JP2007150471A - 光伝送装置及びシステム並びにその制御方法及びプログラム - Google Patents

光伝送装置及びシステム並びにその制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 光アンプへの入力レベルが変動した時の過渡応答を抑圧する。
【解決手段】 合波器13に入力される信号光32が、回線障害などにより遮断されたとする。すると、Add信号光33だけがEDF18で増幅されることになる。ここで、この波長λkはEDF18の利得が低いため、その入力レベルが上げられていたとする。そうなると、EDF18は利得一定制御であるから、元々高い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも上昇してしまう。そこで、信号光32の変動を検出したときに、EDF18で増幅されたAdd信号光33のレベルが一定となるようにレベル調整器15を制御する。これにより、EDF18の過渡応答が抑圧される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、OADMノードなどに用いられる光伝送装置等に関する。
近年、フォトニックネットワークの発達により、波長多重システム(WDM systems:Wavelength Division Multiplexing System)には、OADM(Optical Add Drop Multiplexing)等の技術が適用されるようになってきた(例えば特許文献1)。このOADMは、特にユーザサイドと基幹ネットワークを結ぶメトロ・アクセス系のネットワークにおいて、必須の技術となっている。なぜなら、波長多重された信号から任意の波長をAdd/Dropすることで、ユーザに応じて通信容量を迅速に変更することができ、フレキシブルなネットワークを構成することができるからである。
特開2002−290331号公報
しかしながら、このOADMシステムで用いられる光アンプでは、任意の波長がAdd/Dropされるため、光アンプへの入力レベルが急激に変化する。そのため、その入力レベルに追従する制御機能を光アンプが備えていないと、光アンプの出力レベルが過渡的に変化するという問題がある。
光アンプの過渡応答特性を表す指数として、利得変動(Gain Excursion)、収束時間(Settling Time)及び利得オフセット(Gain Error)がある。図13に説明図を示す。利得変動量は入力レベル変動時における光アンプの利得変化量の最大値であり、収束時間は利得が安定するまでの時間である。利得エラーは入力レベル変動前の利得と収束後の利得の変位量である。
そこで、本発明の目的は、光アンプへの入力レベルが変動した時の過渡応答(特に利得エラー)を抑圧し得る光伝送装置等を提供することにある。
本発明に係る光伝送装置(請求項1)は、特定波長の信号光を送信する送信機と、送信機から送信された信号光と特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、光アンプの入力側の波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、光アンプの出力側の波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えたものである。そして、この光伝送装置は、送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段を、更に備えている。また、制御手段は、入力レベル検出手段又は出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて特定波長以外の信号光の変動を検出する第一機能と、第一機能によって特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された特定波長の信号光のレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する第二機能とを有する。なお、ここで言う「レベル」とは、パワーレベルのことである。
光アンプの利得特性は波長依存性を持つ。そこで、その利得特性に合わせて、光アンプの出力レベルが波長依存性を持たないように、光アンプに入力される各波長の信号光のレベルを予めを設定しておく。例えば、利得の高い波長の信号光は入力レベルを下げておき、逆に利得の低い波長の信号光は入力レベルを上げておく。この状態で、光アンプにおける波長多重信号光の入力レベル(dB値)と出力レベル(dB値)の差が一定になるように、光アンプの利得を制御する(すなわち利得一定制御)。
このとき、合波器に入力される特定波長以外の信号光が、回線障害などにより遮断されたとする。すると、特定波長の信号光だけが光アンプで増幅されることになる。ここで、この特定波長は光アンプの利得が低いため、その入力レベルが上げられていたとする。そうなると、光アンプは利得一定制御であるから、元々高い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも上昇してしまう。これとは逆に、この特定波長は光アンプの利得が高いため、その入力レベルが下げられていたとする。そうなると、光アンプは利得一定制御であるから、元々低い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも低下してしまう。そこで、特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された特定波長の信号光のレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する。これにより、光アンプの過渡応答が抑圧される。
請求項2記載の光伝送装置は、請求項1記載の光伝送装置において、第二機能は、送信機から送信される信号光のレベルを予め設定された値に変えるようにレベル調整手段を制御する、というものである。つまり、レベル調整手段を制御する際にオープン制御を実行するので、構成が簡単でよい。
請求項3記載の光伝送装置は、請求項2記載の光伝送装置において、送信機は互いに異なる特定波長の信号光を送信する複数の送信機から成り、これらの送信機にそれぞれレベル調整手段が設けられた、というものである。このように、送信機は複数あってもよい。この場合、各レベル調整手段を制御する際に、オープン制御を実行すると構成が簡単でよい。
