JP2007139867A - アクティブマトリックス基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】断線不良の発生や実装時の接続不良の発生を抑制し、信頼性が高く高歩留まりで製造可能なアクティブマトリックス基板を提供する。
【解決手段】アクティブマトリックス基板100は、絶縁性基板1上に、ゲート電極2aを形成する第1の金属膜と、ゲート電極2aを覆う第1の層間絶縁膜4と、半導体膜5と、ソース電極8、ドレイン電極9及びソース電極8に表示信号を供給するソース配線7を形成する第2の金属膜と、第2の層間絶縁膜11と、第2の層間絶縁膜11に形成されたコンタクトホール12を介してソース電極8に接続される画素電極13とを層状に形成した画素表示領域27を少なくとも備える。さらに、表示信号入力を行うためにソース配線7を画素表示領域27から引き出すソース引き出し配線18を備え、ソース引き出し配線18は、ゲート電極2aを形成する前記第1の金属膜と同一の層に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)をスイッチング素子として用いる電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板に関する。
液晶を用いた電気光学表示素子においては、絶縁性基板の一主面上にTFT等からなるスイッチング素子を設けて、各画素に独立した電圧や電界を印加するアクティブマトリックス型のものが知られている。また、液晶表示デバイスに限らず、エレクトロルミネッセンスを利用する有機EL(electroluminescence)表示デバイス等のその他の電気光学表示装置においてもアクティブマトリックス型の駆動方式を採用するものが知られている。
この電気光学表示素子のソース・ドレイン電極においては、画素の読み出し/書き込みのために常時電流を流すため、ゲート配線やソース配線の電気抵抗を低く抑えて表示デバイスの消費電力を小さくすることが重要である。また、電気抵抗と寄生容量の積で決まる時定数を小さくすることによって信号遅延を防止し、表示パネルが大型になった場合や小型高精細パネルで配線幅が小さくなった場合でも表示品質を維持することも重要である。このためには、ゲート配線やソース配線に電気的比抵抗が小さい金属材料を用いるとともに、ゲート配線及びソース配線と表示信号を外部から入力するための駆動回路とを接続する実装端子部の抵抗を小さくする必要がある。
このような表示デバイスを実現するアクティブマトリックス基板のひとつとして、例えば特許文献1には、ゲート配線とソース配線の実装端子部を、それぞれゲート配線とソース配線から直接延長させて形成する構成が開示されている。また特許文献2には、表示パネルの小型化、省スペース化を目的として、実装端子部をパネルの一辺に集中して形成し、駆動用ICを含む駆動回路を搭載した接続部品と実装端子部を異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)で圧着接続したときの実装端子部の検査を容易にする構造が開示されている。
また実装端子部は、金属の酸化や水分に起因する腐食による実装端子部の接続抵抗の増大を防止するとともに、信頼性を向上するために、ITO(Indium Tin Oxide;インジウム・スズ酸化物)のような酸化物導電膜で形成するのが一般的である。駆動用ICを直接実装するCOG(Chip On Glass)実装の場合、ゲート配線やソース配線を形成する金属膜とITOとの接続抵抗を小さく抑える必要がある。例えば特許文献3では、金属膜としてモリブデン(Mo)合金を用いることにより、ITOとの接続抵抗を小さくする実装端子部の構造が開示されている。
特開平6−235933号公報 特開平9−101534号公報 特開2000−148659号公報
従来開示されている技術では以下に指摘するような問題点がある。まず、特許文献1に開示されているゲート配線及びソース配線の実装端子部をそれぞれゲート配線及びソース配線から直接延長させて形成する構成の場合、ゲート配線からゲート端子部へ延在するゲート引き出し配線の上層部には、第1の層間絶縁膜(ゲート絶縁膜)と第2の層間絶縁膜(パッシベーション膜)の少なくとも二層が形成されることになる。しかしながら、ソース引き出し配線は、第1の層間絶縁膜上に形成することになるので、その上層には第2の層間絶縁膜しか形成されてない構造となる。
このため、第2の層間絶縁膜にピンホール等の欠損部が生じると、外気の湿気等によってソース引き出し配線に腐食断線が生じ、線欠陥等の表示不良が発生する可能性が高くなる。また、第2の層間絶縁膜にピンホール等の欠損部がなくても、例えば表示パネルの基板切断時に、機械杓な衝撃によるクラック等が発生して腐食断線の問題が生じる可能性が高い。
