JP2007132249A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の噴孔の一部または全部を選択的に噴射するものにおいて、噴孔にデポジットが堆積するのを抑制することを目的とする。
【解決手段】内燃機関に、複数の噴孔3、4を有して燃料を噴射する燃料噴射弁1を備え、複数の噴孔3、4のうち、燃料噴射が行なわれる噴射噴孔(第1噴孔)3がある中にて、噴射を休止する機会を有する噴射休止噴孔(第2噴孔)4を有して燃料噴射を行なう燃料噴射装置において、噴射休止噴孔4の噴射休止期間Tが、所定時間Toを経過しているか否かを判定する噴射休止期間判定手段と、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間T経過していると判断される場合には、噴射休止中の噴射休止噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料噴射装置に関し、例えば内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射装置に適用して好適なものである。
燃料噴射装置としては、例えば内燃機関の燃焼室に直接燃料噴射する燃料噴射装置において、2つのニードルを備え、ニードルリフトに応じて噴孔面積を可変にする燃料噴射弁がある(特許文献1等参照)。
特許文献1の開示する技術では、内外二重に配置された2つのニードルと、これらニードルが共用する弁座と、弁座に形成され、各ニードル(アウタニードル、インナニードルと呼ぶ)に対応する第1噴孔および第2噴孔とを備え、ニードルリフトに応じて第1噴孔、第2噴孔を選択的に開閉することにより噴孔面積を可変とする。
この種の燃料噴射弁は、例えば各ニードルを弁座側に付勢するスプリングの付勢力を調整することにより、アウタニードルがリフトし、このリフトにより第1噴孔より燃料噴射を開始し、その後アウタニードルのリフト途中においてインナニードルがリフトし、第2噴孔より燃料噴射を開始するようにする。このように構成することより、内燃機関の低負荷領域において第1噴孔のみより少量噴射し、高負荷領域において第1噴孔および第2噴孔の両者より多量噴射するように設定される。
特開2002−276509公報
特許文献1等による従来技術では、低負荷領域において第1噴孔のみより少量噴射し、高負荷領域において第1噴孔および第2噴孔の両者より多量噴射することにより、低負荷領域での低エミッション化と、高負荷領域での高出力化を図ることが可能であるが、低負荷状態においては、第2噴孔より燃料噴射が全く行われない状態が継続するおそれがある。
このような噴射停止期間において、噴孔には、燃焼中の火炎もしくは未燃燃料を含む燃焼ガス等によりデポジットが生成され、そのデポジットが付着するおそれがある。デポジットが噴孔に堆積すると、燃料噴射量の低下、噴霧形状の変化などの噴射および噴霧に係わる燃料噴射特性の低下が生じる可能性がある。
さらに、噴射停止期間が継続する場合には、燃料噴射により噴孔内に付着したデポジットを吹き飛ばす効果も期待できないため、デポジットが徐々に成長し、噴孔に堆積することにより噴孔を塞ぐおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の噴孔の一部または全部を選択的に噴射するものにおいて、噴孔にデポジットが堆積するのを抑制することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至6記載の発明では、内燃機関に、複数の噴孔を有して燃料を噴射する燃料噴射弁を備え、複数の噴孔のうち、燃料噴射が行なわれる噴射噴孔がある中にて、噴射を休止する機会を有する噴射休止噴孔を有して燃料噴射を行なう燃料噴射装置において、
噴射休止噴孔の噴射休止期間が、所定時間を経過しているか否かを判定する噴射休止期間判定手段と、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、噴射休止噴孔より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段とを備えていることを特徴とする。
これによると、噴射休止噴孔の噴射休止期間が、所定時間を経過しているか否かを判定する噴射休止期間判定手段と、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、噴射休止噴孔より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段とを備えているので、噴射休止噴孔の噴射休止期間が所定時間以上とならないように、噴射休止中の噴射休止噴孔より強制的に噴射を行なわせるようにすることができる。したがって、複数の噴孔のうちの一部の噴射噴孔、または全噴孔の噴射噴孔および噴射休止噴孔を選択的に噴射するものにおいて、噴孔にデポジットが堆積するのを抑制することができる。
特に、請求項2に記載の発明では、所定時間は、内燃機関の燃焼サイクルにおける少なくとも1サイクル期間より長いことを特徴とする。
これによると、噴射休止噴孔より数サイクルに1回程度は強制的に噴射させることで、噴射休止噴孔にあって一時的な強制噴射により噴孔内に付着したデポジットを吹き飛ばすことができるので、噴孔にデポジットが堆積するのを防止できる。
また、請求項3に記載の発明では、燃料噴射弁に設けられ、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行する噴射手段と、噴孔より燃料を噴射する噴射時期を制御する噴射時期制御手段と、噴射時期に基づいてその噴射時期の遅角量に応じた燃料噴射量を増加する噴射量補正手段とを備え、
休止噴孔噴射手段は、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、噴射時期を遅角させ、燃料噴射量を増量することを特徴とする。
これによると、休止噴孔噴射手段は、噴射休止噴孔の噴射休止期間が所定時間を経過していると判断される場合には、噴射時期を遅角させ、その遅角量に応じて燃料噴射量を増量するので、燃料噴射弁の、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行するに起因して、噴射休止中の噴射休止噴孔からも噴射させ、全噴孔より噴射する噴射形態に変更させられる。
また、請求項4に記載の発明では、燃料噴射弁に設けられ、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行する噴射手段と、燃料噴射弁を内燃機関の複数の気筒に搭載し、複数の気筒のうちの一部の気筒への燃料噴射を選択的に休止する噴射休止手段と、噴射休止手段により休止した気筒分の燃料噴射量に応じて、一部の気筒以外の他の気筒に搭載された燃料噴射弁よりの燃料噴射量を増加する減筒運転燃料増量手段とを備え、
休止噴孔噴射手段は、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、一部の気筒への燃料噴射を選択的に休止し、他の気筒に搭載された燃料噴射弁よりの燃料噴射量を増量することを特徴とする。
これによると、休止噴孔噴射手段は、噴射休止噴孔の噴射休止期間が所定時間を経過していると判断される場合には、一部の気筒への燃料噴射を選択的に休止し、他の気筒に搭載された燃料噴射弁よりの燃料噴射量を休止した気筒分の燃料噴射量に応じて増量する。これにより、燃料噴射弁の、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行するに起因して、噴射休止中の噴射休止噴孔からも噴射させ、全噴孔より噴射する噴射形態に変更させられる。
また、請求項5に記載の発明では、燃料噴射弁に設けられ、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行するとともに、燃料噴射圧力の低下に従って一部噴孔噴射領域から全噴孔噴射領域に移行する境界噴射量が小さくなる噴射手段と、燃料噴射弁より噴射する燃料噴射圧力を増減する燃料圧力増減手段とを備え、
休止噴孔噴射手段は、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、燃料噴射圧力を低下させることを特徴とする。
これによると、休止噴孔噴射手段は、噴射休止噴孔の噴射休止期間が所定時間を経過していると判断される場合には、燃料噴射弁より噴射する燃料噴射圧力を低下させる。これにより、燃料噴射弁の、内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行するとともに、燃料噴射圧力の低下に従って一部噴孔噴射領域から全噴孔噴射領域に移行する境界噴射量が小さくなる噴射機能に起因して、噴射休止中の噴射休止噴孔からも噴射させ、全噴孔より噴射する噴射形態に変更させられる。
また、請求項6に記載の発明では、燃料噴射弁は、内外に二重配置したニードルと、各ニードルが着座および離座するシート部の下流部に複数の噴孔を備え、ニードルのリフト動作により複数の噴孔のうちの一部の噴射噴孔、および全噴孔の噴射噴孔と噴射休止噴孔のいずれかを選択的に開閉することを特徴とする。
これによると、内外に二重配置したニードルと、各ニードルが着座および離座するシート部の下流部に複数の噴孔を備え、ニードルのリフト動作により複数の噴孔のうち一部の噴孔および全噴孔のいずれかを選択的に開閉する噴射機能を有する燃料噴射弁に適用して、噴射休止噴孔にデポジットが堆積するのを効果的に抑制することができる。
以下、本発明の燃料噴射装置を、噴孔面積を可変にする燃料噴射弁を有する燃料噴射装置に適用して、具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の燃料噴射装置の構成を示す模式的断面図である。図2は、本実施形態に係わる噴孔の噴射休止期間が所定時間経過する場合には噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を示すフローチャートである。図3は、図1中の燃料噴射弁の噴射過程を示す断面図である。図4は、図1中の燃料噴射弁の噴射過程を示す断面図である。
図5は、図1中の燃料噴射弁の噴射機能を説明する図であって、燃料噴射量と、燃料噴射弁への通電期間に相当する指令噴射期間との関係を示すグラフである。図6は、内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射弁における複数の噴孔のうちの一部の噴孔および全噴孔のいずれかより選択的に噴射するためのマップ構成図である。図7は、図2中の制御処理のうち、噴射時期を遅角させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、図7(a)は制御処理を実施する前の通電期間に係わる駆動信号、図7(b)は制御処理を実施後の駆動信号を示すタイムチャートである。
図8は、図2中の制御処理のうち、一部の気筒を選択的に休止させる減筒運転をさせ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明するタイムチャートである。図9は、図2中の制御処理のうち、燃料噴射圧力を低下させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、燃料噴射量と、燃料噴射弁への通電期間との関係を示すグラフである。図10は、図2中の制御処理のうち、燃料噴射圧力を低下させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、その制御処理実施の前後の駆動信号を示すタイムチャートである。
燃料噴射弁1は、例えばディーゼルエンジン(図示せず:以下、エンジンと呼ぶ)の気筒に燃料を噴射供給するための燃料噴射装置(図示せず)の一部を構成する。この燃料噴射装置は、燃料タンクの燃料を汲み上げるとともに高圧化して吐出する高圧ポンプ(図示せず)と、この高圧ポンプから吐出された高圧燃料を噴射圧力相当の圧力(以下、コモンレール圧と呼ぶ)で蓄圧するコモンレール(図示せず)と、エンジンの気筒に高圧燃料を噴射供給する燃料噴射弁1と、高圧ポンプや燃料噴射弁1等の作動を制御する制御装置80、90とを含んで構成されている。
燃料噴射弁1は、図1に示すように、高圧燃料が供給される燃料溜まり2が内部に形成されるとともに、燃料溜まり2と燃料噴射弁1の外部とを連通する複数の噴孔3、4が形成されたボディ5と、ボディ5に軸方向へ移動自在に収容され、一部の噴孔(以下、第1噴孔と呼ぶ)3を開閉する略円筒状のニードル(以下、第1ニードル)6と、第1ニードル6の内周側で同軸的に移動可能であるとともに、第1噴孔3以外の他の噴孔(以下、第2噴孔と呼ぶ)4を開閉する第2ニードル7と、燃料による背圧とともに第1ニードル6を閉孔方向に付勢する第1付勢手段としての第1スプリング8と、燃料による背圧とともに第2ニードル7を閉孔方向付勢する第2付勢手段としての第2スプリング9と、背圧を増減させる背圧制御手段10とを備える。なお以下の実施形態では、内外に二重配置されている第1ニードル6、第2ニードル7を、アウタニードル、インナニードルとも呼ぶ。
ボディ5には、燃料溜まり2、および第1、第2噴孔3、4に加えて、燃料噴射弁1の各部からリークしたリーク燃料が導入されるリーク燃料室14と、第1、第2ニードル6、7に背圧をかけるために高圧燃料が供給される背圧制御室15とが形成されている。
また、ボディ5には、供給側流路18から燃料溜まり2へ高圧燃料を供給するための高圧流路19、供給側流路18から背圧制御室15へ高圧燃料を供給するための加圧流路20、背圧制御室15から排出側流路21へ高圧燃料を排出するための減圧流路22、およびリーク燃料室14から排出側流路21へリーク燃料を排出するための低圧流路23などの燃料流路が形成されている。ここで、供給側流路18とは、コモンレール等と連結された燃料流路であり、燃料噴射圧力相当の高圧燃料を燃料噴射弁1に供給するための燃料流路である。また、排出側流路21とは、燃料タンクへ燃料を還流するための燃料流路である。
高圧流路19および加圧流路20は、供給側流路18と常に連通しており、低圧流路23は、排出側流路21と常に連通している。減圧流路22は、背圧制御手段10により連通状態が切換えられる。すなわち、減圧流路22は、背圧制御手段10により、供給側流路18および加圧流路20と連通する状態(以下、第1連通状態)と、排出側流路21と連通する状態(以下、第2連通状態)との間で連通状態が切換えられる。
さらに、加圧流路20には絞り26が配置されており、減圧流路22には絞り26よりも孔径が大きい絞り27が配置されている。これにより、排出側流路21と減圧流路22とが連通する第2連通状態になると、減圧流路22を通過する燃料の流量が、加圧流路20を通過する燃料の流量よりも大きくなる。このため、背圧制御室15から排出される燃料の流量が、背圧制御室15へ供給される燃料の流量よりも大きくなるので、背圧が減少する。また、第2連通状態から第1連通状態に切換えられると、排出側流路21と減圧流路22とが遮断されるので、背圧制御室15からの燃料の排出が停止され背圧が増加する。
燃料溜まり2の一端側には、第1噴孔3および第2噴孔4が開口するとともに第1、第2ニードル6、7が着座するシート面30が形成されている。また、リーク燃料室14には第1スプリング8が収容され、背圧制御室15には第2スプリング9が収容されている。そして、第1スプリング8は、一端が第1ニードル6に取り付けられ、他端がボディ5に取り付けられている。また、第2スプリング9は、一端が第2ニードル7に取り付けられ、他端がボディ5に取り付けられている。
また、ボディ5は、燃料溜まり2と第1、第2噴孔3、4とが形成される第1部材32、リーク燃料室14と背圧制御室15とが形成される第2部材33、加圧流路20と減圧流路22とが形成されるとともに供給側流路18や排出側流路21に連結される第3部材34から構成される。
第1ニードル6は、主に第1部材32に収容される一端側部材36と、主に第2部材33に収容される他端側部材37とから構成される。一端側部材36には、シート面30に着座するシート部(以下、第1シート部)39が形成されている。そして、第1シート部39がシート面30に着座することにより、第1噴孔3が閉止される。また、一端側部材36は、燃料溜まり2において溜まり圧により開孔方向に付勢されている。他端側部材37には、第1スプリング8が取り付けられ、第1スプリング8の弾性力により閉孔方向に付勢されている。また、他端側部材37は、背圧制御室15において背圧により閉孔方向に付勢されている。
一端側部材36および他端側部材37は、互いに内周径が等しい内筒部40、41が各々に形成され、同軸的に連結されて1つの内周面42を形成する。また、他端側部材37には、内筒部41の他端側に内筒部41よりも内周径が大きい径大部43が形成されている。径大部43の一端面は、第1ニードル6が所定値hc以上に上昇すると第2ニードル7に当接する第1係合面44をなしている。
第2ニードル7は、内筒部40、41に軸方向に移動自在に収容される棒状部48と、棒状部48の他端に形成されて径大部43に移動自在に収容される鍔部49とを有する。棒状部48の一端側には、シート面30に着座する第2シート部51が形成されている。そして、第2シート部51がシート面30に着座することにより、第2噴孔4が閉止される。また、棒状部48は、第1ニードル6が上昇を開始すると、燃料溜まり2において溜まり圧により開孔方向に付勢される。鍔部49には、他端面に第2スプリング9が取り付けられ、第2スプリング9の弾性力により閉孔方向に付勢されている。また、鍔部49は、背圧制御室15において背圧により閉孔方向に付勢されている。
さらに、鍔部49の一端面は、第1ニードル6が所定値hc以上に上昇すると第1係合面44に当接される第2係合面52を構成されている。ここで、所定値hcは、第1、第2シート部39、51が両方ともシート面30に着座している状態における第1、第2係合面44、52間の距離である。また、棒状部48の外周面53が内周面42を摺動し、鍔部49の外周面が径大部43の内周面を摺動することにより、第1、第2ニードル6、7は、互いに独立して移動可能である。
背圧制御手段10は、減圧流路22と排出側流路21とが連通する状態と、減圧流路22と加圧流路20および供給側流路18とが連通する状態とを切換える。この切換えは、制御装置80、89から出力される指令値(駆動信号)に基づいて実行される。この指令値は、例えば減圧流路22と排出側流路21との連通時間(噴射時間)を示す指令噴射時間τq(図5参照)である。そして、減圧流路22と排出側流路21とが連通すると、背圧制御室15からの燃料の排出が促進されるので、背圧が減少する。また、減圧流路22と加圧流路20および供給側流路18とが連通すると、背圧制御室15への燃料の供給が促進されるので、背圧が増加する。以上より、背圧制御手段10は、減圧流路22の連通状態を切換えることにより、背圧を制御する。
制御装置80、90は、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROMまたはEEPROM、RAMまたはスタンバイRAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータ(以下、ECU)80と、高圧ポンプの図示しない吸入調量弁へ駆動電流を印加するポンプ駆動回路(図示せず)や、燃料噴射弁1の背圧制御手段10へ駆動信号等を出力する燃料噴射弁駆動回路(以下、EDU)90などの駆動回路とを備えている。
このECU80は、EDU90を介して駆動信号(駆動電流)を燃料噴射弁2へ出力し、燃料噴射量および噴射時期などの燃料噴射特性を制御する。
ECU80は、エンジンの回転速度、吸気管圧力(または吸入空気量)、冷却水温等のエンジンの運転状態を検出する図示しない各種センサ(図示せず)の信号を読み込み、各種プログラム(図示せず)に従って、燃料噴射弁2の背圧制御手段10の動作を制御する。なお、詳しくは、クランクシャフトの回転状態に応じて720°CA毎にパルス信号を出力する基準位置センサ81と、より細かなクランク角毎(例えば、30°CA毎)にパルス信号を出力する回転角センサ82とが設けられている。エンジンの図示しないシリンダ(ウォータジャケット)などには、冷却水温を検出するための水温センサ83が配設されている。また、コモンレール内の燃料噴射圧力相当の燃料圧力(コモンレール圧)を検出する圧力センサ(以下、レール圧センサ)84が設けられている。
ECU80により実行される各種制御は、主な制御を表すと、燃料噴射制御、および休止中の噴孔を一時的に噴射させる休止噴孔噴射制御等がある。例えば、燃料噴射制御では、エンジンの運転状態に基づいて、燃料噴射弁1より噴射する燃料噴射量および噴射時期を算出し、これらの量および時期に従って燃料噴射弁1の背圧制御手段10への通電(駆動信号)を制御する。なお、休止噴孔噴射制御については後述する。
次に、燃料噴射弁1の各ニードル6、7のリフト動作による第1噴孔3および第2噴孔4の開閉を、図1、図3、および図4に従って説明する。
燃料噴射弁1の閉時には、図1に示すように、背圧制御手段10により供給側流路18および加圧流路20と減圧流路22とが連通し、排出側流路21と減圧流路22とが遮断されている。このため、第1、第2ニードル6、7は、溜まり圧と同等の背圧により閉孔方向に付勢されている。さらに、第1、第2ニードル6、7は、第1、第2スプリング8、9による弾性力により閉孔方向に付勢されている。この結果、閉孔方向に作用する付勢力の方が大きいので、第1、第2シート部39、51は、両方ともシート面30に着座し、噴射孔3、4は閉止されている。したがって、第1、第2ニードル6、7はリフト動作せず、第1噴孔3および第2噴孔4より燃料は噴射しない。
燃料噴射弁1の開時には、図3に示すように、背圧制御手段10により減圧流路22の連通状態が切換えられて排出側流路21と減圧流路22とが連通し、第1、第2ニードル6、7にかかる背圧が減少する。これにより、第1ニードル6が上昇を開始し第1噴孔3が開放されるので、第1噴孔3からの燃料の噴射が始まる。このとき、リフト量H1が所定値h1以下なので、リフトH1が所定値h1に達するまで、第1噴孔3のみから燃料を噴射する噴射形態が継続する。一方、第2噴孔4は、第2ニードル7により閉止されている。
さらに第1ニードル6のリフトが上昇し、リフト量H1が所定値hcとなると、図4に示すように、第1係合面44が第2係合面52に当接する。これにより、第2ニードル7が上昇を開始し第2噴孔4が開放されるので、第2噴孔4を通じて燃料の噴射が始まる。リフト量H1が所定値hc以上の領域では、第1、第2ニードル6、7は互いに係合し一体となって移動するので、第1噴孔3と第2噴孔4の全噴孔より噴射する噴射形態となる。
このようなニードル6、7のリフト動作により第1噴孔3および全噴孔3、4のいずれかより選択的に噴射する燃料噴射弁1では、図5の噴射量Qと指令噴射時間τqのグラフに示されるように、燃料噴射量Qの増加に従って第1噴孔3のみから噴射する噴射領域(図5中の指令噴射時管τqがτct以下の範囲)から全噴孔3、4から噴射する噴射領域(指令噴射時管τqがτct以上の範囲)に移行する噴射特性を有する。
なお、ここで、第1噴孔3と第2噴孔4を有する燃料噴射弁1は、第1噴孔3と第2噴孔4のうち、燃料噴射が行なわれる第1噴孔3がある中にて、噴射を休止する機会を有する第2噴孔4を有している。そして、第1噴孔3は、燃料噴射が行なわれる噴射噴孔を構成する。また、第2噴孔4は、噴射を休止する機会を有する噴射休止噴孔を構成する。
また、第1噴孔3のみから噴射する噴射領域は、噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域を構成する。全噴孔3、4から噴射する噴射領域は、噴射噴孔および噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域を構成する。
このような燃料噴射弁1において、上記2つの噴射形態を選択使用する例としては、図6に示すマップに従って2つの噴射形態をI領域、II領域に応じて選択する。I領域は、エンジン100の低速および低負荷運転領域に相当する。II領域は、主として高負荷乃至高速運転領域に相当するものである。具体的には、I領域において、第1噴孔3のみよりの噴射形態が選択され、II領域においては、全噴孔3、4よりの噴射形態が選択される。
次に、上述の燃料噴射弁1を有する燃料噴射装置において、休止中の第2噴孔4を一時的に噴射させる休止噴孔噴射制御を、図2に従って説明する。
図2に示すように、S302(Sはステップ)からS304の制御処理では、第2ニードル(インナニードル)7により第2噴孔4が閉止されているか否かの開閉を判断し、第2噴孔4が噴射休止中である場合には、一時的に強制噴射させる条件(以下、休止噴孔噴射条件)が成立しているか否かを判定する。また、S308、S309、S310の各制御処理は、休止噴孔噴射条件が成立している場合に実行する噴射休止中の第2噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段の一例を示すものである。
S301では、ECU80は、エンジンの運転状態に応じて最適な燃料噴射圧力、かつ噴射量をエンジンへ供給するように、エンジンの運転状態を各種センサによって読み込む。なお、ECU80の燃料噴射制御により、読み込まれた運転状態に応じて目標燃料噴射圧力(目標コモンレール圧)Pcaおよび目標噴射量Qaが算出される。
S302では、第2ニードル(インナニードル)7の開閉を判断し、第2噴孔4を閉止する閉状態にあるか否かを判定する。なお、第2ニードル7の開閉は、コモンレール圧Pcおよび目標噴射量Qaもしくは指令噴射時間τqより判断される。
第2ニードル7が閉状態であるならば、第2噴孔4が閉止状態にあり、噴射休止中であると判断し、S304へ移行し、第2噴孔4の噴射停止期間(噴射休止期間)Tの計測する。逆に、第2ニードル7が開であるならば、第2噴孔4は噴射動作をしていると判断し、S303にて噴射停止期間Tをクリアする(T=0)。
S305では、S304にて計測中の噴射停止期間(噴射休止期間)Tが所定時間To以上であるか否かを判定する。噴射停止期間Tが所定時間To以上であるならば、休止噴孔噴射条件が成立していると判断し、S306へ移行する。逆に、噴射停止期間Tが所定時間To未満であるならば、S304へ戻り噴射停止期間Tが所定時間Toに到達するまで計測を継続する。
S306およびS307の制御処理は、休止噴孔噴射条件が成立していると判断された場合において、複数の休止噴孔噴射手段のうちのいずれかの手段を選択するための判定手段である。なお、判定手段は、上記S306およびS307の制御処理を組み合わせるものに限らず、S308、S309、およびS310の制御処理のいずれかを選択する処理や、上記各制御処理のいずれかのみを実行する処理であってもよい。
S306は、エンジンのエミッション判定をする。具体的には、エンジンからの窒素酸化物(NOx)の排出量が所定値以下であるか否かを判定する。排出量が所定値以下であるならば、S307へ移行する。逆に、排出量が所定値を超えるならば、S308へ移行する。
S307では、燃料噴射圧力を低下させる余裕度があるかどうか判断するために、レール圧センサ84より検出されるコモンレール圧Pcが所定値Pcoを超えているか否かを判定する。コモンレール圧Pcが所定値Pcoを超えているならば、S309へ移行する。逆に、コモンレール圧Pcが所定値Pco以下であるならば、S310へ移行する
S308では、噴射時期を遅角し、遅角によるエンジンの出力トルク低下分を噴射量の増量で補うようにする。これにより、噴射時期を遅角させることで燃焼最高温度を下げ、低温燃焼をさせるので、NOxの排出量の低減ができる。
一方で、噴射時期を遅角させることで燃費悪化となるため、出力トルクを維持するように、出力トルク低下分を増量した燃料噴射量を燃料噴射弁1より噴射するようにする。具体的には、図7(a)に示す休止噴孔噴射制御の前状態において、噴射時期がt1(クランク角度でCA1相当)で、指令噴射時間τqが、噴射量QのQ1相当するτ1であるとき、図7(b)に示すように、休止噴孔噴射制御後の状態の噴射時期を、t2(CA2相当)に遅角し、出力トルク低下分の増量ΔQ(図5中に示すように指令噴射時間増分Δτq)を補正した指令噴射時間τ2で燃料噴射弁1を制御する。
これにより、図5に示すように、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
なお、図5において、第1噴孔3のみより噴射の噴射領域から全噴孔3、4より噴射の噴射領域に移行する境界噴射量をQct、このときの境界指令噴射時間をτctとすると、休止噴孔噴射制御後のQ2、τ2は、境界噴射量Qct、境界指令噴射時間τctを挟んで、噴射量Q1、指令噴射時間τ1から増量している。
S310では、一部の気筒の燃料噴射を選択的に休止する減筒運転を実施するようにし、他の気筒に搭載された燃料噴射弁1よりの燃料噴射量を、休止した気筒分の燃料噴射量に応じて増量する。具体的には、図4に示すように、4気筒#1、#2、#3、#4のうち、#3と#4の組と、#1と#2の組を、交互に減筒運転する。減筒分に応じて噴射量Qを、Q1からQ2(Q2=Q1×2)に2倍に増量し、指令噴射時間τqを、τ1からτ2へ延長する。これにより、図5に示すように、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
S309では、コモンレール圧Pcを低下させ、同一の噴射量を噴射するように指令噴射時間τqを長くする。具体的には、図10に示すように、指令噴射時間τqを、τpc1からτpc2に延長する。
図9に示すように、境界噴射量Qctおよび境界指令時間τctは、コモンレール圧Pcの増減により変化し、コモンレール圧Pcを低下することで境界噴射量Qctが小さくなる。これにより、同一の噴射量Q1を噴射するように指令噴射時間τqを、τpc1からτpc2に延長するので、境界噴射量Qctを、Qct1から、Q1を挟む、Qct2(Qct2<Q1)へ変更できる。これにより、図9に示すように、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
なお、ここで、上記所定時間Toは、エンジンの燃焼サイクルにおける少なくとも1サイクル期間より長い時間に設定されている。これにより、噴射休止中の第2噴孔4より数サイクルに1回程度は強制的に噴射させられる。したがって、噴射休止中の第2噴孔4にあって一時的な強制噴射により第2噴孔4内に付着したデポジットを吹き飛ばすことができるので、第2噴孔4にデポジットが堆積するのを防止できる。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、本実施形態では、第1噴孔3と第2噴孔4のうち、第1噴孔3および全噴孔3、4のいずれかより選択的に噴射するものにおいて、第2噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To経過しているか否かを判定する噴射休止期間判定手段と、噴射休止期間判定手段により噴射休止期間Tが所定時間To経過していると判断される場合には、噴射休止中の第2噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段とを備えるように構成されている。
これにより、複数の噴孔3、4のうち一部の噴孔3および全噴孔3、4のいずれかより選択的に噴射するという噴射形態のうち、一部の噴孔3より噴射する噴射形態が継続する場合には、一部の噴孔3以外の他の噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To以上とならないように、噴射休止中の他の噴孔4より強制的に噴射を行なわせるようにすることができる。したがって、複数の噴孔3、4の一部または全部を選択的に噴射するものにおいて、噴孔にデポジットが堆積するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記所定時間Toを、エンジンの燃焼サイクルにおける少なくとも1サイクル期間より長い時間に設定するようにしている。これにより、噴射休止中の第2噴孔4より数サイクルに1回程度は強制的に噴射させられる。したがって、噴射休止中の第2噴孔4にあって一時的な強制噴射により第2噴孔4内に付着したデポジットを吹き飛ばすことができるので、第2噴孔4にデポジットが堆積するのを防止できる。
また、本実施形態では、噴射休止中の第2噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段として、第2噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To以上であるという休止噴孔噴射条件が成立していると判断される場合には、噴射時期を遅角し、遅角によるエンジンの出力トルク低下分を噴射量の増量で補うように構成している。
これにより、燃料噴射弁1の、燃料噴射量Qの増加に従って第1噴孔3より噴射の噴射領域から全噴孔3、4より噴射の噴射領域に移行する噴射機能(図5参照)を利用して、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
さらに、エンジンのエミション性能のうちNOxの排出量が所定値を超える場合において、噴射時期を遅角させることで燃焼最高温度を下げ、低温燃焼をさせるので、NOxの排出量の低減ができる。
また、本実施形態では、噴射休止中の第2噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段として、第2噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To以上であるという休止噴孔噴射条件が成立していると判断される場合には、一部の気筒を選択的に休止する減筒運転を実施するようにし、他の気筒に搭載された燃料噴射弁1よりの燃料噴射量を、休止した気筒分の燃料噴射量に応じて増量するように構成している。
例えば4気筒#1、#2、#3、#4のうち、#3と#4の組と、#1と#2の組を、交互に減筒運転する。減筒分に応じて噴射量Qを2倍に増量し、指令噴射時間τqを、τ1からτ2へ延長する。
このように構成しても、燃料噴射弁1の、燃料噴射量Qの増加に従って第1噴孔3より噴射の噴射領域から全噴孔3、4より噴射の噴射領域に移行する噴射機能(図5参照)を利用して、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
また、本実施形態では、噴射休止中の第2噴孔4より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段として、第2噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To以上であるという休止噴孔噴射条件が成立していると判断される場合には、コモンレール圧Pcを低下させ、同一の噴射量を噴射するように指令噴射時間τqを長くするように構成している。
このように構成しても、燃料噴射弁1の上記噴射機能(図5参照)に加え、境界噴射量Qctおよび境界指令時間τctが、コモンレール圧(燃料噴射圧力)Pcの増減により変化し、コモンレール圧Pcを低下することで境界噴射量Qctが小さくなるという噴射機能(図10参照)を利用して、第1噴孔3より噴射の噴射形態から、一時的に全噴孔3、4より噴射の噴射形態に変更することができる。
(他の実施形態)
以上説明した本実施形態において、S306のエミション判定でNOxの排出量が所定値を超えると判断された場合に限定して、S308にて、噴射時期を遅角し、遅角によるエンジンの出力トルク低下分を噴射量の増量で補うようにすると説明した。S306のエミション判定でNOxの排出量が所定値を超えると判断された場合に限定する構成に限らず、エミション判定に係わらず、噴射時期を遅角し、遅角によるエンジンの出力トルク低下分を噴射量の増量で補うよう実施する制御処理としてもよい。
この場合、図2において、S306、S307、S309、S310の制御処理を止め、S305にて第2噴孔4の噴射休止期間Tが所定時間To以上であるという休止噴孔噴射条件が成立していると判断される場合には、S308へ直接移行するように構成する。
本発明の実施形態の燃料噴射装置の構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態に係わる噴孔の噴射休止期間が所定時間経過する場合には噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を示すフローチャートである。 図1中の燃料噴射弁の噴射過程を示す断面図である。 図1中の燃料噴射弁の噴射過程を示す断面図である。 図1中の燃料噴射弁の噴射機能を説明する図であって、燃料噴射量と、燃料噴射弁への通電期間に相当する指令噴射期間との関係を示すグラフである。 内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射弁における複数の噴孔のうちの一部の噴孔および全噴孔のいずれかより選択的に噴射するためのマップ構成図である。 図2中の制御処理のうち、噴射時期を遅角させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、図7(a)は制御処理を実施する前の通電期間に係わる駆動信号、図7(b)は制御処理を実施後の駆動信号を示すタイムチャートである。 図2中の制御処理のうち、一部の気筒を選択的に休止させる減筒運転をさせ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明するタイムチャートである。 図2中の制御処理のうち、燃料噴射圧力を低下させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、燃料噴射量と、燃料噴射弁への通電期間との関係を示すグラフである。 図2中の制御処理のうち、燃料噴射圧力を低下させ、噴射休止中の噴孔より噴射を行なわせる制御処理を説明する図であって、その制御処理実施の前後の駆動信号を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料噴射弁
2 燃料溜まり
3 第1噴孔(噴射噴孔、一部の噴孔)
4 第2噴孔(噴射休止噴孔、一部の噴孔以外の他の噴孔)
5 ボディ
6 第1ニードル
7 第2ニードル
8 第1スプリング(第1付勢手段)
9 第2スプリング(第2付勢手段)
10 背圧制御
15 背圧制御室
80 ECU(制御手段)
90 EDU(燃料噴射弁駆動回路)

Claims (6)

  1. 内燃機関に、複数の噴孔を有して燃料を噴射する燃料噴射弁を備え、
    前記複数の噴孔のうち、燃料噴射が行なわれる噴射噴孔がある中にて、噴射を休止する機会を有する噴射休止噴孔を有して燃料噴射を行なう燃料噴射装置において、
    前記噴射休止噴孔の噴射休止期間が、所定時間を経過しているか否かを判定する噴射休止期間判定手段と、
    前記噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、前記噴射休止噴孔より噴射を行なわせる休止噴孔噴射手段とを備えていることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記所定時間は、前記内燃機関の燃焼サイクルにおける少なくとも1サイクル期間より長いことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記燃料噴射弁に設けられ、前記内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って前記噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から前記噴射噴孔および前記噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行する噴射手段と、
    前記噴孔より燃料を噴射する噴射時期を制御する噴射時期制御手段と、
    噴射時期に基づいてその噴射時期の遅角量に応じた前記燃料噴射量を増加する噴射量補正手段とを備え、
    前記休止噴孔噴射手段は、前記噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、噴射時期を遅角させ、燃料噴射量を増量することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記燃料噴射弁に設けられ、前記内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って前記噴射噴孔より噴射の一部噴孔噴射領域から前記噴射噴孔および前記噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行する噴射手段と、
    前記燃料噴射弁を前記内燃機関の複数の気筒に搭載し、前記複数の気筒のうちの一部の気筒への燃料噴射を選択的に休止する噴射休止手段と、
    前記噴射休止手段により休止した気筒分の燃料噴射量に応じて、前記一部の気筒以外の他の気筒に搭載された燃料噴射弁よりの燃料噴射量を増加する減筒運転燃料増量手段とを備え、
    前記休止噴孔噴射手段は、前記噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、前記一部の気筒への燃料噴射を選択的に休止し、前記他の気筒に搭載された燃料噴射弁よりの燃料噴射量を増量することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射装置。
  5. 前記燃料噴射弁に設けられ、前記内燃機関へ供給する燃料噴射量の増加に従って前記噴射噴孔より噴射の一部噴射領域から前記噴射噴孔および前記噴射休止噴孔より噴射の全噴孔噴射領域に移行するとともに、燃料噴射圧力の低下に従って前記一部噴孔噴射領域から前記全噴孔噴射領域に移行する境界噴射量が小さくなる噴射手段と、
    前記燃料噴射弁より噴射する燃料噴射圧力を増減する燃料圧力増減手段とを備え、
    前記休止噴孔噴射手段は、前記噴射休止期間判定手段により噴射休止期間が所定時間経過していると判断される場合には、燃料噴射圧力を低下させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射装置。
  6. 前記燃料噴射弁は、内外に二重配置したニードルと、各ニードルが着座および離座するシート部の下流部に複数の噴孔を備え、前記ニードルのリフト動作により前記複数の噴孔のうち前記噴射噴孔、および前記噴射噴孔と前記噴射休止噴孔のいずれかを選択的に開閉することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
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