請求項4記載の光伝送装置は、請求項1記載の光伝送装置において、第二機能は、出力レベル検出手段によって検出された特定波長の信号光のレベルを逐次入力し、このレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する、というものである。つまり、レベル調整手段を制御する際にフィードバック制御を実行するので、高精度の制御が可能となる。
請求項5記載の光伝送装置は、請求項1記載の光伝送装置において、送信機は互いに異なる特定波長の信号光を送信する複数の送信機から成り、これらの送信機にそれぞれレベル調整手段が設けられている。そして、この光伝送装置は、光アンプで増幅された波長多重信号光について各波長の信号光のレベルを検出する波長レベル検出手段を、更に備えている。また、制御手段は、第一機能及び第二機能に代えて、入力レベル検出手段、出力レベル検出手段又は波長レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて特定波長以外の信号光の変動を検出する機能と、この機能によって特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、波長レベル検出手段によって検出された各特定波長の信号光のレベルが一定となるように各レベル調整手段を制御する機能とを有する。このように、送信機は複数あってもよい。この場合、波長レベル検出手段を設けて増幅後における各特定波長の信号光のレベルを検出しているので、各レベル調整手段を制御する際にフィードバック制御が可能となる。
請求項6記載の光伝送装置は、特定波長の信号光を送信する送信機と、送信機から送信された信号光と特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、光アンプの入力側の波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、光アンプの出力側の波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えたものである。そして、制御手段は、入力レベル検出手段又は出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて特定波長以外の信号光の変動を検出する機能と、この機能によって特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された特定波長の信号光のレベルが一定となるように光アンプの利得を制御する機能とを有する。
合波器に入力される特定波長以外の信号光が、回線障害などにより遮断されたとする。すると、特定波長の信号光だけが光アンプで増幅されることになる。ここで、この特定波長は光アンプの利得が低いため、その入力レベルが上げられていたとする。そうなると、光アンプは利得一定制御であるから、元々高い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも上昇してしまう。そこで、特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された特定波長の信号光のレベルが一定となるように光アンプの利得を制御する。つまり、利得一定制御を一時止めて、利得可変制御を実行する。これにより、光アンプの過渡応答が抑圧される。
請求項7記載の光伝送装置は、請求項1〜4記載の光伝送装置において、波長多重信号光を入力して当該波長多重信号を各波長の信号光に分波し、これらの信号光のうち特定波長の信号光を分岐するとともに残りの信号光を特定波長以外の信号光として合波器へ出力する分波器と、分波器によって分岐された信号光を受信する受信機と、を更に備えたものである。この光伝送装置はOADMノードである。
請求項8記載の光伝送装置は、請求項7記載の光伝送装置において、分波器の入力側の波長多重信号光のレベルを検出する分波器入力レベル検出手段を、更に備えている。そして、第一機能は、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段に代えて、分波器入力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて、特定波長以外の信号光の変動を検出する。入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段の代わりに分波器入力レベル検出手段を用いても、特定波長以外の信号光の変動を検出することができる。
請求項9記載の光伝送装置は、波長多重信号光を入力して当該波長多重信号を各波長の信号光に分波するとともにこれらの信号光のうち特定波長の信号光を分岐する分波器と、分波器によって分岐された信号光を受信する受信機と、特定波長と同じ波長の信号光を送信する送信機と、送信機から送信された信号光と分波器で分波された特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、光アンプの入力側の波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、光アンプの出力側の波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えたものである。そして、この光伝送装置は、送信機から送信される信号光及び分波器から合波器へ出力される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、光アンプで増幅された波長多重信号光について各波長の信号光のレベルを検出する波長レベル検出手段と、を更に備えている。また、制御手段は、波長レベル検出手段によって検出された各波長の信号光のレベルに基づいていずれかの信号光の変動を検出する機能と、この機能によっていずれかの信号光の変動を検出したときに、当該変動が検出されなかった信号光について光アンプで増幅されたレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する機能とを有する。