また特許文献1に開示されたアクティブマトリックス基板の構造と、特許文献2に開示されたゲート配線を接続する実装端子部とソース配線を接続する実装端子部を共にパネルの一辺に集中させる構造とを組み合わせる場合、例えばCOG実装でゲート端子とソース端子を1個の駆動用ICと直接接続する際に、絶縁性基板上に形成されているゲート端子と第1の層間絶縁膜上に形成されているソース端子との高さが異なるため、充分な圧着接続ができずに信号出力不良が発生しやすいという問題がある。
さらに特許文献3に開示されたアクティブマトリックス基板のように、電極の端子パッドとしてITOのような酸化物導電膜を用いる場合には、ゲート端子及びソース端子に用いられる金属膜とITO膜との接続抵抗を小さくするために、前記金属膜としてモリブデン(Mo)系合金膜を適用する必要があった。しかしながら、Mo系合金膜はその典型的な比抵抗値が10〜25μΩ・cmと大きいため、ゲート配線及びソース配線の配線抵抗を小さくするためには、下層に比抵抗の小さいAlやCu系の合金膜(典型的な比抵抗値は3〜10μΩ・cm)を形成し、少なくとも二層膜とする必要があり、製造工程が複雑になるという問題がある。
上述したように、従来のアクティブマトリックス基板は、配線の腐食断線や駆動用ICとの接続不良等が生じやすく、信頼性の高い基板を高歩留まりで得ることができないという問題がある。本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、信頼性が高く、高歩留まりで製造可能な電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を提供することである。
本発明の第1の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、基板上に、ゲート電極を形成する第1の導電性膜と、前記ゲート電極を覆う第1の層間絶縁膜と、半導体膜と、ソース電極及びドレイン電極並びに前記ソース電極又は前記ドレイン電極に表示信号を供給する表示信号配線を形成する第2の導電性膜と、第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記ドレイン電極又は前記ソース電極に接続される画素電極とが層状に形成された画素表示領域を備えるアクティブマトリックス基板である。さらに、本態様のアクティブマトリックス基板は、表示信号入力を行うために前記表示信号配線を前記画素表示領域から引き出す第1の引き出し配線を備え、前記第1の引き出し配線は、前記ゲート電極を形成する前記第1の導電性膜と同一の層に形成された構造を有するものである。
今、表示信号配線とソース電極とが接続され、第1の引き出し配線はソース引き出し配線であるとすると、前記第1の態様のように、ソース引き出し配線を、ゲート電極を形成する第1の導電性膜と同一の層に形成することによって、ソース引き出し配線の上層に少なくとも第1の層間絶縁膜及び第2の層間絶縁膜の2層の層間絶縁膜が形成されることとなる。このため、1つの層間絶縁膜にピンホール等の膜欠損が生じた場合でも、他の層間絶縁膜によってソース引き出し配線が保護されるため、膜欠損に起因するソース引き出し配線の断線不良を抑制することができる。これにより、信頼性の高い電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を高歩留りで製造することが可能となる。
本発明の第2の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、上記第1の態様において、前記第1の引き出し配線を前記第1の導電性膜によって形成したものである。これにより、前記第1の引き出し配線をゲート電極とともに一回の写真製版工程で形成することができ、製造が容易となる。
本発明の第3の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、上記第1の態様において、前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線との接続を、前記第1の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して行ったものである。これにより、第2の導電性膜によって形成された表示信号配線と、第1の導電性膜によって形成された第1の引き出し配線との間に位置する第1の層間絶縁膜及び第2の層間絶縁膜を介して、表示信号配線と第1の引き出し配線とを接続することができる。
本発明の第4の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、上記第1乃至第3の態様にいずれかにおいて、前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線とを電気的に接続する電気的接続部を、前記アクティブマトリックス基板と対向基板とを貼り合せるためのシール材が前記画素表示領域を取り囲むように設けられる位置に比べて、前記画素表示領域側に入りこんだ内側に設けた構成を有する。
