JP2000289736A - 紙容器用ブランク - Google Patents
紙容器用ブランクInfo
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- JP2000289736A JP2000289736A JP11101017A JP10101799A JP2000289736A JP 2000289736 A JP2000289736 A JP 2000289736A JP 11101017 A JP11101017 A JP 11101017A JP 10101799 A JP10101799 A JP 10101799A JP 2000289736 A JP2000289736 A JP 2000289736A
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- JP
- Japan
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- panel
- line
- paper container
- folding
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】前面パネル側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙
容器に関しても成形不良を生じることのない紙容器ブラ
ンク及び該ブランクを使用した紙容器を提供すること。 【解決手段】頂部の前面パネル側に傾斜面を有し、頂部
が平坦な紙容器用ブランクにおいて、左右の側面パネル
12、14の頂部17の上端の中央部分から前面パネル
と後面パネルの頂部の端縁を結ぶ折り曲げ線h,i,
j,kを、左右の側面パネルの内側方向に膨らむ曲線と
した。
容器に関しても成形不良を生じることのない紙容器ブラ
ンク及び該ブランクを使用した紙容器を提供すること。 【解決手段】頂部の前面パネル側に傾斜面を有し、頂部
が平坦な紙容器用ブランクにおいて、左右の側面パネル
12、14の頂部17の上端の中央部分から前面パネル
と後面パネルの頂部の端縁を結ぶ折り曲げ線h,i,
j,kを、左右の側面パネルの内側方向に膨らむ曲線と
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頂部が前面パネル
側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器用ブランクと、
該紙容器用ブランクを使用して形成した紙容器に関す
る。
側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器用ブランクと、
該紙容器用ブランクを使用して形成した紙容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、前面パネルと後面パネルの傾斜角
度を同じにして、頂部が屋根型に形成されたいわゆるゲ
ーブルトップ型と称される紙容器は、牛乳や清酒等の容
器として広く知られている。最近では、デザイン上の要
求や積み重ね適性を付与する等の理由から図1(b)に
示すような前面パネル側に傾斜面を有し、頂部を平坦に
した容器も実現している。
度を同じにして、頂部が屋根型に形成されたいわゆるゲ
ーブルトップ型と称される紙容器は、牛乳や清酒等の容
器として広く知られている。最近では、デザイン上の要
求や積み重ね適性を付与する等の理由から図1(b)に
示すような前面パネル側に傾斜面を有し、頂部を平坦に
した容器も実現している。
【0003】この紙容器用のブランクは、例えば、〔容
器外側〕ポリエチレン(PE)/板紙/PE/アルミニ
ウム箔(Al)/ポリエチレンテレフタレート(PE
T)/PE〔容器内側〕構成のような紙積層材料を用い
て、図3に示すように、水平方向に、五つの長方形のシ
ールパネル11、左側面パネル12、前面パネル13、
右側面パネル14、後面パネル15が四本の垂直な折り
曲げ線aを介して順次並列に連設され、さらにこの五つ
のパネルには、パネル上端近傍で水平方向の折り曲げ線
bにより上シール部16が区画されている。左側面パネ
ル12と右側面パネル14、前面パネル13と後面パネ
ル15の一辺は同一長さに設定されている。また、四つ
の各パネルの一辺を同一長さに設定しても良い。
