JP2012185987A - センサ付き照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチの配設による外観が損なわれにくく、スイッチおよび制御ユニット間の配線が容易に行えるセンサ付き照明器具を提供する。
【解決手段】センサ付き照明器具1は、一端側3aに開口18および開口18の周縁から外方に突出するフランジ部19を有し、他端側3bの頂部20の内面20b側に中央開口25を有する環状のソケット23が配設された器具本体3と、ソケット23に取り付けられた光源と、受光部が下方に露出するように器具本体3のフランジ部19の下面19b側に取り付けられ受光部の検知情報を出力するセンサ体4と、ソケット23の中央開口25に露出するように器具本体3の他端側3bの頂部20に設けられ、センサ体4の検知情報に応じた光源の点灯状態を設定するスイッチ5と、センサ体4の検知情報およびスイッチ5の設定に応じて光源の点灯状態を制御する制御ユニット6を具備している。
【選択図】図2
【解決手段】センサ付き照明器具1は、一端側3aに開口18および開口18の周縁から外方に突出するフランジ部19を有し、他端側3bの頂部20の内面20b側に中央開口25を有する環状のソケット23が配設された器具本体3と、ソケット23に取り付けられた光源と、受光部が下方に露出するように器具本体3のフランジ部19の下面19b側に取り付けられ受光部の検知情報を出力するセンサ体4と、ソケット23の中央開口25に露出するように器具本体3の他端側3bの頂部20に設けられ、センサ体4の検知情報に応じた光源の点灯状態を設定するスイッチ5と、センサ体4の検知情報およびスイッチ5の設定に応じて光源の点灯状態を制御する制御ユニット6を具備している。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、人感センサや照度センサなどを有するセンサ付き照明器具に関する。
光源としてLEDを用いたLED照明器具は、LEDが省電力であり長寿命であることなどにより、蛍光ランプや白熱ランプなどを光源とする照明器具に替えて急速に普及している。そして、LED照明器具においても、センサの検出による人体の有無や周囲の明るさなどに応じて、LEDの点灯状態を制御することが行われている。
例えば天井に埋設されるダウンライトにおいては、特許文献1に示すように、環状ケースの下面側にセンサ部(受光部)が設けられ、環状ケースの外面側にスイッチが設けられている。このスイッチは、例えば、人感センサが人体を検出しなくなった後に光源を消灯させる遅延時間を選択し、光源を点灯させる周囲の明るさを選択し、またはセンサの検出に応じて光源を点灯、消灯させるか、全光、調光点灯させるかを選択するものである。
そして、センサ付き照明器具は、センサ部の検出およびスイッチの設定に応じて、光源の点灯状態を制御する制御ユニットが上記環状ケース内など適宜の位置に配設されている。
スイッチを環状ケースの外面側に設けると、スイッチが露出し照明器具の外観が損なわれるとともに、スイッチと環状ケースとの間の隙間から環状ケース内に埃等が侵入するという問題があった。また、制御ユニットを環状ケース内に設けると、環状ケースの高さ寸法が大きくなって、照明器具の外観が損なわれるというという問題があった。また、制御ユニットは、スイッチに接続されるものであり、その配線の簡素化が求められている。
本実施形態は、スイッチの配設による外観が損なわれにくく、スイッチおよび制御ユニット間の配線が容易に行えるセンサ付き照明器具を提供することを目的とする。
本実施形態のセンサ付き照明器具は、器具本体、光源、センサ体、スイッチおよび制御ユニットを有して構成される。
器具本体は、一端側に開口およびこの開口の周縁から外方に突出するフランジ部を有するように形成される。そして、他端側の頂部の内面側に、中央開口を有する環状のソケットが配設されている。このソケットに光源が取り付けられる。
センサ体は、受光部を有してなり、器具本体のフランジ部の下面側に取り付けられて、受光部が下方に露出される。センサ体は、受光部の検知情報を出力する。
スイッチは、センサ体の検知情報に応じた前記光源の点灯状態を設定するものであり、器具本体に配設されたソケットの中央開口に露出するように器具本体の他端側の頂部に設けられる。
制御ユニットは、センサ体の検知情報およびスイッチの設定に応じて光源の点灯状態を制御するように形成されている。そして、器具本体の他端側の頂部の上面側に配設される。
本発明の実施形態によれば、センサ付き照明器具は、スイッチが器具本体に配設されたソケットの中央開口に露出するように器具本体の他端側の頂部に設けられ、制御ユニットが器具本体の他端側の頂部の上面側に配設されるので、スイッチと制御ユニットとの配線が容易に行えるとともに、スイッチ部分から器具本体内に埃等が侵入しにくくなることが期待できる。また、ソケットに光源が取り付けられることにより、スイッチが器具本体の下方に露出しないので、センサ付き照明器具の外観が損なわれない。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のセンサ付き照明器具1は、図1ないし図7に示すように構成されている。
図1および図2において、センサ付き照明器具1は、天井等の造営物に埋め込まれて設置されるダウンライトであり、光源としてのLEDランプ2、器具本体3、センサ体4、スイッチ5および制御ユニット6を有して構成されている。器具本体3は、その他端側3bに円筒体7を備えているとともに、一端側3aに一対の取付けばね8,8(図中、一方のみを示す。)を備えている。センサ付き照明器具1は、当該取付けばね8,8により造営物に固定されている。
LEDランプ2は、フラット形に形成され、器具本体3内に配設されている。図5(a)に示すように、LEDランプ2は、一端側9aに透光性の保護カバー10を取り付け、他端側9bにGX53形の口金部11が形成された略円筒状の筐体9と、この筐体9内に配設されたLEDベアチップを有してなる図示しない発光体およびLEDベアチップを点灯、消灯または調光点灯させる図示しない点灯装置を有して形成されている。筐体9は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂にて形成され、保護カバー10は、例えばポリカーボネート(PC)樹脂にて成型されている。
口金部11は、筐体9の上面9cの中央部に突出形成された円筒状の突出部12およびこの突出部12に隣接し突出部12に対して互いに180°の回転位置に配設された一対のランプピン13,13からなっている。一対のランプピン13,13は、例えば黄銅からなり、先端側が径大の略円筒状に形成され、筐体9内に配線されたリード線により点灯装置の入力側に接続されている。突出部12の外周面12aには、略L形のキー溝部14が互いに180°の回転位置となるように一対形成されている。このキー溝部14は、LEDランプ2が装着されるソケットに設けられるキー凸部に嵌合し、ソケットを介して筐体9を器具本体3に固定するものである。
そして、筐体9の口金部11側の外周面9dには、放熱面積を増加させるための三角形状の凹部15が一定の間隔で形成されている。また、保護カバー10の外面10aは、平面に形成され、その周縁側には直方体状の指掛け部16,16が突出形成されている。図5(b)に示すように、指掛け部16,16は、180°回転対称に設けられている。また、外面10aの周縁側には、器具本体3への装着位置を表示する三角形のマーク17が形成されている。
図2において、器具本体3は、一端側3aに円形状の開口18、この開口18の周縁から開口18の周回に亘って外方に突出する円形状のフランジ部19を有する略円錐台状に形成されている。そして、器具本体3の他端側3bの頂部20の上面20aには、円筒状の円筒体7が取り付けられ、その円筒体7の上端には、平板状であって略長方形の天板21が取り付けられている。円筒体7の外面7aには、図示しないリブが設けられており、このリブに螺着された図示しないねじにより、円筒体7が器具本体3に取り付けられ、天板21が円筒体7に取り付けられている。器具本体3および円筒体7は、それぞれ合成樹脂例えばABS樹脂により形成され、天板21は、鉄板により形成されている。天板21の長手方向の両端側の一部は、ほぼ直角に折曲されている。
器具本体3の頂部20の内面20bには、図2(a)に示すように、4本のリブ22が立設されている。このリブ22に、図2(b)に示すように、LEDランプ2が装着されるソケット23がねじ24により取り付けられている。ソケット23は、合成樹脂例えばABS樹脂からなり、その外周側に切り欠き23a,23b、その中央に中央開口25を有する環状に形成されている。ソケット23は、その中央開口25を形成する円筒体25a(図2(a)に示す。)が背面側(器具本体3の頂部20の内面20b側)に突出するように設けられ、中央開口25の周りに互いに180°回転対称となるように一対のだるま孔26,26が形成されている。そして、LEDランプ2の突出部12が中央開口25に挿入され、一対のランプピン13,13が一対のだるま孔26,26に挿入される。そして、LEDランプ2が回動されることにより、一対のランプピン13,13がソケット23の背面側にだるま孔26に沿うように設けられている図示しない一対の受け金にそれぞれ接続する。また、LEDランプ2のキー部14が円筒体25aに設けられた図示しないキー溝部に嵌合し、LEDランプ2がソケット23に取り付けられる。
ソケット23の一対の受け金は、図示しないリード線により制御ユニット6に接続されている。すなわち、器具本体3の頂部20には、当該リード線が挿通される図示しない孔が形成されている。こうして、器具本体3は、他端側3bの頂部20の内面20b側にソケット23を配設している。
円筒体7の上端に取り付けられた天板21は、その一部21cが器具本体3の側方に突出している。すなわち、天板21は、器具本体3の側方に突出する突出部21cを有している。天板21の長手方向の両端側の一部は、ほぼ直角に折曲されている。
天板21の突出部21cの下面21bには、図2(b)に示すように、一対の端子台27,28が並設されている。すなわち、商用交流電源に接続される入力用端子台27と、隣のセンサ付き照明器具1に交流電源を接続する送り用端子台28とが配設されている。そして、一対の端子台28,29間に制御ユニット6が配設されている。一対の端子台28,29は、制御ユニット6に接続されており、外部の交流電源を入力させる。
そして、器具本体3のフランジ部19には、開口18の周縁側に挿通孔30が形成されている。この挿通孔30は、センサ体4が配設される近傍に形成されている。
そして、図3に示すように、器具本体3は、その外面3c側に一対の取付けばね8,8が設けられている。器具本体3は、一対の取付けばね8,8と器具本体3のフランジ部19とにより天井等の造営物を挟持することにより、造営物に取り付けられる。なお、図1(b)および図2においては、一対の取付けばね8,8は省略している。
センサ体4は、後述の受光部31を有してなり、環状体32に設けられている。この環状体32は、図2(a)に示すように、器具本体3のフランジ部19に取り付けられている。
環状体32は、合成樹脂例えばABS樹脂により、器具本体3のフランジ部19よりも若干径大であって断面略長方形の環状に形成され、その中央に円形状であって器具本体3の開口18とほぼ同径の連通口33を有している。そして、環状体32は、ダボ34に螺着されたねじ35により、器具本体3のフランジ部19に取り付けられている。
ダボ34は、環状体32内に形成され、環状体32の周回方向に複数個が設けられている。ダボ34は、環状体32と一体化されていて、下面32bの反対側の底面32eから立設し、その上面が環状体32の上面32aからフランジ部19の板厚分小さくなるように円柱に形成されている。ダボ34には、ねじ35が螺着されるねじ孔36が形成されている。そして、ダボ34および環状体32の内壁面32cは、器具本体3のフランジ部19の上面19aと環状体32の上面32aとを同一面にする分、外壁面32dよりも小さく立設されている。
器具本体3のフランジ部19には、ダボ34のねじ孔36に対応する位置に、ねじ35の頭部35aが埋め込まれる図示しない凹部およびこの凹部からねじ35が貫通される図示しない貫通孔が形成されている。
環状体32を器具本体3に取り付けるには、フランジ部19の下面19bに環状体32のダボ34および内壁面32cを当接させるとともに、ダボ34のねじ孔36にフランジ部19の貫通孔が正対するように、フランジ部19と環状体32とを位置合わせする。そして、フランジ部19の凹部からねじ35をダボ34のねじ孔36に完全にねじ込む。これにより、環状体32は、器具本体3のフランジ部19の下面19b側に取り付けられる。
環状体32は、図4に示すように、内部に内壁面32cおよび外壁面32dに沿う環状溝37が周回に亘って形成されている。また、環状体32の下面32bには、環状溝37に連通する円形状の開口38が形成されている。そして、環状溝37にセンサ体4が収納されている。
なお、環状体32は、センサ体4が設けられる部位を除き、中実な構造であってもよい。しかし、環状体32を可能な限り軽量にするなどの点からして、環状体32の周回に亘って環状溝37が形成されているのが好適である。
受光部31は、例えば円形状の基板39に実装されているとともに、基板39に取り付けられた略砲弾状のレンズ40により覆われている。受光部31、基板39およびレンズ40は、センサ体4を構成している。レンズ40は、高密度ポリエチレンにより形成され、図示しない係止爪により基板39に取り付けられている。センサ体4は、そのレンズ40が環状体32の開口38から下面32bの外方に突出されて、受光部31が下方に露出するように環状溝37内に配設されている。
そして、センサ体4は、図7に示すように、受光部31が人体を検出する人感センサ31a、周囲の明るさを検出する照度センサ31b、または人感センサ31aおよび照度センサ31bの両方、あるいはリモコンから送信された制御信号を受信する受信素子31cなどのいずれかに形成されている。基板39には、検出状態を電気信号に変換する図示しない変換回路が形成されている。すなわち、センサ体4は、受光部31の検出対象を検知するように検知結果を判定、処理する。また、受光部31の検出に応じた検知情報(制御信号)を制御ユニット6に出力するように、基板39に電気回路が形成されている。
図4において、センサ体4は、その受光部31が基板39から導出されたリード線41により、図示しない制御ユニット6に接続されている。ここで、リード線41は、複数本からなっている。すなわち、基板39から導出されたリード線41は、器具本体3のフランジ部19に形成された挿通孔30から器具本体3の外面3c側に導かれ、当該外面3c上に沿って配設され、円筒体7の外面7aに設けられた図示しない開口から円筒体7内に導入されて、制御ユニット6に接続されている。
このように、受光部31を有して構成されるセンサ体4は、環状体32の内部に形成された環状溝37に収納されて、制御ユニット6に接続されている。そして、センサ体4は、環状体32に収納されていることにより、器具本体3のフランジ部19に取り付けられている。
スイッチ5は、図2(a)に示すように、回路基板42に実装されたスイッチ本体43と、選択的に手動操作される操作子44を有して形成されている。回路基板42は、長方形に形成され、器具本体3の他端側3bの頂部20の上面20aに図示しない支持手段により支持されている。この回路基板42の支持により、スイッチ本体43は、円筒体7内に収納されている。
そして、器具本体3の頂部20には、操作子44が貫通される貫通孔45が形成されている。スイッチ本体43は、図2(b)に示すように、その操作子44が貫通孔45を貫通してソケット23の中央開口25に露出するように、回路基板42に実装されている。すなわち、スイッチ5は、器具本体3の他端側3bの頂部20に設けられて、ソケット23の中央開口25側から操作可能となっている。
そして、スイッチ5は、センサ体4が出力する検知情報に応じてLEDランプ2の点灯状態の制御を設定可能なように3個からなっている。図6に示すように、スイッチ5aは、受光部31が人体を検出しなくなった時点からLEDランプ2を消灯または調光点灯させる遅延時間を設定するものである。すなわち、操作子44aを図中「10秒」、「1分」、「3分」の位置に移動させることにより、人感センサ31aが人体を検出しなくなった時点から制御ユニット6に設けられているタイマーがカウントを開始し、LEDランプ2は、当該設定時間後に消灯または調光点灯される。
また、スイッチ5bは、人感センサ31aおよび照度センサ31bが検出する人体および周囲の明るさに応じてLEDランプ2の点灯状態を設定するものであり、操作子44bが図中「切」の位置であると、昼夜に係らず、人体を検出するとLEDランプ2が全光点灯され、人体を検出しなくなると、LEDランプ2が消灯または調光点灯され、操作子44bが「明」の位置であると、夕方など、周囲の明るさが例えば45ルクス(lx)以下に低下し薄く暗くなったときに、LEDランプ2が点灯され、操作子44bが「暗」の位置であると、夜など、周囲の明るさが例えば15ルクス(lx)以下に低下して非常に暗くなったときに、LEDランプ2が点灯されるものである。
また、スイッチ5cは、LEDランプ2の点灯動作を設定するものである。すなわち、操作子44cが図中「オン/オフ」の位置であると、受光部31の検出に応じてLEDランプ2を全光点灯または消灯させ、操作子44cが「調光」の位置であると、受光部31の検出に応じて、LEDランプ2を全光点灯または調光点灯(例えば20%点灯)させるものである。
このように、スイッチ5は、センサ体4の検知情報(受光部31の検出)に応じたLEDランプ2の点灯状態を設定するものである。
図2において、スイッチ本体43を実装している回路基板42は、図示しないリード線により制御ユニット6に接続されている。そして、操作子44の位置に応じた設定信号を制御ユニット6に出力するように、回路基板42に電気回路が形成されている。
制御ユニット6は、スイッチ5と同様に、器具本体3の他端側3bの頂部20の上面20a側に配設され、円筒体7内に収納されている。すなわち、当該上面20aには、図示しない支持部材が立設されており、この支持部材に制御ユニット6が固定されている。
そして、制御ユニット6は、図7に示すように、その入力側が入力用端子台28を介して商用交流電源Vsに接続され、その出力側がLEDランプ2の点灯装置46にリード線47により接続されている。すなわち、器具本体3の頂部20には、図示しない挿通孔が設けられており、その挿通孔を介して配線されたリード線47が制御ユニット6およびソケット23に接続されている。
そして、制御ユニット6は、センサ体4の検知情報およびスイッチ5の前記設定に応じて、LEDランプ2の点灯状態を制御する既知の構成により形成されている。すなわち、制御ユニット6は、人感センサ31a、照度センサ31bおよびリモコン受信素子31cなどのいずれにも対応し、スイッチ5a〜5cのいずれの設定にも対応するように形成されている。例えば、半導体スイッチまたはリレーを備えており、センサ体4の受光部31の検出に応じて商用交流電源Vsの交流電圧をLEDランプ2の点灯装置46に供給または遮断することにより、LEDランプ2を点灯または消灯させる。また、例えば位相制御素子を備えており、センサ体4の受光部31の検出に応じて商用交流電源Vsの交流電圧の導通位相角を可変して、LEDランプ2を調光点灯させるように形成されている。
次に、本発明の実施形態の作用について述べる。
制御ユニット6は、人感センサ31aや照度センサ31bなどの複数種の少なくとも1つの受光部31が接続され、LEDランプ2の点灯状態の制御が設定されるスイッチ5a〜5cが接続されて、センサ体4の検知情報およびスイッチ5a〜5cの設定に応じてLEDランプ2の点灯状態を制御する。したがって、検出対象に応じた受光部31を有するセンサ体4を具備することにより、当該センサ付きの照明器具1が容易に構成される。
そして、LEDランプ2を取り付けるソケット3が器具本体3の頂部20の下面20b側に配設され、スイッチ5および制御ユニット6が器具本体3の頂部20の上面20a側に設けられた円筒体7内に収納され、一対の端子台28,29が円筒体7に取り付けられた天板21の下面21b側に配設されているので、制御ユニット6と、スイッチ5、ソケット23および一対の端子台28,29との配線が引き回されることなく容易に行える。
そして、スイッチ5の操作子44は、ソケット23の中央開口25に露出するので、中央開口25側から操作可能である。そして、ソケット23にLEDランプ2が取り付けられることにより、操作子44は、器具本体3の開口18に露出しなくなる。また、ソケット23の中央開口25がLEDランプ2で略閉塞されて、器具本体3の頂部20に形成された貫通孔45における操作子44の周囲の隙間から埃等が円筒体7内に侵入しにくくなる。
本実施形態によれば、センサ付き照明器具1は、スイッチ5が器具本体3に配設されたソケット23の中央開口25に露出するように器具本体3の他端側3bの頂部20に設けられ、制御ユニット6が器具本体3の他端側3bの頂部20の上面20a側に配設されるので、スイッチ5と制御ユニット6との配線を容易に行うことができるとともに、スイッチ5の操作子44が貫通される貫通孔45から円筒体7(器具本体3)内に埃等を侵入しにくくすることができるという効果を有する。また、ソケット23に取り付けられたLEDランプ2により、スイッチ5の操作子44が器具本体3の下方に露出しなくなり、スイッチ5の配設によってセンサ付き照明器具1の外観が損なわれないという効果を有する。
また、制御ユニット6が器具本体3の頂部20の上面20a側に配設されることにより、制御ユニット6の大きさ、器具本体3の形状や大きさ等によらずに、制御ユニット6を器具本体3に配設することができて、これにより、センサ付き照明器具1の汎用性が向上するという効果を有する。
なお、本実施形態において、受光部31は、検出対象を検出できれば、環状体32の下面32bから突出させるように設けなくてもよく、開口38に正対するように環状溝37内に設けられてもよい。また、スイッチ5は、受光部31に対応したものを備えていれば、上述の3個に限定されず、少なくてもよい。
また、センサ付き照明器具1は、天井等に埋め込まれるダウンライトの埋込型照明器具で説明したが、これに限らず、直付け型照明器具や吊り下げ型照明器具などであってもよい。また、光源は、GX53形のLEDランプ2で説明したが、これに限らず、LED電球、白熱電球や蛍光ランプなど、照明光を放射するものであればよい。
1…センサ付き照明器具、 2…光源としてのLEDランプ、 3…器具本体、 4…センサ体、 5…スイッチ、 6…制御ユニット、 18…開口、 19…フランジ部、 23…ソケット
Claims (1)
- 一端側に開口およびこの開口の周縁から外方に突出するフランジ部を有し、他端側の頂部の内面側に中央開口を有する環状のソケットが配設された器具本体と;
前記ソケットに取り付けられた光源と;
受光部を有し、この受光部が下方に露出するように前記器具本体のフランジ部の下面側に取り付けられ前記受光部の検知情報を出力するセンサ体と;
前記ソケットの中央開口に露出するように前記器具本体の他端側の頂部に設けられ、前記センサ体の検知情報に応じた前記光源の点灯状態を設定するスイッチと;
前記器具本体の他端側の頂部の上面側に配設され、前記センサ体の検知情報および前記スイッチの設定に応じて前記光源の点灯状態を制御する制御ユニットと;
を具備していることを特徴とするセンサ付き照明器具。
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Cited By (2)
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JP2014099337A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Iris Ohyama Inc | Ledランプ |
JP2018511817A (ja) * | 2015-02-09 | 2018-04-26 | サン ケミカル コーポレイション | 可視光で照らされた内容と組み合わされた光波結合に基づく発光ディスプレイ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140513 |