JP2007149316A - 薄膜磁気ヘッド素子の検査方法及び検査用保持治具 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド素子の検査方法及び検査用保持治具 Download PDF

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Abstract

【課題】SEMにより薄膜磁気ヘッドの形状測定検査を行う場合において、その検査工程を製造工程中に組み込み、効率よく検査する方法を得る。
【解決手段】複数の薄膜磁気ヘッド素子を列状に有するスライダバーを非磁性材料からなる検査用保持治具に保持するステップ;該検査用保持治具に保持したスライダバーを走査型電子顕微鏡の試料載置部に入れるステップ;及び走査型電子顕微鏡によりスライダバー上の複数の薄膜磁気ヘッド素子の形状検査を順次実行するステップ;を有する薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、薄膜磁気ヘッドの形状を検査する方法及び検査する際に用いる保持治具に関する。
薄膜磁気ヘッドの形状測定(特に記録トラック幅の測定)は従来、光学顕微鏡で行われてきた。しかし、光学顕微鏡の分解能では、微細化が進行する薄膜磁気ヘッドのトラック幅を精密に測定(観察)することが困難になっており、走査型電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)による測長が行われるようになっている。
特開2002-150523号公報
本発明は、SEMにより薄膜磁気ヘッドの形状測定検査を行う場合において、その検査工程を製造工程中に組み込み、効率よく検査する方法を得ることを目的とする。
また本発明は、SEMによる検査に用いたとき高い精度で検査ができる検査用保持治具を得ることを目的とする。
本発明は、多数の薄膜磁気ヘッド素子を縦横に整列させて形成したウエハーから、一列の複数の薄膜磁気ヘッド素子を有するスライダバーを切り出したとき、そのスライダバーの状態のまま、複数の薄膜磁気ヘッド素子を順次SEMにより検査する方法を提案するものである。
すなわち本発明の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法は、第1の態様によれば、複数の薄膜磁気ヘッド素子を列状に有するスライダバーを非磁性材料からなる検査用保持治具に保持するステップ;該検査用保持治具に保持したスライダバーを走査型電子顕微鏡の試料載置部に入れるステップ;及び走査型電子顕微鏡によりスライダバー上の複数の薄膜磁気ヘッド素子の形状検査を順次実行するステップ;を有することを特徴としている。
本発明方法に用いる検査用保持治具は、SEMに用いることから、SEM内部の電磁コイルに吸着されることのない非磁性材料から構成することを一つの特徴としている。そして、この検査用保持治具は、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持する単一部材からなるばね板とから構成することが望ましい。ブラインド板を有することで、搬送ロボットの真空吸着腕にブラインド板(検査用保持治具)を吸着させ、走査型電子顕微鏡の内外に搬送することができる。
穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板とを備えた検査用保持治具は、さらに具体的には、このばね板に、スライダバーを挿入する保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを、ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とを形成して構成することができる。
このばね腕は、2つのタイプを併用し、あるいは単独で用いることができる。その一つは、スライダバーの長手方向の端部エッジ部に接触するテーパ面を有する端部押圧ばね腕であり、この端部押圧ばね腕のテーパ面が保持溝に挿入されたスライダバーを該保持溝の長手方向の一端部に押し付ける作用をする。他の一つは、スライダバーの長手方向の中間部分に接触する押圧爪を有する中間部押圧ばね腕であり、この中間部押圧ばね腕の押圧爪が保持溝に挿入されたスライダバーを、該保持溝の長手方向の一側面に押し付ける作用をする。
ばね板には、互いに平行をなす複数の保持溝を形成することができる。この態様では、端部押圧ばね腕も中間部押圧ばね腕も、複数の保持溝毎に設け個別に弾性変形可能とすることができる。あるいは、複数の保持溝毎に設けた上で互いに接続し一緒に弾性変形可能とすることができる。
ブラインド板とばね板は、固定ねじで結合するのが好ましい。例えば接着剤で接着すると、真空環境のSEM内にアウトガスの問題が生じるため好ましくない。
また、非磁性材料から構成するブラインド板とばね板のうち少なくともばね板は、非磁性でばね腕の高い弾性が得られるチタンから構成することが望ましい。
検査対象となる、ウエハから切り出したスライダバーは、ウエハ状態のときと同様に平らであることが望ましいが、実際には凸方向または凹方向の反りが生じている場合がある。反りが生じているスライダバーを検査用保持治具で保持すると、スライダバーは、検査用保持治具から浮いた状態となり、ばね板との導通性が悪化する。このため、SEMによる検査時には、Landing Energyを安定するためのバックバイアス電圧がスライダバーにかかりづらく、SEM画像の解像度が落ちてしまう。本発明の第2の態様は、スライダバーとばね板を確実に導通させ、高い精度でSEMにより検査する方法を提案するものである。なお、Landing Energyとは、電子ビームが被検査物に到達する際の電圧のことをいう。
すなわち、本発明の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法は、第2の態様によれば、複数の薄膜磁気ヘッド素子を列状に有するスライダバーを非磁性材料からなる検査用保持治具に挿入し、スライダバーを該検査用保持治具に押し付けた状態で保持するステップ;該検査用保持治具に保持したスライダバーを走査型電子顕微鏡の試料載置部に入れるステップ;及び上記走査型電子顕微鏡によりスライダバー上の複数の薄膜磁気ヘッド素子の形状検査を順次実行するステップ;を有することを特徴としている。
