JP2009156557A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、塵埃をエアフィルタから確実に剥離し除去して回収する風路を作り、比較的簡素な構成でありながら、エアフィルタに対する自動清掃が行えるようにした空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】室内機本体1に、吸込み口5と吹出し口7を備え、熱交換器10と、横流ファン13を備えた送風機12を収容し、熱交換器の吸込み側にエアフィルタ22を介在し、エアフィルタと吸込み口との間にダストボックス25を配置したエアフィルタ上流側通風空間23を形成し、通風空間から本体外部に連通する排出案内口29を設けて案内板30で開閉自在とし、横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aにスタビライザ20を設け、制御部Sは吸込み口と吹出し口と案内排出口を閉塞し、スタビライザを突出し、横流ファンを同一方向に回転制御し、吹出し口−横流ファン−熱交換器−エアフィルタ−エアフィルタ上流側通風空間−ダストボックス−排出案内口に導く逆流案内風路Gを形成する。
【選択図】図2
【解決手段】室内機本体1に、吸込み口5と吹出し口7を備え、熱交換器10と、横流ファン13を備えた送風機12を収容し、熱交換器の吸込み側にエアフィルタ22を介在し、エアフィルタと吸込み口との間にダストボックス25を配置したエアフィルタ上流側通風空間23を形成し、通風空間から本体外部に連通する排出案内口29を設けて案内板30で開閉自在とし、横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aにスタビライザ20を設け、制御部Sは吸込み口と吹出し口と案内排出口を閉塞し、スタビライザを突出し、横流ファンを同一方向に回転制御し、吹出し口−横流ファン−熱交換器−エアフィルタ−エアフィルタ上流側通風空間−ダストボックス−排出案内口に導く逆流案内風路Gを形成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、簡易型のエアフィルタ清掃機能を備えた空気調和機の室内機に関する。
空気調和機の室内機には、筐体である室内機本体内に熱交換器と送風機が収容され、送風機の送風作用にともなって室内機本体に開口する吸込み口から吸込まれた室内空気を熱交換器に導き熱交換する。熱交換空気は室内機本体に開口する吹出し口から吹出されて、室内の空気調和作用をなす。
同時に、室内に浮遊する微細なチリ・ホコリ・花粉・菌類等(以下総称して、「塵埃」と呼ぶ)が、室内空気とともに室内機本体に吸込まれて熱交換器に付着する。長時間放置すると堆積してカビや悪臭の発生要因となり、熱交換効率の低下を招いてしまう。したがって、吸込み口と熱交換器との間には塵埃を捕捉するエアフィルタが取付けられる。
このエアフィルタにおいても、長期の使用により付着し蓄積した塵埃が室内空気の流通を妨げるので、適宜、エアフィルタから塵埃を除去しなければならない。ところが、室内機は壁面高所に取付けられる壁掛けタイプが多く、メンテナンス作業がし難い。これを解決しようとするのが、たとえば[特許文献1]のフィルタ清掃装置である。
[特許文献1]の技術は、吸込み口をシャッタで閉じ、ファンを逆回転させて吹出し口から本体内へ室内空気を吸込む。本体内に吸込まれた空気は、エアフィルタの裏面から空気を吹付け、エアフィルタの表面に付着している塵埃を引き離す。閉じられた吸込み口とエアフィルタとの間にある塵埃を、吸引器で吸引しゴミパックに溜める、とある。
特開2002−291999号公報
しかしながら、上記の[特許文献1]の技術では、具体的に、エアフィルタに対し、どのような気流を作って塵埃をゴミパックに回収するのか不明である。ここには、エアフィルタに付着した塵埃を、エアフィルタ全面から均一に離脱させる気流の生成手段が明確に記載されていない。
すなわち、吸込み口を単純にシャッタで閉じると、本体内部が密閉状態となり風の行き場が無くなる。ファンを逆回転させたとしても、エアフィルタへの送風がスムースに行える、という保証がない。ファンは所定方向に回転駆動することで、所定方向へ送風するよう設計されており、逆回転させても逆方向へ所定の風量で送風されるとは限らない。