合波器に入力される信号光が、回線障害などにより遮断されたとする。すると、残りの信号光だけが光アンプで増幅されることになる。ここで、その信号光の波長は光アンプの利得が低いため、その入力レベルが上げられていたとする。そうなると、光アンプは利得一定制御であるから、元々高い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも上昇してしまう。そこで、信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された残りの信号光のレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する。これにより、光アンプの過渡応答が抑圧される。
請求項10記載の光伝送装置は、請求項1〜9記載の光伝送装置において、変動が遮断である、というものである。例えば、回線障害による信号光の遮断などが該当する。なお、変動は、遮断に限らず、例えば低減などであってもよい。
本発明に係る光伝送システム(請求項11)は、複数の請求項7記載の光伝送装置(OADMノード)と、これらの光伝送装置間を結ぶ光伝送路と、を備えたことを特徴とする。各光伝送装置で光アンプの過渡応答が抑圧されるので、光伝送システム全体でも光アンプの過渡応答が抑圧される。
本発明に係る制御方法(請求項12)は、特定波長の信号光を送信する送信機と、送信機から送信された信号光と特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、光アンプの入力側の波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、光アンプの出力側の波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、を備えた光伝送装置を制御する方法である。そして、この制御方法は、入力レベル検出手段又は出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて特定波長以外の信号光の変動を検出する第一ステップと、第一ステップによって特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された特定波長の信号光のレベルが一定となるようにレベル調整手段を制御する第二ステップと、を含む。本発明に係る制御方法も、本発明に係る光伝送装置と同様の作用及び効果を奏する。また、本発明に係る制御方法は、本発明に係る光伝送装置の各請求項に対応した構成とすることもできる。
本発明に係る制御プログラム(請求項13)は、特定波長の信号光を送信する送信機と、送信機から送信された信号光と特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、光アンプの入力側の波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、光アンプの出力側の波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、入力レベル検出手段及び出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて光アンプの利得を一定に制御するコンピュータから成る制御手段と、送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、を備えた光伝送装置を制御するプログラムである。そして、この制御プログラムは、入力レベル検出手段又は出力レベル検出手段によって検出された波長多重信号光のレベルに基づいて特定波長以外の信号光の変動を検出する第一機能と、第一機能によって特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、光アンプで増幅された前記特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する第二機能とを、制御手段のコンピュータに実現させるためのものである。本発明に係る制御プログラムも、本発明に係る光伝送装置と同様の作用及び効果を奏する。また、本発明に係る制御プログラムは、本発明に係る光伝送装置の各請求項に対応した構成とすることもできる。
ここで、本発明の効果について説明する。第1の効果は、光アンプの入力レベル変動時の過渡応答を、簡易な構成で抑圧できることである。第2の効果は、本発明の装置を多段に接続することで、その多段システムにおいても光アンプの過渡応答を抑圧することができることである。通常、光アンプは多段に接続されて使用される。そのため、ある光アンプだけの過渡応答の抑圧ではなく、全体のシステムとして光アンプの過渡応答を抑圧できる効果は、実際のシステムを考えた場合に極めて大きい。第3の効果は、本発明による光アンプの過渡応答の抑圧効果は、残留信号光のビットレートや変調方式によらないことである。なお、「残留信号光」とは、光アンプの入力レベル変動後でもその変動前と同じように光アンプに入力される信号光のことである。
本発明によれば、光アンプの入力レベルが変動した場合に、残留信号光の光アンプ入力レベル又は光アンプの利得を調整することによって、当該変動前後における残留信号光の光アンプ出力レベルを一定にできる。
図1は、本発明に係る光伝送装置の第一実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図中の実線は光接続を示し、点線は電気接続を示している。
本実施形態の光伝送装置10は、分波器11、受信機12、合波器13、送信機14、レベル調整手段としてのレベル調整器15、入力レベル検出手段としての光カプラ16及びPD(フォトダイオード又はフォトディテクタ)17、光アンプ(EDFA)としてのEDF(エルビウム添加ファイバ)18及び光カプラ19及びLD(レーザダイオード)20、出力レベル検出手段としての光カプラ21及びPD22、制御手段としての制御回路23等を備えたOADMノードである。