器外側〕ポリエチレン(PE)/板紙/PE/アルミニ
ウム箔(Al)/ポリエチレンテレフタレート(PE
T)/PE〔容器内側〕構成のような紙積層材料を用い
て、図3に示すように、水平方向に、五つの長方形のシ
ールパネル11、左側面パネル12、前面パネル13、
右側面パネル14、後面パネル15が四本の垂直な折り
曲げ線aを介して順次並列に連設され、さらにこの五つ
のパネルには、パネル上端近傍で水平方向の折り曲げ線
bにより上シール部16が区画されている。左側面パネ
ル12と右側面パネル14、前面パネル13と後面パネ
ル15の一辺は同一長さに設定されている。また、四つ
の各パネルの一辺を同一長さに設定しても良い。
【0004】前面パネル13の折り曲げ線bより下方に
は、頂部17を区画する折り曲げ線cが折り曲げ線bと
平行に設けられている。また、後面パネル15の折り曲
げ線bより下方で、前面パネル13に設けた折り曲げ線
cより上方に位置する部位には、頂部17を区画する折
り曲げ線dが折り曲げ線bと平行に設けられている。さ
らに、シールパネル11の折り曲げ線bより下方には、
後面パネルに設けた折り曲げ線dと略同一線上に折り曲
げ線bと平行な折り曲げ線eを設け、頂部17が区画さ
れている。
は、頂部17を区画する折り曲げ線cが折り曲げ線bと
平行に設けられている。また、後面パネル15の折り曲
げ線bより下方で、前面パネル13に設けた折り曲げ線
cより上方に位置する部位には、頂部17を区画する折
り曲げ線dが折り曲げ線bと平行に設けられている。さ
らに、シールパネル11の折り曲げ線bより下方には、
後面パネルに設けた折り曲げ線dと略同一線上に折り曲
げ線bと平行な折り曲げ線eを設け、頂部17が区画さ
れている。
【0005】左側面パネル12と右側面パネル14の上
シール部中央には、上シール部を二分するように折り曲
げ線aと平行にそれぞれ折り曲げ線f、gが設けられ、
折り曲げ線f、gの末端から前面パネルに設けた折り曲
げ線cの左右端に向けてそれぞれ折り曲げ線h、iが設
けられ、左側面パネルの折り曲げ線fの末端からシール
パネルの折り曲げ線eの末端に向けて折り曲げ線jが設
けられ、右側面パネルの折り曲げ線gの末端から後面パ
ネルの折り曲げ線dの先端に向けて折り曲げ線kが設け
られている。
シール部中央には、上シール部を二分するように折り曲
げ線aと平行にそれぞれ折り曲げ線f、gが設けられ、
折り曲げ線f、gの末端から前面パネルに設けた折り曲
げ線cの左右端に向けてそれぞれ折り曲げ線h、iが設
けられ、左側面パネルの折り曲げ線fの末端からシール
パネルの折り曲げ線eの末端に向けて折り曲げ線jが設
けられ、右側面パネルの折り曲げ線gの末端から後面パ
ネルの折り曲げ線dの先端に向けて折り曲げ線kが設け
られている。
【0006】さらに左側面パネルの折り曲げ線jと折り
曲げ線eの交点から折り曲げ線hと折り曲げ線cの交点
に向けて折り曲げ線lが設けられ、右側面パネルの折り
曲げ線kと折り曲げ線dの交点から折り曲げ線iと折り
曲げ線cの交点に向けて折り曲げ線mが設けられてい
る。
曲げ線eの交点から折り曲げ線hと折り曲げ線cの交点
に向けて折り曲げ線lが設けられ、右側面パネルの折り
曲げ線kと折り曲げ線dの交点から折り曲げ線iと折り
曲げ線cの交点に向けて折り曲げ線mが設けられてい
る。
【0007】そして、左側面パネル12の折り曲げ線b
と折り曲げ線lの間の領域、右側面パネル14の折り曲
げ線bと折り曲げ線mの間の領域、はそれぞれ頂部17
として区画されている。前面パネルの頂部には、必要に
応じて口栓取り付け用の孔131が設けられている。
と折り曲げ線lの間の領域、右側面パネル14の折り曲
げ線bと折り曲げ線mの間の領域、はそれぞれ頂部17
として区画されている。前面パネルの頂部には、必要に
応じて口栓取り付け用の孔131が設けられている。
【0008】また、同様に各パネルの頂部17の下方に
は壁部18、底部19がそれぞれ折り曲げ線bと平行に
設けられた折り曲げ線を介して連設されている。
は壁部18、底部19がそれぞれ折り曲げ線bと平行に
設けられた折り曲げ線を介して連設されている。
【0009】このブランクを公知の方法によって、先
ず、各折り曲げ線から折り曲げ、端縁を接着してスリー
ブに加工し、ついで、専用の充填成型機を使用して、底
部を最初に成形後、内容物である液体を充填し、最後に