前記第4の態様の構成により、アクティブマトリックス基板を表示パネルとして組み立てた際に、シール材の内側で表示信号配線と第1の引き出し配線の間を電気的に接続できるため、この接続変換部が外気にさらされることがない。これにより、ピンホールなどの欠損が生じた場合の腐食断線を防止することができ、表示品質が高い電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を製造することが可能となる。
本発明の第5の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、上記第1乃至第4の態様にいずれかにおいて、前記ゲート電極に走査信号を供給する走査信号配線と、前記走査信号を入力するゲート端子と、前記走査信号配線を前記画素表示領域から引き出し、前記ゲート端子と前記走査信号配線とを電気的に接続するゲート引き出し配線と、前記表示信号を入力して前記第1の引き出し配線に供給する第1の端子とを備え、前記ゲート端子、前記ゲート引き出し配線、前記第1の端子及び前記第1の引き出し配線が、前記第1の導電性膜によって形成されているものである。このように、ゲート端子及び第1の端子を基板上の同一層に形成することにより、これらが同じ高さに存在することになる。このため、駆動用ICを、第1の端子及びゲート端子と圧着接続する場合に、ゲート端子及びソース端子に対する接続条件が均一化できるため、接続不良の発生を抑制することができる。
本発明の第6の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、上記第1乃至第5の態様にいずれかにおいて、前記第1の導電性膜及び前記第2の導電性膜の少なくとも一方が、Fe、Co、Ni、C、Nから選ばれる少なくとも1種類以上を、Alに不純物として添加したAl合金を少なくとも含む材料で形成されたものである。これにより、導電性膜の比抵抗値を小さくすることができるため、配線抵抗を小さくすることができる。
本発明の第7の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、画素表示領域に配置された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタのゲート電極に走査信号を供給する複数の走査信号配線と、前記複数の薄膜トランジスタのソース電極又はドレイン電極に表示信号を供給する複数の表示信号配線とを備えるアクティブマトリックス基板である。さらに、本態様にかかるアクティブマトリックス基板は、前記走査信号配線を前記画素表示領域から引き出し、前記走査信号を入力するゲート端子と前記走査信号配線とを電気的に接続するゲート引き出し配線、及び、前記表示信号配線を前記画素表示領域から引き出し、前記表示信号を入力する第1の端子と前記表示信号配線とを電気的に接続する第1の引き出し配線を備える。ここで、前記ゲート引き出し配線及び前記第1の引き出し配線が、基板上の同一の層に形成されている。またさらに、前記基板を下層とした場合に、前記ゲート引き出し配線及び前記第1の引き出し配線の上層に少なくとも2層以上の層間絶縁膜が形成されているものである。
今、表示信号配線とソース電極とが接続され、第1の引き出し配線はソース引き出し配線であるとすると、上記第7の態様にかかるアクティブマトリックス基板は、ゲート引き出し配線及びソース引き出し配線の上層に少なくとも2層以上の層間絶縁膜が形成された構成を有するため、1つの層間絶縁膜にピンホール等の膜欠損が生じた場合でも、他の層間絶縁膜によってゲート引き出し配線及びソース引き出し配線が保護される。このため、膜欠損に起因するゲート引き出し配線及びソース引き出し配線の断線不良を抑制することができる。これにより、信頼性の高い電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を高歩留りで製造することが可能となる。
また、上記第7の態様のアクティブマトリックス基板は、ゲート引き出し配線と第1の引き出し配線とが絶縁性基板上の同一層に形成されているため、これらが同じ高さに存在することになる。このため、第1の引き出し配線はソース引き出し配線であるとすると、駆動用ICを、ソース引き出し配線の端部(ソース端子)及びゲート引き出し配線の端部(ゲート端子)と圧着接続する場合に、ゲート端子及びソース端子に対する接続条件が均一化できるため、接続不良の発生を抑制することができる。
本発明により、信頼性が高く高歩留まりで製造可能な電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
発明の実施の形態1.
