JP2004139890A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトの半田濡れを抑制し、接続対象物の挿入性の悪化や、短絡事故を防ぐことができること。
【解決手段】インシュレータ3へ挿入される接続対象物60に接続するコンタクト10を備え、基板50に半田付け部11aが半田接続されるコネクタにおいて、前記コンタクト10の表面にはメッキが施されており、前記コンタクトの端子部11が基板50に対向するように挿入口5側に配設されており、前記端子部11は、前記基板へ半田付けされる半田付け部11aと、該半田付け部11aに対向し前記挿入口側に位置する一辺部12aとを有し、前記一辺部12aの所定位置には、前記コンタクト10の素材面が露出している。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半田によってコンタクトの端子部を基板に接続するコネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコネクタは、絶縁ハウジングと、絶縁ハウジング内に並列にして装着された複数の導電ターミナルと、アクチュエータとで構成されている。導電ターミナルは、挟着部から上向きに連設したばねコンタクトと、挟着部から外向きに連設したテールを備えたもので、挟着部が絶縁ハウジングに挟着され、とげによって固定されるようになっている。導電ターミナルは絶縁ハウジングの前縁および後縁から交互に装着され、絶縁ハウジングの上面にばねコンタクトが所定のピッチで並ぶようになっている。
【0003】
アクチュエータは、本体部の下側板の下面を、導電ターミナルに対して挿入された平板柔軟ケーブルをばねコンタクト側に押圧するための押え面としている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
従来のコンタクトの例としては、電子部品用コンタクトの素材又は下地メッキ層を鑞接鑞剤の低濡れ性物質で構成し、その表面に溶接鑞剤の高濡れ性で構成した仕上メッキ層を形成し、高濡れ性メッキ層の一部を選択的に取り除いて低濡れ性素材表面或いは下地メッキ層表面の露出された領域を形成し、この露出した領域を、加熱溶融した溶接鑞剤が高濡れ性仕上げメッキ層に沿って這い上がり移動するのを阻止する領域として用いる(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
上述したコネクタの構成、及びメッキを施して用いるコンタクトを備えているコネクタとしては、以下に述べるものがある。図8は、コネクタを示している。図9は、コンタクトがキャリアに接続されている状態を示している。
【0006】
図8及び図9を参照して、コネクタは、インシュレータ3と、インシュレータ3の長手方向で所定ピッチに配されてインシュレータ3に保持している導電性の第1コンタクト10′と、インシュレータ3の長手方向で第1コンタクト10′とは交互にかつ所定ピッチでインシュレータ3に配されている第2コンタクト20と、インシュレータ3に開閉可能に支持されている押圧部材40とを備えている。
【0007】
インシュレータ3は、プリント回路基板のような基板50の一面に対向する設置板部3aと、設置板部3aの上方で設置板部3aに平行に対向している天板部3bと、設置板部3a及び天板部3bを接続している一対の側板部(図示せず)とを有している。
【0008】
さらに、インシュレータ3は、平板形状の接続対象物60が挿入される挿入方向(第1の方向A)とは逆向きの第2の方向Bの一側端に形成されている第1挿入口5を有している。天板部3bの第1挿入口5端には、押圧部材40が回動可能に支持されている。押圧部材40は、設置板部3aの方向へ接続対象物60を押圧する。
【0009】
第1コンタクト10′は、第1挿入口5側からインシュレータ3に圧入されインシュレータ3の第1挿入口5側で保持される第1端子部11と、第1挿入口5側からインシュレータ3へ挿入される接続対象物60に接続するように第1挿入口5に位置している第1接触部14と、第1端子部11から設置板部3aに沿って第1の方向Aへ延びてインシュレータ3に保持している第1保持部15とを有している。
【0010】
押圧部材40は、第1端子部11に対向するように回動する。第1端子部11は、基板50に半田によって半田接続される部分である。第2コンタクト20は、図9に示したように、第1挿入口5とは反対側である第2挿入口7側から第2の方向Bでインシュレータ3に圧入されインシュレータ3に保持される第2端子部21と、第2挿入口7側からインシュレータ3へ挿入される接続対象物60に接続するように天板部3aに対向している第2接触部(図示せず)と、第2端子部21から天板部3aに沿って第2の方向Bへ延びてインシュレータ3に保持している第2保持部(図示せず)とを有している。
【0011】
第2端子部21は、設置板部3aに当接されている。第2端子部21は基板50に半田によって半田接続される部分である。
【0012】
第1及び第2コンタクト10′,20は、基板50に対して平行となるようにインシュレータ3の第1及び第2の方向A,Bの両側の第1及び第2挿入口5,7からそれぞれ挿入されて組み立てられる。
【0013】
第1コンタクト10′の表面には、メッキが施されており、第1端子部11が基板50に対向するように挿入口5側に配設されている。第1端子部11は、基板50へ半田付けされる第1半田付け部11aと、第1半田付け部11aに対向し挿入口5側に位置する一辺部12aとを有している。
【0014】
第2端子部21は、基板50と接続する第2半田付け部21aを有している。第2半田付け部21aは、基板50へ半田31によって半田付けされる。
【0015】
図3を参照して、第1コンタクト10は、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリア73′に繋がった状態で第1コンタクト10′の表面にメッキが施されるものである。第1コンタクト10′は、キャリア73と繋がれて状態でプレスされた後に、メッキされる。第1コンタクト10′は、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリア73′に一辺部12aと第1半田付け部11aとの間の繋ぎ部12dで繋がった状態で第1コンタクト10′の表面にメッキが施されるものである。
【0016】
この後、繋ぎ部12dの部分で切断されて第1コンタクト10′とキャリア73′とが切り離され、インシュレータ3に組立られる。そして、押圧部材40を立設するように回動した後、接続対象物60を第1挿入口5から基板50と平行となるようにインシュレータ3へ挿入して押圧部材40を図1及び図2に示したように回動して倒すと第1及び第2コンタクト10′,20と接続対象物60とが接続される。この際、第1コンタクト10′における第1接触部14の自由端に位置している第1接点部14aに接続対象物60の第1導電部(図示せず)が接触する。また、第2コンタクト20における第2接触部の自由端に位置している第2接点部24aに接続対象物60の第2導電部(図示せず)が接触する。
【0017】
第1コンタクト10′は、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリア73′に一辺部12aと第1半田付け部11aとの間の繋ぎ部12dで繋がった状態で第1コンタクト10′の表面にメッキが施されるものであり、一辺部12a及び半田付け部11aを除く第1端子部11の繋ぎ部12dがキャリア73′に接続されている部分であるり、メッキ処理を施した後に、切断されて第1コンタクト10′とキャリア73′とが切り離される。
【0018】
繋ぎ部12dの部分は、メッキ後の切断なので、メッキされていない。第1コンタクト10′の素材面が露出した状態となる。また、繋ぎ部12dは、メッキがほどこされているので半田濡れ性が良い部分となる。したがって、半田付けした状態では、繋ぎ部12dの部分も半田濡れ性が良い部分となる。
【0019】
【特許文献1】
特開平8−250232号公報、第2頁第2列段落[0010]〜第3頁第4列段落[0020]、図3)
【0020】
【特許文献2】
特開2002−203627号公報、第1頁[解決手段]の欄、図6)
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、繋ぎ部12dは、メッキを施した後に切断される部分であるため、素材面が露出した状態となり半田濡れ性が悪くなるが,一辺部12aはメッキされた状態にあるため、半田濡れ性が良く、一辺部12a上に半田31aが這い上がり盛り上がる。
【0022】
この場合、接続対象物60の導電部は、基板50側にあり、この半田31aによって接続対象物60が挿入しにくくなったり、場合によっては、接続対象物60の導電部と半田31aとが短絡してしまうという問題がある。
【0023】
