JP2841066B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2841066B2
JP2841066B2 JP9332443A JP33244397A JP2841066B2 JP 2841066 B2 JP2841066 B2 JP 2841066B2 JP 9332443 A JP9332443 A JP 9332443A JP 33244397 A JP33244397 A JP 33244397A JP 2841066 B2 JP2841066 B2 JP 2841066B2
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晃 宮川
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Canon Inc
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置の構造に関し、具体的には、インクジェット記録装
置における記録された用紙を排出口に案内する手段に関
する。 【0002】 【従来の技術】インクジェット記録装置は、印字ヘッド
に設けたノズル群から吐出されるインク滴を用紙に付着
させて記録していくものである。この場合、用紙として
はロールシートまたはカットシートが使用され、この用
紙は紙送りローラにより印字ヘッド部へ紙送りされ、記
録された用紙は印字ヘッドの上部に設けた排出口から外
部へ排出される。ロールシートを使用する場合はこの排
出口にカッターが設けられ、所望の長さに用紙を切断し
て記録物が作成される。 【0003】ところで、記録された用紙を排出口へ案内
する手段として、従来より、プラテンローラに圧接され
るベイルローラあるいは前記排出口の出口端縁が使用さ
れており、ロールシートの場合は排出口の一側をカッタ
ーで構成し刃先で前記出口端縁を形成することが行われ
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、インクジェッ
ト記録装置では、インク滴を付着させて記録するので、
ベイルローラのように印字ヘッドからの距離が小さい場
合は、用紙が未だ濡れた状態にあり、印字面にベイルロ
ーラが接触して用紙が汚れるという問題があり、また、
排出口を印字ヘッドよりかなり高い位置に設ける場合で
も、用紙が未だ充分乾燥していないため、印字部が出口
端縁でこすられて用紙が汚れやすいという問題があっ
た。 【0005】なお、排出口を高い位置に設けて用紙の汚
れを防止しようとすると、装置が大型になったり、用紙
の無駄が増したり、あるいは印字状態を確認する位置と
記録ヘッドとの距離が大きくなるなどの問題が生じる。 【0006】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、排出される用紙を該
用紙の移動に合わせて滑ることなく案内することがで
き、記録ヘッドから排出口までの距離を特に大きく設定
しなくても、記録された用紙のインクの未乾燥による汚
れを効果的に防止し得るインクジェット記録装置を提供
することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッドに
設けたノズルから吐出されるインク滴を用紙に付着させ
て記録するインクジェット記録装置において、記録した
後排出される用紙の記録面と接触することで該用紙の移
動に対して従動回転する回転自在の拍車状のホイールを
他のローラと対向しない位置に装着し、前記ホイールの
外周をクリーニングするクリーニング部材を設けた構成
とすることにより、上記目的を達成するものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明を実施するのに好適
なインクジェット記録装置の外観を示し、装置の上面に
記録した用紙の排出口1、すなわち用紙幅をカバーする
スリット状の開口が設けられている。この排出口1は外
装ケースと一体の固定隆起部2と該固定隆起部に着脱可
能に位置決め装着されるカッター3とで形成されてい
る。 【0009】前記カッター3の出口端縁は鋭利化され用
紙切断用の刃(図2、図3)になっている。また、この
カッター3は金属や硬質プラスチックなどで作ることが
できるが、例えば透明アクリルの成形品で作ることによ
り印字状態を目で確認(チェック)できるようにするこ
とが好ましい。 【0010】図2は記録ヘッド部および前記排出口の横
断面を示し、紙送りローラ5の周囲に沿って紙送りされ
る用紙6はプラテンローラ7および記録ヘッド8間を上
向きに送られ、記録された後図示のごとく排出口1から
外部へ排出される。所定長さ排出されたところで、用紙
6は前記刃4に押しつけて切断され、記録済みの用紙と
して取り出される。 【0011】然して、排出口1を形成するカッター3に
は、図3および図4に示すごとく、用紙6と接触し該用
紙をカッター3から離れる方向へ押さえる拍車状のホイ
ール9が回転自在に軸支されている。このホイール9の
外周には図示のように尖った接触端10が歯状に形成さ
れており、用紙6の移動に従動してすべることなく転動
するようになっている。 【0012】前記ホイール9の材質は金属あるいはプラ
スチックなど適宜選定できるが、付着し未乾燥のインク
を吸い込む毛管現象を得るため焼結合金や多孔質セラミ
ックなどの多孔性材料で形成することが好ましい。ま
た、多孔性材料によれば、例えばこれを白色材料で作っ
ておき、インク吸収による色の変化の程度で交換または
洗浄の時期を判断できる。 【0013】前記ホイール9は、図3および図4に示す
ごとく、カッター3の内面に形成した凹部11内に軸支
されている。また、このホイール9はカッター3の長さ
方向に所定間隔をおいて複数個(例えば2〜3個)設け
てもよいが、長さ方向中央部に1個設けるだけでもよ
