JP2001053106A - フリップチップ接続構造と電子部品の製造方法 - Google Patents
フリップチップ接続構造と電子部品の製造方法Info
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バンプを用いたフリップチップ接続構造におい
て、弾性配線基板を用いなくても、簡単な構造で材料の
熱膨張差による応力を吸収することができ、パッケージ
コストが低く、かつ、高消費電力用半導体デバイスの場
合でも熱抵抗を小さくすることができるフリップチップ
接続構造の提供。 【解決手段】半導体デバイス(図1の1)の接続電極
に、該接続電極に固定される支柱(図1の7)と、対向
する回路基板(図1の3)の接続パッドに接触するコン
タクト部(図1の5)と、これらを弾性的に接続する板
状の金属からなる弾性体(図1の6)とから構成される
弾性体バンプが接合され、半導体デバイス又は回路基板
の熱膨張により発生した応力が弾性体バンプに加わった
場合でも、弾性体が応力を吸収することによって、コン
タクト部と回路基板の接続パッドとの接続が保持され
る。
て、弾性配線基板を用いなくても、簡単な構造で材料の
熱膨張差による応力を吸収することができ、パッケージ
コストが低く、かつ、高消費電力用半導体デバイスの場
合でも熱抵抗を小さくすることができるフリップチップ
接続構造の提供。 【解決手段】半導体デバイス(図1の1)の接続電極
に、該接続電極に固定される支柱(図1の7)と、対向
する回路基板(図1の3)の接続パッドに接触するコン
タクト部(図1の5)と、これらを弾性的に接続する板
状の金属からなる弾性体(図1の6)とから構成される
弾性体バンプが接合され、半導体デバイス又は回路基板
の熱膨張により発生した応力が弾性体バンプに加わった
場合でも、弾性体が応力を吸収することによって、コン
タクト部と回路基板の接続パッドとの接続が保持され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップ接
続構造及び電子部品の製造方法に関するものである。
続構造及び電子部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフリップチップ接続構造は、例え
ば、特開平5-160198号公報に示されているように、柱状
又は球状の金属からなるバンプで基板同士を強固に固定
するものであるため、基板やパッケージングの際に使用
される材料の熱膨張差によって生じる応力が接続バンプ
に集中することを防止するために複雑な構造をとる必要
がある。
ば、特開平5-160198号公報に示されているように、柱状
又は球状の金属からなるバンプで基板同士を強固に固定
するものであるため、基板やパッケージングの際に使用
される材料の熱膨張差によって生じる応力が接続バンプ
に集中することを防止するために複雑な構造をとる必要
がある。
【0003】その詳細を図14によって説明する。この
フリップチップ接続構造は、図14に示すように、搭載
基板63上に有機多層基板62を接着し、有機多層基板
62の電極61上にバンプ電極60を形成している。次
に、両面に半導体デバイス側電極54が形成された弾性
配線基板55を接続し、この弾性配線基板55に半導体
デバイス51の電極52にバンプ電極53を形成した半
導体デバイス51を接続する。
フリップチップ接続構造は、図14に示すように、搭載
基板63上に有機多層基板62を接着し、有機多層基板
62の電極61上にバンプ電極60を形成している。次
に、両面に半導体デバイス側電極54が形成された弾性
配線基板55を接続し、この弾性配線基板55に半導体
デバイス51の電極52にバンプ電極53を形成した半
導体デバイス51を接続する。
【0004】最後に、放熱板を兼ねたキャビティー構造
のキャップ64と半導体デバイス51の裏面とを接着す
るための絶縁性の弾性材56と、同じく放熱板を兼ねた
キャビティー構造のキャップ64と搭載基板63とを接
着するための接着層65を形成した後、各々を接着した
構造となっている。
のキャップ64と半導体デバイス51の裏面とを接着す
るための絶縁性の弾性材56と、同じく放熱板を兼ねた
キャビティー構造のキャップ64と搭載基板63とを接
着するための接着層65を形成した後、各々を接着した
構造となっている。
【0005】このような構造をとることによって、搭載
基板63とキャップ64の間に搭載された半導体デバイ
ス51と搭載基板63との電気的機械的な接続手段であ
る電極52とバンプ電極60に対して応力が集中しない
構造となっている。その理由は、キャップ64と搭載基
板63の熱膨張差が、絶縁性の弾性材56、バンプ電極
52とバンプ電極60が上下千鳥配置になった弾性配線
基板55、有機多層配線基板62及び接着層65によっ
て吸収される構造となっているためである。
基板63とキャップ64の間に搭載された半導体デバイ
ス51と搭載基板63との電気的機械的な接続手段であ
る電極52とバンプ電極60に対して応力が集中しない
構造となっている。その理由は、キャップ64と搭載基
板63の熱膨張差が、絶縁性の弾性材56、バンプ電極
52とバンプ電極60が上下千鳥配置になった弾性配線
基板55、有機多層配線基板62及び接着層65によっ
て吸収される構造となっているためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フリップチップ接続構造では、バンプ接続したバンプへ
の応力集中を吸収するための構造が非常に複雑になる結
果、部品構造が複雑になるという問題がある。また、応
力を緩和するためにはバンプの配置に制約が生じたり、
弾性配線基板に対して半導体デバイスと有機多層基板の
双方を位置合わせしなければならないために位置合わせ
の誤差が生じやすく、プロセスが複雑で且つ長くなるた
めにパッケージコストが高くなるという問題がある。更
に、ヒートシンク付きの高消費電力半導体デバイスのパ
ッケージでは、半導体デバイスをメタルによって直接ヒ
ートシンクに接続することができない構造となるため、
熱抵抗が高くなるという問題も生じていた。
フリップチップ接続構造では、バンプ接続したバンプへ
の応力集中を吸収するための構造が非常に複雑になる結
果、部品構造が複雑になるという問題がある。また、応
力を緩和するためにはバンプの配置に制約が生じたり、
弾性配線基板に対して半導体デバイスと有機多層基板の
双方を位置合わせしなければならないために位置合わせ
の誤差が生じやすく、プロセスが複雑で且つ長くなるた
めにパッケージコストが高くなるという問題がある。更
に、ヒートシンク付きの高消費電力半導体デバイスのパ
ッケージでは、半導体デバイスをメタルによって直接ヒ
ートシンクに接続することができない構造となるため、
