JP2007139901A - 車載用画像表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ナビゲーション装置が、接続されるディスプレイの性能に応じた適切な描画制御を行えるようにする。
【解決手段】車両用ナビゲーション装置は、自らが有するインターフェースに接続されるディスプレイの表示特性を特定し(ステップ310)、その特定した表示特性に基づいて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択し(ステップ320)、その選択した選択画像表示形態でディスプレイ21〜24に画像を表示させる(ステップ330、340)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車載用画像表示制御装置に関する。
従来、ナビゲーションシステム、車両後部モニタリングシステム等の、車載用の画像表示システムが広く利用されている。これら従来の画像表示システムにおいては、多くの場合、画像をユーザに対して表示するディスプレイと、そのディスプレイがどのような画像を表示するかを制御する制御装置との組み合わせが、それらの製造段階からあらかじめ決まっていた。したがって、制御装置の製造者は、その制御装置に組み合わされるディスプレイの描画性能を最大限に引き出すことができるよう、その制御装置用のプログラムや回路構成を設計すれば十分であった。
しかし今後、1台の制御装置に複数種類のディスプレイが同時に接続される場合が多くなることや、ユーザの好みに応じて制御装置とディスプレイの組み合わせの変更が可能になることが予想される。そのような場合、組み合わせによっては、1つの画像表示システムにおいて、制御装置がディスプレイに要求する表示画像の品質を、そのディスプレイが満たすことができないという事態、すなわち制御装置の性能過多が発生し得る。また逆に、1つの画像表示システムにおいて、ディスプレイの描画性能を十分に発揮させることができるような制御を制御装置が行えないという事態、すなわちディスプレイの性能過多が発生し得る。
制御装置やディスプレイの性能過多が発生すると、最悪の場合、ディスプレイが何も表示できなくなってしまう。また、制御装置の性能過多の場合、仮にディスプレイが画像を表示できたとしても、その画像が制御装置の要求する表示の一部に過ぎなかったり、あるいはその画像が制御装置の要求する詳細さを満たすことができない場合がある。また、ディスプレイの性能過多の場合、仮にディスプレイが画像を表示できたとしても、そもそもの制御の性能が不足しているので、ディスプレイの描画性能の割には品位の劣る画像しか表示できない。
本発明は上記点に鑑み、車載画像表示システムにおける制御装置、すなわち車載用画像表示制御装置が、接続されるディスプレイの性能に応じた適切な制御を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、請求項1に記載した通り、ディスプレイを接続するためのインターフェースを備えた車載用画像表示制御装置が、そのインターフェースに接続されるディスプレイの表示特性を特定し、その特定した表示特性に基づいて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択し、その選択した選択画像表示形態でディスプレイに画像を表示させることである。
このようになっているので、車載用画像表示制御装置は、接続されるディスプレイの表示特性に応じた詳細度の画像表示形態を用いて、そのディスプレイの性能に応じた適切な制御を行うことができる。
ここで、画像表示形態の詳細度とは、その画像表示形態で表示される画像中の情報量をいう。また、本明細書および特許請求の範囲において、画像は、ディスプレイの表示画面に表示される文字も含む概念である。
また、特定する表示特性は、請求項2に記載した通り、ディスプレイの解像度であってもよい。この場合、車載用画像表示制御装置は、特定した解像度が高いほど、詳細度がより高い画像表示形態を選択画像表示形態として選択するようになっていてもよい。このようになっていることで、ディスプレイの解像度が高い場合は、その高い解像度に見合った詳細度の高い画像を表示させ、ディスプレイの解像度が低い場合は、その低い解像度に見合った詳細度の低い画像を表示させることができる。
また、実サイズの大きなディスプレイに表示させればユーザにとって適度な詳細度となっている画像も、実サイズの小さなディスプレイに表示させてしまえば、ユーザにとっては細かすぎて細部がよく見えない画像となってしまう場合がある。また逆に、実サイズの小さなディスプレイに表示させればユーザにとって適度な詳細度となっている画像も、実サイズの大きなディスプレイに表示させてしまえば、ユーザにとっては間延びした大味な画像に見えてしまう場合がある。このような、ディスプレイの実サイズが大きくても小さくても同じ詳細度の画像を表示させることによる問題を緩和するため、請求項3に記載した通り、特定する表示特性をディスプレイの実サイズとし、さらに、車載用画像表示制御装置は、特定した実サイズが大きいほど、詳細度がより高い画像表示形態を選択画像表示形態として選択するようになっていてもよい。
また、請求項4に記載した通り、上述した複数の表示形態のそれぞれは、その詳細度が高いほど、ディスプレイに表示させる画像中の部品数が多くなっていてもよい。このようにすることで、車載用画像表示制御装置は、ディスプレイの表示特性に応じて、表示画像内の部品数を増減させることができる。
なお、ここでいう「部品」とは、表示画像の一部分であり、色、模様、濃淡、輝度、その部分の表示目的、関連付けられる機能等の違いによって視覚的に周囲と区別できるものをいう。部品としては、例えば、ボタン、アイコン、ウィンドウ、文字、地図中の道路、カーソルがある。
また、請求項5に記載した通り、これら複数の表示形態のそれぞれは、その詳細度が高いほど、ディスプレイに表示させる画像中の部品のデータ量が多くなっていてもよい。このようにすることで、車載用画像表示制御装置は、ディスプレイの表示特性に応じて、表示画像内のデータ量が多くそれゆえ表現豊かな部品と、表示画像内のデータ量が少なくそれゆえ表現がシンプルな部品とを、表示用の部品として適宜選択することができる。
また、請求項6に記載した通り、車載用画像表示制御装置は、それぞれ詳細度の異なる複数個の画像データを記憶する画像データ用記憶媒体を備え、上述した複数の画像表示形態は、複数個の画像データのうちそれぞれ異なる1つを表示用画像として優先的にディスプレイに表示させる形態であってもよい。このように、あらかじめ各画像表示形態用に画像データ群を画像データ用記憶媒体内に用意しておくことで、車載用画像表示制御装置の描画処理の負荷が軽減される。
