JP2007132232A - ターボチャージャの制御装置 - Google Patents

ターボチャージャの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007132232A
JP2007132232A JP2005324602A JP2005324602A JP2007132232A JP 2007132232 A JP2007132232 A JP 2007132232A JP 2005324602 A JP2005324602 A JP 2005324602A JP 2005324602 A JP2005324602 A JP 2005324602A JP 2007132232 A JP2007132232 A JP 2007132232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
target
vgc
engine speed
turbocharger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005324602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4661536B2 (ja
Inventor
Shoji Sasaki
祥二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005324602A priority Critical patent/JP4661536B2/ja
Publication of JP2007132232A publication Critical patent/JP2007132232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661536B2 publication Critical patent/JP4661536B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、ターボチャージャの制御装置に関し、特別なセンサを必要とすることなく、低コストかつ制御安定性の優れたターボチャージャの制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】可変ディフューザ付きターボチャージャを備える。エンジン回転数Neおよび過給圧P3との関係で定めたマップ(図6)に基づいて、サージ限界を超えない範囲内でディフューザベーンの目標開度を設定する。このマップは、エンジン回転数Neが高くなるほど過給圧P3が高くなるように、言い換えれば、図6において右上がりの直線となるように、VGC開度が一定となる値が設定されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、ターボチャージャの制御装置に係り、特に、可変ディフューザを有する車両用ターボチャージャを制御する装置として好適なターボチャージャの制御装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、可変ディフューザ等の過給圧を可変させる手段を有する過給機(ターボチャージャ)の制御方法が開示されている。この従来の制御方法は、可変ディフューザリング等の回転角度、過給機の回転数、ブロワ出口(コンプレッサ出口)の圧力および温度、ブロワ渦巻室外周壁面圧力と内周壁面圧力との差圧およびその外周壁面圧力、排気ガス入口温度、ディーゼルエンジンの回転数、並びに、燃料流量に基づいて、可変ディフューザ等の回転角度を制御するというものである。
特開昭61−205330号公報
上述したように、上記従来の制御方法は、多数の制御パラメータを用いて可変ディフューザ等を制御している。このため、制御ロジックが複雑となり、制御の安定性が良くない。また、多数のセンサを備えておく必要が生ずるため、コストが嵩んでしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、特別なセンサを必要とすることなく、低コストかつ制御安定性の優れたターボチャージャの制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、コンプレッサ部に可変ディフューザを有するターボチャージャの制御装置であって、
エンジン回転数および過給圧のうちの少なくとも前記エンジン回転数との関係に基づいて前記可変ディフューザの目標ディフューザベーン開度を定めた関係情報を備え、当該関係情報に従ってサージ限界を超えない範囲内で前記目標ディフューザベーン開度を設定する目標開度設定手段と、
前記目標開度設定手段により設定された前記目標ディフューザベーン開度に従って制御するように前記可変ディフューザに指示する開度指令手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記目標開度設定手段は、前記目標ディフューザベーン開度が閉じ側の値となるときは、開き側の値となるときに比して、隣接段の開度差がより小さくなるように前記目標ディフューザベーン開度を設定することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、前記関係情報が前記エンジン回転数と前記過給圧との関係に基づいて設定されている場合において、