頂部を成形シールして内容物が充填された紙容器とす
る。
ず、各折り曲げ線から折り曲げ、端縁を接着してスリー
ブに加工し、ついで、専用の充填成型機を使用して、底
部を最初に成形後、内容物である液体を充填し、最後に
頂部を成形シールして内容物が充填された紙容器とす
る。
【0010】頂部の成形シール方法の一例を示すなら
ば、先ず、垂直な4本の折り曲げ線a、a、a、aで各
パネルを折り曲げながらフレームシーラ等を用いてシー
ルパネル11の外側面と後面パネル15の内側面とを重
ね合わせて熱融着させ、紙容器スリーブ21を作製する
(図1(a)参照)。そして、紙容器スリーブの上シー
ル部の密封する部分(前面パネルと後面パネルの上シー
ル部分、13a、15a)と接着する部分(左右側面パ
ネルの上シール部分、12a、14a)に内外より熱風
を吹き付けて表面の熱可塑性樹脂層を溶かし、折り曲げ
線f、h、jとg、i、kを介して内側方向に折り込
み、折り曲げ線に沿って折り込み接着する部分12a、
14aと、密封する部分13a、15aを接合すること
で紙容器の頂部が密封される。最後に密封された頂部を
折り曲げ線bから外側(後面パネル)側に折り曲げ、容
器本体に接着固定し、頂部を平坦にする(図1(b)参
照)。
ば、先ず、垂直な4本の折り曲げ線a、a、a、aで各
パネルを折り曲げながらフレームシーラ等を用いてシー
ルパネル11の外側面と後面パネル15の内側面とを重
ね合わせて熱融着させ、紙容器スリーブ21を作製する
(図1(a)参照)。そして、紙容器スリーブの上シー
ル部の密封する部分(前面パネルと後面パネルの上シー
ル部分、13a、15a)と接着する部分(左右側面パ
ネルの上シール部分、12a、14a)に内外より熱風
を吹き付けて表面の熱可塑性樹脂層を溶かし、折り曲げ
線f、h、jとg、i、kを介して内側方向に折り込
み、折り曲げ線に沿って折り込み接着する部分12a、
14aと、密封する部分13a、15aを接合すること
で紙容器の頂部が密封される。最後に密封された頂部を
折り曲げ線bから外側(後面パネル)側に折り曲げ、容
器本体に接着固定し、頂部を平坦にする(図1(b)参
照)。
【0011】ところが、前面パネルと後面パネルの長さ
が異なるこのような紙容器にあっては、左右側面パネル
の上シール部と頂部を内側方向に折り込む際、折り曲げ
線h、j、lとi、k、mに囲まれた三角形部分が二等
辺三角形を形成しないため、また、紙積層材料の紙厚も
厚いため、左右均一に力が加わらず折り曲げ線h、j、
i、kが十分折り曲がらず頂部の成形の見栄えが良くな
いことがあり、また、成形不良を生ずることもあった。
が異なるこのような紙容器にあっては、左右側面パネル
の上シール部と頂部を内側方向に折り込む際、折り曲げ
線h、j、lとi、k、mに囲まれた三角形部分が二等
辺三角形を形成しないため、また、紙積層材料の紙厚も
厚いため、左右均一に力が加わらず折り曲げ線h、j、
i、kが十分折り曲がらず頂部の成形の見栄えが良くな
いことがあり、また、成形不良を生ずることもあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前面パネル
側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器に関する以上の
ような問題点に着目してなされたもので、前面パネル側
に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器に関しても成形不
良を生じることのない紙容器ブランクおよび該ブランク
を使用した紙容器を提供することを目的とする。
側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器に関する以上の
ような問題点に着目してなされたもので、前面パネル側
に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容器に関しても成形不
良を生じることのない紙容器ブランクおよび該ブランク
を使用した紙容器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
頂部の前面パネル側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容
器用ブランクにおいて、左右の側面パネルの頂部の上端