分波器11は、波長多重信号光(以下「WDM信号光」という。)30を入力してWDM信号光30を各波長の信号光に分波し、これらの信号光のうち波長λkの信号光(以下「Drop信号光」という。)31を分岐するとともに残りの信号光32を合波器13へ出力する。受信機12は、分波器11からDrop信号光31を受信する。送信機14は、波長λkの信号光(以下「Add信号光」という。)33を、レベル調整器15を介して合波器13へ送信する。レベル調整器15は、送信機14から送信されるAdd信号光33のレベルを調整して、これを合波器13へ出力する。例えばレベル調整器15がVOA(Variable Optical Attenuator)である場合は、レベル調整器15に与える電圧(又は電流)を変えることによってAdd信号光33のレベルを変えることができる。合波器13は、レベル調整器15から出力されたAdd信号光32と分波器11から出力された信号光32とを合波して、これをWDM信号光34として出力する。EDF18は、合波器13から出力されたWDM信号光34を増幅するとともに、光カプラ19を介して入力されるLD20の励起光36の強弱によって利得が制御可能である。PD17は、EDF18の入力側のWDM信号光34のレベルを、光カプラ16を介して検出する。PD22は、EDF18の出力側のWDM信号光35のレベルを、光カプラ21を介して検出する。制御回路23の通常の動作は、PD17,22によって検出されたWDM信号光34,35のレベルに基づき、EDF18の利得が一定になるようにLD20を駆動することである。
制御回路23は、PD17,22によって検出されたWDM信号光34,35のどちらかのレベルに基づいて信号光32の変動を検出する第一機能と、第一機能によって信号光32の変動を検出したときに、EDF18で増幅されたAdd信号光33のレベルが一定となるようにレベル調整器15を制御する第二機能とを有する。例えば制御回路23がマイクロコンピュータから成る場合、これらの第一機能及び第二機能はコンピュータプログラムによって実現することができる。また、この動作が、本発明に係る制御方法の一実施形態でもある。
次に、光伝送装置10の動作を説明する。EDF18の利得特性は波長依存性を持つ。そこで、その利得特性に合わせて、EDF18の出力レベルが波長依存性を持たないように、EDF18に入力されるWDM信号光34のレベルを波長に応じて予めを設定しておく。例えば、利得の高い波長の信号光は入力レベルを下げておき、逆に利得の低い波長の信号光は入力レベルを上げておく。この状態で、EDF18におけるWDM信号光の入力レベル(dB値)と出力レベル(dB値)の差が一定になるように、EDF18の利得を制御する(すなわち利得一定制御)。
このとき、合波器13に入力される信号光32が、回線障害などにより遮断されたとする。すると、Add信号光33だけがEDF18で増幅されることになる。ここで、この波長λkはEDF18の利得が低いため、その入力レベルが上げられていたとする。そうなると、EDF18は利得一定制御であるから、元々高い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも上昇してしまう。これとは逆に、波長λkはEDF18の利得が高いため、その入力レベルが下げられていたとする。そうなると、EDF18は利得一定制御であるから、元々低い入力レベルが一定利得で増幅される結果、出力レベルが障害発生前よりも低下してしまう。そこで、信号光32の変動を検出したときに、EDF18で増幅されたAdd信号光33のレベルが一定となるようにレベル調整器15を制御する。これにより、EDF18の過渡応答が抑圧される。
次に、光伝送装置10の構成及び動作について、更に詳しく説明する。まず、図1に基づき、光伝送装置10の構成について説明する。分波器11は、合波器13と受信機12とに接続される。合波器13は、レベル調整器15を介して送信機14と接続される。また、合波器13は、光カプラ16とも接続される。光カプラ16は、PD17と光カプラ19とに接続される。光カプラ19は、EDF18とLD20とに接続される。EDF18は光カプラ21に接続され、光カプラ21はPD22に接続される。制御回路23は、レベル調整器15、PD17,22及びLD20と接続される。
次に、光伝送装置10の動作について説明する。まず、入力レベルが変動しないときの動作について、図1を用いて説明する。WDM信号光(波長λ1〜λm)30は、分波器11でそれぞれの波長に分波される。ここで、波長λkの信号光(Drop信号光31)のみが受信機12に入力され、それ以外の波長の信号光32は再び合波器13で合波される。このとき、送信機14からの波長λkの信号光(Add信号光33)は、レベル調整器15でレベル調整されて、他の波長の信号光32と一緒に合波器13で合波される。
合波器13で合波されたWDM信号光34は、光カプラ16によってPD17と光カプラ19とに出力される。PD17ではWDM信号光34(EDF18の入力レベル)がモニタされて、その結果が制御回路23へ通知される。光カプラ16を通過したWDM信号光34は、光カプラ19でLD20からの励起光36と合波されて、EDF18へ出力される。すると、EDF18では、励起光36によってEr3+が励起されることにより、WDM信号光34のレベルが増幅されてWDM信号光35となって出力される。WDM信号光35の一部が、光カプラ21からPD22へ出力される。ここで、WDM信号光35(EDF18の出力レベル)がモニタされ、その結果が制御回路23へ通知される。制御回路23では、PD17とPD22とから通知された入力レベル(dB値)と出力レベル(dB値)とをモニタして、その差が一定になるように、LD20の励起光36のレベルを調整する。この制御は一般に利得一定制御と呼ばれる。
次に、EDF18の入力レベルが変動したときの動作について、図2を用いて説明する。一例として、WDM信号光30の波長数は「10」とし、Drop信号光31及びAdd信号光33の波長は最短波の波長λ1とし、EDF18の入力レベルの変動として分波器11の入力側のネットワークに障害が発生したとする。ネットワーク障害発生前の動作は、上述したように、PD17で入力レベルがモニタされ、PD22で出力レベルがモニタされ、利得が一定値(G)となるように、LD20の励起光36のレベルが制御回路23で制御される。
従来技術では、EDF18の入力レベル変動後も同様に、PD17で入力レベルがモニタされ、PD22で出力レベルがモニタされ、利得が一定となるように、LD20の励起光36のレベルが制御回路23で制御される。図3(a),(b),(c)は、従来技術における入力レベル変動前後のEDF18の入力レベル、利得、出力レベルをそれぞれ示している。入力レベル変動前後のAdd信号光33(以下「残留信号光」という。)の出力レベルが変化している理由は、入力レベル変動前後で残留信号光の利得が変化しているためである。これは、EDF18の利得に図3(b)のような波長依存性があることに起因する。つまり、PD17へのトータル入力レベルとPD22へのトータル出力レベルとに基づいて利得が一定になるように制御するため、トータルとしては利得がGであっても波長によって利得にバラツキが発生する。すなわち、波長依存性があるため、波長数が「10」の場合のAdd信号光33の利得(G−ΔG)と、波長数が「1」の場合のAdd信号光33の利得(G)とが異なる。これにより、EDF18の入力レベルの変動が発生したときに、残留信号光のEDF18の出力レベルが変化する。
これに対し、本実施形態では、この入力レベルの変動があったときに、入力レベル変動をPD17で検出し、制御回路23でレベル調整器15を制御して、図4(a)のように、残留信号光の入力レベルを波長依存性の分(ΔG)だけ低下させることで、波長数が「10」の場合と波長数が「1」の場合との残留信号光の出力レベルを一致させることができる。図4(b),(c)の利得及び出力レベルでこれを示している。これにより、EDF18の入力レベル変動が発生したときも、残留信号光のEDF18の出力レベルを一定に制御できるので、入力レベル変動時の過渡応答特性を抑圧することができる。
これを制御フロー図で表したものが図5[1][2]である。図5[1]の制御フローは、残留信号光(Add信号光33)のレベル調整を、レベル変動があった場合に備えて予め初期検討で決定した値で行う方法(すなわちオープン制御)である。図5[2]の制御フローは、残留信号光(Add信号光33)の出力レベルをモニタしてレベル調整をする方法(すなわちフィードバック制御)である。制御フローはこの二通りがある。
更に詳しく説明する。図5[1]では、まずWDM信号光30が遮断されたとする(ステップ101)。すると、PD17による検出レベルが低下するので、制御回路23はWDM信号光30の遮断を知ることができる(ステップ102)。続いて、制御回路23は、Add信号光33のレベルを予め設定された値に変えるために、レベル調整器15を制御する(ステップ103)。
一方、図5[2]では、まずWDM信号光30が遮断されたとする(ステップ201)。すると、PD17による検出レベルが低下するので、制御回路23はWDM信号光30の遮断を知ることができる(ステップ202)。続いて、制御回路23は、PD22によりAdd信号光33の出力レベルを逐次入力し(ステップ203)、Add信号光33の出力レベルがWDM信号光30の遮断前と同じになるように(ステップ204)、レベル調整器15を制御する(ステップ205)。
以上は一例を用いての説明であるが、本発明では、このように入力レベル変動前後で、残留信号光の出力レベルを調整することで、入力レベル変動があっても、残留信号光の出力レベルを一定に制御し、過渡応答特性の性能改善を行うことができる。
次に、本発明に係る光伝送装置の第二実施形態を説明する。第二実施形態は、図1の第一実施形態に対して、レベル調整器15が不要であり、かつ制御回路23の機能が異なるだけである。したがって、図1乃至図4に基づき説明する。
制御手段23は、前述の第二機能に代えて、第一機能によって信号光32の変動を検出したときに、EDF18で増幅されたAdd信号光33のレベルが一定となるようにEDF18の利得を制御する機能を有する。つまり、EDF18の入力レベル変動時にレベル調整器15を用いることなくEDF18の利得を変化させることで、EDF18の入力レベル変動があっても、残留信号光の出力レベルを一定に制御し、EDF18の過渡応答を抑圧することができる。第一実施形態では、図4のように残留信号光の入力レベルをレベル調整器15でΔGだけ減衰させることにより、EDF18の入力レベル変動前後で残留信号光の出力レベルが変化しないようにしている。これに代わりに、本実施形態では、図2の制御回路23でPD17の入力レベルとPD22の出力レベルとをモニタし、利得(出力レベル−入力レベル)がG−ΔGとなるようにLD20を制御することで、同様の特性が得られる。この場合は、EDF18の入力レベル変動前後で、残留信号光の利得を変えるように制御するので、残留信号光の入力レベルをレベル調整器15で調整する必要はない。
図6は、本発明に係る光伝送装置の第三実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光伝送装置40は、図1の光伝送装置10の構成に受信機41、送信機42及びレベル調整器43が付加され、これに合わせて制御回路44の機能が変えられている。受信機12は波長λk1のDrop信号光31を受信し、受信機41は波長λk2(≠λk1)のDrop信号光45を受信する。送信機14は波長λk1のAdd信号光33を送信し、受信機43は波長λk2のAdd信号光46を送信する。制御回路44は、レベル調整器15,43をそれぞれ別々に制御する。このように、合波器13で複数の送信機14,42からのAdd信号光33,46(複数の残留信号光)が合波された場合でも、それぞれのレベル調整器15,43を調整することにより、EDF18の入力レベル変動前後における残留信号光の出力レベルを一定とすることができる。
ただし、この場合は図5[1]の制御フローを用いる必要がある。なぜなら、PD17では、複数の残留信号光のそれぞれのレベルがモニタできず、あくまで、そのトータルレベルしかモニタできないからである。
図7は、本発明に係る光伝送装置の第四実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図6と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光伝送装置50は、図6の光伝送装置40の構成に波長レベル検出手段としての光カプラ51及び波長レベルモニタ52が付加され、これに合わせて制御回路53の機能が変えられている。増幅後のAdd信号光33,44は、波長レベルモニタ52によってそれぞれ波長λk1,λk2ごとにレベルがモニタされる。したがって、制御回路53は、レベル調整器15,43のそれぞれに対して、図5[2]のフィードバック制御を実行できる。
図8は、本発明に係る光伝送装置の第五実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光伝送装置60は、図1の光伝送装置10の構成に光カプラ61、波長レベルモニタ62、制御回路63及びレベル調整器64,65が付加されている。レベル調整器64,65は、分波器11から合波器13へ出力される信号光32のレベルを調整する。波長レベルモニタ62は、EDF18で増幅されたWDM信号光35について、光カプラ61を介して各波長の信号光のレベルを検出する。制御回路63は、波長レベルモニタ62によって検出された各波長の信号光のレベルに基づいていずれかの信号光の変動を検出する機能と、この機能によっていずれかの信号光の変動を検出したときに、当該変動が検出されなかった信号光についてEDF18で増幅されたレベルが一定となるようにレベル調整手段64,65を制御する機能とを有する。このような構成にすることで、Add信号光33以外の信号光32がEDF18の入力レベル変動時に残留信号光となった場合でも、EDF18の入力レベル変動前後における残留信号光の出力レベルを一定にすることができる。
次に、図9を用いて光伝送装置60の動作を説明する。まず、WDM信号光30を分波器11で各波長の信号光32に分波した後、それぞれにレベル調整器64,65を挿入して、再度、合波器13で合波する。そして、EDF18の出力側で光カプラ61を挿入し、波長レベルモニタ62で各波長の信号光のレベルをモニタする。ここで、図9に示すように、回線の障害が起こったとする。この場合、波長レベルモニタ62で波長とレベルをモニタすることにより、EDF18への入力レベル変動が発生しても、残留信号光の出力レベルが一定になるように、制御回路63でレベル調整器64,65を調整できる。
また、EDF18の入力レベル変動がない場合でも、WDM信号光35の各波長のレベルを波長レベルモニタ62でモニタすることにより、WDM信号光35の各波長のレベルが一定になるように、制御回路63がレベル調整器64,65を制御できる。
図10は、本発明に係る光伝送装置の第六実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光伝送装置70は、図1の光伝送装置10の構成に、分波器入力レベル検出手段としての光カプラ71及びPD72が付加されている。PD72は、分波器11の入力側のWDM信号光30のレベルを、光カプラ71を介して検出する。そして、制御回路73の第一機能は、PD17,22に代えてPD72によって検出されたWDM信号光30のレベルに基づいて、EDF18の入力レベルの変動を検出する。
更に詳しく説明する。WDM信号光30は、光カプラ71で分波器11とPD72に入力される。PD72でWDM信号光30のパワーがモニタされ、その結果が制御回路73に通知される。分波器11に入力されたWDM信号光30は波長ごとに分波されて、波長λkのDrop信号光31だけが受信機12に出力される。送信機14から出力された波長λkのAdd信号光33は、レベル調整器15でレベル調整されて、信号光32とともに合波器13で合波されて、光カプラ16でPD17と光カプラ19とに出力される。このPD17でEDF18への入力パワーがモニタされて、その結果が制御回路73に通知される。WDM信号光34は、光カプラ19でLD20からの励起光36と合波されて、EDF18へ出力される。このとき、LD20の励起光36によりEDF18のEr3+が励起されて、WDM信号光34のレベルが増幅されてWDM信号光35として出力される。そのWDM信号光35の一部が、光カプラ21を介してPD22へ出力される。PD22でWDM信号光35のレベルがモニタされ、その結果が制御回路73に通知される。制御回路73では、PD17とPD22から通知された入力レベルと出力レベルをモニタして、その差(出力レベルと入力レベルの差分)が一定になるように、LD20の励起光36のレベルを調整する。
ここで、図11に示すように、WDM信号光30が光カプラ71の前で断線などにより遮断されたとする。このとき、断線によるEDF18への入力パワー変動前後で、残留信号光(Add信号光33)の出力レベルが変化しないように制御する方法について説明する。EDF18の入力レベル変動が発生したことをPD72が検出し、その結果を制御回路73に通知する。続いて、制御回路73は、EDF18の入力レベル変動前後の残留信号光(Add信号光33)の出力レベルを一定にするように、レベル調整器15で残留信号光(Add信号光33)の入力レベルを調整する。
図12は、本発明に係る光伝送システムの第一実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の光伝送システム80は、複数の光伝送装置81a,81b,81c,…と、光伝送装置81a,…間を結ぶ光伝送路82a,82b,…とを備えている。光伝送装置81a,…は、前述した第一乃至第六実施形態のいずれかのOADMノードである。したがって、各光伝送装置81a,…で光アンプの過渡応答が抑圧されるので、光伝送システム80全体でも光アンプの過渡応答が抑圧される。
更に詳しく説明する。光伝送装置81a,81b,81cにおけるAdd信号光33a,33b,33cの波長は、それぞれλ1,λ2,λ3である。前述したように、各光伝送装置81a,…は、WDM信号30aが遮断される前後で各Add信号光33a,…の光アンプ出力レベルが一定になるように、レベル調整器を制御する。
ここで、図示するようにWDM信号30aが遮断されたとする。すると、光伝送装置81aでは、Add信号光33aの光アンプ出力レベルが一定になるように制御する。次段の光伝送装置81bでは、WDM信号30bがλ1の信号光のみになった場合に、Add信号光33bの光アンプ出力レベルが一定になるように制御する。次段の光伝送装置81cでは、WDM信号30cがλ1,λ2の信号光のみになった場合に、Add信号光33cの光アンプ出力レベルが一定になるように制御する。このような制御は、例えば残った信号光の数に応じて、レベル調整器によるAdd信号光のレベルを予め用意しておくことにより、実現できる。このとき、残った信号光の数は、PDでの受光量におおよそ比例することから、PDによって検出できる。
通常、光アンプは多段に接続されて使用される。そのため、ある光アンプの過渡応答の抑圧だけでなく、全体のシステムとして光アンプの過渡応答を抑圧できる効果は、実際のシステムを考えた場合に極めて大きい。
なお、本発明は、言うまでもなく、上記各実施形態に限定されない。例えば、EDFAの代わりに他の光ファイバ増幅器(例えばTDFA等)を用いてもよい。
本発明に係る光伝送装置の第一実施形態を示す構成図である。 図1の光伝送装置の動作を示す説明図である。 従来の光伝送装置の動作を示すグラフであり、図3(a)がEDFの入力特性、図3(b)がEDFの利得特性、図3(c)がEDFの出力特性である。 図1の光伝送装置の動作を示すグラフであり、図4(a)がEDFの入力特性、図4(b)がEDFの利得特性、図4(c)がEDFの出力特性である。 図1の光伝送装置の動作を示すフローチャートであり、図5[1]が第一例、図5[2]が第二例である。 本発明に係る光伝送装置の第三実施形態を示す構成図である。 本発明に係る光伝送装置の第四実施形態を示す構成図である。 本発明に係る光伝送装置の第五実施形態を示す構成図である。 図8の光伝送装置の動作を示す説明図である。 本発明に係る光伝送装置の第六実施形態を示す構成図である。 図10の光伝送装置の動作を示す説明図である。 本発明に係る光伝送システムの第一実施形態を示す構成図である。 光アンプの過渡応答特性を表す指標の説明図である。
符号の説明
10,40,50,60,70,81a,81b,81c 光伝送装置
11 分波器
12,41 受信機
13 合波器
14,42 送信機
15,43,64,65 レベル調整器(レベル調整手段)
16 光カプラ(入力レベル検出手段)
17 PD(入力レベル検出手段)
18 EDF(光アンプ)
19 光カプラ(光アンプ)
20 LD(光アンプ)
21 光カプラ(出力レベル検出手段)
22 PD(出力レベル検出手段)
23,44,63,73 制御回路(制御手段)
30,34,35,30a,30b,30c WDM信号光
31 Drop信号光
32 信号光
33,33a,33b,33c Add信号光
36 励起光
61 光カプラ(波長レベル検出手段)
62 波長レベルモニタ(波長レベル検出手段)
71 光カプラ(分波器入力レベル検出手段)
72 PD(分波器入力レベル検出手段)
80 光伝送システム
82a,82b 光伝送路

Claims (13)

  1. 特定波長の信号光を送信する送信機と、この送信機から送信された信号光と前記特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、この合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、この光アンプの入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光アンプの出力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えた光伝送装置において、
    前記送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記入力レベル検出手段又は前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記特定波長以外の信号光の変動を検出する第一機能と、この第一機能によって前記特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、前記光アンプで増幅された前記特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する第二機能とを有する、
    ことを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第二機能は、前記送信機から送信される信号光のレベルを予め設定された値に変えるように前記レベル調整手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  3. 前記送信機は互いに異なる前記特定波長の信号光を送信する複数の送信機から成り、これらの送信機にそれぞれ前記レベル調整手段が設けられた、
    ことを特徴とする請求項2記載の光伝送装置。
  4. 前記第二機能は、前記出力レベル検出手段によって検出された前記特定波長の信号光のレベルを逐次入力し、当該レベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  5. 前記送信機は互いに異なる前記特定波長の信号光を送信する複数の送信機から成り、これらの送信機にそれぞれ前記レベル調整手段が設けられ、
    前記光アンプで増幅された前記波長多重信号光について各波長の信号光のレベルを検出する波長レベル検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第一機能及び前記第二機能に代えて、前記入力レベル検出手段、前記出力レベル検出手段又は前記波長レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記特定波長以外の信号光の変動を検出する機能と、この機能によって前記特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、前記波長レベル検出手段によって検出された前記各特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記各レベル調整手段を制御する機能とを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  6. 特定波長の信号光を送信する送信機と、この送信機から送信された信号光と前記特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、この合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、この光アンプの入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光アンプの出力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えた光伝送装置において、
    前記制御手段は、前記入力レベル検出手段又は前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記特定波長以外の信号光の変動を検出する機能と、この機能によって前記特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、前記光アンプで増幅された前記特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記光アンプの利得を制御する機能とを有する、