本実施の形態は、電気光学素子として液晶を用い、スイッチング素子としてTFTを用いた透過型液晶表示装置用のアクティブマトリックス基板に本発明を適用したものである。本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板の構成と製造方法を、図1乃至図7を用いて説明する。
図1は本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板100を適用した液晶表示パネル200の要部を示す平面図である。また、図2は、図1のA−B間を結ぶ一点差線での断面図を示すものである。図1及び図2において、1はガラス等からなる透明絶縁性基板、2は第1の金属膜で形成されたゲート配線であり、ゲート配線2は、ゲート電極2aを備える。3は第1の金属膜で形成された補助容量電極である。
18は第1の金属膜で形成されたソース引き出し配線である。ソース引き出し配線18は、その端部にソース端子18aを備える。ソース端子18aは、外部の駆動用ICとの接続を行うための端子である。23は第1の金属膜で形成されたゲート引き出し配線である。ゲート引き出し配線23は、その端部にゲート端子23aを備える。ゲート端子23aは、ゲート線を駆動する駆動用ICとの接続を行うための端子である。
4は第1の層間絶縁膜であるゲート絶縁膜、5は半導体膜、6はオーミックコンタクト膜である。7は下層のゲート配線2と直交するように形成されたソース配線である。8と9は、それぞれ前記オーミックコンタクト膜6を介して半導体膜5に接続されたソース電極とドレイン電極である。ソース電極8とドレイン電極9との間にはオーミックコンタクト膜6が除去されたチャネル部10が形成されている。
また、11は第2の層間絶縁膜であるパッシベーション膜、12はパッシベーション膜11に形成されたコンタクトホールであり、このコンタクトホール12を介して下層のドレイン電極9と電気的に接合されるように画素電極13が形成される。14はパッシベーション膜11に形成され、第2の金属膜からなるソース配線7の表面にまで貫通したコンタクトホールである。16はゲート絶縁膜4とパッシベーション膜11に形成され、第1の金属膜からなるソース引き出し配線18の表面にまで貫通したコンタクトホールである。15は、コンタクトホール14及び16を介してソース配線7とソース引き出し配線18との間を電気的に接続する接続変換膜である。
19と21は、それぞれソース端子部とゲート端子部に形成されたコンタクトホールである。20と22は、それぞれソース端子パッドとゲート端子パッドである。本実施の形態のアクティブマトリックス基板100は、ゲート配線2から延伸されたゲート引き出し配線23が画素表示領域27の外周に引き回されることによって、ゲート端子23aとソース端子18aが基板の一辺に集中して形成された一辺端子型の構成となっている。ここで、画素表示領域27とは、TFTのドレイン電極9と接続された画素電極13が敷き詰められた領域であって、画素を構成する領域を指す。なお、上述した構成は一例であり、例えば、ゲート配線2を駆動するゲートドライバとソース配線18に信号を供給するソースドライバが別々のICとしてアクティブマトリックス基板に接続される場合等には、ゲート端子23aとソース端子18aとを基板の別々の辺に形成することとしてもよい。
上記の説明において、ゲート配線2は、スイッチング素子であるTFTのゲート電極2aに対して走査信号を供給する走査信号配線に相当する。また、ソース配線7は、スイッチング素子であるTFTのソース電極8に対して表示信号を供給する表示信号配線に相当する。なお、本実施の形態では、表示信号線と接続されるTFTの電極をソース電極8とし、画素電極13と電気的に接合される電極をドレイン電極9としたが、これと反対の構成としてもよい。
以上のように複数のパターンが形成された画素表示領域27を取り囲む外周にシール材17を形成し、このシール材17によって、カラーフィルターや対向電極(図示せず)等が形成された対向基板24を一定の間隙をもたせて貼り合わせる。アクティブマトリックス基板100と対向基板24の間の領域に液晶を注入することによって、図1、図2に示す液晶表示パネル200が構成される。なお、図1において符号24が指示する直線は、アクティブマトリックス基板100に貼り合わせた対向基板24の端部を示している。また本実施の形態では、シール材17は、ソース配線7とソース引き出し配線18とを電気的に接続する接続変換膜15を含む接続変換部よりも外側の外周部に形成する構成としている。