熱抵抗が高くなるという問題も生じていた。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、バンプを用いたフリッ
プチップ接続構造において、弾性配線基板を用いなくて
も、簡単な構造で材料の熱膨張差による応力を吸収する
ことができ、パッケージコストが低く、かつ、高消費電
力用半導体デバイスの場合でも熱抵抗を小さくすること
ができるフリップチップ接続構造を提供することにあ
る。
のであって、その主たる目的は、バンプを用いたフリッ
プチップ接続構造において、弾性配線基板を用いなくて
も、簡単な構造で材料の熱膨張差による応力を吸収する
ことができ、パッケージコストが低く、かつ、高消費電
力用半導体デバイスの場合でも熱抵抗を小さくすること
ができるフリップチップ接続構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の視点によれば、対向する複数の基
板をバンプにより電気的に接続するフリップチップ接続
構造において、前記バンプがその一部に弾性体を含み、
該弾性体により前記フリップチップを構成する部材の熱
膨張によって生じる応力を吸収するものである。
に、本発明は、第1の視点によれば、対向する複数の基
板をバンプにより電気的に接続するフリップチップ接続
構造において、前記バンプがその一部に弾性体を含み、
該弾性体により前記フリップチップを構成する部材の熱
膨張によって生じる応力を吸収するものである。
【0009】また、本発明は、第2の視点によれば、半
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続されているものである。
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続されているものである。
【0010】また、本発明は、第3の視点によれば、半
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続され、前記弾性体バンプが配設されない所定の
領域、Bステージ特性を有する樹脂が配置されているも
のである。
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続され、前記弾性体バンプが配設されない所定の
領域、Bステージ特性を有する樹脂が配置されているも
のである。
【0011】更に、本発明は、第4の視点によれば、半
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続され、前記半導体デバイス又は前記回路基板の
一方の基板がヒートシンクに接合され、前記ヒートシン
クと他方の基板とが応力吸収体を介在することなく固着
されているものである。
導体デバイスの接続電極と、該接続電極に対応する位置
に設けた回路基板の接続パッドと、が電気的及び機械的
に接続されるフリップチップの接続構造において、前記
半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前記接
続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプによ
って接続され、前記半導体デバイス又は前記回路基板の
一方の基板がヒートシンクに接合され、前記ヒートシン
クと他方の基板とが応力吸収体を介在することなく固着
されているものである。
【0012】本発明においては、前記弾性体バンプが、
金属からなる支柱と弾性体とコンタクト部とにより構成
され、また、前記弾性体バンプが、電解メッキ又は無電
解メッキにより形成されていることが好ましい。
金属からなる支柱と弾性体とコンタクト部とにより構成
され、また、前記弾性体バンプが、電解メッキ又は無電
解メッキにより形成されていることが好ましい。
【0013】また、本発明は、第5の視点において、電
子部品の製造方法を提供する。該方法は、シリコン基板
に、所定の形状の凹部を形成し、該凹部に電解メッキ法
又は無電解メッキ法により、その一部に弾性構造を含む
弾性体バンプを形成する工程と、該弾性体バンプの一端
を基板に設けた電極に圧着する工程と、を少なくとも有
するものである。
子部品の製造方法を提供する。該方法は、シリコン基板
に、所定の形状の凹部を形成し、該凹部に電解メッキ法
又は無電解メッキ法により、その一部に弾性構造を含む
弾性体バンプを形成する工程と、該弾性体バンプの一端
を基板に設けた電極に圧着する工程と、を少なくとも有
するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るフリップチップの接
続構造は、その好ましい一実施の形態において、半導体
デバイス(図1の1)の接続電極に、該接続電極に固定
される支柱(図1の7)と、対向する回路基板(図1の
3)の接続パッドに接触するコンタクト部(図1の5)
と、これらを弾性的に接続する板状の金属からなる弾性
体(図1の6)とから構成される弾性体バンプが接合さ
れ、半導体デバイス又は回路基板の熱膨張により発生し
た応力が弾性体バンプに加わった場合でも、弾性体が応
力を吸収することによって、コンタクト部と回路基板の
接続パッドとの接続が保持される。
続構造は、その好ましい一実施の形態において、半導体
デバイス(図1の1)の接続電極に、該接続電極に固定
される支柱(図1の7)と、対向する回路基板(図1の
3)の接続パッドに接触するコンタクト部(図1の5)
と、これらを弾性的に接続する板状の金属からなる弾性
体(図1の6)とから構成される弾性体バンプが接合さ
れ、半導体デバイス又は回路基板の熱膨張により発生し
た応力が弾性体バンプに加わった場合でも、弾性体が応
力を吸収することによって、コンタクト部と回路基板の
接続パッドとの接続が保持される。
【0015】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0016】[実施例1]まず、図1乃至図4及び図1
1及び図12を参照して、本発明の第1の実施例に係る
フリップチップ接続構造について説明する。図1は、本
発明の第1の実施例に係るフリップチップ接続構造の断
面図であり、図2及び図3は、弾性体バンプの拡大断面
図であり、図2は、弾性体バンプを回路基板側に形成し
たものであり、図3は、弾性体バンプを半導体デバイス
側に形成したものである。また、図5は、弾性体バンプ
のコンタクト部を拡大した平面図及び側面図である。図
11は、弾性体バンプを形成する手順を示すフロー図で
あり、図12は、弾性体バンプを基板に接合する手順を
示すフロー図である。
1及び図12を参照して、本発明の第1の実施例に係る
フリップチップ接続構造について説明する。図1は、本
発明の第1の実施例に係るフリップチップ接続構造の断
面図であり、図2及び図3は、弾性体バンプの拡大断面
図であり、図2は、弾性体バンプを回路基板側に形成し
