JP2007134909A - 携帯電話装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一の発明は、地上デジタル放送受信部と、前記地上デジタル放送の受信品質情報を検出する受信品質情報検出部と、検出した受信品質情報の概略情報を取得する概略情報取得部と、検出した受信品質情報の詳細情報を取得する詳細情報取得部と、前記概略情報又は/及び前記詳細情報を選択してユーザーインターフェイスに出力する選択出力部と、を有する地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
【選択図】図1
Description
実施形態1は、主に、請求項1、請求項6などについて説明している。
実施形態2は、主に、請求項2について説明している。
実施形態3は、主に、請求項3について説明している。
実施形態4は、主に、請求項4について説明している。
実施形態5は、主に、請求項5について説明している。
以下に、実施形態1について説明する。
<実施形態1の概念>
以下に本実施形態の概念について説明する。本実施形態は、地上デジタル放送の受信品質情報を検出し、検出した受信品質情報に基づいて概略情報又は/及び詳細情報を表示することができる地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
図1は、本実施形態の地上デジタル放送受信機能付携帯装置の一例を示す概念図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置0100は、地上デジタル放送のコンテンツを0102に表示し、受信状態の概略情報を0103に表示し、詳細情報を0101に表示している。
以下に、本実施形態の構成要件を明示する。
図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置0200は、地上デジタル放送受信部0201と、受信品質情報検出部0202と、概略情報取得部0203と、詳細情報取得部0204と、選択出力部0205と、からなる。
以下に、本実施形態の構成要件について説明をする。
「地上デジタル放送受信部」は、地上デジタル放送を受信する。ここで「地上デジタル放送」とは、地上波によるデジタルデータのラジオ又はテレビ放送のことをいう。地上波デジタル放送は、衛星を使った放送とは異なり移動しながらの受信にも強く、携帯端末や電車内のテレビなどでも番組を楽しむことが可能である。また、地上デジタル放送は雨や雪の影響をほとんど受けることがないので、いつでも映像や音声サービスを受けることができるという特徴を有する。ひとつの放送事業者が複数の番組を放送する多チャンネル編成や、クイズ番組にリアルタイムで参加したり、音楽番組にリクエストしたりする双方向番組なども可能になる。地上デジタルテレビ放送は、2003年12月より、関東・中京・近畿の三大広域圏からスタートし、2006年末までには九州各県を含め全国の県庁所在地など主要都市で放送が開始される予定である。また、2011年には地上デジタルテレビ放送に完全移行し、現在の地上アナログテレビ放送が終了する予定である。また、地上デジタル放送の受信は従来の地上波アナログチューナでは不可能で、地上波デジタルチューナが必要となる。ただし、アンテナに関しては専用の物は必要なくUHFアンテナを使用することができる。なお、携帯端末用の1セグ放送(1セグメント放送)が準備されており、1セグ放送のみに本発明を適用することも可能である。受信された地上デジタル放送は受信品質情報検出部に出力されるなどして利用される。
「受信品質情報検出部」は、地上デジタル放送の受信品質情報を検出するように構成されている。ここで「受信品質情報」とは、受信した地上デジタル放送の受信状態を示す情報のことをいう。受信品質情報には、一例として、BER(Bit Error Rate:ビットエラーレイト、ビット誤り率)、C/N(Carrier to Noise rate)、受信電力、受信電界強度、受信感度などの情報が挙げられる。「ビットエラーレイト」とは、ある規定した期間内に、伝送、受信、または処理した全ビット数で、誤ったビット数を割った値のことをいう。数値が小さいほど良好な状態であることを示している。「C/N」とは、搬送波電力対雑音電力比のことをいう。数値が大きいほど良好な状態であることを示している。「受信電力」とは、受信した地上デジタル放送の電力の大きさをいう。数値が大きいほど良好な状態であることを示している。「受信電界強度」とは、受信地点における電波(電界)の強さのことをいう。通常は電界強度計で測定され、単位は、「V/m」で表される。例えば、1μV/mを0dB(基準)として、10μV/m=20dB、100μV/m=40dBなどと表す。数値が大きいほど良好な状態であることを示している。「受信感度」とは、ビットエラーレイトが、ある一定値、例えば、10のマイナス2乗になる受信電界強度のことをいう。数値が小さいほど良好な状態であることを示している。なお、受信品質情報は、その最大値又は基準値に対する割合で表示することもできる。検出された受信品質情報は、概略情報取得部、詳細情報取得部に出力されるなどして利用される。
