JP2007139291A - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007139291A
JP2007139291A JP2005332913A JP2005332913A JP2007139291A JP 2007139291 A JP2007139291 A JP 2007139291A JP 2005332913 A JP2005332913 A JP 2005332913A JP 2005332913 A JP2005332913 A JP 2005332913A JP 2007139291 A JP2007139291 A JP 2007139291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
side plate
hot water
gas
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005332913A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kushitani
和夫 櫛谷
Naoki Okubo
直樹 大久保
Katsumi Yoshii
克巳 吉井
Noriyasu Yanaga
憲保 彌永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2005332913A priority Critical patent/JP2007139291A/ja
Publication of JP2007139291A publication Critical patent/JP2007139291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】メンテナンス性を確保しつつ、スペース的な余裕があまり場所に設置するのに有利なコージェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】ハウジング9は、正面板91と、左側面板92、右側面板93、背面板94とを備えた箱形状をなしている。ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52は、ハウジング9の左側面板92および右側面板93のいずれか一方に形成されているメンテナンス開口99に臨むように、当該一方の側に集約されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、狭いスペースへの設置性を確保しつつ、メンテナンス性を高めたコージェネレーションシステムに関する。
従来、ガスエンジンで発電するガスエンジンの排熱を利用するコージェネレーションシステムが知られている(特許文献1等)。コージェネレーションシステムは、ガスエンジンと、ガスエンジンに燃料ガスを供給するガス配管に繋がるガス接続部と、ガスエンジンに吸気される空気を浄化させるエアクリーナと、ガスエンジンを通過させることにより加熱された冷却水を熱源として熱エネルギを取り出す温水回路と、放熱ラジエータと、放熱ラジエータに空気を送風して放熱ラジエータを冷却するラジエータファンと、これらの部品を収容する箱形状のハウジングとを備えている。
このようなコージェネレーションシステムでは、多数の部品を搭載しているため、定期的または不定期的なメンテナンスが必要とされる。通常、ハウジングの正面からメンテナンスできるように、ハウジングの正面板にメンテナンス開口が形成され、メンテナンス開口が蓋で開閉可能に閉鎖されている。更に、燃料ガス配管に繋がるガス接続部、内蔵電気部品に繋がる電気配線接続部、冷却水配管を繋ぐ温水配管接続部に対する接続作業のために、メンテナンス開口以外の開口をハウジングの右側面板および左側面板の双方にそれぞれ形成し、各開口に蓋をしている。
特開平8−4586号公報
上記したコージェネレーションシステムによれば、設置対象となるユーザーにはスペース的な余裕があまりないところが多い。また、このシステムは、メンテナンスまたは施工用の作業用スペースを必要とする。このためハウジングの設置スペースが狭いため、メンテナンスまたは施工用の作業用スペースが取れず、コージェネレーションシステムを導入したいものの、設置スペースの関係で、導入が断念されることがあった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、メンテナンス性を確保しつつ、スペース的な余裕があまり場所に設置するのに有利なコージェネレーションシステムを提供することを課題とする。
