JP2007138649A - 扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ラミネータのローラCの押さえ付け部20を、全ての面に当接させることができる形状の把手部を具備する扉を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は、板状の扉本体1と把手部2を備え、前記把手部2は、扉本体1の端面に設けられた表面側縁部5と裏面側縁部6及びこの両者の間に形成された溝部3によって構成され、前記表面側縁部5は裏面側縁部6よりも短く、溝部3の断面形状は曲線であって前記表面側縁部5近傍の曲率半径が裏面側縁部6近傍の曲率半径よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、容易に化粧シートを貼付することができる扉に関するものである。
図4(a)は、従来の扉Bの把手部12の断面図であり、図4(b)は、化粧シート17を圧着中の扉Bの把手部12の断面図である。なお、化粧シート17を明確にするため、ハッチは省略している。
従来から、図4(a)に示す断面形状の把手部12を備えた扉Bが、知られている。前記把手部12は、表面側縁部15と裏面側縁部16及びこの両者の間に形成された溝部13によって構成され、前記表面側縁部15は裏面側縁部16よりも短く、前記溝部13の断面形状は円弧である。そして、扉Bの見栄えを良くするため、扉Bには化粧シート17が貼付されている。このような構成の扉が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、表面に化粧シート(塩化ビニル樹脂シート)を貼付した、扉用把手部の構造が開示されている。
特開平8−60945号公報
通常、扉への化粧シートの貼付は、ラミネータと呼ばれる装置によって行われる。ラミネータは、化粧シートの裏面に接着剤を塗布し、化粧シートの接着剤を塗布した部分を扉パネルに貼り合わせ、化粧シートを介してローラCで扉を押さえ付けることにより、化粧シートを扉に圧着する。なお、ローラCの押さえ付け部20は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等で柔らかく形成されている。
図4(b)に示すように、従来の扉Bの場合、裏面側縁部16がローラCに当たって邪魔になるため、ローラCの押さえ付け部20を把手部12の溝部13の表面側縁部15近傍に当接させにくい部分10が生じていた。このため、当該部分において、化粧シート17がうまく接着せず、浮き上がって、しわになったり、破れたりする原因となっていた。
そこで本発明は、ローラCの押さえ付け部20を、全ての面に当接させることができる形状の把手部を具備する扉を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、板状の扉本体と把手部を備え、前記把手部は、扉本体の端面に設けられた表面側縁部と裏面側縁部及びこの両者の間に形成された溝部によって構成され、前記表面側縁部は裏面側縁部よりも短く、溝部の断面形状は曲線であって前記表面側縁部近傍の曲率半径が裏面側縁部近傍の曲率半径よりも大きいことを特徴とする。これにより、ローラの押さえ付け部を、把手部の全ての面に当接させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、裏面側縁部近傍の曲率半径と表面側縁部近傍の曲率半径との比が、1:1.5〜1:4の範囲内であることを特徴とする。これにより、ローラの押さえ付け部を、把手部の全ての面に当接させることができ、且つ、手掛かりとなるくぼみを形成することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、扉本体及び把手部に化粧シートが貼付されたことを特徴する。これにより、本発明に係る扉の見栄えを良くする事が出来る。
本発明では、ラミネータのローラの押さえ付け部を、扉の把手部の全ての面に当接させることができるため、化粧シートに扉と接着していない部分が生じない。そのため、化粧シートが浮き上がって、しわになったり、破れたりするのを防止することができる。
図1は、本発明に係る扉Aの斜視図である。本発明に係る扉Aは、一枚で片開きの扉として使用することもできるし、図1に示すように、二枚一組で、観音開きの扉として使用することもできる。
図2(a)は、本発明に係る扉Aの把手部2の断面図であり、図2(b)は、化粧シート7を圧着中の扉Aの把手部2の断面図である。なお、化粧シート7を明確にするため、ハッチは省略している。本発明に係る扉Aは、扉本体1と把手部を2備えており、図2に示すように、把手部2は、扉本体1の端面に設けられた表面側縁部5と裏面側縁部6及びこの両者の間に形成された溝部3によって構成される。表面側縁部5は裏面側縁部6よりも短い。
