JP2007141604A - 人感スイッチ及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチ及び照明装置を提供する。
【解決手段】熱線を検知するセンサ11と;検知エリアからの熱線をセンサに集光するレンズ12と;センサ11の検知信号に基づき負荷を制御する制御部材13と;前記センサ11、レンズ12及び制御部材13を設けた本体ケース14と;本体ケースを覆うカバー部材15と;付加機能部材16を本体ケース14に設置可能となす接続手段17と;を具備する人感スイッチ10を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人体からの熱線を検知して人の存否に応じた信号を出力する人感スイッチ及び人感スイッチにより制御される照明器具を具備した照明装置に関する。
従来、この種の人感スイッチは、例えば、下記の特許文献1及び2に示されるように、人体からの熱線を検知するセンサと、検知エリアからの熱線をセンサに集光するレンズと、センサの検知信号に基づき負荷をオン・オフする制御回路と、これらセンサ、レンズ及び制御回路を設けた本体ケース及び本体ケースを覆うカバーで構成されている。
これら人感スイッチは、省エネの観点から、例えば、部屋の照明を行う照明器具と連動させ、天井等に設置して照明装置を構成し、人が部屋に入るとセンサが人体からの熱線を検知して照明器具を点灯し、人が部屋から出た場合に、人がいなくなり照明が不要となったことをセンサが検知して、自動的に照明器具を消灯し、無駄な電力消費を抑制するようにしている。
また、特許文献2に示されるように、廊下等の壁面に設置して、人が通ったときに前方の照明器具を点灯し、人が通過すると消灯するようにしている。
特開平6−109864号公報 特開2004−185816号公報
これらの人感スイッチでは、その用途に応じて、人を検知するセンサの検知エリアが予め設定されている。
例えば、図3に示すように、天井取付形の人感スイッチにおいては、確実な検知が人の上半身で行われるために、床より約1m(天井からは天井高さ寸法からマイナス1m)の位置に検知エリアが設定されており、この検知エリアを目安に人感スイッチの設置位置を決めるようにしている。
しかしながら、この検知エリアは、目視できるものではなく、設置工事の現場においては、実際に人が動いたりして目に見えない検知エリアを確認しながら行う必要があり、手間と時間がかかり、また正確な検知エリアをもって設置することが困難な問題が生じている。特に、部屋の扉を開閉した際の扉による陰、家具等の陰になる部分における検知エリアの確認が難しい。
このため、この種の人感スイッチ及び照明装置においては、如何に確実かつ正確に人の存否を検知できるようにするかが重要な課題となっており、検知エリアの目視化が要望されている。
一方、この種人感スイッチ、特に4線式の人感スイッチにおいては、内蔵するリレーにより負荷をオン、オフしているが、その接点開放時にアークが発生し、長年の使用にわたるとリレーの接点が溶着し、負荷である照明器具が点灯したままの状態となる場合がある。
しかし、照明器具が点灯したままの状態となった場合、何が原因でなったのかがわからず、従来は人感スイッチ全体を交換することになり、使用者に費用的な負担をかけてしまう場合も生じていた。
このため、使用者に負担をかけずに、リレーの接点溶着による故障の修理を如何にするかが重要な課題となっており、リレーの接点溶着状態を表示し、リレーのみを交換することが可能な人感スイッチ及び照明装置が要望されていた。
また、人感スイッチは、360度の角度方向にわたり検知する天井取付形と、360度の角度方向は検知しない壁面取付形が製品化されているが、それぞれのレンズが異なるために天井取付形と壁面取付形とは兼用できない。さらに、住宅用や定格容量の大きな施設用の機種もあり、メーカーとしては、各種の仕様に合わせた製品、在庫を持つ必要があり、在庫管理が煩雑となる問題がある。
このため、この種人感スイッチにおいては、在庫管理を如何に簡素化するかが重要な課題となっており、各種用途にわたって兼用することが可能な人感スイッチ及び照明装置の出現が要望されている。
以上のように、この種の人感スイッチ及び照明装置においては、検知エリアの目視化、リレーの接点溶着の表示、リレーのみの交換、さらには各種用途への兼用を果たすことが可能な人感スイッチとしての付加機能を如何に実現するかが重要な課題となっている。
本発明は、上述した問題、課題を解決することを目的とし、上記人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチ及び照明装置を提供しようとするものである。
請求項1に記載の人感スイッチの発明は、熱線を検知するセンサと;検知エリアからの熱線をセンサに集光するレンズと;センサの検知信号に基づき負荷を制御する制御部材と;前記センサ、レンズ及び制御部材を設けた本体ケースと;本体ケースを覆うカバー部材と;付加機能部材を本体ケースに設置可能となす接続手段と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、付加機能部材を本体ケースに設置可能となす接続手段により、人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチが構成される。
本発明において、人感スイッチは屋内用、屋外用、天井取付形、壁面取付形、さらに住宅用、施設用等、全ての人感スイッチを許容する。
センサの検知信号に基づき制御される負荷は、人の存否により点灯及び消灯させる照明器具であることが好ましいが、防犯器具の警報器等、人の家屋への侵入をセンサで検知し、警報音を発生させるものなど、光、音等を制御する全ての機器を許容する。
センサの検知信号に基づき負荷を制御する制御部材は、上記の負荷を、例えば、センサの検知信号に基づき所定時間オン信号を出力するタイマーと、タイマーからのオン信号の有無に応じてオン、オフするスイッチからなる制御回路で構成することが好ましいが、所定時間オン信号を出力するタイマーは、本発明を実現するための必要条件ではなく、負荷が有する機能によっては設置をする必要はない。
また、タイマー及びスイッチはマイコン等の電子回路で構成した電子的なタイマー及び半導体スイッチでも、リレー等の機械的なタイマー及びスイッチで構成しても、さらには電子及び機械的なものを組み合わせて構成してもよい。
付加機能部材は、人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材で、検知エリアの目視化機能、リレーの接点溶着の表示機能、リレー、ブザー、タイマー等の消耗部品のみの交換機能、さらに各種用途への兼用を果たすことが可能となる機能が許容され、前記制御部材は、これら付加機能部材から信号を受けて各種の制御信号を出力し、人感スイッチを制御することも許容される。
さらに、制御部材は、各種付加機能部材を動作させるための、例えば直流電源を生成する機能を有していてもよい。
付加機能部材を本体ケースに設置可能となす接続手段は、例えば、電球の口金とソケットの関係のように、付加機能部材を本体ケースに設置することにより、電気的な接続と付加機能部材を本体ケースに支持するための機械的な接続が同時になすことができる手段でも、付加機能部材を本体ケースの制御部材に電気配線を行うための電気的な接続手段のみで構成してもよい。