それ故に本発明の課題は、コンタクトの半田濡れを抑制し、接続対象物の挿入性の悪化や、短絡事故を防ぐことができ、さらに小形化が可能なコネクタを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、インシュレータと、該インシュレータに保持した導電性のコンタクトとを含み、前記インシュレータは、平板形状の接続対象物が挿入される挿入口を有し、前記コンタクトは、前記挿入口側から前記インシュレータに挿入されて前記インシュレータに保持される端子部と、前記挿入口側から前記インシュレータへ挿入されて前記接続対象物に接続する接触部とを有し、前記端子部が基板に半田によって半田接続されるコネクタにおいて、前記コンタクトの表面にはメッキが施されており、前記基板に対向するように前記挿入口側に前記端子部が配設されており、前記端子部は、前記基板へ半田付けされる半田付け部と、該半田付け部に対向し前記挿入口側に位置する一辺部とを有し、前記一辺部の所定位置で前記コンタクトの素材面が露出していることを特徴とするコネクタが得られる。
【0025】
【作用】
本発明によれば、半田付け部と対向する一辺部の所定位置に、コンタクトの素材面が露出している。コンタクトにおける端子部の一辺部は、メッキの除去で切断、削り、もしくはマスキングなどによってコンタクトの素材面を露出させており、一辺部には、基板と接続するように設けた半田が付着しないようにしている。
【0026】
コンタクトは、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリアに繋がった状態でコンタクトの表面にメッキが施されるものである。コンタクトの一辺部は、キャリアに接続されている部分であり、メッキ処理を施した後に、一辺部は切断されてコンタクトとキャリアとが切り離される。
【0027】
コンタクトは、一辺部でキャリアと繋がれて状態でプレスされメッキされる。この後、一辺部の部分で切断されてコンタクトとキャリアとが切り離され、インシュレータに組立られる。そして、接続対象物を挿入口から基板と平行となるようにインシュレータへ挿入してコンタクトと接続対象物とを接続する。
【0028】
さらに、コンタクトは、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリアに一辺部と半田付け部との間の繋ぎ部で繋がった状態でコンタクトの表面にメッキが施されるものであり、一辺部及び半田付け部を除く端子部の繋ぎ部がキャリアに接続されている部分であり、一辺部には小片があり、メッキ処理を施した後に小片を切断してコンタクトとキャリアとが切り離される。
【0029】
コンタクトは、小片と繋がった状態でプレスされ、小片とともにコンタクトの表面にメッキが施される。この後、一辺部の部分で切断され、小片は取り除かれた状態でインシュレータに組み付けられてコネクタとする。
【0030】
一辺部の部分は、メッキ後の切断なので、メッキされていないので、コンタクトの素材面が露出した状態となるため、半田濡れ性が劣った部分となる。また、半田付けした状態では、一辺部の部分は半田濡れにくくなる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコネクタを説明する。図1は、本発明に係るコネクタの第1実施の形態例を示しており、第1コンタクトが位置している部分を側面から断面し、基板とともに示している。図2は、図1に示したコネクタを第2コンタクトが位置している部分を側面から断面して示している。図3は、図1に示したコンタクトと、このコンタクトの複数を接続しているキャリアとを示している。図4乃至図6は、コネクタの外観形状を示している。なお、以下の説明では、図8及び図9において説明したコネクタと同じ部分に同じ符号を付して説明する。
【0032】
図1乃至図3を参照して、コネクタは、略長箱形状のインシュレータ3と、インシュレータ3の長手方向で所定ピッチに配されてインシュレータ3に保持している導電性の第1コンタクト10と、インシュレータ3の長手方向で第1コンタクト10とは交互にかつ所定ピッチでインシュレータ3に配されている第2コンタクト20と、インシュレータ3に開閉可能に支持されている押圧部材40とを備えている。
【0033】
インシュレータ3は、図4乃至図6にも示すように、プリント回路基板のような基板50に対向する設置板部3aと、設置板部3aの上方で設置板部3aに平行に対向している天板部3bと、設置板部3a及び天板部3bを接続している一対の側板部3c,3d(図4を参照)とを有している。
【0034】
さらに、インシュレータ3は、平板形状の接続対象物(FPC)60が挿入される挿入方向(第1の方向A)とは逆向きの第2の方向Bの先方側に形成されている第1挿入口5を有している。天板部3bの第1挿入口5端には、押圧部材40が回動可能に支持されている。押圧部材40は、設置板部3aの方向へ接続対象物60を押圧する。
