JP2007147168A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクト型の空気調和装置において、吸入口に設けられたフィルタの掃除に要する労力を減らす。
【解決手段】空気調和装置1は、天井裏空間Sに設置可能なダクト型の空気調和装置であって、ダクト接続される吹出口22aとダクト接続される吸入口21aとが形成されたケーシング2と、吸入口21aに設けられるフィルタ4と、フィルタ4が捕集した塵埃をフィルタ4から除去する清掃機構9と、清掃機構9によって除去される塵埃を溜めるダストボックス11とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、空気調和装置、特に、空調室の天井裏空間に設置可能なダクト型の空気調和装置に関する。
従来のダクト型の空気調和装置として、例えば、背面にダクト接続される吸入口と、前面にダクト接続される吹出口とが形成されたケーシングと、ケーシング内に配置される送風ファン及び熱交換器とを備えたものがある。このようなダクト型の空気調和装置においては、吸入口にフィルタが設けられている。このフィルタは、空気中に含まれる塵埃がケーシング内に流入しないように捕集するものである。
しかし、空気調和装置の運転を長時間行うと、上述のフィルタに塵埃が堆積して吸入口における圧力損失が大きくなり、性能低下等の原因となるため、フィルタに捕集された塵埃を取り除く必要がある。そして、このフィルタの掃除は、天井の点検口を開け、ダクト接続されたケーシングの吸入口からフィルタを取り外して行う必要があるため、非常に労力を必要とする作業となっている。
本発明の課題は、ダクト型の空気調和装置において、吸入口に設けられたフィルタの掃除に要する労力を減らすことにある。
第1の発明にかかる空気調和装置は、天井裏空間に設置可能なダクト型の空気調和装置であって、前面にダクト接続される吹出口と背面にダクト接続される吸入口とが形成されるとともに、内部に吸入口から吹出口に至る空気通路が形成されたケーシングと、吸入口に設けられるフィルタと、フィルタが捕集した塵埃をフィルタから除去する清掃機構と、ケーシングの側面に設けられており清掃機構によって除去される塵埃を溜めるダストボックスとを備えている。
この空気調和装置では、清掃機構が設けられているため、フィルタを取り外すことなく、ケーシングの吸入口に設けられたフィルタから塵埃を除去し、除去された塵埃をダストボックスに溜めることができる。これにより、このダクト型の空気調和装置では、吸入口に設けられたフィルタの掃除に要する労力を減らすことができる。しかも、この空気調和装置では、ダストボックスがケーシングの側面に設けられているため、吸入口から吹出口に向かう空気の流れを妨げにくくなっている。
の発明にかかる空気調和装置は、第の発明にかかる空気調和装置において、ケーシングの側面には、ケーシング内に収容された機器を点検する際に開けられるケーシング蓋が設けられている。ダストボックスは、ケーシング蓋が設けられたケーシングの側面に設けられている。
この空気調和装置では、ダストボックスが、ケーシング蓋が設けられたケーシングの側面に設けられているため、天井の点検口を開けることによって、ダストボックスに容易にアクセスすることができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第の発明にかかる空気調和装置において、ダストボックスは、ケーシング蓋と一体に設けられている。
この空気調和装置では、ダストボックスがケーシング蓋と一体に設けられているため、ケーシング内に収容された機器を点検する際に、ケーシング蓋とともにダストボックスを取り外すことができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第1〜第3の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスには、掃除機のノズルを差し込むことが可能なノズル差込口が下向き又は水平向きに形成されている。
この空気調和装置では、ノズル差込口が下向き又は水平向きに形成されているため、天井に設けられた点検口を開けて掃除機のノズルをノズル差込口に差し込むという簡単な作業により、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出することができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第の発明にかかる空気調和装置において、ノズル差込口には、掃除機のノズルを差し込むことによって開く開閉蓋が設けられている。
この空気調和装置では、ノズル差込口に掃除機のノズルを差し込むことによって開く開閉蓋が設けられているため、掃除機によってダストボックスに溜められた塵埃を吸引する作業を行うまで、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃がノズル差込口から飛散するのを防ぐことができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第の発明にかかる空気調和装置において、開閉蓋は、掃除機のノズルをノズル差込口から抜き出すことによって閉じる。
この空気調和装置では、開閉蓋が、掃除機のノズルをノズル差込口から抜き出すことによって閉じるようになっているため、開閉蓋の閉め忘れを防ぐことができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第5又は第6の発明にかかる空気調和装置において、開閉蓋は、上向きに開く。
この空気調和装置では、開閉蓋が上向きに開くため、開閉蓋が開く際にダストボックスに溜められた塵埃がこぼれ落ちるのを防ぐことができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第7の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、開閉蓋は、自重によって閉じる。
この空気調和装置では、開閉蓋が自重によって閉じるため、掃除機のノズルをノズル差込口から抜き出すことによって開閉蓋を閉じることができる。
の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第8の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、開閉蓋は、掃除機のノズルの差し込み方向に並んで2つ設けられている。
この空気調和装置では、開閉蓋が掃除機のノズルの差し込み方向に並んで2つ設けられているため、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃がノズル差込口から飛散するのを防ぐ効果をさらに向上させることができる。
10の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第9の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスには、掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材からなる弁が設けられている。
この空気調和装置では、ダストボックスには掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材からなる弁が設けられているため、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃が差込口から飛散するのを防ぐことができるとともに、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出する作業を容易に行うことができる。