次に、図3乃至図7を参照して、本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板100の製造方法を説明する。図3乃至図7は、図1のA−B間でのアクティブマトリックス基板100の断面図であり、製造工程を説明するものである。まず、図3に示すように、ガラス基板等の透明絶縁性基板1に第1の金属膜を成膜し、1回目の写真製版工程でゲート配線2及びゲート電極2a、補助容量電極3、ソース引き出し配線18及びゲート引き出し配線23を形成する。上述したように、ソース引き出し配線18の端部は外部の駆動用ICとの接続を行うためのソース端子18aとなる。また、ゲート引き出し配線23の端部は、外部の駆動用ICとの接続を行うためのゲート端子23aとなる。なお、図3は、ゲート電極2a及びゲート端子23aを通る断面図を示しているため、ゲート配線2及びゲート引き出し配線23の記載を省略している。補助容量電極3は、図2に示すように、第1の層間絶縁膜4及び第2の層間絶縁膜12を介して対向する画素電極13と電気的な保持容量を形成するための電極である。これによって画素電極13に印加された表示信号電位が保持され、安定した表示ができるようになる。
本実施例では、まず、公知のアルゴン(Ar)ガスを用いたスパッタリング法でアルミニウム(Al)に3.0原子%のニッケル(Ni)を含むAlNi合金膜を200nmの厚さで成膜した。スパッタリング条件は、DCマグネトロンスパッタリング方式で、成膜パワー密度3W/cm、Arガス流量を40sccmとした。このときのAlNi合金膜の比抵抗値は5.0μΩ・cmであり、従来のタンタル(Ta)膜の25μΩ・cm、クロム(Cr)膜の20μΩ・cmやMo膜の16μΩ・cmに比べると1/5から1/3程度の小さい値であり、低抵抗材料として良好な特性であった。その後、写真製版工程でレジストパターンを形成し、公知の燐酸+酢酸+硝酸を含む溶液を用いてAlNi膜をエッチングしたのちに上記レジストパターンを除去し、ゲート配線2及びゲート電極2a、補助容量電極3、ソース引き出し配線19及びソース端子18a並びにゲート引き出し配線23及びゲート端子23aのパターンを形成した。
次に、図4に示すように、第1の層間絶縁膜(ゲート絶縁膜)4、半導体膜5、オーミックコンタクト膜6を順次成膜し、2回目の写真製版工程でTFTを形成するための半導休膜5、オーミックコンタクト膜6からなる半導体パターンを形成する。
本実施例では化学気相成膜(CVD)法を用いて第1の層間絶縁膜4として窒化シリコン(SiN:xは正数)400nm、半導体膜5としてアモルファスシリコン(a−Si)200nm、オーミックコンタクト膜6としてリン(P)を不純物としてドープしたn+型a−Si 50nmを順次成膜し、写真製版工程でレジストパターンを形成したのちに弗素系ガスを用いた公知のドライエッチング法でa−Si膜とn+型a−Si膜をエッチングした。その後、レジストパターンを除去して半導体膜5及びオーミックコンタクト膜6の半導体パターンを形成した。なお本実施例においては、図1及び図2に示すように、半導体パターン(半導体膜5及びオーミックコンタクト膜6)を、TFTを形成するパターンから連続して後の工程で形成されるソース配線7の下層となるパターンにまで延在させた。これによりソース配線が断線した場合でも冗長配線として電気信号の遮断を防止することができる。
次に、図5に示すように、第2の金属膜を成膜し、3回目の写真製版工程でソース配線7、ソース電極8及びドレイン電極9を形成する。
本実施例では、第2の金属膜として、スパッタリング法を用いてMoを300nmの厚さで成膜し、写真製版工程でレジストパターンを形成したのちに公知の燐酸+酢酸+硝酸を含む溶液を用いてMo膜のエッチングを行い、ソース電極7、ソース配線8及びドレイン電極9のパターンを形成した。さらに弗素系ガスを用いた公知のドライエッチング法を用いてソース電極8とドレイン電極9の間のn+型a−Si膜をエッチングし、TFTのチャネル部10を形成したのちにレジストパターンを除去した。
次に、図6に示すように、第2の層間絶縁膜(パッシベーション膜11)として、まず無機系絶縁膜を成膜し、4回目の写真製版工程でコンタクトホール12、14、16、19及び21の抜きパターンを形成する。
本実施例では、無機系絶縁膜として、CVD法を用いてSiNx膜を300nmの厚さで成膜した。次に弗素系ガスを用いた公知のドライエッチング法を用いてコンタクトホール12、14、16、19及び21の抜きパターンの下の第2の層間絶縁膜11及び第1の層間絶縁膜4をエッチング除去し、画素ドレインコンタクトホール12、ソース配線7とソース引き出し配線18との接続変換用コンタクトホール14及び16、ソース端子パッド20用のコンタクトホール19、ゲート端子パッド22用のコンタクトホール21を形成した。
最後に、図7に示すように、透明導電性膜を成膜し、5回目の写真製版工程によって、画素表示部に画素電極13を形成し、ソース配線7とソース引き出し配線18とを電気的に接続する接続変換部25に接続変換膜15を形成し、さらに、ソース端子パッド20及びゲート端子パッド22を形成する。ここで、画素電極13は、画素ドレインコンタクトホール12を介してドレイン電極9に接続される構造となる。また、接続変換膜15はコンタクトホール14及び16を介してソース配線7とソース引き出し配線18とに接続される構造となる。さらに、ソース端子パッド20及びゲート端子パッド22は、それぞれコンタクトホール19又は21を介して下層のソース端子18a又はゲート端子23aに接続される構造となる。