前記関係情報は、前記エンジン回転数が高くなるほど前記過給圧が大きくなるように、前記目標ディフューザベーン開度が一定となる値を設定していることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1または第2の発明において、前記関係情報が前記エンジン回転数との関係に基づいて設定されている場合において、 前記関係情報は、内燃機関の負荷が最大負荷となる際の前記過給圧を基準として前記目標ディフューザベーン開度を設定していることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1、2、または第4の発明において、前記関係情報が前記エンジン回転数との関係に基づいて設定されている場合において、
前記関係情報は、内燃機関の過渡時には、定常時に比して前記目標ディフューザベーン開度を大きく設定していることを特徴とする。
第1の発明によれば、特別なセンサを必要とすることなしに、サージを回避させつつ、低コストかつ制御安定性の優れたシステムを実現することができる。
ディフューザベーンの開度が閉じ側の値となるときは、サージ限界領域とターボ効率の高い領域とが近接する。第2の発明によれば、ディフューザベーンの開度が閉じ側の値となる領域において、目標ディフューザベーン開度が細かく制御されることにより、サージを回避させつつターボ効率を高く維持することができる。
第3の発明によれば、ターボチャージャの作動領域が常にサージ限界範囲内となるように、ディフューザベーン開度を制御することができる。
第4の発明によれば、過給圧を用いずにエンジン回転数のみに基づいて目標ディフューザベーン開度を設定する場合に、サージを完全に回避させることができる。
内燃機関が過渡状態にあるときは、定常状態にあるときに比して、ターボチャージャのコンプレッサを通過する空気流量が大きくなる。その結果、過渡時は、定常時に比してサージ限界を超えにくくなる。第5の発明によれば、過渡時の目標ディフューザベーン開度を、定常時に比して大きくすることで、ターボ効率の高い領域でターボチャージャを作動させることが可能となる。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1における可変ディフューザ付きターボチャージャを備える内燃機関の概略構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、複数の気筒を有するディーゼル機関10と、ディーゼル機関10に空気を供給する吸気系と、ディーゼル機関10から排気ガスを排出する排気系と、ディーゼル機関10の運転を制御する制御系とを備えている。
ディーゼル機関10の吸気系は、吸気マニホールド12と、吸気マニホールド12に接続される吸気管14とを備えている。空気は大気中から吸気管14に取り込まれ、吸気マニホールド12を介して各気筒の燃焼室に分配される。吸気マニホールド12には、吸気マニホールド12内の圧力に応じた信号を出力する過給圧(吸気圧)センサ16が配置されている。
図1に示すシステムは、可変ディフューザ付きターボチャージャ18を備えている。吸気管14の途中には、その可変ディフューザ付きターボチャージャ18のコンプレッサハウジング20が設けられている。
ディーゼル機関10の排気系は、排気マニホールド22と、排気マニホールド22に接続される排気管24とを備えている。ディーゼル機関10の各気筒から排出される排気ガスは、排気マニホールド22に集められ、排気マニホールド22を介して排気管24へ排出される。排気管24の途中には、上述した可変ディフューザ付きターボチャージャ18のタービンハウジング26が設けられている。
ディーゼル機関10の制御系は、ECU(Electronic Control Unit)28を備えている。ECU28には、上述した過給圧センサ16に加え、エンジン回転数Neを検出するためのクランク角センサ30、大気圧力を検出するための大気圧センサ32、および大気温度を検出するための大気温度センサ34などの各種センサが接続されている。また、ECU28には、可変ディフューザ付きターボチャージャ18のディフューザベーン46(図2参照)を開閉駆動するためのアクチュエータ(図示省略)などの各種アクチュエータが接続されている。ECU28は、各センサの出力に基づき、所定の制御プログラムに従って各アクチュエータを駆動するようになっている。尚、図1において、P0は吸気管14に取り込まれる大気の大気圧力P0を、P3は可変ディフューザ付きターボチャージャ18のコンプレッサ出口圧力(過給圧)P3を、それぞれ示している。
次に、図2および図3を参照して、可変ディフューザ付きターボチャージャ18の詳細な構造について説明する。
図2は、図1に示す可変ディフューザ付きターボチャージャ18の全体構成を説明するための断面図である。尚、図2中に付された矢印は、吸気系を通過する空気、または排気系を通過する排気ガスの流れ方向を示している。
図2に示すように、タービンハウジング26内には、排気管24に排出される排気ガスの排気エネルギによって回転駆動されるタービンホイール36が配置されている。コンプレッサハウジング20内には、連結軸38によってタービンホイール36と一体に連結されたコンプレッサインペラ40が配置されている。連結軸38は、図2において簡略化して表されたセンターハウジング42に回転自在に支持されている。コンプレッサハウジング20内の空気通路におけるコンプレッサインペラ40の下流側には、可変ディフューザ44が配置されている。