特に、空気調和機の室内機に備えられる送風機は、幅方向が長い熱交換器に対して均一に送風するよう、熱交換器の幅方向長さと略同一の軸方向長さの横流ファンが用いられる。この横流ファンは、いわゆる貫流ファンであって、単純に逆回転しても、逆方向の気流は発生しない。そのため、エアフィルタに付着する塵埃を除去するには不安が残る。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、エアフィルタが室内空気に含まれる塵埃を確実に捕捉する風路を作るとともに、エアフィルタに付着している塵埃を、エアフィルタから確実に剥離し除去して回収する風路を作り、比較的簡素な構成でありながら、エアフィルタに対する自動清掃が行えるようにした空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の空気調和機の室内機は、室内機本体の外面に吸込み口および吹出し口を設け、内部に吸込み口と吹出し口を連通する通風路を形成し、この通風路内にエアフィルタ、熱交換器および横流ファンを順次配置し、吸込みルーバーを吸込み口に設けて吸込み口を開閉可能とし、吹出しルーバーを吹出し口に設けて風向を設定するとともに吹出し口を開閉可能とし、エアフィルタ上流側通風空間を吸込み口とエアフィルタの吸込み側表面の間に形成し、連通路の一方をエアフィルタ上流側通風空間に連通し他方を室内機本体外部に連通する排出案内口を備え、案内板を排出案内口に開閉自在に設け、内部に塵埃を収容可能なダストボックスを連通路に配置し、
通風路内の空気を、横流ファン、熱交換器、エアフィルタ、エアフィルタ上流側通風空間、連通路から室内機本体外部に順次送られる逆流送風路を形成する手段を備え、エアフィルタの吸込み側表面に付着する塵埃を裏面側からの送風でエアフィルタ上流側通風空間へ離脱させるとともに連通路に配置したダストボックスに回収するように構成したフィルタ清掃手段を具備する。
通風路内の空気を、横流ファン、熱交換器、エアフィルタ、エアフィルタ上流側通風空間、連通路から室内機本体外部に順次送られる逆流送風路を形成する手段を備え、エアフィルタの吸込み側表面に付着する塵埃を裏面側からの送風でエアフィルタ上流側通風空間へ離脱させるとともに連通路に配置したダストボックスに回収するように構成したフィルタ清掃手段を具備する。
本発明によれば、エアフィルタが室内空気に含まれる塵埃を確実に捕捉する風路を作るとともに、エアフィルタに付着している塵埃を、エアフィルタから確実に剥離除去して回収する風路を作り、比較的簡素な構成でありながら、エアフィルタに対する自動清掃が行える効果を奏する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の縦断面図であり、空調運転時の状態を示している。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。以下同じ)
室内機本体1は、前側筐体2と、後板筐体3とから構成され、上下方向に対し幅方向に横長状をなす。前側筐体2の両側面部は平板状をなし、前面部には幅方向全長に亘って前面パネル4が設けられる。この前面パネル4は、上端部に沿って枢支部aが設けられ、上端部を支点に下端部が自由端として、手動で回動自在となっている。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の縦断面図であり、空調運転時の状態を示している。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。以下同じ)
室内機本体1は、前側筐体2と、後板筐体3とから構成され、上下方向に対し幅方向に横長状をなす。前側筐体2の両側面部は平板状をなし、前面部には幅方向全長に亘って前面パネル4が設けられる。この前面パネル4は、上端部に沿って枢支部aが設けられ、上端部を支点に下端部が自由端として、手動で回動自在となっている。
前側筐体2の上面部には、幅方向の略全長に亘って吸込み口5が開口される。吸込み口5には、前後に2枚の吸込みルーバー6A,6Bが設けられる。各吸込みルーバー6A,6Bの後端部に沿って枢支部bが設けられ、ルーバー駆動機構が連結される。後端部を支点に前端部が自由端として自動で回動駆動され、その姿勢を保持する。
前側筐体2の下部に、幅方向の略全長に亘って吹出し口7が開口される。吹出し口7には1枚の吹出しルーバー8が設けられ、この裏面側で、前後方向の略中間部に沿って枢支部cが設けられる。さらに、ルーバー駆動機構が連結されていて、吹出しルーバー8は中間部を支点に前後端が自由端として自動で回動駆動され、その姿勢を保持する。
上記吹出しルーバー8のルーバー駆動機構は、冷房運転と暖房運転との空調運転の種類に応じて、上記吹出しルーバー8の回動角度を変更するよう設定される。そして、運転停止時と、後述する「エアフィルタお掃除運転」時では、吹出しルーバー8が吹出し口7を閉塞するよう制御される。
室内機本体1内には、吸込み口5と吹出し口7を連通する通風路17が形成される。この通風路17内には、前側熱交換器部10Aと後側熱交換器部10Bとで略逆V字状に形成される熱交換器10が配置される。
前側熱交換器部10Aは、前面パネル4と間隙を存してほぼ平行な湾曲状に形成され、前面パネル4と吸込み口5一部に対向する。後側熱交換器部10Bは直状に形成され、吸込み口5一部と斜めに傾斜して対向する。
前側熱交換器部10Aは、前面パネル4と間隙を存してほぼ平行な湾曲状に形成され、前面パネル4と吸込み口5一部に対向する。後側熱交換器部10Bは直状に形成され、吸込み口5一部と斜めに傾斜して対向する。