本実施例では、透明導電性膜として、酸化インジウム(In)と酸化スズ(SnO)を含むITOを、スパッタリング法を用いて100nmの厚さで成膜し、5回目の写真製版工程でレジストパターンを形成したのちに公知の塩酸+硝酸を含む溶液を用いてエッチングを行った。その後、レジストパターンを除去して透明な画素電極13を形成し、本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板100を完成させた。
さらに、このアクティブマトリックス基板100に形成された画素表示領域27及び接続変換部25(コンタクトホール14、16及び接続変換膜15)の外周を取り囲むようにシール材17を形成し、このシール材17を介して、カラーフィルターや対向電極(図示せず)等が形成された対向基板24を一定の間隙をもたせて対向して貼り合せ、この間に液晶を注入することによって、本実施の形態に係る液晶表示パネル200を完成させた。
以上のように本実施の形態の場合、ソース引き出し配線18とソース配線7を接続する接続変換部25(コンタクトホール14、16及び接続変換膜15)をシール材17の内側に形成している。これにより、シール材17の外側に延在してソース端子18aにつながるソース引き出し配線18の上層には第1の層間絶縁膜(ゲート絶縁膜)4と第2の層間絶縁膜(パッシベーション膜)11の少なくとも2層からなる絶縁膜が存在することになる。したがって、図8に示すように、もし第1の層間絶縁膜4及び第2の層間絶縁膜11のいずれかにピンホール26等の膜欠損が生じたとしても、膜欠損によってソース引き出し配線18が直接外気の湿気に触れる場合が殆ど無くなるので、ソース引き出し配線18の腐食断線等の発生を効果的に防止することができる。
また、同じく図8に示すように、ソース端子18aとゲート端子23aが透明絶縁性基板1に接する最初の層として形成されているので、ソース端子パッド20及びゲート端子パッド23の高さを揃えることができる。したがって、駆動用IC等が設けられた回路基板をACF(異方性導電フィルム)等で圧着接続して実装する場合に、ソース端子18aとゲート端子23aの間で圧着条件が揃うため、充分な圧着接続をすることが可能となる。これにより、実装の信頼性を向上させることが可能となる。特に、駆動用ICをアクティブマトリックス基板100に直接接続するCOG実装によって、1個の駆動用ICをソース端子18a及びゲート端子23aに接続する場合、駆動用ICを圧着接続する時の高さを水平に保つことができるとともに、ソース端子18a及びゲート端子23aに対して同一条件で充分な圧着接続をすることができるので、COG実装を確実に行うことができる。また、COG実装に限らず、例えば、TAB(Tape Automated Bonding)方式でICと基板とを接続する場合にも、ゲート端子及びソース端子に対する接続条件を均一化できるため、本発明は有効である。
また本実施の形態においては、少なくともソース引き出し配線18及びソース端子18a並びにゲート配線23及びゲート端子23aを3.0原子%のNiを含むAlNi合金膜で形成するようにした。これにより、ソース引き出し配線18及びソース端子18a並びにゲート配線23及びゲート端子23aと、ITO膜で形成される接続変換膜15、ソース端子パッド20及びゲート端子パッド22との接続抵抗(コンタクト抵抗)を、上述した特許文献3に開示されているMo系合金膜とほほ同等の値にまで低減することが可能となった。さらに上述したように、AlNi合金膜の比抵抗値は、Mo系合金膜の比抵抗値よりも小さいため、全体の配線抵抗の低減についても大きな効果を得ることが可能となる。
なお、ソース引き出し配線18及びソース端子18a並びにゲート配線23及びゲート端子23aの素材は、AlNi系合金膜に限定されることはなく、他にもFe、Co、C及びNのうちの少なくとも1種類以上を不純物として添加したAl合金膜を用いることも可能である。このような他のAl合金膜によっても、AlNi合金膜と同等の効果を得ることが可能である。ここで、不純物の添加量は0.1原子%以上10原子%以下とするのが好ましい。これは、添加量が概略0.1原子%未満には、ITOとの良好な電気的接続抵抗を得ることが困難であり、一方、添加量が概略10原子%を超えると比抵抗値が10μΩ・cmを超えるため、従来のTa、CrあるいはMo系の合金膜に対する電気的配線抵抗に対する優位性が少なくなるためである。また上記の不純物に加えてさらに他の添加元素や不可避的な不純物を含むようにしてもよい。例えば、イットリウム(Y)やランタン(La)、セリウム(Ce)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ディスプロシウム(Dy)のような希土類金属元素をさらに添加すれは、耐熱性が向上し、ヒロックによる表面凹凸の発生等を防止して上層の層間絶線膜のカバレッジを向上させることができ、配線腐食を防止することができるようになるのでさらに好ましい。