図3は、可変ディフューザ44が組み込まれたコンプレッサ部の構成を説明するための図である。より具体的には、図3(A)は、コンプレッサインペラ40を、図2中のA矢視が示す方向から見た図であり、図3(B)は、コンプレッサインペラ40を、図3(A)に対する背面側から見た図である。図3(A)に示すように、コンプレッサインペラ40の外周には、可変ディフューザ44のディフューザベーン46が複数個配置されている。それぞれのディフューザベーン46は、コンプレッサハウジング20に固定されたドーナツ盤状のベースプレート48に、回動軸50を介して回動可能に取り付けられている。回動軸50は、当該コンプレッサインペラ40と同心状に等角度間隔で配置されている。
可変ディフューザ44は、図3(B)に示すように、上記複数のディフューザベーン46の開度を一斉に変更させるための構成を備えている。ベースプレート48の背面(図3(B)で示す方向から見た面)には、内周側に複数の半円状の切欠部52aを有するユニゾンリング52が配置されている。また、ベースプレート48の背面において、ディフューザベーン46の回動軸50には、従動アーム54の一端が固定されている。
従動アーム54の他端は、円状に形成されており、ユニゾンリング52の切欠部52aに係合されている。ユニゾンリング52の内周は、ユニゾンリング52がベースプレート48に対して同心を保ちながら回動できるように、ベースプレート48の背面側に付設された複数のガイドローラ56によって案内されている。
ベースプレート48の背面には、上記の回動軸50とは別の回動軸58が回動自在に取り付けられている。この回動軸58には、駆動アーム60の一端が固定されている。駆動アーム60の他端は、従動アーム54と同様に、円状に形成されており、ユニゾンリング52の切欠部52aに係合されている。また、可変ディフューザ44は、駆動アーム60を回転駆動するためのリンク機構62を備えている。リンク機構62の一端は回動軸58に固定されており、その他端は既述したアクチュエータ(図示省略)に接続されている。
以上の構成によれば、ECU28によってアクチュエータに駆動指令が与えられることにより、リンク機構62が図3(B)中に示す矢印方向に駆動される。このリンク機構62の運動は、駆動アーム60の回転運動に変換される。駆動アーム60が回転運動を行うと、ユニゾンリング52が図3(B)中の矢印方向に回転操作されるようになる。そして、ユニゾンリング52の回転運動が従動アーム54を介して伝達されることにより、すべてのディフューザベーン46の開度が一斉に変更される。このように、以上説明した構成によれば、ECU28の駆動指令に基づいて、ディフューザベーン46の開度を任意の開度に調整することが可能となる。
[可変ディフューザ付きターボチャージャの作動特性の説明]
図4は、大気圧力P0とコンプレッサ出口圧力P3との比である圧力比P3/P0と空気流量Ga-nomとの関係を示す図である。図4(A)において、破線で示す波形はエンジン回転数Neが一定となるラインを示し、太線で示す波形はサージ限界を示すラインを示している。また、細線で示す波形はターボ回転数が一定となるライン(図4(A)では特にターボ回転数の限界ライン)を示している。また、一点鎖線で示す波形はスモーク限界や排気温度等で決定されるディーゼル機関10のフル(最大負荷時の)作動線を示している。尚、以下、本明細書中においてはディフューザベーン46の開度を「VGC開度」と略することがある。
図4(A)に示すディフューザベーン46の各開度において、サージラインの右側の領域は、サージによる影響を受けずに安定してターボチャージャ18を作動させることのできる領域に対応している。ただし、VGC開度を一定のままで空気流量Ga-nomを増大させていくと、空気流量Ga-nomは、やがてはチョーク流量(限界流量)に達することとなる。一方、サージラインの左側の領域は、サージによる影響でターボチャージャ18の作動が不安定となる領域に対応している。図4(A)で表される傾向によれば、エンジン回転数Neが一定であっても、圧力比P3/P0が高くなると、サージ限界に達することでターボチャージャ18の作動が不安定になり易くなる。
図4(B)は、VGC開度の変化に対するターボ効率(得られた過給圧/ターボチャージャに与えられた仕事量)の変化を表している。すなわち、図4(B)中に破線で囲まれた閉曲線は、ターボチャージャ18の効率等高線を示しており、より面積の小さい閉曲線ほど、よりターボ効率の高い領域を示すようになっている。図4(B)から判るように、可変ディフューザ付きターボチャージャ18では、VGC開度に応じてターボ効率の高い領域が変化し、閉じ側のVGC開度であるときの方が、開き側のVGC開度であるときに比してターボ効率の高い領域が狭くなる。
より詳細に説明すると、図4(B)に示すように、VGC開度が閉じ側となる領域では、ターボ効率の高い領域がサージ限界を示すラインの近くに限られる。従って、VGC開度が閉じ側となり易い空気流量Ga-nomの小さな領域では、サージラインに近く、かつサージ限界を越えないように、目標VGC開度を精度良く制御する必要がある。また、VGC開度が開き側となる領域では、サージラインより空気流量Ga-nomが若干大きな側にターボ効率の最高効率点がある。従って、目標VGC開度に応じてサージラインとの相対関係を変更しないとターボ効率の良い作動を行うことができない。
そこで、本実施形態のシステムでは、上記図4を参照して説明した作動特性を有する可変ディフューザ付きターボチャージャ18において、低コストな構成で、サージを確実に回避しながら良好なターボ効率が得られるようにVGC開度を制御することを目的としている。具体的には、以下の図5に示すルーチンの手法によって、エンジン回転数Neと過給圧P3とに基づいて目標VGC開度を設定することとした。
