JP2007144669A - 角底紙袋の製造方法とその角底紙袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙筒の底部内面に底部補強材を簡便に設けることができる角底紙袋の製造方法を提供する。
【解決手段】角底紙袋用製袋原紙10の紙筒側部箇所を折り込んで前後を開口する紙筒5を成形する製筒工程と、紙筒5の一方の開口の底縁1Fの底折を行う底折工程とを備え、紙筒5の底部内面に底部補強材2を設ける製造方法である。底折工程前に紙筒5の底縁1Fの一側部11の内面に底部補強材2を設け、この底部補強材2と共に一側部11を折り畳んだ後、底縁1Fの他側部14を折り畳むから、底折と同時に底部内面に底部補強材2を設けることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、角底紙袋の底部内面に底部補強材を設ける角底紙袋の製造方法とその角底紙袋に関する。
従来、図8に示すように、底部1Aを角底とした紙袋1が知られており、この種の角底紙袋1は、製袋機により機械的に折曲げ加工され、自動的に成形される。そして、製袋機により成形される角底紙袋1は、底部1Aを内側に折り畳んで貼り合わせることから、紙袋1内の収容物によって紙袋1の底部1Aが破損などしないように紙袋1の底部1Aを補強する必要がある。このため、従来、例えばボール紙などの比較的厚い底部補強材2を紙袋1の底部1Aの内面に敷いて紙袋1の底部1Aを二重構造としていた(例えば特許文献1)。
このような角底紙袋を製袋機により成形する場合、まず両側を略M字状に折り込んだ扁平な紙筒を作り、この紙筒の袋口を折り込んで底部となる底折りを行う。そして、その扁平な紙筒5を作る方法として、図9(A)に示すように、製袋原紙10の一端縁部とほぼ中央部分に3本の平行な折筋6a,6b,6aと7a,7b,7aを形成し、図9(B)に示すように、その折筋6a,6b,6aと7a,7b,7aをM字状に折り込み、製袋原紙10の外端縁部に糊付けした後、製袋原紙10を中央部から二つ折りに折畳んで外端縁の糊付部を貼り合わせることによって、図9(B)に示すように、両側部にM字状の折込部6,7を有する偏平な紙筒5を形成する。そして、このように二つ折りされた紙筒5を角底製袋機に供給して紙筒5の底を折込んで角底紙袋1を成形している。
特開平11−91012号公報
上記のように、紙袋1は、製袋機により自動的に成形できるものの、紙袋1の底部1A内面に組み込む底部補強材2は、紙袋1と別途、紙袋1の底部1Aの大きさに合わせて切断し、これを完成した紙袋1の内部に1枚毎手作業で挿入しており、底部補強材2の組み込みを効率よくできる方法及び装置の開発が望まれていた。
そこで、本発明は、このような問題を解決し、紙筒の底部内面に底部補強材を簡便に設けることができる角底紙袋の製造方法とその角底紙袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の角底紙筒の製造方法は、角底紙袋用製袋原紙の紙筒側部箇所を折り込んで前後を開口する紙筒を成形する製筒工程と、前記紙筒の一方の開口の底縁の底折を行う底折工程とを備え、前記紙筒の底部内面に底部補強材を設ける角底紙袋の製造方法において、前記底折工程前に紙筒の底縁の一側部の内面に前記底部補強材を配置し、この底部補強材と共に前記一側部を折り畳んだ後、前記底縁の他側部を折り畳む製造方法である。
本発明の請求項2記載の角底紙袋の製造方法は、前記一側部を、左右の前記側部間の左右方向折線と、この左右方向折線の端部と前記側部の底縁との間の斜め折線とから折り畳み、前記一側部の左右方向折線と連続する前記側部の前後方向折線から、前記底縁の前記側部を折り畳んだ後、左右の前記側部間の左右方向折線から前記他側部を折り畳む製造方法である。
本発明の請求項3記載の角底紙袋の製造方法は、角底紙袋用製袋原紙の紙筒側部箇所をM字状に折り込む製造方法である。
本発明の請求項4記載の角底紙袋の製造方法は、前記一側部に底部補強材を取り付けた後、この底部補強材と共に前記一側部を折り畳む製造方法である。
