JP2007141278A - ライブラリ装置、ライブラリ装置の制御方法、ライブラリ装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体ロード手段18は、ライブラリ装置1を利用するホストシステム3からロードディスプレイ命令を受信したときに、指定媒体情報と対応する指定媒体アドレスを媒体管理情報記憶部10から取得し、アクセッサ12に指定媒体アドレスに対応するセル17から記憶媒体を搬送しドライブ装置13にマウントする旨の命令を発行するとともに、搬送元アドレスとして媒体搬送元記憶部11に記憶させる。媒体アンロード手段19は、ホストシステム3からアンロード命令を受信したときに、媒体搬送元記憶部11から搬送元アドレスを読み出し、アクセッサにドライブ装置にマウントされている記憶媒体をアンロードし搬送元アドレスに対応するセルに搬送する旨の命令を発行する。
【選択図】図1
Description
図8は、このような運用が行われるシステム構成例で、ホストシステム300に磁気テープ装置200が接続された構成である。図8の磁気テープ装置200は、ボリューム名など任意の文字を表示することのできるディスプレイパネル210を備えており、ホストシステム300は磁気テープ装置200に対してマウントすべき媒体のボリューム名の文字コードを送信して、これを表示させる命令を発行する。ディスプレイパネル210に表示されたボリューム名の媒体をオペレータが磁気テープドライブ220にマウントすることで運用される。
この種のライブラリ装置は図9に示すように磁気テープドライブ220の他、媒体を保管するための磁気テープ媒体保管棚250と媒体を搬送するためのアクセッサ240で構成される。このようなライブラリ装置を導入することでオペレータによる媒体操作からは解放される。
あるいは、図10に示すように、媒体管理システム320を接続し、その媒体管理システム320に対して指定媒体のマウント要求等を発行している。
媒体ロード手段は、ライブラリ装置を利用するホストシステムからロードディスプレイ命令を受信したときに、この命令で指定された記憶媒体の識別情報(指定媒体情報)と対応するセルアドレス(指定媒体アドレス)を媒体管理情報記憶部から取得し、アクセッサに指定媒体アドレスに対応するセルに格納されている記憶媒体を取り出してこれを搬送しドライブ装置にマウントする旨の命令を発行するとともに、指定媒体情報を搬送元アドレスとして媒体搬送元記憶部に記憶させる。ここで、ロードディスプレイ命令とは、マウントすべき記憶媒体の識別情報を指定し、これを表示装置に表示してオペレータに通知すべき旨の命令をいい、記憶媒体の搬送を制御するための情報は含まれていない。
媒体アンロード手段は、ホストシステムからアンロード命令を受信したときに、媒体搬送元記憶部から搬送元アドレスを読み出し、アクセッサにドライブ装置にマウントされている記憶媒体をアンロードし搬送元アドレスに対応するセルに搬送する旨の命令を発行する。ここで、アンロード命令には媒体の搬送を制御するための情報は含まれていない(請求項1ないし請求項5)。
また、媒体アンロード手段は、アンロードした記憶媒体を格納すべきセルのセルアドレスを媒体搬送元情報記憶部から取得し、このアドレスを指定してアクセッサに搬送を指示する命令を与えることができる。
そのため、ホストシステムは、媒体の搬送を制御する情報を含まないロードディスプレイ命令とアンロード命令を発行するだけでよく、単体のドライブ装置を使用する場合のハードウェア構成およびソフトウェア構成を変えることなくライブラリ装置を利用することができる。
このようにすれば、ロード手段は、ロードディスプレイ命令から取得した指定媒体情報をキーとして媒体管理情報記憶部を検索する場合に比べ、短時間で指定媒体アドレスを得ることができる。
このようにすれば、ホストシステムは、たとえば、データのバックアップをとる場合のように、同一のボリューム名の記憶媒体を複数用意し、それらをたとえば曜日毎にローテーションして使用する場合でも、ボリューム名と記憶媒体が1対1に対応する場合と同様にボリューム名を指定するだけでライブラリ装置を利用することができる。
このようにすれば、ホストシステムは、ボリューム名を指定するだけで、自動的に記憶媒体のローテーションを行うことができる。
このようにすれば、たとえば、記憶媒体を新品と交換した場合等の任意の契機に対象世代番号を一括して更新することができる。