[実施の形態1における具体的処理]
図5は、本実施の形態1において、エンジン回転数Neと過給圧P3とに基づいて目標VGC開度を設定するためにECU28が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定時間毎に周期的に実行されるものとする。図5に示すルーチンでは、先ず、エンジン回転数Neおよびインマニ(吸気マニホールド)圧力Pbが、それぞれクランク角センサ30および過給圧センサ16の出力に基づいて読み込まれる(ステップ100)。尚、ここでは、以降のステップにおいて使用する過給圧(コンプレッサ出口圧力)P3の情報を得るために、ディーゼル機関10において一般的に備えられている過給圧センサ16を利用して、過給圧P3と一定の関係となるインマニ圧力Pbを取得することとしているが、これに限らず、コンプレッサ出口部に圧力センサを備えることとして、コンプレッサ出口圧力P3を直接取得するようにしてもよい。
次に、図6に示すデータマップを参照することで、エンジン回転数Neおよびインマニ圧力Pbに基づいて目標VGC開度が決定される(ステップ102)。より具体的には、このデータマップの参照時に各マップ値間の値は、近傍の2つのマップ値を補間することで取得される。このため、目標VGC開度が連続的に決定される。図6は、目標VGC開度を、エンジン回転数Neおよび過給圧P3(インマニ圧力Pb)との関係で定めたマップである。図6において、細線で示す直線はそれぞれVGC開度が一定となるラインを、太線で示す波形はディーゼル機関10のフル(最大負荷時の)作動線を、それぞれ示している。
図6に示すマップでは、エンジン回転数Neが高くなるほど過給圧P3が高くなるように、言い換えれば、図6において右上がりの直線となるように、VGC開度が一定となる値が設定されている。また、図6に示すマップでは、目標VGC開度が閉じ側となる領域において、当該目標VGC開度が開き側となる領域に比して、目標VGCの開度調整がより細かくされるように、言い換えれば、隣接段の開度差がより小さくなるように、目標VGC開度の値が記憶されている。これを概念的に説明するために、図6においては、閉じ側において目標VGC開度が一定となる直線の本数が多くなるように表している。
次に、上記ステップ102において決定された目標VGC開度に基づいて、ECU28から可変ディフューザ44のアクチュエータに対して、VGC駆動信号が出力される(ステップ104)。
エンジン回転数Neが同じであっても、圧力比P3/P0が高くなるほど、ターボチャージャ18の作動領域がサージによる不安定領域に入り易くなってしまう(図4参照)。このような場合には、サージ限界を越えて不安定領域となるのを回避するために、VGC開度を閉じ側に制御する必要がある。上述した図6に示すマップでは、エンジン回転数Neが高くなるほど過給圧P3が高くなるように、言い換えれば、図6において右上がりの直線となるように、VGC開度が一定となる値が設定されている。このような設定によれば、エンジン回転数Neが一定で過給圧P3が高くなる場合を考えたときに、過給圧P3が高くなるほど、目標VGC開度が閉じ側の値となるように設定することができる。つまり、上記図6に示すマップの設定によれば、ターボチャージャ18の作動領域が常にサージ限界範囲内となるように、VGC開度を制御することができる。
また、VGC開度を閉じ側に制御すると、空気流量Ga-nomが小さい領域で発生するサージを防止する効果はある。しかしながら、上記図5を参照して説明したように、VGC開度が閉じ側となる領域では、ターボ効率の高い領域がサージラインに近くかつ狭い領域に限られる。その結果、閉じ側のVGC開度のままで空気流量Ga-nomを増やしていくと、急激なターボ効率の悪化がもたらされ、また、やがてはチョーク流量に達するため、空気流量Ga-nomをわずかしか増やせない。このため、目標VGC開度を開き側に制御する必要が生ずる。
上記図6に示すマップを利用した上記図5に示すルーチンによれば、閉じ側における目標VGC開度が開き側に比して細かく調整されることとなる。つまり、VGC開度が閉じ側となる領域において、空気流量Ga-nomの変化に対して、より頻繁に目標VGC開度が調整されることになる。その結果、サージライン近くのターボ効率の高い作動領域が維持されるように、VGC開度を制御することが可能となる。これにより、サージの回避と高ターボ効率の実現を両立させることができる。
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、エンジン回転数Neおよび過給圧P3(インマニ圧力Pb)に基づいて目標VGC開度が制御されるため、一般的な構成を有する内燃機関に特別なセンサを追加する必要がないことと、シンプルな制御ロジックであることにより、低コストで安定性に優れたシステムで、サージを回避させつつターボ効率の高い領域を使用して、可変ディフューザ付きターボチャージャ18を制御することができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、図6に示す目標VGC開度取得用マップに定められた関係に従って、エンジン回転数Neおよび過給圧P3に対応する目標VGC開度を取得することとしているが、本発明における関係情報は、このようなマップに限定されるものではない。例えば、当該関係情報は、エンジン回転数Neおよび過給圧P3に対する目標VGC開度の関係を定めた関係式などであってもよい。