また、請求項7に記載した通り、車載用画像表示制御装置は、ディスプレイに表示させる情報を示す表示用データと、その表示用データの各部分を複数のカテゴリいずれかに振り分けるためのカテゴリ分けデータを記憶するカテゴリ化表示用データ記憶媒体を備え、上述した複数の画像表示形態は、その詳細度が低いほど、これら複数のカテゴリのうち、より多くのカテゴリについて、当該カテゴリに振り分けられた部分を、ディスプレイに表示させる対象から除外するようになっていてもよい。
このようになっていることで、車載用画像表示制御装置は、詳細度の低い画像表示形態でディスプレイを制御するときに、カテゴリ分けデータを利用することで、詳細度の高い画像表示形態における表示内容に比べて、表示データ量を削減することができる。
なお、ここでいう表示用データは、表示する画像そのもののデータ(例えば文字画像)であってもよいし、その画像を直接指し示すデータ(例えばテキストデータ)であってもよい。
また、請求項8に記載した通り、車載用画像表示制御装置は、上述のディスプレイ(以下、第1ディスプレイという)以外の、インターフェースに接続される他のディスプレイ(以下、第2ディスプレイという)の表示特性を特定し、更に、特定した第2ディスプレイの表示特性に基づいて、複数の画像表示形態のうちの一つを第2ディスプレイ用の選択画像表示形態として選択し、更に、この第2ディスプレイ用に選択した選択画像表示形態で第2ディスプレイに画像を表示させるようになっていてもよい。
このようになっていることで、車載用画像表示制御装置は、一度に第1のディスプレイと第2のディスプレイの両方に接続されるとき、第1のディスプレイは第1のディスプレイの特性に応じた詳細度の画像表示形態で、また第2のディスプレイは第2のディスプレイの特性に応じた詳細度の画像表示形態で、それぞれ画像表示を行わせることができる。すなわち、1つの車載用画像表示制御装置が、表示特性の異なる複数のディスプレイに応じた詳細度の画像表示形態複数に用いて、それぞれのディスプレイの性能に応じた適切な制御を行うことができる。
なお、本発明の特徴は、請求項9に記載した通り、インターフェースに接続されるディスプレイの表示特性を特定する特定機能、特定された表示特性に基づいて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択する選択機能、および選択された選択画像表示形態でディスプレイに画像を表示させる表示制御機能を、コンピュータに実現させるプログラムとしても捉えることができる。
(第1実施形態)
図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1およびその周辺機器のハードウェア構成を示す。この車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、カメラ12、操作スイッチ群13、スピーカ14、RAM16、ROM17、外部記憶部18、インターフェース19、および制御回路20を有している。また、車両用ナビゲーション装置1には、運転席ディスプレイ21、助手席ディスプレイ22、後席ディスプレイ23、ダッシュボードディスプレイ24等のディスプレイを接続することができるようになっている。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置や向きを特定するための情報を制御回路20に出力する。
カメラ12は、車両後部に設けられ、後方の路面等を撮影し、その撮影結果の画像を制御回路20に出力する。
操作スイッチ群13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、ディスプレイ21〜24の表示画面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路20に出力する。
外部記憶部18は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成り、制御回路20が読み出して実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
地図データは、リンクおよびノードの位置、種別、ノードとリンクとの接続関係情報等を含む道路データ、および施設データを有している。リンクの種別のデータとしては、そのリンクが主要道路、副主要道路、細街路の3つのカテゴリのうちいずれに属するかを示すデータ(カテゴリ分けデータの一例に相当する)がある。なおここで、主要道路とは、高速道路、国道等の規模の大きな道路をいい、副主要道路とは、規模が主要道路よりは小さく細街路よりは大きい道路をいう。
また、外部記憶部18は、ディスプレイ21〜24における表示のための描画部品データおよび後述する振り分けデータを有している。描画部品データとは、ディスプレイ21〜24に表示させる画像のためのデータ(すなわち描画データ)の構成要素となるデータであり、色、模様、濃淡、輝度、その部分の表示目的、関連付けられる機能等の違いによって視覚的に他の構成要素と区別できるようになっている。部品としては、例えば、ボタン、アイコン、ウィンドウ、文字、地図中の道路、カーソル、自車位置マークがある。さらに外部記憶部18は、車両用ナビゲーション装置1に接続される各ディスプレイの接続情報および特性情報を記録するための個別ディスプレイ情報のための記憶領域を有している。
インターフェース19は、ディスプレイ21〜24と制御回路20との接続を媒介する装置である。このインターフェース19は、ディスプレイ21〜24と接続するための複数のポートを有している。そしてインターフェース19は、制御回路20から出力される画像信号を受け、回路構成等によってあらかじめ決められた規則に基づいて、その画像信号を、接続されたディスプレイ21〜24の一部または全部に向けて出力する。なお、本実施形態においては、インターフェース19からディスプレイ21〜24に出力される画像信号は、RGB信号である。
複数のディスプレイ21〜24は、それぞれRGB信号用のケーブルを介してインターフェース19に接続されることで、インターフェース19から受けた画像信号に従ってその表示面に画像を表示する。運転席ディスプレイ21は、車両の運転席前方に取り付けられたいわゆるEGAディスプレイであり、その表示画面は、横480ドット×縦234ドットの解像度および約7インチの実サイズを有している。助手席ディスプレイ22は、車両の助手席前方に取り付けられたいわゆるEGAディスプレイであり、その表示画面は、横480ドット×縦234ドットの解像度および約7インチの実サイズを有している。後席ディスプレイ23は、車両の後部座席前方に取り付けれられたいわゆるVGAディスプレイであり、その表示画面は、横800ドット×縦480ドットの解像度および約8インチの実サイズを有している。ダッシュボードディスプレイ24は、車両のダッシュボード内に取り付けれられたいわゆるEGAディスプレイであり、その表示画面は、横400ドット×縦234ドットの解像度および約6.5インチの実サイズを有している。
