JP6353643B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メータをバーグラフで表示する車両用表示装置に関する。
従来より、自動車用メータとして、円形状の計器を模擬した画像が表示されるグラフィックメータは知られている。このグラフィックメータでは、例えば中央に円形状の計器、その左右にゲージが配置される。また、グラフィックメータに新たなコンテンツを表示する際、計器を右側に移動させ、空いた左側のスペースにコンテンツを表示することが行われる。
この種の先行技術として、特許文献1には、円形状の計器を模擬した画像をスライドし、できたスペースに別の画像を表示することが示されている。また、特許文献2には、液晶表示器にバーグラフの画像を表示することが示されている。
特開2012−001029号公報 特開2011−195003号公報
しかしながら、従来の車両用表示装置では、計器の移動によって生まれるスペースが小さいので、このスペースに大きなコンテンツを表示することが困難であった。他方、計器を小さくしてスペースを確保しようとすると計器の視認性が低下してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メータの視認性を低下させることなく、メータ以外の情報を表示する画面内の空き領域を広く確保できる車両用表示装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 各種情報が画面に表示される表示部を備え、前記表示部の画面にはメータをバーグラフで表示したメータ画像を備える車両用表示装置であって、
前記表示部には、前記メータ画像の上側が下側より奥行き方向の奥側に位置し、前記メータ画像の上端の横幅が下端の横幅より小さく、前記メータ画像が奥行き方向に延びるように表示され、前記メータ画像が奥行き方向に延びたことで前記画面に生じる空き領域に、前記メータに関する情報以外の別の情報が表示可能であり
前記別の情報が表示されない場合には、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第1形状となるように、前記メータ画像が表示され、
前記別の情報が表示される場合には、前記メータ画像の上端が前記第1形状の上端の位置から横方向の一側に移動して、前記メータ画像の上端の横方向一側端が下端の横方向一側端より横方向一側に、前記メータ画像の上端の横方向他側端が下端の横方向他側端より横方向一側に位置する第2形状となるように、前記メータ画像が表示され、前記メータ画像が前記第1形状から前記第2形状に変化したことで生じる前記メータ画像の横方向他側の前記空き領域に、前記別の情報が表示される、
こと。
(2) 上記(1)の構成の車両用表示装置であって、
前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、入力操作に従って変化する、
こと。
(3) 上記(1)の構成の車両用表示装置であって、
前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、前記別の情報に応じて変化する、
こと。
(4) 上記(2)または(3)の構成の車両用表示装置であって、
前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、前記メータ画像の消失点が移動することによって変化する、
こと。
(5) 各種情報が画面に表示される表示部を備え、前記表示部の画面にはメータをバーグラフで表示したメータ画像を備える車両用表示装置であって、
前記表示部には、前記メータ画像の上側が下側より奥行き方向の奥側に位置し、前記メータ画像の上端の横幅が下端の横幅より小さく、前記メータ画像が奥行き方向に延びるように表示され、前記メータ画像が奥行き方向に延びたことで前記画面に生じる空き領域に、前記メータに関する情報以外の別の情報が表示可能であり
前記別の情報が表示されない場合には、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第1形状となるように、前記メータ画像が表示され、
前記別の情報が表示される場合には、前記メータ画像の上端が前記第1形状の上端の位置から下側に移動して、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第3形状となるように、前記メータ画像が表示され、前記メータ画像が前記第1形状から前記第3形状に変化したことで生じる前記メータ画像の上側の前記空き領域に、前記別の情報が表示される、