本実施の形態においては、画素電極13、接続変換膜15、ソース端子パッド20及びゲート端子パッド22を、酸化インジウム(In)と酸化スズ(SnO)を混合させたITOからなる酸化物導電性膜を成膜し、塩酸+硝酸系の薬液でエッチングして同時形成するようにした。しかしながら、ITO膜以外の導電性膜によって形成することも可能である。例えば、酸化インジウムと酸化亜鉛(ZnO:xは正数)を混合させたIZO膜を用いることが可能である。この場合、IZO膜は非晶質状態の膜となり、塩酸系+硝酸系のような強酸ではなく、シュウ酸系の弱酸でエッチング加工することが可能である。第1の金属膜をAlNi系等のAl系合金膜とする場合、塩酸+硝酸系のような強酸薬液を用いると、しみ込んだ薬液によって下層のAlNi合金の配線膜を腐食断線させてしまうことがあった。これに対して、シュウ酸系の弱酸薬液を用いる場合は、このような腐食断線を防止することができるので好ましい。
あるいは、ITO膜に替えて、酸化インジウムと酸化スズからなるITOにさらに酸化亜鉛を混合させたITZO膜を用いてもよい。この場合には、非晶質状態のITZO膜をシュウ酸系薬液でエッチング加工したのちに、180℃〜300℃の温度で熱処理をすることによって、化学的安定性の高い多結晶ITZO膜へと結晶化することが可能となる。これにより、ITO膜と同等の信頼性を確保することが可能である。なお、酸化亜鉛の替わりに、酸化セリウム(CeO:Xは正数)や酸化サマリウム(SmO:Xは正数)をITOに添加した酸化物導電性膜を用いることも可能である。
以上にように本発明によれば、層間絶縁膜のピンホールによる断線不良や実装時の接続不良を抑制することができるため、信頼性の高い電気光学表示装置用のアクティブマトリックス基板を高歩留りで製造することが可能となる。
なお、上述した発明の実施の形態1にかかるアクティブマトリックス基板100では、ソース引き出し配線18を、ゲート電極2a、ゲート配線2及びゲート引き出し配線23と同一の金属膜として成膜する製造工程を採用した。しかしながら、ソース引き出し配線18とゲート電極2a、ゲート配線2及びゲート引き出し配線23とは、組成の異なるAl系合金膜とすることとしてもよい。要するに本発明は、ソース引き出し配線18をゲート引き出し配線23と同一層に設ける点が特徴であり、製造工程の冗長化・複雑化が許容される場合は、これらを必ずしも同一組成の金属膜によって形成する必要はない。
また、ゲート配線2及びゲート電極2a、補助容量電極3、ソース引き出し配線19及びソース端子18a並びにゲート引き出し配線23及びゲート端子23aを形成する第1の金属膜は、必ずしも金属膜である必要は無く、その他の導電性材料で形成してもよい。ソース配線7、ソース電極8及びドレイン電極9を形成する第2の金属膜も同様に、金属以外の導電性材料によって形成してもよい。
また、上述した発明の実施の形態1にかかるアクティブマトリックス基板100は、ゲート電極2aが半導体膜5の下層に存在するボトムゲート構造を有するものであった。しかしながら、TFTを形成するゲート電極が半導体層の上層に存在するトップゲート構造のアクティブマトリックス基板においても、本発明を適用してゲート引き出し配線とソース引き出し配線の高さを揃えることにより、COG方式やTAB(Tape Automated Bonding)方式でICとアクティブマトリックス基板とを接続する際に、ゲート端子及びソース端子に対する接続条件を均一化できる。このため本発明は、トップゲート構造を有するアクティブマトリックス基板に対しても有効である。具体的には、アクティブマトリックス基板100においてソース配線7とソース引き出し配線18との間を接続変換部25によって電気的に接続したのと同様に、ゲート引き出し配線をソース引き出し配線と同一層に形成し、ゲート配線とゲート引き出し配線との間を、透明導電性膜によって接続する構成とすれば良い。
本発明にかかるアクティブマトリックス基板の平面構成図である。 図1のA−B間の断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造工程を説明するための断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造工程を説明するための断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造工程を説明するための断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造工程を説明するための断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造工程を説明するための断面図である。 本発明にかかるアクティブマトリックス基板の断面図である。
符号の説明
100 アクティブマトリックス基板、200 液晶表示パネル、1 透明絶縁性基板、2 ゲート配線、2a ゲート電極、3 補助容量電極、4 第1の層間絶縁膜、5 半導体膜、6 オーミックコンタクト膜、7 ソース配線、8 ソース電極、9 ドレイン電極、10 チャネル部、11 第2の層間絶縁膜、12 画素ドレインコンタクトホール、13 画素電極、14 コンタクトホール、15 接続変換膜、16 コンタクトホール、17 シール材、18 ソース引き出し配線、18a ソース端子、19 コンタクトホール、20ソース端子パッド、21 コンタクトホール、22 ゲート端子パッド、23 ゲート引き出し配線、23a ゲート端子、24 対向基板、25 接続変換部、26 ピンホール、27 画素表示領域