さらに通風路17内には、上記熱交換器10を構成する前側熱交換器部10Aと後側熱交換器部10Bとの相互間に、送風機12を構成する横流ファン13が配置される。上記横流ファン13は、室内機本体1の一側端のスペースに配置されるファンモータの回転軸に一方の支軸が連結される。
上記前側熱交換器部10Aの下端部は前ドレンパン14上に載り、上記後側熱交換器部10Bの下端部は後ドレンパン15上に載る。前、後ドレンパン14,15は、それぞれの熱交換器部10A,10Bから滴下するドレン水を受け、図示しない排水ホースを介して外部に排水できるようになっている。
また、通風路17において、前、後ドレンパン14,15の一部側壁外面は送風機12を構成する横流ファン13に近接して設けられ、横流ファン13に対するノーズを構成している。前後ドレンパン14,15の側壁部分と吹出し口7の各辺部との間は隔壁部材16によって連結され、この空間に横流ファン13と吹出し口7とを連通する通風路17Aが形成される。
上記横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aには、左右ルーバー18が設けられていて、上記吹出し口7に設けられる吹出しルーバー18と近接した位置にある。左右ルーバー18は単独で設けられる、もしくはルーバー駆動機構に連結される。したがって、手動もしくは自動で左右ルーバーの方向を変更できる。
さらに横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aには、スタビライザ20が設けられる。このスタビライザ20は、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aにおける吹出し口7近傍部位に枢支部dを介し、通風路17Aの幅方向略全長に亘って設けられる板状体である。図1では枢支部dのみ示し、板状体は図示していない。
なお説明すると、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aは、幅方向の両側部を残して下方に凹陥形成されていて、この凹陥部に板状体のスタビライザ20が収容される。したがって、図1の空調運転時では通風路17Aを形成する板面と、スタビライザ20の板面とが同一平面となっていて、スタビライザ20が横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aに導かれる熱交換空気の通風抵抗にはならない。
上記スタビライザ20は駆動機構に連結されていて、上述の横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aと同一平面をなす状態から、回動駆動され、二点鎖線で示すように横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aに突出し、その立位姿勢を保持することができる。
上記吸込み口5と熱交換器10との間に、エアフィルタ22が介設される。ここでは、熱交換器10を構成する、前側熱交換器部10Aの下端部を除くほとんど大部分と、後側熱交換器部10Bとに近接する位置に亘って設けられる。このエアフィルタ22は、たとえば熱交換器10のメンテナンス等に取外しできればよく、エアフィルタ22自体に対するユーザーのメンテナンスは不要である。
エアフィルタ22の下端部は、上記前ドレンパン14と一体に形成される前側隔壁部材16Aに連設される。すなわち、エアフィルタ22と前面パネル4とは間隔を存して設けられるので、前側隔壁部材16Aと前面パネル4も同じ間隔を存して設けられる。
上述したように、エアフィルタ22が熱交換器10に近接した位置に取付けられることから、エアフィルタ22および前側隔壁部材16Aと、前面パネル4と吸込み5口を閉塞する吸込みルーバー6A,6Bとの間隔は、エアフィルタ22および前側隔壁部材16Aと、熱交換器10との間隔よりも広く形成される。
エアフィルタ22および前側隔壁部材16Aと、前面パネル4および吸込みルーバー6A,6Bとの間の空間スペースは、エアフィルタ上流側通風空間23として形成される。エアフィルタ上流側通風空間23は、前側筐体2の縦断面形状およびエアフィルタ22の縦断面形状から、上面後端から上面前端に亘って徐々に空間スペースが拡大する。
エアフィルタ上流側通風空間23の前面上端から前面下端までは略同一の間隔を存して形成され、一方がこのエアフィルタ上流側通風空間23に連通し、上記横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aに近接する直前の連通路24に、ダストボックス25が配置される。すなわち、ダストボックス25は前側隔壁部材16Aと前面パネルと4の間に構成する連通路24に嵌め込まれ、それぞれに対する隙間がない。
ダストボックス25は掛止具を介して前面パネル4の下端部裏面に着脱自在に取付けられる。ダストボックス25の上端は完全開放される開口部eである。底部は開口されるが、ここに金網など網目状部材fが取付けられ、上端部から底部に亘って通気自在である。ダストボックス25内部に、上端部から底部に亘って斜めに傾斜した状態で、ボックス用エアフィルタ26が収容される。
ダストボックス25の上端開口部に対向する前面パネル4裏面に、蓋体27が設けられる。上記蓋体27には駆動機構が連結されていて、蓋体27は自動でダストボックス25の上端開口部eを開閉自在に駆動される。
ダストボックス25の底部が位置する連通路24の端部に対向し、前面パネル4の下端部に沿って、排出案内口29が開口される。この排出案内口29には、案内板30が設けられていて、案内板30には駆動機構が連結され、排出案内口29を開閉自在に駆動される。
ダストボックス25の底部が位置する連通路24の端部に対向し、前面パネル4の下端部に沿って、排出案内口29が開口される。この排出案内口29には、案内板30が設けられていて、案内板30には駆動機構が連結され、排出案内口29を開閉自在に駆動される。
すなわち、上記案内板30が排出案内口29を閉塞している状態では、連通路24の一端部は閉塞される。しかしながら、案内板30が排出案内口29を開放することで、連通路24は排出案内口29を介して室内機本体1外部と連通することになる。
なお、上記熱交換器10の一側端部に電気部品箱が並置され、この内部に制御部(制御手段)Sが収容される。制御部Sは、前側筐体2に設けられリモコン(遠隔操作盤)からの送信信号を受信する受信部、吸込み口5、熱交換器10、あるいは吹出し口7に取付けられる温度センサ、湿度センサ他と電気的に接続され、これらから検知信号を受ける。
そして制御部Sは、送風機12のファンモータ、吸込みルーバー6A,6Bの駆動機構、吹出しルーバー8の駆動機構、蓋体27の駆動機構、スタビライザ20の駆動機構および、案内板30の駆動機構に電気的に接続され、これらに対して制御信号を送る。さらに、室外機の圧縮機や送風機へも制御信号を送るようになっている。
このようにして構成される空気調和機の室内機であり、冷房運転や暖房運転等の空調運転時は、図1に示すようになる。
すなわち、制御部Sは、吸込みルーバー6A,6Bの駆動機構に信号を送って回動駆動し、吸込み口5を開放する。吹出しルーバー8の駆動機構に信号を送って、選択された空調運転に対応する吹出し姿勢に回動制御する。蓋体27の駆動機構に信号を送って、ダストボックス25上端の開口部eを閉塞する。案内板30の駆動機構に信号を送って、排出案内口29を閉塞する。
すなわち、制御部Sは、吸込みルーバー6A,6Bの駆動機構に信号を送って回動駆動し、吸込み口5を開放する。吹出しルーバー8の駆動機構に信号を送って、選択された空調運転に対応する吹出し姿勢に回動制御する。蓋体27の駆動機構に信号を送って、ダストボックス25上端の開口部eを閉塞する。案内板30の駆動機構に信号を送って、排出案内口29を閉塞する。
そして、室外機の圧縮機に駆動信号を送って冷凍サイクル運転を開始するとともに、室外機と室内機の送風機12に駆動信号を送る。室内機の送風機12を構成する横流ファン13が回転駆動され、図中矢印に示すように、室内空気が吸込み口5を介して室内機本体1内に吸込まれる。
室内機本体1内において室内空気は、エアフィルタ22を通過して、室内空気に含まれる塵埃が捕捉される。室内空気は清浄な状態にろ過されて熱交換器10に導かれ、冷凍サイクル運転にともなって導かれる冷媒と熱交換する。熱交換器10から導出される熱交換空気は、冷房運転モードであれば冷気に変り、暖房運転モードであれば暖気に変る。
いずれの熱交換空気も横流ファン13を介して横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aに導かれ、さらに吹出し口7から左右ルーバー18および吹出しルーバー8に案内されて室内へ吹出される。したがって、室内は熱交換空気で満たされ、選択された室内の空調作用が得られる。
なお、蓋体27がダストボックス25の上端開口部eを閉塞しているうえに、案内板30が排出案内口29を閉塞しているので、吸込み口5から吸込まれる室内空気は全てエアフィルタ22を介して熱交換器10に導かれ、連通路24のダストボックス25内には導かれない。そのため、たとえダストボックス25内に塵埃が集溜されていても、室内機本体1内に飛散することはない。
このような空調作用を長期間継続すると、エアフィルタ22に捕捉され付着する塵埃の量が増大し蓄積する。そのまま放置すれば、ついには目詰まりを起して室内空気の流通量を制限し、熱交換性能の低下を招く。
上記空気調和機の室内機では、たとえば空調運転停止のボタンが押された直後、自動で「エアフィルタお掃除運転」が開始される。このとき制御部Sは、図2に示すように室内機を制御する。
すなわち、制御部Sは、吸込みルーバー6A,6Bの駆動機構と、吹出しルーバー8の駆動機構に信号を送って、吸込み口5および吹出し口7を閉塞する。蓋体27の駆動機構に信号を送って、ダストボックス25の上端開口部eを開放し、案内板30の駆動機構に信号を送って排出案内口29を開放し、スタビライザ20の駆動機構に信号を送って、スタビライザ20を回動し横流ファンと吹出し口の間の通風路17A中に起立保持する。