たものであり、図3は、弾性体バンプを半導体デバイス
側に形成したものである。また、図5は、弾性体バンプ
のコンタクト部を拡大した平面図及び側面図である。図
11は、弾性体バンプを形成する手順を示すフロー図で
あり、図12は、弾性体バンプを基板に接合する手順を
示すフロー図である。
【0017】図1乃至図4に示すように、本発明の第1
の実施例に係るフリップチップ接続構造は、対向する基
板のうち一側の基板(図1では半導体デバイス)の電極
に設けられた支柱7と、他側の基板(図1では回路基
板)の電極と接するコンタクト部5と、これらを弾性的
に繋ぎ合わせる弾性体6とから構成される弾性体バンプ
によって、対向する基板を電気的及び機械的に接続する
ものである。
の実施例に係るフリップチップ接続構造は、対向する基
板のうち一側の基板(図1では半導体デバイス)の電極
に設けられた支柱7と、他側の基板(図1では回路基
板)の電極と接するコンタクト部5と、これらを弾性的
に繋ぎ合わせる弾性体6とから構成される弾性体バンプ
によって、対向する基板を電気的及び機械的に接続する
ものである。
【0018】すなわち、従来は、円柱状又は球状の金属
からなるバンプで対向する基板を強固に固定するのに対
し、本実施例の弾性体バンプは、バンプの一部に弾性特
性を有する弾性体6を有し、対向する基板を柔軟かつ確
実に接続するものである。この弾性体の形状としては種
々の形状、構造が考えられるが、本実施例に用いられる
バンプは微細に形成しなければならないため、製造の容
易性を考慮して板状の金属を弾性体として用いている。
からなるバンプで対向する基板を強固に固定するのに対
し、本実施例の弾性体バンプは、バンプの一部に弾性特
性を有する弾性体6を有し、対向する基板を柔軟かつ確
実に接続するものである。この弾性体の形状としては種
々の形状、構造が考えられるが、本実施例に用いられる
バンプは微細に形成しなければならないため、製造の容
易性を考慮して板状の金属を弾性体として用いている。
【0019】図11を参照して、本実施例の弾性体バン
プの製造方法について説明する。まず、シリコン基板上
に、公知のリソグラフィー技術、エッチング技術を用い
て、コンタクト部5、弾性体6及び支柱7の各種形状に
合致した形状のシリコンテンプレートを作成する(S1
01)。次に、このシリコンテンプレートにメッキ膜形
成用の電気を流すための導電体薄膜をスパッタ、蒸着等
によって形成する(S102)。
プの製造方法について説明する。まず、シリコン基板上
に、公知のリソグラフィー技術、エッチング技術を用い
て、コンタクト部5、弾性体6及び支柱7の各種形状に
合致した形状のシリコンテンプレートを作成する(S1
01)。次に、このシリコンテンプレートにメッキ膜形
成用の電気を流すための導電体薄膜をスパッタ、蒸着等
によって形成する(S102)。
【0020】その後、所望のメッキ膜を電解メッキ法或
いは無電解メッキ法によって形成し、コンタクト部5、
弾性体6、支柱7を製造する(S103)。そして、レ
ジスト塗布、露光、現像等のリソグラフィー技術によっ
て、コンタクト部5、弾性体6、支柱7を所望の形状に
加工する(S104)。次に、コンタクト部5と弾性体
6とを熱圧着により接合し(S105)、コンタクト部
5及び弾性体6の形成が完了する(S106)。
いは無電解メッキ法によって形成し、コンタクト部5、
弾性体6、支柱7を製造する(S103)。そして、レ
ジスト塗布、露光、現像等のリソグラフィー技術によっ
て、コンタクト部5、弾性体6、支柱7を所望の形状に
加工する(S104)。次に、コンタクト部5と弾性体
6とを熱圧着により接合し(S105)、コンタクト部
5及び弾性体6の形成が完了する(S106)。
【0021】このように形成した弾性体バンプを半導体
デバイス1又は回路基板3に接合する手順を、図12を
参照して説明する。まず、この弾性体バンプを形成する
基板に支柱7と接合するための接続電極を形成する(S
201)。そして、弾性体バンプの支柱7を、半導体デ
バイス1の接続電極部4または回路基板3の接続電極部
4に位置合わせして(S202)、約200〜400℃
の温度により熱圧着、スクラブ付加熱圧着、又は、超音
波付加熱圧着すると同時に弾性体バンプをシリコンテン
プレートより剥離させる(S203)。このようにし
て、コンタクト部5、弾性体6、支柱7等が一体構造と
なった弾性体バンプが形成された半導体デバイス1また
は回路基板3が完成する。
デバイス1又は回路基板3に接合する手順を、図12を
参照して説明する。まず、この弾性体バンプを形成する
基板に支柱7と接合するための接続電極を形成する(S
201)。そして、弾性体バンプの支柱7を、半導体デ
バイス1の接続電極部4または回路基板3の接続電極部
4に位置合わせして(S202)、約200〜400℃
の温度により熱圧着、スクラブ付加熱圧着、又は、超音
波付加熱圧着すると同時に弾性体バンプをシリコンテン
プレートより剥離させる(S203)。このようにし
て、コンタクト部5、弾性体6、支柱7等が一体構造と
なった弾性体バンプが形成された半導体デバイス1また
は回路基板3が完成する。
【0022】このように、半導体デバイス1又は回路基
板3のいずれか一方に弾性体バンプを形成し、弾性体バ
ンプのコンタクト部5と他側の基板の電極とを対向させ
て接触させることにより対向する基板を電気的に接続す
る。ここで、本実施例の弾性体バンプは、基板に固定さ
れる支柱7と、対向する基板の電極に接触するコンタク
ト部5との間を、可撓性を有する弾性体(例えば、所定
の厚さの板状体)で接続しているために、半導体基板
1、回路基板3や他の構成部材のそり、熱膨張により応
力が発生した場合でも、弾性体6がたわむことによって
その応力を吸収することができ、対向する基板の電気的
接続を確保することが可能である。
板3のいずれか一方に弾性体バンプを形成し、弾性体バ
ンプのコンタクト部5と他側の基板の電極とを対向させ
て接触させることにより対向する基板を電気的に接続す
る。ここで、本実施例の弾性体バンプは、基板に固定さ
れる支柱7と、対向する基板の電極に接触するコンタク
ト部5との間を、可撓性を有する弾性体(例えば、所定
の厚さの板状体)で接続しているために、半導体基板
1、回路基板3や他の構成部材のそり、熱膨張により応
力が発生した場合でも、弾性体6がたわむことによって
その応力を吸収することができ、対向する基板の電気的
接続を確保することが可能である。
【0023】また、本実施例の弾性体バンプで対向する
基板を接合する場合には、有機系無機系の絶縁材料等か
らなる支持体2を、半導体デバイス1側または回路基板
3側のどちらか一方に形成しておくことが好ましい。こ
のような支柱7を設けることにより、半導体基板1と回
路基板3との機械的な接合を得ることができる。なお、