また、ディスプレイ21〜24のそれぞれは、自らの表示特性のデータを記憶する記憶媒体と、外部からの要求に応じてその記憶媒体中の表示特性のデータを出力するための回路を有している。この回路および記憶媒体は、例えば周知のマイコンを用いることで実現可能である。具体的には、マイコンのCPUが、マイコンのI/Oを介して上述のケーブルより要求信号を受けたとき、そのCPUは、マイコンのROMから自らの表示特性のデータを読み出し、読み出したデータをI/Oを介してケーブルに出力する。この場合、マイコンのROMが上述の記憶媒体に相当する。なお、本実施形態においては、出力する表示特性は、当該ディスプレイの解像度である。このような、自らの表示特性を出力するディスプレイは、パーソナルコンピュータ用のプラグ&プレイ対応ディスプレイ等で既に広く利用されている。
制御回路(コンピュータに相当する)25は、ROM17および外部記憶部18から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM16、ROM17、および外部記憶部18から情報を読み出し、RAM16および外部記憶部18に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、カメラ12、操作スイッチ群13、インターフェース19と信号の授受を行う。
図2に、制御回路20が読み出して実行するプログラム群の概略構成のブロック図を示す。この図に示す通り、制御回路20が実行するプログラムは、オペレーティングシステム(以下OSという)31と各種アプリケーションプログラム32〜36に大別される。
OS31は、制御回路20の作動のうち、入出力制御およびアプリケーションプログラムの実行タイミングの調整等の基本的作動を実現するためのプログラム群から成る。OS31の例としては、ITRON(登録商標)、LINUX(登録商標)がある。本実施形態のOS31は、ディスプレイ情報取得プログラム100および描画振り分けプログラム200を含んでいる。これらプログラム100、200については後述する。
アプリケーションプログラム32〜34は、OS31によって実現される基本的な作動を適宜利用しながら、各種機能を実現するためのプログラムである。
具体的には、現在位置特定プログラム32は、OS31の機能を利用して位置検出器11からの信号を取得し、その取得した信号や周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定するためのプログラムである。
地図描画プログラム33は、他のアプリケーションプログラムの処理からの要求や操作スイッチ群13を用いたユーザの操作に基づいて、外部記憶部18中の地図データ、描画部品データ、振り分けデータの一部を読み出し、その読み出した一部を地図画像として接続されたディスプレイ21〜24に表示させるためのプログラムである。
経路案内プログラム34は、操作スイッチ群13からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する誘導経路算出処理を行うと共に、地図描画プログラム33による処理に対して、算出された誘導経路、目的地、経由地および現在位置等を、上記地図データの示す地図上に重ねた画像の表示制御を行うよう要求する。また、案内交差点の手前に自車両が到達したとき等の必要時に、OS31の機能を利用して、右折、左折等を指示する案内音声をスピーカ14に出力させる。
メニュー表示プログラム35は、起動するアプリケーションプログラムをユーザに選択させるために、ボタン画像等の、操作スイッチ群13を用いてユーザが選択することができる描画部品データをディスプレイ21〜24に表示させ、選択されたボタンの表すアプリケーションを、OS31の機能を用いて起動するためのプログラムである。
後方表示プログラム36は、OS31の機能を利用してカメラ12から撮影結果の車両後方画像の信号を受け、この車両後方画像に各種処理を施し、その処理結果の画像をディスプレイ21〜24に表示させるためのプログラムである。
これらアプリケーションプログラム32〜36のうち、地図描画プログラム33、メニュー表示プログラム35、および後方表示プログラム36は、それぞれ描画制御ルーチン300a〜cを含んでいる。これら描画制御ルーチン300a〜cは、ディスプレイ21〜24に実際に画像を表示させるためにOS31の機能を利用するためのプログラムである。
以上のようなプログラムを実行する制御回路20は、以下詳述する通り、ディスプレイ情報取得プログラム100、描画振り分けプログラム200、および描画制御ルーチン300a〜cを実行することで、各ディスプレイ21〜24の表示特性を特定し、その特定した各表示特性に基づいて、ディスプレイ21〜24のそれぞれについて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択し、その選択した各選択画像表示形態でディスプレイ21〜24に画像を表示させる。図3〜図5に、それぞれディスプレイ情報取得プログラム100、描画振り分けプログラム200、描画制御ルーチン300a〜cの処理内容のフローチャートを示す。以下、これらのプログラムを実行することによる制御回路20の作動について詳述する。
制御回路20は、ディスプレイ情報取得プログラム100のプログラムを繰り返し実行するようになっており、その各回の実行において、まずステップ110で、インターフェース19のいずれかのポートに新たにディスプレイが接続されたか否かの判定を、この判定結果が肯定を示すまで繰り返す。なお、ディスプレイの接続は、当該ポートからの電圧が基準値を超えたことによって検出してもよいし、操作スイッチ群13を用いてユーザがディスプレイを特定のポートに装着した旨の入力を行ったことに基づいて検出してもよい。
判定結果が肯定の場合、続いてステップ120で、その新たに接続されたディスプレイに対して、表示特性のデータの要求を出力する。具体的には、当該ディスプレイとインターフェース19とを繋ぐケーブルを介して、表示特性のデータを要求する信号を出力するよう、インターフェース19を制御する。
続いてステップ130で、出力した要求に対する応答があったか否かを判定する。具体的には、ステップ120で要求を送信してから基準時間経過するか応答の信号をインターフェース19を介して受けるまで待ち、基準時間経過前に応答を受けた場合は応答があったと判定し、応答を受ける前に基準時間が経過した場合は応答がなかったと判定する。なお、ここでいう基準時間の長さは一定値であってもよいし、所定の範囲内でランダムに変化する値であってもよい。応答を受けたと判定した場合は続いてステップ140を実行し、応答を受けなかったと判定した場合は続いてステップ150を実行する。
ステップ140では、外部記憶部18中の、個別ディスプレイ情報に割り当てられた領域に、今回受けた応答の内容を、今回新たにディスプレイが接続されたポートと対応付けて、追加記録する。ただし、当該ポートに対応するディスプレイの表示特性のデータが、既に個別ディスプレイ情報に含まれている場合、個別ディスプレイ情報中の当該データを、今回受けた応答内のディスプレイの表示特性のデータで置き換える。