本発明の請求項5記載の角底紙袋は、紙筒の一方の開口の底縁を底折して底部を形成し、その底部の内面に底部補強材を設けた角底紙袋において、前記紙筒の左右の側部間の左右方向折線とこの左右方向折線の端部と前記側部の底縁との間の斜め折線から折り畳まれ、内面に底部補強材を設けた前記底縁の一側部と、前記左右方向折線と連続する前記側部の前後方向折線から前記一側部の外面に重ね合わせて折り畳んだ前記底縁の前記側部と、
前記一側部の他側の左右方向折線から、前記底縁の前記側部の外面に重ね合わせて折り畳んだ前記底縁の他側部と、を備えるものである。
請求項1の構成によれば、底折工程前に、紙筒の底縁の一側部の内面に底部補強材を設け、この底部補強材と共に一側部を折り畳んだ後、これに重ねるようにして底縁の他側部を折り畳むことにより、底折と同時に底部内面に底部補強材を設けることができる。これにより、底部補強材の組み込みを効率よく行うことができ、自動化にも適したものとなる。
請求項2の構成によれば、底部補強材と共に一側部を、左右の前記側部間の左右方向折線と、この左右方向折線の端部と前記側部の底縁との間の斜め折線とから折り畳むことにより、底部補強材が紙筒の底部に配置され、この後、前記左右方向折線と連続する前後方向折線から、前記側部の底縁を折り畳んだ後、左右方向折線から前記他側部を折り畳むことにより、底部補強材を備えた底部を形成することができる。
請求項3の構成によれば、側部をM字状に折り込んだ紙筒の底部内面に、底部補強材を設けることができる。
請求項4の構成によれば、前記一側部の内面に底部補強材を取り付けた後、この底部補強材と共に一側部を折り畳むことにより、折り畳み時に一側部に対して底部補強材が位置ずれすることがなく、補強材を所定位置に配置することができる。
請求項5の構成によれば、底部補強材を簡便に設けることができる角形紙袋を提供することができる。
以下、本発明の実施例について図1〜図7を参照して説明する。なお、図8〜図9の従来例で示した紙筒5と同一機能を有する部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
紙袋1は図示しない製袋機により、所定サイズに裁断した一枚の製袋原紙10を機械的に折り曲げて成形される。また、紙袋1の底部1Aを補強する底部補強材2は、底折工程前の例えば紙袋1の製筒工程前の平面的に展開された製袋原紙10に糊付けされる。
製筒工程では、図1(A)のように、予め折癖をつけるために一縁部とほぼ中間部に、3本の平行な折筋6a,6b,6aと折筋7a,7b,7aを製袋原紙10に刻設し、図1(B)のように、この折筋6a,7aを刻設した製袋原紙10の一側縁部とほぼ中央部とをM字状に折り込んで外縁同士を貼り合わせることによって、図1(C)のように、前後を開口する紙筒5を成形し、この紙筒5の左右の側部5S,5Sには、M字状の折込部6,7が形成される。尚、前記製袋原紙10の一縁部とほぼ中間部が、紙筒5の左右の側部5S,5Sとなる紙筒側部箇所である。そして、好ましくは、この紙筒5を成形する前に、予め紙袋1の底部1Aに応じたサイズに切断した底部補強材2を、製袋原紙10に貼り付ける。尚、図1(C)のように紙筒5を形成してから、底部補強材2を貼り付けてもよい。
前記底部補強材2は、前記折筋6a,7a間の底縁1Fの一側部11の内面に配置させて給紙し、接着剤にて該底縁1Fの一側部11に糊付けする。このように糊付けなどの接着により、底縁1Fの一側部11の内面に底部補強材2を取り付ける。また、底部補強材2は、底折後、紙袋1の底部1Aに内面に沿うように、製袋原紙10の底縁1Fから所定寸法だけ突出して接着する。そして、図1(B)で示すように、各折筋6a,7aをM字状に折り込みながら中間部の折筋7a部分から製袋原紙10を二つ折りする。この二つ折り前の製袋原紙10が展開した状態で、前記底部補強材2が前記一側部11の内面に取り付けられる。そして、折筋6aの外縁に形成された糊代13に製袋原紙10の他方の外縁を糊付けし、図1(c)で示すように、前後を開口した紙筒5を形成する。したがって、底部補強材2が紙筒5の一側部11に貼り付けられた状態で、次工程の底折工程が行われ、このように底折工程の前に一側部11に底部補強材2が取り付けられる。