検査用保持治具は、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持する単一部材からなるばね板と、このばね板とは別部材からなりブラインド板に重ねて固定した、該ばね板にスライダバーを押し付ける押さえばね板とから構成することが好ましい。あるいは、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持して該検査用保持治具に押し付ける単一部材からなるばね板とから構成することが好ましい。ブラインド板を有することで、搬送ロボットの真空吸着腕にブラインド板(検査用保持治具)を吸着させ、走査型電子顕微鏡の内外に搬送することができる。
穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板と、このばね板とは別部材からなりブラインド板に重ねて固定した押さえばね板とを備えた検査用保持治具は、より具体的には、ばね板に、スライダバーを挿入する有底の保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを保持する、上記ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とを形成し、押さえばね板に、保持溝上に延出し、該保持溝に挿入されたスライダバーを保持溝底面に押し付ける下方押圧ばね片を形成して構成することができる。
押さえばね板は、下方押圧ばね片のばね力を解放する方向に弾性変形し、スライダバーを保持溝に対して着脱自在にする解放着力部を有することが好ましい。この解放着力部を備えることで、スライダバーの着脱が容易になる。
ばね板には、複数の保持溝を互いに平行に形成することができる。この態様では、押さえばね板は、複数の保持溝毎に、該保持溝の長手方向の両端部と中間部の少なくとも3箇所に位置させて備えられていることが好ましい。保持溝の長手方向の両端部と中間部の少なくとも3箇所に押さえばね板を備えることで、スライダバーの凸方向と凹方向の反りをいずれも矯正できる。
押さえばね板は、ばね板とブラインド板の少なくとも一方に固定ねじで結合されていることが好ましい。ねじを用いることで、真空環境のSEM内にアウトガスを生じさせずに済む。
非磁性材料からなる押さえばね板は、非磁性で下方押圧ばね片の高い弾性が得られる黄銅製であることが好ましい。
一方、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板とを備えた検査用保持治具は、より具体的には、ばね板に、スライダバーを挿入する有底の保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを保持する、ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とを形成して構成することができる。このばね腕は、スライダバーの上面と側面が交わる交線にスライダバー上から当接するテーパ面を有するテーパ押圧ばね腕であり、このテーパ押圧ばね腕のテーパ面が保持溝に挿入されたスライダバーを該保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける作用をすることが好ましい。
テーパ押圧ばね腕は、2つのタイプを併用し、あるいは単独で用いることができる。その一つは、スライダバーを長手方向の端部位置で保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける端部テーパ押圧ばね腕であり、他の一つはスライダバーを長手方向の中間部で保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける中間部テーパ押圧ばね腕である。
ばね板には、複数の保持溝を互いに平行に形成することができる。この態様では、テーパ押圧ばね腕は、複数の保持溝毎に備えられていることが好ましい。複数のテーパ押圧ばね腕は、個別に弾性変形可能としても、互いに接続されていて一緒に弾性変形可能としてもよい。
上記ばね板がテーパ押圧ばね腕を有する検査用保持治具には、ばね板とは別部材でブラインド板に重ねて固定した押さえばね板を備えることができる。この押さえばね板には、テーパ押圧ばね腕とは異なる位置で保持溝上に延出し、該保持溝に挿入されたスライダバーを保持溝底面に押し付ける下方押圧ばね片が形成されていることが好ましい。このようにテーパ押圧ばね腕と押さえばね板を組み合わせて用いれば、設計自由度が広がる。
押さえばね板には、下方押圧ばね片のばね力を解放する方向に弾性変形し、スライダバーを保持溝に着脱自在にする解放着力部が形成されていることが好ましい。解放着力部を備えることで、スライダバーの着脱が容易になる。
ばね板には、複数の保持溝を互いに平行に形成することができる。この態様では、複数の保持溝毎に、テーパ押圧ばね腕と押さえばね板が合わせて3以上備えられ、少なくとも該保持溝の長手方向の両端部と中間部に位置していることが好ましい。テーパ押圧ばね腕と押さえばね板を3以上備えることで、スライダバーの凸方向と凹方向の両方の反りを矯正することができる。
ブラインド板と押さえばね板は、固定ねじで結合されていることが好ましい。同様に、ブラインド板とばね板は、固定ねじで結合されていることが好ましい。ねじを用いることで、真空環境のSEM内にアウトガスを生じさせずに済む。
押さえばね板は、非磁性で下方押圧ばね片の高い弾性が得られる黄銅製であることが好ましい。同様にばね板も、テーパ押圧ばね腕の高い弾性が得られるチタン製であることが好ましい。
本発明方法によれば、薄膜磁気ヘッドの形状を製造工程中のスライダバーの状態でSEMを用いて測定することができる。
本発明の検査用保持治具は、少なくともブラインド板と単一部材からなるばね板を含む多重板構造からなるので、SEM内外への治具(スライダバー)の搬送を自動化することができる。スライダバーの着脱は、ばね板のばね腕、または、同ばね腕と押さえばね板(解放着力部)を弾性変形させることにより短時間で行うことができるので、作業性に優れる。また、スライダバーを保持するばね腕はばね板に形成した貫通溝によって形成されているので、着脱の際に弾性変形させても微細異物が生じるおそれがない。例えば、着脱にねじ、テープあるいはワックスを用いると、SEM内でのコンタミネーションやアウトガスの問題が生じ、正確な測定を妨げるおそれがあるのに対し、このようなおそれを回避することができる。さらに、ばね板の保持溝に挿入されたスライダバーは、押さえばね板の下方押圧ばね片とばね板の押圧ばね腕の少なくとも一方により保持溝底面に押し付けられるので、スライダバーに反りが生じていても高い精度でSEMにより検査できる。