さらには、電源を内蔵している付加機能部材の場合には、付加機能部材を本体ケースに支持するための機械的な接続手段のみで構成してもよい。
また、接続手段は、付加機能部材を本体ケースに固定して接続する手段でも、着脱可能に接続する手段であってもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の人感スイッチにおいて、前記付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子で構成し、接続手段により本体ケースの制御部材に接続したことを特徴とする。
本発明において、センサの検知エリアを表示する発光素子は、センサの目に見えない検知エリアを、発光素子の光線で目視可能とするための手段であり、光の直進性がよいLEDやレーザー等の半導体発光素子で構成することが好ましいが、白熱電球や蛍光ランプ等の放電ランプで構成してもよく、光源としては特定のものに限定されない。
さらに、光源にレンズや反射体等の光制御部材を付加して光線の直進性を高め、目視性能を一層よくするための手段を講じてもよい。
発光素子で表示するセンサの検知エリアは、天井取付形の場合には光線を床面に投射して表示しても、また壁面取付形の場合には対向する壁面、若しくは別途に用意した衝立等に光線を投射して表示するようにしてもよい。
発光素子で表示するセンサの検知エリアは、人感スイッチに予め設定された検知エリアと一致させることが好ましいが、完全に一致している必要はなく、工事現場等で許容される範囲内で多少異なっていてもよく、支障とならない許容範囲で実質的に略一致していればよい。
また、表示する検知エリアは、検知エリアの内、内周に設定された有効検知エリア及びその外周に設定された検知エリアを含めて表示しても、外周エリアのみ、若しくは内周エリアのみを表示するようにしてもよい。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の人感スイッチにおいて、前記付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子及び発光素子を点灯するための電源を有する検知部材で構成し、接続手段により本体ケースに着脱可能に支持したことを特徴とする。
本発明において、センサの検知エリアを表示する発光素子及び発光素子を点灯するための電源を有する検知部材は、例えば、乾電池等の直流電源を自身が内蔵し、電池と検知エリアを表示する発光素子とで独立した確認用器具で構成し、例えば、部屋に設置した人感スイッチに確認用器具を取り付けて検知エリアの確認を行い、完了したら、その確認用器具を取り外して次の部屋の人感スイッチに再度取り付けて設置作業を行うように、治具的な機能を有する検知部材を構成することを許容する。
検知部材を本体ケースに着脱可能に支持するための接続手段は、検知部材が容易に落下しない程度に、一時的に支持されているものでもよく、例えば、治具としての確認用器具自体を回して本体ケースにねじ込んで接続する手段でも、複数の蝶ねじ等、別途の取付具によって接続する手段でもよい。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の人感スイッチにおいて、前記接続手段は、付加機能部材を本体ケースの制御部材に電気的に接続し、かつ着脱可能に支持するソケット部材で構成したことを特徴とする。
ソケット部材は、付加機能部材を本体ケースの制御部材に電気的に接続すると同時に、付加機能部材を本体ケースに支持するための機械的な接続を行うための手段で、例えば、白熱電球におけるねじ込み式の口金とソケットでも、蛍光ランプのピン状に突出する2本の端子とソケット、蛍光ランプの点灯管等に使用される押しピン状の2本の端子とソケット、さらには配線器具のシーリングローゼットに使用されているL字形の2本の端子と受け金具等を許容する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の人感スイッチにおいて、前記付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレーで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする。
負荷をオン、オフするリレーは、住宅用や定格容量の大きな施設用等を許容する。さらに、負荷をオン、オフするリレー及びリレーの接点溶着を検知する検知リレーを内蔵したリレーユニットでもよい。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の人感スイッチにおいて、前記付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレー及びリレーの接点溶着を検知する手段を有するリレーユニットで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の人感スイッチにおいて、前記リレーまたはリレーユニットは、カバー部材を貫通して設け、カバー部材の外側から着脱が可能になるように設けたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の人感スイッチにおいて、前記付加機能部材は、センサ及びレンズからなるユニットで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする。
センサ及びレンズからなるユニットは、360度の角度方向にわたり検知する広角レンズを用いたもの、さらに360度の角度方向は検知しない半分検知のレンズ、直下を検知する直下レンズ、さらに外周だけを検知する外周レンズを用いたもの等を許容する。
請求項9に記載の照明装置の発明は、前記請求項1ないし8いずれか一に記載の人感スイッチと;人感スイッチにより制御される照明器具と;を具備することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、付加機能部材を本体ケースに設置可能となす接続手段により、人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項2の発明によれば、付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子で構成したことにより、検知エリアの目視化を行うことができ、確実かつ正確に人の存否を検知することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項3の発明によれば、付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子及び発光素子を点灯するための電源を有する検知部材で構成したことにより、検知エリアの目視化を行うことができ確実かつ正確に人の存否を検知することが可能で、かつ治具的な検知部材を構成することができ、人感スイッチ自体のコストアップを抑制することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項4の発明によれば、接続手段は、付加機能部材を本体ケースの制御部材に電気的に接続し、かつ着脱可能に支持するソケット部材で構成したことにより、簡易な構成により人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