の中央部分から前面パネルと後面パネルの頂部の端縁を
結ぶ折り曲げ線を、左右の側面パネルの内側方向に膨ら
む曲線としたことを特徴とする紙容器用ブランクであ
る。
頂部の前面パネル側に傾斜面を有し、頂部が平坦な紙容
器用ブランクにおいて、左右の側面パネルの頂部の上端
の中央部分から前面パネルと後面パネルの頂部の端縁を
結ぶ折り曲げ線を、左右の側面パネルの内側方向に膨ら
む曲線としたことを特徴とする紙容器用ブランクであ
る。
【0014】第2の発明は、請求項1記載の紙容器用ブ
ランクを用いて作製した紙容器である。
ランクを用いて作製した紙容器である。
【0015】上記のように本発明によれば、左右の側面
パネルの頂部の上端の中央部分から前面パネルと後面パ
ネルの頂部の端縁を結ぶ折り曲げ線を、左右の側面パネ
ルの内側方向に膨らむ曲線としたので、左側面パネルと
右側面パネルの上シール部と頂部を内側に折り込み頂部
を成形する際、左右の側面パネルが曲線状の折り曲げ線
に沿ってきれいに折り曲げられる。
パネルの頂部の上端の中央部分から前面パネルと後面パ
ネルの頂部の端縁を結ぶ折り曲げ線を、左右の側面パネ
ルの内側方向に膨らむ曲線としたので、左側面パネルと
右側面パネルの上シール部と頂部を内側に折り込み頂部
を成形する際、左右の側面パネルが曲線状の折り曲げ線
に沿ってきれいに折り曲げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて発明の実施の
形態を説明する。本発明の紙容器ブランクは、例えば、
〔容器外側〕PE/板紙/PE/Al/PET/PE
〔容器内側〕構成のような紙積層材料を用いて、図2に
示すように、水平方向に、五つの長方形のシールパネル
11、左側面パネル12、前面パネル13、右側面パネ
ル14、後面パネル15が四本の垂直な折り曲げ線aを
介して順次並列に連設され、さらにこの五つのパネルに
は、パネル上端近傍で水平方向の折り曲げ線bにより上
シール部16が区画されている。そして、四つの各パネ
ルの一辺は同一長さに設定されている。
形態を説明する。本発明の紙容器ブランクは、例えば、
〔容器外側〕PE/板紙/PE/Al/PET/PE
〔容器内側〕構成のような紙積層材料を用いて、図2に
示すように、水平方向に、五つの長方形のシールパネル
11、左側面パネル12、前面パネル13、右側面パネ
ル14、後面パネル15が四本の垂直な折り曲げ線aを
介して順次並列に連設され、さらにこの五つのパネルに
は、パネル上端近傍で水平方向の折り曲げ線bにより上
シール部16が区画されている。そして、四つの各パネ
ルの一辺は同一長さに設定されている。
【0017】前面パネル13の折り曲げ線bより下方に
は、頂部17を区画する折り曲げ線cが折り曲げ線bと
平行に設けられている。また、後面パネル15の折り曲
げ線bより下方で、前面パネル13に設けた折り曲げ線
cより上方に位置する部位には、頂部17を区画する折
り曲げ線dが折り曲げ線bと平行に設けられている。さ
らに、シールパネル11の折り曲げ線bより下方には、
後面パネルに設けた折り曲げ線dと略同一線上に折り曲
げ線bと平行な折り曲げ線eを設け、頂部17が区画さ
れている。
は、頂部17を区画する折り曲げ線cが折り曲げ線bと
平行に設けられている。また、後面パネル15の折り曲
げ線bより下方で、前面パネル13に設けた折り曲げ線
cより上方に位置する部位には、頂部17を区画する折
り曲げ線dが折り曲げ線bと平行に設けられている。さ
らに、シールパネル11の折り曲げ線bより下方には、
後面パネルに設けた折り曲げ線dと略同一線上に折り曲
げ線bと平行な折り曲げ線eを設け、頂部17が区画さ
れている。
【0018】左側面パネル12と右側面パネル14の上
シール部中央には、上シール部を二分するように折り曲
げ線aと平行にそれぞれ折り曲げ線f、gが設けられ、
折り曲げ線f、gの末端から前面パネルに設けた折り曲
げ線cの左右端に向けて折り曲げ線h、iがそれぞれ左
側面パネルと右側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状
に設けられ、左側面パネルの折り曲げ線fの末端からシ
ールパネルの折り曲げ線eの末端に向けて折り曲げ線j
が左側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状に設けら
れ、右側面パネルの折り曲げ線gの末端から後面パネル