紙筒5の底折工程について、図2〜図7を参照して説明する。製筒工程で二折りされた紙筒5は、図2に示すように、底折りのための2本の平行した折筋21,22が紙筒5の底縁1F寄り刻設され、これら折筋21,22は底縁1Fと略平行をなす。尚、図2では、理解を容易にするため、側部5Sを伸ばして開口を開いた状態を図示している。また、紙筒5の側部5S,5Sには、前記折筋21と折筋6b,7bとの交差箇所と、前記折筋22と折筋6a,6a,7a,7aとの交差箇所との間にそれぞれ上斜め折筋23,23,23,23を形成しておく。この上斜め折筋23は、紙筒5の内面側に凸に形成され、折筋6b,7bに対して略45度の角度で形成されている。そして、図1(C)の状態から、図3に示すように、上部側の折筋21から底縁1F側を、例えば90度程度折り曲げ、図4に示すように、底縁1Fを広げながら、折筋21,22と上斜め折筋23,23,23,23を折り込み、左右方向折線21S,21S,前後方向折線21Z,21Z,左右方向折線22S,22S,前後方向折線22Z,22Z及び上斜め折線23Uを形成して紙筒5の底縁1Fを角形に開口させる。尚、図4の状態で、左右方向折線22S,22S及び前後方向折線22Z,22Z箇所において、原紙10は略90度に折られている。
そして、前記一側部11は、左右方向折線22Sと底縁1Fと折筋6a,7bに囲まれた部分であり、前記他側部14は、一側部11と対向する位置で、左右方向折線22Sと底縁1Fと折筋6a,7bに囲まれた部分であり、一方の底縁1Fの側部5Sとは、左右方向折線22Sと底縁1Fと折筋6a,6aに囲まれた部分であり、他方の底縁1Fの側部5Sとは、左右方向折線22Sと底縁1Fと折筋7a,7aに囲まれた部分である。
また、紙筒5の底縁1Fの左右の側部5S,5Sには、一側面11の左右方向折線21Sの両端と折筋6a,7aとの交差箇所と、側部5Sの底縁1Fとの間に、下斜め折筋24,24が設けられ、この下斜め折筋24は、紙筒5の外面側に凸に形成されると共に、底縁1Fに対して略45度の角度で形成されている。また、一側面11の反対側には前記他側面14が位置し、この他側面14の左右方向折線22Sの両端と折筋6a,7aとの交差箇所と、他側面14の底縁1Fとの間に、他側斜め折筋25,25が設けられ、この他側斜め折筋25は、紙筒5の外面側に凸に形成されると共に、底縁1Fに対して略45度の角度で形成されている。
次に、図5に示すように、底部補強材2と共に一側部11を、前記左右方向折線22Sから内側に折り畳むと共に、その一側部11の左右方向折線22Sの端部と底縁1Fとの間の下斜め折筋24から折り畳み、これにより、下斜め折筋24が下斜め折線24Sになる。尚、一側部11の両側の折筋6a,7a箇所は前後方向折線22Z,22Zの内面側に沿うように折り込む。このようにして折り込むことにより、一側部11全体を紙袋1の底部1Aの内面に折り込むことができる。この後、図6に示すように、側部5S,5Sの底縁1F,1Fを前後方向折線22Zから前記一側部11に重ね合わせるように折り重ねると共に、他側斜め折筋25,25を折り込んで他側斜め折線25T,25Tを形成する。この後、図7に示すように、前記他側内面14を左右方向折線21Sから折り畳んで一側部11に重ね合わせる。この他側内面14を折り畳む前に、該他側内面14に糊付けし、該他側内面14を底縁1Fの一側面11又は底縁1Fの側部5S,5Sの外面に張り付け、紙袋1の底部1Aを形成する。尚、底縁1Fの側部5Sを一側部11に接着するようにしてもよい。
尚、前記2本の折筋21,22の間隔Kは、図2に示すように、紙袋1の最大開口巾W、すなわち、紙袋1の底部1Aの巾の半分の巾となる。また、折筋22から底縁1Fまでの一側部11及び他側部14の巾K1は底折りの際、これら一側部11及び他側部14が相互にラップするよう紙袋1の最大開口巾Wより広く設定されている。