11の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第10の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスは、ノズル差込口に面する第1壁部と、第1壁部に対向する第2壁部と、第1壁部に接する第3壁部とを有している。第2壁部には、複数の空気孔が形成されている。
この空気調和装置では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔を通じてダストボックスの外部から空気を取り入れることができるようになるため、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
12の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第11の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスは、ノズル差込口に面する第1壁部と、第1壁部に対向する第2壁部と、第1壁部に接する第3壁部とを有している。第3壁部には、複数の空気孔が形成されている。
この空気調和装置では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔を通じてダストボックスの外部から空気を取り入れることができるようになるため、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
13の発明にかかる空気調和装置は、第12の発明にかかる空気調和装置において、空気孔は、第1壁部と第2壁部との中間位置から第2壁部側の位置に形成されている。
この空気調和装置では、空気孔が第1壁部と第2壁部との中間位置から第2壁部側の位置に形成されているため、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内に溜められた塵埃によってダストボックスの外部から空気を取り入れる動作が阻害されにくくなる。
14の発明にかかる空気調和装置は、第1〜第10の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ケーシングには、吸入口から吹出口に向かって流れる空気流路が形成されている。ダストボックスは、ケーシング内に配置されており、吸入口から吹出口に至る空気流路に連通する空気孔が形成されており、空気孔が形成された部分が、塵埃が溜められる部分よりも上流側に配置されている。
この空気調和装置では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔を通じてダストボックスの外部から空気を取り入れることができるようになるため、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
しかも、この空気調和装置では、ダストボックスがケーシング内に配置されており、しかも、ダストボックスの空気孔が形成された部分が、塵埃が溜められる部分よりも空気流路の上流側に配置されているため、送風ファンの運転によって、ダストボックス内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス内に溜めることができる。
15の発明にかかる空気調和装置は、第1〜第10の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ケーシングには、吸入口を通じてケーシング内に空気を吸入するための送風ファンが収容されるとともに、吸入口から送風ファンに至る空気の吸入流路が形成されている。ダストボックスは、ケーシング外に配置されており、吸入流路に連通する空気孔が形成されている。
この空気調和装置では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔を通じてダストボックスの外部から空気を取り入れることができるようになるため、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
しかも、この空気調和装置では、ダストボックスがケーシング外に配置されており、しかも、空気孔が吸入流路に連通しているため、送風ファンの運転によって、ダストボックス内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス内に溜めることができる。
16の発明にかかる空気調和装置は、第4〜第13の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスは、ケーシングから取り外し可能であり、清掃機構によってフィルタから除去される塵埃が、塵埃導入ホースを介して導入されるように設けられている。
この空気調和装置では、ダストボックスと清掃機構とが塵埃導入ホースを介して接続されており、ダストボックスを天井の点検口又はその近傍に配置することができるため、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込む作業を容易に行うことができる。
17の発明にかかる空気調和装置は、第1〜第3の発明のいずれかにかかる空気調和装置において、ダストボックスには、内部に溜められる塵埃を天井に設けられた点検口まで導出するための塵埃導出ホースが接続されている。塵埃導出ホースの点検口側の先端には、掃除機のノズルを差し込むことが可能なノズル差込口が形成されている。
この空気調和装置では、ダストボックスには内部に溜められる塵埃を天井に設けられた点検口まで導出するための塵埃導出ホースが接続されており、しかも、塵埃導出ホースの点検口側の先端に掃除機のノズルを差し込むことが可能なノズル差込口が形成されているため、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込むという簡単な作業により、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出することができる。しかも、ダストボックスに溜められる塵埃を掃除機によって吸引し排出するために必要なノズル差込口を、天井の点検口又はその近傍に配置することができるため、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込む作業を容易に行うことができる。
18の発明にかかる空気調和装置は、第1又は第2の発明かかる空気調和装置において、ダストボックスは、着脱自在にケーシングに設けられている。
この空気調和装置では、ダストボックスが着脱自在にケーシングに設けられているため、塵埃が溜まったダストボックスをケーシングから取り外して、ダストボックス内の塵埃を排出することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、フィルタを取り外すことなく、ケーシングの吸入口に設けられたフィルタから塵埃を除去し、除去された塵埃をダストボックスに溜めることができるため、吸入口に設けられたフィルタの掃除に要する労力を減らすことができる。しかも、ダストボックスが、吸入口から吹出口に向かう空気の流れを妨げにくくなっている。
の発明では、天井の点検口を開けることによって、ダストボックスに容易にアクセスすることができる。
の発明では、ケーシング内に収容された機器を点検する際に、ケーシング蓋とともにダストボックスを取り外すことができる。
の発明では、天井に設けられた点検口を開けて掃除機のノズルをノズル差込口に差し込む作業を容易に行うことができる。
この空気調和装置では、天井に設けられた点検口を開けて掃除機のノズルをノズル差込口に差し込むという簡単な作業により、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出することができる。
の発明では、掃除機によってダストボックスに溜められた塵埃を吸引する作業を行うまで、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃がノズル差込口から飛散するのを防ぐことができる。
の発明では、開閉蓋の閉め忘れを防ぐことができる。
の発明では、開閉蓋が開く際にダストボックスに溜められた塵埃がこぼれ落ちるのを防ぐことができる。
の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口から抜き出すことによって開閉蓋を閉じることができる。
の発明では、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃がノズル差込口から飛散するのを防ぐ効果をさらに向上させることができる。
10の発明では、清掃機構によってダストボックスに溜められた塵埃が差込口から飛散するのを防ぐことができるとともに、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出する作業を容易に行うことができる。
11の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
12の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
13の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内に溜められた塵埃によってダストボックスの外部から空気を取り入れる動作が阻害されにくくなる。
14の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができるとともに、送風ファンの運転によって、ダストボックス内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス内に溜めることができる。
15の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込んでダストボックス内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができるとともに、送風ファンの運転によって、ダストボックス内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス内に溜めることができる。
16の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込む作業を容易に行うことができる。
17の発明では、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込むという簡単な作業により、ダストボックスに溜められた塵埃をダストボックス内から掃除機に吸引して排出することができ、また、掃除機のノズルをノズル差込口に差し込む作業も容易である。
18の発明では、塵埃が溜まったダストボックスをケーシングから取り外して、ダストボックス内の塵埃を排出することができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかるダクト型の空気調和装置の実施形態について説明する。
(1)ダクト型の空気調和装置の基本構成
図1に本発明の一実施形態にかかるダクト型の空気調和装置1の概略側面断面図を示す。この空気調和装置1は、空調室の天井面Uの上側に形成された天井裏空間Sに配置することが可能な、いわゆる、ダクト構造のものであり、主として、ケーシング2と、熱交換器3と、送風ファン4とを備えている。尚、図中のOは、送風ファン4の回転中心を示している。
ケーシング2は、内部に熱交換器3及び送風ファン4を収容する略矩形箱状の部材であり、背面21(図1の紙面右側の面)に吸入口21aと、前面22(図1の紙面左側の面)に吹出口22aが形成されている。吸入口21a及び吹出口22aは、本実施形態において、略矩形状の開口である。吸入口21aには、吸入口21aから吸入される空気中の塵埃を捕集するフィルタ5が設けられている。そして、フィルタ5が設けられた吸入口21aには吸入ダクト6が接続され、吹出口22aには吹出ダクト7が接続されている。このように、ケーシング2の内部には、吸入口21aから吹出口22aに至る空気通路2aが形成されている。
熱交換器3は、空気流路2a内の吸入口21a寄りに配置されており、吸入口21aから吸入された空気を加熱又は冷却するための機器である。熱交換器3は、本実施形態において、クロスフィンチューブ式の熱交換器であり、その上部が吹出口22a側に斜めに傾斜するように配置されている。そして、熱交換器3の下側には、ドレンパン8が配置されており、熱交換器3で発生した結露水を受けることができるようになっている。
送風ファン4は、空気流路2a内の吹出口22a寄りに配置されており、熱交換器3を通過した空気を吸入して昇圧し、吹出口22aから吹き出すための機器である。送風ファン4は、本実施形態において、シロッコファンであり、渦巻形状の断面を有するスクロールケーシング41と、スクロールケーシング41内に配置される羽根車42と、羽根車42を回転駆動するファンモータ43とを有している。スクロールケーシング41は、熱交換器3を通過した空気が流入するスクロール吸入口41aと、吹出口22aに向かって空気を吹き出すように形成されたスクロール吹出口41bとを有している。このように、スクロールケーシング41は、空気流路2aの一部を構成している。ここで、空気流路2aのうち吸入口21aから送風ファン4のスクロールケーシング41の吸入口41aに至るまでの流路を吸入流路2bとし、空気流路2aのうちスクロールケーシング41の吸入口41aから吹出口22aに至るまでの流路を吹出流路2cとする。羽根車42は、本実施形態において、ファンモータ43によって回転駆動される円板42aと、円板42aの外周部に並んで配置された多数枚の翼42b(図1では、翼42bの数枚のみを図示)とを有するシロッコファン用の羽根車であり、スクロールケーシング41内に配置されている。
(2)空気調和装置の空調運転動作
次に、空気調和装置1の空調運転動作について、図1を用いて説明する。
運転を開始すると、ファンモータ43が駆動されて、送風ファン4の羽根車42が回転する。また、ファンモータ43の駆動とともに、熱交換器3内には、室外ユニット(図示せず)から冷媒が供給される。ここで、熱交換器3は、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として作用する。そして、羽根車42の回転に伴って、ケーシング2の吸入流路2b内の空気は、スクロール吸入口41aからスクロールケーシング41内に吸入されて羽根車42によって昇圧された後、スクロール吹出口41b及び吹出口22aから吹出ダクト7内に吹き出される。これにより、吸入ダクト6内の空気は、吸入流路2aを通じて吸入口21aからケーシング2内に吸入される。この吸入された空気は、熱交換器3に達し、熱交換器3を通過する際に冷却又は加熱される。
すなわち、この空気調和装置1では、吸入ダクト6内の空気が、吸入口21aからケーシング2内に流入して熱交換器3を通過し、さらに、スクロール吸入口41aからスクロールケーシング41内に吸入されて羽根車42によって昇圧された後、スクロール吹出口41b及び吹出口22aから吹出ダクト7内に吹き出されるという空気の流れが形成される。
そして、このような空調運転を長時間行うと、フィルタ5に塵埃が堆積して吸入口21aにおける圧力損失が大きくなり、性能低下等の原因となる。このため、フィルタ5に捕集された塵埃を除去する必要があるが、本実施形態の空気調和装置1では、フィルタ5をケーシング2から取り外すことなく、フィルタ5から塵埃を除去することができるようになっている。以下、本実施形態の空気調和装置1のフィルタ5が捕集した塵埃を除去するための構造及び清掃動作について説明する。
(3)フィルタ、清掃機構及びダストボックスの構成