本発明の対象とする多数の薄膜磁気ヘッドを有するスライドバーの製造工程を図1(A)ないし(D)について説明する。同図(A)に示すウエハー10上には、各種薄膜が順番に所定形状で積層され、その薄膜層11内に縦横に整列する多数の薄膜磁気ヘッド素子12(一般に再生用と記録用が上下に位置する)が同時に形成される。各薄膜磁気ヘッド素子12は所定のトラック幅と所定のハイト寸法を有する。薄膜層11とウエハー10との境界に模式的に境界線13を付した。また図1(A)に示した縦横の区画線14は、一つの薄膜磁気ヘッド素子12の形成エリアを示したものである。薄膜層11の厚さ及び区画線14による薄膜磁気ヘッド素子12の形成エリアは、誇張して描いている。
このウエハー10は、次に、一列の薄膜磁気ヘッド素子12を有するスライダバー15として切り出される。このスライダバー15には、そのABS面に、各薄膜磁気ヘッド素子12に対応させてレール16が加工される。薄膜磁気ヘッド素子12は、周知のように、積層方向下方の再生素子(例えばGMRやTMR)12Aと上方の記録素子12Bを含んでおり、記録素子12Bは、非磁性薄膜12Cを磁性薄膜12Dと12Eで挟着した記録ヘッド部を有している。この非磁性薄膜12Cの幅Wが記録トラック幅であり、現状では百数十nmのオーダーである。
本実施形態の検査方法は、ABS面に露出する多数の記録素子12Bの記録トラック幅Wの大きさをスライダバー15の状態でSEMにより順次測定するものである。図2は、SEM20の大略構成を示している。電子銃21で発生した電子線は、電子収束レンズ22、23で細く絞られ、偏向コイル(走査コイル)24の磁界により偏向させられてXY方向に走査される。走査される電子線(電子プローブ)は、電子対物レンズ25と絞りによって試料X上に焦点を合わせて照射される。試料Xには、Landing Energyを安定するために所定のバックバイアス電圧が印加されている。電子線照射により放出された二次電子や反射電子は、検出器27内部で光に変換され、映像増幅器28を介してCRT29に供給される。偏向コイル24とCRT29とは走査回路30により相関がとられており、試料X表面の電子プローブが位置する点と、CRT29画面上の電子ビームの位置は正しい相対関係が維持される。このため、CRT29の画面上に試料Xの拡大SEM像を得ることができる。SEM20内は、測定時には真空ポンプ31により高真空に保持される。
本発明方法では、SEM20内にスライダバー15を搬送するために、検査用保持治具40を用いる。この検査用保持治具40の第1実施形態を図3ないし図7について説明する。検査用保持治具40は、穴のないブラインド板41と、このブラインド板41に重ねて固定ねじ42(図6)で固定したばね板43との二重板構造をなしている。ブラインド板41とばね板43は、高い平面度を有するチタン製である。
ばね板43には、スライダバー15を保持する互いに平行をなす有底の保持溝44が複数形成されており、各保持溝44に対応させてそれぞれ、保持溝44と平行な方向に延びる端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46とが形成されている。端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46はともに、ばね板43に形成した貫通溝47によって形成されている。図4には、この貫通溝47にハッチングを付して示した。このように貫通溝47によって端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46を形成することにより、摺動部分が最小限度である保持治具を構成することができる。なお、端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46がブラインド板41に当接(摺接)することがないように、両者の間にクリアランスを設けることが好ましい。
各端部押圧ばね腕45は、保持溝44毎に独立していて、その基部はばね板43に結合されており、先端自由端部にテーパ面45Tを有している。テーパ面45Tは、自由状態で、保持溝44に挿入されたスライダバー15の長手方向の端部エッジ部に当接する。すなわち、スライダバー15の端部エッジ部は平面直角をなしており、テーパ面45Tはこの直角をなす二面に対してそれぞれ45゜をなして接触する。このため、テーパ面45Tは、スライダバー15を保持溝44の長手方向の一端部44aに押し付ける作用をし、同時にスライダバー15を保持溝44の長手方向の一側面44bに押し付ける力も発生させる。
一方、各保持溝44に設けられている中間部押圧ばね腕46の先端部には、保持溝44に挿入されたスライダバー15の中間部分に当接可能な押圧爪46Aが形成されており、この押圧爪46Aの反対側の端部は結合腕46Bにより互いに結合されている。結合腕46Bは、互いに平行な保持溝44に直交する方向に延びており、その両端部は、保持溝44と平行な一対のばね性腕46Cの一端部に結合されている。一対のばね性腕46Cの他端部は、ばね板43に結合されている。全ての中間部押圧ばね腕46は、この一対のばね性腕46Cによりばね性が与えられ、自由状態で、各押圧爪46Aが保持溝44に挿入されたスライダバー15の中間部分を該保持溝44の一側面44bに押し付ける。結合腕46B上には、保持溝44の一部が形成されているが、この結合腕46B上の保持溝44の幅は、保持溝44にスライダバー15を嵌めた状態で中間部押圧ばね腕46の弾性変形を可能とするように、他の部分の保持溝44の幅より広い(図3、図4)。
上記構成の検査用保持治具40は、端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46を各保持溝44から離れる方向に弾性変形させた状態で、レール16の加工の終了したスライダバー15を、各保持溝44に嵌め、端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46を開放すると、テーパ面45Tがスライダバー15を一端部44aと一側面44bに押し付け、押圧爪46Aがスライダバー15を一側面44bに押し付ける。この付勢力により、検査用保持治具40上の正しい位置(設定位置)にスライダバー15を保持することができる。
このようにして複数のスライダバー15を保持した検査用保持治具40は、そのブラインド板41に搬送ロボットの真空吸着腕50(図6)を作用させることにより、SEM20の内外に搬送することができる。SEM20内の所定位置(試料載置部)に搬送されたスライダバー15(検査用保持治具40)は、SEM20により各薄膜磁気ヘッド素子12の記録トラック幅Wの測定が実行され、良品と不良品に区別される。
