JP2007141963A - 基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体装置 - Google Patents

基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バンプを介して2つの基板を実装する際に、バンプに位置ずれを生じず、且つ接続部に非導電性接着材を挟み込まない実装方法、及びその実装方法で実装された半導体装置を提供する。
【解決手段】第1、第2の基板10、11の一面側に設けられた第1、第2の電極パッド20、21の少なくとも一方にバンプ30を形成する第1の工程と、バンプ30が形成された第1、第2の基板10、11の一面側に、バンプ30の高さよりも薄い厚みを有する非導電性接着材40を、バンプ30の先端部が突出するように配置する第2の工程と、第1、第2の基板10、11の少なくとも一方に超音波振動を与え、非導電性接着材40を介して第1、第2の基板10、11の一面側を対向して圧着し、バンプ30同士、若しくはバンプ30とバンプが形成されていない第1又は第2の電極パッド20、21とが超音波振動の摩擦によって接続する第3の工程と、を含んで実装する。
【選択図】図1

Description

本発明は、それぞれの一面に電極パッドが設けられた2つの基板を電気的に接続する基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体装置に関する。
従来より、半導体素子の実装技術の一つとして、ベアチップやパッケージ等の半導体基板(半導体チップ)を配線基板にフェースダウン方式で実装するフリップチップ実装技術が知られている。
フリップチップ実装とは、バンプが設けられている配線基板の一面側、及び半導体基板の一面側を対向させて、両者を熱圧着し、バンプを介して電気的及び機械的に接続する実装技術である。また、近年の配線ピッチ狭小化への要求に対応するために、熱圧着による実装の他に、半導体基板に超音波による振動を与えて実装する超音波フリップチップ実装が行われることもある。
従来のフリップチップ実装では、特開平9−27516号公報(特許文献1)で開示されるように、非導電性接着材を用いて半導体基板と配線基板とを接着する。非導電性接着材としては、非導電性フィルム(Non Conductive Film、以下、NCFと記す)や非導電性ペースト(Non Conductive Paste、以下、NCPと記す)用いることができる。
図10(a)〜(c)は、従来のフリップチップ実装による基板の実装方法を示す概略断面図である。
図10(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが完了し、半導体基板10が配線基板11の方向に移動する状態を示している。図10(a)に示すように、半導体基板10の一面には電極パッド20が設けられ、電極パッド20に接するように先端が平坦面であるバンプ32とスタッド部34とで構成されるスタッドバンプ30が設けられている。また、配線基板11の一面には電極パッド21が設けられ、電極パッド21に接するように先端部が平坦面であるバンプ33が設けられている。また、配線基板11のバンプ33が設けられた一面側には、半導体基板10と配線基板11とを接着するNCF41が、予めバンプ33を完全に覆うように設けられている。
図10(b)は、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、スタッドバンプ30の先端部が最初にNCF41に接触した状態を示している。なお、この時、スタッドバンプ30の先端部は、まだバンプ33には到達していない。
特開平9−27516号公報
ところで、図10(b)に示すように、半導体基板10に超音波振動を与えた状態で、スタッドバンプ30の先端部がNCF41に接触すると、超音波振動による横方向の力がNCF40に加わり、半導体装置10が横方向に滑りやすくなる。すると、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせを行ったにもかかわらず、図10(c)に示すように、スタッドバンプ30とバンプ33とが横方向にずれて接続されてしまうことがある。上述した通り、近年は半導体装置は配線ピッチの狭小化が進んでいるため、このような横方向の位置ずれは接触不良の原因となることがある。
また、図10(a)に示すように、NCF41は、バンプ33を完全に覆うように設けられている。したがって、図10(b)に示すように、スタッドバンプ30とバンプ33とを接続する時には、スタッドバンプ30の先端部は最初にNCF41接触することとなる。すると、スタッドバンプ30とバンプ33とが接続した時にその接続面にNCF41を挟み込み、接触不良が発生することがある。
そこで、本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、それぞれの一面に電極パッドが設けられた2つの基板を、バンプを介して機械的、電気的に接続する実装を行う時において、バンプ同士、若しくはバンプと電極パッドとの接続に位置ずれを生じさせないとともに、その接続面にNCF等の非導電性接着材を挟み込まない基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1、第2の基板のそれぞれの一面側に設けられた第1、第2の電極パッドの少なくとも一方にバンプを形成する第1の工程と、バンプが形成された前記第1、第2の基板の一面側に、バンプの高さよりも薄い厚みを有する非導電性接着材を、バンプの先端部が突出するように配置する第2の工程と、第1、第2の基板の少なくとも一方に超音波振動を与えつつ、非導電性接着材を介して第1、第2の基板のそれぞれの一面側を対向して圧着し、第1、第2の電極パッドに形成されたバンプ同士、若しくは、バンプとバンプが形成されていない第1又は第2の電極パッドとが超音波振動の摩擦によって接続する第3の工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1に記載された基板の実装方法によれば、第1、第2の基板を圧着すると、バンプ同士、若しくはバンプとバンプが形成されていない第1又は第2の電極パッドとが最初に接触することとなる。したがって、超音波振動等による横方向の力が非導電性接着材に加わることがないので、バンプ同士、若しくはバンプと電極パッドとの接続時に、予め位置合わせを行った位置からのずれが生じにくくなる。