「概略情報取得部」は、検出した受信品質情報の概略情報を取得するように構成されている。ここで「概略情報」とは、同一の受信品質情報に基づいて受信状態を示すための情報を二つ生成する場合に、情報の量が少ない又は/及びその質が低い方の情報のことをいう。概略情報は、相対的な情報であり、後述の詳細情報と対をなす情報である。つまり、同じ情報が概略情報になる場合もあれば、詳細情報になる場合もある。一例として、ビットエラーレイトを利用して概略情報を取得する方法について考えてみる。まず概略情報取得部は、現在の地上デジタル放送のビットエラーレイト(58.71%)を取得するものとする。ここで第一の方法として、概略情報取得部が、ビットエラーレイトをA(33%未満)、B(33%以上67%未満)、C(67%以上)の3つのレベルに仕分けるように構成されているものとすると、概略情報として「Bレベル」が取得される。この場合には、一例として、「58.71%」(有効数字4桁の表示)、「59%」(有効数字2桁の表示)、「60%」(有効数字1桁の表示)などが詳細情報として考えられる。次に、第二の方法として、概略情報取得部が、ビットエラーレイトを有効数字1桁にするように構成されているものとすると、概略情報として「60%」(四捨五入)が取得される。この場合には、一例として、「58.71%」(有効数字4桁の表示)、「59%」(有効数字2桁の表示)などが詳細情報として考えられる。上述したように、同じ情報、例えば、「60%」(有効数字1桁の表示)という情報が、概略情報(上記第二の方法)になる場合もあれば、詳細情報(上記第一の方法)になる場合もある。それらは設計事項であり、概略情報取得部と詳細情報取得部と、をどのように設計するかによって決定される。また、一般的に、概略情報は、詳細情報よりも情報の量が少ないので、その表示のための領域を詳細情報と比較して相対的に小さくすることができる。概略情報は、一例として、画面に出力する場合には、グラフ表示してもよいし、数値、文字、記号、図形等で表示してもよい。取得された概略情報は、選択出力部に出力されるなどして利用される。
「詳細情報取得部」は、検出した受信品質情報の詳細情報を取得するように構成されている。ここで「詳細情報」とは、同一の受信品質情報に基づいて受信状態を示すための情報を二つ生成する場合に、情報の量が多い又は/及びその質が高い方の情報のことをいう。詳細情報は、相対的な情報であり、前述の概略情報と対をなす情報である。つまり、同じ情報が詳細情報になる場合もあれば、概略情報になる場合もある。それらは設計事項であり、概略情報取得部と詳細情報取得部と、をどのように設計するかによって決定される。また、一般的に、詳細情報は、概略情報よりも情報の量が多いので、その表示のための領域が概略情報と比較して相対的に大きくなる。詳細情報は、一例として、画面に出力する場合には、グラフ表示してもよいし、数値、文字、記号、図形等で表示してもよいし、又はそれらの組合せであってもよい。また詳細情報には、一例として、受信電界強度やビットエラーレイトを表す数値の表示、数値に対応したグラフ表示などに加えて、「受信圏外である」、「サービスエリア外である」、「ビットエラーレイトが高い」、「ノイズが多い」、「受信電力が小さい」、「受信電界強度が小さい」、「受信感度が低い」などの情報が付加されたものであってもよい。さらに詳細情報は、一つの項目のみの情報(例えば、ビットエラーレイトに関する情報)であってもよいし、複数の項目からなる情報(例えば、ビットエラーレイト、C/N、受信電界強度などに関する情報)であってもよい。取得された詳細情報は、選択出力部に出力されるなどして利用される。
「選択出力部」は、概略情報又は/及び詳細情報を選択してユーザーインターフェイスに出力するように構成されている。ここで「ユーザーインターフェイス」には、ディスプレイ(映像、文字など)、スピーカ、バイブレータ、フラッシュ(光)などが挙げられる。携帯のディスプレイ(映像、文字など)への表示は、視覚を利用したものであり、通常、考えられる利用形態である。スピーカは、聴覚(音声)を利用したものであり、携帯画面の領域を使用する必要がないという利点がある。バイブレータは、振動であるため、現在視聴中のコンテンツの映像・音声に影響を与えることが少ないという利点がある。この場合には、振動のパターンによって、概略情報又は/及び詳細情報の内容を予め定めておけば、そのパターンによって概略情報又は/及び詳細情報の内容を理解することが可能となる。フラッシュ(光)は、バイブレータと同様、現在視聴中のコンテンツの映像・音声に影響を与えることが少ないという利点がある。この場合には、フラッシュのパターンによって、概略情報又は/及び詳細情報の内容を予め定めておけば、そのパターンによって概略情報又は/及び詳細情報の内容を理解することが可能となる。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(これは、本明細書のその他の処理の流れについても同様である)。
図3は、本実施形態の処理の流れの一例を示す図である。
まず、受信ステップは、地上デジタル放送の受信を開始する(ステップS0301)。
次に、受信品質情報検出ステップは、地上デジタル放送の受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトを検出する(ステップS0302)。
次に、概略情報取得ステップは、検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて概略情報を取得する(ステップS0303)。
次に、詳細情報取得ステップは、検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて詳細情報を取得する(ステップS0304)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択するか判断する。判断の結果、概略情報を選択する場合には、ステップS0306に進み、概略情報を選択しない場合には、ステップS0309に進む(ステップS0305)。
次に、選択出力ステップは、判断の結果、概略情報を選択する場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS0307に進み、詳細情報を選択しない場合には、ステップS0308に進む(ステップS0306)。
次に、選択出力ステップは、概略情報及び詳細情報を選択する場合には、概略情報及び詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS0311に進む(ステップS0307)。