そのうえで、制御部Sは送風機12のファンモータに駆動信号を送る。横流ファン13は空調運転時と同一方向で、かつ回転数を下げた状態で送風作用をなす。
すると、図2に矢印で示すように、室内空気が吹出しルーバー8で半開き状態の吹出し口7から横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aへ吸込まれ、スタビライザ20に案内されて、横流ファン13と、熱交換器10と、エアフィルタ22と、エアフィルタ上流側通風空間23と、ダストボックス25および排出案内口29を介して室内機本体1外部である室内へ導かれる、逆流案内風路Gが形成される。
すると、図2に矢印で示すように、室内空気が吹出しルーバー8で半開き状態の吹出し口7から横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aへ吸込まれ、スタビライザ20に案内されて、横流ファン13と、熱交換器10と、エアフィルタ22と、エアフィルタ上流側通風空間23と、ダストボックス25および排出案内口29を介して室内機本体1外部である室内へ導かれる、逆流案内風路Gが形成される。
先に図1で説明したように空調運転時は、エアフィルタ22から熱交換器10を介して横流ファン13に導かれる風路が形成されるが、図2に示す「エアフィルタお掃除運転」時には、空調運転時とは逆方向に気流が導かれる、逆流案内風路Gが形成されることになる。
ここで、横流ファン13を空調運転時と同一方向に駆動しながら、室内機本体1内に空調運転時とは逆方向に空気が導かれ。逆流案内風路Gが形成される現象について説明する。
図5は、空気調和機の室内機を縦断面に示すとともに、風路形成のシュミレーション図である。なお、上記室内機は、上面に常時開放状態にある吸込み口5が形成される一般的な機種を用いた。
図5は、空気調和機の室内機を縦断面に示すとともに、風路形成のシュミレーション図である。なお、上記室内機は、上面に常時開放状態にある吸込み口5が形成される一般的な機種を用いた。
送風機12を構成する横流ファン13は、その特性上、単純に回転させただけでは気流が発生しない。ノーズとケーシングを最適に配置することで、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17A側へ気流が発生し、風路が形成される。さらに、図のように吹出し口7を閉塞し、横流ファン13を回転した状態で、横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aにスタビライザ20を突出する。
本来、室内空気は吸込み口5から吸込まれ、エアフィルタ22を介して熱交換器10に導かれ、さらに横流ファン13から通風路17Aを介して吹出し口7に流れる風路が形成されるが、これとは逆に、吹出しルーバー8と吹出し口7とのわずかな隙間から室内空気が吸込まれ、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17Aを介して熱交換器10へ流れる気流が発生する。
さらに、スタビライザ20を通風路17Aへ突出することで、スタビライザ20とノーズAとの間が負圧に変って、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17AからノーズAを介して熱交換器10に導かれる逆流となる。また、本来、ノーズAの近傍に形成される渦流は、ここでは横流ファン13内部と、ノーズB近傍とに2つ形成される。
このように、逆流が生じることで、逆流ベクトルは、上部吸込み口5から室内機本体1外へ吹出す流れと、エアフィルタ22を通過して前面パネル4の内側を流れる逆流循環風路が発生する。
図5の状態から、上部吸込み口5を閉塞すれば、上部吸込み口5から室内機本体1外へ吹出す流れが無くなる。このように、吹出し口7から導入された室内空気がエアフィルタ22を通過したうえで前面パネル4の内側を流れて横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aに導かれる、逆流循環風路が効率よく発生することとなる。
また、特に図示していないが、スタビライザ20が無い状態とし、あとは同様の構成としても、室内機本体1内部には、上部吸込み口5から室内機本体1外へ吹出す流れと、エアフィルタ22を通過し前面パネル4の内側を流れる逆流循環風路を形成することを確認できた。
以上のシュミレーション結果から、再び図2に示すように構成し、横流ファン13を空調運転時と同一の方向に回転駆動することで、吹出し口7から室内機本体1内部に吸込んだ室内空気を、本来の空気の流れとは逆方向に案内し、エアフィルタ22を介して排出案内口29から室内機本体1外へ導く逆流案内風路Gが形成される。
それまで、エアフィルタ22に捕捉され付着している塵埃は、空調運転時とは逆方向の送風を受けて、効率よくエアフィルタ22から剥離する。塵埃は、一旦、エアフィルタ22からエアフィルタ上流側通風空間23に飛散するが、エアフィルタ22からエアフィルタ上流側通風空間23のダストボックス25に導かれる気流に載る。