支持体2の熱膨張により発生する応力も弾性体6によっ
て吸収することができるため、支持体2の材料選定が容
易となる。
基板を接合する場合には、有機系無機系の絶縁材料等か
らなる支持体2を、半導体デバイス1側または回路基板
3側のどちらか一方に形成しておくことが好ましい。こ
のような支柱7を設けることにより、半導体基板1と回
路基板3との機械的な接合を得ることができる。なお、
支持体2の熱膨張により発生する応力も弾性体6によっ
て吸収することができるため、支持体2の材料選定が容
易となる。
【0024】このように、本実施例の弾性体バンプは、
シリコンテンプレートを用いて、メッキ等の方法により
簡単に形成することができ、また、熱圧着等の方法で基
板に容易に結合することができるため、従来の方法に比
べて安価な接続構造を実現することができる。また、弾
性体バンプに設けた弾性体6により、半導体基板1と回
路基板3の熱膨張差による応力を確実に吸収することが
できるため、従来の球状又は円柱状のバンプのように、
マトリックス状に配列されたバンプの一部分がはがれて
しまったり、半導体デバイスに応力を与えてその特性が
劣化する等の問題を回避することができる。
シリコンテンプレートを用いて、メッキ等の方法により
簡単に形成することができ、また、熱圧着等の方法で基
板に容易に結合することができるため、従来の方法に比
べて安価な接続構造を実現することができる。また、弾
性体バンプに設けた弾性体6により、半導体基板1と回
路基板3の熱膨張差による応力を確実に吸収することが
できるため、従来の球状又は円柱状のバンプのように、
マトリックス状に配列されたバンプの一部分がはがれて
しまったり、半導体デバイスに応力を与えてその特性が
劣化する等の問題を回避することができる。
【0025】なお、コンタクト部5の形状は、対向する
基板の電極に確実に接触する形状であれば任意の形状に
することができ、例えば、図4(a)に示す四角錐型
や、(b)に示す半円球型や、(c)に示す円錐型等の
形状が好ましい。これらの形状は、シリコンテンプレー
トを任意に加工することによって容易に製造可能であ
る。また、弾性体バンプは、対向する基板のどちら側に
形成しても良く、例えば、図2に示すように、回路基板
3側に形成したり、図3に示すように、半導体デバイス
1側に形成しても良い。どちら側に形成するかは、基板
の材質、耐熱性、基板の強度、支柱を形成するスペース
等の要素から総合的に判断することができる。
基板の電極に確実に接触する形状であれば任意の形状に
することができ、例えば、図4(a)に示す四角錐型
や、(b)に示す半円球型や、(c)に示す円錐型等の
形状が好ましい。これらの形状は、シリコンテンプレー
トを任意に加工することによって容易に製造可能であ
る。また、弾性体バンプは、対向する基板のどちら側に
形成しても良く、例えば、図2に示すように、回路基板
3側に形成したり、図3に示すように、半導体デバイス
1側に形成しても良い。どちら側に形成するかは、基板
の材質、耐熱性、基板の強度、支柱を形成するスペース
等の要素から総合的に判断することができる。
【0026】更に、この弾性体バンプは、支柱7と弾性
体6とコンタクト部5を一体として形成することも、各
々別個に形成して後で熱圧着等の方法によって結合する
こともできる。また、本実施例の弾性体バンプは、支柱
7から弾性体6を通してコンタクト部5に電気が流れ、
弾性体6が適度な可撓性を有し、コンタクト部5の先端
が対向する基板の接続電極との間で確実な接触が得られ
る材料であれば良く、これらを同一の金属で形成するこ
とも、各々別個の材料で形成することも可能である。
体6とコンタクト部5を一体として形成することも、各
々別個に形成して後で熱圧着等の方法によって結合する
こともできる。また、本実施例の弾性体バンプは、支柱
7から弾性体6を通してコンタクト部5に電気が流れ、
弾性体6が適度な可撓性を有し、コンタクト部5の先端
が対向する基板の接続電極との間で確実な接触が得られ
る材料であれば良く、これらを同一の金属で形成するこ
とも、各々別個の材料で形成することも可能である。
【0027】[実施例2]次に、図5及び図6を参照し
て、本発明の第2の実施例に係るフリップチップ接続構
造について説明する。図5及び図6は、弾性体にたわみ
を持たせて対向する基板を接続した状態を示す断面図で
あり、図5(a)は、半導体デバイス側に弾性体バンプ
を設けた例を、図5(b)は、回路基板側に弾性体バン
プを設けた例を、図6は、半導体デバイスと回路基板の
双方に弾性体バンプを設けた例を示す。なお、弾性体バ
ンプの形成方法や基板への接合方法等は、前記した第1
の実施例と同様である。
て、本発明の第2の実施例に係るフリップチップ接続構
造について説明する。図5及び図6は、弾性体にたわみ
を持たせて対向する基板を接続した状態を示す断面図で
あり、図5(a)は、半導体デバイス側に弾性体バンプ
を設けた例を、図5(b)は、回路基板側に弾性体バン
プを設けた例を、図6は、半導体デバイスと回路基板の
双方に弾性体バンプを設けた例を示す。なお、弾性体バ
ンプの形成方法や基板への接合方法等は、前記した第1
の実施例と同様である。
【0028】図5(a)に示すように、半導体デバイス
側に接合した弾性体バンプの支柱7の高さAと、回路基
板の表面に形成した電極パッド4bと弾性体バンプのコ
ンタクト部5の高さBの合計よりもやや小さく支持体2
の長さを設定することによって、フリップチップ接続時
に弾性体6にたわみを持たせることができる。このよう
に弾性体6の弾性特性内のたわみを与えることによっ
て、半導体デバイス1、回路基板3や支持体2が反りや
熱膨張によって変形した場合であっても、対向する基板
の電気的接続を確保することができ、信頼性の高いフリ
ップチップ接続構造が得られる。図5(b)は、回路基
板側に弾性体バンプを形成して接続した例を示すもので
あり、この場合も図5(a)と同様の効果が得られる。
側に接合した弾性体バンプの支柱7の高さAと、回路基
板の表面に形成した電極パッド4bと弾性体バンプのコ
ンタクト部5の高さBの合計よりもやや小さく支持体2
の長さを設定することによって、フリップチップ接続時
に弾性体6にたわみを持たせることができる。このよう
に弾性体6の弾性特性内のたわみを与えることによっ
て、半導体デバイス1、回路基板3や支持体2が反りや
熱膨張によって変形した場合であっても、対向する基板
の電気的接続を確保することができ、信頼性の高いフリ
ップチップ接続構造が得られる。図5(b)は、回路基
板側に弾性体バンプを形成して接続した例を示すもので
あり、この場合も図5(a)と同様の効果が得られる。
【0029】また、図6は、半導体デバイス1と回路基
板3の双方に弾性体バンプを形成したものであるが、こ
の場合は、半導体デバイス1表面に形成した接続電極4
