JP2007141607A - 同軸コネクタの基板接続構造 - Google Patents

同軸コネクタの基板接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の余白の影響を受けることのない同軸コネクタの基板接続構造を提供する。
【解決手段】芯線18、芯線18の外側に設けられる絶縁体17、及び絶縁体17の外側に設けられる金属筐体16を備えるコネクタ本体13と、芯線18の端部に連成されてコネクタ本体13から突出し取り付け先となる基板12の回路導体28に接続されるコンタクト15とを有する同軸コネクタ11の基板接続構造は、コネクタ本体13のコンタクト突出面14に、このコンタクト突出面14から突出する基板固定部20の基板差込溝22に連続する基板エッジ差込溝24を形成することである。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸コネクタと基板との接続構造に関する。
下記特許文献1には次のような技術が開示されている。図4において、基板1には、回路導体2とグランド3とが形成されている。回路導体2には、同軸コネクタ4のコンタクト5が接続されている。また、グランド3には、同軸コネクタ4のグランド用金属片6が接続されている。回路導体2とグランド3は、基板1のエッジ部7まで伸びるように形成されている。
回路導体2をエッジ部7まで形成する理由は、回路導体2の端部とエッジ部7との間に僅かな余白があると、その余白の分だけインピーダンスが高くなり、高周波の反射やロスの原因となるからである。
特開2001−28284号公報 (第5頁、第1図)
ところで、上記従来技術にあっては、回路導体2をエッジ部7まで伸びるように形成していることから、次のような問題点を有している。すなわち、回路導体2やグランド3を形成する銅箔がエッジ部7において剥離し易く、コンタクト5の接続前や接続最中に剥離が生じるような場合には、この部分が余白となってインピーダンスが高くなってしまうという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、基板の余白の影響を受けることのない同軸コネクタの基板接続構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の同軸コネクタの基板接続構造は、芯線、該芯線の外側に設けられる絶縁体、及び該絶縁体の外側に設けられる金属筐体を備えるコネクタ本体と、前記芯線の端部に連成されて前記コネクタ本体から突出し取り付け先となる基板の回路導体に接続されるコンタクトとを有する同軸コネクタの基板接続構造において、前記コネクタ本体のコンタクト突出面に、該コンタクト突出面から突出する基板固定部の基板差込溝に連続する基板エッジ差込溝を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、基板に余白を設けた場合でも、基板のエッジ部から回路導体の端部までの範囲(余白を設けた基板端部)がコンタクト突出面の基板エッジ差込溝に差し込まれることから、同軸コネクタと基板との接続が基板の余白の影響を受けることなく行えるようになる。
請求項2記載の本発明の同軸コネクタの基板接続構造は、請求項1に記載の同軸コネクタの基板接続構造において、前記コンタクトの回路接触部分に連続し前記基板エッジ差込溝内に露出する切り欠き部を、前記芯線の端部に形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、基板エッジ差込溝に基板端部が差し込まれると、コンタクトが回路導体に接触するとともに切り欠き部が余白に接触する(若しくは微小な間隔をあけて対向する)。芯線の端部に切り欠き部を形成すると、芯線の端部よりもサイズの小さいコンタクトであっても、回路導体に対して浮き上がらずに確実に接触する。コンタクトと回路導体との接続状態が安定することになる。
請求項3記載の本発明の同軸コネクタの基板接続構造は、請求項1又は請求項2に記載の同軸コネクタの基板接続構造において、前記基板と前記基板差込溝との間に存在する隙間に応じて差し込み使用するスペーサを備えることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、基板の厚みが複数種類存在しても、一つの同軸コネクタで対応することが可能となる。また、基板がガタ付いてコンタクトと回路導体との接続に影響を来してしまうような不具合を防止することが可能となる。
請求項1に記載された本発明によれば、基板の余白の影響を受けることのない同軸コネクタの基板接続構造を提供することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、コンタクトと回路導体との接続状態を安定させることができるという効果を奏する。また、請求項3に記載された本発明によれば、汎用性を持たせることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の同軸コネクタの基板接続構造の一実施の形態を示す断面図である。また、図2(a)〜(c)は同軸コネクタの三面図である。
図1及び図2において、引用符号11は基板12の端部に固定して使用される同軸コネクタを示している。同軸コネクタ11は、コネクタ本体13と、このコネクタ本体13のコンタクト突出面14から突出するコンタクト15とを有している。コネクタ本体13は、金属筐体16と、絶縁体17と、芯線18とを有している。
金属筐体16には、図示しない同軸ケーブルに対するケーブル接続部19が形成されている。また、金属筐体16には、基板12に対する一対の基板固定部20が形成されている。ケーブル接続部19は略筒状であって、この外側に雄ねじ21が所定の範囲で形成されている。金属筐体16の材質としては、ステンレス、銅合金、アルミニウム等が一例として挙げられる。また、金属筐体16の表面処理としては、Au、Ag、Ni、Pa等が一例として挙げられる。
基板固定部20は、コネクタ本体13におけるコンタクト突出面14の側縁部から突出するように形成されている。基板固定部20は、基板12を挟み込んで半田付けをすることができるような形状に形成されている。基板固定部20には、基板12を挟み込むことができるような格好の基板差込溝22が形成されている。尚、図中の基板固定部20の形状は一例であるものとする。
一対の基板固定部20の間には、ケーブル接続部19に連通する開口部23が形成されている。開口部23及びケーブル接続部19の内部には、絶縁体17が設けられている。絶縁体17は、絶縁性を有する略円柱形状に形成されている。コンタクト突出面14の中央には、開口部23を介して絶縁体17の端面が露出している。コンタクト突出面14には、本発明の要旨となる基板エッジ差込溝24が形成されている。
基板エッジ差込溝24は、基板差込溝22に連続するように形成されている。基板エッジ差込溝24は、コンタクト突出面14を凹ませるように形成されている。基板エッジ差込溝24は、基板差込溝22と同様に、基板12の厚みに合わせて幅が設定されている。また、基板エッジ差込溝24は、後述する余白31の範囲に合わせて深さが設定されている。
芯線18は、導電性を有しており、絶縁体17の内部において真っ直ぐに配置されている。芯線18の一端には、図示しない同軸ケーブルの中心導体に対して電気的に接触する中心導体接続部25が形成されている。一方、芯線18の他端には、切り欠き部26が形成されている。また、このような芯線18の他端には、コンタクト15が連成されている。芯線18の他端とコンタクト15は、真っ直ぐに連続するように形成されている。コンタクト15は、コンタクト突出面14の中央に露出する絶縁体17から突出するように配置形成されている。コンタクト15は、細長い丸ピン形状に形成されている。切り欠き部26は、コンタクト15の回路接触部分27に連続するように形成されている。また、切り欠き部26は、基板エッジ差込溝24内に露出するように配置形成されている。
基板12の表面には、回路導体28が形成されている。また、基板12の表裏面には、グランド29も形成されている。回路導体28の端部やグランド29の端部と、基板12のエッジ部30との間には、余白31が形成されている。基板12は、余白31を有することから、剥離し難い構造となっている。
上記構成において、余白31を設けた基板端部32を同軸コネクタ11の基板差込溝22を介して基板エッジ差込溝24に差し込むと、余白31が基板エッジ差込溝24内に隠れてコンタクト15と回路導体28とが重なり合う。また、この時に一対の基板固定部20とグランド29も重なり合う。コンタクト15と回路導体28、及び、一対の基板固定部20とグランド29とを半田付けによりそれぞれ電気的に接続すると、同軸コネクタ11は基板12に対して接続固定され、一連の組み立て作業が完了する。
次に、図3を参照しながら本発明の同軸コネクタの基板接続構造の他の一実施の形態を説明する。図3は他の一実施の形態を示す断面図である。尚、上述の形態と基本的に同じ部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図3において、同軸コネクタ11′は、基板差込溝22′及び基板エッジ差込溝24′の各幅Wが上述の同軸コネクタ11の基板差込溝22及び基板エッジ差込溝24の幅に対して異なるように形成されている(他の部分は同様)。この形態での基板差込溝22′及び基板エッジ差込溝24′の幅Wは、基板12′の最大の厚みに合わせて設定されている(この限りでないものとする)。同軸コネクタ11′は、基板の厚みが複数種類存在しても一つで対応することができるようになっている。
仮に、幅Wよりも薄い基板12″を用いる場合には、基板12″と、基板差込溝22′及び基板エッジ差込溝24′との間に存在する隙間に応じてスペーサ33を差し込んで対応するようになっている。スペーサ33は、特に図示しないが、厚みを変えたものが複数種類存在するようになっている。尚、スペーサ33には、回路導体28やグランド29や基板固定部20に対して噛み込みを生じさせて導通確保を図ることができる部分(図示省略)、差し込んだ基板を抜け難くすることができる部分(図示省略)等を形成してもよいものとする。
以上、図1ないし図3を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、基板12の余白31の影響を受けることのない同軸コネクタ11(11′)の基板接続構造を提供することができる。また、本発明によれば、同軸コネクタ11′、スペーサ33を用いて汎用性のある基板接続構造を提供することができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明の同軸コネクタの基板接続構造の一実施の形態を示す断面図である。 (a)〜(c)は同軸コネクタの三面図である。 本発明の同軸コネクタの基板接続構造の他の一実施の形態を示す断面図である。 従来例の同軸コネクタと基板との接続構造を示す図である。
符号の説明
11、11′ 同軸コネクタ
12、12′、12″ 基板
13 コネクタ本体
14 コンタクト突出面
15 コンタクト
16 金属筐体
17 絶縁体
18 芯線
19 ケーブル接続部
20 基板固定部
21 雄ねじ
22、22′ 基板差込溝
23 開口部
24、24′ 基板エッジ差込溝
25 中心導体接続部
26 切り欠き部
27 回路接触部分
28 回路導体
29 グランド
30 エッジ部
31 余白
32 基板端部
33 スペーサ
W 幅