項5の発明によれば、付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレーで構成したことにより、リレーのみを交換することができ、使用者に費用的な負担をかけずに修理することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項6の発明によれば、付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレー及びリレーの接点溶着を検知する手段を有するリレーユニットで構成したことにより、使用者でも容易かつ確実にリレーの故障を判断し、リレーのみを交換することができ、使用者に費用的な負担をかけずに修理することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項7の発明によれば、リレーまたはリレーユニットは、カバー部材を貫通して設け、カバー部材の外側から着脱が可能になるように設けたことにより、使用者でも容易にリレーまたはリレーユニットのみを交換することができ、使用者に費用的な負担をかけずに修理することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項8の発明によれば、付加機能部材は、センサ及びレンズからなるユニットで構成したことにより、天井取付形や壁取付形など各種用途を兼用することができ、製品の在庫管理を簡素化することが可能な人感スイッチを提供することができる。
請求項9の発明によれば、人感スイッチとして必要な各種の付加機能部材を設置することが可能な人感スイッチを具備した照明装置を提供することができる。
以下、本発明の人感スイッチ及び照明装置の実施形態につき説明する。
本実施例は、センサの検知エリアを表示する付加機能部材を設置可能とした人感スイッチ及び照明装置の実施形態であり、その構成を室内の照明器具と組み合わせて使用される、屋内天井取付形の人感スイッチ及び照明装置を例に、図1〜図8に従い説明する。
10は、本発明の人感スイッチで、熱線を検知するセンサ11、熱線をセンサに集光するレンズ12、センサの検知信号に基づき負荷である照明器具をオン、オフ制御する制御部材13、センサ11、レンズ12及び制御部材13を設けた本体ケース14、本体ケースを覆うカバー部材15及び人感スイッチとしての付加機能部材16を本体ケース14に設置するための接続手段17で構成する。
センサ11は、赤外線等の熱線を検知する焦電センサからなり、焦電センサの受光面をレンズ12で覆い、焦電センサとレンズを組み合わせた一体のユニットとして構成する。
レンズ12は、透明なガラス等でドーム型に構成したフレネルレンズからなり、センサ検知領域からの熱線をセンサ11の受光面に確実に集光するように構成する。
センサ11の検知領域は、図3(a)に示すように天井取付形の人感スイッチにおいては、確実な検知が人の上半身で行われるために、床より約1m(天井からは天井高さ寸法からマイナス1m)の位置に約2.8m四方の有効検知エリアAを、さらにその外周に約4.5m四方の検知エリアBが設定される。
レンズ12は、この検知エリアA及びBの領域をカバーするように、図3(b)(c)に示すように、この領域を垂直線に対する角度が約27度及び約45度のビーム25本で分割し、その角度からの熱線を直接入射して受光できるように、ドーム表面を25個に分割した合計25個のフレネルレンズで構成する。
制御部材13は、図4に示すようにマイコン等で構成した制御部を有し、負荷である照明器具20をセンサ11の検知信号に基づき所定時間オンするための信号を出力するタイマー13aと、タイマーからのオン信号の有無に応じてオン、オフするスイッチ13bからなり、タイマー及びスイッチは電子回路で構成した電子的なタイマー及び半導体スイッチで構成する。
制御部材13は、商用電源から供給される100Vの交流電源21で動作すると共に、後述する検知エリア表示用の発光素子であるLEDを点灯するための直流電源13cを生成する機能も有している。
これら機能を構成する電子回路は、耐熱性で電気絶縁性を有するABS等の合成樹脂からなる制御ボックス13d内に収納され、上記のセンサ11及びレンズ12からなるユニットが制御ボックス13dの一端部に取り付けられる。
本体ケース14は、円板状をなす耐熱性で電気絶縁性を有するABS等の合成樹脂で構成し、円板の中央部分に上述した制御ボックス13dを挿入し、レンズ12が本体ケース14の正面側に露出するようにして取り付ける。
これにより、本体ケース14の背面側には、制御部材13を構成する制御ボックス13dが突出して取り付けられる。
図中14aは、本体ケースの周縁部に形成したカバー部材15を取り付けるためのサポート部。14bは制御ボックス13dの両側に取り付けられ、本体ケース14を天井埋め込み穴に係合させて支持するための公知の取付金具である。
カバー部材15は、センサ11及びレンズ12を保護するために、本体ケース14を覆うカバーの機能をなすもので、浅い球面をなす皿状に形成する。
カバー部材15は、外周をABS等の不透明な合成樹脂で構成し、中央部は、熱線を通過させるための窓孔15aを形成し、窓孔はHPE(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等で構成した蓋状のカバー15bで閉塞し検知面を形成する。
カバー部材15は、その外周内縁部を本体ケース14の周縁部に形成したサポート部14aに、合成樹脂の弾性を利用して係合させて嵌め込み固定する。図中15cはカバー部材15を本体ケース14から外すためのはずし溝、15dは本体ケースとカバー部材との間に介在させたパッキングである。
図中16は、本発明における人感スイッチとしての付加機能部材で、本実施例では、センサの検知エリアを目視できるようにするための発光素子である。
発光素子16は、図5(a)に示すように、光源として光の直進性がよい半導体発光素子である白色のLED16aを用い、白熱電球と同様に構成した口金16bにLEDを取り付け、LEDをフード16cで囲って構成する。
フード16cはアルミニウム等の金属または合成樹脂で両端を開放した円筒状に構成し、その内面に反射膜を形成してLEDから放射される光を、より一層直進させるように構成し、フード16cの一端を口金16bの開放部内面に挿入嵌合して固定し、開放する他端からLEDの光線が放射されるように構成する。
上記に構成した発光素子16は、複数個、本実施例では計8個用意し、その口金16bを本体ケース14の正面側に設けられたソケット14dにねじ込んで取り付ける。
この口金16bとソケット14dにより、本発明における付加機能部材である発光素子16を、本体ケース14に設置可能となす接続手段17が構成される。
8個の各発光素子16は、LED16aが放射する光線がセンサ11の検知エリアを投影するように設置する。
すなわち、図3(c)に示す、外周に位置する検知エリアBの四隅のビームポイントa、b、c、d及びビームポイントa、b、c、dの略中間点に位置するビームポイントe、f、g、hに、8個のLEDの光線がそれぞれ投影される角度に傾斜させて本体ケース14に設置する。
すなわち、本体ケース14の中央部に取り付けられたセンサ11及びレンズ12に隣接した外周部分に、有底円筒状の支持凹部14eを、検知エリアBのビームポイントa、b、c、d及びビームポイントe、f、g、hに、相似的に対向させて8個形成する。