そして、SEM20による検査(測長)が終了したスライダバー15(検査用保持治具40)は、搬入時と同様に搬送ロボットの真空吸着腕50により吸着されて搬出される。スライダバー15は、図1(B)に示す切断線15Sに沿い薄膜磁気ヘッド素子12毎に切断されて良品がスライダとなる。
ところで、SEM20の試料X(検査対象)である、ウエハから切り出したスライダバー15は、ウエハ状態のときと同様に平らであることが望ましい(図8(A))が、実際には、レール16の加工等により凸方向または凹方向の反り(図8(B)、(C))を生じている場合がある。このような反りを有するスライダバー15を検査用保持治具40で保持すると、スライダバー15は、ばね板43の保持溝44から浮いた状態となり、ばね板43との導通性が悪化する。このため、SEM20による検査時には、Landing Energyを安定するためのバックバイアス電圧がスライダバー15にかかりづらく、SEM画質が落ちてしまうことが判明した。以下に説明する第2〜4実施形態の検査用保持治具240、340、440は、上記検査用保持治具40の改良版であり、反りが生じているスライダバー15であっても該スライダバー15とばね板43を確実に導通させる機能を有している。
図9〜図11を参照し、第2実施形態による検査用保持治具240について説明する。図9はスライダバー15を保持した状態の検査用用保持治具240の一部を示す平面図、図10は図9を部分的に拡大して示す斜視図、図11は図9のXI−XI線に沿う断面図である。
検査用保持治具240は、穴のないブラインド板41と、このブラインド板41に重ねて固定ねじで固定したばね板43と、このばね板43とは別部材からなりブラインド板41に重ねて固定ねじ64で固定した押さえばね板60(61〜63)との三重板構造をなしている。押さえばね板60は、黄銅(非磁性材料)製である。押さえばね板60を備える以外は、第1実施形態の検査用保持治具40と同一構成である。図9〜図11では、第1実施形態の検査用保持治具40の各構成要素と同一機能を有する構成要素について、図3〜図7と同一符号を付して示してある。
押さえばね板60は、図10に拡大して示されるように、ばね板43の保持溝44上に延出した下方押圧ばね片60Aと、この下方押圧ばね片60Aに直交した解放着力部60Bと、この解放着力部60Bの端部から延びた固定部60Cとを有し、全体として平面L字形状に形成されている。
下方押圧ばね片60Aは、保持溝44の上方から底面44cに向かう方向(図10及び図11の下方向)に付勢されていて、保持溝44に保持されたスライダバー15を底面44cに押し付ける作用をする(図11(A)参照)。解放着力部60Bは、自由状態ではブラインド板41及びばね板43とは非接触で該ブラインド板41及びばね板43から浮いた状態で保持されており、下方押圧ばね片60Aのばね力を解放する方向に弾性変形可能となっている。具体的には、解放着力部60Bをばね板43に近づける方向(図示下方向)に押圧して弾性変形させると、図11(B)に示されるように、解放着力部60Bとばね板43が当接する点を支点として下方押圧ばね片60Aが保持溝44(保持溝44に保持されたスライダバー15)から離れる方向に回動し、下方押圧ばね片60Aのばね力が解放される。この解放状態において、スライダバー15は、保持溝44に着脱自在である。固定部60Cは、固定ねじ64によりブラインド板41に固定されている。
この押さえばね板60は、ばね板43の各保持溝44に対応させて、該各保持溝44(各保持溝44に挿入されるスライダバー15)の長手方向の両端部と中間部の三箇所に設けられている。本実施形態では、保持溝44の長手方向の両端部に位置する押さえばね板60を端部押さえばね板61、63とし、中間部に位置する押さえばね板60を中間部押さえばね板62とする。このように押さえばね板60を保持溝44の長手方向の両端部、中間部の少なくとも三箇所に設けることで、スライダバー15が凸方向に反っている場合(図8(B))と凹方向に反っている場合(図8(C))のいずれであっても、押さえばね板60の下方押圧ばね片60Aによりスライダバー15を保持溝44の底面44cに押し付けてスライダバー15とばね板43の導通性を確保できる。
なお、押さえばね板60の厚さは、SEM20に搬送されたときに電子対物レンズ25に当たらないよう、本実施形態では0.2mmとしてある。これは、SEM20の電子対物レンズ25の焦点距離が短く、SEM20内では検査用保持治具240の上側のクリアランスが少ないためである。また、押さえばね板60の厚さは、検査時に被検査物が振動し、押さえばね板60と電子対物レンズ25とが接触しなければ充分であり、0.5mm以下であってもよい。押さえばね板60の形状は、本実施形態のような平面L字形状に限らず、任意に設計可能である。
上記構成の検査用保持治具240は、各押さえばね板60の下方押圧ばね片60Aのばね力を解放する方向に解放着力部60Bを弾性変形させ、かつ、端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46を各保持溝44から離れる方向に弾性変形させた状態で、レール16の加工の終了したスライダバー15を各保持溝44に嵌め、解放着力部60Bと端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46を解放すると、下方押圧ばね片60Aがスライダバー15を保持溝44の底面44cに押し付け、テーパ面45Tがスライダバー15を一端部44aと一側面44bに押し付け、さらに押圧爪46Aがスライダバー15を一側面44bに押し付ける。端部押圧ばね腕45と中間部押圧ばね腕46の付勢力により、検査用保持治具240上の正しい位置(設定位置)にスライダバー15を保持することができる。そして、下方押圧ばね片60Aの付勢力により、スライダバー15の反りが矯正され、スライダバー15全体が保持溝44の底面44cに当接した状態で保持される。