い。 【0014】さらに、前記凹部11内には、ホイール9
の接触端10に摺接してインク汚れを除去するクリーニ
ング部材12が設けられている。このクリーニング部材
12は例えばスポンジ状のインク吸収体で形成される。 【0015】以上説明した実施例によれば、記録した後
排出される用紙6の記録面と接触することで該用紙の移
動に対して従動回転する回転自在の拍車状のホイール9
を他のローラと対向しない位置に装着し、さらに、前記
ホイール9の外周をクリーニングするクリーニング部材
12を設けたので、排出される用紙6を該用紙の移動に
合わせて滑ることなく案内することができ、記録ヘッド
8から排出口1までの距離を特に大きく設定しなくて
も、記録された用紙6のインクの未乾燥による汚れを効
果的に防止することができた。前記ホイール9は、用紙
6を挟持するものではないので、インクにより発生する
用紙6のしわ等によって該用紙6と接触したり離れたり
する。従って、離れることもある前記ホイール9は、常
に用紙と接触している拍車に比べ、インクによる汚れが
少なく、用紙6を汚すことも少なくなる。また、前記ホ
イール9は、用紙6の搬送を加担しておらず、用紙6に
圧接することがないので、接触したとしてもインクの付
着は少ない。また、用紙の搬送に加担する拍車の場合
は、搬送方向上流側の搬送ローラの搬送速度と正確に同
期させる必要があり、同期がうまく行かないと、用紙が
弛んだりしわが寄ったりし、不必要な部分で接触して汚
れの原因となったり、用紙6の後端が上流側のローラ対
を抜けたときに該用紙が暴れて拍車の不必要な部分で接
触し、汚れの原因となるが、前記ホイール9は用紙6に
従動回転するので、仮に近くに搬送ローラ対があったと
しても、このような不都合は生じない。 【0016】前記ホイール9は排出口1の一側(図示の
例ではカッター3)を利用してこれを軸支するだけで装
着することができ、簡単な構造で装置の大型化を生じる
ことなく用紙の汚れ防止を達成することができた。ま
た、ホイール9に摺接するクリーニング部材12を設け
たので、一回転ごとにホイール9の用紙6との接触部を
拭うことができ、これによって用紙6を常にきれいに維
持することができた。なお、本発明はカットシートを使
用するインクジェット記録装置に対しても同様に適用で
きるものである。 【0017】 【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、印字ヘッドに設けたノズルから吐出されるイ
ンク滴を用紙に付着させて記録するインクジェット記録
装置において、記録した後排出される用紙の記録面と接
触することで該用紙の移動に対して従動回転する回転自
在の拍車状のホイールを他のローラと対向しない位置に
装着し、前記ホイールの外周をクリーニングするクリー
ニング部材を設けた構成としたので、排出される用紙を
該用紙の移動に合わせて滑ることなく案内することがで
き、記録ヘッドから排出口までの距離を特に大きく設定
しなくても、記録された用紙のインクの未乾燥による汚
れを効果的に防止し得るインクジェット記録装置が提供
される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施するのに好適なインクジェット記
録装置の外観を示す模式的斜視図である。 【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置き一
実施例の要部構成を示す模式的断面図である。 【図3】図2のホイール取り付け部の構成を示す模式的
断面図である。 【図4】図3中の線IV−IVに沿った模式的断面図で
ある。 【符号の説明】 1 排出口 2 固定隆起部 3 カッター 4 刃 5 紙送りローラ 6 用紙 7 プラテンローラ 8 印字(記録)ヘッド 9 拍車状のホイール 10 接触端 11 凹部 12 クリーニング部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1. 印字ヘッドに設けたノズルから吐出されるイン
    ク滴を用紙に付着させて記録するインクジェット記録装
    置において、記録した後排出される用紙の記録面と接触
    することで該用紙の移動に対して従動回転する回転自在
    の拍車状のホイールを他のローラと対向しない位置に装
    着し、前記ホイールの外周をクリーニングするクリーニ
    ング部材を設けたことを特徴とするインクジェット記録
    装置。
JP9332443A 1997-11-17 1997-11-17 インクジェット記録装置 Expired - Lifetime JP2841066B2 (ja)

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JP9332443A JP2841066B2 (ja) 1997-11-17 1997-11-17 インクジェット記録装置

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JP60048916A Division JPH06102386B2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12 インクジエツト記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH10181006A JPH10181006A (ja) 1998-07-07
JP2841066B2 true JP2841066B2 (ja) 1998-12-24

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ID=18255047

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