上述のような基本構成を有する空気調和装置1では、図2〜図6に示されるように、フィルタ5が枠部材51と枠部材51に蛇行した状態で保持される濾過部材52とを有する構造になっており、そして、フィルタ5(すなわち、濾過部材52)が上述の空調運転中に捕集した塵埃をフィルタ5から除去する清掃機構9と、清掃機構9によって除去される塵埃を溜めるダストボックス11とが設けられている。ここで、図2は、空気調和装置1の概略平面断面図(但し、熱交換器3については天板23を取り除いた状態を図示)である。図3は、空気調和装置1の概略側面図であって、図2をA方向から見た図である。図4は、空気調和装置1の概略背面図であって、図2をB方向から見た図である。図5は、フィルタ5のスプロケット53付近の構造を示す斜視図である。図6は、清掃機構9及びダストボックス11の概略断面図であって、図3のC−C断面図である。
フィルタ5を構成する濾過部材52は、略矩形状の断面を有する帯状の心材52aを有している。心材52aは、柔軟性材料により湾曲自在に形成された部材である。また、心材52aには、濾過部材52を回転支持するスプロケット53の歯部53bを係合させるための係合孔52bが一定間隔で多数形成されている。そして、心材52aの吸入ダクト6側の部分に松葉状の毛状部材52cが植毛されている。
フィルタ5を構成する枠部材51は、その背面視(すなわち、吸入口21a側から見た場合)において、ケーシング2の天板23、下板24及び側板25、26に沿うように、かつ、吸入口21aの周囲を囲むように配置された略矩形状の部材であり、ケーシング2に固定されて、ケーシング2の天面、下面及び側面を構成している。そして、このような枠部材51には、濾過部材52を蛇行した状態で配置しかつ濾過部材52を循環移動させるために、スプロケット53が配置されており、他の濾過部材52の曲がり部には心材52aの表面に接触して心材52aを支持するローラ状の支持部材54が設けられている。
スプロケット53は、円柱状の本体部53aの周囲に係合孔52bに係合するために歯部53bが形成されている。また、本体部53aの中心には、回転軸53cが設けられている。また、回転軸53cがモータ(図示せず)により、矢印方向に回転駆動されることにより、スプロケット53の歯部53bが係合孔52bに係合して、濾過部材52を、蛇行した状態を保持しながら矢印方向に循環移動させることができるようになっている。
清掃機構9は、ケーシング2の側面(具体的には、側板26)の上下方向略中央に配置されており、主として、濾過部材52の毛状部材52cに捕集された塵埃を払い落とす本体部91からなる。本体部91には、濾過部材52が通過する通路92が設けられており、この通路92の途中複数個所に接触部93が配置されている。この接触部93は、濾過部材52を通過させる狭い通路を形成しており、この通路を形成する壁部の角部に毛状部材52cを押し当てながら移動させることにより、毛状部材52cに捕集された塵埃を払い落とすことができるようになっている。尚、本実施形態において、清掃機構9は濾過部材52の曲がり部に配置されているため、清掃機構9が配置された濾過部材52の曲がり部に設けられた支持部材54は、清掃機構9の通路92内に配置されている。
ダストボックス11は、清掃機構9の本体部91に接続されており、接触部93によって払い落とされた塵埃を溜める容器である。本実施形態において、ダストボックス11は、ケーシング2の側面(具体的には、側板26)に設けられている。より具体的には、ダストボックス11は、清掃機構9の外側であって、背面視においてケーシング2の側板26の外面に沿うように配置されている。また、ダストボックス11は、清掃機構9の本体部91に着脱自在に接続されている。
ここで、本実施形態の空気調和装置1においては、制御P板等を含む各種電気部品が収納された電装品箱10が側板26の吹出口22a寄りに設けられている。また、側板26には、ケーシング2内に収容された熱交換器3や送風ファン4等の機器を点検する際に開けることが可能なケーシング蓋26aが設けられている。ここでは、側板26の周縁部を除くほぼ全部がケーシング蓋26aとなっており、点検時に取り外すことが可能になっている。そして、天井面Uの側板26付近には、点検口U1が配置されており、電装品箱10やケーシング蓋26aへのアクセスが容易になっている。尚、本実施形態では、ダストボックス11は、側板26のケーシング蓋26aではない部分に着脱自在に設けられている。
そして、ダストボックス11は、本実施形態において、略角筒形状の容器であり、その下面を構成する第1壁部12には、掃除機のノズル20を差し込むことが可能なノズル差込口13が下向きに形成されている。このノズル差込口13には、掃除機のノズル20を差し込むことによって開き、かつ、掃除機のノズル20を抜き出すことによって閉じる開閉蓋14が設けられている。この開閉蓋14は、ダストボックス11の第1壁部12に上下方向に開閉可能になるように軸支された一対の板状部材であり、掃除機のノズル20をノズル差込口13に下方から差し込むことによって、開閉蓋14が掃除機のノズル20の先端によって上方に押されて開き、ノズル差込口13の傾斜面13aに掃除機のノズル20をノズル差込口13から下方に抜き出すことによって、掃除機のノズル20の先端によって上方に押される力が解除されて開閉蓋14が自重により閉まり、ノズル差込口13の開閉蓋14の下側に配置されたストッパー部15に当接する。このストッパー部15は、掃除機のノズルの内面に嵌るようにノズル差込口13の最下部に形成されている。また、ダストボックス11には、掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材からなる内弁16が設けられている。内弁16は、開閉蓋14の上側に設けられている。内弁16の素材としては、軟質のゴムやラバーを用いることができる。また、ダストボックス11の上面を構成するとともに第1壁部12に対向するように配置された第2壁部17には、ケーシング2の外側(すなわち、天井裏空間S)に連通する複数の空気孔17aが形成されている。ここで、これらの空気孔17aは、直径5mm以下の略円形である。さらに、ダストボックス11の側面を構成するとともに第1壁部12及び第2壁部17に接する第3壁部18の上部は、清掃機構9の本体部91に連通しており、清掃機構9の接触部93によって払い落とされた塵埃が導入できるようになっている。
(4)フィルタの清掃動作
次に、空気調和装置1のフィルタ5の清掃動作について、図2及び図4〜6を用いて説明する。
空気調和装置1の空調運転を所定時間行った後、自動的に又は手動操作により、フィルタ5のモータ(図示せず)を駆動し、スプロケット53を回転させて濾過部材52を循環移動させる。すると、濾過部材52が清掃機構9の通路92を通過し、この通過の際に、接触部93によってフィルタ5の毛状部材52cに捕集された塵埃が払い落とされて、ダストボックス11内に溜まる。すなわち、清掃機構9によりフィルタ5が捕集した塵埃をフィルタ5から除去し、ダストボックス11に清掃機構9によって除去された塵埃を溜めることができる。
次に、ダストボックス11に塵埃が溜まったら、天井面Uの点検口U1を開けて掃除機のノズル20をノズル差込口13に下方から差し込むことによって、開閉蓋14を掃除機のノズル20の先端によって上方に押して開き、掃除機を運転してダストボックス11内に溜まった塵埃をダストボックス11内から掃除機に吸引する。このとき、内弁16が掃除機の吸引力によって弾性変形するため(図6参照)、ダストボックス11内に溜まった塵埃がダストボックス11内から速やかに排出されて掃除機に吸引される。また、このとき、掃除機の吸引力によってダストボックス11内の空気が排出されてダストボックス11の圧力が低くなる傾向になるが、本実施形態の空気調和装置1では、ダストボックス11の第2壁部17に空気孔17aが設けられているため、掃除機による吸引作業中に、ダストボックス11内にケーシング2の外部から空気が取り込まれることとなり、過度にダストボックス内の圧力が極度に低くなって塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができるようになっている。