さらに、非導電性接着材はバンプの高さよりも薄いため、バンプ同士、若しくはバンプと電極パッドとの接続部に非導電性接着材を挟み込むことがない。したがって、超音波振動による摩擦はこれらの接続部に直接作用して、電気的及び機械的に強固に接続することができる。
請求項2に記載の発明は、第1の工程において、第1の電極パッドに前記バンプとしてのスタッドバンプを形成するとともに、第2の電極パッドにバンプとしての先端が平坦面であるメッキバンプを形成し、第2の工程において、非導電性接着材を、第1の基板の一面側に配置することを特徴とする。
請求項2に記載された基板の実装方法によれば、第1の電極パッドに形成されたスタッドバンプの先端部は、第1の基板の一面側に設けられた非導電性接着材から、予め突出していることとなる。したがって、第1、第2の基板とを圧着すると、第1の基板の一面側に形成されたスタッドバンプは、第2の基板の一面側に設けられた第2の電極パッドに最初に接触する。これにより、スタッドバンプは位置ずれすることなく第2の電極パッドと接続し、第1の基板の一面側に形成されたスタッドバンプと第2の電極パッドとの接続部に非導電性接着材を挟み込むこともない。
請求項3に記載の発明は、第1の工程において、第1の電極パッドに前記バンプとしてのスタッドバンプを形成するとともに、第2の電極パッドに前記バンプとしての先端が平坦面であるメッキバンプを形成し、第2の工程において、非導電性接着材を、第1の基板の一面側に配置することを特徴とする。
請求項3に記載された基板の実装方法によれば、第1の基板の一面側に設けられた第1の電極パッドに形成されたスタッドバンプの先端部は、第1の基板の一面側に設けられた非導電性接着材から、予め突出していることとなる。
したがって、第1、第2の基板とを圧着すると、第1の基板の一面側に形成されたスタッドバンプは、第2の基板の一面側に設けられたメッキバンプの平坦面に最初に接触する。これにより、スタッドバンプは位置ずれすることなく第2の基板の一面側に形成されたメッキバンプと接続し、また、第1の基板の一面側に形成されたスタッドバンプとく第2の基板の一面側に形成されたメッキバンプとの接続部に非導電性接着材を挟み込むこともない。
請求項4に記載の発明は、第1の工程において、第1及び第2の電極パッドにそれぞれ前記バンプとしてのスタッドバンプを形成し、第2の工程において、非導電性接着材を、前記第1又は第2の基板の一面側に配置することを特徴とする。
請求項4に記載された基板の実装方法によれば、第1、第2の電極パッドにそれぞれ形成されたスタッドバンプの先端部は、第1又は第2の基板の一面側に設けられた非導電性接着材から、予め突出していることとなる。
したがって、第1、第2の基板とを圧着すると、第1、第2の基板の一面側に形成されたスタッドバンプ同士が最初に接触する。これにより、スタッドバンプは位置ずれすることなく接続し、また、スタッドバンプ同士の接続部に非導電性接着材を挟み込むこともない。
請求項5に記載の発明は、第1の工程において、第1、第2の電極パッドにそれぞれバンプとしてのスタッドバンプを形成し、第2の工程において、非導電性接着材を、第1、第2の基板のそれぞれの一面側に配置することを特徴とする。
請求項5に記載された基板の実装方法によれば、第1、第2の電極パッドにそれぞれ形成されたスタッドバンプの先端部は、第1、第2の基板の一面側に設けられた非導電性接着材から、予め突出していることとなる。
したがって、第1、第2の基板とを圧着すると、第1、第2の基板の一面側に形成されたスタッドバンプ同士が最初に接触する。これにより、スタッドバンプは位置ずれすることなく接続し、また、スタッドバンプ同士の接続部に非導電性接着材を挟み込むこともない。なお、2つの非導電性接着材を積層した状態となるので、非導電性接着材が緩衝材として機能し、第1、第2の基板の高さのバランス調整(傾き、歪みの調整)を行いやすくなる。
請求項6に記載の発明のように、スタッドバンプは、メッキバンプとメッキバンプ上に形成されたスタッド部とで構成することができる。これにより、第1、第2の基板を圧着する時に、第1、第2の基板に生じる応力を緩和できるとともに、より強固な接続が可能となる。
請求項7に記載された発明のように、非導電性接着材として、NCFを好適に用いることができる。
請求項8に記載された発明のように、NCFがスタッドバンプの高さよりも薄い厚さに形成された凹部と凸部とが交互に形成された櫛歯型の形状を有しており、バンプが形成された第1、第2の基板の一面側に、スタッドバンプの先端部が凹部より突出するように、このNCFを配置してもよい。
請求項9に記載された発明のように、櫛歯型の形状を有するNCFの凹部を貫通孔としてもよい。これにより、第1、第2の基板を圧着した時に、バンプ同士、若しくはバンプとバンプが形成されていない第1又は第2の電極パッドとが最初に接触することとなり、これらを電気的及び機械的に強固に接続することができる。
請求項10に記載の発明のように、非導電性接着材として、流動性を有するNCPを好適に用いることができる。