aの厚さと、回路基板3に形成した接続パッド4bの厚
さと、弾性体バンプの支柱7の底部から負荷がかかって
いない状態でのコンタクト部5先端までの高さの合計よ
りもやや小さい高さに支持体2を設定すれば、図5と同
様の効果が得られる。このような構造にすることによっ
て、半導体デバイス1側と回路基板3側に弾性体バンプ
を交互に形成することができるので、より多ピン狭ピッ
チのフリップチップ接続に容易に対応することができ
る。
板3の双方に弾性体バンプを形成したものであるが、こ
の場合は、半導体デバイス1表面に形成した接続電極4
aの厚さと、回路基板3に形成した接続パッド4bの厚
さと、弾性体バンプの支柱7の底部から負荷がかかって
いない状態でのコンタクト部5先端までの高さの合計よ
りもやや小さい高さに支持体2を設定すれば、図5と同
様の効果が得られる。このような構造にすることによっ
て、半導体デバイス1側と回路基板3側に弾性体バンプ
を交互に形成することができるので、より多ピン狭ピッ
チのフリップチップ接続に容易に対応することができ
る。
【0030】[実施例3]次に、図7を参照して、本発
明の第3の実施例に係るフリップチップ接続構造につい
て説明する。図7(a)〜(c)は、弾性体バンプのコ
ンタクト部を拡大した平面図と側断面図である。前記し
た第1及び第2の実施例では、コンタクト部は単一の部
材から構成された例について説明したが、本実施例で
は、コンタクト部の表面にコンタクト部本体と異なる金
属を被覆したものである。
明の第3の実施例に係るフリップチップ接続構造につい
て説明する。図7(a)〜(c)は、弾性体バンプのコ
ンタクト部を拡大した平面図と側断面図である。前記し
た第1及び第2の実施例では、コンタクト部は単一の部
材から構成された例について説明したが、本実施例で
は、コンタクト部の表面にコンタクト部本体と異なる金
属を被覆したものである。
【0031】図7(a)は、四角錐型のコンタクト部5
表面に、メタル8が被覆されているものである。メタル
8としては、Au、Cu、Ti、Ni、Rd、Pd、S
n/Pbなどの金属、又は、これらの組み合わせによる
金属が、メッキ、蒸着、ディップ法等によって形成され
ている。メタル8の膜厚は、0.2〜50μm程度が好
ましい。
表面に、メタル8が被覆されているものである。メタル
8としては、Au、Cu、Ti、Ni、Rd、Pd、S
n/Pbなどの金属、又は、これらの組み合わせによる
金属が、メッキ、蒸着、ディップ法等によって形成され
ている。メタル8の膜厚は、0.2〜50μm程度が好
ましい。
【0032】このように、コンタクト部5本体とは異な
る金属を表面に被覆するのは、コンタクト部5と弾性体
6とを同一金属で形成する場合、弾性体6には本発明の
特徴である可撓性を持たせる必要があり、可撓性という
観点から選択された金属は、硬度、表面の酸化、基板側
に形成する接続電極との相性において、好ましくない場
合もあるからである。
る金属を表面に被覆するのは、コンタクト部5と弾性体
6とを同一金属で形成する場合、弾性体6には本発明の
特徴である可撓性を持たせる必要があり、可撓性という
観点から選択された金属は、硬度、表面の酸化、基板側
に形成する接続電極との相性において、好ましくない場
合もあるからである。
【0033】例えば、コンタクト部5表面の酸化によっ
て接続電極4aとの電気的接触が不十分な場合には、コ
ンタクト部5表面にAu等のメタル8を被覆することに
よって電気的接触を改善することが可能である。また、
コンタクト部5の硬度が高く、接続電極4a損傷を与え
る場合には、コンタクト部5表面に、Au、Pb、Sn
/Pb等の柔らかいメタル8を被覆することによって、
接続電極4aの損傷を防ぐことが可能となる。このよう
な構造により、安定した電気的な接続を得ることが可能
となり、また、弾性体6に適した材料と電気的接続に適
した材料を各々選択することによって、バンプによる応
力の吸収をより確実に行うことができる。
て接続電極4aとの電気的接触が不十分な場合には、コ
ンタクト部5表面にAu等のメタル8を被覆することに
よって電気的接触を改善することが可能である。また、
コンタクト部5の硬度が高く、接続電極4a損傷を与え
る場合には、コンタクト部5表面に、Au、Pb、Sn
/Pb等の柔らかいメタル8を被覆することによって、
接続電極4aの損傷を防ぐことが可能となる。このよう
な構造により、安定した電気的な接続を得ることが可能
となり、また、弾性体6に適した材料と電気的接続に適
した材料を各々選択することによって、バンプによる応
力の吸収をより確実に行うことができる。
【0034】なお、図7(b)は、半円球型のコンタク
ト部5にメタル8を形成したものであり、図7(c)
は、円球型のコンタクト部5にメタル8を形成したもの
であるが、その効果は(a)の場合と同様である。
ト部5にメタル8を形成したものであり、図7(c)
は、円球型のコンタクト部5にメタル8を形成したもの
であるが、その効果は(a)の場合と同様である。
【0035】[実施例4]次に、図8及び図13を参照
して、本発明の第4の実施例に係るフリップチップ接続
構造について説明する。図8は、弾性体バンプで接続し
た半導体基板と回路基板とを樹脂で封止した状態を示す
平面図及び断面図である。また、図13は、基板に選択
的に樹脂層を形成する手順を示すフロー図である。
して、本発明の第4の実施例に係るフリップチップ接続
構造について説明する。図8は、弾性体バンプで接続し
た半導体基板と回路基板とを樹脂で封止した状態を示す
平面図及び断面図である。また、図13は、基板に選択
的に樹脂層を形成する手順を示すフロー図である。
【0036】本実施例では、半導体デバイス1に弾性体
バンプが接続されており、この弾性体バンプを除く所定
の領域に、半導体デバイス1と回路基板3との機械的接
続と機密封止のための樹脂9a、9bを設けたフリップ
チップ接続構造を示している。例えば、図8に示すよう
に、弾性体バンプの外周部に樹脂9a、内部に樹脂9b
を設けることもでき、必要に応じ任意の箇所に形成可能
である。樹脂面積が増加すればするほど機械的強度と機
密封止性は向上させることができる。
バンプが接続されており、この弾性体バンプを除く所定
の領域に、半導体デバイス1と回路基板3との機械的接
続と機密封止のための樹脂9a、9bを設けたフリップ
チップ接続構造を示している。例えば、図8に示すよう
に、弾性体バンプの外周部に樹脂9a、内部に樹脂9b
を設けることもでき、必要に応じ任意の箇所に形成可能
である。樹脂面積が増加すればするほど機械的強度と機
密封止性は向上させることができる。
【0037】半導体デバイス1または回路基板3に選択
的に樹脂9a、9bを形成する例として、感光性樹脂を
用いた場合の製造フローを図13を参照して説明する。
まず、コンタクト部5、弾性体6、支柱7等が一体構造