そして、ダストボックス11内に溜まった塵埃をダストボックス11内から排出して掃除機に吸引する作業が終了したら、掃除機の運転を停止し、掃除機のノズル20をノズル差込口13から抜き出す。これにより、掃除機の吸引力が内弁16に作用しない状態になるため、内弁16が閉じられる。また、掃除機のノズル20によって開閉蓋14が上方に押し上げる力が作用しない状態になるため、自重により開閉蓋14が閉じられる。
また、本実施形態の空気調和装置1に設けられたダストボックス11は、ケーシング2の側面(ここでは、側板26)に着脱自在に設けられており、また、清掃機構9の本体部91に着脱自在に接続されているため、ダストボックス11をケーシング2の側板26及び清掃機構9の本体部91から取り外して、掃除機を使用することなく、内部に溜まった塵埃を排出することも可能である。
(5)本実施形態の空気調和装置の特徴
本実施形態の空気調和装置1、特に、フィルタ5、清掃機構9及びダストボックス11には、以下のような特徴がある。
(A)
本実施形態の空気調和装置1では、フィルタ5が枠部材51と枠部材51に蛇行した状態で保持されて循環移動可能な濾過部材52とを有する構造になっており、そして、フィルタ5の濾過部材52が空調運転中に捕集した塵埃を濾過部材52から除去する清掃機構9が設けられているため、フィルタ5を取り外すことなく、ケーシング2の吸入口21aに設けられたフィルタ5から塵埃を除去し、除去された塵埃をダストボックス11に溜めることができる。これにより、このダクト型の空気調和装置1では、吸入口21aに設けられたフィルタ5の掃除に要する労力を減らすことができる。
また、ダストボックス11は、ケーシング2の側面(ここでは、側板26)に設けられているため、吸入口21aから吹出口22aに向かう空気の流れ(すなわち、空気流路2a内における空気の流れ)を妨げにくくなっている。しかも、ダストボックス11は、ケーシング2内に収容された熱交換器3や送風ファン4等の機器を点検する際に開けられるケーシング蓋26aが設けられたケーシング2の側面(ここでは、側板26)に設けられているため、天井Uの点検口U1を開けることによって、ダストボックス11に容易にアクセスすることができるようになっている。
(B)
本実施形態の空気調和装置1では、ダストボックス11に、掃除機のノズル20を差し込むことが可能なノズル差込口13が下向きに形成されているため、天井Uに設けられた点検口U1を開けて掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込むという簡単な作業により、ダストボックス11に溜められた塵埃をダストボックス11内から掃除機に吸引して排出することができる。
(C)
本実施形態の空気調和装置1では、ノズル差込口13に掃除機のノズル20を差し込むことによって開く開閉蓋14が設けられているため、掃除機によってダストボックス11に溜められた塵埃を吸引する作業を行うまで、清掃機構9によってダストボックス11に溜められた塵埃がノズル差込口13から飛散するのを防ぐことができる。
しかも、開閉蓋14は、上向きに開くようになっているため、開閉蓋14が開く際にダストボックス11に溜められた塵埃がこぼれ落ちるのを防ぐことができる。
また、開閉蓋14は、掃除機のノズル20をノズル差込口13から抜き出すことによって閉じるようになっている。ここでは、開閉蓋14は自重によって閉じるようになっている。これにより、本実施形態の空気調和装置1では、開閉蓋14の閉め忘れを防ぐことができる。
本実施形態の空気調和装置1では、ダストボックス11に、掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材(例えば、軟質のゴムやラバー等)からなる内弁16が設けられているため、清掃機構9によってダストボックス11に溜められた塵埃がノズル差込口13からこぼれ落ちるのを防ぐことができるとともに、ダストボックス11に溜められた塵埃をダストボックス11内から掃除機に吸引して排出する作業を容易に行うことができる。
本実施形態の空気調和装置1では、ノズル差込口13に面する第1壁部12に対向する第2壁部17に、複数の空気孔17aが形成されており、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔17aを通じてダストボックス11の外部から空気を取り入れることができるようになっているため、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
しかも、これらの空気孔17aは、直径5mm以下の略円形であるため、掃除機のノズルをノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔17aを通じてダストボックス11の外部から空気を十分に取り入れることができるとともに、空気孔17aを通じてダストボックス11内に溜められた塵埃がダストボックス11の外部に飛散するのを極力防ぐことができる。
(D)
本実施形態の空気調和装置1では、ダストボックス11が着脱自在にケーシング2に設けられているため、塵埃が溜まったダストボックス11をケーシング2から取り外して、ダストボックス11内の塵埃を排出することができる。
(6)変形例1
上述の実施形態にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11が、ケーシング2内に収容された機器を点検する際に開けられるケーシング蓋26aが設けられた側面(ここでは、側板26)であって、この側面のケーシング蓋26aではない部分に設けられているが、図7に示されるように、掃除機のノズル20の差し込み方向に並んで2組設けるようにしてもよい。
本変形例にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11がケーシング蓋26aと一体に設けられているため、ケーシング2内に収容された熱交換器3や送風ファン4等の機器を点検する際に、ケーシング蓋26aとともにダストボックス11を取り外すことができる。
(7)変形例2
上述の実施形態及び変形例1にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11のノズル差込口13が下向きに形成されているが、図8及び図9に示されるように、ノズル差込口13が水平向きに形成されていてもよい。
より具体的には、本変形例にかかるダストボックス11は、上述の実施形態及び変形例1と同様に、清掃機構9の本体部91に接続されており、接触部93によって払い落とされた塵埃を溜める容器である。本変形例において、ダストボックス11は、ケーシング2の側面(具体的には、側板26)に設けられている。
そして、ダストボックス11は、本実施形態において、略角筒形状の容器であり、その一側面を構成する第1壁部12には、掃除機のノズル20を差し込むことが可能なノズル差込口13が下向きに形成されている。このノズル差込口13には、掃除機のノズル20を差し込むことによって開き、かつ、掃除機のノズル20を抜き出すことによって閉じる開閉蓋14が設けられている。この開閉蓋14は、第1実施形態及び変形例1の開閉蓋14と異なり、ダストボックス11の第1壁部12に上下方向に開閉可能になるように軸支された板状部材であり、掃除機のノズル20をノズル差込口13に側方から差し込むことによって、開閉蓋14が掃除機のノズル20の先端によって上方に押されて開き、ノズル差込口13の傾斜面13aに掃除機のノズル20をノズル差込口13から差し込み方向と反対に抜き出すことによって、掃除機のノズル20の先端によって上方に押される力が解除されて開閉蓋14が自重により閉まり、ノズル差込口13の開閉蓋14の側方に配置されたストッパー部15に当接する。このストッパー部15は、掃除機のノズルの内面に嵌るようにノズル差込口13の側端部に形成されている。また、ダストボックス11には、掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材からなる内弁16が設けられている。内弁16は、開閉蓋14の内側(すなわち、掃除機のノズル20の差込方向側)に設けられている。内弁16の素材としては、軟質のゴムやラバーを用いることができる。また、ダストボックス11の他側面を構成するとともに第1壁部12に対向するように配置された第2壁部17には、ケーシング2の外側(すなわち、天井裏空間S)に連通する複数の空気孔17aが形成されている。ここで、これらの空気孔17aは、直径5mm以下の略円形である。さらに、ダストボックス11の側面を構成するとともに第1壁部12及び第2壁部17に接する第3壁部18の上部は、清掃機構9の本体部91(本変形例では、第2壁部17寄りの部分)に連通しており、清掃機構9の接触部93(図9には図示せず)によって払い落とされた塵埃が導入できるようになっている。
本変形例にかかる空気調和装置1においても、第1実施形態及び変形例1にかかる空気調和装置1と同様、天井Uに設けられた点検口U1を開けて掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込むという簡単な作業により、ダストボックス11に溜められた塵埃をダストボックス11内から掃除機に吸引して排出することができる。
(8)変形例3
上述の実施形態及び変形例1、2にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11のノズル差込口13に開閉蓋14が1つ設けられているが、掃除機のノズル20の差し込み方向に並んで2つ設けるようにしてもよい。例えば、ノズル差込口13がダストボックス11の下面に形成される場合を例にすると、図10に示されるように、開閉蓋14の下側に開閉蓋114を配置することができる。ここで、開閉蓋14の下側に配置される開閉蓋114には、開閉蓋14の下面に当接する突起114aが形成されており、掃除機のノズル20を下方から差し込んで開閉蓋114を上方に押して開く際に、同時に、突起114aによって開閉蓋14の下面を押して開くことができるようになっている。
本変形例にかかる空気調和装置1では、開閉蓋14、114が掃除機のノズル20の差し込み方向に並んで2つ設けられているため、清掃機構9によってダストボックス11に溜められた塵埃がノズル差込口13からこぼれ落ちるのを防ぐ効果をさらに向上させることができる。
(9)変形例4
上述の実施形態及び変形例1〜3にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11の上面を構成する第2壁部17にケーシング2の外側に連通する複数の空気孔17aが形成されているが、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成することに代えて、又は、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成するとともに、ダストボックス11の側面を構成する第3壁部18にケーシング2の外側に連通する複数の空気孔18aを形成するようにしてもよい。
例えば、ノズル差込口13がダストボックス11の下面に形成され、かつ、開閉蓋14が1つ設けられる場合を例にすると、図11又は図12に示されるように、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成することに代えて、又は、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成するとともに、ダストボックス11の側面を構成する第3壁部18にケーシング2の外側に連通する複数の空気孔18aを形成することができる。ここで、複数の空気孔18aは、第1壁部12と第2壁部17との中間位置から第2壁部17側の位置(すなわち、第2壁部17の内面から下方に第1壁部12の内面と第2壁部17の内面との距離hの半分までの位置)に形成されている。また、これらの空気孔18aは、上述の実施形態及び変形例1と同様、直径5mm以下の略円形である。
本変形例にかかる空気調和装置1では、ノズル差込口13に面する第1壁部12に接する第3壁部18に、複数の空気孔18aが形成されており、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔18aを通じてダストボックス11の外部から空気を取り入れることができるようになっているため、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。しかも、空気孔18aは、第1壁部12と第2壁部17との中間位置から第2壁部17側の位置に形成されているため、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス11内に溜められた塵埃によってダストボックス11の外部から空気を取り入れる動作が阻害されにくくなる。
また、ノズル差込口13がダストボックス11の側面に形成され、かつ、開閉蓋14が1つ設けられる場合を例にすると、図13又は図14に示されるように、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成することに代えて、又は、第2壁部17に複数の空気孔17aを形成するとともに、ダストボックス11の第1及び第2壁部12、17の周囲の面を構成する第3壁部18にケーシング2の外側に連通する複数の空気孔18aを形成することができる。ここで、複数の空気孔18aは、第3壁部18の上面を構成する部分と下面を構成する部分との中間位置から上面側の位置(すなわち、第3壁部18の上面を構成する部分の内面から、第3壁部18の上面を構成する部分の内面と第3壁部18の下面を構成する部分の内面との距離hの半分までの位置)に形成されている。また、これらの空気孔18aは、上述の実施形態及び変形例1と同様、直径5mm以下の略円形である。
本変形例にかかる空気調和装置1では、ノズル差込口13に面する第1壁部12に接する第3壁部18に、複数の空気孔18aが形成されており、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔18aを通じてダストボックス11の外部から空気を取り入れることができるようになっているため、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。しかも、空気孔18aは、第3壁部18の上面を構成する部分と下面を構成する部分との中間位置から上面側の位置に形成されているため、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス11内に溜められた塵埃によってダストボックス11の外部から空気を取り入れる動作が阻害されにくくなる。
(10)変形例5
上述の実施形態及び変形例1〜4にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11に空気孔17a、18aを形成し、ダストボックス11をケーシング2の外側に連通させることによって、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐようにしているが、これらの空気孔17a、18aを吸入流路2bに連通するように形成してもよい。例えば、変形例4にかかるダストボックス11の第3壁部18に空気孔18aを形成する場合(図11参照)を例にすると、図14に示されるように、第3壁部18の吸入流路2bに面する位置に空気孔18aを形成することによって、ダストボックス11と吸入流路2bとを連通させることができる。
本変形例にかかる空気調和装置1では、第3壁部18の吸入流路2bに面する位置に吸入流路2aに連通する空気孔18aが形成されており、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔19aを通じてダストボックス11の外部から空気を取り入れることができるようになるため、上述の実施形態及び変形例1〜4と同様に、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
しかも、これらの空気孔18aは吸入流路2bに連通しているため、送風ファン4の運転によって、ダストボックス11内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス11内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス11内に溜めることができる。
(11)変形例6
上述の実施形態及び変形例1〜5にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11がケーシング2の側面(具体的には、側板26)の外面(すなわち、ケーシング2外)に設けられているが、ケーシング2内に設けられていてもよい。例えば、変形例2にかかる横長のダストボックス11(図9参照)を例にすると、図16及び図17に示されるように、ダストボックス11をケーシング2の側面(具体的には、側板26)の内面(すなわち、ケーシング2内)に設けるとともに、ノズル差込口13を下向きに設けて下板24を貫通させることができる。尚、ここでは図示しないが、ノズル差込口13を下向きではなく、水平向きに設けて側板26を貫通させるようにしてもよい。また、本変形例のダストボックス11の第3壁部18には、複数の空気孔18aが形成されている。
本変形例にかかる空気調和装置1においても、上述の実施形態及び変形例1〜4と同様な効果を得ることができる。
尚、本変形例のダストボックス11では、空気孔18aが、ダストボックス11内の空間のうち清掃機構9寄りの部分に対応する壁部(ここでは、第3壁部18の清掃機構9寄りの部分)に形成されており、そして、この部分が、ダストボックス11内の空間のうちノズル差込口13寄りの部分よりも上流側に配置されている。ダストボックス11のノズル差込口13寄りの部分には、主として、清掃機構9によってフィルタ5から除去された塵埃が溜められることになるが、この部分に対して清掃機構9寄りの部分が空気流路2aの上流側に配置されることによって、送風ファン4の運転によって、ダストボックス11内を負圧にすることができ、これにより、ダストボックス11内の塵埃を圧縮して、コンパクトにダストボックス11内に溜めることができるようになっている。
(12)変形例7
上述の実施形態及び変形例1〜6にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11がケーシング2(具体的には、側板26)に設けられているが、ダストボックス11がケーシング2に設けられていなくてもよい。例えば、上述の変形例2にかかるダストボックス11(図9参照)を例にすると、図18及び図19に示されるように、ダストボックス11をケーシング2(具体的には、側板26)及び清掃機構9から取り外して天井面Uの点検口U1又はその近傍に設けるとともに、清掃機構9とダストボックス11との接続部間を、塵埃導入ホースによって接続することができる。また、ダストボックス11には、空気孔17aが形成されており、空気孔17aを通じてダストボックス11の外部(すなわち、天井裏空間S)から空気を取り入れることができるようになっている。
本変形例にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11がケーシング2から取り外し可能であり、清掃機構9によってフィルタ5から除去される塵埃が、塵埃導入ホース61を介して導入されるように設けられているため、ダストボックス11を天井Uの点検口U1又はその近傍に配置することができるようになり、掃除機のノズル20をノズル差込口に差し込む作業を容易に行うことができる。また、上述の実施形態及び変形例1〜4と同様に、掃除機のノズル20をノズル差込口13に差し込んでダストボックス11内から塵埃を掃除機に吸引して排出する際に、空気孔17aを通じてダストボックス11の外部から空気を取り入れることができるようになっているため、ダストボックス11内の圧力が極度に低くなり、塵埃が掃除機の吸引されにくくなるのを防ぐことができる。
(13)変形例8
上述の実施形態及び変形例1〜5にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11がケーシング2(具体的には、側板26)に設けられており、点検口U1を開けて、ダストボックス11のノズル差込口13に掃除機のノズル20を差し込むようにしているが、ダストボックス11のノズル差込口13を点検口U1又はその近傍まで延長するホースを設けるようにしてもよい。例えば、上述の実施形態にかかるダストボックス11(図6参照)を例にすると、図20及び図21に示されるように、ダストボックス11のノズル差込口13に内部に溜められる塵埃を天井Uに設けられた点検口U1まで導出するための塵埃導出ホース71を接続し、塵埃導出ホース71の点検口側の先端に、掃除機のノズル20を差し込むことが可能なノズル差込口73を形成することができる。ここで、塵埃導出ホース71のダストボックス11側の先端は、掃除機のノズル20と同じ形状になっており、掃除機のノズル20を差し込む場合と同様にして、ノズル差込口13に差し込まれている。また、塵埃導出ホース71の点検口側の先端の構造は、ダストボックス11のノズル差込口13及びその近傍部分の構造と同じである(但し、図21においては、ノズル差込口73及びその近傍部分の符号として、ダストボックス11のノズル差込口13及びその近傍部分を示す符号12〜16の代わりに、符号72〜76を使用している)。
本変形例にかかる空気調和装置1では、ダストボックス11の内部に溜められる塵埃を天井Uに設けられた点検口U1まで導出するための塵埃導出ホース71が、ダストボックス11に接続されており、しかも、塵埃導出ホース71の点検口側の先端に掃除機のノズル20を差し込むことが可能なノズル差込口73が形成されており、このノズル差込口73を、天井Uの点検口U1又はその近傍に配置することができるため、掃除機のノズル20をノズル差込口73に差し込む作業を容易に行うことができる。
(14)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上述の実施形態及び変形例では、フィルタ5を構成する濾過部材52が自走し、ダストボックス11の近傍に設置された清掃機構9を用いて濾過部材52が捕集した塵埃を除去してダストボックス11に溜める構成を採用しているが、清掃機構9が自走してフィルタ5から塵埃を除去し、除去された塵埃をダストボックス11に搬送してダストボックス11に溜める構成を採用してもよい。
本発明を利用すれば、ダクト型の空気調和装置において、吸入口に設けられたフィルタの掃除に要する労力を減らすことができる。
