JP2007147393A - 基板検査装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各共通欠陥にそれぞれ識別番号を付与しておき、各基板毎に識別番号に対応する共通欠陥の有無を判定する。その結果、当該共通欠陥が存在すると判定された基板のみに、当該共通欠陥に対応する識別番号が付与された状態となる。そして、識別番号に対応する共通欠陥分布から、当該共通欠陥の発生原因を特定する。
【選択図】図3
Description
ここでは、6枚の半導体ウェーハ(WF1〜WF6)から1ロットが構成され、半導体ウェーハWF1〜WF6の中央部分(図中、円内に示す)に、例えば枚葉式の成膜装置のチャンバー内における構成部材の欠陥に起因した欠陥(黒点で示す)が発生した場合を例示している。図示の例では、半導体ウェーハWF4〜WF6については、各円内の一定領域(ここでは、半導体ウェーハWF4〜WF6の中央部分)に欠陥が集中して発生していることが認知される。これに対して、半導体ウェーハWF1〜WF3については、各円内に欠陥は認められるものの、ランダムに発生していると判断され、一定領域における欠陥の集中を認知することは困難である。図5では、チャンバー内における構成部材に何等かの瑕疵が存し、これに起因して当該チャンバーで同様に成膜処理が施された全ての半導体ウェーハに同様の欠陥が発生する場合を示している。しかしながら、半導体ウェーハWF1〜WF6の欠陥データから、チャンバー内における構成部材の欠陥を特定することはできない。
本発明では、製造工程に使用される処理装置に固有の欠陥等に起因して、ロット等を構成する少なくとも一部の基板に共通して発生する欠陥(以下、共通欠陥と称する)を容易且つ確実に認識すべく、各基板における欠陥の位置データを重ね合わせる。共通欠陥が存在する場合には、この位置データの重畳により当該共通欠陥が顕在化されて共通欠陥分布を示すため、これを認知することができる。重畳された位置データから共通欠陥の有無を判定する具体的手法としては、各種の共通欠陥分布を示す複数のテンプレートを用意しておき、重畳された位置データと各テンプレートとを照合させて、両者が一致するか否かを判断することにより、当該テンプレートに対応した共通欠陥分布の有無を判定すれば良い。
以下、本発明を半導体ウェーハの検査装置に適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態による基板検査装置の概略構成を示す模式図である。
本実施形態の基板検査装置は、各種の薄膜形成工程やパターニング工程(主にリソグラフィー及びエッチング工程)等の複数の製造工程を経て、複数の半導体ウェーハの基板面上にそれぞれ半導体チップを形成する際に、所期の製造工程後において各半導体ウェーハに発生した欠陥を特定して評価するものである。
異物検査部21は、例えば半導体ウェーハの基板面の上側左端から検査を開始し、基板面の全面を螺旋状に走査(レーザ光照射)してゆく。
欠陥データ取得部2は、当該走査による信号強度を取得し、予め設定されている閾値と比較して、当該信号強度が当該閾値を超過しているか否かを判定する。閾値を超過した場合、欠陥(ここでは異物等)が存在すると判断し、当該欠陥の基板面内における位置座標及びサイズを計算し、当該欠陥の付随情報として取得して記録する。
異物検査部21は、レーザ光による半導体ウェーハの基板面全体の走査を完了した段階、例えばレーザ光が下側右端に達した段階で当該検査を終了する。
以下、上記のように構成された基板検査装置を用いた基板検査方法について説明する。ここでは、例えば半導体ウェーハにいわゆるダマシン法により配線を形成する製造プロセスにおいて、層間絶縁膜に配線溝及びビア孔を形成したときの半導体ウェーハの基板面を検査する場合について例示する。
図2は、本実施形態による基板検査方法をステップ順に示すフローチャートであり、図3は本実施形態の基板検査方法による半導体ウェーハの処理状態等を示す模式図である。
先ず、検査機構11、ここでは例えば異物検査部21は、1ロットを構成する各半導体ウェーハ(図示の例ではWF1〜WF4の4枚)について異物検査を実行する(ステップS11)。
当該基板検査工程に代わって、或いは当該基板検査工程に加えて、他の製造工程、例えば図3(e)の状態で各半導体ウェーハの基板面を検査するようにしても良い。