このようにして複数のスライダバー15を保持した検査用保持治具240は、そのブラインド板41に搬送ロボットの真空吸着腕を作用させることにより、SEM20の内外に搬送することができる。SEM20内の所定位置(試料載置部)に搬送されたスライダバー15(検査用保持治具240)は、SEM20により各薄膜磁気ヘッド素子12の記録トラック幅Wの測定が実行され、良品と不良品に区別される。スライダバー15は、反りが生じている場合であっても、検査用保持治具240に保持されると下方押圧ばね片60Aの付勢力により全体が保持溝44の底面44cに当接するので、スライダバー15とばね板43の導通性が確保され、SEM検査時にスライダバー表面のLanding Energyが安定し、高画質なSEM画像を用いて各薄膜磁気ヘッド素子12の記録トラック幅Wを高精度に測定することができる。
そして、SEM20による検査(測長)が終了したスライダバー15(検査用保持治具40)は、搬入時と同様に搬送ロボットの真空吸着腕により吸着される。スライダバー15は、図1(B)に示す切断線15Sに沿い薄膜磁気ヘッド素子12毎に切断されて良品がスライダとなる。
次に、図12及び図13を参照し、第3実施形態による検査用保持治具340を説明する。図12はスライダバー15を保持した状態の検査用保持治具340の一部を示す平面図、図13は図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。この検査用保持治具340は、保持溝44に保持されたスライダバー15を保持溝44の長手方向の一側面44bと底面44cに押し付ける作用をする端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346を有している。この端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346以外の構成は、第1実施形態の検査用保持治具40と同様である。図12及び図13では、第1実施形態の検査用保持治具40の各構成要素と同じ機能を有する構成要素について、図3〜図7と同一符号を付して示してある。
端部テーパ押圧ばね腕345は、保持溝44毎に独立して形成されていて、その基部はばね板43に結合され、先端自由端部にテーパ面345Tを有している。テーパ面345Tは、自由状態で、保持溝44に挿入されたスライダバー15の長手方向の端部にて該スライダバー15の上面15aと側面15bが交わる交線αにスライダバー15上から当接し、この当接によりスライダバー15に対して三方向a1、a2、a3(図13)の力を与える。すなわち、スライダバー15の長手方向の端部を、保持溝44の長手方向の一側面44bと底面44cに押し付ける作用をする。なお、第1実施形態の端部押圧ばね腕45は、保持溝44に挿入されたスライダバー15の長手方向の端部エッジ部に当接するテーパ面45Tを有しているが、このテーパ面45Tは、スライダバー15を保持溝44の長手方向の一端部44aに押し付ける力が生じる向きで端部エッジ部に当接しているため、スライダバー15を保持溝44の底面44cに押し付ける作用はしない。
中間部テーパ押圧ばね腕346は、各保持溝44に設けられ、保持溝44に挿入されたスライダバー15の中間部分にスライダバー15上から当接可能なテーパ面346Tが自由先端部に形成されていて、この自由先端部とは反対側の端部が結合腕46Bにより互いに結合されている。図13に示されるようにテーパ面346Tは、自由状態で、保持溝44に挿入されたスライダバー15の中間部分にて該スライダバー15の上面15aと側面15bが交わる交線αにスライダバー15上から当接し、スライダバー15の中間部分を保持溝44の一側面44bと底面44cに押し付ける作用をする。なお、第1実施形態の中間部押圧ばね腕46は、図7に示されるように、スライダバー15の中間部分との当接面が平面をなしていて、スライダバー15を保持溝44の一側面44bに押し付ける方向のみに力が作用している。
スライダバー15は、薄膜磁気ヘッド素子12が保持溝44の一側面44b側に位置する向き(図3、図9の第1、第2実施形態とは反対向き)で保持溝44に挿入されるため、端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346は、薄膜磁気ヘッド素子12上に被らず、SEM20による検査を邪魔しない。
上記構成の検査用保持治具340は、端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346を各保持溝44から離れる方向に弾性変形させた状態で、レール16の加工の終了したスライダバー15を各保持溝44に嵌め、端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346を解放すると、テーパ面345T、346Tがスライダバー15を保持溝44の一側面44bと底面44cに押し付ける。この端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346の付勢力により、検査用保持治具340上の正しい位置(設定位置)に、スライダバー15を保持溝44の底面44cに当接させた状態で保持することができる。
このようにして複数のスライダバー15を保持した検査用保持治具340は、そのブラインド板41に搬送ロボットの真空吸着腕を作用させることにより、SEM20の内外に搬送することができる。SEM20内の所定位置(試料載置部)に搬送されたスライダバー15(検査用保持治具340)は、SEM20により各薄膜磁気ヘッド素子12の記録トラック幅Wの測定が実行され、良品と不良品に区別される。スライダバー15は、レール加工等により反りが生じている場合であっても、検査用保持治具340に保持されると、端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346の付勢力により保持溝44の底面44cに当接してばね板43との導通性がとれるので、SEM検査時にスライダバー表面のLanding Energyが安定し、高画質なSEM画像を用いて各薄膜磁気ヘッド素子12の記録トラック幅Wを高精度に測定することができる。
そして、SEM20による検査(測長)が終了したスライダバー15(検査用保持治具40)は、搬入時と同様に搬送ロボットの真空吸着腕により吸着される。スライダバー15は、図1(B)に示す切断線15Sに沿い薄膜磁気ヘッド素子12毎に切断されて良品がスライダとなる。
この第3実施形態では、保持溝44に挿入したスライダバー15を保持溝44の底面44cに押し付ける作用をするテーパ押圧ばね腕が保持溝44の長手方向の一端部と中間部の二箇所に形成されているが、さらに保持溝44の長手方向の他端部に、端部テーパ押圧ばね腕345と同じ構成のテーパ押圧ばね腕を設けることができる。保持溝44の長手方向の両端部と中間部の少なくとも三箇所でスライダバー15を保持溝44の底面44cに押し付けることにより、スライダバー15が凸方向と凹方向のいずれに反っている場合でもスライダバー15とばね板43を当接させることができ、両者の導通性を確保できる。