また、上述した実施の形態1においては、エンジン回転数Neおよび過給圧P3との関係で定めたマップに従って目標VGC開度を設定することとしているが、このような手法に限らず、以下の図7および図8を参照して示す手法を用いるようにしてもよい。図7は、そのような手法による制御を実現するために、ECU28が上記図5に示すルーチンに代えて実行するルーチンのフローチャートである。図7に示すルーチンでは、先ず、エンジン回転数Neおよびインマニ圧力Pbに加え、大気圧力P0および大気温度Taが各センサの出力に基づいて取得される(ステップ200)。
次に、エンジン回転数Neとインマニ圧力Pbの補正値が演算される(ステップ202)。具体的には、エンジン回転数Neの補正値は、Ne・(Ta)1/2/P0として算出され、インマニ圧力(過給圧)Pbの補正値は、Pb/P0として算出される。次いで、図8に示すデータマップを参照して、エンジン回転数Neの補正値とインマニ圧力(過給圧)Pbの補正値との関係に基づいて目標VGC開度が決定される(ステップ204)。図8に示すマップは、エンジン回転数Neおよびインマニ圧力Pb(過給圧P3)がそれぞれの補正値に置き換えられている点を除き、上記図6に示すマップと同様に設定されている。
次に、上記ステップ204において取得された目標VGC開度に基づいて、ECU28から可変ディフューザ44のアクチュエータに対して、VGC駆動信号が出力される(ステップ206)。
以上説明した図7に示すルーチンによれば、大気圧力P0および大気温度Taに基づく補正をも加えることで、上記図5に示すルーチンに比して更に精度良く可変ディフューザ付きターボチャージャ18を制御することができる。
尚、上述した実施の形態1においては、ECU28が上記ステップ102の実行時に参照する図6に示すマップが前記第1の発明における「関係情報」に相当している。また、ECU28が、上記ステップ102の処理を実行することにより前記第1の発明における「目標開度設定手段」が、上記ステップ104の処理を実行することにより前記第1の発明における「開度指令手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図9および図10を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1乃至図3に示すハードウェア構成を用いて、ECU28に図5に示すルーチンに代えて後述する図9に示すルーチンを実行させることにより実現することができるものである。尚、図1に示す構成においては、吸気マニホールド12内の圧力Pb(過給圧P3)を取得するために過給圧センサ16を備えているが、本実施形態のシステムを実現するという点においては、過給圧センサ16を備えている必要はない。
[実施の形態2の特徴]
上述した実施の形態1のシステムでは、エンジン回転数Neと過給圧P3とに基づいて目標VGC開度を決定するようにしている。これに対し、本実施形態のシステムは、エンジン回転数Neのみに基づいて目標VGC開度を決定することにより、実施の形態1のシステムに比して更に低コストなシステム構成を用いて、可変ディフューザ付きターボチャージャ18を制御することを特徴としている。
[実施の形態2における具体的処理]
図9は、上記の機能を実現するために、本実施の形態2においてECU28が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定時間毎に周期的に実行されるものとする。図9に示すルーチンでは、先ず、エンジン回転数Neが読み込まれる(ステップ300)。次いで、エンジン回転上昇率Ne/dtが演算される(ステップ302)。
次に、エンジン回転上昇率Ne/dtの所定の基準値(Ne/dt)0が参照される(ステップ304)。当該基準値(Ne/dt)0は、ディーゼル機関10の運転状態が定常状態にあるか過渡状態にあるかを判定するためのしきい値である。次いで、エンジン回転上昇率Ne/dtが基準値(Ne/dt)0以下であるか否かが判別される(ステップ306)。
上記ステップ306において、エンジン回転上昇率Ne/dt≦基準値(Ne/dt)0が成立すると判定された場合、すなわち、ディーゼル機関10の現在の運転状態が定常状態にあると判断できる場合には、図10に示すデータマップにおける定常時のマップ値を参照することで、エンジン回転数Neに基づいて目標VGC開度が決定される(ステップ308)。
図10は、目標VGC開度を、エンジン回転数Neとの関係で定めたマップである。図10において、実線で示す波形が定常時のマップ値の傾向を示している。図10に示すマップにおける目標VGC開度は、各エンジン回転数Neにおいて、ディーゼル機関10の負荷が最大負荷となる際の過給圧P3の値を基準として設定されている。言い換えれば、図10に示すマップは、上記図6に示すマップにおけるディーゼル機関10のフル作動線上の目標VGC開度を、エンジン回転数Neとの関係で定めたものである。このようなマップの設定によれば、目標VGC開度が各エンジン回転数Neにおける最も閉じ側の値に設定されることになるため、どのようなエンジン回転数Neであってもサージ限界を超えないように、各エンジン回転数Neにおける目標VGC開度を制御することができる。このため、過給圧センサ16を備えていないシステムであっても、ディーゼル機関10の運転領域に関係なく常にサージを回避させた状態でターボチャージャ18を作動させることができる。
また、上記図10に示すマップでは、低エンジン回転領域では、高エンジン回転領域に比して、エンジン回転数Neの増加に対して目標VGC開度がより大きく開き側の値に変更されるように設定されている。このような設定によれば、エンジン回転数Neの低い小空気流量領域、すなわち、VGC開度が閉じ側となる領域において、空気流量Ga-nomの変化に対して、より頻繁に目標VGC開度が調整されることになる。その結果、サージライン近くのターボ効率の高い作動領域が維持されるように、VGC開度を制御することが可能となる。これにより、サージの回避と高ターボ効率の実現を両立させることができる。
一方、上記ステップ306において、エンジン回転上昇率Ne/dt≦基準値(Ne/dt)0が不成立であると判定された場合、すなわち、ディーゼル機関10の現在の運転状態が過渡状態にあると判断できる場合には、図10に示すデータマップにおける過渡時のマップ値を参照することで、エンジン回転数Neに基づいて目標VGC開度が決定される(ステップ310)。すなわち、上記図10に示すマップでは、過渡時の目標VGC開度の設定を、定常時の目標VGC開度の設定と異ならせている。
より具体的には、過渡時の目標VGC開度が、定常時の目標VGC開度に比して、より大きくなるように設定されている。過渡時には、ターボ回転数の上昇に遅れがあるのに加え、コンプレッサ下流の吸気管14内を充填させる必要がある。このため、エンジン回転数Neが同じ場合において、過渡時には、定常時に比してコンプレッサを通過する空気流量Ga-nomが大きくなる。その結果、過渡時は、定常時に比してサージ限界を超えにくくなる。上記図10に示すマップの設定によれば、過渡時の目標VGC開度を、定常時に比して大きくすることで、ターボ効率の高い領域でターボチャージャ18を作動させることができる。
図9に示すルーチンでは、次いで、上記ステップ308または310において決定された目標VGC開度に基づいて、ECU28から可変ディフューザ44のアクチュエータに対して、VGC駆動信号が出力される(ステップ312)。
以上説明した図9に示すルーチンによれば、実施の形態1に比して更に安価なシステム構成を用いて、サージを完全に回避させながらターボ効率の良好なシステムを実現することができる。また、制御が簡素化されることにより、適合工数を削減できるとともにロバスト性にも優れたシステムを実現することができる。
本発明の実施の形態1における可変ディフューザ付きターボチャージャを備える内燃機関の概略構成を説明するための図である。 図1に示す可変ディフューザ付きターボチャージャの全体構成を説明するための断面図である。 可変ディフューザが組み込まれたコンプレッサ部の構成を説明するための図である。 大気圧力P0とコンプレッサ出口圧力P3との比である圧力比P3/P0と空気流量Ga-nomとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 図5に示すルーチン中で参照される目標VGC開度取得用マップである。 本発明の実施の形態1の変形例において実行されるルーチンのフローチャートである。 図7に示すルーチン中で参照される目標VGC開度取得用マップである。 本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。 図9に示すルーチン中で参照される目標VGC開度取得用マップである。
符号の説明
10 ディーゼル機関
12 吸気マニホールド
14 吸気管
16 過給圧センサ
18 可変ディフューザ付きターボチャージャ
20 コンプレッサハウジング
24 排気管
26 タービンハウジング
28 ECU(Electronic Control Unit)
30 クランク角センサ
40 コンプレッサインペラ
44 可変ディフューザ
46 ディフューザベーン
48 ベースプレート
52 ユニゾンリング
54 従動アーム
60 駆動アーム
62 リンク機構

Claims (5)

  1. コンプレッサ部に可変ディフューザを有するターボチャージャの制御装置であって、
    エンジン回転数および過給圧のうちの少なくとも前記エンジン回転数との関係に基づいて前記可変ディフューザの目標ディフューザベーン開度を定めた関係情報を備え、当該関係情報に従ってサージ限界を超えない範囲内で前記目標ディフューザベーン開度を設定する目標開度設定手段と、
    前記目標開度設定手段により設定された前記目標ディフューザベーン開度に従って制御するように前記可変ディフューザに指示する開度指令手段と、
    を備えることを特徴とするターボチャージャの制御装置。
  2. 前記目標開度設定手段は、前記目標ディフューザベーン開度が閉じ側の値となるときは、開き側の値となるときに比して、隣接段の開度差がより小さくなるように前記目標ディフューザベーン開度を設定することを特徴とする請求項1記載のターボチャージャの制御装置。
  3. 前記関係情報が前記エンジン回転数と前記過給圧との関係に基づいて設定されている場合において、
    前記関係情報は、前記エンジン回転数が高くなるほど前記過給圧が大きくなるように、前記目標ディフューザベーン開度が一定となる値を設定していることを特徴とする請求項1または2記載のターボチャージャの制御装置。
  4. 前記関係情報が前記エンジン回転数との関係に基づいて設定されている場合において、 前記関係情報は、内燃機関の負荷が最大負荷となる際の前記過給圧を基準として前記目標ディフューザベーン開度を設定していることを特徴とする請求項1または2記載のターボチャージャの制御装置。
  5. 前記関係情報が前記エンジン回転数との関係に基づいて設定されている場合において、
    前記関係情報は、内燃機関の過渡時には、定常時に比して前記目標ディフューザベーン開度を大きく設定していることを特徴とする請求項1、2、または4記載のターボチャージャの制御装置。
JP2005324602A 2005-11-09 2005-11-09 ターボチャージャの制御装置 Expired - Fee Related JP4661536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324602A JP4661536B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ターボチャージャの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324602A JP4661536B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ターボチャージャの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007132232A true JP2007132232A (ja) 2007-05-31
JP4661536B2 JP4661536B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=38154103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005324602A Expired - Fee Related JP4661536B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ターボチャージャの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4661536B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010089879A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の可変容量型過給機
JP2011080413A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toyota Motor Corp 過給器制御装置
WO2011108092A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 ターボチャージャを備えた内燃機関の制御装置
WO2011108093A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2011231641A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Toyota Motor Corp 過給器の故障診断装置
JP2012052508A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Ihi Corp 可変過給機及び可変過給機の制御方法
WO2013179935A1 (ja) 2012-05-30 2013-12-05 いすゞ自動車株式会社 内燃機関とその制御方法
CN109210012A (zh) * 2018-09-30 2019-01-15 武汉格瑞拓机械有限公司 一种对称双曲柄空间连杆用于径向分布的多轴转动机构
CN113266460A (zh) * 2021-06-08 2021-08-17 湖南道依茨动力有限公司 异常监控方法、控制装置、涡轮增压器和发动机系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443899A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Nissan Motor Co Ltd 遠心圧縮機
JPH0542643U (ja) * 1991-11-12 1993-06-11 三菱自動車工業株式会社 エンジンのターボチヤージヤ装置
JPH08254127A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Isuzu Motors Ltd 過給装置
JP2003328763A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Fuji Heavy Ind Ltd ターボ過給機付エンジン

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443899A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Nissan Motor Co Ltd 遠心圧縮機
JPH0542643U (ja) * 1991-11-12 1993-06-11 三菱自動車工業株式会社 エンジンのターボチヤージヤ装置
JPH08254127A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Isuzu Motors Ltd 過給装置
JP2003328763A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Fuji Heavy Ind Ltd ターボ過給機付エンジン

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102301106A (zh) * 2009-02-06 2011-12-28 丰田自动车株式会社 内燃机的可变容积式增压器
WO2010089879A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の可変容量型過給機
JP5120466B2 (ja) * 2009-02-06 2013-01-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の可変容量型過給機
JP2011080413A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toyota Motor Corp 過給器制御装置
US9194308B2 (en) 2010-03-03 2015-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine equipped with turbocharger
WO2011108092A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 ターボチャージャを備えた内燃機関の制御装置
WO2011108093A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2011231641A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Toyota Motor Corp 過給器の故障診断装置
JP2012052508A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Ihi Corp 可変過給機及び可変過給機の制御方法
JP2013249739A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Isuzu Motors Ltd 内燃機関とその制御方法
US20150135706A1 (en) * 2012-05-30 2015-05-21 Isuzu Motors Limited Internal combustion engine and control method thereof
WO2013179935A1 (ja) 2012-05-30 2013-12-05 いすゞ自動車株式会社 内燃機関とその制御方法
CN109210012A (zh) * 2018-09-30 2019-01-15 武汉格瑞拓机械有限公司 一种对称双曲柄空间连杆用于径向分布的多轴转动机构
CN113266460A (zh) * 2021-06-08 2021-08-17 湖南道依茨动力有限公司 异常监控方法、控制装置、涡轮增压器和发动机系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4661536B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661536B2 (ja) ターボチャージャの制御装置
KR20110098761A (ko) 베인 링들을 구비한 간단한 가변 기하형상 터보차저
JP2007205306A (ja) 過給機付きエンジン
GB2465473A (en) An inlet system for an engine
JP2008196332A (ja) ターボチャージャ付内燃機関の制御装置
JP2009167938A (ja) 内燃機関用ターボ過給機
JP2012052508A (ja) 可変過給機及び可変過給機の制御方法
EP1876333B1 (en) Variable vane type turbo charger control device
WO2011108093A1 (ja) 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2011247181A (ja) 過給器を備えた内燃機関の故障検出装置
JP4438368B2 (ja) 可変圧縮比エンジンの制御装置
JP5556891B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007303380A (ja) 内燃機関の排気制御装置
JP4818344B2 (ja) 内燃機関の過給圧制御装置
JP2007205298A (ja) 空気流量検出器の故障判定装置
JP2001193573A (ja) 内燃機関の制御装置
US11268436B2 (en) Method and vehicle system using such method
JP2008169767A (ja) 可変容量型過給機
JP2008031860A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4345400B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4577104B2 (ja) 可変ターボチャージャ
JP2006233881A (ja) エンジンの過給装置
JP2006132410A (ja) 過給機付内燃機関
JP2006169985A (ja) ターボチャージャの制御方法
US11149665B2 (en) Method and system for controlling engine derating

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees