JP2007138422A - バルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造 - Google Patents

バルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 腰壁パネルの上端部と笠木との間の通気路に吹き込んだ雨水が腰壁パネル内に形成された通気隙間に侵入するのを防止することができるバルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造を提供する。
【解決手段】 排湿用の通気隙間3を有するバルコニーの腰壁パネル1を形成し、腰壁パネル1の上端部に笠木2を被せて取付けて該腰壁パネル1の上端部と笠木2との間にバルコニーの内方及び外方の空間にそれぞれ連通し且つ前記通気隙間3に連通する通気路4を形成し、通気隙間3の通気路4への開口53の上方を覆う覆い片を備えて内部に通気隙間3と通気路4とを連通する蛇行通路50を有し且つ、該蛇行通路50の通気路4への開口53を覆い片よりもバルコニー内方側に形成した覆い部材5を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、腰壁パネルの上端部に笠木を被せてなるバルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造に関するものである。
従来から、腰壁パネルの上端部に笠木を被せて構成したバルコニー腰壁に排湿用の通気隙間を形成したものが知られている。これは、図3、図4に示すように、バルコニーの腰壁パネル本体11及び外装材12からなり腰壁パネル本体11、外装材12間に排湿用の通気隙間3を形成した腰壁パネル1に、笠木2を前記腰壁パネル1の上端部との間に通気路4が形成されるように被せて取付けることで構成してある。排湿用の通気隙間3の下端部は建物の通気路Sと連通しており、建物からの湿気を含んだ空気を通気路S、通気隙間3を介してその上端部から排出するようにしてある。
この従来の腰壁パネルの笠木取付部の通気構造においては、通気路4を流れる空気によって通気隙間3内の湿気を含んだ空気を吸引して排出することができるものの、通気路4に雨水が吹き込んだ際に雨水が図4中矢印イに示すように通気隙間3内に侵入してしまうものであった。
特開平11−270082号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、腰壁パネルの上端部と笠木との間の通気路に吹き込んだ雨水が腰壁パネル内に形成された通気隙間に侵入するのを防止することができるバルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、排湿用の通気隙間3を有するバルコニーの腰壁パネル1を形成し、腰壁パネル1の上端部に笠木2を被せて取付けて該腰壁パネル1の上端部と笠木2との間にバルコニーの内方及び外方の空間にそれぞれ連通し且つ前記通気隙間3に連通する通気路4を形成し、通気隙間3の通気路4への開口53の上方を覆う覆い片を備えて内部に通気隙間3と通気路4とを連通する蛇行通路50を有し且つ、該蛇行通路50の通気路4への開口53を覆い片よりもバルコニー内方側に形成した覆い部材5を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、腰壁パネル1の上端部と笠木2との間の通気路4に雨水が吹き込んだ場合でも腰壁パネル1内に形成された通気隙間3に雨水が侵入するのを防止することができる。
本発明にあっては、腰壁パネルの上端部と笠木との間の通気路に雨水が吹き込んだ場合でも腰壁パネル内に形成された通気隙間に雨水が侵入するのを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態について図1、図2に基づいて説明する。バルコニー腰壁は、腰壁パネル1と、この腰壁パネル1に取付けられる笠木2とで主体が構成される。
腰壁パネル1は、バルコニーの腰壁パネル本体11とバルコニーの外装材12とで主体が構成される。腰壁パネル本体11は枠体11aに面板11bを取着して構成してあり、この腰壁パネル本体11の外面側に胴縁等のスペーサ材13を固着すると共に、このスペーサ材13の外面に外装材12を固着して腰壁パネル1を形成してある。腰壁パネル1の腰壁パネル本体11と外装材12との間には、排湿用の通気隙間3が形成される。排湿用の通気隙間3の下端部は、建物の通気路(図3の符号S)と連通しており、建物からの湿気を含んだ空気を通気路、通気隙間3を介してその上端部から排出するようにしてある。
笠木2は、腰壁パネル1の上端部に隙間を介して覆い被せるように取付けるもので、腰壁パネル1の外側の側面(外装材12のバルコニー外方側の側面)の外方側に位置する外縦片21と、腰壁パネル1の内側の側面(腰壁パネル本体11のバルコニー内方側の側面)の内方側に位置する内縦片22と、外縦片21と内縦片22の上端部同士を連結する横片23とからなる下方に開口する略コ字状に形成してある。この笠木2の腰壁パネル1への取付けは、腰壁パネル1の上端部の長手方向に部分的に笠木取付金具25を固着具(図示せず)等によって固着し、この笠木取付金具25のバルコニー外方側の上端部に設けた係止部25aに笠木2の横片23の裏面に形成した被係止部27を係止するとともに、笠木取付金具25のバルコニー内方側の下端部に設けた固着具挿通孔と笠木2の内縦片22に設けた固着具挿通孔とを連通させてこれに固着具24を螺着して取付けている。そして、笠木取付金具25によって笠木2を腰壁パネル1の上端部から浮かせた状態で配置することで、腰壁パネル1の上端部と笠木2との間に通気路4を形成している。
通気路4は、バルコニー外方側の端部41とバルコニー内方側の端部42においてそれぞれバルコニーの外方の空間と内方の空間とに連通するとともに、中間部において上記通気隙間3と連通している。通気路4の内側壁となる笠木2は外縦片21と内縦片22の下端部が腰壁パネル1の上端部よりも下方に位置しており、通気路4の両端部41,42は下方に開口する状態となっている。