次に、図14を参照し、第4実施形態による検査用保持治具440を説明する。図14は、スライダバー15を保持した状態の検査用保持治具440の一部を示す平面図である。この検査用保持治具440は、上述した第3実施形態の検査用保持治具340に、第2実施形態の押さえばね板60を追加して形成したものである。具体的には、ばね板43に形成した端部テーパ押圧ばね腕345及び中間部テーパ押圧ばね腕346と、保持溝44の端部テーパ押圧ばね腕345とは反対側の端部に配置された、ばね板43とは別部材からなる押さえばね板60により、保持溝44に挿入したスライダバー15を保持溝44の長手方向の両端部と中間部の三箇所で保持溝44の底面44cに押し付ける構造を有している。このようにテーパ押圧ばね腕345、346と押さえばね板60を組み合わせることにより、ばね板43にテーパ押圧ばね腕を保持溝44毎に三箇所以上形成する場合よりも設計自由度が広がる。図14では、第2及び第3実施形態の検査用保持治具240、340の各構成要素と同じ機能を有する構成要素について、図9〜図13と同一符号を付して示してある。
この第4実施形態によっても、保持溝44に挿入されたスライダバー15は保持溝44の底面44cに押し付けられた状態で保持されるので、スライダバー15とばね板43の導通性を確保でき、高い精度でSEMによる検査を行える。第4実施形態では、二つのテーパ押圧ばね腕(端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346)と一つの押さえばね板60を用いているが、検査用保持治具に備えるテーパ押圧ばね腕と押さえばね板の組合せは任意に変更可能である。
上記各実施形態では、各保持溝44に対応させて端部押圧ばねと中間部押圧ばね腕46(端部テーパ押圧ばね腕345と中間部テーパ押圧ばね腕346)を設けているが、いずれか一方のみを設ける態様も可能である。また、複数の中間部押圧ばね腕46(中間部テーパ押圧ばね腕346)は結合腕46Bにより互いに結合されており、全ての中間部押圧ばね腕46(中間部テーパ押圧ばね腕346)を同時に弾性変形させることができるという利点があるが、端部押圧ばね腕45(端部テーパ押圧ばね腕345)と同様に独立させてもよい。或いは逆に、複数の端部押圧ばね腕45(端部テーパ押圧ばね腕345)を中間部押圧ばね腕46(中間部テーパ押圧ばね腕346)と同様に結合してもよい。
ばね板43及び押さえばね板60は非磁性で高いばね性が得られるチタン製または黄銅製としたが、他の非磁性金属材料から構成してもよい。また、ブラインド板41は平面性が高い材料であれば、チタン製とする必要はなく、他の非磁性金属材料から構成してもよい。例えばアルミニウム合金、銅合金から構成することができる。
なお、以上の実施形態では、薄膜磁気ヘッド素子の記録トラック幅Wを測定するとしたが、再生用素子の幅や垂直用磁気記録のメインポール幅を測定してもよい。本発明方法は、スライダバーの状態で複数の薄膜磁気ヘッド素子を検査(測定)するものであり、その検査カ所は問わない。
(A)、(B)、(C)、(D)は、本発明による検査方法を適用するスライダバーの段階的拡大図であり、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は(B)のC部拡大図、(D)は(C)のD部拡大図である。 本発明による検査方法に用いる走査型電子顕微鏡の概念図である。 本発明検査方法に用いる検査用保持治具の第1実施形態を示す斜視図である。 同平面図である。 同検査用保持治具にスライダバーを保持した状態を示す平面図である。 図5の正面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 検査対象であるスライダバーを示す断面図であり、(A)正常な場合、(B)凸反りが生じている場合、(C)凹反りが生じている場合である。 第2実施形態の検査用保持治具にスライダバーを保持した状態を、その一部を抜き出して示す平面図である。 図9の一部を拡大して示す斜視図である。 図9のXI−XI線に沿う断面図である。 第3実施形態の検査用保持治具にスライダバーを保持した状態を、その一部を抜き出して示す平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。 第4実施形態の検査用保持治具にスライダバーを保持した状態を、その一部を抜き出して示す平面図である。
符号の説明
10 ウエハー
11 薄膜層
12 薄膜磁気ヘッド素子
12A 再生素子
12B 記録素子
W 記録トラック幅
15 スライダバー
20 走査型電子顕微鏡(SEM)
40 検査用保持治具
41 ブラインド板
42、64 固定ねじ
43 ばね板
44 保持溝
44a 一端部
44b 一側面
44c 底面
45 端部押圧ばね腕
45T テーパ面
46 中間部押圧ばね腕
46A 押圧爪
46B 結合腕
46C ばね性腕
47 貫通溝
50 真空吸着腕
60 押さえばね板
60A 下方押圧ばね片
60B 解放着力部
60C 固定部
345 端部テーパ押圧ばね腕
345T テーパ面
346 中間部テーパ押圧ばね腕
346T テーパ面
α 交線

Claims (29)

  1. 複数の薄膜磁気ヘッド素子を列状に有するスライダバーを非磁性材料からなる検査用保持治具に保持するステップ;
    該検査用保持治具に保持したスライダバーを走査型電子顕微鏡の試料載置部に入れるステップ;及び
    上記走査型電子顕微鏡によりスライダバー上の複数の薄膜磁気ヘッド素子の形状検査を順次実行するステップ;
    を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
  2. 請求項1記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法において、上記検査用保持治具は、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持する単一部材からなるばね板とからなり、上記ブラインド板が搬送ロボットの真空吸着腕に吸着されて検査用保持具が走査型電子顕微鏡の内外に搬送される薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