そして、溝部3の断面形状は、曲線であって、本実施形態においは、裏面側縁部6近傍の曲率半径と表面側縁部5近傍の曲率半径との比が1:3となるように形成している。扉Aには、化粧シート7が貼付される。
なお、裏面側縁部6近傍の曲率半径と表面側縁部5近傍の曲率半径との比は1:3に限定されるものではなく、1:1.5〜1:4の範囲内であることが望ましい。また、本発明では、扉Aの溝部3の曲率半径は、裏面側縁部6から表面側縁部5に沿って、徐々に大きくなっている。
図3(a)は、従来の扉Bの把手部の断面図である。図3(b)〜(e)は、本発明に係る扉Aの把手部の断面図であり、それぞれの裏面側縁部6近傍の曲率半径と表面側縁部5近傍の曲率半径との比は、図3(b)が1:1.5、図3(c)が1:2、図3(d)が1:3、図3(e)が1:4である。それぞれの断面図の下には、裏面側縁部6近傍の曲率半径と表面側縁部5近傍の曲率半径との比が示されている。
表面側縁部5近傍の曲率半径を裏面側縁部6近傍の曲率半径の1.5倍以上にすると、化粧シート7を扉Aに貼付する際、ラミネータのローラCの押さえ付け部20を把手部2の溝部3に対して適度な角度をもって当接させることができるため、当該溝部3に対して化粧シート7を強固に圧着させることができる。また、表面側縁部5近傍の曲率半径が裏面側縁部6近傍の曲率半径の4倍以下にすると、表面側縁部5近傍に適度な窪みを形成することができる。このため、把手部2の指の引っ掛かりがよくなり、把手としての機能を増大させることができる。
把手部2は、扉本体1とは別部材として形成してもよいし、扉本体1と一体として形成してもよい。把手部2を別部材として形成する場合には、合成樹脂の押し出し成型(射出成型)によって形成することもできるし、木材(角材)を切削して形成することもできる。そして、接着剤やだぼその他適当な方法で両者を固定する。把手部2を扉本体1と一体に形成する場合、扉本体1を木材で形成するときは、扉本体1の端面を切削して、把手部2を形成することもできるし、扉本体1を合成樹脂で形成するのであれば、型枠で扉本体1と把手部2を一体に形成することもできる。
上記のようにして形成された扉Aには、ラミネータによって化粧シート7が貼付される。図2(b)に示すように、本発明に係る扉Aは、把手部2の溝部3の形状に特徴があり、把手部2の全ての面にローラCの押さえ付け部20を当接させることができる。そのため、化粧シート7を扉Aに対して確実に圧着することができ、化粧シート7の浮き上がりによる、しわや破損がない。
化粧シート7としては、例えば、天然突板、人工突板、不織布、紙、合成樹脂シート等を用いることができる。好適な合成樹脂シートとしては、例えば、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等のシートが挙げられる。また、これらの合成樹脂シートの間に紙を挟んで圧着した複合シートや、合成樹脂を含浸させた含浸紙等も化粧シート7として用いることができる。これらの化粧シート7に上塗りを施してもよい。化粧シート7の厚みは、例えば、0.05〜1mm程度の範囲とすることができる。また、接着剤としては、例えば、酢酸ビニル系接着剤、クロロプレン系合成ゴム溶剤型接着剤、尿素系接着剤等を使用することができる。
本発明に係る扉の斜視図である。 (a)は、本発明に係る扉の把手部の断面図であり、(b)は、化粧シートを圧着中の扉の把手部の断面図である。 (a)は、従来の扉の把手部の断面図であり、図3(b)〜(e)は、本発明に係る扉の把手部の断面図である。それぞれの裏面側縁部近傍の曲率半径と表面側縁部近傍の曲率半径との比は、(b)が1:1.5、(c)が1:2、(d)が1:3、(e)が1:4である。 (a)は、従来の扉の把手部の断面図であり、(b)は、化粧シートを圧着中の扉の把手部の断面図である。
符号の説明
1 扉本体
2 把手部
3 溝部
5 表面側縁部
6 裏面側縁部
7 化粧シート

Claims (3)

  1. 板状の扉本体と把手部を備え、前記把手部は、扉本体の端面に設けられた表面側縁部と裏面側縁部及びこの両者の間に形成された溝部によって構成され、前記表面側縁部は裏面側縁部よりも短く、溝部の断面形状は曲線であって前記表面側縁部近傍の曲率半径が裏面側縁部近傍の曲率半径よりも大きいことを特徴とする扉。
  2. 裏面側縁部近傍の曲率半径と表面側縁部近傍の曲率半径との比が、1:1.5〜1:4の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の扉。
  3. 前記扉本体及び把手部に化粧シートが貼付されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の扉。
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