本発明に係るコージェネレーションシステムは、ガスエンジンと、前記ガスエンジンに燃料ガスを供給するガス配管に繋がるガス接続部と、前記ガスエンジンに吸気される空気を浄化させるエアクリーナと、前記ガスエンジンから排出される排気ガスを冷却水と熱交換させる排気ガス熱交換器と、温水入口および温水出口を有する温水配管接続部をもち前記温水入口から供給した冷却水を前記エンジンの排熱により間接的または直接的に加熱して温水とし前記温水出口から温水を排出させる温水回路と、前記エンジンの冷却水の熱を放出する放熱ラジエータと、前記放熱ラジエータに空気を送風して前記放熱ラジエータを冷却するラジエータファンと、内蔵部品に電気的に繋がる電気配線を接続するための電気配線接続部と、これらの部品を収容する箱形状のハウジングとを具備するコージェネレーションシステムにおいて、
前記ハウジングは、正面板、左側面板、右側面板、背面板を備えた箱形状をなしており、前記ガス接続部、前記電気配線接続部、前記温水配管接続部は、前記ハウジングの前記左側面板および前記右側面板のうちのいずれか一方に形成されているメンテナンス開口に臨むように、当該一方の側に集約されていることを特徴とする。
本発明によれば、前述したように、ガス接続部、電気配線接続部、温水配管接続部は、ハウジングの左側面板および右側面板のいずれか一方に形成されているメンテナンス開口に臨むように、当該一方の側に集約されている。
メンテナンス開口は、メンテナンスまたは施工のための開口を意味する。一般的には、メンテナンス開口は蓋で閉鎖されている。
本発明によれば、前述したように、ガス接続部、電気配線接続部、温水配管接続部、ハウジングの左側面板および右側面板のいずれか一方に形成されているメンテナンス開口に臨むように、当該一方の側に集約されている。換言すると、ガス接続部、電気配線接続部、温水配管接続部は、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの他方の側には配置されていない。上記したように配線系および配管系の接続部が当該一方の側に集約されている。このため上記した各接続部に対する接続配線作業および接続配管作業が容易となる。
本発明によれば、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの一方の側に作業用空間を形成しておけば、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの他方を設置スペースの壁体に接近させることができる。このため、狭い設置スペースであっても、メンテナンス性を確保しつつ、ハウジングの設置性が確保される。
本発明によれば、温水回路は、エンジンの排熱により間接的または直接的に加熱して温水とし温水出口から温水を排出させるものである。『間接的』とは、エンジンの排熱を1または2以上の熱交換器を介して受熱してもよいという意味である。
本発明によれば、ラジエータファンが吸引する冷却用の空気の吸込口は、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの当該一方において、メンテナンス開口の上側に設けられている形態が例示される。このように放熱ラジエータを冷却させる冷却用の空気をラジエータファンにより吸引する吸込口が、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの当該一方において、形成されているため、冷却用の空気を吸引する関係上、当該一方の外方に空気吸引用のスペースが設けられる。かかるスペースを作業用スペースとして兼用することができる。
前述したように配線系および配管系の接続部は、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの当該一方の側に集約されている。従ってハウジングの左側面板および右側面板のうちの他方の側には、配線系および配管系の接続部(即ち、ガス接続部、電気配線接続部、温水配管接続部)は設けられない。従ってこれらの接続については、ハウジングの左側面板および右側面板のうちの他方の側を、常時閉鎖する常時閉鎖型の構造としても、特段の支障がない。
本発明によれば、付属部品を収容する増設ユニットが、ハウジングの左側面板および右側面板の他方(即ち、ガス接続部、電気配線接続部、温水配管接続部が設けられていない側)に配置されている形態を例示される。ハウジングのうちの左側面板および右側面板のうちの当該一方は、増設ユニットを増設しない非増設面である形態が例示される。増設ユニットは、ハウジングに対して着脱可能でも、ハウジングに一体的に固定されるものでも良い。増設ユニットとしては、付属品ユニットまたは貯湯タンクユニットが例示される。なお、増設ユニットの上面の高さとしては、ハウジングの天井板よりも低い形態が例示される。
以下、本発明の実施例1を図1〜図3を参照して説明する。図1は、コージェネレーションシステムのハウジングの内部配置構造を模式的に示すレイアウト図(図2のI−I線矢視図)を示す。図2はコージェネレーションシステムのハウジングの正面図を示す。図3はコージェネレーションシステムのハウジングの右側面側の内部構造を模式的に示すレイアウト図を示す。図面はあくまでもレイアウト図であり、大略を示すものであり、細部構造まで示すものではない。