8個の支持凹部14eは、上述した8個のLED16aの光線が、それぞれのビームポイントに投影される角度に傾斜させて形成し、支持凹部14e内にソケット14dを挿入して取り付ける。
これにより、発光素子16の口金16bをソケット14dにねじ込んで固定すれば、発光素子が所定の傾斜角度をもって支持され、8個のLEDの光線が、図3に示す検知エリアBのビームポイントa、b、c、d及びビームポイントe、f、g、hにそれぞれ対応して投影されるようになる。
これにより、発光素子16から投影された光線の空中のビーム及び床面Fに明るく投影された光るポイントにより、センサの検知エリアBが略正確に映し出されて目視できようになる。
次に、上記に構成した人感スイッチの電気回路及び照明器具との配線図を、図4に従い説明する。
人感スイッチ10の制御部材13には、スイッチ端子13e、電源入力端子13f、信号入力端子13g及び直流電源端子13hを設ける。
信号入力端子13gに人感スイッチのセンサ11を接続し、直流電源出力端子13hに発光素子16を接続する。
発光素子は、8個のLEDをそれぞれ直列に接続し、このLEDに検知エリア確認スイッチ18を直列に接続する。
さらに、電源入力端子13fに、商用電源21を接続し、スイッチ端子13eには照明器具20及び商用電源21の一端を接続する。
これにより、人感スイッチ10のスイッチ13bが、商用電源21に対して照明器具20を介して直列に配線接続され、照明装置25の配線が構成される。
照明器具20は、白熱電球や蛍光ランプ等の光源を有し、検知エリア確認スイッチ18は、本体ケース14の正面側に、発光素子16に隣接して取り付け、カバー部材15を取り外した状態で、スイッチのオン、オフ操作ができるように構成する(図1)。
次に、上記のように構成した人感スイッチを照明器具と共に室内に設置し、照明装置を構成するための作業手順を、図6に従い説明する。
なお、人感スイッチ10には、製品として、センサ11及びレンズ12からなるユニット、8個のLED16aを有する発光素子16及び検知エリア確認スイッチ18が、予め組み込まれている。
まず、照明器具20を部屋の天井Tの略中央部に位置させて設置する。
次に、人感スイッチ10を部屋の天井Tに設置する。まず、取扱説明書等に記載されている検知エリア図を目安に設置する位置を決めて、天井に円形の埋め込み用の設置孔Hを形成する。
次に、人感スイッチのカバー部材15を本体ケース14から取り外し、天井に形成された設置孔Hに、本体ケース14の正面側を下方にして背面側の制御部材13を設置孔に挿入し、取付金具14bで天井板を挟みこんで取り付ける。
次に、照明器具20及び商用電源21との配線作業を行う。まず、人感スイッチのスイッチ端子13eに照明器具20及び商用電源21の一端を接続し、さらに、電源入力端子13fに商用電源21を接続し、照明装置25を構成する。
配線作業終了後、商用電源21を投入して人感スイッチ10及び照明器具20に電源を供給する。
次に、検知エリア図を目安に設置した人感スイッチの、実際の検知エリアがどのようになっているかを確認する。
まず、カバー部材15が取り外され、本体ケース14の下面に露出した検知エリア確認スイッチ18を操作してスイッチをオンにする。
これにより、発光素子16の8個のLED16aが点灯し、LEDからの光線が空中及び床面Fに投影される。
すなわち、8個のLED16aからの各光線は、図3に示すセンサの検知エリアBの四隅のビームポイントa、b、c、d及びビームポイントe、f、g、hに、それぞれ対応して投影され、空中に投影される斜めの8本の光線ビーム、さらに床面Fに明るく投影された8個の光るポイントによりセンサ11の検知エリアBが表示される。
この表示された検知エリアBを目視しながら、検知される範囲を確認する。特に、扉の開閉状態での検知範囲や、陰になる部分等を確認し、さらに実際に人が動きながら再確認を行い、人感スイッチが所定の目的とする動作を確実かつ正確に行えるように設置する。
この際、検知距離等が不足しているような場合には、本体ケース14を設置孔Hにおける余裕寸法範囲内で、ずらしたり多少傾けたりして人感スイッチの設置位置、角度を調整する。
さらに、表示された検知エリアを見ながら、部屋内のエアコンの設置箇所等、検知エリアから外したい部分を、別個の付属部品である公知のレンズシェードで調整する。
また、発光素子16を本体ケース14に設置可能となす接続手段17として、発光素子16を、ねじ込み式の口金16bとソケット14dで着脱可能に構成したので、次のような方法で複数設置された人感スイッチにおける検知エリアの確認作業を行うようにしてもよい。
すなわち、人感スイッチには、ソケット14dのみを組み込み、発光素子16は1台の人感スイッチに対応する数、上記構成の人感スイッチであれば8個だけ用意し、検知治具として使用する方式にする。
各ソケット14dは、複数の各人感スイッチの機能、性能に応じた検知エリアのビーム角度に合わせて傾斜させた支持凹部14eに、それぞれ挿入して取り付けた構成とする。
上記に構成された人感スイッチを部屋に設置し、検知エリアの確認作業を行うときに、8個の発光素子16をソケット14dにねじ込んで点灯して作業を行う。
この際、ソケット14dは検知エリアのビーム角度に合わせて傾斜させた支持凹部14eに取り付けられているので、発光素子16は設置された人感スイッチの検知エリアを正確に表示する。
作業が終了したら発光素子16をソケット14dから取り外し、次の部屋で2台目の人感スイッチの設置作業を行い、その検知エリアの確認作業の際に、取り外した発光素子16を2台目の人感スイッチのソケット14dに、再度ねじ込み、点灯して作業を行う。
この方式により、発光素子16を人感スイッチ個々に組み込むことなく、1台の人感スイッチに対応する数だけ用意し、検知治具として使用することができる。
なお、上述した各検知エリアの確認は、照明器具20を消灯して暗くした状態で行えば、空中に投影される斜めの8本の光線ビーム、さらに床面に明るく投影された8個の光るポイントが、より鮮明に映し出され、検知エリアの確認が一層し易くなる。
上記により、検知エリアを確認し設置位置が確定した状態で、検知エリア確認スイッチ18をオフし、カバー部材15を本体ケース14のサポート部14aに係合させて嵌め込んで固定し、作業が完了する。
上記のように人感スイッチ10及び照明器具20からなる照明装置25が設置され部屋は、人の存否を確認して自動的に照明器具20の点灯及び消灯がなされる。
扉を開き部屋に人が入ると、人感スイッチ10の検知エリアB内に人が入り、センサ11が人の熱を感知する。
これにより、制御部材13のスイッチ13bにオン信号が出力されて、スイッチがオンされ照明器具20が点灯する。人が部屋にいる間はセンサ11が人の存在を感知して点灯をし続ける。
人が部屋から出ると、センサ11は熱線を感知しなくなって、検知エリアB内に人がいないことを認識し、タイマー13aに信号を出力する。
タイマーは設定された所定の時間にわたりスイッチ13bにオン信号を出力し照明器具20を点灯し続けた後に、オフ信号を出力してスイッチ13bをオフして照明器具20を自動的に消灯し、無駄な電力消費を抑える。
なお、タイマー13aが所定の時間オン信号を出力する時間は、例えば20秒から4分等の間で調整ができるように設定する。