こと。
上記(1)から()の構成の車両用表示装置によれば、メータ画像が奥行き方向に延びたことで画面に生じる空き領域に、メータに関する情報以外の別の情報が表示される。
本発明によれば、メータ画像が奥行き方向に延びたことで画面に生じる空き領域に、メータに関する情報以外の別の情報が表示される。このため、メータの視認性を低下させることなく、メータ以外の情報を表示する画面内の空き領域を広く確保できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における車両用表示装置であるグラフィックメータのハードウェアの構成を示すブロック図である。 図2は、液晶表示器のグラフィック表示画面を示す図である。 図3は、ナビゲーションスイッチがオンに操作された場合のグラフィックメータの動作手順を示すフローチャートである。 図4(A)及び図4(B)は、グラフィックメータにおける通常表示と地図表示の遷移を示す図である。 図5は、ナイトビジョンスイッチがオンに操作された場合のグラフィックメータの動作手順を示すフローチャートである。 図6(A)及び図6(B)は、グラフィックメータにおける通常表示とナイトビジョン表示の遷移を示す図である。 図7は、オーディオスイッチがオンに操作された場合のグラフィックメータの動作手順を示すフローチャートである。 図8(A)及び図8(B)は、グラフィックメータにおける通常表示と音楽情報表示の遷移を示す図である。
本発明の実施の形態における車両用表示装置について図面を用いて説明する。本実施形態の車両用表示装置は、車室内のインストルメントパネルに設置されたグラフィックメータに適用される。
図1は実施の形態における車両用表示装置であるグラフィックメータ100のハードウェアの構成を示すブロック図である。グラフィックメータ100は、CPU110、グラフィックCPU130、液晶表示器150及びメモリ(EEPROM)117を有する。
CPU110は、ROM112、RAM113及びネットワーク部(CAN)115を内蔵する。ROM112には、後述する制御プログラムが格納される。RAM113はワークエリアとして使用される。
ネットワーク部115は、CAN(Controller Area Network)規格に則って、通信I/F124を介して他の機器と通信を行い、速度、エンジン回転数、燃料量、シフト位置等の情報を入力する。また、ネットワーク部115は、他の機器として通信I/F124に接続された操作スイッチ140の情報を入力する。この操作スイッチ140には、ナビゲーションスイッチ142、ナイトビジョンスイッチ144及びオーディオスイッチ146が含まれる。また、ネットワーク部115は、通信I/F124を介して他の機器と通信を行い、地図情報、ナイトビジョン(暗視映像)、音楽情報等を入力する。
CPU110には、入力インタフェース(I/F)122を介してイグニッションスイッチ(IGN+)の信号が入力される。また、CPU110には、バッテリ(+B)から電力が供給され、電源電圧Vcc及びリセット電圧を出力する電源回路121が接続される。また、CPU110には、走行距離と積算走行距離の表示を切り換えるODO/TRIPスイッチ126が接続される。
グラフィックCPU130は、CPU110から入力される命令に従って、グラフィック要素を液晶表示器150の画面上に表示する。グラフィックCPU130には、制御プログラムが格納されたROM132、及び、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリであるRAM133が接続される。
実際には、CPU110がRAM133に表示データを書き込み、グラフィックCPU130は、RAM133に書き込まれた表示データを液晶表示器150に与えてグラフィックの描画を行う。また、グラフィックCPU130は、液晶表示器150の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成する。表示データは、これらの同期信号に同期したタイミングで液晶表示器150に与えられる。
液晶表示器150(表示部)は、液晶デバイスにより構成された多数の微小表示セルをX方向及びY方向に並べて配置されたカラーの2次元表示画面(グラフィック表示画面)を有する。液晶表示器150は、多数の微小表示セルの表示状態をセル毎に個別に制御することにより、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の各種情報をグラフィカルに表示する。