となった弾性体バンプを半導体デバイス1または回路基
板3に接合し(S301)、この半導体デバイス1また
は回路基板3に感光性樹脂を塗布した後(S302)、
所定の領域に露光を行い(S303)、現像等のリソグ
ラフィー技術によって選択的に樹脂を形成した半導体デ
バイス1或いは回路基板3が完成する(S304)。
的に樹脂9a、9bを形成する例として、感光性樹脂を
用いた場合の製造フローを図13を参照して説明する。
まず、コンタクト部5、弾性体6、支柱7等が一体構造
となった弾性体バンプを半導体デバイス1または回路基
板3に接合し(S301)、この半導体デバイス1また
は回路基板3に感光性樹脂を塗布した後(S302)、
所定の領域に露光を行い(S303)、現像等のリソグ
ラフィー技術によって選択的に樹脂を形成した半導体デ
バイス1或いは回路基板3が完成する(S304)。
【0038】このような樹脂の熱膨張率は、通常、金属
とは大きく異なるために、従来の球状又は円柱状の金属
バンプでは、マトリックス状に配置されたバンプの一部
が剥離してしまう等の問題があったが、本実施例の弾性
体バンプの場合は、前述したように弾性体6で応力を吸
収することができるために、樹脂との組み合わせによっ
て容易に気密封止構造を実現することができるという効
果がある。
とは大きく異なるために、従来の球状又は円柱状の金属
バンプでは、マトリックス状に配置されたバンプの一部
が剥離してしまう等の問題があったが、本実施例の弾性
体バンプの場合は、前述したように弾性体6で応力を吸
収することができるために、樹脂との組み合わせによっ
て容易に気密封止構造を実現することができるという効
果がある。
【0039】[実施例5]次に、図9及び図10を参照
して、本発明の第5の実施例に係るフリップチップ接続
構造について説明する。図9及び図10は、ヒートシン
ク10を有するフリップチップ接続構造を示す断面図で
あり、図9は、半導体デバイス1の接続電極4aに弾性
体バンプを設けたもので、図10は、半導体デバイス1
の接続電極4aと回路基板3の接続パッド4bの双方に
弾性体バンプを設けた構造である。
して、本発明の第5の実施例に係るフリップチップ接続
構造について説明する。図9及び図10は、ヒートシン
ク10を有するフリップチップ接続構造を示す断面図で
あり、図9は、半導体デバイス1の接続電極4aに弾性
体バンプを設けたもので、図10は、半導体デバイス1
の接続電極4aと回路基板3の接続パッド4bの双方に
弾性体バンプを設けた構造である。
【0040】図9に示すように、半導体デバイス1に支
柱7、弾性体6、コンタクト部5で構成されている弾性
体バンプを接続し、次に、半導体デバイス1の裏面にヒ
ートシンク10をハンダ、Au−Si等の共晶合金作用
等を使用した高熱伝導性のメタル接合によって接合す
る。そして、半導体デバイス1を接合したヒートシンク
10を回路基板3に接着剤11を用いて接着することに
より、本実施例の構造が完成する。なお、ヒートシンク
19と回路基板3によって封止された領域は、不活性ガ
スによって充満されている。
柱7、弾性体6、コンタクト部5で構成されている弾性
体バンプを接続し、次に、半導体デバイス1の裏面にヒ
ートシンク10をハンダ、Au−Si等の共晶合金作用
等を使用した高熱伝導性のメタル接合によって接合す
る。そして、半導体デバイス1を接合したヒートシンク
10を回路基板3に接着剤11を用いて接着することに
より、本実施例の構造が完成する。なお、ヒートシンク
19と回路基板3によって封止された領域は、不活性ガ
スによって充満されている。
【0041】なお、この時に用いる接着材としては、低
熱膨張或いはバンプ接続材料の熱膨張係数に合わせる必
要はなく、任意の特性のものを用いることができる。す
なわち、本実施例の構造によれば、ヒートシンク10と
回路基板3との接続構造に於いて、各材料の熱膨張差に
よる応力が弾性体6によつて吸収されるため、ヒートシ
ンク10と半導体デバイス1、半導体デバイス1と回路
基板3、ヒートシンク10と回路基板3の各々の応力に
ついて考慮する必要がないからである。従って、半導体
デバイス1、回路基板3、ヒートシンク10等の構造、
実装方法に制約されることなく容易に行うことができ、
低熱抵抗とパッケージ構造の簡略化を図ることができ
る。
熱膨張或いはバンプ接続材料の熱膨張係数に合わせる必
要はなく、任意の特性のものを用いることができる。す
なわち、本実施例の構造によれば、ヒートシンク10と
回路基板3との接続構造に於いて、各材料の熱膨張差に
よる応力が弾性体6によつて吸収されるため、ヒートシ
ンク10と半導体デバイス1、半導体デバイス1と回路
基板3、ヒートシンク10と回路基板3の各々の応力に
ついて考慮する必要がないからである。従って、半導体
デバイス1、回路基板3、ヒートシンク10等の構造、
実装方法に制約されることなく容易に行うことができ、
低熱抵抗とパッケージ構造の簡略化を図ることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフリップ
チップ接続構造によれば、下記記載の効果を奏する。
チップ接続構造によれば、下記記載の効果を奏する。
【0043】本発明の第1の効果は、従来技術で大きな
問題となっていたバンプへの応力集中を、弾性体バンプ
で吸収することができ、接続信頼性の高いフリップチッ
プ接続構造を提供することができるということである。
その理由は、半導体デバイスと回路基板を電気的、機械
的に接続する手段として、その一部に可撓性を有する弾
性体バンプを用いているからである。
問題となっていたバンプへの応力集中を、弾性体バンプ
で吸収することができ、接続信頼性の高いフリップチッ
プ接続構造を提供することができるということである。
その理由は、半導体デバイスと回路基板を電気的、機械
的に接続する手段として、その一部に可撓性を有する弾
性体バンプを用いているからである。
【0044】本発明の第2の効果は、バンプへの応力集
中を考慮した構造、プロセス、材料を設計する必要性が
なくなり、構造、プロセスが簡単で、パッケージコスト
が低く、かつ、高信頼性のフリップ接続構造を得ること
ができるということである。その理由は、本発明の弾性
体バンプは、シリコンテンプレートにメッキ法等によっ
て金属を成長させることによって容易に形成することが
でき、弾性配線基板等の部品を新たに設ける必要がない
からである。
中を考慮した構造、プロセス、材料を設計する必要性が
なくなり、構造、プロセスが簡単で、パッケージコスト
が低く、かつ、高信頼性のフリップ接続構造を得ること
ができるということである。その理由は、本発明の弾性
体バンプは、シリコンテンプレートにメッキ法等によっ
て金属を成長させることによって容易に形成することが
でき、弾性配線基板等の部品を新たに設ける必要がない