本発明の一実施形態にかかる天井設置型の空気調和装置の概略側面断面図である。 空気調和装置の概略平面断面図(但し、熱交換器については天板を取り除いた状態を図示)である。 空気調和装置の概略側面図であって、図2をA方向から見た図である。 空気調和装置の概略背面図であって、図2をB方向から見た図である。 フィルタのスプロケットの構造を示す斜視図である。 清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図3のC−C断面図である。 変形例1にかかる空気調和装置の概略側面図であって、図3に対応する図である。 変形例2にかかる空気調和装置の概略平面断面図であって、図2に対応する図である。 変形例2にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図8のD−D断面図である。 変形例3にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図6に対応する図である。 変形例4にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図6に対応する図である。 変形例4にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図6に対応する図である。 変形例4にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図9に対応する図である。 変形例4にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図9に対応する図である。 変形例5にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図6に対応する図である。 変形例6にかかる空気調和装置の概略平面断面図(但し、熱交換器については天板を取り除いた状態を図示)である。 変形例6にかかる清掃機構及びダストボックスの概略断面図であって、図16のE−E断面図である。 変形例7にかかる空気調和装置の概略平面断面図(但し、熱交換器については天板を取り除いた状態を図示)である。 変形例7にかかる塵埃導入ホース及びダストボックスの概略断面図である。 変形例8にかかる空気調和装置の概略平面断面図(但し、熱交換器については天板を取り除いた状態を図示)である。 変形例8にかかる塵埃導出ホース及びダストボックスの概略断面図である。
符号の説明
1 空気調和装置
2 ケーシング
2a 空気流路
2b 吸入流路
3 熱交換器
4 送風ファン
5 フィルタ
9 清掃機構
11 ダストボックス
12 第1壁部
13 ノズル差込口
14、114 開閉蓋
16 内弁
17 第2壁部
17a、18a 空気孔
18 第3壁部
21a 吸入口
22a 吹出口
26a ケーシング蓋
61 塵埃導入ホース
71 塵埃導出ホース
73 ノズル差込口

Claims (19)

  1. 天井裏空間に設置可能なダクト型の空気調和装置であって、
    ダクト接続される吹出口(22a)とダクト接続される吸入口(21a)とが形成されたケーシング(2)と、
    前記吸入口に設けられるフィルタ(4)と、
    前記フィルタが捕集した塵埃を前記フィルタから除去する清掃機構(9)と、
    前記清掃機構によって除去される塵埃を溜めるダストボックス(11)と、
    を備えた空気調和装置(1)。
  2. 前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング(2)の側面に設けられている、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 前記ケーシング(2)の側面には、前記ケーシング内に収容された機器を点検する際に開けられるケーシング蓋(26a)が設けられており、
    前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング蓋が設けられた前記ケーシングの側面に設けられている、請求項2に記載の空気調和装置(1)。
  4. 前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング蓋(26a)と一体に設けられている、請求項3に記載の空気調和装置(1)。
  5. 前記ダストボックス(11)には、掃除機のノズルを差し込むことが可能なノズル差込口(13)が下向き又は水平向きに形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  6. 前記ノズル差込口(13)には、掃除機のノズルを差し込むことによって開く開閉蓋(14、114)が設けられている、請求項5に記載の空気調和装置(1)。
  7. 前記開閉蓋(14、114)は、掃除機のノズルを前記ノズル差込口(13)から抜き出すことによって閉じる、請求項6に記載の空気調和装置(1)。
  8. 前記開閉蓋(14、114)は、上向きに開く、請求項6又は7に記載の空気調和装置(1)。
  9. 前記開閉蓋(14、114)は、自重によって閉じる、請求項5〜8のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  10. 前記開閉蓋(14、114)は、掃除機のノズルの差し込み方向に並んで2つ設けられている、請求項5〜9のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  11. 前記ダストボックス(11)には、掃除機の吸引力によって弾性変形可能な素材からなる弁(16)が設けられている、請求項5〜10のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  12. 前記ダストボックス(11)は、前記ノズル差込口(13)に面する第1壁部(12)と、前記第1壁部に対向する第2壁部(17)と、前記第1壁部に接する第3壁部(18)とを有しており、
    前記第2壁部には、複数の空気孔(17a)が形成されている、請求項5〜11のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  13. 前記ダストボックス(11)は、前記ノズル差込口(13)に面する第1壁部(12)と、前記第1壁部に対向する第2壁部(17)と、前記第1壁部に接する第3壁部(18)とを有しており、
    前記第3壁部には、複数の空気孔(18a)が形成されている、請求項5〜12のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  14. 前記空気孔(18a)は、前記第1壁部(12)と前記第2壁部(18)との中間位置から前記第2壁部側の位置に形成されている、請求項13に記載の空気調和装置(1)。
  15. 前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング(2)内に配置されており、前記吸入口(21a)から前記吹出口(22a)に至る空気流路(2a)に連通する空気孔(17a、18a)が形成されており、前記空気孔が形成された部分が、塵埃が溜められる部分よりも上流側に配置されている、請求項1〜11に記載の空気調和装置(1)。
  16. 前記ケーシング(2)には、前記吸入口(21a)を通じて前記ケーシング内に空気を吸入するための送風ファン(4)が収容されるとともに、前記吸入口から前記送風ファンに至る空気の吸入流路(2b)が形成されており、
    前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング外に配置されており、前記吸入流路に連通する空気孔が形成されている、
    請求項1〜11のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  17. 前記ダストボックス(11)は、前記ケーシング(2)から取り外し可能であり、前記清掃機構(9)によって前記フィルタ(4)から除去される塵埃が、塵埃導入ホース(61)を介して導入されるように設けられている、請求項5〜14のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  18. 前記ダストボックス(11)には、内部に溜められる塵埃を天井に設けられた点検口まで導出するための塵埃導出ホース(71)が接続されており、
    前記塵埃導出ホースの点検口側の先端には、掃除機のノズルを差し込むことが可能なノズル差込口(73)が形成されている、
    請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
  19. 前記ダストボックス(11)は、着脱自在に前記ケーシング(2)に設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
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