JP2024037277A - 搬送装置及び液滴吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄能力が維持される回転ブラシを備える搬送装置及び液滴吐出装置を提供する。【解決手段】搬送装置は、メディアを搬送する搬送ベルトであって、メディアに接触する外周面を有する搬送ベルトと、回転する回転ブラシ31であって、外周面に接触するブラシ部分32を有する回転ブラシと、回転ブラシを清掃する清掃部材41であって、ブラシ部分に接触する接触部分43を有する清掃部材と、を備え、接触部分は、複数の凸部44を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、搬送装置及び液滴吐出装置に関する。
特許文献1には、メディアを搬送する搬送ベルトと、ベルトを洗浄する回転ブラシとを備える搬送装置が記載されている。搬送ベルトには、メディアの毛羽、空気中の塵埃などの異物が付着する。そのため、回転ブラシは、搬送ベルトを洗浄することによって、搬送ベルトから異物を取り除く。
こうした搬送装置では、回転ブラシが搬送ベルトを洗浄することによって、回転ブラシに異物が付着する。回転ブラシに異物が付着したままであると、回転ブラシの洗浄能力が低下する。
上記課題を解決する搬送装置は、メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する前記搬送ベルトと、回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する前記清掃部材と、を備え、前記接触部分は、複数の凸部を有する。
上記課題を解決する液滴吐出装置は、メディアに液滴を吐出する吐出部と、前記メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する搬送ベルトと、回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する清掃部材と、を備え、前記接触部分は、複数の凸部を有する。
以下、搬送装置を備える液滴吐出装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。液滴吐出装置は、例えば、用紙、布帛などのメディアに液滴の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
なお、図中における方向を、X軸、Y軸及びZ軸が互いに直交するXYZ座標系と、X軸、Y´軸及びZ´軸が互いに直交するXY´Z´座標系と、を用いて説明する。このとき、XYZ座標系において、X軸に延びる方向をX方向、Y軸に延びる方向をY方向、Z軸に延びる方向をZ方向とする。また、XY´Z´座標系において、X軸に沿う方向をX方向、Y´軸に沿う方向をY´方向、Z´軸に沿う方向をZ´方向とする。XY´Z´座標系は、X軸周りにXYZ座標系をθだけ回転させた座標系である。したがって、XY´Z´座標系は、XYZ座標系と比べて、X軸は同一で、Y´軸がY軸に対してθだけ傾き、Z´軸がZ軸に対してθだけ傾いている。
<液滴吐出装置>
図1に示すように、液滴吐出装置11は、吐出部12を備える。吐出部12は、メディア99に液滴を吐出するように構成される。吐出部12は、1以上のノズル13が開口するノズル面14を有する。吐出部12は、ノズル13からメディア99に液滴を吐出することによって、メディア99に画像を記録する。吐出部12は、例えば、メディア99に対して走査するシリアルヘッドである。吐出部12は、メディア99の幅にわたって一斉に液滴を吐出可能なラインヘッドでもよい。
図1に示すように、液滴吐出装置11は、吐出部12を備える。吐出部12は、メディア99に液滴を吐出するように構成される。吐出部12は、1以上のノズル13が開口するノズル面14を有する。吐出部12は、ノズル13からメディア99に液滴を吐出することによって、メディア99に画像を記録する。吐出部12は、例えば、メディア99に対して走査するシリアルヘッドである。吐出部12は、メディア99の幅にわたって一斉に液滴を吐出可能なラインヘッドでもよい。
液滴吐出装置11は、制御部15を備える。制御部15は、液滴吐出装置11を制御する。制御部15は、例えば、吐出部12を制御する。制御部15は、例えば、後述する搬送装置21を制御する。制御部15は、搬送装置21の構成でもよい。
制御部15は、コンピュータープログラムにしたがって各種処理を実行する1つ以上のプロセッサーで構成されてもよい。制御部15は、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路などの1つ以上の専用のハードウェア回路で構成されてもよい。制御部15は、プロセッサー、及び、ハードウェア回路の組み合わせを含む回路で構成されてもよい。プロセッサーは、CPU、ならびに、RAM及びROMなどのメモリーを含む。メモリーは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード、又は、指令を格納している。メモリー、すなわちコンピューター可読媒体は、汎用又は専用のコンピューターでアクセスできるあらゆる可読媒体を含む。