このように本実施例では、請求項1に対応して、角底紙袋用製袋原紙10の紙筒側部箇所を折り込んで前後を開口する紙筒5を成形する製筒工程と、紙筒5の一方の開口の底縁1Fの底折を行う底折工程とを備え、紙筒5の底部内面に底部補強材2を設ける角底紙袋の製造方法において、前記底折工程前に紙筒5の底縁1Fの一側部の内面に底部補強材2を配置し、この底部補強材2と共に一側部11を折り畳んだ後、底縁1Fの他側部14を折り畳むから、底折工程前に、紙筒5の底縁1Fの一側部11の内面に底部補強材2を設け、この底部補強材2と共に一側部11を折り畳んだ後、これに重ねるようにして底縁1Fの他側部14を折り畳むことにより、底折と同時に底部1A内面に底部補強材2を設けることができる。これにより、底部補強材2の組み込みを効率よく行うことができ、自動化にも適したものとなる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、底部補強材2の左右の長さは一側部11とほぼ同一であり、一側部11を、左右の側部5S5S間の左右方向折線22Sと、この左右方向折線22Sの端部と側部5Sの底縁1Fとの間の斜め折線24S,24Sとから折り畳み、一側部11の左右方向折線22Sと連続する側部5Sの前後方向折線22Zから、底縁1Fの側部5S,5Sを折り畳んだ後、左右の側部5S,5S間の左右方向折線22Sから他側部14を折り畳むから、底部補強材2と共に一側部11を、左右の側部5S,5S間の左右方向折線22Sと、この左右方向折線22Sの端部と側部5Sの底縁1Fとの間の斜め折線たる下斜め折線24,24とから折り畳むことにより、底部補強材2が紙筒5の底部1Aに配置され、この後、左右方向折線22Zと連続する前後方向折線22Zから、側部5Sの底縁1Fを折り畳んだ後、左右方向折線22Zから他側部を折り畳むことにより、底部補強材2を備えた底部1Aを形成することができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、角底紙袋用製袋原紙10の紙筒側部箇所をM字状に折り込むから、側部5SをM字状に折り込んだ紙筒5の底部1A内面に、底部補強材2を設けることができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、一側部11に底部補強材2を取り付けた後、この底部補強材2と共に一側部11を折り畳むから、折り畳み時に一側部11に対して底部補強材2が位置ずれすることがなく、底部補強材2を所定位置に配置することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、紙筒5の一方の開口の底縁1Fを底折して底部1Aを形成し、その底部1Aの内面に底部補強材2を設けた角底紙袋において、紙筒5の左右の側部5S,5S間の左右方向折線22Zとこの左右方向折線22Zの端部と側部5S,5Sの底縁1Fとの間の斜め折線たる下斜め折線24,24から折り畳まれ、内面に底部補強材2を設けた底縁1Fの一側部11と、左右方向折線22Sと連続する側部5S,5Sの前後方向折線22Z,22Zから一側部11の外面に重ね合わせて折り畳んだ底縁1Fの側部5S,5Sと、一側部11の他側の左右方向折線22Sから、底縁1Fの側部5Sの外面に重ね合わせて折り畳んだ底縁5Sの他側部14と、を備えるから、製造において、底部補強材2を簡便に設けることができる角形紙袋1を提供することができる。
また、実施例上の効果として、原紙10を展開した状態で、底部補強材2を取り付けるから、取付工程を簡便に行うことができる。
図10は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図に示すように、この例では、下斜め折筋24及び他側斜め折筋25などの折筋を設けることなく、紙筒5の一方の開口の底縁1Fの底折を行う例であり、底部補強材2と共に一側部11を、前記左右方向折線22Sから内側に折り畳むと共に、その一側部11の左右方向折線22Sの端部と底縁1Fとの間に、前記下斜め折線24Sを形成する。尚、一側部11の両側の折筋6a,7a箇所は前後方向折線22Z,22Zの内面側に沿うように折り込む。このようにして折り込むことにより、一側部11全体を紙袋1の底部1Aの内面に折り込むことができる。この後、図6に示したように、側部5S,5Sの底縁1F,1Fを前後方向折線22Zから前記一側部11に重ね合わせるように折り重ねると共に、他側斜め折線25T,25Tを形成する。