ダストボックス25の上端開口部eが開放されているうえに、ダストボックス25内にボックス用エアフィルタ26が収容され、ダストボックス25底部は開口されるとともに網目状部材fが嵌め込まれている。
したがって、ダストボックス25の上端開口部eから底部の網目状部材fに亘って空気が円滑に導かれる。エアフィルタ22からエアフィルタ上流側通風空間23に導かれる空気に含まれる塵埃は、さらにダストボックス25内に導かれ、ここに収容されるボックス用エアフィルタ26に捕捉される。
エアフィルタ上流側通風空間23はエアフィルタ22と前側筐体2との間の狭いスペースに形成され、ダストボックス25の上端開口部eの奥行き寸法を大きく取ることができない。しかしながら、ダストボックス25内にボックス用エアフィルタ26を上下方向に斜めに収容したので、ボックス用エアフィルタ26の気流に対する表面積を最大限確保できる。そのため、ボックス用エアフィルタ26は効率よく塵埃を捕捉する。
ダストボックス25を出たあとの室内空気は、排出案内口29を介して室内機本体1外部へ導かれる。一方、継続して吹出し口7から室内空気が吸込まれており、逆流案内風路Gに沿って流通し、エアフィルタ22に付着する塵埃はエアフィルタ22から剥離され、ダストボックス25内に回収される。逆流案内風路Gの一端部と他端部は室内機本体1から外部に連通する開口部となっているので、この逆流案内風路Gに沿って室内空気が円滑に流通する。
ダストボックス25に収容されるボックス用エアフィルタ26のメッシュの大きさを、上記エアフィルタ22のメッシュの大きさと同じものを用いることで、エアフィルタ22が捕捉した塵埃を、ボックス用エアフィルタ26が確実に捕捉し回収できる。
特に、エアフィルタ上流側通風空間23は、ダストボックス25の配置部位に向って空間スペースが徐々に拡大形成されていて、ダストボックス25への逆流案内風路Gの断面積が大きくなる。そのため、エアフィルタ22からダストボックス25への塵埃の吸引力が向上し、ダストボックス25は効率よく塵埃を回収する。
約3分程度、上述の作用を継続すれば、エアフィルタ22に付着していた塵埃は略完全に剥離され、ダストボックス25内のボックス用エアフィルタ26に捕捉・回収される。制御部Sは送風機12へ駆動停止信号を送り、スタビライザ20の駆動機構に信号を送って横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aに沿わせ、案内板30の駆動機構に信号を送って排出案内口29を閉塞する。すなわち、全ての作用が終了する。
空調運転の終了後毎に、上述の「エアフィルタお掃除運転」を自動で起動するように設定しておくことで、ユーザーがエアフィルタ22を取外し、付着している塵埃を除去するメンテナンスの手間が不要となる。
ただし、たとえば1年程度経過すれば、ダストボックス25内に塵埃が満杯状態となる。そこで、ダストボックス25内の塵埃を廃棄する。この廃棄処分はユーザーが行う必要があるが、年に1回程度の作業なので、ユーザーの手間は大幅に軽減される。
図3は、ダストボックス25を取外す作業を説明するための図である。
すなわち、ユーザーは前面パネル4の下端部に手指を引掛けて手前に引き、前面パネル4を回動する。この前面パネル4の裏面下端部に掛止されるダストボックス25が露出するので、これを取外す。そして、ダストボックス25内の塵埃を廃棄し、再び前面パネル4の裏面に取付け、前面パネル4を所定の部位に戻せばよい。
すなわち、ユーザーは前面パネル4の下端部に手指を引掛けて手前に引き、前面パネル4を回動する。この前面パネル4の裏面下端部に掛止されるダストボックス25が露出するので、これを取外す。そして、ダストボックス25内の塵埃を廃棄し、再び前面パネル4の裏面に取付け、前面パネル4を所定の部位に戻せばよい。
なお、図5で説明したシュミレーション結果から、「エアフィルタお掃除運転」時には必ずしもスタビライザ20を横流ファンと吹出し口の間の通風路17Aに突出させる必要がなく、吹出し口7をある程度開放するだけでも、先に説明した逆流案内風路Gを形成できる。
図4は、他の実施の形態における「エアフィルタお掃除運転」時の室内機の縦断面図である。
吹出し口7には、上部側である連通路24側に第1の吹出しルーバー8Aと、下部側に第2の吹出しルーバー8Bが設けられ、それぞれがルーバー駆動機構に連結されて、別個に回動制御される。ただし、この実施の形態では、上記スタビライザが備えられていない。
吹出し口7には、上部側である連通路24側に第1の吹出しルーバー8Aと、下部側に第2の吹出しルーバー8Bが設けられ、それぞれがルーバー駆動機構に連結されて、別個に回動制御される。ただし、この実施の形態では、上記スタビライザが備えられていない。
他の部品構成は先に図1ないし図3で説明したものと全く同一であり、同番号を付して新たな説明を省略する。(なお、制御部Sは図示を省略した)