の折り曲げ線dの先端に向けて折り曲げ線kが右側面パ
ネルの内側方向に膨らんだ曲線状に設けられている。
シール部中央には、上シール部を二分するように折り曲
げ線aと平行にそれぞれ折り曲げ線f、gが設けられ、
折り曲げ線f、gの末端から前面パネルに設けた折り曲
げ線cの左右端に向けて折り曲げ線h、iがそれぞれ左
側面パネルと右側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状
に設けられ、左側面パネルの折り曲げ線fの末端からシ
ールパネルの折り曲げ線eの末端に向けて折り曲げ線j
が左側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状に設けら
れ、右側面パネルの折り曲げ線gの末端から後面パネル
の折り曲げ線dの先端に向けて折り曲げ線kが右側面パ
ネルの内側方向に膨らんだ曲線状に設けられている。
【0019】ここで、折り曲げ線h、jを左側面パネル
の内側方向に膨らんだ曲線状に、また、折り曲げ線i、
kを右側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状に、それ
ぞれ設けることが本発明のポイントである。
の内側方向に膨らんだ曲線状に、また、折り曲げ線i、
kを右側面パネルの内側方向に膨らんだ曲線状に、それ
ぞれ設けることが本発明のポイントである。
【0020】さらに左側面パネルの折り曲げ線jと折り
曲げ線eの交点から折り曲げ線hと折り曲げ線cの交点
に向けて折り曲げ線lが設けられ、右側面パネルの折り
曲げ線kと折り曲げ線dの交点から折り曲げ線iと折り
曲げ線cの交点に向けて折り曲げ線mが設けられてい
る。
曲げ線eの交点から折り曲げ線hと折り曲げ線cの交点
に向けて折り曲げ線lが設けられ、右側面パネルの折り
曲げ線kと折り曲げ線dの交点から折り曲げ線iと折り
曲げ線cの交点に向けて折り曲げ線mが設けられてい
る。
【0021】そして、左側面パネル12の折り曲げ線b
と折り曲げ線lの間の領域、右側面パネル14の折り曲
げ線bと折り曲げ線mの間の領域、はそれぞれ頂部17
として区画されている。前面パネルの頂部には、口栓取
り付け用の孔131が設けられている。
と折り曲げ線lの間の領域、右側面パネル14の折り曲
げ線bと折り曲げ線mの間の領域、はそれぞれ頂部17
として区画されている。前面パネルの頂部には、口栓取
り付け用の孔131が設けられている。
【0022】また、同様に各パネルの頂部17の下方に
は壁部18、底部19がそれぞれ折り曲げ線bと平行に
設けられた折り曲げ線を介して連設されている。
は壁部18、底部19がそれぞれ折り曲げ線bと平行に
設けられた折り曲げ線を介して連設されている。
【0023】このブランクをスリーブに加工し、つい
で、専用の口栓取り付け装置付きの充填成形機を使用し
て、口栓の取り付け、底部の成形シール、内容物の充
填、頂部の成形シールの一連の作業を行い、内容物が充
填された紙容器とする。
で、専用の口栓取り付け装置付きの充填成形機を使用し
て、口栓の取り付け、底部の成形シール、内容物の充
填、頂部の成形シールの一連の作業を行い、内容物が充
填された紙容器とする。
【0024】頂部の成形シールを詳述すると、スリーブ
の上シール部の密封する部分(前面パネルと後面パネル
の上シール部分、13a、15a)と接着する部分(左
右側面パネルの上シール部分、12a、14a)に内外
より熱風を吹き付けて表面のPE層を溶かし、折り曲げ
線f、h、jとg、i、kを介して内側方向に折り込
み、折り曲げ線に沿って折り込み接着する部分12a,
14aと、密封する部分13a、15aを接合し密封す
ることで紙容器の頂部が形成される。最後に、この密封
した頂部を折り曲げ線bから外側に折り曲げ、容器本体
に接着固定し、頂部を平坦にする。
の上シール部の密封する部分(前面パネルと後面パネル
の上シール部分、13a、15a)と接着する部分(左
右側面パネルの上シール部分、12a、14a)に内外
より熱風を吹き付けて表面のPE層を溶かし、折り曲げ
線f、h、jとg、i、kを介して内側方向に折り込
み、折り曲げ線に沿って折り込み接着する部分12a,
14aと、密封する部分13a、15aを接合し密封す
ることで紙容器の頂部が形成される。最後に、この密封
した頂部を折り曲げ線bから外側に折り曲げ、容器本体