このように本実施例のように、各請求項に対応して、上記実施例1と同様な作用・効果を奏し、また、この例のように各工程において、折筋を設けずに、原紙10を折るようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、底部補強材は、板状部材としてボール紙以外でも各種の材質のものを用いることができる。また、製袋原紙に底部補強材を貼り付ける時点は、折筋の刻設前であってもよく、製袋原紙を平面的に展開した状態で貼り付けることが好ましいが、底折する前であれば、折筋の外縁に形成された糊代に製袋原紙の他方の外縁を糊付けして紙筒を形成した後でもよい。また、所定サイズに裁断した製袋原紙に底部補強材を貼着する場合に限らず、ロール状に巻き取った巻取紙を引き出しながら、巻取紙に底部補強材を貼り付け、これを所定サイズに切断するように構成してもよい。また、請求項1においては、一側部を折り畳んだ後、他側部を折り畳み、この後、側部を折り畳むようにしても良いし、他側部や側部の形状も適宜選定可能である。
本発明の実施例1の製造方法を示す斜視図であり、製造工程順に、図1(A)は折筋を形成した製袋原紙、図1(B)は二つ折り中の製袋原紙、図1(C)は扁平な紙筒を示す。 同上、紙筒の要部を示し、図2(A)は斜視図、図2(B)は平面図である。 同上、製造工程を示す斜視図であり、底縁側を上側の折筋から折り曲げた状態を示す。 同上、製造工程において底縁を開いた状態を示し、図4(A)は斜視図、図4(B)は平面図を示す。 同上、製造工程において底縁の一側部を折り畳んだ状態を示し、図5(A)は斜視図、図5(B)は平面図を示す。 同上、製造工程において底縁の側部を折り畳んだ状態を示し、図6(A)は斜視図、図6(B)は平面図を示す。 同上、製造工程において底縁の他側部を折り畳んだ状態を示し、図7(A)は斜視図、図7(B)は平面図を示す。 従来例を示す紙袋の斜視図である。 従来の製造方法を示す斜視図であり、製造工程順に、図9(A)は折筋を形成した製袋原紙、図9(B)は二つ折り中の製袋原紙、図9(C)は扁平な紙筒を示す。 同上、製造工程において底縁を開いた状態を示し、図10(A)は斜視図、図10(B)は平面図を示す。
符号の説明
1 紙袋
1A 底部
1F 底縁
2 底部補強材
5 紙筒
5S 側部
10 製袋原紙
11 一側部
14 他側部
22 折筋
22Z 前後方向折線
22S 左右方向折線
24S 下斜め折線(斜め折線)

Claims (5)

  1. 角底紙袋用製袋原紙の紙筒側部箇所を折り込んで前後を開口する紙筒を成形する製筒工程と、前記紙筒の一方の開口の底縁の底折を行う底折工程とを備え、前記紙筒の底部内面に底部補強材を設ける角底紙袋の製造方法において、前記底折工程前に紙筒の底縁の一側部の内面に前記底部補強材を配置し、この底部補強材と共に前記一側部を折り畳んだ後、前記底縁の他側部を折り畳むことを特徴とする角底紙袋の製造方法。
  2. 前記一側部を、左右の前記側部間の左右方向折線と、この左右方向折線の端部と前記側部の底縁との間の斜め折線とから折り畳み、前記一側部の左右方向折線と連続する前記側部の前後方向折線から、前記底縁の前記側部を折り畳んだ後、左右の前記側部間の左右方向折線から前記他側部を折り畳むことを特徴とする請求項1記載の角底紙袋の製造方法。
  3. 角底紙袋用製袋原紙の紙筒側部箇所をM字状に折り込むことを特徴とする請求項1又は2記載の角底紙袋の製造方法。
  4. 前記一側部に底部補強材を取り付けた後、この底部補強材と共に前記一側部を折り畳むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の角底紙袋の製造方法。
  5. 紙筒の一方の開口の底縁を底折して底部を形成し、その底部の内面に底部補強材を設けた角底紙袋において、
    前記紙筒の左右の側部間の左右方向折線とこの左右方向折線の端部と前記側部の底縁との間の斜め折線から折り畳まれ、内面に底部補強材を設けた前記底縁の一側部と、
    前記左右方向折線と連続する前記側部の前後方向折線から前記一側部の外面に重ね合わせて折り畳んだ前記底縁の前記側部と、
    前記一側部の他側の左右方向折線から、前記底縁の前記側部の外面に重ね合わせて折り畳んだ前記底縁の他側部と、
    を備えることを特徴とする角底紙袋。

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