図1は、本システムのハウジング9を狭い設置スペースに設置している状態を示す。図1に示すように、ハウジング9の正面板91の正面側に作業用スペースK1が形成されていると共に、ハウジング9の右側面板93側に作業用スペースK2が形成されている。
本システムは、図1に示すように、ガスエンジン1と、ガスエンジン1に吸気される空気を浄化させるエアクリーナ2と、ガスエンジン1のエンジンオイルを溜めるオイルタンク3と、ガスエンジン1から排出される高温の排気ガスを冷却水と熱交換して冷却水を加熱して加熱水とする熱交換器4と、熱交換器4と別体をなし熱交換器4の冷却水通路を流れる加熱水の熱を温水として熱交換する熱交換器4B(図3参照)と、エンジン1の冷却水の熱を放出する放熱ラジエータ6(図2参照)と、放熱ラジエータ6に空気を送風して放熱ラジエータ6を冷却するラジエータファン7(図2参照)と、ドレン中和器8と、これらの多数の部品を収容する箱形状のハウジング9とを備えている。熱交換器4Bは、ガスエンジン1の排熱により間接的に温水を生成するものである。
ガスエンジン1は防振機能をもつマウント1mで支持されており、燃焼室に供給される燃料混合ガスを点火させる複数の点火プラグ10を有するシリンダヘッド11と、オイルフィルタ1mとをもつ。エアクリーナ2は浄化フィルタ20をもつ。オイルタンク3はオイル給油口30をもつ。ドレン中和器8は、中和剤8aを収容しており、ガスエンジン1から排出される排気ガスに含まれている水蒸気が凝縮した水を貯留させ、その水を中和剤8aにより中和させる中和室をもつ器である。中和剤8aはメンテナンス時に交換または補充することが好ましい。ドレン中和器8はドレス水排出口80をもつ。ドレン水排出口80は、ドレン中和器8のドレス水を外方に排出させるものであり、外部配管80wが接続される。
図1〜図3に示すように、ハウジング9は収容室96をもつ四角箱形状をなしており、脚90aを有する底面板90と、正面板91と、左側面板92と、右側面板93と、正面板91に対向する背面板94と、上向きの導風口95aをもつ天井板95とを備えている。ハウジング9の収容室96は、仕切壁96mにより上下2段に区画されており、下側のエンジン収容室97と、上側の電気室98とをもつ。電気室98は、インバータ等の電気系部品400、ラジエータ6、ラジエータファン7を収容する。エンジン収容室97はガスエンジン1を収容する。
図3に示すように、温水回路5は、ハウジング9の内部配管5aに水を送る温水入口50およびハウジング9の内部配管5cから温水を取り出す温水出口51を有する温水配管接続部52をもつ。ここで、温水入口50から供給された水は、熱交換器4Bの通水路に通過することにより加熱されて温水となる。そして温水は温水出口61から排出される。温水入口50は、外部水源に繋がる給水系の配管50wに接続される。温水出口51は、加熱後の温水が流れる配管51wに接続される。なお、給水系の配管50w、温水用の配管51wは、作業用スペースK2に配置されている。
図3に示すように、ガス接続部200はガスエンジン1に燃料ガスを供給する外部ガス配管200wに接続されるものであり、外部の燃料ガス源に繋がる。電気配線接続部300は、ハウジング9に内蔵されている電気端子台302から導出する電気配線304に電気的に繋がる電気配線300wを接続するためのものである。通信線接続部700は内部の制御機器の通信線を外部の通信線700wに接続するためのものである。なお、外部ガス配管200w、電気配線300w、通信線700w、外部配管80wは、ハウジング9の右側面板93の側に形成されている作業用スペースK2に配置される。
本実施例によれば、図3に示すように、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、通信線接続部700、ドレン水排出口80は、ハウジング9の右側面板93に形成されているメンテナンス開口99に臨むように、右側面板93の側に集約されている。図3に示すように、電気配線接続部300、温水配管接続部52、通信線接続部700、ドレン水排出口80は、右側面板93のメンテナンス開口99の底部付近において並設されている。メンテナンス開口99は、着脱可能な蓋99aで覆われている。蓋99aの外側には作業用スペースK2が確保される。
図2に示すように、コージェネレーションシステムにおいて、電気室98に配置されているラジエータファン7が軸芯P1回りで回転作動すると、外部の空気(冷却用の空気)、具体的には作業用スペースK2の空気は、ハウジング9の吸込口9rから矢印A1方向にハウジング9内に吸引され、ラジエータ6を通ってラジエータ6を冷却し、導風口95aからハウジング9の上方に導出される。吸込口9rは、ラジエータファン7に対面するように、ハウジング9の右側面板93において、メンテナンス開口99の上側に設けられている。従って、吸込口9r付近の空気は、ラジエータファン7の回転駆動によりハウジング9内に吸引される。