図2は液晶表示器150のグラフィック表示画面を示す図である。矩形のグラフィック表示画面には、3つのメータ(計器)、シフト位置情報及び付加情報が表示される。画面中央には、メータとして、速度を指示する速度計160が配置される。速度計160は、目盛りを表すバーの上に、速度を表す数値(画面下から「20」、「40」、「60」、…)が記されたバーグラフで描画される。速度の指示値はグラフの高さ(図中、網点部分)で表される。
速度計160の画面左側には、別のメータとして、エンジン回転数を指示する回転計170が配置される。回転計170は、1000rpmを単位とする目盛りを表すバーの上に、エンジン回転数を表す数値(画面下から「1」、「2」、「3」、…)が記されたバーグラフで描画される。エンジン回転数の指示値はグラフの高さ(図中、網点部分)で表される。
また、速度計160の画面右側には、別のメータとして、燃料量を指示する燃料計180が配置される。燃料計180は、下端側を空(Empty)とし、上端側を満タン(Full)とする目盛りを表すバーの上に、燃料量を表す文字(「E」、「1/2」、「F」)が記されたバーグラフで描画される。燃料量の指示値はグラフの高さ(図中、網点部分)で表される。
また、回転計170の左側には、シフト位置を表すシフト画像190が配置される。シフト画像190として、画面下方に現在のシフト位置を表す「D」の文字が、他の文字より明るくかつ大きく描画される。
本実施形態では、速度計160、回転計170及び燃料計180は、奥行き方向に延びたバーグラフで描画されている。これらの画像は、透視図法(1点透視)に則って描画される。例えば、速度計160の画像は、画面外の上方に消失点pが位置するように、描画されている。なお、回転計170及び燃料計180の消失点は、それぞれ速度計160の消失点pと僅かに異なる位置に設定されているが、同じ位置に設定されてもよい。また、これらの画像を描画する際、透視図法によらず、単に手前のものを大きくし、奥のものを小さくすることで、奥行き感をもたせてもよい。
また、シフト位置を表すシフト画像190も、速度計160、回転計170及び燃料計180と同じように、描画されている。
このように、速度計160、回転計170及び燃料計180、並びにシフト画像190が、液晶表示器150のグラフィック表示画面上、奥行き方向に延びるように描画される、つまり、略三角形の形状に描画されることで、画面上方の領域(特に左右の領域)には、スペース(空き領域)が生まれる。
即ち、消失点pが画面中央の外側に位置するように、速度計160の画像が描画された場合、図2に示すように、画面上方には、領域A、領域B、領域Cからなる空き領域が生まれる。
また、消失点pが画面右の外側に位置するように(図2の点p2参照)、設定された場合、領域Aは拡がり、元の領域Aと元の領域Bの下側の左半分とに相当する空き領域(スペース)が新たに生まれる。また、消失点pが画面左の外側に位置するように(図2の点p1参照)、設定された場合、領域Cは拡がり、元の領域Cと元の領域Bの下側の右半分とに相当する空き領域が生まれる。また、消失点pが画面内の中央に位置するように(図2の点p3参照)、設定された場合、拡がった領域A、B、Cに空き領域が生まれる。
このように、消失点pの位置を移動させることで、画面内の空き領域が変化する。本実施形態では、画面に生じた、これらの空き領域に、メータに関する情報以外の別の情報として、地図情報、ナイトビジョン、音楽情報などのコンテンツが表示される。以後、速度計160、回転計170及び燃料計180、並びにシフト画像190を、まとめてメータ画像200と称することにする。
また、グラフィック表示画面には、燃費(「Ave 20.5km/l」と表示)、及び積算走行距離(「Odo 1234km」と表示)の付加情報215が表示される。燃費及び積算走行距離の情報は、通常時(ナビゲーション以外の時)、画面の右側に表示される。なお、積算走行距離(Odo)と走行距離(Trip)は切替可能である。
上記構成を有するグラフィックメータ100の動作を示す。始めに、ナビゲーション時の表示動作を示す。図3はナビゲーションスイッチ142がオンに操作された場合のグラフィックメータ100の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはCPU110内のROM112に格納されており、イグニッションスイッチがオンになって電源が供給されると、CPU110によって実行される。図4(A)及び図4(B)はグラフィックメータ100における通常表示と地図表示の遷移を示す図である。
まず、CPU110は、通信I/F124を介して、運転データ(速度、エンジン回転数、燃料量、シフト位置等の情報)を取得し、EEPROM117に格納されている複数のパーツ画像を読み出してメータ画像200を描画し、グラフィックCPU130に送る(ステップS1)。グラフィックCPU130は、CPU110から送られたメータ画像200の画像データをRAM133に一旦格納した後、図4(A)に示すように、液晶表示器150の画面にメータ画像200を表示する。
CPU110は、通信I/F124を介して入力される操作スイッチ140の情報をもとに、ナビゲーションスイッチ142がオンであるか否かを判別する(ステップS2)。ナビゲーションスイッチ142がオンでない場合、CPU110はステップS2の処理を繰り返す。
一方、ナビゲーションスイッチ142がオンである場合、CPU110は、図4(B)に示すように、消失点を右方向に移動させ(例えば図2の点p2)、画面の右側に傾いた状態となるように、略三角形のメータ画像200を変形させる(ステップS3)。CPU110は、メータ画像200が画面の右側に傾くことで生じた画面の左側のスペース(拡がった領域A)に、ナビ機能を持つ地図情報210を表示させる(ステップS4)。また、このとき、CPU110は、燃費及び積算走行距離の付加情報215を画面の左側に移動させる。
この後、CPU110は、ナビゲーションスイッチ142がオフになるまで待つ(ステップS5)。ナビゲーションスイッチ142がオフになると、CPU110は、図4(A)に示すように、画面の左側のスペースに表示されていた地図情報210を消去する(ステップS6)。さらに、CPU110は、消失点を元の位置に戻し、メータ画像200を画面の中央の位置に戻す(ステップS7)。この後、CPU110は本動作を終了する。
つぎに、ナイトビジョン時の表示動作を示す。図5はナイトビジョンスイッチ144がオンに操作された場合のグラフィックメータ100の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはCPU110内のROM112に格納されており、イグニッションスイッチがオンになって電源が供給されると、CPU110によって実行される。図6(A)及び図6(B)はグラフィックメータ100における通常表示とナイトビジョン表示の遷移を示す図である。
まず、CPU110は、通信I/F124を介して、運転データを取得し、EEPROM117に格納されている複数のパーツ画像を読み出してメータ画像200を描画し、グラフィックCPU130に送る(ステップS11)。グラフィックCPU130は、CPU110から送られたメータ画像200の画像データをRAM133に一旦格納した後、図6(A)に示すように、液晶表示器150の画面にメータ画像200を表示する。
CPU110は、通信I/F124を介して入力される操作スイッチ140の情報をもとに、ナイトビジョンスイッチ144がオンであるか否かを判別する(ステップS12)。ナイトビジョンスイッチ144がオンでない場合、CPU110はステップS12の処理を繰り返す。
一方、ナイトビジョンスイッチ144がオンである場合、CPU110は、図6(B)に示すように、消失点を下方向に移動させて画面内(例えば図2の点p3)に設定し、画面の下側に押された状態となるように、略三角形のメータ画像200を変形させる(ステップS13)。CPU110は、メータ画像200が画面の下側に押されたことで生じた画面の上側のスペース(拡がった領域A、B、C)に、ナイトビジョン(暗視映像)220を表示させる(ステップS14)。
CPU110は、ナイトビジョンスイッチ144がオフになるまで待つ(ステップS15)。ナイトビジョンスイッチ144がオフになると、CPU110は、図6(A)に示すように、画面の上側のスペースに表示されていたナイトビジョン220を消去する(ステップS16)。さらに、CPU110は、消失点を元の位置に戻し、メータ画像200を画面の中央の位置に戻す(ステップS17)。この後、CPU110は本動作を終了する。
つぎに、音楽視聴時の表示動作を示す。図7はオーディオスイッチ146がオンに操作された場合のグラフィックメータ100の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはCPU110内のROM112に格納されており、イグニッションスイッチがオンになって電源が供給されると、CPU110によって実行される。図8(A)及び図8(B)はグラフィックメータ100における通常表示と音楽情報表示の遷移を示す図である。
まず、CPU110は、通信I/F124を介して、運転データを取得し、EEPROM117に格納されている複数のパーツ画像を読み出してメータ画像200を描画し、グラフィックCPU130に送る(ステップS21)。グラフィックCPU130は、CPU110から送られたメータ画像200の画像データをRAM133に一旦格納した後、図8(A)に示すように、液晶表示器150の画面にメータ画像200を表示する。
CPU110は、通信I/F124を介して入力される操作スイッチ140の情報をもとに、オーディオスイッチ146がオンであるか否かを判別する(ステップS22)。オーディオスイッチ146がオンでない場合、CPU110はステップS22の処理を繰り返す。
一方、オーディオスイッチ146がオンである場合、CPU110は、図8(B)に示すように、消失点を左方向に移動させ(例えば図2の点p1)、画面の左側に押された状態となるように、略三角形のメータ画像200を変形させる(ステップS23)。CPU110は、メータ画像200が画面の左側に押されたことで生じた画面の右側のスペース(拡がった領域C)に、音楽情報230を表示させる(ステップS24)。
CPU110は、オーディオスイッチ146がオフになるまで待つ(ステップS25)。オーディオスイッチ146がオフになると、CPU110は、図8(A)に示すように、画面の右側のスペースに表示されていた音楽情報230を消去する(ステップS26)。さらに、CPU110は、消失点を元の位置に戻し、メータ画像200を画面の中央の位置に戻す(ステップS27)。この後、CPU110は本動作を終了する。
本実施形態のグラフィックメータによれば、矩形のグラフィック表示画面に、奥行き方向に延びるように描画された略三角形のメータ画像が表示されるので、メータ画像の視認性を低下させることなく、コンテンツが表示されるスペースを大きく確保できる。また、略三角形のメータ画像が変形するように移動しても、メータ画像の下端側はほとんど変化しないので、運転者はメータを見失うことが無く、視認性が確保される。
また、消失点を移動させる、つまり奥行き方向を変更する入力操作を操作スイッチ140によって受け付けることで、液晶表示器150に表示されるメータ画像が変化する。この結果、画面内のスペースが変化するので、スペースを任意の場所に設定することができる。
また、コンテンツの種類に応じて、奥行き方向を変更するので、コンテンツの種類に適した表示が可能となる。また、消失点の位置を変えるだけで、奥行き方向を容易に変更することができる。
また、バーグラフに含まれる目盛りの値も奥行き方向に延びるように描画されるので、メータ画像全体を立体視することができ、斬新な表示となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、ナビゲーション時、ナイトビジョン時、音楽視聴時の処理を別々に行ったが、1つの処理として、操作スイッチの情報に対応するコンテンツの種類を判別し、このコンテンツの種類に対応する位置に消失点を移動させることで、奥行き方向を変更してもよい。
また、コンテンツの種類としては、上記実施形態で例示したものに限られず、バックカメラの映像やアラーム情報等を挙げることができる。
また、上記実施形態では、奥行き方向を変更する指示として、ナビゲーションスイッチ、ナイトビジョンスイッチ、オーディオスイッチ等の状態を入力したが、コンテンツの種類によらず、消失点の位置を変更する指示を直接入力してもよい。これにより、汎用性の高い表示が可能となる。
また、本実施形態では、奥行き感を持たせるために、奥行き方向に延びるように、メータ画像(スライドバー及び目盛りの値を含む)が表示される場合を示したが、スライドバーだけが奥行き方向に延びるように表示され、その上に配置される目盛りの値は奥行き方向に同じ大きさのままであってもよい。これにより、例えば速度の大きい上方の数値が小さくならず、視認し易くすることもできる。
本発明は、車両用表示装置において、メータ以外の情報を表示する画面内の空き領域を広く確保でき、有用である。
ここで、上述した本発明に係る車両用表示装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 各種情報が画面に表示される表示部(液晶表示器150)を備え、前記表示部の画面にはメータ(速度計160、回転計170、燃料計180)をバーグラフで表示したメータ画像を備える車両用表示装置(グラフィックメータ100)であって、
前記表示部には、前記メータ画像が奥行き方向に延びるように表示され、前記メータ画像が奥行き方向に延びたことで前記画面に生じる空き領域(領域A、領域B、領域C)に、前記メータに関する情報以外の別の情報(地図情報210、付加情報215、ナイトビジョン220、音楽情報230)が表示される、
ことを特徴とする車両用表示装置。
[2] 前記表示部に表示される前記メータ画像が延びる奥行き方向は、入力操作に従って変化する、
ことを特徴とする[1]に記載の車両用表示装置。
[3] 前記表示部に表示される前記メータ画像が延びる奥行き方向は、前記別の情報に応じて変化する、
ことを特徴とする[1]に記載の車両用表示装置。
[4] 前記表示部に表示される前記メータ画像が延びる奥行き方向は、前記メータ画像の消失点(p)が移動することによって変化する、
ことを特徴とする[2]または[3]に記載の車両用表示装置。
100 グラフィックメータ
110 CPU
112、132 ROM
113、133 RAM
117 EEPROM
121 電源回路
122 入力I/F
124 通信I/F
126 ODO/TRIPスイッチ
130 グラフィックCPU
140 操作スイッチ
142 ナビゲーションスイッチ
144 ナイトビジョンスイッチ
146 オーディオスイッチ
150 液晶表示器
160 速度計
170 回転計
180 燃料計
190 シフト画像
200 メータ画像
210 地図情報
215 付加情報
220 ナイトビジョン(暗視映像)
230 音楽情報

Claims (5)

  1. 各種情報が画面に表示される表示部を備え、前記表示部の画面にはメータをバーグラフで表示したメータ画像を備える車両用表示装置であって、
    前記表示部には、前記メータ画像の上側が下側より奥行き方向の奥側に位置し、前記メータ画像の上端の横幅が下端の横幅より小さく、前記メータ画像が奥行き方向に延びるように表示され、前記メータ画像が奥行き方向に延びたことで前記画面に生じる空き領域に、前記メータに関する情報以外の別の情報が表示可能であり
    前記別の情報が表示されない場合には、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第1形状となるように、前記メータ画像が表示され、
    前記別の情報が表示される場合には、前記メータ画像の上端が前記第1形状の上端の位置から横方向の一側に移動して、前記メータ画像の上端の横方向一側端が下端の横方向一側端より横方向一側に、前記メータ画像の上端の横方向他側端が下端の横方向他側端より横方向一側に位置する第2形状となるように、前記メータ画像が表示され、前記メータ画像が前記第1形状から前記第2形状に変化したことで生じる前記メータ画像の横方向他側の前記空き領域に、前記別の情報が表示される、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、入力操作に従って変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、前記別の情報に応じて変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記表示部に表示される前記メータ画像の上端の位置は、前記メータ画像の消失点が移動することによって変化する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の車両用表示装置。
  5. 各種情報が画面に表示される表示部を備え、前記表示部の画面にはメータをバーグラフで表示したメータ画像を備える車両用表示装置であって、
    前記表示部には、前記メータ画像の上側が下側より奥行き方向の奥側に位置し、前記メータ画像の上端の横幅が下端の横幅より小さく、前記メータ画像が奥行き方向に延びるように表示され、前記メータ画像が奥行き方向に延びたことで前記画面に生じる空き領域に、前記メータに関する情報以外の別の情報が表示可能であり
    前記別の情報が表示されない場合には、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第1形状となるように、前記メータ画像が表示され、
    前記別の情報が表示される場合には、前記メータ画像の上端が前記第1形状の上端の位置から下側に移動して、前記メータ画像の上端の左端が下端の左端より右側に、前記メータ画像の上端の右端が下端の右端より左側に位置する第3形状となるように、前記メータ画像が表示され、前記メータ画像が前記第1形状から前記第3形状に変化したことで生じる前記メータ画像の上側の前記空き領域に、前記別の情報が表示される、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
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