請求項11に記載された半導体装置は、請求項1〜10のいずれかに記載された基板の実装方法で実装されたことを特徴とする。これにより、バンプ同士、若しくはバンプと電極パッドとが位置ずれしていない電気的及び機械的に強固に接続された信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、各図において同一、もしくは、均等である部分には、説明の簡略化のため同一の符号を付してある。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を、図1を用いて説明する。図1(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側には、電極パッド20が設けられ、この電極パッド20上に、先端が平坦面であるバンプ32とスタッド部34とで構成される高さT1のスタッドバンプ30が形成されている。
半導体基板10は、例えば、図示しないが、その一面側に加速度や角速度、圧力、湿度、光、気体や液体の流量等を検知する素子が形成されたセンサチップとして構成することができる。より具体的には、半導体基板10は、シリコン半導体等からなり、半導体製造技術を用いて、力学量を検出するための稼働部や素子等のセンシング部が形成されたものである。電極パッド20は、アルミ等からなり、半導体基板10の配線(図示せず)の一部を構成している。
スタッドバンプ30は、例えば、金バンプ等からなるものである。金バンプは比較的柔らかく、金バンプ同士、若しくは金バンプとアルミ等の電極パッドとの接続が容易にできる。また、その接続を強固なものにすることができる。
金バンプ等からなるスタッドバンプ30は、電極パッド20上に、ボールボンディング法を用いて形成される。そして、半導体基板10において、電極パッド20と上記センシング部とは、上記した図示しない配線を介して電気的に接続されている。
半導体基板10の一面側には、半導体基板10と配線基板11とを接着する非導電性接着材としてのNCF40が配置されている。NCF40は熱硬化性の樹脂フィルムであり、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂等が基材として用いられる。
また、NCF40は、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出する厚みt1(t1<T1)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図1(a)に示すように、スタッドバンプ30の先端部は、予めNCF40から突出している。
一方、第2の基板としての配線基板11の一面側には電極パッド21が設けられている。配線基板11は、半導体基板10から出力される電気信号等を処理するための処理回路を有するものである。このような配線基板11は、シリコン半導体基板等からなり、半導体製造技術を用いて、トランジスタ素子などにより形成された上記処理回路を有するものである。
電極パッド21は、アルミ等からなり、配線基板11の配線(図示せず)の一部を構成している。そして、配線基板11において、電極パッド21と上記処理回路とは、図示しない配線を介して、電気的に接続されている。
次に、図1(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図1(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10の一面側に設けられたスタッドバンプ30の先端部と配線基板11の一面側に設けられた電極パッド21とが接続する直前の状態を示す図である。
図1(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30の先端部と電極パッド21とが最初に接触した状態を示す図である。この時、スタッドバンプ30の先端部はNCF40から突出しているため、スタッドバンプ30と電極パッド21との接続部にNCF40を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30と電極パッド21とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図1(c)は、スタッドバンプ30の先端部と電極パッド21との接続後、半導体基板10をさらに配線基板11の方向に移動させて、半導体基板10と配線基板11とがNCF40によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30と電極パッド21とは位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCF40によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を、図2を用いて説明する。本実施形態では、図2(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側には、アルミ等からなる電極パッド20が設けられており、この電極パッド20の上には、高さがT1のスタッドバンプ30が形成されている。スタッドバンプ30は、例えば、金バンプであり、電極パッド20上にボールボンディング法を用いて形成される。また、半導体基板10の一面側には、半導体基板10と配線基板11とを接着するNCF40が配置されている。
NCF40は、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出する厚みt1(t1<T1)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図2(a)に示すように、スタッドバンプ30の先端部は、予めNCF40から突出している。
一方、第2の基板としての配線基板11の一面側には、アルミ等からなる電極パッド21が設けられており、この電極パッド21の上には、バンプとしての平坦形状のメッキバンプ33が形成されている。
メッキバンプ33は、例えば、金バンプ等からなるもので、アルミ等からなる電極パッド21上に、メッキ法を用いて形成される。
次に、図2(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図2(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10の一面側に設けられたスタッドバンプ30の先端部と配線基板11の一面側に設けられたメッキバンプ33とが接続する直前の状態を示す図である。
図2(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30の先端部とメッキバンプ33とが最初に接触した状態を示す図である。この時、スタッドバンプ30の先端部はNCF40から突出しているため、スタッドバンプ30とメッキバンプ33との接続部にNCF40を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30とメッキバンプ33とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図2(c)は、スタッドバンプ30の先端部とメッキバンプ33との接続後、半導体基板10をさらに配線基板11の方向に移動させて、半導体基板10と配線基板11とがNCF40によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30とメッキバンプ33とは位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCF40によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態を、図3を用いて説明する。本実施形態では、図3(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側には、アルミ等からなる電極パッド20が設けられており、この電極パッド20の上には、高さがT1のスタッドバンプ30が形成されている。スタッドバンプ30は、例えば、金バンプであり、電極パッド20上にボールボンディング法を用いて形成される。また、半導体基板10の一面側には、半導体基板10と配線基板11とを接着するNCF40が配置されている。
NCF40は、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出する厚みt1(t1<T1)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図23(a)に示すように、スタッドバンプ30の先端部は、予めNCF40から突出している。
一方、第2の基板としての配線基板11の一面側には、アルミ等からなる電極パッド21が設けられており、この電極パッド21の上には、先端が平坦面であるバンプ33とスタッド部35とで構成される高さがT2のスタッドバンプ31が形成されている。スタッドバンプ31は、例えば、金バンプであり、電極パッド21上にボールボンディング法を用いて形成される。
次に、図3(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図3(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10、配線基板11のそれぞれの一面側に設けられたスタッドバンプ30、31の先端部同士が接続する直前の状態を示す図である。
図3(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30、31の先端部同士が最初に接触した状態を示す図である。この時、上述したようにスタッドバンプ30の先端部は、予めNCF40から突出しているため、スタッドバンプ30、31の先端部における接続部にNCF40を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30、31とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図3(c)は、スタッドバンプ30、31の先端部同士の接続後、半導体基板10を配線基板11に向かってさらに移動させて半導体基板10と配線基板11とがNCF40によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30、31は位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCF40によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態を、図4を用いて説明する。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例である。すなわち、図4(a)に示すように、半導体基板10の一面側にNCF40を配置する代わりに、第2の基板としての配線基板11の一面側にNCF41を配置したものである。
NCF41は、高さT2のスタッドバンプ31の先端部が突出する厚みt2(t2<T2)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図4(a)に示すように、スタッドバンプ31の先端部は、予めNCF41から突出している。
一方、第1の基板としての半導体基板10の一面側には、アルミ等からなる電極パッド20が設けられており、この電極パッド20の上には、高さがT1のスタッドバンプ30が形成されている。スタッドバンプ30は、例えば、金バンプであり、電極パッド20上にボールボンディング法を用いて形成される。
次に、図4(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図4(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10、配線基板11のそれぞれの一面側に設けられたスタッドバンプ30、31の先端部同士が接続する直前の状態を示す図である。
図4(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30、31の先端部同士が最初に接触した状態を示す図である。この時、上述したようにスタッドバンプ30の先端部は、予めNCF41から突出しているため、スタッドバンプ30、31の先端部における接続部にNCF41を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30、31とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図4(c)は、スタッドバンプ30、31の先端部同士の接続後、半導体基板10を配線基板11に向かってさらに移動させて半導体基板10と配線基板11とがNCF41によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30、31は位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCF41によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態を、その概略断面図である図5を用いて説明する。なお、本実施形態は、第3、第4の実施形態の変形例である。すなわち、図5(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側にNCF40を配置するとともに、第2の基板としての配線基板11の一面側にNCF41を配置したものである。
NCF40は、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出する厚みt1(t1<T1)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図2(a)に示すように、スタッドバンプ30の先端部は、予めNCF40から突出している。
NCF41は、高さT2のスタッドバンプ31の先端部が突出する厚みt2(t2<T2)を有するように、予め所望の形状、大きさに形成されている。したがって、図4(a)に示すように、スタッドバンプ31の先端部は、予めNCF41から突出している。
次に、図5(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図5(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10、配線基板11のそれぞれの一面側に設けられたスタッドバンプ30、31の先端部同士が接続する直前の状態を示す図である。
図5(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30、31の先端部同士が最初に接触した状態を示す図である。この時、上述したようにスタッドバンプ30、31の先端部は、予めNCF40、41から突出しているため、スタッドバンプ30、31の先端部における接続部にNCF40、41を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30、31とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図5(c)は、スタッドバンプ30、31の先端部同士の接続後、半導体基板10を配線基板11に向かってさらに移動させて半導体基板10と配線基板11とがNCF40、41によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30、31は位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCF40、41によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
なお、半導体基板10と配線基板11とを圧着する際に、積層したNCF40、41が緩衝材として機能する。したがって、半導体基板10と配線基板11とを圧着する際に半導体基板10、配線基板11の高さのバランス調整(傾き、歪みの調整)を行いやすくなる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態を、図6を用いて説明する。本実施形態では、図6(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側には、アルミ等からなる電極パッド20が設けられており、この電極パッド20の上には、高さがT1のスタッドバンプ30が形成されている。スタッドバンプ30は、例えば、金バンプであり、電極パッド20上にボールボンディング法を用いて形成される。また、半導体基板10の一面側には、半導体基板10と配線基板11とを接着する非導電性接着材としてのNCP50が、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出するするように配置されている。なお、NCP50は、流動性を有する熱硬化型の樹脂ペーストであり、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂等が基材として用いられる。