図示しない空調運転時は、第1の吹出しルーバー8Aと、第2の吹出しルーバー8Bともに、設定された空調運転に対応する回動姿勢に制御される。運転停止時は、第1の吹出しルーバー8Aと、第2の吹出しルーバー8Bともに、吹出し口7を閉塞する。
図示しない空調運転時は、第1の吹出しルーバー8Aと、第2の吹出しルーバー8Bともに、設定された空調運転に対応する回動姿勢に制御される。運転停止時は、第1の吹出しルーバー8Aと、第2の吹出しルーバー8Bともに、吹出し口7を閉塞する。
図4に示す「エアフィルタお掃除運転」時には、上部側の第1の吹出しルーバー8Aで吹出し口7の上半分を閉塞し、下部側の第2の吹出しルーバー8Bは吹出し口7の下半分をわずかに開放する。第2の吹出しルーバー8Bは、最大限、いわゆる半開き程度とし、完全閉塞しなければよい。
この状態で横流ファン13を空調運転時と同一の方向に回転駆動すると、図中矢印に示すように、室内空気が吹出し口7から室内機本体1内に吸込まれ、横流ファン13と吹出し口7との間の通風路17A−横流ファン13−熱交換器10−エアフィルタ22−エアフィルタ上流側通風空間23−連通路24内のダストボックス25を順次介して、排出案内口29から室内機本体1外部へ導かれる逆流案内風路Gが形成される。
したがって、常に室内空気が吹出し口7から室内機本体1内に供給され、充分な量の空気が逆流案内風路Gに導かれて排出案内口29から排出される。エアフィルタ22に付着する塵埃を効率よく剥離し、ダストボックス25に回収できる。
なお、上記ダストボックス25の一側部にダクトの一端部を接続するとともに、このダクトの他端部に吸引用ファンを設けて、ダストボックス25内に回収した塵埃を直接屋外へ廃棄するようにしてもよい。この場合は、先に図3で説明したようなユーザーの手間が不要となり、さらなる使い勝手の向上を図れる。
なお、上記ダストボックス25の一側部にダクトの一端部を接続するとともに、このダクトの他端部に吸引用ファンを設けて、ダストボックス25内に回収した塵埃を直接屋外へ廃棄するようにしてもよい。この場合は、先に図3で説明したようなユーザーの手間が不要となり、さらなる使い勝手の向上を図れる。
以上を総括すると、近時開発が盛んな自動エアフィルタ清掃装置を備える室内機と比較して、より簡素な構成で廉価に提供でき、しかも、効果的に何らの相違もない。また、ユーザーが頻繁にエアフィルタを掃除する従来の室内機と比較して、ほとんど手間がかからずにすみ、使い勝手の向上を得られる。
本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
5…吸込み口、7…吹出し口、1…室内機本体、10…熱交換器、13…横流ファン、12…送風機、6A,6B…吸込みルーバー、8…吹出しルーバー、17…送風路、17A…横流ファンと吹出し口の間の通風路、22…エアフィルタ、23…エアフィルタ上流側通風空間、24…連通路、27…蓋体、26…ボックス用エアフィルタ、25…ダストボックス、29…排出案内口、30…案内板、20…スタビライザ、G…逆流案内風路、S…制御部(制御手段)。
Claims (5)
- 外面に吸込み口および吹出し口を設け、内部に吸込み口と吹出し口を連通する通風路を形成し、この通風路内にエアフィルタ、熱交換器および横流ファンを順次配置した室内機本体と、
上記吸込み口に設けられ、吸込み口を開閉可能とする吸込みルーバーと、
上記吹出し口に設けられ、風向を設定するとともに、吹出し口を開閉可能とする吹出しルーバーと、
上記吸込み口とエアフィルタの吸込み側表面の間に形成させたエアフィルタ上流側通風空間と、
一方が上記エアフィルタ上流側通風空間に連通し、他方が室内機本体外部に連通する排出案内口を備えた連通路と、
この排出案内口に開閉自在に設けられる案内板と、
上記連通路に配置され、内部に塵埃を収容可能なダストボックスと、
上記通風路内の空気を、横流ファン、熱交換器、エアフィルタ、エアフィルタ上流側通風空間、連通路から室内機本体外部に順次送られる逆流送風路を形成する手段を備え、前記エアフィルタの吸込み側表面に付着する塵埃を裏面側からの送風で前記エアフィルタ上流側通風空間へ離脱させるとともに、連通路に配置したダストボックスに回収するように構成したフィルタ清掃手段と、
を具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 外面に吸込み口および吹出し口を設け、内部に吸込み口と吹出し口を連通する通風路を形成し、この通風路内にエアフィルタ、熱交換器および横流ファンを順次配置した室内機本体と、
上記吸込み口に設けられ、吸込み口を開閉自在な吸込みルーバーと、
上記吹出し口に設けられ、風向を設定するとともに、吹出し口を開閉可能とする吹出しルーバーと、
上記吸込み口とエアフィルタの吸込み側表面の間に形成させたエアフィルタ上流側通風空間と、
一方が上記エアフィルタ上流側通風空間に連通し、他方が室内機本体外部に連通する排出案内口を備えた連通路と、