次に、選択出力ステップは、概略情報のみを選択する場合には、概略情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS0311に進む(ステップS0308)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択しない場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS0310に進み、詳細情報を選択しない場合には、ディスプレイ又は/及びスピーカに出力しないでステップS0311に進む(ステップS0309)。
次に、選択出力ステップは、詳細情報のみを選択する場合には、詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS0311に進む(ステップS0310)。
次に、受信判断ステップは、地上デジタル放送を受信終了かどうか判断する。判断の結果、地上デジタル放送を受信終了しない場合にはステップS0302に戻り、地上デジタル放送を受信終了する場合には処理を終了する(ステップS0311)。
なお、上記ステップS0303とS0304は、その実行する順番が逆になっていてもよいし、同時であってもよい。また、ステップS0303は、ステップS0307又はS0308の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。さらに、ステップS0304は、ステップS0307又はS0310の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。
以下に、本実施形態のハードウェア構成の一例について説明する。
図4は、本実施例の地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、地上デジタル放送受信機能付携帯装置のそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、地上デジタル放送受信機能付携帯装置0400は、地上デジタル放送受信部0401に「アンテナ」(0403)と、「チューナ」(0404)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、受信品質情報検出部0402に「受信感度検出器」(0405)と、「受信電力検出器」(0406)と、「C/N検出器」(0407)と、「BER検出器」(0408)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、選択出力部0409と、スピーカ0410と、ディスプレイ0411と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、「CPU(中央処理装置)」(0412)と、「メモリ」(0413)と、「内蔵時計」(0414)と、を備えている。そして、それらが「システムバス」(0415)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。メモリは、CPUにて実行される各種プログラム(例えば概略情報取得用プログラム、詳細情報取得用プログラムなど)を記憶している。またCPUは、メモリに記憶されているプログラムを実行するために読み出す。また、メモリにはメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。また内蔵時計は、現在時間を計時し出力する機能を備える。
以下に、本実施形態の実施例1について説明する。
図5は本実施例に係る地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示すである。
アンテナ(地上デジタル放送受信部に相当)0501と、チューナ0502(地上デジタル放送受信部に相当)と、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器(受信品質情報検出部に相当)0503と、デコーダ部(受信品質情報検出部に相当)0504と、メモリ0505と、タイマ0506と、CPU(0507)と、映像信号処理部0508と、音声信号処理部0509と、発音部0510と、表示部0511より構成される。
本実施形態によれば、地上デジタル放送の受信品質情報を検出し、検出した受信品質情報に基づいて概略情報又は/及び詳細情報を表示することができる。
以下に、実施形態2について説明する。
<実施形態2の概念>
以下に本実施形態の概念について説明する。本実施形態は、選択出力部が、どのように選択をするかを定める選択ルールを保持する選択ルール保持手段と、保持されている選択ルールをユーザー操作により変更するための選択ルール変更手段と、を有する実施形態1に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
以下に、本実施形態の構成要件を明示する。
図16は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置1600は、地上デジタル放送受信部1601と、受信品質情報検出部1602と、概略情報取得部1603と、詳細情報取得部1604と、選択出力部1605と、からなる。また、選択出力部は、選択ルール保持手段1606と、選択ルール変更手段1607と、を有する。
以下に、本実施形態の構成要件について説明をする。
(地上デジタル放送受信部)、(受信品質情報検出部)、(概略情報取得部)、(詳細情報取得部)
「選択出力部」は、選択ルール保持手段と、選択ルール変更手段と、を有するように構成されている。それ以外の点は実施形態1と同様なので説明を省略する。
(選択ルール保持手段)
「選択ルール保持手段」は、どのように選択をするかを定める選択ルールを保持するように構成されている。ここで「選択ルール」には、一例として、(ビットエラーレイトが基準値以上になった場合には詳細情報を選択する)、(ビットエラーレイトが基準値以下であり、かつ、C/Nが基準値以上である場合には概略情報を選択する)、ビットエラーレイトが基準値以下で、かつ、受信電力が基準値以下の場合には、概略情報及び詳細情報を選択する)などのルールが挙げられる。選択ルール保持手段に保持されている選択ルールは、選択出力部での選択に利用される。
(選択ルール変更手段)
「選択ルール変更手段」は、保持されている選択ルールをユーザー操作により変更するように構成されている。ここで「ユーザー操作」には、例えば、スクロールボタンや、タッチパネルなどによる操作が挙げられる。なお、変更する選択ルールの一覧は、一例として、メモリのテーブルなどに保持されている。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。
図17は、本実施形態の処理の流れの一例を示す図である。
ステップS1701〜S1704については、実施形態1のステップS0301〜S0304と同様なので説明を省略する。
次に、選択ルール変更ステップは、保持されている選択ルールをユーザー操作により変更するかどうか判断する。判断の結果、変更する場合はステップS1706に進み、変更しない場合は、ステップS1714に進む(ステップS1705)。
次に、選択出力ステップは、変更されたルールに従って選択を開始する(ステップS1706)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択するか判断する。判断の結果、概略情報を選択する場合には、ステップS1708に進み、概略情報を選択しない場合には、ステップS1711に進む(ステップS1707)。
次に、選択出力ステップは、判断の結果、概略情報を選択する場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS1709に進み、詳細情報を選択しない場合には、ステップS1710に進む(ステップS1708)。
次に、選択出力ステップは、概略情報及び詳細情報を選択する場合には、概略情報及び詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS1713に進む(ステップS1709)。
次に、選択出力ステップは、概略情報のみを選択する場合には、概略情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS1713に進む(ステップS1710)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択しない場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS1712に進み、詳細情報を選択しない場合には、ディスプレイ又は/及びスピーカに出力しないでステップS1713に進む(ステップS1711)。
次に、選択出力ステップは、詳細情報のみを選択する場合には、詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS1713に進む(ステップS1712)。
次に、受信判断ステップは、地上デジタル放送を受信終了かどうか判断する。判断の結果、地上デジタル放送を受信終了しない場合にはステップS1702に戻り、地上デジタル放送を受信終了する場合には処理を終了する(ステップS1713)。
次に、選択出力ステップは、変更前の選択ルールに従って選択を開始し、ステップS1707に進む(ステップS1714)。
なお、上記ステップS1703とS1704は、その実行する順番が逆になっていてもよいし、同時であってもよい。また、ステップS1703は、ステップS1709又はS1710の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。さらに、ステップS1704は、ステップS1709又はS1712の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。
以下に、本実施形態のハードウェア構成の一例について説明する。
図18は、本実施例の地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、地上デジタル放送受信機能付携帯装置のそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、地上デジタル放送受信機能付携帯装置1800は、地上デジタル放送受信部1801に「アンテナ」(1803)と、「チューナ」(1804)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、受信品質情報検出部1802に「受信感度検出器」(1805)と、「受信電力検出器」(1806)と、「C/N検出器」(1807)と、「BER検出器」(1808)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、選択出力部1809に「選択ルール保持手段」(1810)を備えている。選択ルール保持手段は、「フラッシュメモリ」(1811)を有している。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、スピーカ1812と、ディスプレイ1813と、I/F(1818:入力インタフェース)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、「CPU(中央処理装置)」(1814)と、「メモリ」(1815)と、「内蔵時計」(1816)と、を備えている。そして、それらが「システムバス」(1817)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。メモリは、CPUにて実行される各種プログラム(例えば概略情報取得用プログラム、詳細情報取得用プログラム、選択ルール変更用プログラムなど)を記憶している。またCPUは、メモリに記憶されているプログラムを実行するために読み出す。また、メモリにはメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。また内蔵時計は、現在時間を計時し出力する機能を備える。
本実施形態によれば、保持されている選択ルールをユーザー操作により変更することができる。
以下に、実施形態3について説明する。
<実施形態3の概念>
以下に本実施形態の概念について説明する。本実施形態は、選択出力部が、受信品質情報検出部が検出した受信品質情報に応じて前記選択をする受信品質情報依存選択手段を有する実施形態1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
以下に、本実施形態の構成要件を明示する。
図19は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置1900は、地上デジタル放送受信部1901と、受信品質情報検出部1902と、概略情報取得部1903と、詳細情報取得部1904と、選択出力部1905と、からなる。また、選択出力部は、受信品質情報依存選択手段1908を有する。さらに、選択出力部は、選択ルール保持手段1906と、選択ルール変更手段1907と、を有する構成であってもよい。
以下に、本実施形態の構成要件について説明をする。
「選択出力部」は、受信品質情報依存選択手段を有するように構成されている。それ以外の点は実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
(受信品質情報依存選択手段)
「受信品質情報依存選択手段」は、受信品質情報検出部が検出した受信品質情報に応じて選択をするように構成されている。ここで「受信品質情報に応じて選択をする」とは、一例として、「受信品質情報が基準値より高い場合には詳細情報を選択する」、「受信品質情報が基準値より低い場合には概略情報を選択する」、「受信品質情報であるビットエラーレイトが基準値より低く、かつ、C/Nが基準値より低い場合には概略情報及び詳細情報を選択する」ことなどが挙げられる。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。
図20は、本実施形態の処理の流れの一例を示す図である。
ステップS2001〜S2004については、実施形態1のステップS0301〜S0304と同様なので説明を省略する。
次に、受信品質情報依存選択ステップは、受信品質情報検出部が検出した受信品質情報に応じて選択を開始する(ステップS2005)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択するか判断する。判断の結果、概略情報を選択する場合には、ステップS2007に進み、概略情報を選択しない場合には、ステップS2010に進む(ステップS2006)。
次に、選択出力ステップは、判断の結果、概略情報を選択する場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS2008に進み、詳細情報を選択しない場合には、ステップS2009に進む(ステップS2007)。
次に、選択出力ステップは、概略情報及び詳細情報を選択する場合には、概略情報及び詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2012に進む(ステップS2008)。
次に、選択出力ステップは、概略情報のみを選択する場合には、概略情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2012に進む(ステップS2009)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択しない場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS2011に進み、詳細情報を選択しない場合には、ディスプレイ又は/及びスピーカに出力しないで処理を終了する(ステップS2010)。
次に、選択出力ステップは、詳細情報のみを選択する場合には、詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2012に進む(ステップS2011)。
次に、受信判断ステップは、地上デジタル放送を受信終了かどうか判断する。判断の結果、地上デジタル放送を受信終了しない場合にはステップS2002に戻り、地上デジタル放送を受信終了する場合には処理を終了する(ステップS2012)。
なお、上記ステップS2003とS2004は、その実行する順番が逆になっていてもよいし、同時であってもよい。また、ステップS2003は、ステップS2008又はS2009の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。さらに、ステップS2004は、ステップS2008又はS2011の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。
以下に、本実施形態のハードウェア構成の一例について説明する。