ステップ150では、今回新たに接続されたディスプレイの表示特性の情報の手動登録を受け付ける。すなわち、ユーザに表示特性の情報を入力するよう促すメッセージを出力し、操作スイッチ群13に対する表示特性データの入力操作を待つ。なお、表示特性の情報を入力するよう促すメッセージは、スピーカ14を用いて音声で行ってもよいし、今回ディスプレイが接続される前に既に接続されているディスプレイを用いて画像で行ってもよい。
入力操作があると、続いてステップ160で、その入力された表示特性データを、ステップ140と同様の方法で、個別ディスプレイ情報に記録する。ステップ140、160の後、ディスプレイ情報取得プログラム100の1回分の実行が終了する。
制御回路20は、このようなディスプレイ情報取得プログラム100の実行を繰り返すことで、インターフェース19に対するディスプレイの接続がある度にそれを検出し(ステップ110参照)、そのディスプレイの表示特性のデータを要求して(ステップ120参照)受け取り(ステップ130)、その受け取った表示特性のデータを外部記憶部18のHDD等の不揮発性記憶媒体に記録する(ステップ140参照)。また、表示特性のデータの要求に対して応答がない場合(ステップ130参照)、ユーザによる表示特性の入力を受け付け(ステップ150参照)その受け付けた表示特性を外部記憶部18のHDD等の不揮発性記憶媒体に記録する(ステップ160参照)。これにより、車両用ナビゲーション装置1内に、インターフェース19のどのポートにどの表示特性のディスプレイが接続されているかの情報、すなわち個別ディスプレイ情報が蓄積される。
なお、OS31の実行において、制御回路20は、インターフェース19のあるポートからディスプレイが取り外されたことを検出すると、個別ディスプレイ中の当該ポートかに対応するディスプレイの表示特性のデータを削除する。
また、制御回路20は、地図描画プログラム33、メニュー表示プログラム35、後方表示プログラム36の実行中に、ディスプレイへの描画が必要となったとき、それぞれ図5に示す描画制御ルーチン300a〜cを実行する。この実行開始の際、描画制御ルーチン300a〜cの処理には、その処理の実行開始の元となったアプリケーションの処理から、描画対象の指定を受ける。描画対象の指定としては、例えば、特定の領域の地図を表示する旨の指定、実行アプリケーション選択のためのメニュー画面を表示する旨の指定、特定の地名の文字画像表示の指定、カメラ12からの車両後方画像の表示等がある。
また、描画制御ルーチン300a〜cのそれぞれの実行において、制御回路20は、まずステップ310で、外部記憶部18中の個別ディスプレイ情報を参照する。
続いてステップ320で、参照した個別ディスプレイ情報に基づいて、使用する画像表示形態を複数の画像表示形態の中から1つ以上選択する。本実施形態においては、選択できる表示形態は、高詳細モード、中間モード、簡易モードの3種類である。具体的には、個別ディスプレイ情報中に記載された各ポートについて、それがどの画像表示形態に適合するかを判定する。そして、いずれかのポートに適合すると判定したすべての画像表示形態を、使用する画像表示形態として選択する。
1つのポートがどの画像表示形態に適合するかは、個別ディスプレイ情報に記載されたそのポートに対応する表示特性のデータが、各画像表示形態の適合基準を満たすか否かで判定する。具体的には、そのポートに対応する解像度が第1の基準解像度以上であれば、そのポートは高詳細モードに適合し、そのポートに対応する解像度が第1の基準解像度未満でありかつ第2の基準解像度を超えていれば、そのポートは中間モードに適合し、そのポートに対応する解像度が第2の基準解像度以下であれば、そのポートは簡易モードに適合する。なお、本実施形態においては、第1の基準解像度は横800ドット×縦480ドットであり、第2の解像度は横400ドット×縦234ドットである。また、解像度間の高低は、その縦横のドット数を乗算した結果の数値、すなわち総ピクセル数の大小で決めるようになっている。
例えば、ディスプレイ21〜24がすべて接続されている場合は、横800ドット×縦480ドット、横480ドット×縦234ドット、および横400ドット×縦234ドットの3種類の解像度を示す表示特性データが混在するので、制御回路20は、高詳細モード、中間モード、低詳細モードのすべてを選択する。
また例えば、運転席ディスプレイ21だけが接続されている場合は、横480ドット×縦234ドットの解像度を示す表示特性データのみが存在するので、制御回路20は、中間モードのみを選択する。
続いてステップ330で、ステップ320で行った画像表示形態の選択に基づいて描画データを生成する。すなわち、選択した画像表示形態毎に、その画像表示形態用の描画データを生成する。
例えば、地図画面用の描画データを生成する場合は、主要道路から細街路までの地図データ中のすべての道路を表現する地図画像を、高詳細モード用の描画データとする。またこの場合、主要道路と副主要道路まで表現して細街路は表示対象から除外した地図画像を、中間モード用の描画データとする。またこの場合、主要道路を表現して副主要道路と細街路は表示対象から除外した地図画像を、簡易モード用の描画データとする。
このような描画データを生成するために、制御回路20は、地図データに基づき、図6に示すように、3層の地図レイヤ71〜73を生成する。第1地図レイヤ71は、道路としては主要道路71a、71bのみを含む地図画像である。第2地図レイヤ72は、道路としては副主要道路72a、72bのみを含む地図画像である。第3地図レイヤ73は、道路としては細街路73a、73b、73cのみを含む地図画像である。制御回路20は、第1地図レイヤ71、第2地図レイヤ72、第3地図レイヤ73すべてを重ね合わせることで、高詳細モード用の描画データを生成し、第1地図レイヤ71、第2地図レイヤ72を重ね合わせて第3地図レイヤ73を描画対象から除外することで、中間モード用の描画データを生成し、第1地図レイヤ71のみを用いて第2地図レイヤ72および第3地図レイヤ73を描画対象から除外することで、簡易モード用の描画データを生成する。
なお、この地図レイヤ71〜73は、あらかじめ外部記憶部18に記憶されるようになっており、制御回路20は、必要に応じてそれらを読み出して組み合わせることで、描画データを生成するようになっていてもよい。
また、ステップ330でメニュー画面の描画データを生成する場合は、主要ボタン、副次ボタン、詳細ボタン等の描画部品データを配置した画像を、高詳細モード用の描画データとする。またこの場合、主要ボタンと副次ボタンを配置して詳細ボタンを表示対象から除外した画像を、中間モード用の描画データとする。またこの場合、主要ボタンを配置して副次ボタンと詳細ボタンは表示対象から除外した画像を、簡易モード用の描画データとする。なお、表示用のボタンのそれぞれは、ボタンの重要度の順に主要ボタン、副次ボタン、詳細ボタン83の3つのカテゴリに振り分けられ、その振り分けを示すデータ(振り分けデータの一例に相当する)は、あらかじめ外部記憶部18に記憶されている。