【0035】
コンタクト10は、第1挿入口5側からインシュレータ3に圧入されて第1挿入口5側に位置しインシュレータ3に保持される第1端子部11と、第1挿入口5側から第1の方向Aでインシュレータ3へ挿入される接続対象物60に接続するように第1挿入口5付近に位置している第1接触部14と、第1端子部11から設置板部3aに沿って第1の方向Aへ延びてインシュレータ3に保持している第1保持部15とを有している。
【0036】
押圧部材40は、第1端子部11に対向するように回動する。第1端子部11は、基板50に半田によって半田接続される部分である。第2コンタクト20は、図2に示したように、第1挿入口5とは反対側である第2挿入口7側から第2の方向Bでインシュレータ3に圧入されインシュレータ3に保持される第2端子部21と、第2挿入口7側からインシュレータ3へ挿入される接続対象物60に接続するように天板部3aに対向している第2接触部24と、第2端子部21から天板部3aに沿って第2の方向Bへ延びてインシュレータ3に保持している第2保持部25とを有している。第2端子部21は、設置板部3aに当接されている。第2端子部21は基板50に半田によって半田接続される部分である。
【0037】
第1及び第2コンタクト10,20は、基板50に対して平行となるようにインシュレータ3の第1及び第2の方向A,Bの両側の第1及び第2挿入口5,7からそれぞれ挿入されて組み立てられている。
【0038】
第1コンタクト10の表面には、金属メッキが施されており、第1端子部11が基板50に対向するように挿入口5側に配設されている。第1端子部11は、基板50へ半田付けされる第1半田付け部11aと、第1半田付け部11aに対向し挿入口5側に位置する一辺部12aとを有している。一辺部12aは、インシュレータ3へ挿入される接続対象物60に対向する部分である。
【0039】
第1半田付け部11aと対向する一辺部12aの所定位置には、第1コンタクト10の素材面が露出している。一辺部12aは、メッキの除去で切断、削り、もしくはマスキングなどによって第1コンタクト10の素材面を露出させており、一辺部12aには、基板50と接続するように設けた半田31が付着しないようにしている。また、第2端子部21は、基板50と接続する第2半田付け部21aを有している。第2半田付け部21aは、基板50へ半田31によって半田付けされる。
【0040】
図3を参照して、第1コンタクト10は、帯状の導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリア73に繋がった状態で第1コンタクト10の表面にメッキが施されるものである。第1コンタクト10の一辺部12aは、キャリア73に接続されている繋ぎ部分であり、メッキ処理を施した後に一辺部12aで切断されてコンタクト10とキャリア73とが切り離される。
【0041】
コンタクト10は、図3に示すように、一辺部12aでキャリア73と繋がれた状態でプレスされメッキされる。この後、キャリア73との繋ぎ部分である一辺部12aで切断されてコンタクト10とキャリア73とが切り離され、インシュレータ3に組み立てる。そして、押圧部材40を立設するように回動した後、接続対象物60を第1挿入口5から基板50と平行となるようにインシュレータ3へ挿入して押圧部材40を図1及び図2に示したように回動して倒すと第1及び第2コンタクト10,20と接続対象物60とが接続される。この際、第1コンタクト10における第1接触部14の自由端に位置している第1接点部14aに接続対象物60の第1導電部(図示せず)が接触する。また、第2コンタクト20における第2接触部24の自由端に位置している第2接点部24aに接続対象物60の第2導電部(図示せず)が接触する。
【0042】
図7は、本発明に係るコネクタの第2実施の形態例を示し、図1に示したコンタクト10に代わるコンタクト10′の複数を接続しているキャリア73′とともに示している。
【0043】
第1コンタクト10′は、導電板をプレス打ち抜き加工されてキャリア73′に一辺部12aと第1半田付け部11aとの間の繋ぎ部12dが繋がった状態で第1コンタクト10′の表面にメッキが施されるものであり、一辺部12a及び第1半田付け部11aとは異なる部分の繋ぎ部12dがキャリア73′に接続されている部分である。さらに、一辺部12aには、小片12cが接続されており、小片12cは、メッキ処理を施した後に切断されるものである。
【0044】