また、部屋に実際に入居し、家具等を設置した状態で、使用者から人感スイッチの動作状況に対する苦情等があった場合、天井に設置された人感スイッチのカバー部材15を取り外し、検知エリア確認スイッチ18をオンにして発光素子16を点灯し、上述したセンサ11の検知エリアBを表示する。
この発光素子16により表示された検知エリアBを使用者に、目で見える形で示し、目視しながら検知される範囲を確認する。特に、扉の開閉状態での検知範囲や、家具により陰になる部分等を確認し、場合によっては、本体ケース14を設置孔Hの余裕寸法範囲内で、ずらしたり多少傾けたりして人感スイッチの設置位置、角度を調整する。さらに、家具等をずらしたり、移動させて使用者が満足する状態に設定する。
また、ショウルーム等に上述した人感スイッチ10及び照明器具20からなる照明装置25をセットしておけば、使用者は人感スイッチを購入する前に、目に見える形で人感スイッチの動作状況、性能等を確認することができる。
以上本実施例において、天井取付形の人感スイッチとして構成したが、壁取付形の人感スイッチとして構成してもよい。
この場合は、図7に示すように、側面方向に設定される10分割の検知エリアCに合わせて、発光素子の光線を投影するようにすればよい。また、投影する壁面までの距離が遠い場合には、衝立等を設置して、衝立に検知エリアを映し出すようにして確認作業を行うようにしてもよい。
発光素子16は、センサ11の検知エリアB表示するようにしたが、図3に示す有効検知エリアAも同時に表示するようにしてもよい。
発光素子16は、8個のLED16aで構成し、センサの検知エリアBの四隅のビームポイントa、b、c、d及び略中間点に位置するビームポイントe、f、g、hに、それぞれ対応して投影し、センサの検知エリアを表示するようにしたが、略中間点に位置するビームポイントe、f、g、hは省略し、四隅のビームポイントa、b、c、dだけで表示するようにしてもよい。さらには、ビームポイントa、bの直線による表示、aのみの点による表示とし、他のエリアを仮想するようにしてもよい。さらに発光素子を面光源となし、検知エリアを面で表示してもよい。
発光素子16の各LED16aは直列に接続して、全てのLEDが接続されないと点灯できないように構成したが、各LEDを並列に接続して、発光素子16を必要な部分のみに設置して使用できるように構成してもよい。
発光素子16の光源を白色LEDで構成したが、赤色、緑色、青色LED等、有色の光源として目視をさらにし易くてもよい。
発光素子16は、ねじ込み式の口金16bとソケット14dによる接続手段17より、電気接続と機械的接続を行う構成したが、図5(b)に示すように、発光素子16には口金を設けずにLEDのリード線16dを導出させた構成となし、発光素子は傾斜した支持凹部14eに挿入して接着剤等で固定し、リード線16dを制御部材13の回路に直接配線する接続手段で電気的に接続し、発光素子直付け形の人感スイッチを構成するようにしてもよい。
発光素子16を人感スイッチに個々に組み込むことなく、1台の人感スイッチに対応する数だけ用意し、検知治具として使用するようにしたが、図8に示す、本発明の検知部材としての確認用器具30を構成するようにしてもよい。
すなわち、確認用器具30の本体31は、上記実施例のカバー部材15と同様に、浅い皿状に形成し、本体ケース14の周縁部に形成したサポート部14aに、合成樹脂の弾性を利用して係合させて嵌め込んで固定し、はずし溝15cにより本体ケース14から外すことができる構成とする。
上記に構成した確認用器具30の本体31には、上記実施例と同様にして傾斜させた支持凹部14e、支持凹部に挿入して取り付けられるソケット14d及び検知エリア確認スイッチ18を取り付け、さらに発光素子16を点灯させるための電池32を本体の背面側に内蔵させ、ソケット14dに上記実施例と同様の発光素子16の口金16bをねじ込んで取り付け、確認用器具30を構成する。
なお、本体ケース14は、図8に示すように、ソケット14eや検知エリア確認スイッチ18を有さない従来と同様の構成にする。
上記従来と同様の本体ケースを部屋に設置し、検知エリアの確認作業を行うときに、本体ケース14のサポート部14aに、合成樹脂の弾性を利用して確認用器具30の本体31を嵌め込んで固定し、検知エリア確認スイッチ18をオンして発光素子16を電池32により点灯して確認作業を行う。
この際、ソケット14dは検知エリアのビーム角度に合わせて傾斜させた支持凹部14eに取り付けられているので、発光素子16は設置された人感スイッチの検知エリアを正確に表示する。
作業が終了したら確認用器具30を本体ケース14から、はずし溝15cを使って取り外し、次の部屋で、取り外した確認用器具30を2台目の人感スイッチ10の本体ケース14に、再度取り付けて確認作業を行う。
この方式によれば、発光素子16を人感スイッチ個々に組み込むことなく、1台の人感スイッチに対応する数だけの発光素子16を組み込んだ確認用器具30を構成すればよく、便利になると共に、人感スイッチとしては、高価な発光素子を組み込む必要がなくなりコストアップを抑制することができる。
また確認用器具30は、発光素子16を点灯するための電池32を内蔵しているので、100V配線が完了していない工事現場においても、電池を電源として検知アリアの確認作業を行うことができ、便利で有用な人感スイッチを提供することができる。
上記実施例によれば、人感スイッチの付加機能部材として、センサの検知エリアを表示する発光素子16を構成し、検知エリアを目視できるように構成したので、確実かつ正確に人の存否を検知することが可能な人感スイッチを提供することができる。
発光素子16は、8個のLED16aで構成し、センサ11の検知エリアBの四隅のビームポイントa、b、c、d及び略中間点に位置するビームポイントe、f、g、hに、それぞれ対応して投影し、センサの検知エリアを表示するようにしたので、目視しながらセンサの検知エリアを確実かつ正確に確認することができる。
さらに、空中に投影される斜めの8本の光線ビーム、さらに床面に明るく投影された8個の光るポイントによりセンサの検知エリアが明確に表示されて一層目視し易くなる。
特に、発光素子16として光の直進性が良好なLEDを用いたので、より一層明確にセンサの検知エリアを表示することができる。
また、施工後に部屋に実際に入居し、家具等を設置した状態で、使用者に目で見える形で示しながら、センサの検知エリアを確認することができ、使用者が満足する状態に、より一層確実かつ正確に設定することが可能となる。
また、ショウルーム等に上述した人感スイッチ10及び照明器具20からなる照明装置25をセットして置くことにより、使用者は事前に、目に見える形で人感スイッチの動作状況、性能等を確認することができ、販売の促進効果が期待できると共に、使用者は動作状況に不安を持つことなく使用することができる。同時に無用な苦情等も抑制され対応処理も低減化させることも可能となる。
検知エリア確認スイッチ18を設けて、発光素子16を必要なときに作動させるようにしたので、不要な電力消費を抑えることができる。
さらに、発光素子16及び検知エリア確認スイッチ18は、本体ケース14の正面側に設け、カバー部材15で覆う構成にしたので、通常時は発光素子や検知エリア確認スイッチ18が外面に露出することなく隠れているので、商品としての外観を損なうことがない。