一方、第2の基板としての配線基板11の一面側には電極パッド21が設けられている。配線基板11は、半導体基板10から出力される電気信号等を処理するための処理回路を有するものである。このような配線基板11は、シリコン半導体基板等からなり、半導体製造技術を用いて、トランジスタ素子などにより形成された上記処理回路を有するものである。
電極パッド21は、アルミ等からなり、配線基板11の配線(図示せず)の一部を構成している。そして、配線基板11において、電極パッド21と上記処理回路とは、図示しない配線を介して、電気的に接続されている。
次に、図6(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図6(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10の一面側に設けられたスタッドバンプ30の先端部と配線基板11の一面側に設けられた電極パッド21とが接続する直前の状態を示す図である。この時、スタッドバンプ30の先端部にNCPが付着したとしても、半導体基板10に与えられる超音波振動により、付着したNCPは半導体基板10が配線基板11に向かう移動過程において除去される。
図6(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30の先端部と電極パッド21とが最初に接触した状態を示す図である。この時、スタッドバンプ30の先端部はNCP50から突出しているため、スタッドバンプ30と電極パッド21との接続部にNCP50を挟み込むことはない。
図6(c)は、スタッドバンプ30の先端部と電極パッド21との接触後、半導体基板10をさらに配線基板11の方向に移動させて、半導体基板10と配線基板11とがNCP50によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30と電極パッド21とは位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCP50によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態を、図7を用いて説明する。なお、本実施形態は、第6の実施形態の変形例である。すなわち、図7(a)に示すように、第1の基板としての半導体基板10の一面側にNCP50を配置するとともに、第2の基板としての配線基板11の一面側にNCP51を配置したものである。
NCP50は、高さT1のスタッドバンプ30の先端部が突出するように配置されている。また、NCP51は、高さT2のスタッドバンプ31の先端部が突出するように配置されている。
次に、図7(a)〜(c)に示す各工程について説明する。図7(a)は、図示しないフリップチップボンダーによって、半導体基板10と配線基板11との位置合わせが終了して、図示しない超音波振動子により半導体基板10に超音波振動を与えつつ、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させ、半導体基板10、配線基板11のそれぞれの一面側に設けられたスタッドバンプ30、31の先端部同士が接続する直前の状態を示す図である。
図7(b)は、半導体基板10を配線基板11に向かって移動させて、スタッドバンプ30、31の先端部同士が最初に接触した状態を示す図である。この時、上述したようにスタッドバンプ30、31端部は、予めNCP50、51から突出しているため、スタッドバンプ30、31の先端部における接続部にNCP50、51を挟み込むことはない。また、半導体基板10に与えられた超音波振動の摩擦作用により、スタッドバンプ30、31とは金属接合し、電気的及び機械的に接続する。
図7(c)は、スタッドバンプ30、31の先端部同士の接続後、半導体基板10を配線基板11に向かってさらに移動させて半導体基板10と配線基板11とがNCF40、41によって接着された状態を示す図であって、本実施形態における基板の実装方法で実装された半導体装置を示す図である。
このように、本実施形態における基板の実装方法を採用することにより、スタッドバンプ30、31は位置ずれすることなく、電気的及び機械的に接続する。また、半導体基板10と配線基板11とはNCP50、51によって強固に接続される。したがって、半導体基板10と配線基板11との電気的な接続を信頼性の高い確実なものとすることができる。
(その他実施形態)
本発明のその他の実施形態を、図8、9を用いて説明する。図8(a)は、半導体基板10と配線基板11とを接着するNCF42の断面形状を示す図であり、その断面形状は凹部45と凸部46とが交互に形成された櫛歯型である。また、凹部45の厚さはt3とする。
図8(b)は、櫛歯型NCF42を半導体基板10の一面側に配置した状態を示す図である。図8(b)に示すように、櫛歯型NCF42は、凹部45とスタッドバンプ30とが重なる位置に配置されている。また、凹部45の厚さt3は、スタッドバンプ30の高さT1より薄くなるように形成されている(t3<T1)。これにより、スタッドバンプ30の先端部は凹部45から突出する。したがって、図8(c)に示すように、半導体基板10と配線基板11とを櫛歯型NCF42を介して接着する際に、スタッドバンプ30と電極パッド21との接続部に櫛歯型NCF42を挟み込まないようにすることができる。
図9(a)は、図8(a)で示した櫛歯型NCF42の凹部を貫通孔47としたNCF43の断面図である。図9(b)は、NCF43の上面図である。図9(b)に示すように、本実施形態においては、櫛歯型NCF43を矩形型とした。しかしながら、櫛歯型NCF43の形状はこれに限らず、半導体基板10や配線基板11の大きさや形状に基づいて定めることができる。また、図9(b)に示すように、貫通孔47を円形状としたが、これに限らず、矩形状や楕円形状としてもよい。
