JP2007136619A - カッターのクリーニング機能つき記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 別部材を搭載することなく、またロール紙を無駄にすることなくカッターに付着した紙粉を除去すること。
【解決手段】 紙粉飛び散り防止パターンとカッター紙粉除去パターンを兼ね備えたパターンをロール紙の先端カット等、記録紙の破棄する部分に、使用期限の迫っているインク色や、残量の多いインク色で印刷し、その部分をカットすることで記録紙やインクを有効に利用してカッターの紙粉を除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロール紙やロールフィルムなどを使用し、印刷後に印刷物をカッターで自動的にカットすることが可能なカッター付き記録装置の、カッターのクリーニング機能に関する。
記録紙や記録フィルムなどのロール状記録媒体を搬送させながら画像記録を行い、印刷データに応じたサイズで記録媒体をカッターでカットし、印刷物を作成する記録装置において、コート紙のようにカットすると、コート層が剥離して粉状(紙粉)になってカッターに付着する。付着した紙粉は次の印刷後にカットするときに印字面に紙粉が付着し、印刷物を汚してしまう。また、紙粉がまだ印刷していない方の記録媒体に付着した場合、その上を印刷すると紙粉が払い落とされたときに白い点になって画像抜けとなり、印刷物を非常に劣化させてしまう。
これを防ぐために、カッター刃の移動時に該刃先が接触するようにクリーニング部材を固定配置させ、カッター刃の移動に伴いその刃先に付着した異物をクリーニング部材により除去する構成のものが開示されている(例えば特許文献1参照)。
また、紙粉の飛びちりを未然に防ぐための技術として、カットする位置に紙粉の飛び散りを防ぐパターンを印刷し、その領域をカットする方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9―114154号公報 特開2003−326782号公報
しかしながら、従来の技術では、カッター刃のクリーニング部材を別部材で準備、配置しなければならない。また、紙粉の飛び散りを防ぐパターンでは、すでに付着している紙粉を十分に拭き取ることが出来ない。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下のような構成からなる。
ロール状の記録紙の紙給紙手段と、前記記録紙への連続印刷が可能な印刷手段と、前記記録紙の排出経路途中に配置され、用紙走行方向と直交する方向に長矩形で板状の固定刃と、前記固定刃に沿って回転移動することにより記録紙をカットする回転刃と、前記回転刃を前記固定刃に押圧可能に保持する保持部材とを有し、前記保持部材を往復運動することにより記録紙のカットを行う記録装置において、記録紙にパターンを印刷し、その領域をカットすることで、回転刃に付着した記録紙の紙粉を除去することを特徴とする記録装置で、
前記回転刃の紙粉除去用パターンは、カット時の紙粉とびちりを防ぐための紙粉とびちり防止パターンをも兼ね備えることを特徴とし、
前記回転刃の紙粉除去用パターンは、使用期限の迫ったインクを使用して印刷することを特徴とし、
前記回転刃の紙粉除去用パターンは、残量の多いインクを使用して印刷することを特徴とする記録装置。
以上説明したように、本発明によれば、通常のカット時にカッターに付着した紙粉除去もでき、記録紙を無駄にせず有効に利用できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の記録装置を上から見た図である。
11はロール紙であり、給紙手段によって2の方向に搬送される。14は11ロール紙に印刷するときにロール紙を水平に保持するための部材である。13のロール紙加圧ローラによってロール紙を抑えている。18はインクの吐出機構であり、ロール紙の搬送方向12と直行した方向に移動させながらインクを吐出させることで印刷を行っている。15は長矩形の板状の固定刃で、16は15に沿って回転移動することによりロール紙をカットする回転刃である。16の回転刃を15の固定刃に押し付ける部材でもってロール紙の搬送方向12と直行する方向に往復移動させることで、ロール紙をカットする。回転刃16は通常、Aの待機位置におり、一回カットするとBの反転位置に移動する。次にカットすると待機位置Aに戻る。
図2は、ロール紙に印刷を行って所定のサイズにロール紙をカットした様子を示している。21はロール紙、22は印刷領域である。22の印刷で指定されたサイズにロール紙をカットしたところが24である。続いて次の印刷を行うことで、ロール紙を無駄なく利用している。
コート紙のような記録媒体では、カットしたときにコート層が剥離し、粉状(紙粉)となってカッターに付着する。カッターに付着した紙粉が、次にカットするときにロール紙に付着すると、紙粉は、印刷が完了した領域に飛び散って印刷物を劣化させるほか、これから印刷をする領域に飛び散って付着すると、その上を印刷してしまい、それから紙粉が取れるとその部分が白い点々となって非常に印刷物を劣化させてしまう。