図3に示すように、電気配線接続部300に繋がる電気端子台302、ガス接続部200をハウジング9の右側面板93側において上下に分けて配置している。更に、電気配線接続部300をガス接続部200の下方に配置している。
本実施例によれば、各部品は定期的または不定期的なメンテナンスが必要とされる。ここで、ガスエンジン1の点火プラグ10のメンテナンス、ガスエンジン1に搭載されている排気バルブおよび吸気バルブ等のバルブのクリアランスを調整するメンテナンス、エアクリーナ2の浄化フィルタ20のメンテナンス、ガスエンジン1のエンジンオイル補充のメンテナンス、ドレン中和器8のメンテナンス等については、ハウジング9の正面板91の正面蓋91mを外すことにより、ハウジング9の正面板91の正面メンテナンス口91cを開放させることにより、ハウジング9の正面板91の正面側の作業用スペースK2から行なうことができる。
なお、本実施例では、ハウジング9の背面板94および左側面板92の双方は、常時に閉鎖されている常時閉鎖型であり、メンテナンス開口を有していない。このため図1に示すように、ハウジング9の背面板94を室Rの壁体R2に接近させることができ、左側面板92を室Rの壁体R1に接近させることができる。図2に示すように、ハウジング9の右側面板93の側に作業用スペースK2がメンテナンス開口99に対面できるように、ハウジング9が設置される。
図2に示すように、ハウジング9の電気室98内において左側面板92の側には、インバータ等の発熱性をもつ電気系部品400が配置されている。電気系部品400の放熱性を高めることが好ましい。このため、ハウジング9の左側面板92の上部には、電気室98と外気とを連通させる通気口9tが形成されている。これにより発熱性をもつ電気系部品400の放熱性が確保され、電気系部品400の長寿命化が図られる。
以上説明したように本実施例によれば、図3に示すように、燃料配管、配線関係、温水配管の接続部として機能するガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、更には、通信線接続部700、ドレン水排出口80は、ハウジング9の右側面板93に形成されているメンテナンス開口99に臨むように、右側面板93の側にまとめて集約されている。換言すると、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80は、ハウジング9の左側面板92には配置されていない。
上記したように燃料配管、配線関係、温水配管の配管の接続部がハウジング9の右側面板93の側に集約されている。このためハウジング9の右側面板93の側に作業スペースK2を確保するようにハウジング9を設置すれば、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80について、メンテナンスまたは施工の作業が容易となる。更に本実施例によれば、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80は、ハウジング9の右側面板93の側において、特に底部側に集約されている。このため、作業員はハウジング9の底部付近の作業にできるだけ集中することができ、メンテナンスまたは施工が一層容易となる。
更に、上記したように燃料配管、配線関係、温水配管の配管の接続部がハウジング9の右側面板93の側に集約されているため、図3に示すように、ハウジング9の左側面板92(即ち、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されている側と反対側)を、室Rの壁体R1(障害物)に寄せて接近させるように、且つ、ハウジング9の背面板94を壁体R2(障害物)に寄せて接近させるように、ハウジング9を設置させることができる。このため、室Rの設置スペースの長さLa(図2参照)が狭いときであっても、ハウジング9に搭載されている部品に対するメンテナンス性を良好に確保しつつ、ハウジング9の設置性が確保される。
本実施例によれば、図2に示すように、ラジエータファン7が吸引する冷却用の空気の吸込口9rは、右側面板93において、メンテナンス開口99の上側に設けられている。このように放熱ラジエータ6を冷却させる冷却用の空気を吸引する吸込口9rが右側面板93(即ち、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されている側)に形成されている。このため、冷却用の空気を吸引する関係上、ハウジング9の右側面板93の側方に空気吸引用のスペースが必要とされる。かかる空気吸引用のスペースを作業用スペースK2として兼用することができる。このように作業用スペースK2がハウジング9の右側面板93の側方に設けられているので、ラジエータファン7が吸引する冷却用の空気の流れを妨げることも抑えられる。
なお、ラジエータファン7が回転するのは、一般的には、温水回路5の冷却水の温度がかなり高温となり、放熱ラジエータ6により冷却水の放熱性を高めるときである。この場合、温水の温度が高温であり、温水用の配管51wを流れる温水も昇温しがちである。
本発明の実施例2について図4および図5を参照して具体的に説明する。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。本実施例では、図4および図5に示すように、付属部品を収容する増設ユニット400(機能追加のための増設ユニット)が、ハウジング9の左側面板92(即ち、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されている側と反対側)にボルト等の取付具400xにより取り付けられ、ハウジング9の左側に配置されている。
この場合、左側面板92には、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されていない。このためハウジング9の左側面板92は、常時閉鎖型であり、メンテナンス時または施工時に開放される必要が無い。本実施例は、このような常時閉鎖型の平坦状の左側面板92を増設ユニット400を取り付ける増設面として有効利用している。なお、右側面板93は増設ユニットを増設しない非増設面である。
付属部品としてはバッテリー410が挙げられる。バッテリー410は、ガスエンジン1に発電機が接続されているとき、発電機で発電した発電電力を蓄電するものである。バッテリー410が搭載されていれば、商用電源が停電しているときに有利である。
図4に示すように、ハウジング9の電気室98内において左側面板92の側には、インバータ等の発熱性をもつ電気系部品400が配置されている。電気系部品400の放熱性を高めることが好ましい。このため、ハウジング9の左側面板92の上部には、電気室98と外気とを連通させる通気口9tが形成されている。通気口9tを閉鎖しないように、つまり、通気口9tから放熱できるように、増設ユニット400の上面400uの高さ寸法H2は、ハウジング9の天井板95の高さ寸法H1よりも低くされている。これにより発熱性をもつ電気系部品400の放熱性が確保され、電気系部品400の長寿命化が図られる。
図5に示すように、増設ユニット400の奥行き寸法D2は、ハウジング9の奥行き寸法D1と基本的には同一(D2=D1、D2≒D1)とされている。この場合、増設ユニット400の収容室400mの容積が確保される。しかしこれに限らず、D2<D1でも良い。
更に、図5に示すように、矢印B1方向(ハウジング9の左側面板92と右側面板93とを結ぶ方向)において、増設ユニット400のバッテリー410とガスエンジン1との間に、オイルタンク3およびエアクリーナ2が配置されている。このため、ガスエンジン1の駆動条件、ガスエンジン1の冷却条件の如何によってガスエンジン1が過熱されるときであっても、あるいは、ハウジング9の収容室96の容積が小さいため、エンジン収容室97内が昇温しがちなときであっても、ガスエンジン1の熱がバッテリー410に伝達されることが抑えられる。故に、増設ユニット400のバッテリー410(付属部品)の長寿命化および耐久性の向上に貢献できる。
本実施例では、図4および図5に示すように、ハウジング9に付設された増設ユニット400の側面430を、室Rの壁体R1(障害物)に寄せて接近させるように、ハウジング9を設置させることができる。このため、設置スペースが狭いときであっても、ハウジング9に搭載されている部品に対するメンテナンス性を良好に確保しつつ、ハウジング9の設置性が確保される。
本発明の実施例3について図6を参照して具体的に説明する。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。本実施例では、図6に示すように、貯湯タンクユニット600(機能追加のための増設ユニット)が、ハウジング9の左側面板92(即ち、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されている側と反対側)にボルト等の取付具600xにより取り付けて配置されている。この場合、ガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、ドレン水排出口80が集約されていない側の左側面板92は、常時閉鎖型であり、メンテナンス時または施工時に開放される必要が無い。このように増設ユニットである貯湯タンクユニット600を取り付ける増設面として、常時閉鎖型の左側面板92を有効利用している。なお、右側面板93は増設ユニットを増設しない非増設面である。
貯湯タンクユニット600は、貯湯タンク601と、貯湯系関連部品603と、これらを収容するボックス605とで構成されている。図6に示すように、貯湯系関連部品603は、循環ポンプ610と、熱交換器4Bに繋がる往路612と、熱交換器4Bに繋がる復路614と、貯湯タンク601に水を供給する給水部616と、貯湯タンク601内の温水を取り出す給湯部618とをもつ。
本実施例においても、図6に示すように、ハウジング9内において左側面板92の側には、インバータ等の発熱性をもつ電気系部品400が配置されている。電気系部品400の放熱性を高めるため、ハウジング9の左側面板92の上部には通気口9tが形成されている。通気口9tを閉鎖しないように、貯湯タンクユニット600の上面600uの高さ寸法H2は、ハウジング9の天井板95の高さ寸法H1よりも低くされている。これにより発熱性をもつ電気系部品400の通気口9tからの放熱性が確保される。
(他の実施例)
上記した実施例によれば、ハウジング9の右側面板93は壁体R3に比較的近いように図示されているが、これに限らず、右側面板93と壁体R3との作業用スペースK2を更に大きくしても良い。上記した実施例によれば、燃料配管、配線関係、温水配管の接続部として機能するガス接続部200、電気配線接続部300、温水配管接続部52、更には、通信線接続部700、ドレン水排出口80は、ハウジング9の右側面板93に形成されているメンテナンス開口99に臨むように、右側面板93の側にまとめて集約されているが、これに限らず、ハウジング9の左側面板92に形成されているメンテナンス開口に臨むように、左側面板92の側にまとめて集約されていても良い。この場合、ハウジング9の右側面板93には集約しない。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
本発明はガスエンジンを搭載するコージェネレーションシステムに利用することができる。
コージェネレーションシステムのハウジングの内部配置構造を模式的に示すレイアウト図(図2のI−I線矢視図)である。 コージェネレーションシステムのハウジングの正面図である。 コージェネレーションシステムのハウジングの右側面側の内部構造を模式的に示すレイアウト図である。 実施例2に係り、コージェネレーションシステムのハウジングの正面図である。 実施例2に係り、コージェネレーションシステムのハウジングの平面図である。 実施例3に係り、コージェネレーションシステムのハウジングの正面図である。
符号の説明
1はガスエンジン、2はエアクリーナ、4は熱交換器、4Bは熱交換器、5は温水回路、52は温水配管接続部、6は放熱ラジエータ、7はラジエータファン、9はハウジング、91は正面板、92は左側面板、93は右側面板、94は背面板、99はメンテナンス開口、7はラジエータファン、99rは吸込口、200はガス接続部、300は電気配線接続部を示す。

Claims (4)

  1. ガスエンジンと、前記ガスエンジンに燃料ガスを供給するガス配管に繋がるガス接続部と、前記ガスエンジンに吸気される空気を浄化させるエアクリーナと、前記ガスエンジンから排出される排気ガスを冷却水と熱交換させる排気ガス熱交換器と、温水入口および温水出口を有する温水配管接続部をもち前記温水入口から供給した水を前記エンジンの排熱により間接的または直接的に加熱して温水とし前記温水出口から温水を排出させる温水回路と、前記エンジンの冷却水の熱を放出する放熱ラジエータと、前記放熱ラジエータに空気を送風して前記放熱ラジエータを冷却するラジエータファンと、内蔵部品に電気的に繋がる電気配線を接続するための電気配線接続部と、これらの部品を収容する箱形状のハウジングとを具備するコージェネレーションシステムにおいて、
    前記ハウジングは、正面板、左側面板、右側面板、背面板を備えた箱形状をなしており、
    前記ガス接続部、前記電気配線接続部、前記温水配管接続部は、前記ハウジングの前記左側面板および前記右側面板のうちのいずれか一方に形成されているメンテナンス開口に臨むように、当該一方の側に集約されていることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  2. 請求項1において、前記ラジエータファンが吸引する冷却用の空気の吸込口は、前記左側面板および前記右側面板のうち、前記ガス接続部、前記電気配線接続部、前記温水配管接続部が設けられている側の当該一方において、前記メンテナンス開口の上側に設けられていることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  3. 請求項1または2において、付属部品を収容する増設ユニットが、前記ハウジングのうちの前記左側面板および前記右側面板のうちの他方の側に配置されており、且つ、前記ハウジングのうちの前記左側面板および前記右側面板のうちの当該一方は、前記増設ユニットを増設しない非増設面であることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  4. 請求項3において、前記増設ユニットは、付属品ユニットまたは貯湯タンクユニットであることを特徴とするコージェネレーションシステム。