図21は、本実施例の地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、地上デジタル放送受信機能付携帯装置のそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、地上デジタル放送受信機能付携帯装置2100は、地上デジタル放送受信部2101に「アンテナ」(2103)と、「チューナ」(2104)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、受信品質情報検出部2102に「受信感度検出器」(2105)と、「受信電力検出器」(2106)と、「C/N検出器」(2107)と、「BER検出器」(2108)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、選択出力部2109に「選択ルール保持手段」(2110)と、「受信品質情報依存選択手段」(2112)と、を備えている。選択ルール保持手段は、「フラッシュメモリ」(2111)を有している。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、スピーカ2113と、ディスプレイ2114と、I/F(2119:入力インタフェース)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、「CPU(中央処理装置)」(2115)と、「メモリ」(2116)と、「内蔵時計」(2117)と、を備えている。そして、それらが「システムバス」(2118)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。メモリは、CPUにて実行される各種プログラム(例えば概略情報取得用プログラム、詳細情報取得用プログラム、選択ルール変更用プログラムなど)を記憶している。またCPUは、メモリに記憶されているプログラムを実行するために読み出す。また、メモリにはメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。また内蔵時計は、現在時間を計時し出力する機能を備える。
本実施形態によれば、受信品質情報検出部が検出した受信品質情報に応じて概略情報又は/及び詳細情報の選択をすることができる。従って、例えば、受信品質が良好な場合には、概略情報表示のみ行い、受信品質が劣化した場合には、自動的に詳細情報に切り替えることなどが可能となる。
以下に、実施形態4について説明する。
<実施形態4の概念>
以下に本実施形態の概念について説明する。本実施形態は、選択出力部が、選択すべき情報をユーザー操作による入力で受け付ける操作選択手段を有する実施形態1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
以下に、本実施形態の構成要件を明示する。
図22は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置2200は、地上デジタル放送受信部2201と、受信品質情報検出部2202と、概略情報取得部2203と、詳細情報取得部2204と、選択出力部2205と、からなる。また、選択出力部は、操作選択手段2208を有する。さらに、選択出力部は、選択ルール保持手段2206と、選択ルール変更手段2207と、を有する構成であってもよい。
以下に、本実施形態の構成要件について説明をする。
「選択出力部」は、操作選択手段を有するように構成されている。それ以外の点は実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
(操作選択手段)
「操作選択手段」は、選択すべき情報をユーザー操作による入力で受け付けるように構成されている。ここで「選択すべき情報」には、一例として、「受信品質情報の概略情報」、「受信品質情報の詳細情報」、「ビットエラーレイト、C/N、受信電力、受信電界強度、受信感度の詳細情報」、「受信電力の概略情報」などが挙げられる。また「ユーザー操作」には、例えば、スクロールボタンや、タッチパネルなどによる操作が挙げられる。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。
図25は、本実施形態の処理の流れの一例を示す図である。
ステップS2501〜S2504については、実施形態1のステップS0301〜S0304と同様なので説明を省略する。
次に、操作選択ステップは、選択すべき情報をユーザー操作による入力で受け付けるかどうか判断する。判断の結果、受け付ける場合はステップS2506に進み、受け付けない場合は、ステップS2507に進む(ステップS2505)。
次に、選択出力ステップは、受け付けた入力に従って選択を開始する(ステップS2506)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択するか判断する。判断の結果、概略情報を選択する場合には、ステップS2508に進み、概略情報を選択しない場合には、ステップS2511に進む(ステップS2507)。
次に、選択出力ステップは、判断の結果、概略情報を選択する場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS2509に進み、詳細情報を選択しない場合には、ステップS2510に進む(ステップS2508)。
次に、選択出力ステップは、概略情報及び詳細情報を選択する場合には、概略情報及び詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2513に進む(ステップS2509)。
次に、選択出力ステップは、概略情報のみを選択する場合には、概略情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2513に進む(ステップS2510)。
次に、選択出力ステップは、概略情報を選択しない場合に、さらに詳細情報を選択するか判断する。判断の結果、詳細情報を選択する場合には、ステップS2512に進み、詳細情報を選択しない場合には、ディスプレイ又は/及びスピーカに出力しないでステップS2513に進む(ステップS2511)。
次に、選択出力ステップは、詳細情報のみを選択する場合には、詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力して、ステップS2513に進む(ステップS2512)。
次に、受信判断ステップは、地上デジタル放送を受信終了かどうか判断する。判断の結果、地上デジタル放送を受信終了しない場合にはステップS2502に戻り、地上デジタル放送を受信終了する場合には処理を終了する(ステップS2513)。
なお、上記ステップS2503とS2504は、その実行する順番が逆になっていてもよいし、同時であってもよい。また、ステップS2503は、ステップS2509又はS2510の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。さらに、ステップS2504は、ステップS2509又はS2512の処理の直前に実行されるように構成されていてもよい。
以下に、本実施形態のハードウェア構成の一例について説明する。
図26は、本実施例の地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、地上デジタル放送受信機能付携帯装置のそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、地上デジタル放送受信機能付携帯装置2600は、地上デジタル放送受信部2601に「アンテナ」(2603)と、「チューナ」(2604)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、受信品質情報検出部2602に「受信感度検出器」(2605)と、「受信電力検出器」(2606)と、「C/N検出器」(2607)と、「BER検出器」(2608)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、選択出力部2609に「選択ルール保持手段」(2610)と、I/F(2612:選択操作用入力インタフェース)と、を備えている。選択ルール保持手段は、「フラッシュメモリ」(2611)を有している。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、スピーカ2613と、ディスプレイ2614と、I/F(2619:入力インタフェース)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、「CPU(中央処理装置)」(2615)と、「メモリ」(2616)と、「内蔵時計」(2617)と、を備えている。そして、それらが「システムバス」(2618)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。メモリは、CPUにて実行される各種プログラム(例えば概略情報取得用プログラム、詳細情報取得用プログラム、選択ルール変更用プログラム、選択操作用プログラムなど)を記憶している。またCPUは、メモリに記憶されているプログラムを実行するために読み出す。また、メモリにはメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。また内蔵時計は、現在時間を計時し出力する機能を備える。
本実施形態によれば、選択すべき情報をユーザー操作による入力で受け付けることができる。
以下に、実施形態5について説明する。
<実施形態5の概念>
以下に本実施形態の概念について説明する。本実施形態は、受信品質情報検出部が、選択出力部の選択に応じて検出感度を調整するための選択依存検出感度調整手段を有する実施形態1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置に関する。
以下に、本実施形態の構成要件を明示する。
図27は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。地上デジタル放送受信機能付携帯装置2700は、地上デジタル放送受信部2701と、受信品質情報検出部2702と、概略情報取得部2703と、詳細情報取得部2704と、選択出力部2705と、からなる。また、受信品質情報検出部は、選択依存検出感度調整手段2708を有する。また、選択出力部は、選択ルール保持手段2706と、選択ルール変更手段2707と、を有する構成であってもよい。
以下に、本実施形態の構成要件について説明をする。
「受信品質情報検出部」は、選択依存検出感度調整手段を有するように構成されている。それ以外の点は実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
(選択依存検出感度調整手段)
「選択依存検出感度調整手段」は、選択出力部の選択に応じて検出感度を調整するように構成されている。ここで「検出感度を調整する」とは、一例として、検出ダイナミックレンジを最大にする、検出解像度を上げる、などの調整が挙げられる。また、受信品質情報検出のサンプリングレートをあげることにより受信レベルの変化に関する応答性を向上することもできる。たとえば受信感度の概略情報表示における受信感度パラメータのサンプリング頻度を1秒間に1回とし、受信感度の詳細情報表示における受信感度のパラメータのサンプリング頻度を1秒間に10回とする。受信感度の概略情報表示の場合は、受信感度表示の更新が1秒に1回しか行われず受信感度変化による応答性が悪く、ユーザーが地上デジタル放送受信機能付携帯装置の受信可能エリアを検索するのが難しい。これに対して、詳細情報表示を行っている場合には1秒間に10回受信感度表示の変更が行われ、受信感度変化による受信感度表示の応答性が向上し、ユーザーが地上デジタル放送受信機能付携帯装置の受信可能エリアを容易に検索することが可能となる。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。
図28は、本実施形態の処理の流れの一例を示す図である。
まず、受信ステップは、地上デジタル放送の受信を開始する(ステップS2801)。
次に、選択出力ステップは、概略情報又は/及び概略情報を選択する(ステップS2802)。
次に、選択依存検出感度調整ステップは、選択出力ステップでの選択に応じて検出感度を調整する(ステップS2803)。
次に、受信品質情報検出ステップは、地上デジタル放送の受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトを検出する(ステップS2804)。
次に、概略情報取得ステップは、検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて概略情報を取得する(ステップS2805)。
次に、詳細情報取得ステップは、検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて詳細情報を取得する(ステップS2806)。
次に、選択出力ステップは、概略情報又は/及び詳細情報を、ディスプレイ又は/及びスピーカに出力する(ステップS2807)。
次に、受信判断ステップは、地上デジタル放送を受信終了かどうか判断する。判断の結果、地上デジタル放送を受信終了しない場合にはステップS2802に戻り、地上デジタル放送を受信終了する場合には処理を終了する(ステップS2808)。
なお、上記ステップS2805とS2806は、その実行する順番が逆になっていてもよいし、同時であってもよい。
以下に、本実施形態のハードウェア構成の一例について説明する。
図29は、本実施例の地上デジタル放送受信機能付携帯装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、地上デジタル放送受信機能付携帯装置のそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、地上デジタル放送受信機能付携帯装置2900は、地上デジタル放送受信部2901に「アンテナ」(2903)と、「チューナ」(2904)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、受信品質情報検出部2902に「受信感度検出器」(2905)と、「受信電力検出器」(2906)と、「C/N検出器」(2907)と、「BER検出器」(2908)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、選択出力部2409に「選択ルール保持手段」(2910)を備えている。選択ルール保持手段は、「フラッシュメモリ」(2911)を有している。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、スピーカ2912と、ディスプレイ2913と、I/F(2914:入力インタフェース)と、を備えている。また、地上デジタル放送受信機能付携帯装置は、「CPU(中央処理装置)」(2915)と、「メモリ」(2916)と、「内蔵時計」(2917)と、を備えている。そして、それらが「システムバス」(2918)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。メモリは、CPUにて実行される各種プログラム(例えば概略情報取得用プログラム、詳細情報取得用プログラム、選択ルール変更用プログラム、選択依存検出感度調整用プログラムなど)などを記憶している。またCPUは、メモリに記憶されているプログラムを実行するために読み出す。また、メモリにはメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。また内蔵時計は、現在時間を計時し出力する機能を備える。
本実施形態によれば、選択出力部の選択に応じて検出感度を調整することができる。
0101 詳細情報表示
0102 テレビ画面
0103 概略情報表示
Claims (6)
- 地上デジタル放送受信部と、
前記地上デジタル放送の受信品質情報を検出する受信品質情報検出部と、
検出した受信品質情報の概略情報を取得する概略情報取得部と、
検出した受信品質情報の詳細情報を取得する詳細情報取得部と、
前記概略情報又は/及び前記詳細情報を選択してユーザーインターフェイスに出力する選択出力部と、
を有する地上デジタル放送受信機能付携帯装置。 - 選択出力部は、
どのように選択をするかを定める選択ルールを保持する選択ルール保持手段と、
保持されている選択ルールをユーザー操作により変更するための選択ルール変更手段と、
を有する請求項1に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置。 - 選択出力部は、受信品質情報検出部が検出した受信品質情報に応じて前記選択をする受信品質情報依存選択手段を有する請求項1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置。
- 選択出力部は、選択すべき情報をユーザー操作による入力で受け付ける操作選択手段を有する請求項1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置。
- 受信品質情報検出部は、選択出力部の選択に応じて検出感度を調整するための選択依存検出感度調整手段を有する請求項1又は2に記載の地上デジタル放送受信機能付携帯装置。
- 地上デジタル放送を受信する受信ステップと、
前記地上デジタル放送の受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトを検出する受信品質情報検出ステップと、
検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて概略情報を取得する概略情報取得ステップと、
検出した受信品質情報である受信電界強度又は/及び受信ビットエラーレイトに基づいて詳細情報を取得する詳細情報取得ステップと、
前記概略情報又は/及び前記詳細情報を選択してディスプレイ又は/及びスピーカに出力する選択出力ステップと、
を有する地上デジタル放送受信機能付携帯装置の動作方法。
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