そして本発明においては、腰壁パネル1の上端部に蛇行通路50を有する覆い部材5を設けてある。覆い部材5は、腰壁パネル1の腰壁パネル本体11と外装材12の上端部とに亘る板状をした本体部51と、本体部51の中間部の通気隙間3に位置する部分に形成した蛇行通路50を有する通路部52とからなる。通路部52は、本体部51の通気隙間3のバルコニー外方側の端部(外装材12のバルコニー内方側の端部)から上方の通気路4内に向けて突出する立上片52aと、立上片52aの上端部からバルコニー内方側に向けて連設されて通気隙間3の上方を覆う上横片52b及び傾斜片52cからなる覆い片とで主体が構成され、その内部が蛇行した蛇行通路50となっており、この蛇行通路50を介して通気隙間3と通気路4とが連通される。蛇行通路50の通気路4への出口となる開口53は上記覆い片よりもバルコニー内方側に設けてあって、上下方向又は上下方向よりもバルコニーの内方側を向くように形成してあり、通気路4のバルコニー外方側の端部41からバルコニー内方側の端部42に向かって空気が流れる場合にその上流方向を向かないようにしてある。図1に示す例では、開口53は覆い片(傾斜片52c)のバルコニー内方側の端部にバルコニー内方側を向くように形成してある。また図2に示す例では、通路部52は、立上片52a及び覆い片となる上横片52bと、上横片52bのバルコニー内方側の端部よりバルコニー内方側に開口53となる隙間を介して配置される内縦片52dとからなり、その内部が蛇行した蛇行通路50となるもので、開口53は前記のように覆い片(上横片52b)のバルコニー内方側の端部と内縦片52dとの間に上方を向くように形成してある。なお、図中の符号6は防水シートを示す。
上記バルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造の作用効果について説明する。腰壁パネル1と笠木2との間の通気路4に空気が流れると、通気路4を流れる空気は通気隙間3内の空気よりも低圧となるため通気隙間3内の空気が通気路4内へと吸引され、通気隙間3内の湿気を含んだ空気が排出されることとなる。通気路4を流れる空気は、通気路4のバルコニー外方側の端部41から流入してバルコニー内方側の端部42より流出する場合と、バルコニー内方側の端部42から流入してバルコニー外方側の端部41より流出する場合があるが、雨水が吹き込むような場合は通常は外方から吹き付ける風雨によって、バルコニー外方側の端部41から通気路4内へと流入する。この時、従来のような通気構造にあっては通気路4内に吹き込んだ雨水が容易に通気隙間3内に侵入してしまうが、本発明にあっては上記のように開口53の上方を覆う覆い片を備えて内部に通気隙間3と通気路4とを連通する蛇行通路50を有し、該蛇行通路50の通気路4への開口53を覆い片よりもバルコニー内方側に形成した覆い部材5を設け、その蛇行通路50の通気路4への開口53を上下方向又は上下方向よりもバルコニーの内側を向くように形成してあることで、通気路4のバルコニー外方側の端部41から吹き込んだ雨水が直接開口53に侵入することがなく、もし仮に雨水が開口53から蛇行通路50内に侵入しても、雨水は途中に付着して蛇行通路50を通り抜けることがないため、通気隙間3内に雨水が侵入するのを防止することができて、バルコニー腰壁の寿命を伸ばすことができる。
本発明の一実施形態の要部断面図である。 本発明の他の実施形態の要部断面図である。 建物のバルコニーを設けた部分の断面図である。 従来のバルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造の要部断面図である。
符号の説明
1 腰壁パネル
11 腰壁パネル本体
12 外装材
2 笠木
3 通気隙間
4 通気路
5 覆い部材
50 蛇行通路
53 開口

Claims (1)

  1. 排湿用の通気隙間を有するバルコニーの腰壁パネルを形成し、腰壁パネルの上端部に笠木を被せて取付けて該腰壁パネルの上端部と笠木との間にバルコニーの内方及び外方の空間にそれぞれ連通し且つ前記通気隙間に連通する通気路を形成し、通気隙間の通気路への開口の上方を覆う覆い片を備えて内部に通気隙間と通気路とを連通する蛇行通路を有し且つ、該蛇行通路の通気路への開口を覆い片よりもバルコニー内方側に形成した覆い部材を設けて成ることを特徴とするバルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造。
JP2005330069A 2005-11-15 2005-11-15 バルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造 Withdrawn JP2007138422A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106629A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sumitomo Forestry Co Ltd 腰壁
JP2015132105A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 トヨタホーム株式会社 建物の壁構造
JP2016089577A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 株式会社トーコー パラペット用換気装置
JP2018009317A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 日新工業株式会社 出の浅い水切りあご付きパラペットの防水工法、及び同工法で使用する水切金具

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