に接着固定し、頂部を平坦にする。
【0025】折り曲げ線h、jとi、kが、それぞれの
側面パネルの内側方向に膨らむ曲線に形成してあるの
で、左右の側面パネルを内側に折り込む際、両パネルは
曲線状の折り曲げ線に沿ってきれいに折り曲げられ、左
右側面パネルの上シール部分12a、14aは、ほとん
ど同一線上にシールされる(突き合わせが良くなる)。
側面パネルの内側方向に膨らむ曲線に形成してあるの
で、左右の側面パネルを内側に折り込む際、両パネルは
曲線状の折り曲げ線に沿ってきれいに折り曲げられ、左
右側面パネルの上シール部分12a、14aは、ほとん
ど同一線上にシールされる(突き合わせが良くなる)。
【0026】
【発明の効果】上記のように本発明の紙容器ブランクを
使用することにより、紙容器成形時に左右の両側面パネ
ルが折り込み易くなり、折り込まれた両側面パネルの突
き合わせも良くなり、成形不良が減少する。
使用することにより、紙容器成形時に左右の両側面パネ
ルが折り込み易くなり、折り込まれた両側面パネルの突
き合わせも良くなり、成形不良が減少する。
【図1】本発明の紙容器の一実施例を示す、(a)はス
リーブ状に成形した状態を示す斜視説明図であり、
(b)は紙容器に成形した状態を示す斜視説明図であ
る。
リーブ状に成形した状態を示す斜視説明図であり、
(b)は紙容器に成形した状態を示す斜視説明図であ
る。
【図2】本発明の紙容器用ブランクの一例を示す展開説
明図である。
明図である。
【図3】従来の紙容器用ブランクの一例を示す展開説明
図である。
図である。
11‥‥シールパネル 12‥‥左側面パネル 12a、14a‥‥折り込み接着する部分 13‥‥前面パネル 13a、15a‥‥密封する部分 14‥‥右側面パネル 15‥‥後面パネル 16‥‥上シール部 17‥‥頂部 18‥‥壁部 19‥‥底部 21‥‥紙容器スリーブ 131‥‥孔 a、b、c、d、e、f g h i j k l m
‥‥折り曲げ線
‥‥折り曲げ線
Claims (2)
- 【請求項1】頂部の前面パネル側に傾斜面を有し、頂部
が平坦な紙容器用ブランクにおいて、左右の側面パネル
の頂部の上端の中央部分から前面パネルと後面パネルの
頂部の端縁を結ぶ折り曲げ線を、左右の側面パネルの内
側方向に膨らむ曲線としたことを特徴とする紙容器用ブ
ランク。 - 【請求項2】請求項1記載の紙容器用ブランクを用いて
作製した紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11101017A JP2000289736A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 紙容器用ブランク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11101017A JP2000289736A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 紙容器用ブランク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289736A true JP2000289736A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14289452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11101017A Pending JP2000289736A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 紙容器用ブランク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000289736A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008147499A1 (en) * | 2007-05-29 | 2008-12-04 | Tetra Laval Holdings & Finance, S.A. | Carton and blank for carton with corner indent wall |
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