JP2007150953A - 携帯通信端末、および電子機器 - Google Patents

携帯通信端末、および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007150953A
JP2007150953A JP2005345184A JP2005345184A JP2007150953A JP 2007150953 A JP2007150953 A JP 2007150953A JP 2005345184 A JP2005345184 A JP 2005345184A JP 2005345184 A JP2005345184 A JP 2005345184A JP 2007150953 A JP2007150953 A JP 2007150953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
communication terminal
mobile communication
head
hdd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005345184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4407626B2 (ja
JP2007150953A5 (ja
Inventor
Hitoshi Aoki
均 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2005345184A priority Critical patent/JP4407626B2/ja
Publication of JP2007150953A publication Critical patent/JP2007150953A/ja
Publication of JP2007150953A5 publication Critical patent/JP2007150953A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4407626B2 publication Critical patent/JP4407626B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】使用者による電池の排出動作により電源が供給されなくなった場合にハードディスクを保護すること。
【解決手段】ヘッドを用いてディスクにデータを書き込むことによりデータを記憶するHDD105と、電池102aを格納する電池ボックス102と、電池ボックス102からの電池102aの排出動作を検出するCPUとを備え、CPUは、電池102aの排出動作の検出結果に基づいて、HDD105のヘッドを、ディスクとヘッドが破損することがない安全な位置に退避させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスクを搭載した携帯通信端末、および電子機器に関する。
次のような通信装置が特許文献1によって知られている。この通信装置では、バイブレータ動作とハードディスクへの記録再生動作とを排他的に動作させるために、バイブレータが動作している間は、ハードディスクのヘッドを所定の退避位置に退避させることによって、振動によるハードディスクの故障を防止している。
特開2003−179671号公報
しかしながら、従来の通信装置においては、バイブレータの動作を開始する前にハードディスクのヘッドを所定の退避位置に退避させるものであるため、発明者はハードディスクの破損を招来する種々の要因を鋭意検討した。その結果、通信装置から電池が外されて通信装置へ電源が供給されなくなった場合にもハードディスクの保護が十分ではないことを見出した。
請求項1に記載の携帯通信端末、および請求項14に記載の電子機器は、ヘッドを用いてディスクにデータを書き込むことにより、データを記憶するハードディスクドライブと、電池を格納する電池格納部と、電池格納部からの電池の排出動作を検出する検出手段と、検出手段による検出に基づいて、ハードディスクドライブのヘッドを、ディスクとヘッドが破損することがない安全な位置に退避させる制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯通信端末において、検出手段は、電池を排出可能とするための予備操作を排出動作として検出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯通信端末において、検出手段は、電池格納部のカバーが開けられることを予備操作として検出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の携帯通信端末において、電池の電極に接触し、電池より電力の供給を受けるための電池切片と、電池の電極と電池切片との接触を維持するためのロック機構とをさらに備え、検出手段は、ロック機構によるロックが解除されることを予備操作として検出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の携帯通信端末において、検出手段は、電池の移動を排出動作として検出することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯通信端末において、電池の電極に接触し、電池より電力の供給を受けるための電池切片と、排出動作時の電池の移動量が所定量となるまで、電池の電極と電池切片との接触を維持するための接触維持手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の携帯通信端末において、接触維持手段は、排出動作時の前記電池の移動量が所定量となるまで、電池切片を電池の電極に接触させたまま移動させることによって、電池の電極と電池切片の接触を維持することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の携帯通信端末において、電池の電極に接触し、電池より電力の供給を受けるための電池切片と、排出動作時に、電池が電池格納部に格納されている状態から電池の移動が所定量となるまで、電池の電極と電池切片との接触を維持するために、電池の電極位置の移動を規制する規制手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の携帯通信端末において、電池が排出された後に、ハードディスクドライブに対して、ヘッドを安全な位置に退避するために必要な電力を