JP2002340600A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2002340600A
JP2002340600A JP2001149446A JP2001149446A JP2002340600A JP 2002340600 A JP2002340600 A JP 2002340600A JP 2001149446 A JP2001149446 A JP 2001149446A JP 2001149446 A JP2001149446 A JP 2001149446A JP 2002340600 A JP2002340600 A JP 2002340600A
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JP2001149446A
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Kazuto Kato
和人 加藤
Yoshiharu Nakaji
義晴 中路
Shunsuke Hijikata
俊介 土方
Akinari Hirao
章成 平尾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイ部に選択メニュー画像を表示し
た際に、表示前の画像との対応を認識し易くすることの
できる車両用表示装置を提供することが課題である。 【解決手段】 運転者によりメニュー表示スイッチ5が
押された際には、ディスプレイ部8の画面の上側からナ
ビゲーション用地図画像を下側へ押し出すようにして選
択メニュー画像を表示している。従って、運転者は、選
択メニュー画像が表示された後の、ナビゲーション用地
図画像を認識し易くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内に搭載さ
れ、ナビゲーション用地図、選択メニュー、或いは車速
等の各種情報を表示する車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における車両用表示装置としては、
例えば特開2000−230833号公報(以下、従来
例という)に記載されたものが知られている。該従来例
は、ナビゲーション用の地図と、各種の操作を行うため
の選択メニューとを同一画面上に重ねて表示するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例に記載された車両用表示装置においては、地図
上にメニューを表示する方式では、地図上にメニュー画
面が重畳されることにより、重なり合った部分の地図情
報を得ることができないことがあり、また、地図とメニ
ューを分割表示する方式では、元の表示との関係が分か
り難くなることがあった。
【0004】更には、地図のスクロール方向とメニュー
の配列の方向が統一されていない表示方法であるため、
運転者の視線の動きが統一されていないので、画面が見
難かったり、操作の方向を直感的に知ることが難しいこ
とがあった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
メニュー画面を表示させた際に、画面がどのように切り
替わってきたか、即ち、以前の画面との対応が分かり易
く、且つ、画面表示される各種の情報を見るときの視線
の動きを統一することのできる車両用表示装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、車両内部に搭載さ
れ、当該車両に関する各種情報を表示する車両用表示装
置において、少なくとも車両情報、地図情報、及び各種
機能の選択メニューを上下方向に選択的に表示する表示
手段と、前記表示手段の表示を制御する表示制御手段
と、前記選択メニューを表示する操作を行うメニュー表
示スイッチと、を有し、前記表示制御手段は、前記メニ
ュー表示スイッチの操作に対応して、前記表示手段に表
示されている各種情報を上下方向にスライド移動させ
て、前記選択メニューを表示させることが特徴である。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記表示手段の
画面は、前記地図情報と前記選択メニューの画像とで上
下方向にて略2等分に分割され、前記選択メニューは分
割された画面の上側に表示されることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記表示手段の
画面に表示される画像は、前記メニュー表示スイッチが
操作された際に、前記選択メニューの画像が画面上方か
ら次第に下方向けてスライドし、メニュー表示スイッチ
操作前に表示されていた画像が下方に向けてスライド移
動しながら、画面を略2等分に分割して前記選択メニュ
ーの画像と、前記メニュー表示スイッチ操作前の表示画
像との2分割の画面とすることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記表示手段の
画面は、車速を示す画像と選択メニューの画像とを左右
