JP3233517U - 新聞紙を利用した手提げ袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックよりも環境負荷の低い材料から製造される手提げ袋を提供する。【解決手段】手提げ袋1は、持ち手部2と本体部を備え、本体部は、外側面が新聞紙であり、内側面が紙製ライナーである複数層で構成される。また、本体部は、本体筒状部と、本体筒状部の上端を開口する開口部31と、本体筒状部の下端を閉塞する底面部を備える。新聞紙の内側には、紙製ライナーが新聞紙上端からはみ出る、はみ出し部を設けて貼り付けられている。開口部は、はみ出し部の折り返しにより強化されている。また、持ち手部は、本体取付部と持ち手本体部からなり、本体取付部は、開口部に沿って本体筒状部の上端部に取り付けられる。また、持ち手本体部は、本体取付部で固定され、開口部から上方に延設されている。さらに、本体取付部は、はみ出し部の折り返しに巻き込まれて取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、新聞紙を用いて製造した手提げ袋に関する。
近年、レジ袋やストローを含むプラスチックごみによる環境汚染が問題視され、また、レジ袋の有料化が進められたことにより、需要者が自ら所有する手提げ袋が急速に普及した。しかし、一般的によく使用される手提げ袋はプラスチック製である。そのため、このような手提げ袋は、最終的にはプラスチックごみが生じることになる。
従って、プラスチック製ではない、環境負荷のより低い材料から製造される手提げ袋が求められる。
上記課題を解決するための手段として、本考案に係る手提げ袋は、新聞紙及び紙製ライナーを材料として製造される。
本考案の手提げ袋は、持ち手部と本体部を備え、本体部は、外側面が新聞紙であり、内側面が紙製ライナーである複数層で構成される。また、本体部は、本体筒状部と、本体筒状部の上端を開口する開口部と、本体筒状部の下端を閉塞する底面部を備える。新聞紙の内側には、紙製ライナーが新聞紙上端からはみ出る はみ出し部を設けて貼り付けられている。開口部は、はみ出し部の折り返しにより強化されている。また、持ち手部は、本体取付部と持ち手本体部からなり、本体取付部は、開口部に沿って本体筒状部の上端部に取り付けられる。また、持ち手本体部は、本体取付部で固定され、開口部から上方に延設されている。さらに、本体取付部は、はみ出し部の折り返しに巻き込まれて取り付けられている。
本考案の手提げ袋の持ち手部は、環境負荷の観点から、紙製が好ましい。また、再利用の観点から、持ち手部は、例えば、新聞梱包に使用される敷紙を材料とすることが好ましい。
本考案の本体部は、外側面が新聞紙、内側面が紙製ライナーからなる。
紙製ライナーは、外側面に使用する新聞紙を補強するために、新聞紙の内側面に貼り付けて使用されるものである。紙製ライナーは、例えば画用紙、ケント紙、クラフト紙、コート紙または光沢紙からなる。あるいは、再利用の観点から、紙製ライナーは、例えば、新聞梱包に使用される敷紙からなる。
本考案の手提げ袋は、本体筒状部内側に、メッセージ表示領域を設けてもよい。このように、本体内側を覗きこまないと見えない位置にメッセージ表示領域を設けると、外側などの見やすい位置にメッセージ表示領域を設けるよりも、見た者により強い印象を与えることができる。メッセージ表示領域には、広告宣伝、イラスト、および/または伝言が記載され得る。
本考案の手提げ袋の本体は、ノンブルを含めた新聞上十段の記事全体が本体筒状部の外側面になるように形成され得る。従って、メッセージ性の強い記事や、記念記事をそのまま手提げ袋の外側面に使用することができる。
本考案の手提げ袋は、持ち手部を作成する工程と、持ち手部を取り付ける開口部を強化する工程と、本体筒状部を作成する工程と、底面部を作成する工程によって製造される。
持ち手部を作製する工程(A)は、以下の工程からなる:
(A−1)適当な幅と、持ち手本体部の長さに本体取付部の長さを加えた長さを有する紙を、直径7〜10mmの丸棒に巻き付けて細長い円筒とする;
(A−2)持ち手両端の本体取付部の長さまで円筒の両端を平坦にする;
(A−3)本体取付部と直角になるよう持ち手本体部を平坦にする;
(A−4)本体取付部の両端を台紙に貼り付ける;
(A−5)工程A−1からA−4を繰り返して第二の持ち手を作成する。
持ち手部を取り付ける開口部を強化する工程(B)は、以下の工程からなる:
(B−1)紙製ライナーを、新聞見開きの大きさの新聞紙全体に貼り付け一体にすると同時に、新聞紙上部に紙製ライナーを4〜6cmはみ出させ、はみ出し部を形成する;
(B−2)新聞紙上部にはみ出したはみ出し部の上端を、内側に、2〜3cm折りかえす;
(B−3)折りかえしたはみ出し部の上端を、さらに内側に2〜3cm折りかえす;
(B−4)持ち手を貼り付けた台紙2個を2か所に挟みながら、工程B−3で折り返したはみ出し部を紙製ライナーに貼り付ける;
(B−5)持ち手を折り返し、持ち手の本体取付部を本体に貼り付ける。
本体筒状部を作製する工程(C)は、以下の工程からなる:
(C−1)2つの持ち手が重なるように、新聞紙を見開き方向に対してほぼ半分に折る;
(C−2)のりしろ部を折り返して貼り付け、本体を筒状とする。
底面部を作製する工程(D)は、以下の工程からなる:
(D−1)本体筒状部の下端を折り返し、左右の端を開いて四角形とする;
(D−2)開口部と平行な対角線を形成しない2個の角の一方を折りかえして貼り付ける;
(D−3)もう一方の角も折りかえして貼り付ける。
上記工程(A)〜(D)によって作成された本考案の手提げ袋は、開口部が、はみ出し部の折り返しにより強化されており、持ち手部の本体取付部と持ち手本体部が、直角に交差するよう形成されていることを特徴とする。
本考案の手提げ袋は、プラスチックよりも環境負荷の低い材料である、新聞紙及び紙製ライナーから製造される。また、内側の紙製ライナーのはみ出し部の折りかえしにより開口部を強化しているため、新聞上段に記載された新聞記事全体を外側面に利用することができる。
さらに、無地の紙製ライナーを内側に使用しているため、本体内側にメッセージ表示領域を設けることができる。
本考案の手提げ袋の正面図である。 持ち手を作製する工程A−1を示した図である。 持ち手を作製する工程A−1で作製した円筒を示した図である。 持ち手を作製する工程A−2を示した図である。 持ち手を作製する工程A−3を示した図である。 持ち手を作製する工程A−4を示した図である。 開口部を強化する工程B−1を示した図である。図7は外側から見た図である。 開口部を強化する工程B−2を示した図である。図8は内側から見た図である。 開口部を強化する工程B−3を示した図である。 開口部を強化する工程B−4を示した図である。 開口部を強化する工程B−5を示した図である。 本体筒状部を作製する工程C−1を示した図である。 本体筒状部を作製する工程C−2を示した図である。 底面部を作製する工程D−1を示した図である。 底面部を作製する工程D−2を示した図である。 底面部を作製する工程D−3を示した図である。
以下、本考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(A)持ち手部の作製
持ち手2には、新聞梱包に使用される敷紙を使用する。幅7cm、長さ55cmの敷紙の長手方向の一端に木工用ボンドを塗り、図2に示すように、直径9mmの丸棒201に巻き付けて、図3に示すように細長い円筒とする。丸棒201を抜き、図4に示すように、円筒の両端を各8cmつぶして平坦にし、本体取付部21とする。図5に示すように、本体取付部21に対して直角になるよう中央部分をつぶして平坦にし、持ち手本体部22とする。図6に示すように、本体取付部21を、幅2cm、長さ20cmの厚紙からなる台紙23の両端にそれぞれ貼り付ける。
(B)本体部の作製
紙製ライナーには、新聞梱包に使用される敷紙を使用する。本体部3の外側面には見開き大の新聞紙321を使用する。
