JPH08161194A - トレース方法 - Google Patents

トレース方法

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JPH08161194A
JPH08161194A JP6300481A JP30048194A JPH08161194A JP H08161194 A JPH08161194 A JP H08161194A JP 6300481 A JP6300481 A JP 6300481A JP 30048194 A JP30048194 A JP 30048194A JP H08161194 A JPH08161194 A JP H08161194A
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JP
Japan
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data
item
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trace memory
same
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300481A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kasahara
将昌 笠原
Junichi Sato
淳一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Computer Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6300481A priority Critical patent/JPH08161194A/ja
Publication of JPH08161194A publication Critical patent/JPH08161194A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数項目のデータを同一のトレースメモリに
連続して書き込むとき、連続する同一データを一つにま
とめてトレースメモリに格納して、トレースメモリを有
効に利用し、項目毎のトレースデータの検索を容易にす
る。 【構成】 同一項目について、トレース対象データ設定
部110のデータと、データ保持部103内の前のデー
タが比較部105で比較される。一致しないときは、順
序カウンタ102のカウント値と項目とデータとデータ
保持部103内の前のデータとカウンタ保持部104の
カウント値がトレースメモリ107に書き込まれる。ア
ドレス制御部106は、トレースアドレスを更新し、ト
レース対象データ設定部101の項目とデータをデータ
保持部103に書き込んで更新し、順序カウンタ102
を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経過状態を確認するた
めのトレース方法に関し、特に複数項目のデータを不規
則に参照し、該複数項目のデータを同一のトレースメモ
リに連続して書き込むトレース方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からハードウエアやソフトウエアの
デバッグ効率を向上させるために、あるいはマシントラ
ブル時の原因を究明するために、状態の参照履歴をトレ
ースメモリに格納するトレース機能が備えられている。
このようなトレース機能においては、状態が変化しない
場合、同一のデータがトレースメモリに書き込まれるた
めに、トレースメモリが有効に利用されないという問題
がある。
【0003】これを解決したものとして、特開昭57−
52952号公報に記載された動作履歴記憶装置があ
る。この装置では、直前のデータと現処理で発生したデ
ータを比較して、データが同一の場合はトレースメモリ
への書き込みを禁止し、変化があった場合にトレースメ
モリに書き込みを行う方式が採られている。そして、単
項目のトレースにおいて、トレースメモリに書き込みさ
れた1件のトレースの直前の1件は、変化する前のデー
タであるので、履歴データの解析が容易にできる利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の動作履歴記憶装置では、複数項目を不規則に参照し、
かつデータの変化が多い項目と変化が少ない項目が存在
した場合に、このような複数項目のデータを同一のトレ
ースメモリに連続して書き込むことができない。また、
変化する前のデータを確認するためには、トレースの古
い方向に順次、検索しなければならず、検索に手間がか
かり、さらにトレースメモリが一杯になったとき、巡回
して古いトレースデータに上書きしていので、変化する
前のデータが消去されるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、複数項目のデータを同一
のトレースメモリに連続して書き込むとき、連続する同
一データを一つにまとめてトレースメモリに格納して、
トレースメモリを有効に利用するとともに、項目毎のト
レースデータの検索が容易にできるトレース方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、複数項目のデータを不規則に参照し、
該複数項目のデータを同一のトレースメモリに連続して
書き込むトレース方法において、同一の項目について、
今回参照時のデータが前回参照時のデータと異なると
き、今回参照した順番を示す番号と、項目と、該項目に
係る今回のデータと、該前回のデータと、前回参照した
順番を示す番号とを前記トレースメモリの所定アドレス
に書き込むとともにアドレスを更新し、該同一の項目に
ついて、今回参照時のデータが前回参照時のデータと一