ねじ込み式の口金16bとソケット14dにより、発光素子16を本体ケース14に設置可能となす接続手段17を構成したので、簡易な構成でセンサの検知エリアを表示するための発光素子を人感スイッチに設置することができる。
同時に着脱が可能な接続手段で構成したので、発光素子16は人感スイッチ個々に組み込むことなく、1台の人感スイッチに対応する数だけ用意し、確認用の治具として使用することができ便利になると共に、人感スイッチとしては、高価な発光素子を組み込む必要がなくなりコストアップを抑制することができる。
本実施例は、負荷をオン、オフするリレーのみを交換する付加機能部材を設置可能とした人感スイッチ及び照明装置の実施形態であり、その構成を図9〜図11に従い説明する。
なお、図9〜図11には、実施例1と同一部分には同一符号を付して説明する。
図中40はリレーユニットで、ケース内に、負荷である照明器具をオン、オフするリレー及びリレーの接点溶着を検知する手段を内蔵している。
ケース40aは、耐熱性で電気絶縁性を有する合成樹脂で有底円筒状をなし、その開放端部を閉塞する蓋40bを有する(図10)。
蓋40bは円板状をなし、ケース40aと同様に耐熱性で電気絶縁性を有する合成樹脂等で構成し、蓋の一面(図中下面)にリレー41及びリレー41の接点溶着を検知する検知リレー42を支持枠等によって支持し、蓋40bの他の面(図中上面)にリレー41の両端子と接続した端子ピン41aを突出して設ける。端子ピンは蛍光ランプの点灯管等に用いられる押しピン状の2本の端子で構成する(図11(b))。
図中43は、リレー41及び検知リレー42を作動させるためのリレーコイルで、リレー及び検知リレーと共に蓋40bに支持する。
検知リレー42及びリレーコイル43の両端子は、円筒状をなすケース40aの外側面に露出して設けられた検知リレー接点端子42a、42a及びコイル接点端子43a、43aに、それぞれ接続される。
蓋40bに支持されたリレー41、検知リレー42及びリレーコイル43をケース40a内に挿入し、ケース40aの開放端部を蓋40bで閉塞することによりリレーユニット40を構成する。
上記に構成したリレーユニット40は、人感スイッチ10の本体ケース14に取り付けられた制御ボックス13d内に差し込むことにより機械的に支持されて接続され、同時に電気的に接続される。
すなわち、制御ボックス13d内には、リレーユニット40の円筒ケース40aが差し込まれる円筒状の支持凹部13jを形成する。
支持凹部13jの底面には、リレー41の押しピン状の2本の端子41aを受け入れるソケット部13kを形成する。
このソケット部13kは、図11(a)に示すように、点灯管のソケットと同様に、だるま孔状の端子部13mを有して押しピン状の2本の端子41aを挿入し、少し回転することでソケット部13kの端子部13mと押しピン状の2本の端子41aとが接触して電気接続がなされると共に、両者が係合して機械的にも支持されるようになっている。
リレーユニット40を取り外す場合には、点灯管と同様に、逆方向に少し回転すれば、押しピン状の2本の端子41aとソケット部13kの端子部13mとの機械的な係合が解除され、引き抜くことにより容易に取り外すことができる。これにより、リレーユニット40がソケット部13kに対して着脱可能に支持される。
上記の押しピン状の2本の端子41aとソケット部13kで、人感スイッチの付加機能部材であるリレーユニット40を本体ケース14に設置するための接続手段17が構成される。
支持凹部13jの内面には、円筒状をなすケース40aの外側面に露出して設けられた検知リレー接点端子42a、42a及びコイル接点端子43a、43aに対応して、導電片42a1、42a1及び43a1、43a1をそれぞれ設け、リレーユニット40を支持凹部13jに差し込み少し回転した状態で両者が接触して電気接続をなすように構成する。
カバー部材15にも、リレーユニット40が挿通される貫通孔15eを形成し、リレーユニット40が本体ケース14からカバー部材を外さずに、容易に着脱することができるように構成する。
次に、上記に構成した人感スイッチの電気回路及び照明器具との配線図を、図10(a)に従い説明する。
人感スイッチ10の制御部材13には、電源入力端子13f、信号入力端子13g、直流電源出力端子13h、検知リレー端子13p及びリレーコイル端子13q、さらにリレー41の押しピン状の2本の端子を受け入れるソケット部13kのソケット端子13rを設ける。
信号入力端子13gに人感スイッチのセンサ11を接続し、直流電源出力端子13hにリレー41の接点溶着状態を表示するLEDからなる表示ランプ44を接続する。
さらに、検知リレー端子13pに導電片42a1、42a1を接続し、リレーコイル端子13qに導電片43a1、43a1を接続する。
さらに、電源入力端子13fに商用電源21を接続し、ソケット端子13rに照明器具20及び商用電源21の一端を接続する。
これにより、リレーユニット40をソケット部13kに差し込むと、負荷のオン、オフを行うスイッチとなるリレー41の両端子が、商用電源21に対し照明器具20を介して直列に配線接続される。
表示ランプ44は、本体ケース14の正面側に、リレーユニット40に隣接して取り付け、カバー部材15に形成される透孔15fを介して外部から視認できるように構成する(図9)。
上記に構成した人感スイッチ10及び照明器具20は、実施例1と同様の手順に従って部屋に設置され、配線接続されて照明装置25が構成される。
次に、上記に構成された照明装置の作動を説明する。
なお、人感スイッチ10には、製品としてセンサ11及びレンズ12からなるユニット、リレーユニット40及び表示ランプ44が予め組み込まれている。
扉を開き部屋に人が入ると、人感スイッチ10の検知エリアB内に人が入ってセンサ11が人の熱を感知する。
これにより、制御部材13の制御部からリレーユニット40のリレーコイル43にオン信号が出力されて、リレー41及びリレーの接点溶着を検知する検知リレー42がオンし照明器具20が点灯する。
人が部屋にいる間はセンサ11が人の存在を感知して点灯をし続ける。
人が部屋から出ると、センサ11は熱線を感知しなくなって、検知エリアB内に人がいないことを認識し、タイマー13aに信号を出力する。
タイマー13aは設定された所定の時間にわたりリレーコイル43にオン信号を出力し、リレー41及び検知リレー42をオンの状態に保持して照明器具20を点灯し続け、所定時間経過後に、オフ信号を出力してリレー41及び検知リレー42をオフして照明器具20を自動的に消灯する。
上記作動を繰り返して長期にわたり使用した場合、若しくは過大な負荷を接続して動作させてしまった場合などに、リレー41の接点開放時に生じるアークのために接点が溶着し、リレー41がオン状態となり負荷である照明器具20が、人の存否にかかわらず点灯したままの状態となることが稀に生じる。
リレー41の接点が溶着した場合、リレー41と同じ動作を行う検知リレー42も同時にオンになり続け、これにより制御部が接点溶着の異常を感知して異常信号を出力し、表示ランプ44を点滅させてリレー41の接点溶着が生じたことを報知する。
制御部材13の制御部は、下記の「表1」に示すように、リレーコイル43への信号、リレー41の接点及び検知リレー42の接点の動作状況を判別して、リレー41の接点溶着の異常状態を感知する。
すなわち、リレーコイル43へ「オン」信号が入力されたときに、リレー41の接点が「オン」、検知リレー42の接点「オン」であれば、正常(点灯状態)と判別する。