見開き大の新聞紙321を広げ、木工用ボンドで裏面に紙製ライナー322となる敷紙を貼り付ける。敷紙の大きさが足らない場合は複数枚使用し、裏面全面に敷紙を貼り付ける。その際に、図7に示すように、新聞紙上部に、紙製ライナー322を5cmはみ出させ、はみ出し部323を形成する。次に、図8に示すように、はみ出し部323の上端を2.5cm内側に折りかえす。さらに、図9に示すように、折りかえしたはみ出し部323の上端を2.5cm内側に折りかえす。この時、外側から敷紙が見えないように、一緒に外側の新聞紙321の上端をわずかに折りかえしてもよい。二回目に折った折目を一旦戻して木工用ボンドを塗り、持ち手部を貼り付けた台紙23を挟み込む位置にも木工用ボンドを塗る。図10に示すように、持ち手が下になる向きで台紙23を2カ所に挟みながら、二回目の折目を折りなおして裏面に貼り付ける。これにより、本体取付部は、はみ出し部の折り返しに巻き込まれて取り付けられる。次に、図11に示すように、二回目の折目を起点に持ち手を上に折りかえし、持ち手の本体取付部21を、二回折りかえしたはみ出し部323に木工用ボンドで貼り付ける。この時、本体取付部21の上からテープを貼り、持ち手2を固定してもよい。テープは、上からローラーで押さえてしっかりと接着する。
(C)本体筒状部を作製
図12に示すように、2つの持ち手がきちんと重なるよう位置を揃えて新聞紙321を見開き方向に対してほぼ半分に折る。本体部3の開口部31の上端がきちんと合わせて、図13に示すように、本体部3の左側1.5cmののりしろ部324を、木工用ボンドで貼り合わせ、本体筒状部32を形成する。
(D)底面部を作製
本体筒状部32の下端25cmを上に折りかえす。次に折り返し線を起点に、本体筒状部32の下の左右の端を開いて、図14に示すように、2つの三角形からなる正方形を作る。図14に示した頂点331を、図15に示したように、正方形の対角線を超えて3cmの位置に折りかえして木工用ボンドで貼り付ける。図14に示した頂点332を、図16に示したように、正方形の対角線を超えて3cmの位置に折りかえして、木工用ボンドで貼り付ける。次いで、開口部31を開くと、本考案の手提げ袋1が得られる。
完成した手提げ袋1は内側が敷紙である。敷紙は無地のため、そのままで、手提げ袋の内側に、広告宣伝、イラストおよび/または伝言を記載するためのメッセージ表示領域325を設けることができる。なお、図1および図11に示したメッセージ表示領域325は本体筒状部32の一部分のみとしているが、本体筒状部32の内側全体をメッセージ表示領域325に使用してもよい。
1 手提げ袋
2 持ち手
3 本体部
21 本体取付部
22 持ち手本体部
23 台紙
31 開口部
32 本体筒状部
33 底面部
321 新聞紙
322 紙製ライナー
323 はみ出し部
324 のりしろ部
325 メッセージ表示領域
331 頂点(上)
332 頂点(下)
201 丸棒

Claims (4)

  1. 外側面が新聞紙であって内側面が紙製ライナーである複数層に構成されてなる本体部と、持ち手部とを備える手提げ袋であって、
    前記本体部は、本体筒状部、前記本体筒状部の上端を開口する開口部、及び、前記本体筒状部の下端を閉塞する底面部を備え、
    前記新聞紙の内側には、前記紙製ライナーが前記新聞紙の上端からはみ出るはみ出し部を設けて貼り付けられてなり、
    前記開口部が、前記はみ出し部の折り返しにより強化されてなる
    ことを特徴とする手提げ袋。
  2. 前記持ち手部は、前記開口部に沿って前記本体筒状部の上端部に取り付けられてなる本体取付部と、前記本体取付部に固定されて前記開口部から上方に延設された持ち手本体部からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の手提げ袋。
  3. 前記本体取付部は、前記はみ出し部の折り返しに巻き込まれて取り付けられてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の手提げ袋。
  4. 前記本体筒状部の内面に、メッセージ表示領域を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の手提げ袋。
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