  3. 請求項1記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法に用いる上記検査用保持治具であって、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板とを備え、このばね板に、スライダバーを挿入する保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを保持する、上記ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とが形成されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  4. 請求項3記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね腕は、スライダバーの長手方向の端部エッジ部に接触するテーパ面を有する端部押圧ばね腕であり、この端部押圧ばね腕のテーパ面が上記保持溝に挿入されたスライダバーを該保持溝の長手方向の一端部に押し付ける作用をする薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  5. 請求項3記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね腕は、スライダバーの長手方向の中間部分に接触する押圧爪を有する中間部押圧ばね腕であり、この中間部押圧ばね腕の押圧爪が上記保持溝に挿入されたスライダバーを、該保持溝の長手方向の一側面に押し付ける作用をする薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  6. 請求項3ないし5のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、上記ばね腕は、複数の保持溝毎に備えられていて個別に弾性変形可能である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  7. 請求項3ないし5のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、上記ばね腕は、上記複数の保持溝毎に備えられかつ互いに接続されていて一緒に弾性変形可能である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  8. 請求項3ないし7のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板とばね板は固定ねじで結合されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  9. 請求項3ないし8のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板とばね板は、少なくともばね板がチタン製である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  10. 複数の薄膜磁気ヘッド素子を列状に有するスライダバーを非磁性材料からなる検査用保持治具に挿入し、スライダバーを該検査用保持治具に押し付けた状態で保持するステップ;
    該検査用保持治具に保持したスライダバーを走査型電子顕微鏡の試料載置部に入れるステップ;及び
    上記走査型電子顕微鏡によりスライダバー上の複数の薄膜磁気ヘッド素子の形状検査を順次実行するステップ;
    を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
  11. 請求項10記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法において、上記検査用保持治具は、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持する単一部材からなるばね板と、このばね板とは別部材からなり上記ブラインド板に重ねて固定した、該ばね板にスライダバーを押し付ける押さえばね板とからなり、上記ブラインド板が搬送ロボットの真空吸着腕に吸着されて検査用保持具が走査型電子顕微鏡の内外に搬送される薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
  12. 請求項10記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法において、上記検査用保持治具は、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した、スライダバーを保持して該検査用保持治具に押し付ける単一部材からなるばね板とからなり、上記ブラインド板が搬送ロボットの真空吸着腕に吸着されて検査用保持具が走査型電子顕微鏡の内外に搬送される薄膜磁気ヘッド素子の検査方法。
  13. 請求項10記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法に用いる上記検査用保持治具であって、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板と、このばね板とは別部材からなりブラインド板に重ねて固定した押さえばね板とを備え、上記ばね板には、スライダバーを挿入する有底の保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを保持する、上記ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とが形成されていて、上記押さえばね板には、上記保持溝上に延出し、該保持溝に挿入されたスライダバーを保持溝底面に押し付ける下方押圧ばね片が形成されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  14. 請求項13記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記押さえばね板には、上記下方押圧ばね片のばね力を解放する方向に弾性変形し、スライダバーを上記保持溝に対して着脱自在にする解放着力部が形成されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  15. 請求項13または14記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、上記押さえばね板は、複数の保持溝毎に、該保持溝の長手方向の両端部と中間部の少なくとも3箇所に位置させて備えられている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  16. 請求項13ないし15のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板と押さえばね板は、固定ねじで結合されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  17. 請求項13ないし16のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記押さえばね板は黄銅製である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  18. 請求項10記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査方法に用いる上記検査用保持治具であって、穴のないブラインド板と、このブラインド板に重ねて固定した単一部材からなるばね板とを備え、このばね板には、スライダバーを挿入する有底の保持溝と、この保持溝に挿入されたスライダバーを保持する、上記ばね板を貫通する貫通溝によって画成されたばね腕とが形成されていて、このばね腕は、スライダバーの上面と側面の交線にスライダバー上から当接するテーパ面を有するテーパ押圧ばね腕であり、このテーパ押圧ばね腕のテーパ面が上記保持溝に挿入されたスライダバーを該保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける作用をする薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  19. 請求項18記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記テーパ押圧ばね腕は、スライダバーを長手方向の端部位置で上記保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける端部テーパ押圧ばね腕である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  20. 請求項19記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記テーパ押圧ばね腕は、スライダバーを長手方向の中間部で上記保持溝の長手方向の一側面と底面に押し付ける中間部テーパ押圧ばね腕である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  21. 請求項18ないし20のいずれか1項に記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、上記テーパ押圧ばね腕は、複数の保持溝毎に備えられていて個別に弾性変形可能である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  22. 請求項18ないし20のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、上記テーパ押圧ばね腕は、上記複数の保持溝毎に備えられかつ互いに接続されていて一緒に弾性変形可能である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  23. 請求項18ないし22のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板とは別部材でブラインド板に重ねて固定した押さえばね板を備え、この押さえばね板には、上記テーパ押圧ばね腕とは異なる位置で上記保持溝上に延出し、該保持溝に挿入されたスライダバーを保持溝底面に押し付ける下方押圧ばね片が形成されている磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  24. 請求項23記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記押さえばね板には、上記下方押圧ばね片のばね力を解放する方向に弾性変形し、スライダバーを上記保持溝に着脱自在にする解放着力部が形成されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  25. 請求項23または24記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ばね板には、複数の上記保持溝が互いに平行に形成されており、この複数の保持溝毎に、上記テーパ押圧ばね腕と上記押さえばね板が合わせて3以上備えられ、少なくとも該保持溝の長手方向の両端部と中間部に位置している薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  26. 請求項23ないし25のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板と押さえばね板は、固定ねじで結合されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  27. 請求項23ないし26のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子において、上記押さえばね板は黄銅製である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  28. 請求項18ないし27のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板とばね板は、固定ねじで結合されている薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
  29. 請求項18ないし28のいずれか1項記載の薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具において、上記ブラインド板とばね板は、少なくともばね板がチタン製である薄膜磁気ヘッド素子の検査用保持治具。
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