JP2005332913A 2005-11-17 2005-11-17 コージェネレーションシステム Pending JP2007139291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332913A JP2007139291A (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コージェネレーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332913A JP2007139291A (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コージェネレーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007139291A true JP2007139291A (ja) 2007-06-07

Family

ID=38202378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005332913A Pending JP2007139291A (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コージェネレーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007139291A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103112A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Honda Motor Co Ltd コージェネレーションシステム
EP2456290A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-23 Honda Motor Co., Ltd. Cogeneration apparatus
WO2013168577A1 (en) 2012-05-10 2013-11-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103112A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Honda Motor Co Ltd コージェネレーションシステム
EP2456290A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-23 Honda Motor Co., Ltd. Cogeneration apparatus
WO2013168577A1 (en) 2012-05-10 2013-11-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100702039B1 (ko) 열병합 발전 시스템
JP5303183B2 (ja) エンジン収納パッケージ
EA023200B1 (ru) Рабочая машина для когенерации тепла и электроэнергии
JP2007139291A (ja) コージェネレーションシステム
JPH11200951A (ja) コージェネレーション装置
JP6137717B1 (ja) パッケージ型発電装置
RU2342545C1 (ru) Система двигателя-генератора
JP2013064538A (ja) ヒートポンプ給湯室外機
JP6080794B2 (ja) パッケージ収納型エンジン発電機
JP2009103400A (ja) 熱源ユニット
JP4000108B2 (ja) コ・ジェネレーションシステム
JP5806471B2 (ja) コージェネレーション装置
JP4297233B2 (ja) 防音ケース付きエンジン作業機
JPH1122482A (ja) 作業機の防音構造
JP4272965B2 (ja) 電力供給装置
JP4297232B2 (ja) 防音ケース付きエンジン作業機
JP2000205606A (ja) 熱併給発電装置
JP6080793B2 (ja) パッケージ収納型エンジン発電機
JP6713358B2 (ja) エンジン作業機
JP3974515B2 (ja) エンジン作業機
JP2008082020A (ja) バックホー
CN217301069U (zh) 一种回油机构及液压动力站
JP3845306B2 (ja) エンジン作業機
CN220524322U (zh) 电控部件和具有其的空调器
CN216795552U (zh) 吸油烟机控制板散热装置及应用其的吸油烟机