JP2007150876A - 画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿画像に追跡パターンを埋め込んで追加情報を付加する画像形成方法において、追跡パターンで多値情報を表すことができる画像形成方法を提供する。
【解決手段】原稿画像を示す画像データに対して濃度変換を行い、追跡パターンの生成位置(部分B)の画像を、付加する情報に応じた濃度で置き換えることにより原画像に追加情報を付加する画像形成方法。
【選択図】図4

Description

本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置において、プリントアウト出力にパターンを埋め込んで特定の情報を付加する画像形成方法に関するものである。
従来、出力画像に追跡パターンなどを埋め込んで特定の情報を付加する画像形成方法として、画像にあらかじめ決められた特定の濃度、特定の形状のパターンを付加するものがある。
図1は、出力画像に特定のパターンを付加するためのパターン生成回路を備える画像形成装置の構成例を示すもので、ユーザーが操作パネル1から印刷動作を指示するとCPU2が制御モータ3を制御して印刷動作を開始する。画像形成装置がプリンタ機能を備える場合はパソコン4から、又、スキャナ機能を備える場合はCCD5から原稿データが読み込まれる。読み込まれた画像データは画像処理ブロック6にて濃度調整等の画像処理が行われる。ここで画像処理ブロック6はパターン生成回路7を含み、取り込んだ画像データに対して特定のパターンを付加する。付加されたパターンはコピー禁止画像であることを識別する用途で使用される。パターンを付加された画像データは画像形成ブロックに送られ、出力用紙に印刷される。
図2は、原稿画像に追跡パターンを付加する一例を示し、図2(A)は原稿画像、図2(B)は追跡パターンを示し、追跡パターンは予め一定形状、一定濃度で固定されている。図2(C)はパターン付加処理後の画像であり、原稿画像に追跡パターンが重畳されて出力される様子を示している。
この種の画像形成技術として、例えば、特許文献1のように、画像情報中の絵・文字の情報を判別する絵・文字判別手段と、絵・文字判別手段により判別した絵・文字の情報に基づき文字の情報の比率が特定比率以上であるか否かを判定する比率判定手段と、特定のパターンを記憶するパターン記憶手段と、文字の情報の比率が特定比率以上であることを条件にパターン記憶手段に記憶された特定のパターンを発生して画像情報を展開した画像に重畳して出力する画像出力手段とを備え、絵情報の多い画像に対して選択的に追跡情報を付与するようにしたものがある。
また、画像に偽造追跡情報を付加する機能を備えた画像形成技術としては、例えば、文献2,3のようなものがある。
特開2000−175027号公報 特開2001−309156号公報 特開2003−234886号公報
しかし、従来の画像形成装置における画像形成方法では、パターンは特定形状、特定濃度で固定されており、パターンを付加するかしないかという2値の情報しか埋め込むことができなかった。すなわちコピー禁止パターンであるか、コピー禁止パターンではないかという2値の情報しか埋め込むことができなかった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、原稿画像に多値情報を表すことのできるパターンを付加するようにした画像形成方法を提供することである。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の各技術手段により構成される。
第1の技術手段は、原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して濃度変換を行い、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた濃度で置き換えることにより原稿画像に追加情報を付加することを特徴とするものである。
第2の技術手段は、原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して色変換を行い、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた色で置き換えることにより原稿画像に追加情報を付加することを特徴とするものである。
第3の技術手段は、原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して特定形状のパターンを付加することによって追跡パターンを生成し、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた形状で置き換えることを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた濃度で置き換えたことを特徴とするものである。
第5の技術手段は、第2の技術手段において、追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた色で置き換えたことを特徴とするものである。
第6の技術手段は、第3の技術手段において、追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた形状で置き換えたことを特徴とするものである。
第7の技術手段は、第4から6の技術手段において、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに異なる情報属性を持たせるようにしたことを特徴とするものである。
第8の技術手段は、第4から7のいずれかの技術手段において、追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたり、追跡パターンを構成する各パターン同士の間隔を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とするものである。
第9の技術手段は、第4から7のいずれかの技術手段において、追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたり、追跡パターンを構成するパターンの個数を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とするものである。
第10の技術手段は、第4の技術手段において、追跡パターンがパターン群の基準濃度を示す基準濃度パターンを含むことを特徴とするものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、パターン群を構成するパターンのうち、第二のパターンの濃度と基準濃度パターンの濃度の濃度差を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とするものである。
第12の技術手段は、第5の技術手段において、追跡パターンがパターン群の基準色を示す基準色パターンを含むことを特徴とするものである。
第13技術手段は、第12の技術手段において、パターン群を構成するパターンのうち、第二のパターンの色と基準色パターンの色の色差を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とするものである。
第14の技術手段は、第3又は6の技術手段において追跡パターンが紙面に対する角度情報を含むことを特徴とするものである。
第15の技術手段は、第14の技術手段において、追跡パターンを構成する複数のパターンの中、1つのパターンに対する他のパターンの角度を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とするものである。
第16の技術手段は、第1から15の画像形成方法において、紙面に対する位置を示す基準位置パターンを有し、追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたりその位置を、付加する情報に応じて前記位置基準パターンに対して異ならせたことを特徴とするものである。
第1の技術手段によれば、追加情報を濃度情報として原稿画像に埋め込むことができる。
第2の技術手段によれば、追加情報を色情報として原稿画像に埋め込むことができる。
第3の技術手段によれば、追加情報を形状情報として原稿画像に埋め込むことができる。
第4の技術手段によれば、濃度情報を含むパターンを複数組み合わせることによって情報量を増やすことができる。例えば濃度階調2階調の画像処理装置で2つのパターンを印字した場合は2(階調)*2(パターン数)=4値の情報を付加できる。
第5の技術手段によれば、色情報を含むパターンを複数組み合わせることによって情報量を増やすことができる。
第6の技術手段によれば、形状情報を含むパターンを複数組み合わせることによって情報量を増やすことができる。
第7の技術手段によれば、パターンそれぞれに異なる情報属性を与えればパターン数と同じ情報属性数を付加できる。例えば第一のパターンにユーザーID、第二のパターンに部門IDを与えることができる。
第8の技術手段によれば、情報をパターンの間隔として埋め込むことができる。
第9の技術手段によれば、情報をパターンの個数として埋め込むことができる。
第10の技術手段によれば、出力用紙が新聞紙などの下地濃度がある場合に下地濃度に合わせて基準となる濃度を設定することができる。
第11の技術手段によれば、情報を基準濃度とパターンの濃度差として埋め込むことができる。これにより第10の技術手段と合わせて出力用紙が新聞紙などの下地濃度がある場合に下地濃度に合わせてパターン濃度を最適化して出力できるのでパターンが目立たない。
第12の技術手段によれば、出力用紙が色紙などの下地色がある場合に下地色に合わせて基準となる色を設定することができる。
第13の技術手段によれば、情報を基準色とパターンの色差として埋め込むことができる。これにより第12の技術手段と合わせて出力用紙が色紙などの下地色がある場合に下地色に合わせてパターン色を最適化して出力できるのでパターンが目立たない。
また、出力用紙が色紙などの下地色がある場合に下地色に合わせてパターン濃度を最適化して出力できるのでパターンが目立たない。
第14の技術手段によれば、複数のパターンからなる追跡パターンにおいて角度データを含むパターンを入れると出力用紙がスキャナで斜めに読み取られた場合でも角度情報があるのでパターンを認識できる。
第15の技術手段によれば、情報をパターン相互の相対角度情報として埋め込むことができる。
第16の技術手段によれば、情報を紙面に対する位置データとして埋め込むことができる。パターンを紙面に対する位置で生成できるので、例えば紙面の四隅にパターンを生成すれば、目視にて容易にパターンを探すことができる。これによりパターンが付加されていることを明示したい場合や生産工程でのパターン生成チェック時にパターンの視認性を向上することができる。
以下に本発明に係るパターンの最良の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施例1>
まず、図3を用いて第1−3の技術手段による画像形成方法について説明する。図3(A)は出力用紙に出力された出力パターンの例を示す図である。
図3(B)は第1の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図3(A)の部分Aを拡大したものである。この画像形成方法は、追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた濃度で置き換えるもので、付加する情報とは例えばパターン付加を行うユーザーのIDなどがある。ユーザーID1のユーザーがパターン付加を行う場合は追跡パターンの生成位置の画像を濃度1のパターンで置き換える。パターン付加を行う画像処理装置が256階調の濃度表現ができれば256人分のユーザーID情報を付加することができる。図3(B)のb1は追跡パターンの生成位置の画像を濃度1のパターンで置き換え、ユーザーID1を表すパターンを付加した例である。同様に図3(B)のb2は画像を濃度128のパターンで置き換え、ユーザーID128を表すパターンを付加した例、図3(B)のb3は画像を濃度256のパターンで置き換え、ユーザーID256を表すパターンを付加した例である。
図3(C)は第2の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図3(A)の部分Aを拡大したものである。この画像形成方法は、追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた色で置き換えるもので、パターン付加を行う画像処理装置が赤、青、黄色の三色の色表現ができれば3人分のユーザーID情報を付加することができる。それぞれの色に対応するユーザーIDをあらかじめ対応付けておき、例えばユーザーID1のユーザーがパターン付加を行った場合は赤、ユーザーID2のユーザーがパターン付加を行った場合は青、ユーザーID3のユーザーがパターン付加を行った場合は黄色のパターンで追跡パターンの生成位置の画像を置き換える。図3(C)のc1、c2、c3は追跡パターンの生成位置の画像をそれぞれ赤、青、黄色のパターンで置き換え、ユーザーID1〜3を表すパターンを付加した例である。
図3(D)は第3の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図3(A)の部分Aを拡大したものである。この画像形成方法は、追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた形状で置き換えるもので、パターン付加を行う画像処理装置にあらかじめ四角、八角、三角などの形状を登録しておき、それぞれの形状に対応するユーザーIDをあらかじめ対応付ける。例えばユーザーID1のユーザーがパターン付加を行った場合は四角、ユーザーID2のユーザーがパターン付加を行った場合は八角、ユーザーID3のユーザーがパターン付加を行った場合は三角のパターンで追跡パターンの生成位置の画像を置き換える。図3(D)のd1〜d3は追跡パターンの生成位置の画像をそれぞれ四角、八角、三角のパターンで置き換え、ユーザーID1〜3を表すパターンを付加した例である。
<実施例2>
図4を用いて第4−7の技術手段の画像形成方法について説明する。図4の(A)は第4−7の技術手段の画像形成方法における追跡パターンを出力用紙に出力した出力パターン例を示す図である。
図4(B)は第4の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図4(A)の部分Bを拡大したものである。この画像形成方法では、追跡パターンを複数のパターンで構成し、それぞれの追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた濃度で置き換えるもので、複数のパターンに同じ情報属性を持たせる場合は単一のパターンに与えられる情報Xパターン数分の情報量を付加することができる。たとえば256階調の濃度表現ができる画像処理装置で3つのパターンでユーザーIDを付加する場合は256の3乗=16777216人分のユーザーIDを付加することができる。図4(B)の例ではそれぞれ左から濃度256,128、1で追跡パターンの生成位置の画像を置き換えており、256*128*1=32768を表すユーザーIDを付加している。
図4(C)は第5の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図4(A)の部分Aを拡大したものである。この画像形成方法では、追跡パターンを複数のパターンで構成し、それぞれの追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた色で置き換える。複数のパターンに同じ情報属性を持たせる場合は単一のパターンに与えられる情報Xパターン数分の情報量を付加することができる。たとえば3色の色表現ができる画像処理装置で3つのパターンでユーザーIDを付加する場合は3の3乗=27人分のユーザーIDを付加することができる。この例では追跡パターン群を3つのパターンで形成し、赤に1、青に2、黄色に3の情報を割り当てている。それぞれ左から赤、青、黄色で追跡パターンの生成位置の画像を置き換えており、1*2*3=6を表すユーザーIDを付加している。
図4(D)は第6の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図で、図4(A)の部分Bを拡大したものである。この画像形成方法では、追跡パターンを複数のパターンで構成し、それぞれの追跡パターンの生成位置の画像を付加する情報に応じた形状で置き換える。複数のパターンに同じ情報属性を持たせる場合は単一のパターンに与えられる情報Xパターン数分の情報量を付加することができる。たとえば3形状を記憶している画像処理装置で3つのパターンでユーザーIDを付加する場合は3の3乗=27人分のユーザーIDを付加することができる。この例では追跡パターン群を3つのパターンで形成し、それぞれ左から三角、八角、四角で追跡パターンの生成位置の画像を置き換えている。三角に1、八角に2、四角に3の情報を割り当てており、1*2*3=6を表すユーザーIDを付加している。
同じく図4(B)を用いてパターンにそれぞれ異なる情報属性を付加する例を説明する。図4(B)は第7の技術手段の画像形成方法におけるパターンの一例を説明するパターン図である。
複数のパターンにそれぞれ異なる情報属性を与えればパターン数と同数の情報属性を与えることができる。情報属性とはユーザーID、部門ID、会社IDなどを示す。256階調の濃度表現ができる画像処理装置でパターン群を3つのパターンから構成すれば、256人分のユーザーID情報、256部門分の部門ID情報、256会社分の会社ID情報、を付加することができる。図4(B)の例では追跡パターンを3つのパターン群で形成し、それぞれ左から濃度256、128、1で追跡パターンの生成位置の画像を置き換えている。左から第一のパターンに会社ID情報、第二のパターンに部門ID情報、第三のパターンにユーザーID情報を割り振っている。これにより会社ID256、部門ID128、ユーザーID1を表している例である。
<実施例3>
図5を用いて第8および第9の技術手段の画像形成方法おけるパターンの例を説明する。図5(A)は第8の技術手段におけるパターンの一例を説明するパターン図であり、2つのパターンからなる追跡パターンを形成した例で、2つのパターンの間隔Aを付加する情報に応じて変更する。例えば10という情報を付加する場合はパターンの間隔Aを10mmとして2つのパターンを形成する。
図5(B)は第9の技術手段におけるパターンの一例を説明するパターン図であり、2つのパターンからなる追跡パターンを形成した例で、パターンの個数を付加する情報に応じて変更する。例えば2という情報を付加する場合はパターンの個数を2個として2つのパターンを形成する。
<実施例4>
図6を用いて第10から13の技術手段の画像形成方法におけるパターンの例を説明する。図6(A)は第10、11の技術手段におけるパターンの一例を説明するパターン図で、基準濃度パターンを含む3つのパターンで追跡パターンを形成している。図の左から一番目は基準濃度パターンである。基準濃度パターンを除くパターンには付加する情報に応じた濃度でパターン形成を行う。ここで付加する情報は基準濃度との差分濃度で付加する。基準濃度パターンに濃度10を設定し、情報量128を付加する場合はパターンに濃度138を付加する。図6(A)の例では基準濃度パターンに濃度10を設定し、左から2番目に濃度138、左から三番目に濃度256のパターンを形成した例である。左から2番目に情報量128、左から三番目に情報量246の情報を付加した例である。
図6(B)の例では基準色パターンを含む3つのパターンで追跡パターンを形成している。図の左から一番目は基準色パターンである。基準色パターンを除くパターンには付加する情報に応じた色でパターン形成を行う。ここで付加する情報は基準濃度との差分色で付加する。基準色パターンにRGBそれぞれ濃度<10,0,0>の赤を設定し、情報量128を付加する場合はパターンにRGB<138,0,0>の赤を付加する。図6(B)の例では基準色パターンにRGB<10,0,0>の赤を設定し、左から2番目にRGB<138,0,0>の赤、左から三番目にRGB<256,0,0>の赤パターンを形成した例である。左から2番目に情報量128、左から三番目に情報量246の情報を付加した例である。
<実施例5>
まず図7を用いて第14の技術手段による画像形成方法におけるパターンの例を説明する。図7(A)は出力用紙に出力されたパターンの例を示す出力パターン例を示す図である。図7(B)は図7(A)の部分Aを拡大した図である。図7(B)に示す例では大小2つの四角形状を組み合わせたパターンで紙面に対する角度情報を現している。すなわち大きい四角の重心Bと小さい四角の重心Aを結ぶ線を出力用紙縦平行線と一致させている。
次に図7(C)(D)を用いて第15の技術手段におけるパターン例を説明する。図7(C)はパターン群を2つの図7(B)で示すパターンで形成しており、第一のパターンに対する第二のパターンの角度を付加する情報に応じて異ならせる例を説明している。情報量として30を付加するには第一のパターンを図面垂直方向に合わせ、第一のパターンに対して第二のパターンを30度傾かせる。図7(D)は同様に情報量として90を与えるために第一のパターンに対して第二のパターンを90度傾かせた例を説明している。
<実施例6>
図8を用いて第15の技術手段による画像形成方法におけるパターンの例を説明する。図8は出力用紙に出力されたパターンの例を示す出力パターン例を示す図である。図8は紙面に対する位置を示す基準位置パターンを備え、追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換える位置を付加する情報に応じて基準位置パターンに対して異ならせた例を説明している。図8に示すパターン例では紙面左上に紙面に対する位置を示す基準位置パターンを設けている。さらに基準位置パターンから紙面横方向に7000画素の領域を部分A、基準位置パターンから紙面縦方向に4000画素の領域を部分B、基準位置パターンから紙面横方向に7000画素、縦方向に4000画素の領域を部分Cと定義する。部分Aにパターンがあれば情報量1を示し、部分Bにパターンがあれば情報量2を示し、部分Cにパターンがあれば情報量3を示す。
従来の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 従来の追跡パターンを説明するパターン図である。 本発明の実施例1における追跡パターンの例を説明するパターン図である。 本発明の実施例2における追跡パターンの例を説明するパターン図である。 本発明の実施例3における追跡パターンの例を説明するパターン図である。 本発明の実施例4における追跡パターンの例を説明するパターン図である。 本発明の実施例5における追跡パターンの例を説明するパターン図である。 本発明の実施例6における追跡パターンの例を説明するパターン図である。
符号の説明
b1…濃度1のパターン、b2…濃度128のパターン、b3…濃度256のパターン、c1…赤色のパターン、c2…青色のパターン、c3…黄色のパターン、d1…四角形状のパターン、d2…八角形状のパターン、d3…三角形状のパターン。

Claims (16)

  1. 原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して濃度変換を行い、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた濃度で置き換えることにより原稿画像に追加情報を付加することを特徴とする画像形成方法。
  2. 原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して色変換を行い、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた色で置き換えることにより原稿画像に追加情報を付加することを特徴とする画像形成方法。
  3. 原稿画像に追跡パターンを埋め込むことにより追加情報を付加する画像形成方法において、原稿の画像を示す画像データに対して特定形状のパターンを付加することによって追跡パターンを生成し、追跡パターンの生成位置の画像を、付加する情報に応じた形状で置き換えることを特徴とする画像形成方法。
  4. 追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた濃度で置き換えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  5. 追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた色で置き換えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成方法。
  6. 追跡パターンが複数のパターンからなるパターン群からなり、パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、付加する情報に応じた形状で置き換えたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  7. パターン群を構成するそれぞれのパターンごとに、異なる情報属性を備えることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の画像形成方法。
  8. 追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたり、追跡パターンを構成する各パターン同士の間隔を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の画像形成方法。
  9. 追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたり、追跡パターンを構成するパターンの個数を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の画像形成方法。
  10. 追跡パターンがパターン群の基準濃度を示す基準濃度パターンを含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  11. パターン群を構成するパターンのうち、第二のパターンの濃度と基準濃度パターンの濃度の濃度差を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 追跡パターンがパターン群の基準色を示す基準色パターンを含むことを特徴とする請求項5に記載の画像形成方法。
  13. パターン群を構成するパターンのうち、第二のパターンの色と基準色パターンの色の色差を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  14. 追跡パターンが紙面に対する角度情報を含むことを特徴とする請求項3叉は6に記載の画像形成方法。
  15. 追跡パターンを構成する複数のパターンの中、1つのパターンに対する他パターンの角度を、付加する情報に応じて異ならせたことを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。
  16. 紙面に対する位置を示す基準位置パターンを有し、追跡パターンの生成位置の画像を追跡パターンで置き換えるにあたりその位置を、付加する情報に応じて前記位置基準パターンに対して異ならせたことを特徴とする請求項1から15に記載の画像形成方法。
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