この排出案内口に開閉自在に設けられる案内板と、
上記連通路に配置され、内部に塵埃を収容可能なダストボックスと、
横流ファンと上記吹出し口の間の通風路に、突出自在に設けられるスタビライザと、
上記吸込みルーバーにより吸込み口を閉塞し、上記吹出しルーバーにより吹出し口を半開き状態とし、上記スタビライザを通風路に突出させ、上記案内板で排出案内口を開放して、上記送風機の横流ファンを空調運転時と同一の方向に回転させることで、通風路内における横流ファンを通過する空気の流れを反転させ、室内空気を、吹出し口から室内機本体内に吸込んで、横流ファン、熱交換器、エアフィルタ、エアフィルタ上流側通風空間、連通路から排出案内口を介して室内機本体外部へ順次導く逆流案内風路を形成し、前記エアフィルタの吸込み側表面に付着する塵埃を裏面側からの送風で前記エアフィルタ上流側通風空間へ離脱させるとともに、連通路に配置したダストボックスに回収するように構成したフィルタ清掃手段と、
を具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 外面に吸込み口および吹出し口を設け、内部に吸込み口と吹出し口を連通する通風路を形成し、この通風路内にエアフィルタ、熱交換器および横流ファンを順次配置した室内機本体と、
上記吸込み口に設けられ、吸込み口を開閉可能とする吸込みルーバーと、
上記吹出し口に設けられ、吹出し口から吹出される熱交換空気の風向を設定するとともに、吹出し口を開閉可能とする吹出しルーバーと、
上記吸込み口とエアフィルタの吸込み側表面の間に形成させたエアフィルタ上流側通風空間と、
一方が上記エアフィルタ上流側通風空間に連通し、他方が上記室内機本体外部に連通する排出案内口を備えた連通路と、
この排出案内口に開閉自在に設けられる案内板と、
上記連通路に配置され、内部に塵埃を収容可能なダストボックスと、
上記吸込みルーバーにより吸込み口を閉塞し、上記吹出しルーバーにより吹出し口を半開き状態とし、上記案内板で排出案内口を開放して、上記送風機の横流ファンを空調運転時と同一の方向に回転させることで、通風路内における横流ファンを通過する空気の流れを反転させ、室内空気を、吹出し口から室内機本体内に吸込んで、横流ファン、熱交換器、エアフィルタ、エアフィルタ上流側通風空間、連通路から排出案内口を介して室内機本体外部へ順次導く逆流案内風路を形成し、前記エアフィルタの吸込み側表面に付着する塵埃を裏面側からの送風で前記エアフィルタ上流側通風空間へ離脱させるとともに、連通路に配置したダストボックスに回収するように構成したフィルタ清掃手段と、
を具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 上記連通路に配置したダストボックスは、内部にエアフィルタからエアフィルタ上流側通風空間へ離脱した塵埃を捕捉するボックス用エアフィルタを備え、開口部を開閉する蓋体を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
- 上記ダストボックスは、上記室内機本体の前面部を形成する前面パネルに着脱自在に取付けられ、
上記前面パネルは、室内機本体に対して開閉自在に支持されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007338225A JP2009156557A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 空気調和機の室内機 |
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JP2007338225A JP2009156557A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 空気調和機の室内機 |
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JP (1) | JP2009156557A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025330A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP2019020074A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社コロナ | 空気調和機 |
CN112833463A (zh) * | 2019-11-25 | 2021-05-25 | 夏普株式会社 | 空气调节机 |
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- 2007-12-27 JP JP2007338225A patent/JP2009156557A/ja not_active Withdrawn
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