方向に並べて表示し、且つ、車速を示す画像の下端と選
択メニューの画像の下端とを略一致するようにして表示
することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記表示手段の
画面に、前記地図情報及び前記選択メニューを表示した
際には、前記地図情報は、自車両進行方向の前方側の地
図の範囲が、後方側の地図の範囲よりも大きな割合で表
示されることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記表示制御手
段は、前記メニュー表示スイッチが操作された際に、前
記表示手段に表示された各種情報の変化する方向を、ス
クロールスイッチの駆動方向に一致した表示画面に切り
換えることを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、運転者以外の同
乗者が前記選択メニューを表示させるべく操作したこと
を検出する同乗者操作検出手段を具備し、該同乗者操作
検出手段による操作が検出された際には、前記表示手段
の画面の上下方向を前記選択メニューの画像と前記同乗
者操作検出手段が操作される前の表示画像とで2分割
し、前記選択メニューを前記2分割された画面の下側に
表示することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、表示手段に選択メ
ニュー画像を表示させた場合でも、選択メニューが上下
方向に配列表示され、且つ、上下方向にスライド移動す
るため、元の画面表示からどのように変化してきたかを
理解し易く、また、画面や操作メニューのスクロールの
方向が統一されるので、運転者は画面を見易くなり、直
感的に操作の方向を認識することができる。
【0014】請求項2の発明では、ナビゲーション画像
と選択メニューとが、画面上下方向にて略2等分に分割
されて表示されるので、視界中心から遠い画面の下側に
変化の激しい地図画面が表示されるため、画面の視認性
を向上させることができる。
【0015】請求項3の発明では、選択メニュー画像を
表示させる際に、以前に表示されていた画像(例えば、
ナビゲーション用地図画像)を下方にスライド移動させ
ながら、略2等分した画像となるように変化するので、
前方から画面に視線を移動させる方向と変化の方向が一
致し、運転者による画面の視認性を向上させることがで
きる。
【0016】請求項4の発明では、選択メニュー画像の
下端と、車速を示す画像の下端が略一致するようにして
表示されるので、見切り線が一致し、画面に表示された
画像を見やすくなる。
【0017】請求項5の発明では、選択メニュー画像が
表示され、ナビゲーション用地図画像の表示領域が狭く
なった際に、ナビゲーション用地図画像上では、車両の
前方側の領域が後方側の領域よりも広く表示されるの
で、将来の運転に必要なより必要性の高い部分が多い地
図情報を得ることができる。
【0018】請求項6の発明では、ナビゲーション用地
図画像のスクロール方向、及び車速を示す画像のバーの
方向が上下方向でない場合に、メニュー表示スイッチを
操作すると、これらの方向が上下方向を向くように表示
形態が切り換えられるので、変化方向が一致し、視線移
動が一定方向に統一されるため、運転者による視認性を
向上させることができる。
【0019】請求項7の発明では、同乗者が選択メニュ
ー画像を表示させる操作を行った際には、表示手段の画
面を略2等分し、下側の領域に選択メニューを表示する
ので、選択メニュー画像が運転者の視野に入りにくくな
り、運転者を煩わせることを防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
係る車両用表示装置、及びその周辺機器の構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、該車両用表示装置
10は、当該車両の現在位置を計測する現在位置計測部
4と接続されている。
【0021】現在位置計測部4は、測位用衛星から発信
される電波を受信するGPSアンテナ1と、車両に取り
付けられたジャイロセンサ2、及び車輪に取り付けられ
た距離センサ3と接続されており、これらからの信号に
基づいて車両の現在位置を絶対位置として計測するもの
である。
【0022】更に、車両用表示装置10は、車両に関す
る各種の情報(車両情報、地図情報、選択メニュー)を
表示するディスプレイ部(表示手段)8と、該ディスプ
レイ部8に各種機能の選択メニュー画像を表示させるべ
く操作を行うメニュー表示スイッチ5と、ディスプレイ
部8に表示される選択メニュー画像や地図画像をスクロ
ールし、且つ所望する選択メニューを決定する操作を行
うスクロール・決定スイッチ6と、制御部(表示制御手
段)7と、を具備している。
【0023】制御部7は、現在位置計測部4より与えら
れる車両の現在位置情報(地図情報)、メニュー表示ス
イッチ5の操作信号、スクロール・決定スイッチ6の操
作信号に基づいて、車両の現在位置周辺の地図や選択メ
ニュー画像を映像信号としてディスプレイ部8に出力す
る。
【0024】図2は、上述した車両用表示装置10を車
両内に搭載した様子を模式的に示す説明図である。同図
に示すように、車両運転席側に取り付けられたハンドル
(ステアリングホイール)9の左側前部に、ディスプレ
イ部8が設置されている。更に、ハンドル9の右側に
は、上下方向にスクロール操作を行い、且つ所望する項
目を選択するためのスクロール・決定スイッチ6が搭載
され、左側には操作メニュー画面を表示するためのメニ
ュー表示スイッチ5が搭載されている。そして、運転者
は、該ディスプレイ部8を視認することにより、画面表
示されるナビゲーション用地図、車速等の情報を認識す
ることができ、更に、メニュー表示スイッチ5を操作す
ることにより操作メニューをディスプレイ部8に表示さ
せることができる。
【0025】図3は、本実施形態に係る車両用表示装置
10の動作を示すフローチャートであり、以下、該フロ
ーチャートを参照しながら本実施形態の動作について説
明する。
【0026】まず、図3に示すステップS1の処理にお
いて、現在位置計測部4は、測位用衛星より発信される
電波をGPSアンテナ1を介して受信し、車両の現在位
置を絶対位置情報として測位する。また、GPSアンテ
ナ1にてGPS信号を受信することができない場合に
は、車両に取り付けられたジャイロセンサ2と、車輪に
取り付けられた距離センサ3より入力される測位データ
に基づく自律航法を用いることにより、車両の現在位置
を測位する。そして、制御部7では、前述の処理で求め
られた位置情報を基に、自車両の現在位置、及び現在位
置の周辺の地図を合成する処理を行う。
【0027】次いで、ステップS2にて、ステップS1
で得られた地図画像(ナビゲーション用地図画像)をデ
ィスプレイ部8に表示する処理が行われる。更に、ステ
ップS3にて、制御部7に内蔵されているタイマーがリ
セットされる。
【0028】ステップS4では、イグニッションスイッ
チがオンであるかオフであるかの判定処理が行われ、イ
グニッションスイッチがオフでなければ、ステップS5
にて制御部7は、メニュー表示スイッチ5より得られる
操作信号により、メニュー操作スイッチ5が押されてい
るかどうかを判断する。ここで、メニュー表示スイッチ
5が押されていなければ、ステップS1からの処理を繰
り返す。
【0029】また、メニュー表示スイッチ5が押されて
いる場合には、ステップS6の処理にてディスプレイ部
8に選択メニューの画像を表示する。この際、後述する
ように、選択メニューの画像は、ディスプレイ部8に予
め表示されているナビゲーション用地図の画像を画面の
上側から下側へ押し出すようにし、2つの画像が画面全
体を略2等分するように表示される。これと同時に、ス
テップS7にて制御部7に内蔵されているタイマーをス
タートさせる。
【0030】次いで、ステップS8にてスクロール・決
定スイッチ6による「決定」操作が入力されているかど
うかが判断され、決定操作が行われている場合には、ス
テップS11の処理にて、決定されたメニューを実行
し、ステップS13にてディスプレイ部8に表示された
選択メニュー画像を消去する。選択メニューを消去する
際には、前述した表示の時とは反対に、選択メニュー画
像がディスプレイ部8の画面上方に押し出されるように
して消去される。
【0031】他方、ステップS8にて決定操作が行われ
ていない場合には、ステップS9にてスクロール・決定
スイッチ6による「スクロール」操作が行われているか
どうかが判断される。画面をスクロールする操作が行わ
れている場合には、ステップS10の処理にて、操作メ
ニュー画像をスクロールし、ステップS8の処理に戻
る。
【0032】また、スクロール操作が行われていない場
合には、ステップS12にて前述したタイマーにより所
定時間が経過したかどうかが判断され、所定時間が経過
した場合には、ステップS13にて操作メニュー画像を
消去する。
【0033】こうして、ディスプレイ部8に操作メニュ
ー画像を表示させ、表示された操作メニューにて選択さ
れた項目を実行することができる。
【0034】図4は、ディスプレイ部8の表示例を示す
説明図であり、同図(a)は、操作メニュー画像が表示
されていない状態、同図(b)は、選択メニュー画像が
表示されつつある状態、そして、同図(c)は、選択メ
ニュー画像が表示された後の状態を示している。
【0035】同図(a)に示すように、運転者がメニュ
ー表示スイッチ5を押していない場合には、選択メニュ
ー画像は表示されておらず、ナビゲーション用地図画像
(地図情報)D1、速度メータ(車両のデータ)の画像
D2、走行距離データ(ODOメータ)の画像D3、及
び燃料データの画像D4が示されている。右ハンドル車
の場合には、速度メータの画像D2は運転者から見易い
右上方に配置され、ナビゲーション用地図画像D1は、
広い表示面積を必要とするため、速度メータの画像D2
の左側にほぼ画面の全高さ(上端から下端まで)を使用
して表示されている。また、走行距離データの画像D3
は、速度メータの画像D1の下方に表示されている。
【0036】そして、運転者によりメニュー表示スイッ
チ5が押されると、図4(b)に示すように、ディスプ
レイ部8の画面上方から選択メニュー画像D5が降りて
きて、これに伴ってナビゲーション用地図画像D1が下
方にスライド移動し、最終的に同図(c)に示す如く
の、ナビゲーション用地図画像D1と選択メニュー画像
D5とが略2等分に分割された画面表示となる。
【0037】つまり、同図(a)に示す表示から(c)
に示す表示に直接切り換えられるのではなく、画面上方
から選択メニュー画像D5がスライド移動して最終的に
同図(c)の状態に切り換えられるので、メニュー表示
スイッチ5を押す前に表示されていたナビゲーション用
地図画像が画面の下方にスライド移動したことがわかり
易くなり、運転者は、ナビゲーション用地図の表示位置
が変更されても、地図上の位置関係を容易に認識するこ
とができるという利点がある。
【0038】また、選択メニュー画像D5を表示するこ
とにより、ナビゲーション用地図画像D1の表示範囲を
狭くする必要があり、本実施形態では同図(c)に示す
ように、自車両の進行方向の前方、及び後方の範囲を一
部割愛して表示している。この際、進行方向前方の範囲
を、後方の範囲よりも広くとることにより、実用上必要
とされる確立の高い地図画像がより多く表示されるよう
にしている。これにより、情報の実質的減少量を抑制す
ることができる。
【0039】更に、同図(c)に示すように、選択メニ
ュー画像D5が全て表示された状態では、選択メニュー
画像D5とナビゲーション用地図画像D1とが、ディス
プレイ部8の高さ方向(上下方向)を略2等分して表示
され、且つ、選択メニュー画像D5の下端と速度メータ
の画像D2の下端とが略一致して表示されるので、運転
者にとって見易い下方角を得ることができる。
【0040】また、スクロール・決定スイッチ6の操作
により画面がスクロールされる方向、操作メニュー画像
D5中のスクロール方向、速度メータ画像D2のバーの
表示方向を上下方向に統一することにより、操作時の画
面の動きが全て上下方向に統一され、スクロールの操作
方向と画面の動く方向が一致するため、ディスプレイ部
8の画面の視認性、操作性が向上する。
【0041】ここで、速度メータ画像D2の表示方法
は、図4に示した如くの、バーが上下方向に変化するも
ののほかに、左右方向に変化するものもある。また、ナ
ビゲーション用地図画像D1のスクロール方向は、車両
の進行方向が常に画面の上方に向くとは限らず、画面上
方を常時「北」方向とする場合もある。即ち、図5に示
すように、自車両マークP1が画面の上下方向以外の方
向を向き、且つ、速度メータ画像D2のバーが左右方向
に変化する表示形態を有するものがある。
【0042】このような表示形態を有する場合には、メ
ニュー表示スイッチ5が押された時点で、自動的に各表
示画像を図4(a)に示すように、上下方向に変化する
形態に切り換えた後に、選択メニュー画像D5を表示す
るようにする。これにより、画面変化の方向が統一さ
れ、視認性が良く、且つ、理解し易い画面表示とするこ
とができる。
【0043】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図6は、第2の実施形態に係る車両用表示装置
及びその周辺機器を示すブロック図である。同図に示す
ように、該車両用表示装置20は、メニュー表示スイッ
チ5と、スクロール・決定スイッチ6と、制御部7と、
ディスプレイ部8、及び同乗者用操作スイッチ(同乗者
操作検出手段)11を有している。
【0044】また、車両用表示装置20は、現在位置計
測部4と接続されており、該現在位置計測部4は、GP
Sアンテナ1と、ジャイロセンサ2、及び距離センサ3
と接続されている。
【0045】同乗者用操作スイッチ11は、車両に搭乗
する運転者以外の乗員が操作して操作メニューを表示さ
せ、且つ、表示された操作メニューをスクロール、決定
するためのスイッチである。なお、その他の構成につい
ては、前述した第1の実施形態と同様であるので、同一
符号を付してその説明を省略する。
【0046】図7は、車両用表示装置20の動作を示す
フローチャートであり、該フローチャートを参照しなが
ら、第2の実施形態の動作について説明する。
【0047】まず、図7に示すステップS21の処理に
おいて、現在位置計測部4は、測位用衛星より発信され
る電波をGPSアンテナ1を介して受信し、車両の現在
位置を絶対位置情報として測位する。また、GPSアン
テナ1にてGPS信号を受信することができない場合に
は、車両に取り付けられたジャイロセンサ2と、車輪に
取り付けられた距離センサ3より入力される測位データ
に基づく自律航法を用いることにより、車両の現在位置
を測位する。そして、制御部7では、前述の処理で求め
られた位置情報を基に、自車両の現在位置、及び現在位
置の周辺の地図を合成する処理を行う。
【0048】次いで、ステップS22にて、ステップS
21で得られた地図画像をディスプレイ部8に表示する
処理が行われる。更に、ステップS23にて、制御部7
に内蔵されているタイマーがリセットされる。
【0049】ステップS24では、イグニッションスイ
ッチがオンであるかオフであるかの判定処理が行われ、
イグニッションスイッチがオフでなければ、ステップS
25にて制御部7は、運転者により、メニュー操作スイ
ッチ5が押されているかどうかを判断する。
【0050】そして、運転者によりメニュー操作スイッ
チ5が押されていない場合には、ステップS34にて、
同乗者用操作スイッチ11が押されているかどうかを判
断する。運転者、同乗者ともに操作スイッチを押してい
ない場合には、ステップS21からの処理を繰り返す。
【0051】運転者によりメニュー表示スイッチ5が押
されている場合には、ステップS26の処理にてディス
プレイ部8に選択メニュー画像を表示する。このときの
選択メニューの表示方法は、前述した第1の実施形態と
同様であり、ディスプレイ部8の画面上方から選択メニ
ュー画像が降りてくるように表示される。次いで、ステ
ップS27にて制御部7に内蔵されたタイマーをスター
トさせる。
【0052】また、同乗者により同乗者用操作スイッチ
11が押された場合には、ステップS35にて同乗者用
の選択メニューを表示する処理を行う。このときの表示
形態は、後述するように、選択メニュー画像がナビゲー
ション用地図画像の下方となるように表示される。その
後、ステップS27にてタイマーをスタートさせる処理
を行う。次いで、ステップS28にてスクロール・決定
スイッチ6による「決定」操作が入力されているかどう
かが判断され、決定操作が行われている場合には、ステ
ップS31の処理にて決定されたメニューを実行し、ス
テップS33にてディスプレイ部8に表示された選択メ
ニュー画像を消去する。選択メニューを消去する際に
は、前述した表示の時とは反対に、選択メニューがディ
スプレイ部8の画面上方に押し出されるように消去す
る。
【0053】他方、ステップS28にて決定操作が行わ
れていない場合には、ステップS29にてスクロール・
決定スイッチ6による「スクロール」操作が行われてい
るかどうかが判断される。画面をスクロールする操作が
行われている場合には、ステップS30の処理にて、操
作メニュー画像をスクロールし、ステップS28の処理
に戻る。
【0054】また、スクロール操作が行われていない場
合には、ステップS32にて前述したタイマーにより所
定時間が経過したかどうかが判断され、所定時間が経過
した場合には、ステップS33にて操作メニューの画面
を消去する。
【0055】このようにして、本実施形態では、前述し
た第1の実施形態の効果に加え、選択メニューを表示さ
せるための操作が、運転者によるものか、或いは同乗者
によるものかに応じて、選択メニュー画像の表示位置を
変更している。
【0056】つまり、運転者が操作したときには、選択
メニュー画像はディスプレイ部8の2分割された画面の
上側に表示され、同乗者が操作したときには、図8に示
すように、選択メニューはディスプレイ部8の画面の下
側に表示される。よって、同乗者が操作したときには、
メニュー画面が運転者の視野に入りにくくなり、運転者
が煩わしさを感じ難くなる。
【0057】なお、上記した第2の実施形態では、運転
者が操作するメニュー表示スイッチ5、及びスクロール
・決定スイッチ6とは別に、同乗者専用の同乗者用操作
スイッチ11を搭載する構成としたが、画像処理やスイ
ッチ付近の静電容量分布等を計測することにより、スイ
ッチ操作者が運転者であるか同乗者であるかを判断する
ことができる場合には、メニュー表示スイッチ5、及び
スクロール・決定スイッチ6と、同乗者用操作スイッチ
11を共用とすることも可能である。
【0058】以上、本発明の車両用表示装置を図示の実
施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任
意の構成のものに置き換えることができる。
【0059】例えば、上記した実施形態は、右側にハン
ドルを有する車両の例を挙げたが、左側にハンドルを有
する車両についても適用することができるものである。
また、ナビゲーション用地図画像及び操作メニュー画像
以外の情報として、車速情報、走行距離情報、及び燃料
の情報を表示する例について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、車両に関するその他の情報
を表示するように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車両用表示装置
及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る車両用表示装置が、車両内部に搭
載されている様子を模式的に示す説明図である。
【図3】第1の実施形態に係る車両用表示装置の動作を
示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態に係る車両用表示装置の表示例
を示す説明図であり、(a)は選択メニュー表示前、
(b)は選択メニュー表示中、(c)は選択メニュー表
示後を示す。
【図5】自車両マークの進行方向が画面の左右方向であ
り、且つ速度メータのバーが画面左右方向を向いている
場合の表示例である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る車両用表示装置
及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施形態に係る車両用表示装置の動作を
示すフローチャートである。
【図8】第2の実施形態に係り、運転者以外の同乗者が
スイッチ操作したときに表示されるディスプレイ部の表
示例である。
【符号の説明】
1 GPSアンテナ 2 ジャイロセンサ 3 距離センサ 4 現在位置計測部 5 メニュー表示スイッチ 6 スクロール・決定スイッチ 7 制御部(表示制御手段) 8 ディスプレイ部(表示手段) 9 ステアリングホイール 10,20 車両用表示装置 11 同乗者用操作スイッチ(同乗者操作検出手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/14 G09G 5/14 Z 5/36 510 5/36 510B (72)発明者 土方 俊介 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 平尾 章成 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HC08 HC13 HC25 HC27 HD03 2F029 AA02 AB03 AB07 AC02 AC14 AC16 5C082 AA00 BA02 BA12 BA26 BB25 BB42 BB44 BB53 CA52 CA63 CA76 CB05 DA42 DA86 MM10 5H180 AA01 BB13 FF04 FF05 FF22 FF24 FF27 FF33 FF36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部に搭載され、当該車両に関する
    各種情報を表示する車両用表示装置において、 少なくとも車両情報、地図情報、及び各種機能の選択メ
    ニューを上下方向に選択的に表示する表示手段と、 前記表示手段の表示を制御する表示制御手段と、 前記選択メニューを表示する操作を行うメニュー表示ス
    イッチと、を有し、 前記表示制御手段は、前記メニュー表示スイッチの操作
    に対応して、前記表示手段に表示されている各種情報を
    上下方向にスライド移動させて、前記選択メニューを表
    示させることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段の画面は、前記地図情報と
    前記選択メニューの画像とで上下方向にて略2等分に分
    割され、前記選択メニューは分割された画面の上側に表
    示されることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の画面に表示される画像
    は、前記メニュー表示スイッチが操作された際に、前記
    選択メニューの画像が画面上方から次第に下方向けてス
    ライドし、メニュー表示スイッチ操作前に表示されてい
    た画像が下方に向けてスライド移動しながら、画面を略
    2等分に分割して前記選択メニューの画像と、前記メニ
    ュー表示スイッチ操作前の表示画像との2分割の画面と
    することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の画面は、車速を示す画像
    と選択メニューの画像とを左右方向に並べて表示し、且
    つ、車速を示す画像の下端と選択メニューの画像の下端
    とを略一致するようにして表示することを特徴とする請
    求項1に記載の車両用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段の画面に、前記地図情報及
    び前記選択メニューを表示した際には、前記地図情報
    は、自車両進行方向の前方側の地図の範囲が、後方側の
    地図の範囲よりも大きな割合で表示されることを特徴と
    する請求項1に記載の車両用表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記メニュー表示
    スイッチが操作された際に、前記表示手段に表示された
    各種情報の変化する方向を、スクロールスイッチの駆動
    方向に一致した表示画面に切り換えることを特徴とする
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  7. 【請求項7】 運転者以外の同乗者が前記選択メニュー
    を表示させるべく操作したことを検出する同乗者操作検
    出手段を具備し、該同乗者操作検出手段による操作が検
    出された際には、前記表示手段の画面の上下方向を前記
    選択メニューの画像と前記同乗者操作検出手段が操作さ
    れる前の表示画像とで2分割し、前記選択メニューを前
    記2分割された画面の下側に表示することを特徴とする
    請求項1に記載の車両用表示装置。
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