Claims (3)

  1. 芯線、該芯線の外側に設けられる絶縁体、及び該絶縁体の外側に設けられる金属筐体を備えるコネクタ本体と、前記芯線の端部に連成されて前記コネクタ本体から突出し取り付け先となる基板の回路導体に接続されるコンタクトとを有する同軸コネクタの基板接続構造において、
    前記コネクタ本体のコンタクト突出面に、該コンタクト突出面から突出する基板固定部の基板差込溝に連続する基板エッジ差込溝を形成する
    ことを特徴とする同軸コネクタの基板接続構造。
  2. 請求項1に記載の同軸コネクタの基板接続構造において、
    前記コンタクトの回路接触部分に連続し前記基板エッジ差込溝内に露出する切り欠き部を、前記芯線の端部に形成する
    ことを特徴とする同軸コネクタの基板接続構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の同軸コネクタの基板接続構造において、
    前記基板と前記基板差込溝との間に存在する隙間に応じて差し込み使用するスペーサを備える
    ことを特徴とする同軸コネクタの基板接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009099283A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Murata Mfg Co Ltd 高周波同軸コネクタ、これを用いた高周波同軸コネクタの実装構造及び高周波同軸コネクタの接続方法
JP2018081745A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 ヒロセ電機株式会社 基板とコネクタとの接続構造、基板および基板とコネクタとの接続方法
CN112913088A (zh) * 2018-11-06 2021-06-04 Agc株式会社 同轴连接器及带同轴连接器的基板

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