第1コンタクト10′は、図7に示すように、小片12cと繋がった状態でプレスされ、小片12cとともに第1コンタクト10′の表面にメッキが施される。この後、一辺部12aの部分で切断され、小片12cは取り除かれた状態でコンタクト10′がインシュレータ3に組み付けコネクタとする。
【0045】
第1及び第2実施の形態例ともに、一辺部12aは、メッキ後の切断なので、メッキされていない部分となる。即ち、第1コンタクト10,10′の素材面が露出した状態となるため、半田濡れ性が劣った部分となる。
【0046】
したがって、図1に示したように、半田31によって、第1端子部11の半田付け部11aと基板50の導電部とを半田付けした状態で、一辺部12a,12bの部分は、半田31の這い上がりによる半田濡れが防止される。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコネクタによれば、コンタクトの端子部における半田付け部と対向する一辺部の所定位置に、コンタクトの素材面を露出させた一辺部を設けることによって、半田濡れ性が劣るようにすることができるため、一辺部への半田濡れを抑制することが可能となり、コネクタの実装状態における接続対象物の挿入性の悪化や、短絡事故を防ぐことができ、コネクタの小形化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの第1実施の形態例を示し、第1コンタクトが位置している部分を側面から断面し、基板とともに示した断面図である。
【図2】図1に示したコネクタを第2コンタクトが位置している部分を側面から断面して示した断面図である。
【図3】図1に示した第1コンタクトと、この第1コンタクトの複数を接続しているキャリアとを示した側面図である。
【図4】図1に示したコネクタの正面図であり、I−I線は図1に示したコネクタの断面であり、II−II線は図2に示したコネクタの断面を示している。
【図5】図4に示したコネクタの平面図である。
【図6】図4に示したコネクタの右側面図である。
【図7】本発明に係るコネクタの第2実施の形態例を示し、図1に示した第1コンタクトに代わる第1コンタクトの複数を接続しているキャリアとともに示した側面図である。
【図8】従来のコネクタを示しており、第1コンタクトが位置している部分を側面から断面し、基板とともに示した断面図である。
【図9】図8に示した第1コンタクトと、この第1コンタクトの複数を接続しているキャリアとを示した側面図である。
【符号の説明】
3  インシュレータ
5  第1挿入口
10,10′  第1コンタクト
11  第1端子部
11a  第1半田付け部
12a  一辺部
12c  小片
12d  繋ぎ部
14  第1接触部
20  第2コンタクト
40  押圧部材
50  基板
60  接続対象物
73,73′  キャリア

Claims (3)

  1. インシュレータと、該インシュレータに保持した導電性のコンタクトとを含み、前記インシュレータは、平板形状の接続対象物が挿入される挿入口を有し、前記コンタクトは、前記挿入口側から前記インシュレータに挿入されて前記インシュレータに保持される端子部と、前記挿入口側から前記インシュレータへ挿入されて前記接続対象物に接続する接触部とを有し、前記端子部が基板に半田によって半田接続されるコネクタにおいて、
    前記コンタクトの表面にはメッキが施されており、前記基板に対向するように前記挿入口側に前記端子部が配設されており、前記端子部は、前記基板へ半田付けされる半田付け部と、該半田付け部に対向し前記挿入口側に位置する一辺部とを有し、前記一辺部の所定位置で前記コンタクトの素材面が露出していることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記コンタクトは、キャリアに繋がった状態で前記コンタクトの表面に前記メッキが施されるものであり、前記一辺部は、前記キャリアに接続されている状態から、前記コンタクトの表面に前記メッキを施した後に切断されて前記コンタクトと前記キャリアとが切り離される繋ぎ部分であることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記コンタクトは、キャリアに繋がった状態で前記コンタクトの表面に前記メッキが施されるものであり、前記一辺部及び前記半田付け部間の繋ぎ部が前記キャリアに接続されている状態で、前記一辺部に小片が接続されており、前記小片及び前記繋ぎ部は、前記コンタクトの表面に前記メッキを施した後に前記キャリアから切断される部分であることを特徴とするコネクタ。
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