また、媒体アンロード工程では、アンロードした記憶媒体を格納すべきセルのセルアドレスを媒体搬送元情報記憶部から取得し、このアドレスを指定してアクセッサに搬送を指示する命令を与えることができる。
そのため、ホストシステムは、媒体の搬送を制御する情報を含まないロードディスプレイ命令とアンロード命令を発行するだけでよく、単体のドライブ装置を使用する場合のハードウェア構成およびソフトウェア構成を変えることなくライブラリ装置を利用することができる。
また、媒体アンロード機能は、アンロードした記憶媒体を格納すべきセルのセルアドレスを媒体搬送元情報記憶部から取得し、このアドレスを指定してアクセッサに搬送を指示する命令を与えることができる。
そのため、ホストシステムは、媒体の搬送を制御する情報を含まないロードディスプレイ命令とアンロード命令を発行するだけでよく、単体のドライブ装置を使用する場合のハードウェア構成およびソフトウェア構成を変えることなくライブラリ装置を利用することができる。
そのため、ホストシステムは、媒体の搬送を制御する情報を含まないロードディスプレイ命令とアンロード命令を発行するだけでよく、単体のドライブ装置を使用する場合のハードウェア構成およびソフトウェア構成を変えることなくライブラリ装置を利用することができる。
図1は、テープライブラリ装置(ライブラリ装置)1の構成を示すブック図である。本実施例ではライブラリ装置として磁気テープライブラリを想定しているが、記憶媒体の種類は問わず、光ディスクライブラリ、あるいは、これらを磁気ディスクなどでエミュレーションする仮想ライブラリであっても構わない。
テープライブラリ装置1は、磁気テープ媒体へのデータの書き込みと読み出しを行う磁気テープドライブ(ドライブ装置)13、磁気テープ媒体を格納するための磁気テープ格納棚(媒体格納棚)14、磁気テープドライブ13と磁気テープ格納棚14の各セルの間で磁気テープ媒体を搬送するアクセッサ12、テープライブラリ装置1全体の動作制御を行うライブラリ制御部15と、たとえばRAM(Random Access Memory)により構成されライブラリ制御部15が後述の各種処理を行うために必要な情報を記憶する記憶部15とを備えている。
図1には、磁気テープドライブ13を1台だけ示したが、磁気テープドライブ13を複数備えていてもよい。
磁気テープ媒体格納棚14は、磁気テープ媒体を格納する複数のセル17を備え、セル17にはそれぞれセルアドレスが与えられている。
ライブラリ制御部15は、ホストシステム3からロードディスプレイ命令を受け取ったときにアクセッサ12を制御し磁気テープドライブ13にマウントすべき磁気テープ媒体を磁気テープ媒体格納棚14から取り出して磁気テープドライブ13に搬送しマウントするロード手段18と、ホストシステム3からアンロード命令を受け取ったときにアクセッサ12を制御し磁気テープドライブ13にマウントされている磁気テープ媒体をアンロードし所定のセル17に搬送し格納するアンロード手段19を備えている。
また、ホストシステム3は、接続されているテープライブラリ装置1は認識しておらず、図8に示したようなディスプレイパネルを有する磁気テープ装置が接続されているものと認識しており、JCLなどで指定されたボリューム名をオペレータに通知して指定媒体のマウントを促すためのロードディスプレイ命令を発行する構成になっている。
媒体管理情報記憶部10には、磁気テープ媒体ごとに設定され、通常は磁気テープ媒体の記憶領域の先頭に記憶されているボリューム名23と、このボリューム名が与えられた磁気テープ媒体が磁気テープドライブ13にマウントされていないときに格納されているセル17のセルアドレスである格納セルアドレス24が対応付けて記憶されている。たとえば、表の第1行目は、ボリューム名「AAA000」を与えられた磁気テープ媒体は、セルアドレス「0x0000」を持つセル17に格納されていることを示している。ここで、セルアドレスの先頭2文字「0x」は、セルアドレスが16進数で表示されていることを示す記号である。
この例では、ボリューム名は磁気テープ媒体ごとに固有の文字列を与えられ同一のボリューム名を持つ磁気テープ媒体が複数存在することはないことを前提としている。
媒体管理情報記憶部10には、ハッシュ値21、識別番号22、ボリューム名23、格納セルアドレス24、リンクポインタ25が記憶されている。
媒体のボリューム名23にはユニークな識別番号22が与えられ、これに該当する媒体が格納されているセルのアドレス24が一つの媒体の管理情報になっている。全てのボリューム情報はボリューム名23のハッシュ値21とリンクされている。異なるボリューム名23で同一のハッシュ値を持つ媒体のために、個々の媒体の管理情報にはリンクポインタ25が用意され、同一のハッシュ値を持つボリューム名はハッシュ値25を起点にした媒体管理情報のリストとして扱われる。
たとえば、図3の3行目のボリューム名「AAA002」と4行目の「ABC001」のハッシュ値がともに「0x03」である場合は、このハッシュ値が2行目の識別番号「0x02」と対応付けて記憶される。そして、3行目のリンクポインタには4行目の識別番号である「0x03」が記憶される。ほかにハッシュ値が「0x03」となるボリューム名がない場合には、リンクの終端である4行目のリンクポインタには、終端であることを示すデータ、たとえば「−」が記憶される。
媒体管理情報記憶部10は、ボリューム名23とそれに対応する格納セルアドレス24は複数割り当てられており、複数存在する格納セルアドレス24の内、どのセルの媒体を選択するかを判断するための対象世代ポインタ26を含んでいる。
この例では、たとえば1行目のデータは、ボリューム名が「AAA000」である磁気テープ媒体が3本あり、アドレスが「0x0000」「0x0100」「0x0200」である3個のセルに格納されている。そして、対象世代ポインタ(対象世代番号)「1」は、次にドライブ装置13にマウントする磁気テープ媒体は第1世代、すなわちセルアドレス「0x0000」に格納されているものであることを示している。
この例では、ライブラリ装置1は、8台のドライブ装置13を備えており、それらのドライブ番号31と搬送元アドレス32が対応付けて記憶されている。たとえば、1行目は、ドライブ番号「1」のドライブ装置にはセルアドレスが「0x0000」であるセルに格納されていた磁気テープ媒体がマウントされていることを示している。磁気テープ媒体がマウントされていないドライブ装置の搬送元アドレスには、その旨を示す記号たとえば「−−−」が記憶されている。
ホストシステム3から命令が発行されると、ライブラリ制御部15は、これがロードディスプレイ命令であるかを最初に判断する(ステップS101)。ロードディスプレイ命令であれば(S101の判断がイエス)、ロード手段18は、ディスプレイパネルに表示すべき文字、すなわちボリューム名(指定媒体情報)をホストシステム3から受け取り、当該ボリューム名を媒体管理情報記憶部10から検索する(S102)。
この検索は、たとえば図2の媒体管理情報10を用い、指定媒体情報が「AAA000」である場合は、このボリューム名を検索キーとして媒体管理情報記憶部10を検索して対応する格納セルアドレス「0x0000」を得る。
図3の媒体管理情報記憶部10を用い、指定媒体情報が「ABC001」である場合は、ロード手段18は、まず、「ABC001」のハッシュ値を計算して「0x03」を得る。次に、ハッシュ値「0x03」をキーに媒体管理情報記憶部10を検索しこのハッシュ値とリンクされている識別番号「0x02」を得る。この番号に対応するボリューム名は「AAA002」であり指定媒体情報と一致しないから、リンクポインタ25を参照し「0x03」を得る。この識別番号に対応するボリューム名は「ABC001」で指定媒体番号と一致するからこれに対応する格納セルアドレス「0x0010」を指定媒体アドレスとして得る。
ホストシステム3から発行された命令が、磁気テープドライブ13からの媒体の取り外しを指示するアンロード命令であった場合は(S107の判断がイエス)、アンロード手段19は、磁気テープドライブ13に対して媒体の取り外しを指示し(S108)、磁気テープ媒体の巻き戻し、および、取り外しが可能になるのを待って、ドライブから媒体搬送元記憶部11の示すセルへの媒体の搬送をアクセッサ12に指示する(S109)。これら一連の処理が終了すると、ライブラリ制御部15は、ホストシステムに対してアンロード命令の完了を報告する(S106)。
ホストシステム3から発行された命令が、ロードディスプレイ命令、アンロード命令の何れでもない場合(S107の判断がノー)は、ライブラリ制御手段15は、磁気テープへの書き込み、読み出しなどの命令と判断し、指示された命令の動作を磁気テープドライブ13に実行させ(S110)、ホストシステムに対して命令の完了を報告する(S106)。
そのため、ホストシステム3は媒体のボリューム名とその媒体が格納されているセルとの対応を管理するための媒体管理ファイルや媒体管理システムを用意する必要がない。すなわちホストシステム3は、JCLなどの変更をすることなくライブラリ装置1を導入でき、人手による運用をなくすことができる。
本実施例では、ロードディスプレイ命令で指定されたボリューム名の媒体を検索すると、これに対応する媒体の格納セルアドレス24は複数存在する。この複数の格納セルアドレス24の内、対象世代ポインタ26の指すセルアドレスを選択し、そこからテープドライブ13に媒体を搬送する(S104a)。更に、対象世代ポインタ26を1増加させ、次の世代を指すように変更する(S111)。なお、現在の対象世代ポインタ26が最大値をとっている場合には、対象世代ポインタを最小値を指すように更新する。
つまり、同一ボリューム名を持つ媒体が複数存在し、ロードディスプレイ命令が発行される度にそれらをローテーションしてマウントするようになっている。
データベースのバックアップなどは、多くの場合世代管理が行われ、複数媒体をローテーションして使用することが行われる。図2や図3のような媒体管理情報記憶部を用いる場合には、磁気テープ媒体は異なるボリューム名を持つものを用意してホストシステム側で、たとえば曜日ごとに対応するボリューム名を指定することになる。しかし、図4のような媒体管理情報記憶部を用いれば、本発明のライブラリ装置1を使用することによって、毎回同じボリューム名を指定することで複数世代のバックアップを管理することが可能になるという効果も有する。
3 ホストシステム
10 媒体管理情報記憶部
11 媒体搬送元記憶部
12 アクセッサ
13 磁気テープドライブ(ドライブ装置)
14 磁気テープ媒体格納棚(媒体格納棚)
15 ライブラリ制御手段(対象世代番号更新手段、対象世代番号一斉更新手段)
16 記憶部
17 セル
18 ロード手段(媒体ロード手段)
19 アンロード手段(媒体アンロード手段)
Claims (7)
- 記憶媒体に対するデータの書き込みおよび読み出しを行うドライブ装置と、前記記憶媒体を格納しそれぞれ固有のセルアドレスを与えられた複数のセルを備えた媒体格納棚と、前記ドライブ装置と前記媒体格納棚との間で前記記憶媒体を搬送するアクセッサとを備えたライブラリ装置において、
前記セルアドレスとこのセルアドレスを与えられた前記セルに格納される前記記憶媒体の識別情報とを対応付けて記憶する媒体管理情報記憶部と、
前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体の前記セルアドレスである搬送元アドレスを前記ドライブ装置毎に記憶する媒体搬送元記憶部と、
ホストシステムから前記ドライブ装置に格納すべき前記記憶媒体の前記媒体識別情報である指定媒体情報を表示する旨のロードディスプレイ命令を受信したときに作動し、前記指定媒体情報と対応する前記セルアドレスである指定媒体アドレスを前記媒体管理情報記憶部から取得し、前記アクセッサに前記指定媒体アドレスに対応する前記セルに格納されている前記記憶媒体を取り出してこれを搬送し前記ドライブ装置にマウントする旨の命令を発行し、前記指定媒体アドレスを前記搬送元アドレスとして前記媒体搬送元記憶部に記憶させる媒体ロード手段と、
前記ホストシステムから前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出する旨のアンロード命令を受信したときに作動し、前記媒体搬送元記憶部から前記搬送元アドレスを取得し、前記アクセッサに前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出し前記搬送元アドレスに対応する前記セルに搬送する旨の命令を発行する媒体アンロード手段とを備えたことを特徴としたライブラリ装置。 - 前記媒体識別情報は、前記記憶媒体のボリューム名であり、
前記媒体管理情報記憶部には、前記ボリューム名のハッシュ値とこのハッシュ値に対応するリンクポインタが記憶され、
前記媒体ロード手段は、前記指定媒体情報のハッシュ値を算出し、この算出したハッシュ値と一致する前記媒体管理情報記憶部に記憶されたハッシュ値に対応する前記リンクポインタをたどることにより前記指定媒体アドレスを得ることを特徴とした請求項1に記載のライブラリ装置。 - 前記媒体識別情報は、同一のボリューム名を持つ複数の前記記憶媒体を区別するための世代番号の組を含み、
前記媒体管理情報記憶部には、前記ボリューム名に対応して前記ロードディスプレイ命令があったときにマウントすべき前記記憶媒体の前記世代番号である対象世代番号が記憶されていることを特徴とした請求項1または請求項2に記載のライブラリ装置。 - 前記媒体ロード手段からの命令を受けた前記アクセッサによる前記指定記憶媒体のマウントが成功したときに作動し、前記指定記憶媒体に対応する前記対象世代番号を次の世代を指すように更新する対象世代番号更新手段を備えたことを特徴とした請求項3に記載のライブラリ装置。
- 前記媒体管理情報記憶部に記憶されているすべての前記ボリューム名について対応する対象世代番号を一斉に更新する対象世代番号一斉更新手段を備えたことを特徴とした請求項3または請求項4に記載のライブラリ装置。
- 記憶媒体に対するデータの書き込みおよび読み出しを行うドライブ装置と、前記記憶媒体を格納しそれぞれ固有のセルアドレスを与えられた複数のセルを備えた媒体格納棚と、前記ドライブ装置と前記媒体格納棚との間で前記記憶媒体を搬送するアクセッサとを備えたライブラリ装置の制御方法において、
ホストシステムから前記ドライブ装置に格納すべき前記記憶媒体の前記媒体識別情報である指定媒体情報を表示する旨のロードディスプレイ命令を受信したときに作動し、前記指定媒体情報と対応する前記セルアドレスである指定媒体アドレスを前記セルアドレスとこのセルアドレスを与えられた前記セルに格納される前記記憶媒体の識別情報とを対応付けてあらかじめ記憶した媒体管理情報記憶部から取得し、前記アクセッサに前記指定媒体アドレスに対応する前記セルに格納されている前記記憶媒体を取り出してこれを搬送し前記ドライブ装置にマウントする旨の命令を発行し、前記指定媒体アドレスを搬送元アドレスとして前記ドライブ装置と対応付けて媒体搬送元記憶部に記憶させる媒体ロード工程と、
前記ホストシステムから前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出する旨のアンロード命令を受信したときに作動し、前記媒体搬送元記憶部から前記搬送元アドレスを取得し、前記アクセッサに前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出し前記搬送元アドレスに対応する前記セルに搬送する旨の命令を発行する媒体アンロード工程とを備えたことを特徴としたライブラリ装置の制御方法。 - 記憶媒体に対するデータの書き込みおよび読み出しを行うドライブ装置と、前記記憶媒体を格納しそれぞれ固有のセルアドレスを与えられた複数のセルを備えた媒体格納棚と、前記ドライブ装置と前記媒体格納棚との間で前記記憶媒体を搬送するアクセッサとを備えたライブラリ装置の制御プログラムにおいて、
コンピュータに、
ホストシステムから前記ドライブ装置に格納すべき前記記憶媒体の前記媒体識別情報である指定媒体情報を表示する旨のロードディスプレイ命令を受信したときに作動し、前記指定媒体情報と対応する前記セルアドレスである指定媒体アドレスを前記セルアドレスとこのセルアドレスを与えられた前記セルに格納される前記記憶媒体の識別情報とを対応付けてあらかじめ記憶した媒体管理情報記憶部から取得し、前記アクセッサに前記指定媒体アドレスに対応する前記セルに格納されている前記記憶媒体を取り出してこれを搬送し前記ドライブ装置にマウントする旨の命令を発行し、前記指定媒体アドレスを搬送元アドレスとして前記ドライブ装置と対応付けて媒体搬送元記憶部に記憶させる媒体ロード機能と、
前記ホストシステムから前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出する旨のアンロード命令を受信したときに作動し、前記媒体搬送元記憶部から前記搬送元アドレスを取得し、前記アクセッサに前記ドライブ装置にマウントされている前記記憶媒体を排出し前記搬送元アドレスに対応する前記セルに搬送する旨の命令を発行する媒体アンロード機能とを実行させることを特徴としたライブラリ装置の制御プログラム。
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JP2011113598A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Fujitsu Ltd | ライブラリ制御装置およびライブラリシステム |
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