からである。
【0045】本発明の第3の効果は、高消費電力用半導
体デバイスに於いても、直接メタルによってヒートシン
クに接続する構造が取れるようになるため、最高レベル
の低熱抵抗に対応出来るフリップチップ接続構造を得る
ことができるということである。
体デバイスに於いても、直接メタルによってヒートシン
クに接続する構造が取れるようになるため、最高レベル
の低熱抵抗に対応出来るフリップチップ接続構造を得る
ことができるということである。
【図1】本発明の第1の実施例に係るフリップチップ接
続構造を示す断面図である。
続構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るフリップチップの
弾性体バンプ構成を示す拡大断面図である。
弾性体バンプ構成を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るフリップチップの
弾性体バンプ構成を示す拡大断面図である。
弾性体バンプ構成を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る弾性体バンプのコ
ンタクト部を拡大した断面図である。
ンタクト部を拡大した断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るフリップチップ接
続構造を示す断面図である。
続構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るフリップチップ接
続構造を示す断面図である。
続構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る弾性体バンプのコ
ンタクト部を拡大した断面図である。
ンタクト部を拡大した断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係るフリップチップ接
続構造を示す断面図である。
続構造を示す断面図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係るフリップチップ接
続構造を示す断面図である。
続構造を示す断面図である。
【図10】本発明の第5の実施例に係るフリップチップ
接続構造を示す断面図である。
接続構造を示す断面図である。
【図11】本発明の弾性体バンプの製造手順を示すフロ
ー図である。
ー図である。
【図12】本発明の弾性体バンプを基板に形成する手順
を示すフロー図である。
を示すフロー図である。
【図13】樹脂層を基板に形成する手順を示すフロー図
である。
である。
【図14】従来のフリップチップ接続構造の断面図であ
る。
る。
1 半導体デバイス 2 支持体 3 回路基板 4a 接続電極 4b 接続パッド 5 コンタクト部 5a 四角錐型 5b 半円球型 5c 円錐型 6 弾性体 7 支柱 8 メタル 9a、9b 樹脂 10 ヒートシンク 11 接着剤 51 半導体デバイス 52 電極 53 バンプ電極 54 半導体デバイス側電極 55 弾性配線基板 56 絶縁性の弾性材 57 配線 58 配線 59 基板側電極 60 バンプ電極 61 電極 62 有機多層基板 63 搭載基板 64 キャップ 66 キャビティー
フロントページの続き Fターム(参考) 5E336 AA04 AA16 BB01 BC28 BC34 CC32 CC44 EE01 GG01 5F044 GG10 KK01 KK17 KK18 KK19 QQ03 QQ04 RR16
Claims (23)
- 【請求項1】対向する複数の基板をバンプにより電気的
に接続するフリップチップ接続構造において、 前記バンプがその一部に弾性体を含み、該弾性体により
前記フリップチップを構成する部材の熱膨張によって生
じる応力を吸収する、ことを特徴とするフリップチップ
の接続構造。 - 【請求項2】前記弾性体が可撓性を有する板状金属から
なる、ことを特徴とする請求項1記載のフリップチップ
の接続構造。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の弾性体を含むバンプ
が、前記対向する基板の少なくとも一方或いは双方に形
成されていることを特徴とする電子部品。 - 【請求項4】半導体デバイスの接続電極と、該接続電極
に対応する位置に設けた回路基板の接続パッドと、が電
気的及び機械的に接続されるフリップチップの接続構造
において、 前記半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前
記接続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプ
によって接続されていることを特徴とするフリップチッ
プの接続構造。 - 【請求項5】半導体デバイスの接続電極と、該接続電極
に対応する位置に設けた回路基板の接続パッドと、が電
気的及び機械的に接続されるフリップチップの接続構造
において、 前記半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前
記接続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプ
によって接続され、前記弾性体バンプが配設されない所
定の領域、Bステージ特性を有する樹脂が配置されてい
ることを特徴とするフリップチップの接続構造。 - 【請求項6】前記樹脂が、感光性、リソグラフィー加工
性、封止性、接着性、熱硬化性を備えていることを特徴
とする請求項5記載の電子部品。 - 【請求項7】半導体デバイスの接続電極と、該接続電極
に対応する位置に設けた回路基板の接続パッドと、が電
気的及び機械的に接続されるフリップチップの接続構造
において、 前記半導体デバイスの前記接続電極と前記回路基板の前
記接続パッドとがその一部に弾性体を含む弾性体バンプ
によって接続され、前記半導体デバイス又は前記回路基
板の一方の基板がヒートシンクに接合され、前記ヒート
シンクと他方の基板とが応力吸収体を介在することなく
固着されていることを特徴とするフリップチップの接続
構造。 - 【請求項8】前記ヒートシンクが前記半導体デバイスに
直接メタル接合されていることを特徴とする請求項7記
載のフリップチップの接続構造。 - 【請求項9】前記弾性体バンプが、金属からなる支柱と
弾性体とコンタクト部とにより構成されていることを特
徴とする請求項4乃至8のいずれか一に記載のフリップ
チップの接続構造。 - 【請求項10】前記弾性体バンプが、電解メッキ又は無
電解メッキにより形成されていることを特徴とする請求
項9のフリップチップの接続構造。 - 【請求項11】前記弾性体バンプが、ポリイミド、A
u、Cu、Ti、Ni、Rd、又は、Pdのいずれかの