液滴吐出装置11は、操作部16を備えてもよい。ユーザーは、操作部16を通じて液滴吐出装置11を操作する。ユーザーが操作部16を操作することによって、制御部15に指示が入力される。操作部16は、例えば、情報を表示するパネルと、指示を入力する入力デバイスとを含む。操作部16は、例えば、タッチパネルである。
液滴吐出装置11は、搬送装置21を備える。搬送装置21は、メディア99を搬送するように構成される。搬送装置21がメディア99を搬送する過程で、吐出部12からメディア99に液滴が吐出される。
<搬送装置>
搬送装置21は、搬送方向A1にメディア99を搬送するように構成される。
搬送装置21は、2以上の搬送ローラーを備える。搬送装置21は、例えば、第1搬送ローラー22と、第2搬送ローラー23とを備える。第1搬送ローラー22は、搬送方向A1において吐出部12よりも上流に位置する。第2搬送ローラー23は、搬送方向A1において吐出部12よりも下流に位置する。
搬送装置21は、搬送方向A1にメディア99を搬送するように構成される。
搬送装置21は、2以上の搬送ローラーを備える。搬送装置21は、例えば、第1搬送ローラー22と、第2搬送ローラー23とを備える。第1搬送ローラー22は、搬送方向A1において吐出部12よりも上流に位置する。第2搬送ローラー23は、搬送方向A1において吐出部12よりも下流に位置する。
搬送装置21は、駆動源24を備える。駆動源24は、2以上の搬送ローラーのうち少なくとも1つの搬送ローラーと接続される。駆動源24は、例えば、第1搬送ローラー22と接続される。駆動源24によって、第1搬送ローラー22が回転する。
搬送装置21は、搬送ベルト25を備える。搬送ベルト25は、2以上の搬送ローラー、すなわち第1搬送ローラー22及び第2搬送ローラー23に巻き掛けられる。搬送ベルト25は、駆動源24が第1搬送ローラー22を回転させることによって、第1搬送ローラー22及び第2搬送ローラー23に沿って周回する。図1において、搬送ベルト25は、反時計回り方向に周回する。これにより、搬送ベルト25は、メディア99を搬送する。
搬送ベルト25は、内周面26と、外周面27とを有する。内周面26は、2以上の搬送ローラーに接触する面である。外周面27は、メディア99に接触する面である。したがって、外周面27は、メディア99を支持する面ともいえる。外周面27は、ノズル面14と対向する。
搬送ベルト25には、メディア99が接着される。すなわち、外周面27にメディア99が接着される。これにより、メディア99が安定した姿勢で搬送される。搬送ベルト25は、例えば、粘着剤が塗布されたベルトである。粘着剤は、外周面27に塗布されている。この場合、粘着剤によって、メディア99が外周面27に接着される。粘着剤に限らず、例えば、吸引力、静電気力、分子間力などによって、メディア99が外周面27に接着されてもよい。メディア99は、吐出部12によって液滴を吐出された後、例えば別の装置に引っ張られることによって、外周面27から引き剥がされる。搬送装置21は、外周面27からメディア99を引き剥がす引き剥がし部を備えてもよい。引き剥がし部は、例えば、メディア99が巻き掛けられるローラーである。
搬送装置21は、押付部28を備えてもよい。押付部28は、メディア99を搬送ベルト25に押し付けるように構成される。押付部28は、例えば、ローラーである。押付部28がメディア99を搬送ベルト25に押し付けることによって、メディア99が外周面27に接着される。
搬送ベルト25においては、メディア99を搬送することに伴い、外周面27が汚れることがある。例えば、メディア99から発生する粉体及び毛羽、空気中の塵埃、吐出部12による液滴などの異物が外周面27に付着することによって、外周面27が汚れることがある。外周面27が汚れると、メディア99に汚れが転写するおそれ、メディア99に対する接着力を損なうおそれなどがある。
搬送装置21は、回転ブラシ31を備える。回転ブラシ31は、外周面27に接触することによって、外周面27を洗浄する。これにより、外周面27から異物が取り除かれる。その結果、メディア99に汚れが転写するおそれ、メディア99に対する接着力を損なうおそれなどが低減される。
回転ブラシ31は、メディア99が引き剥がされた後の外周面27に接触する。そのため、回転ブラシ31は、例えば、搬送ベルト25を基準に、吐出部12とは反対に位置する。すなわち、回転ブラシ31及び吐出部12は、搬送ベルト25を挟むように位置する。搬送ベルト25は周回するため、搬送ベルト25においては、搬送方向A1に移動する部分と、搬送方向A1とは反対の反対方向A2に移動する部分とを含む。搬送方向A1は、Y方向と一致する。そのため、反対方向A2は、Y方向とは反対の方向である。回転ブラシ31は、搬送ベルト25において反対方向A2に移動する部分に接触する。
回転ブラシ31は、ブラシ部分32と、軸部分33とを有する。ブラシ部分32は、軸部分33から外方に向けて延びる。ブラシ部分32の先端が、外周面27に接触する。詳しくは、ブラシ部分32の先端のうち、回転ブラシ31の上端に位置する部分が外周面27に接触する。軸部分33は、例えば、第1搬送ローラー22の軸及び第2搬送ローラー23の軸と平行に延びる。すなわち、軸部分33、第1搬送ローラー22の軸及び第2搬送ローラー23の軸は、X方向に延びる。回転ブラシ31は、軸部分33を中心に回転する。回転ブラシ31は、搬送ベルト25に接触することによって従動するように回転してもよいし、後述する駆動部34によって回転してもよい。
搬送装置21は、駆動部34を備えてもよい。駆動部34は、例えば、モーターである。駆動部34は、回転ブラシ31と接続される。駆動部34は、回転ブラシ31を回転させる。駆動部34が回転ブラシ31を回転させることによって、外周面27から異物を取り除きやすくなる。
駆動部34は、搬送ベルト25の周回方向と同一の方向に回転ブラシ31を回転させる。これにより、回転ブラシ31と搬送ベルト25との接触抵抗が大きくなる。図1においては、回転ブラシ31が反時計回り方向に回転する場合に、搬送ベルト25との接触抵抗が大きくなる。回転ブラシ31と搬送ベルト25との接触抵抗が大きくなることによって、外周面27から異物を取り除きやすくなる。通常、駆動部34は、搬送装置21がメディア99を搬送する間、搬送ベルト25の周回方向と同一の方向に回転ブラシ31を回転させる。
駆動部34は、搬送ベルト25の周回方向と反対の方向に回転ブラシ31を回転させてもよい。この場合、回転ブラシ31と搬送ベルト25との接触抵抗が小さくなる。図1においては、回転ブラシ31が時計回り方向に回転する場合に、搬送ベルト25との接触抵抗が小さくなる。回転ブラシ31と搬送ベルト25との接触抵抗が小さくなることによって、搬送ベルト25にかかる負荷が低減される。
搬送装置21は、移動機構35を備えてもよい。移動機構35は、回転ブラシ31を移動させる機構である。移動機構35は、回転ブラシ31を、搬送ベルト25に接触する位置と、搬送ベルト25から離れた位置とに変位させる。移動機構35は、例えば、回転ブラシ31を昇降させる。回転ブラシ31が搬送ベルト25に接触する場合、少なからず搬送ベルト25に負荷がかかる。例えば、搬送ベルト25を洗浄する必要がない場合、回転ブラシ31が搬送ベルト25から離れることによって、搬送ベルト25にかかる負荷が低減される。
搬送装置21は、貯留槽36を備えてもよい。貯留槽36は、洗浄液を貯留するように構成される。洗浄液は、搬送ベルト25を洗浄するための液体である。洗浄液は、例えば、水である。貯留槽36に貯留される洗浄液は、所定時間ごとに所定量の新しい洗浄液と入れ替わるように、供給及び排出されてもよい。
貯留槽36は、貯留する洗浄液にブラシ部分32の一部が浸かるように位置する。換言すると、回転ブラシ31は、ブラシ部分32の一部が貯留槽36に貯留される洗浄液に浸かるように位置する。例えば、ブラシ部分32のうち、回転ブラシ31の下端に位置する先端が洗浄液に浸かる。これにより、ブラシ部分32が洗浄液で濡れた状態で外周面27に接触する。その結果、外周面27から異物を取り除きやすくなる。
搬送装置21は、乾燥機構37を備えてもよい。乾燥機構37は、回転ブラシ31によって洗浄された後の外周面27を乾燥させるように構成される。回転ブラシ31が洗浄液で濡れた状態で搬送ベルト25を洗浄すると、外周面27が洗浄液で濡れる。そのため、乾燥機構37は、洗浄液で濡れた外周面27を乾燥させる。乾燥機構37は、例えば、外周面27を加熱することによって外周面27を乾燥させてもよいし、外周面27に空気を吹き付けることによって外周面27を乾燥させてもよい。
搬送装置21は、清掃部材41を備える。清掃部材41は、回転ブラシ31を清掃する部材である。図1において、清掃部材41は、例えば、X方向から見てY´方向に延びる。清掃部材41は、ブラシ部分32に接触することによって、回転ブラシ31を清掃する。回転ブラシ31においては、搬送ベルト25を清掃することによって、外周面27から取り除いた異物がブラシ部分32に付着することがある。ブラシ部分32に異物が付着したままであると、回転ブラシ31の洗浄能力が低下するおそれがある。そのため、清掃部材41は、ブラシ部分32に接触することによって、ブラシ部分32から異物を取り除く。これにより、回転ブラシ31の洗浄能力が維持される。また、ユーザーは、手動で回転ブラシ31を洗浄する必要がない。したがって、ユーザーの手間が低減される。
清掃部材41は、貯留槽36内に位置してもよい。詳しくは、清掃部材41は、貯留槽36に貯留される洗浄液に浸かる位置に位置してもよい。清掃部材41は、ブラシ部分32に対して、貯留槽36に貯留される洗浄液に浸かる部分に接触してもよい。この場合、洗浄液によって、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