上述した本実施形態による基板検査装置を構成する各構成要素(データベース13,14を除く)等の機能は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。同様に、基板検査方法の各ステップ(図2のステップS11〜S17等)は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
前記各基板面上の前記欠陥を検査する検査手段と、
前記各基板毎に、前記検査手段により特定された前記欠陥の当該基板面における位置データを取得する欠陥データ取得手段と、
複数の前記基板のうち所期枚数の前記基板について、当該各基板の前記位置データを重畳する欠陥データ重畳手段と、
重畳された前記位置データにおける所期の欠陥分布の有無を判定する欠陥分布判定手段と、
前記欠陥分布判定手段により認められた前記欠陥分布に識別番号を付与する欠陥分布判定手段と、
前記所期枚数の前記各基板毎に、前記識別番号に対応する前記欠陥の有無を判定する欠陥判定手段と
を含むことを特徴とする基板検査装置。
前記各基板面上の前記欠陥を検査するステップと、
前記各基板毎に、特定された前記欠陥の当該基板面における位置データを取得するステップと、
複数の前記基板のうち所期枚数の前記基板について、当該各基板の前記位置データを重畳するステップと、
重畳された前記位置データにおける所期の欠陥分布の有無を判定するステップと、
認められた前記欠陥分布に識別番号を付与するステップと、
前記所期枚数の前記各基板毎に、前記識別番号に対応する前記欠陥の有無を判定するステップと
を含むことを特徴とする基板検査方法。
2 欠陥データ取得部
3 欠陥データ重畳部
4 欠陥分布判定部
5 識別番号付与部
6 欠陥判定部
7 欠陥原因特定部
8 装置稼動判定部
11 検査機構
12 外観検査機構
13,14 データベース
13a,13b,13c テンプレート
21 異物検査部
22 電気的検査部
23 合せ検査部
24 膜厚検査部
Claims (5)
- 複数の製造工程を経て、複数の基板の基板面上にそれぞれ素子構造を形成する際に、所期の製造工程後において前記各基板面上に発生した欠陥を特定する基板検査装置であって、
前記各基板面上の前記欠陥を検査する検査手段と、
前記各基板毎に、前記検査手段により特定された前記欠陥の当該基板面における位置データを取得する欠陥データ取得手段と、
複数の前記基板のうち所期枚数の前記基板について、当該各基板の前記位置データを重畳する欠陥データ重畳手段と、
重畳された前記位置データにおける所期の欠陥分布の有無を判定する欠陥分布判定手段と、
前記欠陥分布判定手段により認められた前記欠陥分布に識別番号を付与する欠陥分布判定手段と、
前記所期枚数の前記各基板毎に、前記識別番号に対応する前記欠陥の有無を判定する欠陥判定手段と
を含むことを特徴とする基板検査装置。 - 前記識別番号に対応する前記欠陥分布から、前記欠陥の発生原因を特定する欠陥原因特定手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の基板検査装置。
- 前記欠陥原因特定手段により特定された前記発生原因に基づいて、当該製造工程の稼動を停止させるか否かを判定する装置稼動判定手段を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板検査装置。
- 複数の製造工程を経て、複数の基板の基板面上にそれぞれ素子構造を形成する際に、所期の製造工程後において前記各基板面上に発生した欠陥を特定する基板検査方法であって、
前記各基板面上の前記欠陥を検査するステップと、
前記各基板毎に、特定された前記欠陥の当該基板面における位置データを取得するステップと、
複数の前記基板のうち所期枚数の前記基板について、当該各基板の前記位置データを重畳するステップと、
重畳された前記位置データにおける所期の欠陥分布の有無を判定するステップと、
認められた前記欠陥分布に識別番号を付与するステップと、
前記所期枚数の前記各基板毎に、前記識別番号に対応する前記欠陥の有無を判定するステップと
を含むことを特徴とする基板検査方法。 - 前記識別番号に対応する前記欠陥分布から、前記欠陥の発生原因を特定するステップを更に含むことを特徴とする請求項4に記載の基板検査方法。
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