより好ましく、0.8以下が特に好ましい。
図1において、角度αは長ラグ30のセンターラグ36が赤道面に対してなす角度の絶対値を表している。角度βは、短ラグ32が赤道面に対してなす角度の絶対値を表している。このタイヤ14では、この角度βと角度αとの差(β−α)は−40°以上40°以下であるのが好ましい。この差(β−α)が−40°以上に設定されることにより、走行時における振動の発生が抑えられる。この観点から、この差(β−α)は−30°以上がより好ましく、−20°以上が特に好ましい。この差(β−α)が40°以下に設定されることにより、走行時における振動の発生が抑えられる。この観点から、この差(β−α)は30°以下がより好ましく、20°以下が特に好ましい。走行時における振動の発生が抑えられるとの観点から、この差(β−α)が0°となるようにこの長ラグ30と短ラグ32とが構成されるのが最も好ましい。なお、この角度α及びこの角度βは、タイヤ14の仕様、タイヤ14への泥土の付着等が考慮されて適宜決められる。
このタイヤ14では、角度αは10°以上70°以下であるのが好ましい。この角度αが10°以上に設定されることにより、ラグ28への泥土の付着が抑えられる。この観点から、この角度αは20°以上がより好ましく、30°以上が特に好ましい。この角度αが70°以下に設定されることにより、振動の発生が抑えられる。この観点から、この角度αは60°以下がより好ましく、50°以下が特に好ましい。
このタイヤ14では、角度βは10°以上70°以下であるのが好ましい。この角度βが10°以上に設定されることにより、ラグ28への泥土の付着が抑えられる。この観点から、この角度βは20°以上がより好ましく、30°以上が特に好ましい。この角度βが70°以下に設定されることにより、振動の発生が抑えられる。この観点から、この角度βは60°以下がより好ましく、50°以下が特に好ましい。
図1において、両矢印線WLは長ラグ30のラグ幅を表している。両矢印線WSは、短ラグ32のラグ幅を表している。このラグ幅WLに対するこのラグ幅WSの比率(WS/WL)は、0.5以上1.5以下であるのが好ましい。この比率(WS/WL)が0.5以上に設定されることにより、振動の発生が抑えられる。この観点から、0.6以上がより好ましく、0.7以上が特に好ましい。この比率(WS/WL)が1.5以下に設定されることにより、振動の発生及びタイヤ質量の増加が抑えられる。この観点から、この比率(WS/WL)は1.4以下がより好ましく、1.3以下がさらに好ましく、特に1.0以下が好ましい。
タイヤ14の寸法及び角度は、タイヤ14が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ14に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ14には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ14が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ14が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1及び図2に示された基本構成が備えられ、下記表1に示された仕様を備えた実施例1のラグ付きタイヤを得た。このタイヤサイズは、13.6−26 4PRである。カーカスには、第一カーカスプライ及び第二カーカスプライを用いた。この第一カーカスプライに用いられている第一コードの材質は、ナイロン繊維である。この第一コードが赤道面に対してなす角度は、40°である。第二カーカスプライに用いられている第二コードの材質は、ナイロン繊維である。この第二コードが赤道面に対してなす角度は、40°である。この第一コードが赤道面に対してなす角度は、この第二コードが赤道面に対してなす角度とは逆である。ベルトには、ベルトプライを用いた。このベルトプライに用いられているベルトコードの材質は、ナイロン繊維である。このベルトコードが赤道面に対してなす角度は、40°である。赤道面におけるラグの間隔LAに対するこのラグが軸方向に投影されたときの長ラグと短ラグとの重複距離LBの比率(LB/LA)は、0.5である。長ラグが赤道面に対してなす角度αは、30°である。短ラグが赤道面に対してなす角度βは、30°である。長ラグのラグ幅WLに対する短ラグのラグ幅WSの比率(WS/WL)は、1.0である。
[実施例5、6、7、8、及び9]
比率(LB/LA)を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、ラグ付きタイヤを得た。
[実施例3、4、10及び11]
角度α、角度β及び角度βと角度αとの差(β−α)を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、ラグ付きタイヤを得た。
[実施例2及び12]
比率(WS/WL)を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、ラグ付きタイヤを得た。
[比較例1]
比較例1は、従来のラグ付きタイヤである。
[振動性評価]
トラクターの後輪に試作タイヤを装着した。このトラクターが10km/hで走行されたときのこの後輪の車軸における上下加速度を加速度計を用いることにより計測した。この評価結果は、比較例1の結果が100とされた相対値で表されている。この数値が小さいほど、振動の発生が抑えられていることが示される。この結果が、下記の表1に示されている。
Figure 2007153058
表1に示されるように、実施例のタイヤでは振動の発生が抑えられている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るラグ付き走行体は、種々の農業機械及び軽土木建設機械のような作業用車両に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るラグ付き走行体としてのラグ付きタイヤの一部が示された展開図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、従来のラグ付きタイヤの一部が示された展開図である。
符号の説明
2、14・・・タイヤ
4、16・・・トレッド
6、28・・・ラグ
8、34・・・トレッド端
10、26・・・トレッド面
12、52・・・頂面
18・・・サイドウォール
20・・・ビード
22・・・カーカス
24・・・ベルト
30・・・長ラグ
32・・・短ラグ
36・・・センターラグ
38・・・ショルダーラグ
40・・・先端
42・・・コア
44・・・エイペックス
46・・・第一カーカスプライ
48・・・第二カーカスプライ
50・・・ベルトプライ

Claims (2)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドを備えており、
    このトレッドが、多数のラグを備えており、
    このラグが、回転方向に左右交互に配置されており、
    このラグが、長ラグと短ラグとから構成されており、
    この長ラグが、赤道面の近傍から一方のトレッド端の近傍まで回転方向後側に延びており、
    この短ラグが、赤道面の近傍から他方のトレッド端に向かって回転方向後側に延びているラグ付き走行体。
  2. 赤道面における上記ラグの間隔がLAとされて、このラグが軸方向に投影されたときの上記長ラグと上記短ラグとの重複距離がLBとされたとき、
    このラグの間隔LAに対する重複距離LBの比率が、0.3以上である請求項1に記載のラグ付き走行体
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140008005A1 (en) * 2012-07-09 2014-01-09 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Envelope And Method For Retreading Tires

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