図2は、清掃部材41をZ´方向から見た上面図である。図2に示すように、清掃部材41は、支持部分42と、接触部分43とを有する。支持部分42は、接触部分43を支持する。支持部分42は、例えば、板形状である。接触部分43は、ブラシ部分32に接触する。接触部分43は、複数の凸部44を有する。複数の凸部44は、軸部分33が延びる方向、すなわちX方向に並ぶ。各凸部44は、Y´方向に延びる。複数の凸部44は、回転ブラシ31の幅にわたって並ぶ。複数の凸部44によって、接触部分43には複数の溝44gが形成される。各溝44gは、隣り合う2つの凸部44の間のギャップである。複数の凸部44は、例えば、それぞれ三角形状である。
複数の凸部44は、回転ブラシ31に対して、ブラシ部分32に食い込むように接触する。複数の凸部44は、例えば、ブラシ部分32をかき分けるように接触する。これにより、複数の凸部44は、ブラシ部分32に付着する異物を絡め取ったり、引き千切ったりする。その結果、ブラシ部分32に付着した異物が取り除かれる。
清掃部材41は、回転する回転ブラシ31に接触する。これにより、清掃部材41は、回転ブラシ31の全周にわたって清掃する。清掃部材41は、駆動部34によって搬送ベルト25の周回方向と同一の方向に回転する回転ブラシ31に接触する。清掃部材41は、駆動部34によって搬送ベルト25の周回方向と反対の方向に回転する回転ブラシ31に接触してもよいし、搬送ベルト25の周回に対して従動的に回転する回転ブラシ31に接触してもよい。
図3に示すように、搬送装置21は、切換機構46を備えてもよい。切換機構46は、清掃部材41の位置を切り換える機構である。切換機構46は、清掃部材41を接触位置と退避位置とに切り換える。接触位置は、清掃部材41がブラシ部分32に接触する位置である。接触位置において、清掃部材41は、Y´方向に延びるように位置する。図3において、実線で示す清掃部材41は、接触位置に位置する。退避位置は、清掃部材41がブラシ部分32から退避する位置、すなわち清掃部材41がブラシ部分32に接触しない位置である。退避位置においては、清掃部材41は、Y方向に延びるように位置する。図3において、2点鎖線で示す清掃部材41は、退避位置に位置する。切換機構46は、例えば、清掃部材41の基端を中心に回転させる。すなわち、切換機構46は、清掃部材41を回転させることによって、清掃部材41の延びる方向をY´方向とY方向との間で切り換える。これにより、清掃部材41の先端が移動する。清掃部材41の先端が、ブラシ部分32に接触したり、ブラシ部分32から離れたりする。清掃部材41の先端は、例えば、接触部分43によって構成される。清掃部材41の基端は、例えば、支持部分42によって構成される。したがって、切換機構46は、支持部分42を回転させることによって、接触部分43を変位させる。
清掃部材41は、回転ブラシ31を清掃する場合に、接触位置に位置する。清掃部材41は、回転ブラシ31を清掃しない場合に、退避位置に位置する。清掃部材41が常にブラシ部分32に接触していると、ブラシ部分32に負荷がかかる。そのため、清掃部材41が退避位置に位置することによって、ブラシ部分32にかかる負荷が低減される。切換機構46は、例えば、制御部15が回転ブラシ31の清掃が必要と判定した場合に、清掃部材41を接触位置に切り換える。清掃部材41は、搬送ベルト25と接触する回転ブラシ31と接触してもよいし、搬送ベルト25から離れる回転ブラシ31と接触してもよい。回転ブラシ31が搬送ベルト25から離れる場合に清掃部材41が接触位置に位置することによって、清掃効率が向上する。
切換機構46は、清掃部材41の位置を、複数の接触位置と退避位置とに切り換えるように構成されてもよい。すなわち、切換機構46は、清掃部材41が延びる方向を、Y´方向とY方向との間で連続的又は段階的に切り換えてもよい。切換機構46は、例えば、清掃部材41の位置を第1接触位置と第2接触位置と退避位置とに切り換えてもよい。第1接触位置は、第2接触位置と比べて、ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触強度が大きい位置である。接触強度は、例えば、ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触圧や接触荷重である。例えば、第1接触位置では、第2接触位置と比べて、複数の凸部44がブラシ部分32に対して深く食い込むように接触する。第2接触位置は、第1接触位置と比べて、ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触強度が小さい位置である。例えば、第2接触位置では、第1接触位置と比べて、複数の凸部44がブラシ部分32に対して浅く食い込むように接触する。このように、切換機構46は、清掃部材41の位置を切り換えることによって、ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触強度を切り換えてもよい。これにより、切換機構46は、清掃部材41による清掃強度を切り換えることができる。ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触強度が大きいほど、清掃部材41による清掃強度が大きくなる。切換機構46は、回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて、清掃部材41の位置を第1接触位置と第2接触位置とに切り換えてもよい。
切換機構46は、ユーザーが目視で回転ブラシ31の汚れ具合を確認することによって、清掃部材41の位置を切り換えてもよい。この場合、例えば、ユーザーは、回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて、清掃の実施要否、清掃強度などを操作部16に入力する。操作部16に入力された指示に基づいて、切換機構46は、制御部15に制御される。操作部16に入力された指示に基づいて、切換機構46は、清掃部材41の位置を切り換える。
搬送装置21は、検出部47を備えてもよい。検出部47は、回転ブラシ31の汚れ具合を検出するように構成される。検出部47は、例えば、光学センサーである。検出部47は、例えば、ブラシ部分32に光を照射することによって、ブラシ部分32に付着する異物の量を検出する。検出部47は、ブラシ部分32に付着する異物の量に基づいて、回転ブラシ31の汚れ具合を検出する。検出部47は、光学センサーに限らず、例えば、デジタルカメラでもよい。
検出部47は、貯留槽36に貯留される洗浄液の濁度を検出することによって、回転ブラシ31の汚れ具合を検出してもよい。回転ブラシ31が外周面27から取り除いた異物は、ブラシ部分32から貯留槽36に貯留される洗浄液に流出することがある。特に、回転ブラシ31が外周面27から取り除いた液滴が洗浄液に流出しやすい。このとき、液滴が洗浄液に流出する一方で、毛羽、塵埃などはブラシ部分32に残りやすい。そのため、洗浄液の濁度が大きいほど、回転ブラシ31の汚れ具合が大きいと予測できる。したがって、検出部47は、貯留槽36に貯留される洗浄液の濁度に基づいて、回転ブラシ31の汚れ具合を検出する。検出部47の検出した回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて回転ブラシ31の清掃が必要であると制御部15が判定した場合に、切換機構46が清掃部材41を接触位置に位置させてもよい。
搬送装置21は、振動付与部48を備えてもよい。振動付与部48は、清掃部材41に取り付けられる。振動付与部48は、例えば、支持部分42に取り付けられる。振動付与部48は、清掃部材41に振動を付与するように構成される。振動付与部48が清掃部材41に振動を付与することによって、清掃部材41が振動する状態でブラシ部分32に接触する。これにより、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。振動付与部48は、例えば、軸部分33が延びる方向、すなわちX方向において清掃部材41を往復移動させるように、清掃部材41を振動させる。
振動付与部48は、超音波のような高周波の振動を付与する振動子でもよいし、低周波の振動を付与するアクチュエーターでもよい。振動付与部48は、例えば、清掃部材41に付与する振動の振幅、及び、清掃部材41に付与する振動の周波数のうち、少なくとも一方を変更可能に構成されてもよい。例えば、制御部15が、振動付与部48を制御することによって、清掃部材41に付与する振動の振幅、及び、清掃部材41に付与する振動の周波数を制御する。清掃部材41に付与される振動の振幅が大きくなると、清掃部材41の清掃能力が向上する。これは、複数の凸部44の接触によってブラシ部分32がより大きく動くためである。清掃部材41に付与される振動の周波数が大きくなると、清掃部材41の清掃能力が向上する。これは、複数の凸部44とブラシ部分32との単位時間当たりの接触回数や摩擦回数が増えるためである。
振動付与部48が付与する振動の振幅、及び、振動の周波数のうち少なくとも一方は、回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて選択されてもよい。例えば、ユーザーが目視で確認した回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて、振動付与部48が付与する振動の振幅、及び、振動の周波数のうち少なくとも一方が選択されてもよい。例えば、検出部47が検出した回転ブラシ31の汚れ具合に基づいて、振動付与部48が付与する振動の振幅、及び、振動の周波数のうち少なくとも一方が選択されてもよい。回転ブラシ31の汚れ具合が大きい場合に、振動付与部48が付与する振動の振幅が大きくなる。回転ブラシ31の汚れ具合が大きい場合に、振動付与部48が付与する振動の周波数が大きくなる。なお、振幅及び周波数のうち少なくとも一方に関する情報は、ユーザーにより操作部16を通じて制御部15に入力されてもよい。振幅及び周波数のうち少なくとも一方は、清掃強度の一例である。
<作用及び効果>
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)搬送装置21は、回転ブラシ31を清掃する清掃部材41を備える。清掃部材41は、ブラシ部分32に接触する接触部分43を有する。接触部分43は、複数の凸部44を有する。
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)搬送装置21は、回転ブラシ31を清掃する清掃部材41を備える。清掃部材41は、ブラシ部分32に接触する接触部分43を有する。接触部分43は、複数の凸部44を有する。
上記構成によれば、ブラシ部分32に清掃部材41が接触することによって、回転ブラシ31が清掃される。このとき、複数の凸部44がブラシ部分32に進入するように接触する。これにより、ブラシ部分32から異物が取り除かれる。したがって、回転ブラシ31の洗浄能力が維持できる。
(2)搬送装置21は、清掃部材41に振動を付与する振動付与部48を備える。
上記構成によれば、振動付与部48によって清掃部材41が振動する。清掃部材41が振動する状態でブラシ部分32に接触することによって、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
上記構成によれば、振動付与部48によって清掃部材41が振動する。清掃部材41が振動する状態でブラシ部分32に接触することによって、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
(3)制御部15は、振動付与部48を制御することによって、清掃部材41に付与される振動の振幅、及び、清掃部材41に付与される振動の振幅数の少なくとも一方を制御する。上記構成によれば、清掃部材41の清掃能力を変更できる。
(4)清掃部材41は、ブラシ部分32に対して、貯留槽36に貯留される洗浄液に浸かる部分に接触する。
上記構成によれば、ブラシ部分32のうち洗浄液に浸かる部分に複数の凸部44が接触する。これにより、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
上記構成によれば、ブラシ部分32のうち洗浄液に浸かる部分に複数の凸部44が接触する。これにより、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
(5)切換機構46は、接触部分43がブラシ部分32に接触する接触位置と、接触部分43がブラシ部分32から離れる退避位置と、に清掃部材41の位置を切り換える。
上記構成によれば、ブラシ部分32を清掃しない場合に清掃部材41を退避位置に切り換えることによって、回転ブラシ31にかかる負荷が低減する。
上記構成によれば、ブラシ部分32を清掃しない場合に清掃部材41を退避位置に切り換えることによって、回転ブラシ31にかかる負荷が低減する。
(6)切換機構46は、清掃部材41の位置を切り換えることによって、ブラシ部分32に対する清掃部材41の接触強度を切り換える。上記構成によれば、清掃部材41の清掃能力を変更できる。
<変更例>
本実施例は、以下のように変更して実施できる。本実施例及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施できる。
本実施例は、以下のように変更して実施できる。本実施例及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施できる。
・図4に示すように、清掃部材41がブラシ部分32に常に接触してもよい。すなわち、搬送装置21は、切換機構46を備えずともよい。例えば、図4に示す変更例では、清掃部材41は、その延びる方向がY´方向ではなくZ´方向となるように位置する。この変更例では、清掃部材41がブラシ部分32に常に接触することによって、回転ブラシ31に接触抵抗が常に生じる。そのため、清掃部材41は、搬送ベルト25の周回方向と同一の方向に回転ブラシ31が回転する場合に回転ブラシ31との接触抵抗が小さくなるように接触しているとよい。例えば、清掃部材41は、その基端から先端に向かって、回転するブラシ部分32が接触するように位置するとよい。これにより、回転ブラシ31が搬送ベルト25を洗浄する場合には、清掃部材41によって回転ブラシ31にかかる負荷を極力低減できる。回転ブラシ31の清掃を目的とする場合には、搬送ベルト25の周回方向と反対の方向に駆動部34が回転ブラシ31を回転させるとよい。この場合、回転する回転ブラシ31は、清掃部材41の先端から基端に向かって接触する。これにより、清掃部材41によって回転ブラシ31にかかる接触抵抗が大きくなる。その結果、回転ブラシ31から異物を取り除きやすくなる。
・図5に示すように、複数の凸部44は、例えば、異物を切断可能な複数のカッター刃でもよい。この場合、複数の凸部44は、ブラシ部分32に付着する異物を絡め取ったり、切断したりできる。その結果、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
・図6に示すように、複数の凸部44は、例えば、Y´方向から見て波形形状でもよい。この場合においても、複数の凸部44は、ブラシ部分32に付着する異物を絡め取ったり、引き千切ったりできる。その結果、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。接触部分43にブラシ部分32が接触すればよい。なお、複数の凸部44は、例えば、Z´方向から見て波形形状であってもよい。
・清掃部材41は、ブレードに限らず、ブラシでもよい。この場合、清掃部材41は、ブラシ部分32と比べて、ブラシの密度が大きいとよい。ブラシの密度が大きいことによって、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。また、清掃部材41は、ブラシ部分32と比べて、ブラシの硬さが大きいとよい。ブラシの硬さが大きいことによって、ブラシ部分32から異物を取り除きやすくなる。
・吐出部12が吐出する液滴はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、吐出部12が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材又は画素材料などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
<技術的思想>
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)搬送装置は、メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する前記搬送ベルトと、回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する清掃部材と、を備え、前記接触部分は、複数の凸部を有する。
上記構成によれば、ブラシ部分に清掃部材が接触することによって、回転ブラシが清掃される。このとき、複数の凸部がブラシ部分に進入するように接触する。これにより、ブラシ部分から異物が取り除かれる。したがって、回転ブラシの洗浄能力が維持できる。
(B)上記搬送装置は、前記清掃部材に振動を付与する振動付与部を備えてもよい。
上記構成によれば、振動付与部によって清掃部材が振動する。清掃部材が振動する状態でブラシ部分に接触することによって、ブラシ部分から異物を取り除きやすくなる。
上記構成によれば、振動付与部によって清掃部材が振動する。清掃部材が振動する状態でブラシ部分に接触することによって、ブラシ部分から異物を取り除きやすくなる。
(C)上記搬送装置は、前記振動付与部を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記振動付与部を制御することによって、前記清掃部材に付与される振動の振幅、及び、前記清掃部材に付与される振動の振幅数の少なくとも一方を制御してもよい。上記構成によれば、清掃部材の清掃能力を変更できる。
(D)上記搬送装置は、洗浄液を貯留する貯留槽を備え、前記回転ブラシは、前記ブラシ部分の一部が前記貯留槽に貯留される前記洗浄液に浸かるように位置し、前記清掃部材は、前記ブラシ部分に対して、前記貯留槽に貯留される前記洗浄液に浸かる部分に接触してもよい。上記構成によれば、ブラシ部分のうち洗浄液に浸かる部分に複数の凸部が接触する。これにより、ブラシ部分から異物を取り除きやすくなる。
(E)上記搬送装置は、前記清掃部材の位置を切り換える切換機構を備え、前記切換機構は、前記接触部分が前記ブラシ部分に接触する接触位置と、前記接触部分が前記ブラシ部分から離れる退避位置と、に前記清掃部材の位置を切り換えてもよい。上記構成によれば、ブラシ部分を清掃しない場合に清掃部材を退避位置に切り換えることによって、回転ブラシにかかる負荷が低減する。
(F)上記搬送装置において、前記切換機構は、前記清掃部材の位置を切り換えることによって、前記ブラシ部分に対する前記清掃部材の接触強度を切り換えてもよい。上記構成によれば、清掃部材の清掃能力を変更できる。
(G)液滴吐出装置は、メディアに液滴を吐出する吐出部と、前記メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する搬送ベルトと、回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する清掃部材と、を備え、前記接触部分は、複数の凸部を有する。上記構成によれば、上述した搬送装置と同様の効果が得られる。
11…液滴吐出装置、12…吐出部、13…ノズル、14…ノズル面、15…制御部、16…操作部、21…搬送装置、22…第1搬送ローラー、23…第2搬送ローラー、24…駆動源、25…搬送ベルト、26…内周面、27…外周面、28…押付部、31…回転ブラシ、32…ブラシ部分、33…軸部分、34…駆動部、35…移動機構、36…貯留槽、37…乾燥機構、41…清掃部材、42…支持部分、43…接触部分、44…凸部、44g…溝、46…切換機構、47…検出部、48…振動付与部、99…メディア、A1…搬送方向、A2…反対方向。
Claims (7)
- メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する前記搬送ベルトと、
回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、
前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する前記清掃部材と、を備え、
前記接触部分は、複数の凸部を有することを特徴とする搬送装置。 - 前記清掃部材に振動を付与する振動付与部を備えることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記振動付与部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記振動付与部を制御することによって、前記清掃部材に付与される振動の振幅、及び、前記清掃部材に付与される振動の振幅数の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。 - 洗浄液を貯留する貯留槽を備え、
前記回転ブラシは、前記ブラシ部分の一部が前記貯留槽に貯留される前記洗浄液に浸かるように位置し、
前記清掃部材は、前記ブラシ部分に対して、前記貯留槽に貯留される前記洗浄液に浸かる部分に接触することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記清掃部材の位置を切り換える切換機構を備え、
前記切換機構は、前記接触部分が前記ブラシ部分に接触する接触位置と、前記接触部分が前記ブラシ部分から離れる退避位置と、に前記清掃部材の位置を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記切換機構は、前記清掃部材の位置を切り換えることによって、前記ブラシ部分に対する前記清掃部材の接触強度を切り換えることを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
- メディアに液滴を吐出する吐出部と、
前記メディアを搬送する搬送ベルトであって、前記メディアに接触する外周面を有する前記搬送ベルトと、
回転する回転ブラシであって、前記外周面に接触するブラシ部分を有する前記回転ブラシと、
前記回転ブラシを清掃する清掃部材であって、前記ブラシ部分に接触する接触部分を有する前記清掃部材と、を備え、
前記接触部分は、複数の凸部を有することを特徴とする液滴吐出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022141999A JP2024037277A (ja) | 2022-09-07 | 2022-09-07 | 搬送装置及び液滴吐出装置 |
US18/461,236 US20240075761A1 (en) | 2022-09-07 | 2023-09-05 | Transport device and droplet ejecting device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022141999A JP2024037277A (ja) | 2022-09-07 | 2022-09-07 | 搬送装置及び液滴吐出装置 |
Publications (1)
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JP2024037277A true JP2024037277A (ja) | 2024-03-19 |
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Family Applications (1)
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JP2022141999A Pending JP2024037277A (ja) | 2022-09-07 | 2022-09-07 | 搬送装置及び液滴吐出装置 |
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US (1) | US20240075761A1 (ja) |
JP (1) | JP2024037277A (ja) |
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2022
- 2022-09-07 JP JP2022141999A patent/JP2024037277A/ja active Pending
-
2023
- 2023-09-05 US US18/461,236 patent/US20240075761A1/en active Pending
Also Published As
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US20240075761A1 (en) | 2024-03-07 |
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