材料を含むことを特徴とする請求項10のフリップチッ
プの接続構造。 - 【請求項12】前記弾性体バンプのコンタクト部の形状
が、四角錐型、半円球型、円錐型のいずれかであること
を特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載のフ
リップチップの接続構造。 - 【請求項13】前記弾性体バンプのコンタクト部の表面
に、該コンタクト部と異なる金属が被覆されていること
を特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載の電
子部品。 - 【請求項14】前記コンタクト部を被覆する金属が、A
u、Cu、Pb、Pb/Sn、又は導電ペーストのいず
れかを含むことを特徴とする請求項13記載のフリップ
チップの接続構造。 - 【請求項15】前記コンタクト部を被覆する金属が、メ
ッキ、印刷、又はディップのいずれか、或いはその組み
合わせによって形成されていることを特徴とする請求項
14記載のフリップチップの接続構造。 - 【請求項16】前記弾性体バンプが、前記半導体デバイ
ス又は前記回路基板の少なくとも一方或いは双方に形成
されていることを特徴とする請求項4乃至15のいずれ
か一に記載のフリップチップの接続構造。 - 【請求項17】前記弾性体バンプにたわみが生じる状態
でフリップチップ接続されていることを特徴とする請求
項16記載のフリップチップの接続構造。 - 【請求項18】前記半導体デバイスと前記回路基板との
隙間が、空気または不活性ガスで封止されていることを
特徴とする請求項16又は17記載のフリップチップの
接続構造。 - 【請求項19】シリコン基板に、所定の形状の凹部を形
成し、該凹部に電解メッキ法又は無電解メッキ法によ
り、その一部に弾性構造を含む弾性体バンプを形成する
工程と、該弾性体バンプの一端を基板に設けた電極に圧
着する工程と、を少なくとも有することを特徴とする電
子部品の製造方法。 - 【請求項20】シリコン基板に、所定の形状の凹部を形
成し、該凹部に電解メッキ法又は無電解メッキ法によ
り、その一部に弾性構造を含む弾性体バンプを形成する
工程と、該弾性体バンプの一端を基板に設けた電極に圧
着する工程と、対向する基板の少なくとも一側の基板の
所定の領域に選択的に樹脂層を配設する工程と、前記弾
性体バンプ及び前記樹脂層により前記対向する基板を接
合する工程と、を少なくとも有することを特徴とする電
子部品の製造方法。 - 【請求項21】シリコン基板に、所定の形状の凹部を形
成し、該凹部に電解メッキ法又は無電解メッキ法によ
り、その一部に弾性構造を含む弾性体バンプを形成する
工程と、該弾性体バンプを基板に設けた電極に圧着する
工程と、対向する基板のうち一側の基板をメタルまたは
高熱伝導性樹脂を用いてヒートシンクに固着する工程
と、前記一側の基板を固着したヒートシンクと対向する
他側の基板とを接着剤で接合する工程と、を少なくとも
有することを特徴とする電子部品の製造方法。 - 【請求項22】前記弾性体バンプが、基板の電極と圧着
される支柱と、対向する基板の電極と接触するコンタク
ト部と、前記支柱と前記コンタクト部とを弾性的に接続
する板状の弾性体とから構成されることを特徴とする請
求項19乃至21のいずれか一に記載の電子部品の製造
方法。 - 【請求項23】前記弾性体バンプが、ポリイミド、A
u、Cu、Ti、Ni、Rd、又は、Pdのいずれかの
材料を含むことを特徴とする請求項22記載の電子部品
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229020A JP2001053106A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | フリップチップ接続構造と電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229020A JP2001053106A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | フリップチップ接続構造と電子部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001053106A true JP2001053106A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16885504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11229020A Pending JP2001053106A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | フリップチップ接続構造と電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001053106A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7301243B2 (en) | 2004-08-30 | 2007-11-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | High-reliable semiconductor device using hermetic sealing of electrodes |
KR100822714B1 (ko) | 2007-12-12 | 2008-04-17 | 주식회사 파이컴 | 탄성 변위 차의 조절에 따른 다수 개의 접속 소자의 정렬방법 |
CN100437995C (zh) * | 2004-08-30 | 2008-11-26 | 株式会社瑞萨科技 | 半导体装置及其制造方法 |
US8526189B2 (en) | 2010-04-02 | 2013-09-03 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Power module |
WO2023231369A1 (zh) * | 2022-05-28 | 2023-12-07 | 华为技术有限公司 | 一种散热结构、车载设备及终端设备 |
-
1999
- 1999-08-13 JP JP11229020A patent/JP2001053106A/ja active Pending
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CN100401504C (zh) * | 2004-08-30 | 2008-07-09 | 夏普株式会社 | 使用电极气密密封的高可靠性半导体装置 |
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