供給する電力供給手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の携帯通信端末において、検出手段によって排出動作が検出されたときにハードディスクドライブがデータの書き込み中であった場合には、書き込み処理情報を記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の携帯通信端末において、電池が排出された後であって再度電池が投入された後に、記録手段に書き込み処理情報が記録されているか否かを判別し、書き込み処理情報が記録されている場合には、その旨を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の携帯通信端末において、電池が排出された後であって再度電池が投入された後に、記録手段に書き込み処理情報が記録されているか否かを判別し、書き込み処理情報が記録されている場合には、書き込み中であったデータの削除処理をハードディスクドライブに実行させる削除手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の携帯通信端末において、画像を撮像する撮像手段をさらに備え、ハードディスクドライブは、撮像手段で撮像した画像データを記憶することを特徴とする。
本発明によれば、使用者による電池の排出動作が検出された場合に、ハードディスクドライブのヘッドを、ディスクとヘッドが破損することがない安全な位置に退避するようにしたので、ハードディスクドライブに電源が供給されなくなる前にハードディスクドライブを保護して、ハードディスクドライブの故障を防止することができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態における携帯通信端末を携帯電話に適用した場合の一実施の形態を示すブロック図である。携帯電話100は、カメラ101と、電池ボックス102と、電池ボックス蓋開検出スイッチ103と、CPU104と、HDD(ハードディスクドライブ)105と、通信装置106と、メモリ107と、LCD108とを備えている。
カメラ101は、レンズとCCDなどの撮像素子とで構成され、レンズを通して入力される被写体像を撮像して、撮像した画像データをCPU104へ出力する。電池ボックス102は携帯電話100を駆動するための電源を供給するための電池(バッテリー)102aを格納するために設けられた格納スペースであり、電池102aを電池ボックス102内に保持するための蓋が設置されている。
電池ボックス蓋開検出スイッチ103は、電池ボックス102の蓋が開けられたことを検出するためのスイッチであり、電池ボックス102の蓋が開けられたことを検出するとその検出信号をCPU104へ出力する。HDD105は、ヘッドを用いてディスクにデータを書き込むことによりデータを記憶する一般的なハードディスクドライブである。HDD105は、不図示の磁気ヘッドとディスクを有している。ディスクには磁性体が塗布されている。HDD105の磁気ヘッドは電磁誘導によりディスクにデータを書き込むことができる。また、磁気ヘッドはディスクに書き込まれたデータを読み取ることができる。通信装置106は、アンテナ106aを備え、携帯電話会社の基地局と通信する。
図2は、第1の実施の形態における携帯電話100の外部構造を模式的に示した図である。図2に示すように、携帯電話100は側面に電池ボックス102の電池投入口を備え、電池102aを携帯電話の側面から携帯電話100の内部に向けて投入する構造となっている。この電池ボックス102には上述した蓋2aが設置されている。この蓋2aによって電池102aが電池ボックス102内部へ押され、電池102aの電極と、電池ボックス102内に設置されている電池切片との接触が維持される。
なお、電池ボックス102内に設置される電池切片には弾性体が使用され、電池102aが電池ボックス102内に挿入され、電池102aが完全に電池ボックス102に格納される所定量手前から、電池102aの電極と電池切片とが接触するようになっている。したがって、逆に電池102aが電池ボックス102から排出される場合には、電池102aの排出量が所定量となるまで、電池102aの電極と電池切片との接触が維持されることになる。また、使用者によって蓋2aが開けられると、この電池切片の弾性力により、電池102aは電池ボックス102から飛び出すように排出される。
電池ボックス蓋開検出スイッチ103は、図2に示す蓋2aの回転軸部、または蓋2aを閉じたときに携帯電話100の本体と勘合するロック部に搭載され、これらの状態を検出することによって、蓋2aが開けられたことを検出する。
CPU104は、カメラ101から入力される画像データをHDD105へ書き込む。このときCPU104は、後述するように、電池ボックス蓋開検出スイッチ103からの出力信号に基づいて、HDD105へのアクセスを制御する。
この携帯電話100においては、電池ボックス102に格納された電池102aを使用者が任意に排出(取り出し)または投入することができる。使用者によって電池ボックス102から電池102aが排出されると、その時点で携帯電話100への電源の供給が停止することになる。本実施の形態における携帯電話100は、上述したようにHDD105を内蔵しており、HDD105は、データの読み込みまたは書き込み時、すなわちHDD105のヘッドがディスクにアクセスしている時に電源の供給が停止すると故障する可能性がある。このため、電池102aの排出に伴う電源供給の停止時にHDD105を制御して、HDD105の故障を防止する必要がある。
このために、CPU104は、以下に説明するように、電池ボックス蓋開検出スイッチ103からの出力信号に基づいて、使用者による電池ボックス102からの電池102aの排出動作を検出した場合には、携帯電話100への電源の供給が停止する前にあらかじめHDD105へのデータの読み込みおよび書き込みを停止して、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避する。これによって、使用者による電池102aの排出によって携帯電話100への電源の供給が停止する時点においては、すでにHDD105のヘッドが退避された状態になっているため、HDD105を保護してハードディスクの故障を防止することができる。
なお、ヘッドとディスクが故障することのない安全な位置とは、ヘッドとディスクが接触することのない位置を意味する。したがって、ヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に移動するに当たっては、ヘッドをディスクに対して水平方向に移動させることによって、ディスクの領域外に退避するようにしてもよく、あるいはヘッドをディスクに対して垂直方向に移動させて、ディスクとの距離を離すように退避してもよい。
CPU104は、具体的には次のように処理する。CPU104は、電池ボックス蓋開検出スイッチ103からの出力信号に基づいて、電池ボックス102の蓋が開けられたことを検出したときに、使用者による電池ボックス102からの電池102aの排出動作が行われたことを検出する。すなわち、上述したように、電池102aは、電池ボックス102の蓋で押されることによって、電池102aの電極と電池切片との接触が維持されていることから、使用者によって蓋が開けられることによって、電池102aの電極と電池切片との接触が維持できなくなる。このため、CPU104は、使用者が電池102aを排出するための予備操作として電池ボックス102の蓋を開けたことを検出したときに、使用者による電池102aの排出動作が行われたことを検出する。
そして、CPU104は、このように使用者による電池102aの排出動作が行われたことを検出した場合には、HDD105のデータ書き込みおよび読み出しを禁止する。すなわち、カメラ101から入力される画像データのHDD105への書き込みまたは読み出しを停止した後、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避する。
上述したように、電池切片には弾性体が使用され、電池102aが電池ボックス102に格納されている状態からの排出量が所定量となるまで、電池102aの電極と電池切片との接触が維持されるため、CPU104が使用者による電池102aの排出動作を検出してから所定時間の間は、電池102aの電極と電池切片との接触が維持されることになる。このため、CPU104は、この電池102aの電極と電池切片との接触が維持される時間を利用してHDD105のヘッドを退避することができ、電源の供給が終了するまでにHDD105のヘッドの退避を完了することができる。
また、CPU104は、HDD105のヘッドを退避する際に、HDD105へ画像データの書き込みを行っている場合には、上述したように、あらかじめ画像データの書き込みを停止するが、このときに、HDD105内、またはメモリ107に画像データを書き込み中であったことを示す書き込み処理情報を記録する。そして、CPU104は、その後電池ボックス102に電池102aが再投入された場合には、書き込み処理情報が記録されているか否かを判別し、書き込み処理情報が記録されている場合には、その旨をLCD108に表示して使用者に報知する。
あるいは、CPU104は、電池再投入時にHDD105内またはメモリ107に書き込み処理情報が記録されていることを判別した場合には、以下のようにHDD105のチェック処理(スキャンディスク)、およびHDD105に書き込みであったデータの削除処理をHDD105に実行させてもよい。
具体的には、CPU104は、まず使用者に対して公知のスキャンディスク処理を実行する旨のメッセージを所定時間LCD108に表示する。その後、HDD105のディスクエラーをチェックするためのスキャンディスクを実行して、HDD105にディスクエラーが発生しているか否かを検出する。その結果、ディスクエラーが発生していることを検出した場合には、その旨を使用者に報知する。
一方、HDD105にディスクエラーが発生していないと判断した場合には、HDD105に、電池排出前に書き込み中であったデータ、すなわち不良データが存在するか否かを判定し、不良データが存在すると判断した場合には、当該不良データをHDD105から削除する。この場合、HDD105に書き込みであった不良データそのものを削除するようにしてもよく、あるいはHDD105のデータ管理領域から、書き込み中であった不良データに対応するデータの管理情報のみを削除するようにしてもよい。
図3は、第1の実施の形態における携帯電話100の処理を示すフローチャートである。図3に示す処理は、電池ボックス102に電池102aが投入されて携帯電話100の電源がオンされると起動するプログラムとして、CPU104により実行される。
ステップS10において、携帯電話100を動作可能にするために携帯電話システムを起動して、ステップS20へ進む。ステップS20では、HDD105またはメモリ107に、上述した書き込み処理情報が記録されているか否かを判断する。書き込み処理情報が記録されていないと判断した場合には、後述するステップS130へ進む。これに対して、書き込み処理情報が記録されていると判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、LCD108にスキャンディスクの開始を示すメッセージとして、例えば「スキャンディスクを開始します」を表示して、ステップS40へ進む。ステップS40では、LCD108に所定時間メッセージを表示したか否かを判断し、所定時間メッセージを表示したと判断した場合には、ステップS50へ進む。ステップS50では、HDD105のディスクエラーをチェックするための公知のスキャンディスク処理を実行して、ステップS60へ進む。
ステップS60では、スキャンディスク処理中にディスクエラーが発見され、処理にエラーが発生したか否かを判断する。エラーが発生したと判断した場合には、ステップS70へ進み、LCD108にディスクエラーが発生したことを示すメッセージとして、例えば「ディスクエラー発生」を表示して、ステップS80へ進む。ステップS80では、LCD108にメッセージを所定時間表示したか否かを判断し、所定時間表示したと判断した場合には、後述するステップS130へ進む。
これに対して、ステップS60でエラーが発生していないと判断した場合には、ステップS90へ進む。ステップS90では、HDD105内の全セクタに対してスキャンディスクが完了したか否かを判断する。全セクタに対するスキャンディスクが完了したと判断した場合にはステップS100へ進み、スキャンディスクの結果、HDD105内に不良データが存在するか否かを判断する。不良データが存在しないと判断した場合には、後述するステップS130へ進む。
これに対して、不良データが存在すると判断した場合には、ステップS110へ進む。ステップS110では、HDD105内に存在する不良データを削除してステップS120へ進み、LCD108に不良データの削除完了を示すメッセージとして、例えば「不良データを削除しました」を表示して、ステップS130へ進む。
ステップS130では、電池ボックス蓋開検出スイッチ103からの出力信号に基づいて、電池ボックス102からの電池102aの排出動作を検出したか否かを判断する。電池102aの排出動作を検出したと判断した場合には、ステップS140へ進む。ステップS140では、HDD105のヘッドが、ヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避されているか否かを判断する。ヘッドが退避済みであると判断した場合には、処理を終了する。これに対してヘッドが退避済みでないと判断した場合には、ステップS150へ進む。
ステップS150では、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避して、ステップS160へ進む。ステップS160では、ヘッドの退避が完了したか否かを判断する。ヘッドの退避が完了したと判断した場合にはステップS170へ進み、ヘッドの退避時にHDD105にデータを書き込み中であったか否かを判断する。データを書き込み中であったと判断した場合にはステップS180へ進み、メモリ107に上述した書き込み処理情報を記録して処理を終了する。これに対して、データを書き込み中ではないと判断した場合には、そのまま処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)電池ボックス102からの電池排出動作が検出された場合に、HDD105へのデータの書き込みを停止して、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避するようにした。これによって、データ書き込み中にHDD105に電力が供給されなくなることに起因するHDD105の故障を防止することができる。
(2)電池ボックス102の蓋2aが開けられたことを検出することをもって、使用者による電池102aの排出動作が行われたことを検出して、HDD105のヘッドを退避するようにした。使用者は電池ボックス102から電池102aを排出する予備動作として、必ず蓋2aを開けることを加味して、使用者による電池排出動作を早い時点で検出することができる。
(3)また、電池切片には弾性体が使用され、電池102aの排出量が所定量となるまで電池102aの電極と電池切片との接触が維持されるため、CPU104が使用者による電池102aの排出動作を検出してから所定時間の間は、電池102aの電極と電池切片との接触が維持されることになる。よって、CPU104は、電池ボックス102の蓋2aが開けられた後の電池102aの電極と電池切片との接触が維持される時間を利用して、安全にHDD105のヘッドの退避を完了することができる。
(4)HDD105のヘッドを退避する際に、HDD105へ画像データの書き込みを行っている場合には、メモリ107に書き込み処理情報を記録しておき、その後電池ボックス102に電池102aが再投入された場合に書き込み処理情報が記録されている場合には、その旨をLCD108に表示して使用者に報知するようにした。これによって、使用者は電池排出前にHDD105がデータ書き込み中であったことを知ることができる。
(5)また、電池再投入時にHDD105内またはメモリ107に書き込み処理情報が記録されていることを判別した場合には、HDD105のチェック処理(スキャンディスク)、およびHDD105に書き込みであったデータの削除処理を実行するようにした。これによって、HDD105の書き込み中に電源の供給が停止したことに起因するHDD105の不具合を的確に検出することができ、さらに書き込み中であった不良データがハードディスク資源を浪費することを防止することができる。
−第2の実施の形態−
上述した第1の実施の形態では、電池ボックス102内に電池102aを格納して保持するための蓋2aを備え、CPU104は、電池ボックス蓋開検出スイッチ103からの出力に基づいて、電池ボックス102の蓋2aが開けられたことを検出した場合に、使用者による電池102aの排出動作が行われたことを検出するようにした。これに対して第2の実施の形態では、図4に示すように、電池ボックス102内に電池102aを格納して保持するためのロック部材4aを備え、使用者によってこのロック部材4aが解除されたときに、電池102aの排出動作が行われたことを検出する場合について説明する。
なお、第2の実施の形態においては、図3に示した携帯電話100の処理を示すフローチャートについては、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
ロック部材4aは、電池102aが電池ボックス102に格納されているときは、電池ボックス102の入り口側から電池102aを押さえる役割を果たし、使用者がこのロック部材4aをスライドさせることによってロックを解除すると電池102aが電池ボックス102から排出される。このとき、第1の実施の形態と同様に、電池切片には弾性体が使用されており、使用者によってロック部材4aが解除されると、電池102aの排出量が所定量となるまで電池102aの電極と電池切片との接触が維持される。そして、電池切片の弾性力により電池102aは電池ボックス102から飛び出すように排出される。
図5は、第2の実施の形態における携帯電話の一実施の形態を示すブロック図である。なお、図5においては、図1に示す第1の実施の形態と同一の構成要素に対しては同一の符号を付与して相違点を中心に説明する。携帯電話100は、上述したロック部材4aが解除されたことを検出するロック解除検出スイッチ109を備えている。
ロック解除検出スイッチ109は、ロック部材4aがスライドされて解除されたことを検出するとその検出信号をCPU104へ出力する。図6は、ロック解除検出スイッチ109によってロック部材4aの解除を検出する原理を模式的に示した図である。図6に示すように、ロック部材4aが電池102aのロックを解除する方向にスライドされると、ロック部材4aによって押下されて、ロック解除検出スイッチ109はオンの状態となる。
なお、図6に示す例では、ロック解除検出スイッチ109は直接HDD105に接続されているため、ロック解除検出スイッチ109がオンされるとHDD105に対して直接ヘッドを退避するための制御信号を送ることができる例を示している。しかし本実施の形態では、上述したように、ロック解除検出スイッチ109がオンされた場合には、その信号をCPU104へ出力し、CPU104によってHDD105のヘッド退避を制御する方法について説明する。