    ことを特徴とする光伝送装置。
  7. 波長多重信号光を入力して当該波長多重信号を各波長の信号光に分波し、これらの信号光のうち特定波長の信号光を分岐するとともに残りの信号光を前記特定波長以外の信号光として前記合波器へ出力する分波器と、
    この分波器によって分岐された前記信号光を受信する受信機と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  8. 前記分波器の入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する分波器入力レベル検出手段を更に備え、
    前記第一機能は、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段に代えて、前記分波器入力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて、前記特定波長以外の信号光の変動を検出する、
    ことを特徴とする請求項7記載の光伝送装置。
  9. 波長多重信号光を入力して当該波長多重信号を各波長の信号光に分波するとともにこれらの信号光のうち特定波長の信号光を分岐する分波器と、この分波器によって分岐された前記信号光を受信する受信機と、前記特定波長と同じ波長の信号光を送信する送信機と、この送信機から送信された信号光と前記分波器で分波された前記特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、この合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、この光アンプの入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光アンプの出力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、を備えた光伝送装置において、
    前記送信機から送信される信号光及び前記分波器から前記合波器へ出力される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、前記光アンプで増幅された前記波長多重信号光について各波長の信号光のレベルを検出する波長レベル検出手段と、を更に備え、
    前記制御手段は、前記波長レベル検出手段によって検出された前記各波長の信号光のレベルに基づいていずれかの信号光の変動を検出する機能と、この機能によっていずれかの信号光の変動を検出したときに、当該変動が検出されなかった信号光について前記光アンプで増幅されたレベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する機能とを有する、
    ことを特徴とする光伝送装置。
  10. 前記変動が遮断である、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  11. 請求項7記載の光伝送装置を複数設け、これらの光伝送装置相互間を光伝送路で連結した、
    ことを特徴とする光伝送システム。
  12. 特定波長の信号光を送信する送信機と、この送信機から送信された信号光と前記特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、この合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、この光アンプの入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光アンプの出力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記光アンプの利得を一定に制御する制御手段と、前記送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、を備えた光伝送装置を制御する方法であって、
    前記入力レベル検出手段又は前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記特定波長以外の信号光の変動を検出する第一ステップと、
    この第一ステップによって前記特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、前記光アンプで増幅された前記特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する第二ステップと、
    を含むことを特徴とする光伝送装置の制御方法。
  13. 特定波長の信号光を送信する送信機と、この送信機から送信された信号光と前記特定波長以外の信号光とを合波して波長多重信号として出力する合波器と、この合波器から出力された波長多重信号光を増幅するとともにその利得を制御可能な光アンプと、この光アンプの入力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光アンプの出力側の前記波長多重信号光のレベルを検出する出力レベル検出手段と、前記入力レベル検出手段及び前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記光アンプの利得を一定に制御するコンピュータから成る制御手段と、前記送信機から送信される信号光のレベルを調整するレベル調整手段と、を備えた光伝送装置を制御するプログラムであって、
    前記入力レベル検出手段又は前記出力レベル検出手段によって検出された前記波長多重信号光のレベルに基づいて前記特定波長以外の信号光の変動を検出する第一機能と、
    この第一機能によって前記特定波長以外の信号光の変動を検出したときに、前記光アンプで増幅された前記特定波長の信号光のレベルが一定となるように前記レベル調整手段を制御する第二機能と、
    を前記コンピュータに実現させるための光伝送装置の制御プログラム。
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