Claims (10)

  1. 基板上に、ゲート電極を形成する第1の導電性膜と、前記ゲート電極を覆う第1の層間絶縁膜と、半導体膜と、ソース電極及びドレイン電極並びに前記ソース電極又は前記ドレイン電極に表示信号を供給する表示信号配線を形成する第2の導電性膜と、第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記ドレイン電極又は前記ソース電極に接続される画素電極とが層状に形成された画素表示領域を備えるアクティブマトリックス基板であって、
    表示信号の入力を行うために前記表示信号配線を前記画素表示領域から引き出す第1の引き出し配線を備え、
    前記第1の引き出し配線は、前記ゲート電極を形成する前記第1の導電性膜と同一の層に形成されているアクティブマトリックス基板。
  2. 前記第1の引き出し配線は、前記第1の導電性膜によって形成されている請求項1に記載のアクティブマトリックス基板。
  3. 前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線との接続は、前記第1の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して行う請求項1に記載のアクティブマトリックス基板。
  4. 前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線とを電気的に接続する電気的接続部を有し、
    前記電気的接続部は、前記アクティブマトリックス基板を対向基板と貼り合せるためのシール材が前記画素表示領域を取り囲むように設けられる位置に比べて、前記画素表示領域側に入りこんだ内側に設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  5. 前記ゲート電極に走査信号を供給する走査信号配線と、
    前記走査信号を入力するゲート端子と、
    前記走査信号配線を前記画素表示領域から引き出し、前記ゲート端子と前記走査信号配線とを電気的に接続するゲート引き出し配線と、
    前記表示信号を入力して前記第1の引き出し配線に供給する第1の端子とを備え、
    前記ゲート端子、前記ゲート引き出し配線、前記第1の端子及び前記第1の引き出し配線が、前記第1の導電性膜によって形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  6. 前記基板を下層とした場合に、前記第1の引き出し配線の上層に2層以上の層間絶縁膜が形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  7. 前記第1の導電性膜と前記第2の導電性膜の少なくとも一方が、Alに、Fe、Co、Ni、C及びNから選ばれる少なくとも1種類以上を不純物として添加されたAl合金を少なくとも含む材料で形成されている請求項1乃至6のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  8. 画素表示領域に配置された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタのゲート電極に走査信号を供給する複数の走査信号配線と、前記複数の薄膜トランジスタのソース電極又はドレイン電極に表示信号を供給する複数の表示信号配線とを備えるアクティブマトリックス基板であって、
    前記走査信号を入力するゲート端子と、
    前記ゲート端子と前記走査信号配線とを電気的に接続するゲート引き出し配線と、
    前記表示信号を入力する第1の端子と、
    前記第1の端子と前記表示信号配線とを電気的に接続する第1の引き出し配線とを備え、
    前記ゲート引き出し配線及び前記第1の引き出し配線が、基板上の同一の層に形成され、
    前記基板を下層とした場合に、前記ゲート引き出し配線及び前記第1の引き出し配線の上層に少なくとも2層以上の層間絶縁膜が形成されているアクティブマトリックス基板。
  9. 前記ゲート引き出し配線と前記走査信号配線の接続又は前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線との接続は、前記2層以上の層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して行う請求項8に記載のアクティブマトリックス基板。
  10. 前記ゲート引き出し配線と前記走査信号配線の間又は前記第1の引き出し配線と前記表示信号配線の間を電気的に接続する電気的接続部を有し、
    前記電気的接続部は、前記アクティブマトリックス基板を対向基板と貼り合せるためのシール材が前記画素表示領域を取り囲むように設けられる位置に比べて、前記画素表示領域側に入りこんだ内側に設けられている請求項8に記載のアクティブマトリックス基板。
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