紙粉が飛び散るのを未然に防ぐ方法として、図4のように、紙粉が飛び散らないように、カットする部分をインクで湿らせておき、その部分をカットする方法がある。41は紙粉飛び散り防止パターンである。印刷物に41のパターンの一部が残ってしまわないように、非常に細いパターンとなっている。その部分42をカットする。これによって紙粉が飛び散らないようにしている。そして実際の印刷パターン43を印刷する。
さらに、新しいロール紙に印刷を始めるときは、先端がきれいにカットされていないこと、さらに巻いてあるロール紙の外側のひと巻きは汚れていることがあるので、まず先端をカットしてから印刷を始めることが多い。
41の紙粉飛び散り防止パターンは非常に細く、紙粉飛び散りを抑制する効果はあるが、カッターに付着した紙粉を除去することは難しい。本発明では、紙粉飛び散りと、カッターの紙粉除去の両方を実現するパターンを印刷することでロール紙の無駄となる部分を少なくし、有効に利用することができる。
図5(a)のように、カット位置52の、印刷領域53と反対の領域を太くした紙粉除去用パターン51を印刷し、カットする。紙粉除去パターンが印刷物に一部残ってしまう領域を最小限に抑えながら、反対側は十分にしめっているため、カッターの紙粉を除去することができる。
また、カットが終わる前に紙粉が除去できれば十分であるので、カッターが図5(b)、図5(c)のように、待機位置Aから反転位置Bに移動しながらカットする場合には、紙粉除去パターン54の様に、移動するに従って太くなるパターンや、紙粉除去パターン55の様に、反転位置Bに近い方のみを太くしたパターンにすると、インクの節約になる。
使用期限の近いインク色を使用する場合のカッター紙粉除去シーケンスの処理の流れを図3で説明する。
カッター紙粉除去シーケンスが開始されると、まず、インク情報を取得する(S31)。インク情報には、インク種,インク色、製造日、残量、などが管理されている。次にもっとも使用期限の近いインク色を決定する(S32)。次に、S32で取得されたインク色の紙粉除去用パターンのデータをメモリ上に作成する(S33)。次に紙粉除去用パターンを印刷する(S34)。次に、カット位置をカッター位置まで搬送し、カッターを移動させてカットする(S35)。以上でカッター紙粉除去シーケンスを終了する。
以上説明したように、紙粉飛び散り防止パターンとカッター紙粉除去パターンを兼ね備えたパターンを、ロール紙の先端カット等、記録紙の破棄する部分に印刷することで、カッターに付着した紙粉を除去するのに記録紙を無駄にせず、有効に利用することが出来る。
また、使用期限の迫っているインク色や、残量の多いインク色を使うことで、インクも無駄なく使うことが出来る。
記録装置を上から見た図 記録紙に印刷とカットした位置の図 紙粉除去シーケンス図 紙粉飛び散りパターンの説明図 本発明の紙粉飛び散りと紙粉除去を両方兼ね備えたパターンの説明図
符号の説明
11 ロール紙
12 用紙搬送方向
13 ロール紙加圧ローラ
14 ロール紙を水平に保つ部材
15 長矩形の板状の固定刃
16 回転刃
18 インク吐出機構
A 回転刃の待機位置
B 回転刃の反転位置
21 ロール紙
22 印刷領域
24 カット位置
41 ロール紙
42 紙粉飛び散り防止パターン
43 通常のカット位置
51 カッターに付着した紙粉除去用パターンの例
52 カッターに付着した紙粉除去用パターンの例
53 カッターに付着した紙粉除去用パターンの例

Claims (4)

  1. ロール状の記録紙の紙給紙手段と、前記記録紙への連続印刷が可能な印刷手段と、前記記録紙の排出経路途中に配置され、用紙走行方向と直交する方向に長矩形で板状の固定刃と、前記固定刃に沿って回転移動することにより記録紙をカットする回転刃と、前記回転刃を前記固定刃に押圧可能に保持する保持部材とを有し、前記保持部材を往復運動することにより記録紙のカットを行う記録装置において、記録紙にパターンを印刷し、その領域をカットすることで、回転刃に付着した記録紙の紙粉を除去することを特徴とする記録装置。
  2. 前記回転刃の紙粉除去用パターンは、カット時の紙粉とびちりを防ぐための紙粉とびちり防止パターンをも兼ね備えることを特徴とする請求項1の記録装置。
  3. 前記回転刃の紙粉除去用パターンは、使用期限の迫ったインクを使用して印刷することを特徴とする請求項1の記録装置。
  4. 前記回転刃の紙粉除去用パターンは、残量の多いインクを使用して印刷することを特徴とする請求項1の記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013256339A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Konica Minolta Inc 用紙処理装置及び画像形成システム

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