図9(c)は、NCF43を半導体基板10の一面側に配置した状態を示す図である。図9(c)に示すように、NCF43は、貫通孔47からスタッドバンプ30が突出している。したがって、図9(d)に示すように、半導体基板10と配線基板11とをNCF43を介して接着する際に、スタッドバンプ30の先端部と電極パッド21とが最初に接触し、スタッドバンプ30と電極パッド21との電気的接続部にNCF43を挟み込まないようにすることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、数々の変形実施が可能である。また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。
本発明の第1の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第3の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第4の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第5の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第6の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明の第7の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明のその他の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 本発明のその他の実施形態における、基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。 従来の基板の基板の実装方法、及びその実装方法で実装された半導体基板の断面を示す図である。
符号の説明
10・・・半導体基板、11・・・配線基板、20,21・・・電極パッド、
30,31・・・スタッドバンプ、40,41,42,43・・・NCF(非導電性フィルム)、50,51・・・NCP(非導電性ペースト)

Claims (11)

  1. 第1、第2の基板のそれぞれの一面側に設けられた第1、第2の電極パッドの少なくとも一方にバンプを形成する第1の工程と、
    前記バンプが形成された前記第1、第2の基板の一面側に、前記バンプの高さよりも薄い厚みを有する非導電性接着材を、前記バンプの先端部が突出するように配置する第2の工程と、
    前記第1、第2の基板の少なくとも一方に超音波振動を与えつつ、前記非導電性接着材を介して前記第1、第2の基板のそれぞれの一面側を対向して圧着し、
    前記第1、第2の電極パッドに形成されたバンプ同士、若しくは、前記バンプと前記バンプが形成されていない前記第1又は第2の電極パッドとが前記超音波振動の摩擦によって接続する第3の工程と、を含むことを特徴とする基板の実装方法。
  2. 前記第1の工程において、
    前記第1の電極パッドに前記バンプとしてのスタッドバンプを形成し、
    前記第2の工程において、
    前記非導電性接着材を、前記第1の基板の一面側に配置することを特徴とする請求項1に記載の基板の実装方法。
  3. 前記第1の工程において、
    前記第1の電極パッドに前記バンプとしてのスタッドバンプを形成するとともに、前記第2の電極パッドに前記バンプとしての先端が平坦面であるメッキバンプを形成し、
    前記第2の工程において、
    前記非導電性接着材を、前記第1の基板の一面側に配置することを特徴とする請求項1に記載の基板の実装方法。
  4. 前記第1の工程において、
    前記第1及び第2の電極パッドにそれぞれ前記バンプとしてのスタッドバンプを形成し、
    前記第2の工程において、
    前記非導電性接着材を、前記第1又は第2の基板の一面側に配置することを特徴とする請求項1に記載の基板の実装方法。
  5. 前記第1の工程において、
    前記第1、第2の電極パッドにそれぞれ前記バンプとしてのスタッドバンプを形成し、
    前記第2の工程において、
    前記非導電性接着材を、前記第1、第2の基板のそれぞれの一面側に配置することを特徴とする請求項1に記載の基板の実装方法。
  6. 前記スタッドバンプは、前記メッキバンプと前記メッキバンプ上に形成されたスタッド部とで構成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の基板の実装方法。
  7. 前記非導電性接着材は、非導電性フィルムであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板の実装方法。
  8. 前記非導電性フィルムは、前記バンプの高さよりも薄い厚さに形成された凹部と凸部とが交互に形成された櫛歯型の形状を有し、前記バンプが形成された前記第1、第2の基板の一面側に、前記バンプの先端部が前記凹部から突出するように配置することを特徴とする請求項7に記載の基板の実装方法。
  9. 前記凹部は、前記非導電性フィルムを貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項8に記載の基板の実装方法。
  10. 前記非導電性接着材は、流動性を有する非導電性ペーストであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板の実装方法。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の基板の実装方法で実装されたことを特徴とする半導体装置。
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