リレーコイル43へ「オフ」信号が入力されたときに、リレー41の接点が「オフ」、検知リレー42の接点が「オフ」であれば、正常(消灯状態)と判別する。
リレーコイル43へ「オフ」信号が入力されたときに、リレー41の接点が「オン」、検知リレー42の接点が「オン」であれば、異常(リレー接点溶着)と判別する。
Figure 2007141604
上記により使用者は、人感スイッチ10を下方から覗き、カバー部材15から露出して見える表示ランプ44の点滅で、リレー41の接点溶着による異常だと判断して、リレーユニット40を交換する。
この交換は、蛍光ランプの点灯管の交換と同様に容易に行うことができる。
すなわち、カバー部材15の貫通孔15eから露出して見えるリレーユニット40を、手で摘んで左回りに少し回転すれば、押しピン状の2本の端子41aとソケット部13kの端子部13mとの係合が解除され、引き抜くことにより容易に取り外すことができる。
新たに電気店で購入したリレーユニット40をカバー部材15の貫通孔15eから挿入して、押しピン状の2本の端子41aをソケット部13kのだるま孔状の端子部13mに挿入し、右回りに少し回転することで、電気接続がなされると共に機械的にも支持される。
なお、リレー41の接点溶着が生じた場合、従来では原因が即座に判明しないため、人感スイッチ10全体を交換する必要が生じていた。
本実施例によれば、表示ランプ44の点滅により、即座にリレー41の接点溶着が発生したことが判断でき、点灯管と同様に、使用者が自ら簡単に交換を行うことができる。
本実施例において、負荷である照明器具20をオン、オフするリレー41及びリレー41の溶着を検知する検知リレー42を内蔵したリレーユニット40を交換するように構成したが、照明器具をオン、オフするリレー41のみを交換するようにしてもよい。
すなわち、リレー41の溶着を検知する検知リレー42を省略して、図10(b)に示すように、ケース40a内にリレー41及びリレー41を作動させるためのリレーコイル43のみを収納してリレーボックス45を構成し、このリレーボックスを、上記と同様に押しピン状の2本の端子41aとソケット部13kからなる接続手段に着脱できるように構成する。
この場合、リレー41の接点溶着状態はテスター等で確認して判断し、上記と同様にカバー部材15の外側からリレーボックス45を交換するようにする。
上記のリレーユニット40若しくはリレーボックス45を電気的及び機械的に支持する接続手段17として、蛍光ランプの点灯管等に用いられる押しピン状の2本の端子41a及びソケッ部13kで構成したが、実施例1のように白熱電球等に使用されるねじ式の口金及びソケットで構成してもよい。
リレーユニット40若しくはリレーボックス45として、3A定格容量の住宅用リレーと、8A定格容量の施設用リレーを備えておき、用途に合わせた定格容量のリレーユニット若しくはリレーボックスを、上記した接続手段を使用して交換するようにすれば、1個の人感スイッチを住宅用及び施設用として兼用することができる。
本実施例によれば、表示ランプ44の点滅により、即座にリレー41の接点溶着が発生したことが判断でき、リレーユニット40若しくはリレーのみのリレーボックス45を交換することができ、使用者に人感スイッチ全体を交換するような不要な費用負担をかけることがない。
リレーユニット40若しくはリレーボックス45を電気的及び機械的に支持する接続手段17として、蛍光ランプの点灯管等に用いられる押しピン状の2本の端子41a及びソケット部13kで構成したり、実施例1のように白熱電球等に使用されるねじ式の口金及びソケットで構成したので、蛍光ランプの点灯管の交換と同様に、使用者が自ら簡単に交換を行うことができる。
さらに、カバー部材15にリレーユニット40若しくはリレーボックス45が挿通される貫通孔15eを形成したので、カバー部材15を外さずに容易に着脱することができ、交換作業がより一層容易になる。
また、表示ランプ44をカバー部材15に形成される透孔15fを介して外部から視認できるようにしたので、容易かつ確実にリレーの接点溶着による異常状態を判断することができる。
また、表示ランプ44に変わって、負荷である照明器具を点滅させたり、減光させたりして使用者にリレーの交換を促すこともできる。
なお、本実施例における他の構成、設置のための作業手順、作動、作用効果、変形例等は、実施例1と同様である。
本実施例は、各種用途への兼用を果たすことが可能となる付加機能部材を設置可能とした人感スイッチ及び照明装置の実施形態であり、その構成を図12〜図13に従い説明する。
なお、図12〜図13には、実施例1及び実施例2と同一部分には同一符号を付して説明する。
各種用途への兼用を果たすことが可能となる付加機能部材として、各種用途に使用されるセンサ及びレンズからなるセンサユニット50及び各種用途に使用されるリレーユニット60を構成する。
センサ及びレンズからなるセンサユニット50は、実施例1と同様に、赤外線等の熱線を検知するセンサ11と、センサの受光面を覆うレンズ12との組み合わせで構成し、各種機能を有するレンズを組み合わせることにより、各種の用途に応じたセンサユニット50を形成する。
すなわち、360度の角度方向にわたり検知する広角レンズを用いて広角ユニット51を、360度の角度方向は検知しない半分検知のレンズを用いて半角ユニット52を、直下レンズを用いて直下ユニット53を、さらに外周だけを検知するレンズを用いて外周ユニット54をそれぞれ構成する。
各センサユニット50のレンズ12は、ドーム型に形成したフレネルレンズで構成し、その各種用途に応じた検知エリアからの熱線をセンサ11の受光面に確実に集光できるように構成する。
また、各センサユニットの端子ピン50aは、同一の構造、同一の規格寸法を持って形成し、ソケット部材である共通ソケット70に着脱可能に差し込むことができるように構成する。
また、リレーユニット60として3A定格容量の住宅用リレーユニット61と8A定格容量の施設用リレーユニット62を構成する。
各リレーユニット60は、上記実施例2と同様に、ケース40a内に、負荷である照明器具をオン、オフするリレー41及びリレーの溶着を検知する検知リレー42及びリレーコイル43を収納した構成とし、実施例2と同様の構造及び作用を有するように構成する。
各リレーユニット60の端子ピンは、実施例2と同様に、蛍光ランプの点灯管等に用いられる押しピン状の2本の端子41aを、同一の構造、規格寸法を持って形成し、ソケット部材である共通のソケット部13kに着脱可能に差し込むことができるように構成する。
また、人感スイッチ10の本体ケース14には、中央部に位置して各センサユニット50の端子ピン50aが差し込まれる共通の受け端子を有する1個の共通ソケット70を設ける。
さらに、共通ソケット70に隣接して、各リレーユニット60の端子ピン41aが差し込まれる、共通のソケット部13kを1個を設ける。
上記のように構成した人感スイッチ10、複数のセンサユニット50及び複数のリレーユニット60により、人感スイッチを各種の用途に兼用させることができる。
まず、屋内の天井用に用いる場合には、広角ユニット51を本体ケース14に設けられた共通ソケット70に差し込んで人感スイッチ10を構成して天井に設置する。
これによって、広角レンズにより部屋内の360度の角度方向にわたり検知することが可能な人感スイッチを用いた照明装置が構成される。
廊下等の通路に設置する場合には、広角ユニット51に代えて、360度の角度方向は検知しない半角ユニット52を共通ソケット70に差し込んで人感スイッチを構成し、壁面に設置して半分検知のレンズにより通路を通過する人を検知するようにする。
さらに、例えば、オフィス内等の特定の場所をスポット的に検知する場合には、直下ユニット53に差し替えて用い、直下レンズにより直下を検知するようにする。
さらに店舗等で、熱を発するような展示物に対して、その周囲にくる人を検知するような場合には、外周ユニット54に差し替えて用い、外周だけを検知するレンズにより展示物の外周を検知するようにする。
また、人感スイッチを住宅用に用いる場合には、リレーユニットとして、3A定格容量の住宅用リレーユニット61を本体ケース14のソケット部13kに差し込んで人感スイッチを構成し、住宅に設置して使用する。
また、施設用に用いる場合には、住宅用リレーユニット61に代えて、定格容量の大きな8Aの施設用リレーユニット62を差し込んで使用する。
本実施例において、ケース40a内に、リレー41、検知リレー42及びリレーコイル43を収納したリレーユニットを構成したが、実施例2の図10(b)に示すようなリレー41とリレーコイル43からなるリレーボックス45を構成するようにしてもよい。
センサユニット50及びリレーユニット60を接続するための端子ピン及びソケットは、上記構成に代えて、白熱電球等に用いられるねじ込み式の口金及びソケットで構成するようにしてもよい。
本実施例によれば、各種検知機能を有するセンサ及びレンズからなるユニットを構成し、用途に応じて差し替えることができるようにしたので、1個の人感スイッチを天井用や壁取付用など各種用途を兼用することができ便利で有用な人感スイッチを提供することができる。
さらに、定格容量の異なる住宅用リレーユニット及び施設用リレーユニットを構成し、用途に応じて差し替えることができるようにしたので、1個の人感スイッチを住宅用や施設用に兼用することができ、一層便利で有用な人感スイッチを提供することができる。
また、各種用途に兼用することができるため、製品の在庫管理を簡素化することも可能となり、さらに急な仕様変更に対応して、現場で差し替えることも可能な人感スイッチを提供することができる。
また、人感スイッチは、正確な検知動作をさせるために、センサとレンズは厳密な寸法管理及び位置合わせを行って組み立てる必要があるが、本実施例は、センサとレンズを分離することなく一体に組み合わせて単一のユニットに構成した。
このために、各種用途に合わせてセンサユニットを交換しても、その都度センサとレンズの位置合わせ等の作業を行うことなく、正確な検知動作を行わせることができる。
なお、本実施例における他の構成、設置のための作業手順、作動、作用効果、変形例等は、実施例1及び実施例2と同様である。
以上、本発明の好適な実施例を説明したが、本発明は上述の各実施例に限定されることなく、例えば、上記各実施例の付加機能部材を全て設置して人感スイッチを構成しても、また各付加機能部材を適宜選択して設置した人感スイッチを構成してもよいなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の第1の実施形態における人感スイッチを、カバー部材を取り外した状態で示す斜視図。 同じく人感スイッチの一部を切り欠いて示す側面図。 同じく人感スイッチの検知エリアを示す図で、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)平面図。 同じく人感スイッチの電気回路図及び照明装置の配線図。 同じく人感スイッチの発光素子及び接続手段を拡大して示す図で、(a)は第1の実施形態の断面図、(b)は変形例の断面図。 同じく人感スイッチ及び照明器具を設置した照明装置の概要を示す説明図。 同じく人感スイッチの壁取付形における検知エリアを示す斜視図。 同じく人感スイッチの変形例を、一部を切り欠いて示す側面図。 本発明の第2の実施形態における人感スイッチを、一部を切り欠いて示す側面図。 同じく人感スイッチの回路及び照明装置の配線を示し、(a)はその電気回路図及び配線図、(b)はリレーユニットの変形例を示す図。 同じく人感スイッチの接続手段を示す図で、(a)はソケット部の平面図、(b)はリレーユニットの斜視図。 本発明の第3の実施形態における人感スイッチを、一部を切り欠いて示す側面図。 同じく人感スイッチのセンサユニット及びリレーユニット及びその接続状況を概略的に示す説明図。
符号の説明
10 人感スイッチ
11 センサ
12 レンズ
13 制御部材
14 本体ケース
15 カバー部材
16 付加機能部材
17 接続手段

Claims (9)

  1. 熱線を検知するセンサと;
    検知エリアからの熱線をセンサに集光するレンズと;
    センサの検知信号に基づき負荷を制御する制御部材と;
    前記センサ、レンズ及び制御部材を設けた本体ケースと;
    本体ケースを覆うカバー部材と;
    付加機能部材を本体ケースに設置可能となす接続手段と;
    を具備することを特徴とする人感スイッチ。
  2. 前記付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子で構成し、接続手段により本体ケースの制御部材に接続したことを特徴とする請求項1に記載の人感スイッチ。
  3. 前記付加機能部材は、センサの検知エリアを表示する発光素子及び発光素子を点灯するための電源を有する検知部材で構成し、接続手段により本体ケースに着脱可能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の人感スイッチ。
  4. 前記接続手段は、付加機能部材を本体ケースの制御部材に電気的に接続し、かつ着脱可能に支持するソケット部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の人感スイッチ。
  5. 前記付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレーで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする請求項4に記載の人感スイッチ。
  6. 前記付加機能部材は、本体ケースの制御部材により負荷をオン、オフするリレー及びリレーの接点溶着を検知する手段を有するリレーユニットで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする請求項4に記載の人感スイッチ。
  7. 前記リレーまたはリレーユニットは、カバー部材を貫通して設け、カバー部材の外側から着脱が可能になるように設けたことを特徴とする請求項5または6に記載の人感スイッチ。
  8. 前記付加機能部材は、センサ及びレンズからなるユニットで構成し、ソケット部材に着脱可能に支持したことを特徴とする請求項4に記載の人感スイッチ。
  9. 前記請求項1ないし8いずれか一に記載の人感スイッチと;
    人感スイッチにより制御される照明器具と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
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