このような描画データを生成するために、制御回路20は、図7に例示するように、3層のメニューレイヤ81〜83を生成する。第1メニューレイヤ81は、ボタンとしては主要ボタン81a、81bのみを含む画像である。第2メニューレイヤ82は、ボタンとしては副次ボタン82a、82b、82cのみ含む画像である。第3メニューレイヤ83は、ボタンとしては詳細ボタン83a〜eのみを含む地図画像である。制御回路20は、第1メニューレイヤ81、第2メニューレイヤ82、第3メニューレイヤ83すべてを重ね合わせることで、高詳細モード用の描画データを生成し、第1メニューレイヤ81、第2メニューレイヤ82を重ね合わせて第3メニューレイヤ83を描画対象から除外することで、中間モード用の描画データを生成し、第1メニューレイヤ81のみを用いて第2メニューレイヤ82および第3メニューレイヤ83を描画対象から除外することで、簡易モード用の描画データを生成する。
また、ステップ330で地名の描画データを生成する場合は、町名等の詳細地名、市、区名等の中間地名、県名等の広域地名をこの順に左から配置した画像を、高詳細モード用の描画データとする。またこの場合、詳細地名と中間地名をこの順に左から配置して広域地名を表示対象から除外した画像を、中間モード用の描画データとする。またこの場合、詳細地名を配置して中間地名と広域地名は表示対象から除外した画像を、簡易モード用の描画データとする。なお、地名のうちどこまでを広域地名とし、どこまでを中間地名とし、どこまでを詳細地名とするか、すなわち地名の広域度の区分けの基準は、あらかじめデータ(振り分けデータの一例に相当する)として外部記憶部18に記憶されており、制御回路20は、それに基づいて高詳細モード、中間モード、簡易モード用の描画データを生成する。
このような描画データを生成するために、制御回路20は、図8に例示するように、3層の名称レイヤ91〜93を生成する。第1名称レイヤ91は、地名としては昭和町という詳細地名のみを含む画像である。第2名称レイヤ92は、地名としては刈谷市という中間地名のみ含む画像である。第3名称レイヤ93は、地名としては愛知県という広域地名のみを含む地図画像である。これら詳細地名、中間地名、および広域地名の画像のデータは、それぞれ描画部品データである。制御回路20は、第1名称レイヤ91、第2名称レイヤ92、第3名称レイヤ93すべてを重ね合わせることで、高詳細モード用の描画データを生成し、第1名称レイヤ91および第2名称レイヤ92を重ね合わせて第3名称レイヤ93を描画対象から除外することで、中間モード用の描画データを生成し、第1名称レイヤ91のみを用いて第2名称レイヤ92および第3名称レイヤ93を描画対象から除外することで、簡易モード用の描画データを生成する。
また、これらのように、画像表示形態の詳細度が高いほど、描画データに含める描画部品データの点数を増やすだけでなく、画像表示形態の詳細度が高いほど、その画像表示形態で表示する部品の画像のデータ量を増やすようにしてもよい。例えばメニュー画面の部品としてのボタン画像の場合、高詳細モードでは、図9に示すような詳細ボタン画像50を描画部品データの1つとして用い、簡易モードでは、詳細ボタン画像50に代えて図10に示すような矩形部分53を描画部品データの1つとして用いる。詳細ボタン画像50および矩形部分51は、点線で区画された矩形(例えば矩形51、矩形部分53)内に、同じドット数(具体的には例えば横5ドット×縦5ドットの計25ピクセル)だけ用いられている。したがって、簡易ボタン画像52よりも詳細ボタン画像50の方が4倍近いデータサイズを有しており、それだけ詳細にボタンを表現できる。詳細な表現をつける方法としては、例えば色のグラデーションを付加する方法、微妙な凹凸をつける方法がある。また、文字画像や線画当を表示させる場合、簡易な画像においては1ドット幅の線で表していたものを、詳細な画像においては2ドット幅以上の線で表すようにすることで、詳細な表現をつけるようにしてもよい。
また、ステップ330でカメラ12から受けた後方画像に基づく描画データを生成する場合は、画像表示形態の詳細度が高いほど、後方画像のうちより広い範囲を描画データに含めるようにしてもよい。より具体的には、後方画像の全領域を含む画像を高詳細モード用の描画データとし、後方画像の中央部にあり後方画像の全領域の80パーセントの広さの矩形領域を含む画像を中間モード用の描画データとし、後方画像の中央部にあり後方画像の全領域の50パーセントの広さの矩形領域を含む画像を簡易モード用の描画データとするようになっていてもよい。なお、カメラ12の撮影解像度が可変となっており、かつ、制御回路20がカメラ12の撮影解像度を制御することができるようになっている場合、制御回路20は、各モードの描画データの生成時に、それらカメラの解像度を、そのモードの詳細度が高いほど高くなるように制御してもよい。
なお、上記の様にして制御回路20によって生成される高詳細モード、中間モード、簡易モード用の描画データは、それぞれのモードの詳細度に対応する解像度のデータ、具体的には、それぞれ横800ドット×縦480ドット、横480ドット×縦234ドット、横400ドット×縦234ドットのデータとなる。
続いてステップ330で、描画要求を行う。具体的には、ステップ330で生成した1つ以上の描画データを、描画を要求するデータ(以下要求データという)と共に、OS31の描画振り分けプログラム200の処理に渡す。制御回路20は、この要求データ中に、ステップ320で判定した、個別ディスプレイ情報中のどのポートがどの画像表示形態に適合するかの情報、および、各描画データがどの画像表示形態用のものであるかの情報を含める。ステップ330の後、描画振り分けプログラム200の1回分の実行が終了する。
以上のような描画制御ルーチン300a〜cを実行することで、制御回路20は、記録されている個別ディスプレイ情報に基づいて(ステップ310参照)、接続されているディスプレイのいずれかに使用する画像表示形態を選択し(ステップ320参照)、その選択した画像表示形態用の描画データを生成し(ステップ330参照)、その生成した描画データをOS31の処理に渡すことで、描画要求を行う(ステップ340参照)。
また、制御回路20は、この描画要求に対応するために、OS31の一部である描画振り分けプログラム200(図4参照)を繰り返し実行する。
この描画振り分けプログラム200の1回分の実行において、制御回路20は、まずステップ210で、描画制御ルーチン300a〜cの実行によって新たに描画要求が発生したか否かを、発生したと判定するまで繰り返し、発生したと判定すると、続いてステップ220で、その新たな描画要求中の要求データを読み出す。
続いてステップ230で、この描画要求中の各描画データをインターフェース19に出力し、さらに、その要求データ中のポートと画像表示形態との対応関係、およびこの描画要求中の各描画データと画像表示形態との対応関係に基づいて、各描画データがインターフェース19の対応するポートから出力されるよう、インターフェース19を制御する。
これによって、インターフェース19に接続されている各ディスプレイ21〜24に、それぞれ適合する画像表示形態の描画データが出力刷れる。
例えば、解像度の最も高い後席ディスプレイ23には、最も詳細な画像表示形態である高詳細モードの描画データが出力され、2番目に解像度の高い運転席ディスプレイ21、助手席ディスプレイ22には、2番目に詳細な画像表示形態である中間モードの描画データが出力され、解像度の最も低いダッシュボードディスプレイ24には、詳細度の最も低い簡易モードの描画データが出力される。
このように、制御回路20は、インターフェース19に接続されるディスプレイ21〜24の表示特性を特定し、その特定した表示特性に基づいて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択し、その選択した選択画像表示形態でディスプレイ21〜24に画像を表示させる。このように、車両用ナビゲーション装置1は、接続されるディスプレイ21〜24の表示特性に応じた画像表示形態を用いて、そのディスプレイ21〜24の性能に応じた適切な描画制御を行うことができる。
より詳しくは、車両用ナビゲーション装置1は、ディスプレイの解像度が高い場合は、その高い解像度に見合った詳細度の高い画像を表示させ、ディスプレイの解像度が低い場合は、その低い解像度に見合った詳細度の低い画像を表示させることができる。したがって、実サイズの大きなディスプレイに表示させればユーザにとって適度な詳細度となっている画像も、実サイズの小さなディスプレイに表示させてしまえば、ユーザにとっては細かすぎて細部がよく見えない画像となってしまうことや、また逆に、実サイズの小さなディスプレイに表示させればユーザにとって適度な詳細度となっている画像も、実サイズの大きなディスプレイに表示させてしまえば、ユーザにとっては間延びした大味な画像とに見えてしまうことを、ある程度防ぐことができる。すなわち、ディスプレイの解像度が高くても低くても同じ詳細度の画像を表示させることによる問題を緩和することができる。すなわち、車両用ナビゲーション装置1は、同じ目的の画像を同時期に複数のディスプレイに表示させるときに、高解像度のディスプレイにはその高解像度を十分に発揮させる画像を適切に表示させることができ、かつ低解像度のディスプレイにはその解像度に見合ったそれなりの画像を適切に表示させることができる。
また、これら複数の表示形態のそれぞれは、その詳細度が高いほど、ディスプレイに表示させる画像のデータ量および描画部品データの部品点数が増大している。したがって、車両用ナビゲーション装置1は、ディスプレイの表示特性に応じて、表示画像内のデータ量および部品点数が多くそれゆえ表現豊かな画像表示形態と、表示画像内のデータ量および部品点数が少なくそれゆえ表現がシンプルな画像表示形態とを、適宜選択することができる。
また、詳細ボタン画像50と簡易ボタン画像52のように、複数の画像表示形態のいずれかのための画像データ群が、あらかじめ外部記憶部18のHDD内に記憶されているので、制御回路20の描画データ生成処理における演算の負荷が軽減される。
また、制御回路20は、各ディスプレイ21〜24がインターフェース19に接続されるときに、当該ディスプレイ21〜24からそのディスプレイ21〜24についての表示特性のデータを受信することができるようになっている。したがって、車両用ナビゲーション装置1のユーザや運転席ディスプレイ21の取り付け作業者が手作業で各ディスプレイ21〜24の表示特性のデータを入力せずに済む場合がある。
また、ディスプレイ21〜24のうち、自身の表示特性のデータを送信しないものがある場合でも、ユーザや作業者の操作スイッチ群13を用いた手作業による入力を受け付けることで、それらディスプレイ21〜24の表示特性のデータを取得することができる。
また、制御回路20は、選択可能なすべての描画表示形態のうち、インターフェース19に出力させるために必要な描画表示形態についての描画データのみを生成する。したがって、選択可能なすべての描画表示形態についての描画データを生成する場合に比べて、制御回路20の処理負荷が少なくなる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態の車両用ナビゲーション装置1が第1実施形態の車両用ナビゲーション装置1と異なるのは、以下のような点である。
まず、インターフェース19からディスプレイ21〜24に出力される画像信号は、NTSC(National Television Standards Committee)方式に従った映像信号である。そして、ディスプレイ21〜24は、インターフェース19にNTSC方式用の映像ケーブルを介して接続され、その映像ケーブルを通じて入力された映像信号に基づいて画像を表示することができるようになっている。したがって、これらディスプレイ21〜24は、そのディスプレイの個々の解像度や実サイズに関わらず、入力された映像信号の示す画像を同じ走査線数で表示することが可能である。しかし、各ディスプレイ21〜24の実サイズが異なれば、表示される画像自体の表示サイズも異なる。したがって、大きな実サイズのディスプレイに表示されれば問題なく表示内容を把握できる画像であっても、小さな実サイズのディスプレイに表示された場合は細かすぎて把握が難しくなってしまう場合がある。また、小さな実サイズのディスプレイに表示されれば適度な詳細度になっている画像であっても、大きな実サイズのディスプレイに表示された場合は大味な印象をユーザに与えてしまう場合がある。
このような、ディスプレイの実サイズが大きくても小さくても同じ詳細度の画像を表示させることによる問題の発生をある程度防止するため、本実施形態の制御回路20は、接続されているディスプレイ21〜24の実サイズに基づいて、そのディスプレイに表示させる画像の詳細度を決定するようになっている。
また、本実施形態のディスプレイ21〜24は、自身の表示特性のデータを制御回路20に出力しない。このために、制御回路20は、図3に示したディスプレイ情報取得プログラム100に代え、作業者による操作スイッチ群13に対する所定の実行開始用操作があることに基づいて、図13のステップ150および160の処理を、この順に実行する。これによって、接続されるディスプレイ21〜24の表示特性のデータは、手動で個別ディスプレイ情報の一部として外部記憶部18に記録される。ただし、本実施形態においては、記録される表示特性は、当該ディスプレイの実サイズである。
また、制御回路20は、描画制御ルーチン300a〜cのそれぞれの実行において、ステップ310に続くステップ320で、参照した個別ディスプレイ情報に基づいて、使用する画像表示形態を複数の画像表示形態の中から1つ以上選択する。選択できる表示形態は、第1実施形態と同様、高詳細モード、中間モード、簡易モードの3種類である。
1つのポートがどの画像表示形態に適合するかは、具体的には、そのポートに対応する実サイズが第1の基準サイズ以上であれば、そのポートは高詳細モードに適合し、そのポートに対応する実サイズが第1の基準サイズ未満でありかつ第2の基準サイズを超えていれば、そのポートは中間モードに適合し、そのポートに対応する実サイズが第2の基準サイズ以下であれば、そのポートは簡易モードに適合する。なお、本実施形態においては、第1の基準サイズは8インチであり、第2の基準サイズは6.5インチである。
続いてステップ330では、第1実施形態において図6〜図8を用いて示したように、詳細度の高いモード用ほど、より描画部品データの多い描画データを生成する。またこのとき、例えばメニュー表示をする場合、図11に示す高詳細モード用の描画データおよび図12に示す簡易モード用の描画データに示すように、詳細度の低い画像データほどより多くの文字画像を描画データから除外するようにしてもよい。なお、文字画像のうちどの詳細度のモードで文字画像を描画データから除外するかについては、あらかじめ各文字データを示すテキストデータ(表示用データに相当する)の各文字に割り当てられたフラグ(振り分けデータの一例に相当する)として外部記憶部18に記憶されており、制御回路20は、それに基づいて高詳細モード、中間モード、簡易モード用の描画データを生成する。
なお、このようにして制御回路20によって生成される高詳細モード、中間モード、簡易モード用の描画データは、それぞれNTSC方式によって規定される解像度のデータとなる。
このように、制御回路20は、インターフェース19に接続されるディスプレイ21〜24の実サイズを特定し、その特定した実サイズに基づいて、表示内容の詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択し、その選択した選択画像表示形態でディスプレイ21〜24に画像を表示させる。具体的には、制御回路20は、特定した実サイズが大きいほど、詳細度がより高い画像表示形態を選択画像表示形態として選択する。したがって、ディスプレイの実サイズが大きくても小さくても同じ詳細度の画像を表示させることによる問題を緩和することができる。
なお、上記の実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1のインターフェース19およびディスプレイ21〜25を除いた部分が、車載用画像表示制御装置の一例に相当する。また、外部記憶部18中が画像データ用記憶媒体の一例およびカテゴリ化表示用データ記憶媒体の一例に相当する。また、制御回路20が、ディスプレイ情報取得プログラム100を実行することで特定手段の一例として機能し、描画制御ルーチン300a〜cのステップ320を実行することで選択手段の一例として機能し、描画振り分けプログラム200のステップ230を実行することで表示制御手段の一例として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、制御回路20は、図3に示したディスプレイ情報取得プログラム100のステップ110において、新たにインターフェース19にディスプレイが接続されたとの判定を、ユーザまたは作業者の操作スイッチ群13を用いた所定の接続通知のための入力操作があったことに基づいて行うようになっていてもよい。
また、インターフェース19は、RGB信号、NTSC方式の映像信号の両方を一度に出力できるようになっていてもよい。この場合、制御回路20は、インターフェース19に接続するディスプレイのうち、出力されたRGB信号に基づいて画像を表示するディスプレイについては、その解像度に基づいてそのディスプレイに表示させる画像の詳細度を決定すると共に、出力されたNTSC方式の映像信号に基づいて画像を表示するディスプレイについては、その実サイズに基づいてそのディスプレイに表示させる画像の詳細度を決定するようになっていてもよい。
また、ディスプレイ21〜24のそれぞれは、NTSC方式用の映像ケーブルと、表示特性のデータを制御回路20に出力するためのデータ出力ケーブルの2種類のケーブルでインターフェース19に接続されるようになっていてもよい。さらにこの場合、制御回路20は、この図3のディスプレイ情報取得プログラム100を実行することで、データ出力ケーブルを介して出力された表示特性のデータを、個別ディスプレイ情報の一部として記録するようになっていてもよい。
また、ディスプレイ21〜24が出力する表示特性のデータ、および作業者が入力する表示特性のデータは、自らがEGAディスプレイとVGAディスプレイのいずれであるかを示すデータであってもよい。この場合、制御回路20は、このデータに基づいて、EGAディスプレイ用の画像表示形態として簡易モードを選択し、VGAディスプレイ用の画像表示形態として高詳細モードを選択するようになっていてもよい。
また、制御回路20が画像表示形態の選択に利用する表示特性のデータは、解像度、実サイズ以外のディスプレイの品質(例えばドットピッチ、最大輝度、表示可能色数)であってもよい。また、ディスプレイの品質以外でも、例えば表示画面の縦横比等であってもよい。
また、制御回路20は、インターフェース19に接続された各ディスプレイの実サイズと解像度の両方に基づいて、当該ディスプレイの画像表示形態の詳細度を決定するようになっていてもよい。
また、インターフェース19に同時に接続されるディスプレイは1つだけであってもよい。この場合、制御回路20とディスプレイ21〜24とを組み付ける者にとっては、制御回路20用のプログラムに現在組みつけようとしているディスプレイが適合しているか否かをチェックする必要性が薄れる。
また、描画制御ルーチン300a〜cの実行において、制御回路20は、ステップ310および320の実行をスキップしてもよい。すなわち、制御回路20は、個別ディスプレイ情報の内容に関わらず、常にすべての画像表示形態について描画要求を行ってもよい。その場合は、制御回路20は、描画振り分けプログラム200の実行において、個別ディスプレイ情報に基づいて、ステップ320と同様の方法で、インターフェース19への出力に必要な画像表示形態のみ選択し、その選択に基づいて、必要な描画データのみインターフェース19に出力させるようにすればよい。このように、選択手段としての機能をOS31側で実現することで、アプリケーションの設計は、個別ディスプレイ情報を参照して画像表示形態を選択するための処理を作成する必要がなくなるので、簡易なものになる。
また、第1実施形態において、図3のステップ320の処理では、第1の基準解像度は横800ドット×縦480ドットであり、第2の基準解像度は横400ドット×縦234ドットであったが、これに限らず、第1の基準解像度は第2の基準解像度より高ければ、どのような解像度であってもよい。例えば、これら基準解像度は、操作スイッチ群13によって入力される乗員情報(乗員の年齢情報、視力情報、乗員を識別する情報)に基づいて、変化するようになっていてもよい。
また、第2実施形態において、図3のステップ320の処理では、第1の基準サイズは8インチであり、第2の基準サイズは6.5インチであったが、これに限らず、第1の基準サイズは第2の基準サイズより大きければ、どのような実サイズであってもよい。例えば、これら基準サイズは、操作スイッチ群13によって入力される乗員情報(乗員の年齢情報、視力情報、乗員を識別する情報)に基づいて、変化するようになっていてもよい。
また、制御回路20は、ステップ320では、3つの表示形態から使用する表示形態を選択しているが、選択可能な表示形態は2つでもよいし、あるいは4つ以上であってもよい。
また、制御回路20が実行するプログラムは、OSとアプリケーションに分かれている必要はない。また、制御回路20は、上記の実施形態のような作動を実現する専用のハードウェアとして実現されていてもよい。そのようなハードウェアとしては、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)等、回路構成がプログラム可能な装置がある。
本発明の実施形態に係るナビゲーション装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 制御回路20が実行するプログラムの構成を示すブロック図である。 制御回路20が実行するディスプレイ情報取得プログラム100のフローチャートである。 制御回路20が実行する描画振り分けプログラム200のフローチャートである。 制御回路20が実行する描画制御ルーチン300a〜cのフローチャートである。 地図表示における画像のレイヤ化を表す図である。 ボタン表示における画像のレイヤ化を表す図である。 文字表示における画像のレイヤ化を表す図である。 表示画像部品である詳細ボタン画像50を示す図である。 表示部品である簡易ボタン画像52を示す図である。 詳細メニュー画面60を示す図である。 簡易メニュー画面65を示す図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、11…位置検出器、12…カメラ、13…操作スイッチ群、
14…スピーカ、16…RAM、17…ROM、18…外部記憶部、
19…インターフェース、20…制御回路、21…運転席ディスプレイ、
22…助手席ディスプレイ、23…後席ディスプレイ、
24…ダッシュボードディスプレイ、31…OS、32…現在位置特定プログラム、
33…地図描画プログラム、34…経路案内プログラム、
35…メニュー表示プログラム、36…後方表示プログラム、50…詳細ボタン画像、
52…簡易ボタン画像、60…詳細メニュー画面、65…簡易メニュー画面、
71〜73…第1〜第3地図レイヤ、71a、b…主要道路、
72a、72b…副主要道路、73a〜e…細街路、
81〜83…第1〜第3メニューレイヤ、81a、b…主要ボタン、
82a〜c…副次ボタン、83a〜e…詳細ボタン、
91〜93…第1〜第3名称レイヤ、100…ディスプレイ情報取得プログラム、
200…描画振り分けプログラム、300a〜c…描画制御ルーチン。

Claims (9)

  1. インターフェースと、
    前記インターフェースに接続されるディスプレイの表示特性を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記表示特性に基づいて、詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した前記選択画像表示形態で前記ディスプレイに画像を表示させる表示制御手段と、を備えた車載用画像表示制御装置。
  2. 前記特定手段が特定する前記表示特性の1つは、前記ディスプレイの解像度であり、
    前記選択手段は、前記特定手段が特定した前記解像度が高いほど、前記詳細度がより高い画像表示形態を前記選択画像表示形態として選択することを特徴とする請求項1に記載の車載用画像表示制御装置。
  3. 前記特定手段が特定する前記表示特性の1つは、前記ディスプレイの実サイズであり、
    前記選択手段は、前記特定手段が特定した前記実サイズが大きいほど、前記詳細度がより高い画像表示形態を前記選択画像表示形態として選択することを特徴とする請求項1または2に記載の車載用画像表示制御装置。
  4. 前記複数の表示形態のそれぞれは、その詳細度が高いほど、前記ディスプレイに表示させる画像中の部品数が多いことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車載用画像表示制御装置。
  5. 前記複数の表示形態のそれぞれは、その詳細度が高いほど、前記ディスプレイに表示させる画像中の部品のデータ量が多いことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車載用画像表示制御装置。
  6. それぞれ詳細度の異なる複数個の画像データを記憶する画像データ用記憶媒体を備え、
    前記複数の画像表示形態は、前記複数個の画像データのうちそれぞれ異なる1つを表示用画像として優先的に前記ディスプレイに表示させる形態であることを特徴とする請求項1ないし5に記載の車載用画像表示制御装置。
  7. 前記ディスプレイに表示させる画像を指定する情報を示す表示用データと、前記表示用データの各部分を複数のカテゴリのいずれかに振り分けるためのカテゴリ分けデータを記憶するカテゴリ化表示用データ記憶媒体を備え、
    前記複数の画像表示形態は、その詳細度が低いほど、前記複数のカテゴリのうち、より多くのカテゴリについて、前記カテゴリ分けデータによって当該カテゴリに振り分けられた前記部分を、前記ディスプレイに表示させる対象から除外する形態であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車載用画像表示制御装置。
  8. 前記特定手段は、前記ディスプレイ以外の、前記インターフェースに接続される他のディスプレイの表示特性を特定し、
    前記選択手段は更に、前記特定手段が特定した前記他のディスプレイの表示特性に基づいて、前記複数の画像表示形態のうちの一つを前記他のディスプレイ用の選択画像表示形態として選択し、
    前記表示制御手段は更に、前記選択手段が選択した、前記他のディスプレイ用の選択画像表示形態で前記他のディスプレイに画像を表示させることを特徴とする請求項1ない7のいずれか1つに記載の車載用画像表示制御装置。
  9. インターフェースに接続されるディスプレイの表示特性を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記表示特性に基づいて、詳細度が異なる複数の画像表示形態のうちの一つを選択画像表示形態として選択する選択手段、および
    前記選択手段が選択した前記選択画像表示形態で前記ディスプレイに画像を表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
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