致しているときは、前記トレースメモリへの前記書き込
みと前記アドレスの更新を禁止することを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】同一の項目について、現在のデータとその前の
データとを比較し、変化しているときには、参照順序の
カウント値と、項目と、現在のデータと、前のデータ
と、前のデータにおける参照順序のカウント値をトレー
スメモリの所定アドレスに書き込む。これにより、ある
参照時点におけるデータと、その前のデータを直ちに確
認することができ、またカウント値をキーにして項目毎
のトレースデータの検索を高速に行うことが可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例の構成を示す。
図において、101は、現在のトレース対象データが設
定されるトレース対象データ設定部、102は、トレー
ス対象項目を参照した順序(回数)をカウントする順序
カウンタ、103は、前回参照時にトレース対象データ
が変化したとき、その変化データを保持するデータ保持
部、104は、データ保持部に変化データが保持された
ときの順序カウンタの値を保持するカウンタ保持部、1
05は、同一項目についてトレース対象データ設定部内
のデータとデータ保持部内のデータとを比較する比較
部、106は、比較部における結果に応じてトレースメ
モリのアドレスを順次更新するアドレス制御部、107
は、変化したトレース対象データと、そのときの順序カ
ウンタのカウント値と、項目と、データ保持部内のデー
タと、カウンタ保持部のカウント値が格納されるトレー
スメモリである。
【0009】図2は、本発明の処理フローチャートであ
る。また、図3は、各項目のデータの変化例を示す。こ
の例では、項目はA、B、Cの3項目からなり、項目A
は、データaからデータbに変化している。項目Bは、
データh、i、j、k、lと変化し、項目Cは、データ
x、y、zと変化している。また、図3において、図中
の矢印は、項目の参照時期を示し、その番号は参照順序
を示す。例えば、項目Aのデータaは、参照順序1、
2、4、7で参照される。図4は、図3に示す各項目を
不規則に参照したときの順序と項目とその項目のデータ
を示す。
【0010】なお、項目の例としては、例えばプリンタ
の状態をトレースする場合、項目Aが用紙ありなし、項
目Bが印刷中、項目Cが排紙、アイドルなどとなる。
【0011】図3のデータ例を用いて、本発明の動作を
以下に説明する。まず、項目Aのデータaが参照時期1
で参照されると、その項目Aとデータaがトレース対象
データ設定部101に設定される。いま、参照が初めて
開始されたとすると、データ保持部103には各項目の
初期データ0が保持されている。
【0012】比較部105では、項目Aのトレース対象
データ設定部101のデータと、項目Aのデータ保持部
103のデータとを比較し(ステップ201)、この場
合は一致しないので、順序カウンタ102のカウント値
1と項目Aとデータaとデータ保持部103のデータ0
とカウンタ保持部104のカウント値0がトレースメモ
リ107に書き込まれる(ステップ202)。図5は、
トレースメモリ107の内容を示し、トレースメモリの
最初のアドレスに(1,A,a,0,0)が格納され
る。
【0013】次いで、アドレス制御部106は、トレー
スアドレスを更新する(ステップ203)。続いて、ト
レース対象データ設定部101内の項目とデータをデー
タ保持部103に書き込み、データ保持部103の内容
を更新し(ステップ204)、順序カウンタ102を更
新する(ステップ205)。
【0014】項目Aのデータaが参照時期2で参照され
ると、データ保持部103内のデータとトレース対象デ
ータ設定部101のデータが一致するので(ステップ2
01)、トレースメモリ107への書き込みが行われ
ず、順序カウンタ102のみを更新する(ステップ20
5)。
【0015】項目Bのデータhが参照時期3で参照され
る。項目Aで説明したと同様に、項目Bの参照が初めて
であるので、データ保持部103には項目Bの初期デー
タ0が保持されている。比較部105は、項目Bのトレ
ース対象データ設定部101のデータと、項目Bのデー
タ保持部103のデータとを比較し(ステップ20
1)、ここでは一致しないので、順序カウンタのカウン
ト値3と項目Bとデータhとデータ保持部103のデー
タ0とカウンタ保持部104のカウント値0がトレース
メモリ107に書き込まれ(ステップ202)、トレー
スメモリの次のアドレスに(3,B,h,0,0)が格
納される。以下のステップ203からステップ205
は、項目Aで説明したと同様である。
【0016】参照時期4で項目Aのデータaが参照され
るが、データ保持部103内のデータと一致するので、
順序カウンタ102のみを更新して、参照時期5に移
る。参照時期5では項目Cのデータxが参照され、前述
したと同様にしてトレースメモリ107のアドレスに
は、(5,C,x,0,0)が書き込まれ、トレースア
ドレスが更新され、データ保持部103をデータxに更
新し、順序カウンタ102も更新する。
【0017】参照時期6では再び項目Cが参照される。
トレース対象データ設定部101のデータがyであり、
データ保持部103のデータがxであるので、一致せ
ず、順序カウンタ102のカウント値6と項目Cとデー
タyとデータ保持部103のデータxとカウンタ保持部
104のカウント値5がトレースメモリ107に書き込
まれる。以下、同様にして処理され、図5に示すよう
に、順序カウンタ102のカウント値19における項目
Bのデータlまでのデータがトレースメモリ107に書
き込まれる。
【0018】上記したようにして作成された図5のトレ
ースメモリ107において、トレースを古い方向に検索
する場合でも、従来の方法に比べて高速に検索すること
ができる。すなわち、トレースメモリの同一アドレスに
変化したデータと、その前のデータが格納されているの
で、両データを高速に読み出すことができる。また、古
い方向に検索する場合に、順序カウンタの値をキーにし
て検索できる。例えば1、カウント値19の項目Bから
古い方向に検索する場合、前の変化データはカウント値
13であり、該カウント値13をキーにして、前の前の
変化データjが検索され、そのカウント値8をキーにし
て、更にその前のデータhを検索することができる。
【0019】図6は、図5のカウント値10から19の
4件分のデータを整理して、順序カウントの順番にデー
タを並べた図である。図5ではカウント値13のデータ
kが重複しているので、図6から除かれている。図6か
ら明らかなように、順番を含めて項目毎のデータと、前
のデータ、更には前の前のデータを容易に確認すること
ができる。また、トレースメモリの格納エリアが少な
く、古いデータの上から上書きしても、図5、6で説明
したように、少なくとも各項目について現在の値と前回
の値を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、複数項目を不規則に参照し、かつデータの変化が多
い項目と変化が少ない項目が存在し、該複数項目のデー
タを同一のトレースメモリに連続して書き込みを行う場
合でも、同一データを繰返しトレースメモリに格納して
いないので、トレースエリアが有効に利用される。ま
た、1件のトレースデータが、現在のデータと前のデー
タとを含むので、容易に変化する前のデータを確認する
ことができる。さらに、順序カウンタの値をキーにし
て、トレースエリアに格納された項目毎のトレースデー
タを高速に検索することができ、トレースデータの変化
を容易に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す。
【図2】本発明の処理フローチャートである。
【図3】各項目のデータの変化例を示す。
【図4】図3に示す各項目を不規則に参照したときの順
序と項目とその項目のデータを示す。
【図5】トレースメモリの内容を示す。
【図6】トレースメモリ内の4件分のデータを整理し
て、順序カウントの順番にデータを並べた図である。
【符号の説明】
101 トレース対象データ設定部 102 順序カウンタ 103 データ保持部 104 カウンタ保持部 105 比較部 106 アドレス制御部 107 トレースメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数項目のデータを不規則に参照し、該
    複数項目のデータを同一のトレースメモリに連続して書
    き込むトレース方法において、同一の項目について、今
    回参照時のデータが前回参照時のデータと異なるとき、
    今回参照した順番を示す番号と、項目と、該項目に係る
    今回のデータと、該前回のデータと、前回参照した順番
    を示す番号とを前記トレースメモリの所定アドレスに書
    き込むとともにアドレスを更新し、該同一の項目につい
    て、今回参照時のデータが前回参照時のデータと一致し
    ているときは、前記トレースメモリへの前記書き込みと
    前記アドレスの更新を禁止することを特徴とするトレー
    ス方法。
JP6300481A 1994-12-05 1994-12-05 トレース方法 Pending JPH08161194A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6300481A JPH08161194A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 トレース方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6300481A JPH08161194A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 トレース方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08161194A true JPH08161194A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17885329

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6300481A Pending JPH08161194A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 トレース方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH08161194A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088004A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Yokogawa Electric Corp 試験装置
JP2010211555A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Meidensha Corp プログラマブルコントローラのデータトレース方法

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JP2010088004A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Yokogawa Electric Corp 試験装置
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