CPU104は、ロック解除検出スイッチ109からの出力に基づいて、ロック部材4aが解除されたことを検出すると、使用者によって電池102aを排出するための予備操作が行われたと判定し、使用者によって電池102aの排出動作が行われたことを検出する。そして、使用者によって電池102aの排出動作が行われたことを検出した場合には、第1の実施の形態と同様に、カメラ101から入力される画像データのHDD105への書き込みまたは読み出しを停止した後、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、使用者によってロック部材4aが解除されたことを検出した場合に、使用者による電池排出動作を検出するようにした。これによって、電池ボックス102にロック部材4aを備える場合には、使用者は電池102aを排出する予備動作として必ずロック部材4aを解除することを加味して、使用者による電池排出動作を早い時点で検出することができる。
なお、第2の実施の形態の装置においては、電池102aが電池ボックス102と蓋2aとにより完全に収納される例を示したが、これに限られるものではない。例えば、電池102aが蓋2aと一体構造になっているような構成であってもよい。この場合、電池102aが取り外されると、電池ボックス102の電池切片は外部に対してむき出しの状態となる。そして電池102aが電池ボックス102に取り付けられると、電池102aの電極と電池切片とが電気的に接続される。このとき電池102aの表面の一部が携帯電話100の外部カバーの一部の役割を果たす。すなわち、電池102aの表面の一部が外部に露出した状態となる。そして電池102aが電池ボックス102に取り付けられた状態で、使用者がロック部材4aにより電池102aをロックするような構成であればよい。
−第3の実施の形態−
上述した第1および第2の実施の形態では、使用者による電池102aを排出するための予備動作を電池排出動作として検出する例について説明した。これに対して、第3の実施の形態では、使用者によって電池ボックス102からの電池102aの排出がなされ、それに伴う電池102aの移動を検出した場合に使用者による電池排出動作を検出する場合の処理について説明する。なお、図3に示した携帯電話100の処理を示すフローチャートについては、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図7は、第3の実施の形態における携帯通信端末を携帯電話に適用した場合の一実施の形態を示すブロック図である。なお、図7においては、図1に示す第1の実施の形態と同一の構成要素に対しては同一の符号を付与して相違点を中心に説明する。携帯電話100は、電池102aの排出に伴う電池102aの移動を検出して、使用者による電池排出動作を検出する電池排出検出スイッチ110を備えている。
電池排出検出スイッチ110による電池排出動作の検出原理を図8および図9を用いて説明する。電池排出検出スイッチ110は、図8に示すように、電池ボックス102内の電池切片8a〜8cのいずれかによって押下されるように設置される。図8に示す例では電池排出検出スイッチ110は電池切片8cに設けられた凸部8dによって押下されるように設置された場合を示している。
図9(a)は、電池ボックス102内に電池102aが投入されているときの電池排出検出スイッチ110の状態を示す図である。この場合には、電池102aの電極によって電池切片8cが押し込まれることにより、電池切片8cの凸部8dと電池排出検出スイッチ110とが接触する。このように、凸部8dと電池排出検出スイッチ110とが接触している間は、電池排出検出スイッチ110はオンされている状態となり、信号をCPU104へ出力する。
図9(b)は、電池ボックス102から電池102aが排出される過程を示す図である。電池切片8cは、電池102aに向けて付勢力が働く板バネの機能がある。そのため、電池102aの排出が始まり所定量移動する間は、電池102aの電極と電池切片8cとの電気的な接続が維持される。そして、電池102aが電極と電池切片8cとの電気的な接続が切断される前に、図9(b)に示されるように、電池排出検出スイッチ110と電池切片8cの凸部8dとが離れる。このとき、電池排出検出スイッチ110はオフされ、CPU104への信号出力が停止する。
電池排出検出スイッチ110と電池切片8cの凸部8dとが離れた時点では、まだ電池102aの電極と電池切片8cとの電気的な接続が維持されている。このため、CPU104は、電池102aからの電力の供給を受けている状態で、電池102aの排出動作を検出することができる。そして、使用者による電池102aの排出動作を検出した場合には、カメラ101から入力される画像データのHDD105への書き込みまたは読み出しを停止した後、HDD105のヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避する。
上述の構成により、電池切片8cの凸部8dと電池排出検出スイッチ110とが離れた後も所定時間は携帯電話100の各回路に電力が供給される。したがって、CPU104は、使用者による電池102aの排出動作を検出した後、この電池102aの電極と電池切片8cとの接触が維持される時間を利用してHDD105のヘッドを退避することができ、電源の供給が終了するまでにHDD105のヘッドの退避を完了することができる。
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて次のような作用効果を得ることができる。すなわち、電池102aの排出に伴う電池102aの移動を検出して、使用者による電池排出動作を検出するようにしたため、実際に電池102aが排出されることを検出した場合にのみハードディスクのヘッドを退避することができる。
−第4の実施の形態−
第3の実施の形態では、電池ボックス102は携帯電話の側面に電池102aの投入口を有し、電池102aを携帯電話の側面から内部へ向けて投入する構造であるときに、電池102aの移動を検出して使用者による電池排出動作を検出する場合について説明した。これに対して第4の実施の形態では、電池ボックス102を携帯電話の底面または側面に設け、電池102aを電池ボックス102にはめ込む構造とした場合に、電池102aの移動を検出して使用者による電池排出動作を検出する処理について説明する。
なお、図3に示した携帯電話100の処理を示すフローチャートについては、第1の実施の形態と同様のため説明を省略し、図7に示したブロック図については、第3の実施の形態と同様のため説明を省略する。
本実施の形態における電池ボックス102の具体例を図10に示す。この図10は、電池ボックス102の投入口(はめ込み口)を上向きにして携帯電話100を置いた場合を示している。この場合、電池102aは、その向きが携帯電話100と水平となるように電池ボックス102に投入される。そして、電池ボックス102の一方の側面には弾性体で構成される電池切片8cが設置され、もう一方の側面は電池102aを電池ボックス内に保持するための壁面10bとなっている。
電池切片8cは、第3の実施の形態と同様に凸部8dを有し、電池102aが挿入されて電池切片8cが押されると、当該凸部8dによって電池排出検出スイッチ110がオンされる構造となっている。また、電池ボックス102には、後述するように使用者が電池102aを取り外すために上方へ引き上げたときに、電池102aの電極の電池切片8cと接触する位置からの移動量を規制するストッパー10aが設置されている。
このストッパー10aがない場合には、使用者が電池102aを上方に外すと、すぐに電池102aの電極と電池切片8dとの接触が解除されて電源が供給されなくなることから、上述した第3の実施の形態のように、CPU104が電池102aの移動を検出してからHDD105のヘッドを退避するための時間を確保することができない。
これに対して本実施の形態では、このストッパー10aを設けることによって、使用者は、電池ボックス102から電池102aを取り外すときは、電池102aの電池切片8cから遠い位置を把持して上方向へ持ち上げることになる。すなわち、電池102aは、電極を支点として他端が持ち上げられることになり、使用者による電池102aの排出動作に伴う電池102aの電極位置の移動を制限することができる。
また、電池切片8cには上述したように弾性体が用いられているため、電池102aの電極位置の移動が制限され、電池102aの排出に伴って電極が微小な動きしかしない場合には、その間は電池102aの電極と電池切片8cとの接触を維持することができる。これによって、排出動作に伴って電池102aの移動が開始してから一定時間の間は、電池102aの電極と電池切片8cとは接触したままの状態を保つことができる。
これにより、CPU104が電池排出検出スイッチ110からの出力に基づいて電池102aの移動を検出した後も、一定時間は携帯電話100に電力が供給されるようになり、CPU104はこの間にHDD105のヘッドを退避することができる。すなわち、CPU104は電源の供給が終了するまでにHDD105のヘッドの退避を安全に完了することができる。
以上説明した第4の実施の形態によれば、上述した第3の実施の形態における作用効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、電池ボックス102を携帯電話の底面または側面に設け、電池102aを電池ボックス102にはめ込む構造とした場合に、電池ボックス102には、電池102aの電極の位置の電池切片8cと接触する位置からの移動量を制限するストッパー10aを設置するようにした。これによって、使用者による電池102aの排出動作に伴って電池102aの移動が開始してから一定時間の間は、電池102aの電極と電池切片8cとは接触したままの状態を保つことができ、CPU104はこの間にHDD105のヘッドを安全に退避することができる。
−第5の実施の形態−
第4の実施の形態では、電池ボックス102を携帯電話の底面または側面に設け、電池102aを電池ボックス102にはめ込む構造とした場合に、電池ボックス102に電池102aが挿入されたときに、電池排出検出スイッチ110を電池切片8cの凸部8dによってオンされるように設置する例について説明した。そして、この電池排出検出スイッチ110の出力信号をCPU104に出力して、CPU104によりHDD105のヘッドを制御するようにした。
これに対して第5の実施の形態では、図11に示すように、電池ボックス102内の電池切片8cの反対側の壁面10bにHDD105の電池排出検出スイッチ110を設置し、電池排出検出スイッチ110からの出力信号をHDD105へ出力する例について説明する。なお、図7に示したブロック図については、第3の実施の形態と同様のため説明を省略する。
この実施の形態では、電池102aが電池ボックス102内に入っているときには、電池102aによって電池排出検出スイッチ110が押下されることによってオンされ、電池102aが排出されたときにはオフされるようにする。そして、HDD105は、電池排出検出スイッチ110がオフされたことを検出した場合には、画像データの書き込みを停止した後、ヘッドをヘッドとディスクが故障することのない安全な位置に退避する。
なお、上述した第4の実施の形態と同様に、電池ボックス102には、使用者が電池102aを取り外すために上方へ引き上げたときに、電池102aの電極の位置電池切片8cと接触する位置からの移動量を制限するストッパー10aが設置されている。これによって、HDD105が電池102aの排出を検出してヘッドの退避を開始してからも、所定時間の間はHDD105に電源が供給されることから、HDD105はその間にヘッドの退避を完了することができる。
以上説明した第5の実施の形態によれば、電池排出検出スイッチ110からの出力を直接HDD105に出力して、HDD105自体がヘッド退避の制御をするようにした。このためCPU104の処理の負荷を低減することができる。
―変形例―
なお、上述した第1〜第5の実施の形態の携帯通信端末は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1〜第3の実施の形態では、電池切片8cに弾性体を用いることで、電池102aの排出動作が検出されてからHDD105のヘッドを退避するまでの間の電源供給を維持するようにし、第4および第5の実施の形態では、電池ボックス102にストッパー10aを設置することで電池102aの排出動作が検出されてからHDD105のヘッドを退避するまでの間の電源供給を維持するようにした。しかしこれに限定されず、例えば、電池102aの排出動作が検出されてからHDD105のヘッドを退避するまでの間、一時的に電源を供給するコンデンサー(キャパシタ)を備えるようにしてもよい。
図12は、第1の実施の形態で上述した携帯電話100にコンデンサーを搭載した場合のブロック図である。図12において、電池ボックス102から電源が供給されている間は、コンデンサー111に蓄電し、電池ボックス102から電源が供給されなくなった時点で、コンデンサー111からの電源供給に切り替えればよい。
(2)上述した第1〜第5の実施の形態では、HDD105へカメラ101で撮像した画像データを記憶する例について説明した。しかしこれに限定されず、通信装置106を介してダウンロードしたデータや、使用者によって入力されたデータをHDD105へ記憶する場合にも本発明は適用可能である。
(3)上述した実施の形態では、携帯通信端末を携帯電話に適用した例について説明したが、これに限定されず、デジタルカメラやPDAなどの他の通信機能を備える携帯機器に適用することも可能である。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
第1の実施の形態における携帯通信端末を携帯電話に適用した場合の一実施の形態を示すブロック図である。 第1の実施の形態における携帯電話100の外部構造を模式的に示した図である。 第1の実施の形態における携帯電話100の処理を示すフローチャート図である。 第2の実施の形態における携帯電話100の外部構造を模式的に示した図である。 第2の実施の形態における携帯電話の一実施の形態を示すブロック図である。 ロック解除検出スイッチ109によってロック部材4aの解除を検出する原理を模式的に示した図である。 第3の実施の形態における携帯電話の一実施の形態を示すブロック図である。 第3の実施の形態における電池排出検出スイッチ110の設置例を示す図である。 第3の実施の形態における電池排出検出スイッチ110による電子排出動作検出の原理を具体的に示す図である。 第4の実施の形態における電池ボックス102の具体例を示す図である。 第5の実施の形態における電池排出検出スイッチ110の具体例を示す図である。 変形例における携帯電話100にコンデンサーを搭載した場合のブロック図である。
符号の説明
100 携帯電話、101 カメラ、102 電池ボックス、102a 電池、103 電池ボックス蓋開検出スイッチ、104 CPU、105 HDD、106 通信装置、107 メモリ、108 LCD、109 ロック解除検出スイッチ、110 電池排出検出スイッチ、111 コンデンサー

Claims (14)

  1. ヘッドを用いてディスクにデータを書き込むことにより、データを記憶するハードディスクドライブと、
    電池を格納する電池格納部と、
    前記電池格納部からの前記電池の排出動作を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出に基づいて、前記ハードディスクドライブの前記ヘッドを、前記ディスクと前記ヘッドが破損することがない安全な位置に退避させる制御手段とを備えることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記検出手段は、前記電池を排出可能とするための予備操作を前記排出動作として検出することを特徴とする携帯通信端末。
  3. 請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記検出手段は、前記電池格納部のカバーが開けられることを前記予備操作として検出することを特徴とする携帯通信端末。
  4. 請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記電池の電極に接触し、前記電池より電力の供給を受けるための電池切片と、
    前記電池の電極と前記電池切片との接触を維持するためのロック機構とをさらに備え、
    前記検出手段は、前記ロック機構によるロックが解除されることを前記予備操作として検出することを特徴とする携帯通信端末。
  5. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記検出手段は、前記電池の移動を前記排出動作として検出することを特徴とする携帯通信端末。
  6. 請求項5に記載の携帯通信端末において、
    前記電池の電極に接触し、前記電池より電力の供給を受けるための電池切片と、
    前記排出動作時の前記電池の移動量が所定量となるまで、前記電池の電極と前記電池切片との接触を維持するための接触維持手段とをさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  7. 請求項6に記載の携帯通信端末において、
    前記接触維持手段は、前記排出動作時の前記電池の移動量が所定量となるまで、前記電池切片を前記電池の電極に接触させたまま移動させることによって、前記電池の電極と前記電池切片の接触を維持することを特徴とする携帯通信端末。
  8. 請求項5に記載の携帯通信端末において、
    前記電池の電極に接触し、前記電池より電力の供給を受けるための電池切片と、
    前記排出動作時に、前記電池が前記電池格納部に格納されている状態から前記電池の移動が所定量となるまで、前記電池の電極と前記電池切片との接触を維持するために、前記電池の電極位置の移動を規制する規制手段とをさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  9. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記電池が排出された後に、前記ハードディスクドライブに対して、前記ヘッドを前記安全な位置に退避するために必要な電力を供給する電力供給手段をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  10. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記検出手段によって前記排出動作が検出されたときに前記ハードディスクドライブがデータの書き込み中であった場合には、書き込み処理情報を記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  11. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記電池が排出された後であって再度電池が投入された後に、前記記録手段に前記書き込み処理情報が記録されているか否かを判別し、前記書き込み処理情報が記録されている場合には、その旨を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  12. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記電池が排出された後であって再度電池が投入された後に、前記記録手段に前記書き込み処理情報が記録されているか否かを判別し、前記書き込み処理情報が記録されている場合には、書き込み中であった前記データの削除処理を前記ハードディスクドライブに実行させる削除手段をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の携帯通信端末において、
    画像を撮像する撮像手段をさらに備え、
    前記ハードディスクドライブは、前記撮像手段で撮像した画像データを記憶することを特徴とする携帯通信端末。
  14. ヘッドを用いてディスクにデータを書き込むことにより、データを記憶するハードディスクドライブと、
    電池を格納する電池格納部と、
    前記電池格納部からの前記電池の排出動作を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出に基づいて、前記ハードディスクドライブの前記ヘッドを、前記ディスクと前記ヘッドが破損することがない安全な位置に退避させる制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。
JP2005345184A 2005-11-30 2005-11-30 携帯通信端末、および電子機器 Expired - Fee Related JP4407626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345184A JP4407626B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 携帯通信端末、および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345184A JP4407626B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 携帯通信端末、および電子機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007150953A true JP2007150953A (ja) 2007-06-14
JP2007150953A5 JP2007150953A5 (ja) 2008-12-25
JP4407626B2 JP4407626B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=38211785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005345184A Expired - Fee Related JP4407626B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 携帯通信端末、および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4407626B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8040671B2 (en) 2007-09-03 2011-10-18 Panasonic Corporation Information processing apparatus
WO2014148113A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 シャープ株式会社 筐体、電池収容ケースおよび携帯端末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8040671B2 (en) 2007-09-03 2011-10-18 Panasonic Corporation Information processing apparatus
WO2014148113A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 シャープ株式会社 筐体、電池収容ケースおよび携帯端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP4407626B2 (ja) 2010-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI390513B (zh) 資料記錄裝置及用於保護硬碟磁碟機的方法與電腦程式
JP2007181188A (ja) 携帯通信端末
JP4407626B2 (ja) 携帯通信端末、および電子機器
CN101162769B (zh) 电池锁定装置和采用其的电子设备
EP2410717B1 (en) Warning and preparatory system for a portable device
JP2006050254A (ja) 電子機器
JP2014056553A (ja) カード収納用トレイ、カード収納構造およびカード収納構造を利用した電子機器
JP2007280835A (ja) 電子機器
JP4096131B2 (ja) 携帯電子機器
JP4470048B2 (ja) 情報記録再生機器、電子機器
KR100618445B1 (ko) 디지털카메라의 기록 미디어 보호기구
JP5293122B2 (ja) 撮像装置
JP4294008B2 (ja) 電気機器
JP2010129474A (ja) 電子機器
US20110153933A1 (en) Data storage on writeable removable media in a computing device
JP2002290798A (ja) デジタルカメラ
JP4240656B2 (ja) 電気機器及びその制御方法、ビデオカメラ及びその制御方法
JP2003044793A (ja) Icカードスロットのロック機構及び該ロック機構を備えた携帯機器
JP4674591B2 (ja) 補助記憶装置及びそのセキュリティ確保方法とプログラム
CN117950460A (zh) 计算机系统的开盖侦测装置及开盖侦测方法
JP2009081022A (ja) トレイ式のカードコネクタ
JP2005174457A (ja) 情報記憶装置、および情報機器
JP4651698B2 (ja) 記録再生装置
JP2002287225A (ja) デジタルカメラ
JPH0744663A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4407626

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151120

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees