JP2007132198A - カラー及びそのカラーを使用した樹脂部品と金属部品の取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つの部品をボルトで固定する際に、互いの部材のボルト用穴に位置ずれが発生していても、互いの部品を確実に固定することができるカラーと、そのカラーを使用した樹脂部品と金属部品の取付け構造とを提供する。
【解決手段】金属製で筒状のカラー10の穴12の断面形状を長円形とし、断面の外壁を円形とする。樹脂製のインテークマニホールド20の複数のボルト挿通穴24にカラー10を取付ける際に、エンジンシリンダ56の各雌螺子穴58と一致するように、各カラー10の長円形の穴12の向きを設定する。これによって、樹脂製のインテークマニホールド20に取付けたカラー10の穴12と金属製のエンジンシリンダ56の雌螺子穴58とを確実に合致させることができ、ボルト60による固定を確実に行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】金属製で筒状のカラー10の穴12の断面形状を長円形とし、断面の外壁を円形とする。樹脂製のインテークマニホールド20の複数のボルト挿通穴24にカラー10を取付ける際に、エンジンシリンダ56の各雌螺子穴58と一致するように、各カラー10の長円形の穴12の向きを設定する。これによって、樹脂製のインテークマニホールド20に取付けたカラー10の穴12と金属製のエンジンシリンダ56の雌螺子穴58とを確実に合致させることができ、ボルト60による固定を確実に行うことができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ボルトを内部に挿通させるためのカラーと、そのカラーを使用した樹脂部品と金属部品の取付け構造に関する。
樹脂部品を金属部品に固定する場合がある。例えば樹脂部品であるインテークマニホールドを、金属部品であるエンジンシリンダにボルト締めによって固定をする場合に、繰り返しの熱サイクルによりボルトが弛んでしまうという不具合が発生する。このボルトの弛み発生を無くすために、樹脂部品であるインテークマニホールドに金属製で筒状のカラーを圧入し、そのカラーを介してインテークマニホールドとエンジンシリンダとをボルト締めで固定している。このように、インテークマニホールドにおけるボルトの挿入箇所にカラーを用いることによって、ボルトの弛みが発生しないようにしている。この技術は、特許文献1に示されている。
ここで、従来のカラーを図7及び図8に示す。従来のカラー40は、鉄や黄銅等の金属製で筒状形状をしており、穴42の内壁の内径がaで、外壁の外径がAの寸法となっている。また、内壁も外壁も真円であり、内径aの中心と外径Aの中心を同軸にしたものである。このカラー40の長さをLとする。
図7並びに図8に示したカラー40を用いて、インテークマニホールドをエンジンシリンダに取付ける概略図を図9に示す。樹脂部品であるインテークマニホールド50は厚みL’のフランジ52を有しており、そのフランジ52には複数の貫通穴であるボルト挿通用穴54が形成されている。フランジ52の厚みL’に対して、カラー40の長さLはそのL’よりも若干短く設定する。カラー40は、フランジ52に形成される各ボルト挿通用穴54に軽く圧入した状態でインテークマニホールド50に固定される。金属部品であるエンジンシリンダ56には雌螺子穴58が形成されている。インテークマニホールド50に固定したカラー40の穴42とエンジンシリンダ56の雌螺子穴58とを合致させて、ボルト60の先端をカラー40の穴42に挿通して雌螺子穴58と螺合させることで、インテークマニホールド50とエンジンシリンダ56とを固定する。
カラー40の圧入位置は、インテークマニホールド50のボルト挿通用穴54の位置で決まってしまう。このため、インテークマニホールド50に形成される複数のボルト挿通用穴54間の寸法が設計通りに出ないと、インテークマニホールド50の複数のボルト挿通用穴54がエンジンシリンダ56の複数の雌螺子穴58と合致しなくなる。また、インテークマニホールド50の複数のボルト挿通用穴54間の寸法が設計通りに出ていたとしても、成形時のヒケや歪みや反りによって、インテークマニホールド50の複数のボルト挿通用穴54の位置とエンジンシリンダ56の複数の雌螺子穴58の位置とが合致しなくなるという不具合が発生する。このような不具合が発生すると、インテークマニホールド50の金型修正を修正しなければならなず、金型のコストがかかるという問題が生じる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、2つの部品をボルトで固定する際に、互いの部材のボルト用穴に位置ずれが発生していても、互いの部品を確実に固定することができるカラーと、そのカラーを使用した樹脂部品と金属部品の取付け構造とを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明のカラーは、金属製で筒状のものであって、筒状の内部の穴の断面形状を長円形とし、筒状の断面の外形形状を円形としたことを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、樹脂部品にボルト挿通穴を設け、そのボルト挿通穴に金属製で筒状のカラーを取り付け、前記カラーの穴にボルトを通し、そのボルトで前記樹脂部品と金属部品とを固定するものであって、前記筒状のカラーの内部の穴の断面形状が長円形で筒状の断面の外形形状を円形としたものを使用することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、前記樹脂部品がインテークマニホールドであり、前記金属部品がエンジンシリンダであることを特徴とするものである。
本発明のカラーは、金属製で筒状の胴部を有するものであって、前記胴部の断面において内側の穴の断面形状を長円形とし、前記胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、前記2個以上の突出部の先端と2箇所の長円形の長軸方向の外壁端とが同一円上に位置するようにしたことを特徴とするものである。本発明のカラーは、1枚の金属板を折り曲げて前記胴部と前記突出部とを形成することを特徴とするものである。本発明のカラーは、
2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、樹脂部品にボルト挿通穴を設け、そのボルト挿通穴に金属製で筒状のカラーを取り付け、前記カラーの穴にボルトを通し、そのボルトで前記樹脂部品と金属部品とを固定するものであって、前記カラーに、前記胴部の断面において内側の穴の断面形状を長円形とし、前記胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、前記2個以上の突出部の先端と2箇所の長円形の長軸方向の外壁端とが同一円上に位置するようにしたものを使用することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、前記カラーに、1枚の金属板を折り曲げて前記胴部と前記突出部とを形成するものを使用することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、前記カラーに、2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成するものを使用することを特徴とするものである。本発明の金属部品の取付け構造は、前記樹脂部品がインテークマニホールドであり、前記金属部品がエンジンシリンダであることを特徴とするものである。
2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、樹脂部品にボルト挿通穴を設け、そのボルト挿通穴に金属製で筒状のカラーを取り付け、前記カラーの穴にボルトを通し、そのボルトで前記樹脂部品と金属部品とを固定するものであって、前記カラーに、前記胴部の断面において内側の穴の断面形状を長円形とし、前記胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、前記2個以上の突出部の先端と2箇所の長円形の長軸方向の外壁端とが同一円上に位置するようにしたものを使用することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、前記カラーに、1枚の金属板を折り曲げて前記胴部と前記突出部とを形成するものを使用することを特徴とするものである。本発明の樹脂部品と金属部品の取付け構造は、前記カラーに、2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成するものを使用することを特徴とするものである。本発明の金属部品の取付け構造は、前記樹脂部品がインテークマニホールドであり、前記金属部品がエンジンシリンダであることを特徴とするものである。
本発明のカラーは、金属製で筒状のものであって、内部の穴の断面形状を長円形とし、断面の外形形状を円形としたものであるので、部品に取付ける際に、長円形の長手方向を任意の方向に設定できる。このため、カラーを取付ける樹脂部品と金属部品とを固定する際に、樹脂部品のボルト挿通用穴の位置が寸法通りに出ていない場合や、樹脂部品にヒケや歪みや反りが発生しても、樹脂部品に取付けるカラーの長円形の方向を適宜設定することによって、カラーの穴と金属部品のボルト用穴とを合致させることができ、ボルトによって樹脂部品と金属部品とを確実に固定することができる。このように本発明では、樹脂部品の金型の修正を行う必要が無くなり、金型のコストを低減することができる。
本発明の他のカラーは、胴部の穴の形状を長円形状とし、胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、突出部の先端と2箇所の長円の長軸方向の外壁部とが同一円上に位置するようにしたものである。この結果、カラーを樹脂部品に取付ける際に、長円形の長手方向を任意の方向に取付けることができる。これによって、カラーを取付けた樹脂部品と金属部品とを固定する際に、カラーの長円方向の位置を金属部品のボルト用穴の位置に合致するように向きを変えて、カラーの穴と金属部品のボルト用穴とを合致させることができ、ボルトによって樹脂部品と金属部品とを確実に固定することができる。このように本発明では、樹脂部品の金型の修正を行う必要が無くなり、金型のコストを低減することができる。更に、本発明のカラーは、樹脂部品のボルト挿通用穴の内壁に複数の線で接触する。このため、樹脂部品のボルト挿通用穴にカラーを取付けた後でも、カラーを回転させることが可能となり、樹脂部品に取付けたカラーの穴と金属部品のボルト用穴との位置合わせをより簡単に行うことができる。また、金属板を折り曲げてカラーを作ることによって、製造コストを低減することができる。
本発明は、カラーの穴の形状を長円形とすることで、樹脂部品に取付けたカラーの穴と金属部品のボルト用穴とを確実に合わせるようにするものである。
次に、本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るカラーの一実施例を示す正面図、図2は図1のY−Y線断面図、図3は図1のカラーを使用してインテークマニホールドをエンジンシリンダに取付ける状態を示す概略図である。なお、図1乃至図3において図7乃至図9と同一の符号は同一部分を示す。図1並びに図2に示すカラー10は、金属製で筒状形状をしており、長さをLとする。カラー10の断面外壁は外径Bの真円とし、内側の穴12の断面形状は長円形とする。ここで「長円」とは、円を半分に切断し、切断した2つの半円をある程度の距離だけ離して、半円の両端同士を直線で連結した形状のことを意味する。カラー10の穴12の内壁は直径a(従来のカラー40の穴42の内径aと同一)の長円形とすると、本発明のカラー10の外径Bは、従来のカラー40の外径Aよりも寸法が大きくなる。
図3では、樹脂部品をインテークマニホールド20とし、金属部品をエンジンシリンダ56として説明する。カラー10を使用するインテークマニホールド20は、フランジ22を有し、そのフランジ22に複数のボルト挿通用穴24(従来のインテークマニホールド50のボルト挿通用穴54と同一個数と同一箇所)を備える。本発明に使用するインテークマニホールド20が、従来のインテークマニホールド50と異なる点は、従来のボルト挿通用穴54の内径をdとし、本発明のボルト挿通用穴24の内径をDとすれば、内径Dは内径dより大きいものに設定する。また、このインテークマニホールド20のボルト挿通用穴24の内径Dは、外径Bのカラー10が軽く圧入できる大きさとする。なお、図3においては、本発明と従来と同一のボルト60を使用するものとする。また、エンジンシリンダ56も従来と同一のものを使用する。
本発明のカラー10(図1並びに図2)を用いて、インテークマニホールド20をエンジンシリンダ56に取付けるには、先ず、インテークマニホールド20に形成したボルト挿通用穴24にカラー10を圧入する。この圧入をする前に、インテークマニホールド20にカラー10を仮止めし、その仮止めしたカラー10の穴12と、エンジンシリンダ56の雌螺子穴58との位置合わせを行う。カラー10の穴12の位置と雌螺子穴585858の位置とにズレがある場合に、カラー10の穴12の長円の長手方向の向きを変えて、カラー10の穴12の位置が雌螺子穴58の位置に合致するよう設定する。カラー10の穴12の位置と雌螺子穴58の位置とが合致するようにして、インテークマニホールド20にカラー10を圧入する。これによって、インテークマニホールド20に形成される複数のボルト挿通用穴24の位置が設計上の寸法よりズレることがあっても、インテークマニホールド20に取付ける全てのカラー10の穴12の位置をエンジンシリンダ56の全ての雌螺子穴58に確実に合致させることができる。
以上のように、本発明によれば、インテークマニホールド20に形成される複数のボルト挿通用穴24の位置が寸法通りに出ていない場合や、インテークマニホールド20に成形時のヒケや歪みや反りが発生する場合があっても、カラー10は長円形の穴12を有しているため、長円形の穴12のいずれかの箇所をエンジンシリンダ56の雌螺子穴58と合致させることができる。従って、インテークマニホールド20の金型の修正を行う必要が無くなり、金型のコスト高を防止することができる。また、通常温度状態と高温状態とが繰り返される場合では、インテークマニホールド(樹脂部品)20とエンジンシリンダ56(金属部品)とを、本発明のカラー10を用いてボルト60で固定することで、大きな温度変化があっても、ボルト60の弛みを防止することができる。
次に、本発明の他のカラーを図4並びに図5に基づいて説明する。カラー30は、金属製で筒状形成にしたもので、長さLとしたものである。カラー30は、1枚の金属板を折り曲げて、内部に長円形の穴32を形成した筒状の胴部34とその胴部34から直角方向に外側に突出する2個の突出部36とを形成したものである。ここで「長円」とは、円を半分に切断した半円をある程度の距離だけ離して、その両端を直線で連結した形状のことを意味する。2個の突出部36のうち一方は、U字形に折り返した突出部36aと、2箇所の先端部を接合した突出部36bとから構成される。図1や図9で使用するものと同じボルト60を使用する場合には、カラー30の穴32の長円形の形状は、カラー10の穴12の長円形の形状とほぼ同一とする。
図5に示すように、カラー30の筒状の胴部34における長手方向の2箇所の壁の突出端を長手外壁端38とすると、2箇所の突出部36の先端と2箇所の長手外壁端38とは円39(図5)上に位置するように、突出部36の先端位置を設定する。このカラー30を使用する場合には、インテークマニホールド20のボルト挿通用穴24の内径を、前記円39の直径とほぼ同一に設定する。なお、この実施例では、2個の突出部36を設けたが、3個以上であっても良い。
このように、カラー30では2箇所の突出部36の先端と2箇所の長手外壁端38とは円39(図5)上に位置するので、カラー30はインテークマニホールド20のボルト挿通用穴24に取付けた場合には、2箇所の突出部36の先端と2箇所の長手外壁端38とがインテークマニホールド20のボルト挿通用穴24の内壁に接触する。このように、カラー30は4箇所(4本の線)でインテークマニホールド20のボルト挿通用穴24の内壁に接触するので接触面積が小さい。この結果、カラー30をインテークマニホールド20のボルト挿通用穴24に取付けた後でも、カラー30の方向をインテークマニホールドに対して容易に変えることができ、カラー30の穴32とエンジンシリンダ56の雌螺子穴58とを容易に合致させることができる。
以上のように、本発明のカラー30を用いれば、インテークマニホールド20に形成される複数のボルト挿通用穴24の位置が設計上の寸法よりズレることがあっても、カラー30は長円形の穴32を有しているで、カラー30の穴32の方向を変えることによって、全てのカラー30の穴12とエンジンシリンダ56の全ての雌螺子穴58とを合致させることができる。従って、インテークマニホールド20の金型の修正を行う必要が無くなり、金型のコスト高を防止することができる。
図4及び図5に示したカラー30は、1枚の金属板を折り曲げて形成した。これに代えて、図6に示すように、2枚の金属板をそれぞれΩ(オーム)形状に折り曲げたものを使用したカラー30aを用いても良い。即ち、各金属板は図4及び図5で示した筒状の胴部34を縦方向に2つに切断した部分胴部34aと、その部分胴部34aの両端から外側に突出する突出部36bとを形成したものを使用する。各金属板の突出部36b同士を接合させることによって、2つの部分胴部34aによって図4及び図5に示した胴部34とほぼ同一形状を形成し、2つの部分胴部34aで形成した胴部34の内部に長円形の穴32(図4及び図5に示したカラー30と同じ形状の長円形の穴32)を形成する。これによって、図6に示すカラー30aは、図4及び図5に示したカラー30とほぼ同一形状で、同一機能を果たすものである。なお、図6においては、2個の部分胴部34aはほぼ同一または対称形状のものを示したが、2個の金属板のそれぞれの部分胴部34aは同一または対称形状でなくても良い。
10 カラー
12 穴
20 インテークマニホールド
24 ボルト挿通用穴
30 カラー
30a カラー
32 穴
34 胴部
34a 部分胴部
36 突出部
38 長手外壁端
39 円
56 エンジンシリンダ
58 ボルト用穴
60 ボルト
12 穴
20 インテークマニホールド
24 ボルト挿通用穴
30 カラー
30a カラー
32 穴
34 胴部
34a 部分胴部
36 突出部
38 長手外壁端
39 円
56 エンジンシリンダ
58 ボルト用穴
60 ボルト
Claims (10)
- 金属製で筒状のものであって、筒状の内部の穴の断面形状を長円形とし、筒状の断面の外形形状を円形としたことを特徴とするカラー。
- 樹脂部品にボルト挿通穴を設け、そのボルト挿通穴に金属製で筒状のカラーを取り付け、前記カラーの穴にボルトを通し、そのボルトで前記樹脂部品と金属部品とを固定するものであって、前記筒状のカラーの内部の穴の断面形状が長円形で筒状の断面の外形形状を円形としたものを使用することを特徴とする樹脂部品と金属部品の取付け構造。
- 前記樹脂部品がインテークマニホールドであり、前記金属部品がエンジンシリンダであることを特徴とする請求項2記載の樹脂部品と金属部品の取付け構造。
- 金属製で筒状の胴部を有するものであって、前記胴部の断面において内側の穴の断面形状を長円形とし、前記胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、前記2個以上の突出部の先端と2箇所の長円形の長軸方向の外壁端とが同一円上に位置するようにしたことを特徴とするカラー。
- 1枚の金属板を折り曲げて前記胴部と前記突出部とを形成することを特徴とする請求項4記載のカラー。
- 2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成することを特徴とする請求項4記載のカラー。
- 樹脂部品にボルト挿通穴を設け、そのボルト挿通穴に金属製で筒状のカラーを取り付け、前記カラーの穴にボルトを通し、そのボルトで前記樹脂部品と金属部品とを固定するものであって、前記カラーに、前記胴部の断面において内側の穴の断面形状を長円形とし、前記胴部から外部に突出する2以上の突出部を有し、前記2個以上の突出部の先端と2箇所の長円形の長軸方向の外壁端とが同一円上に位置するようにしたものを使用することを特徴とする樹脂部品と金属部品の取付け構造。
- 前記カラーに、1枚の金属板を折り曲げて前記胴部と前記突出部とを形成するものを使用することを特徴とする請求7記載の樹脂部品と金属部品の取付け構造。
- 前記カラーに、2枚の金属板をそれぞれ折り曲げてそれぞれに前記胴部を縦方向に2つに切断した形状の部分胴部とその部分胴部の両端から直角方向に外部に突出する突出部とを形成し、互いの突出部同士を接合させて2個の部分胴部で前記胴部を形成すると共にその胴部の内部に前記長円形の穴を形成するものを使用することを特徴とする請求7記載の樹脂部品と金属部品の取付け構造。
- 前記樹脂部品がインテークマニホールドであり、前記金属部品がエンジンシリンダであることを特徴とする請求項7乃至9記載の樹脂部品と金属部品の取付け構造。
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KR100916455B1 (ko) | 2007-09-04 | 2009-09-08 | 현대자동차주식회사 | 플라스틱 인테이크 매니폴드 구조 |
US8511289B2 (en) | 2009-05-18 | 2013-08-20 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Intake manifolds |
CN103388542A (zh) * | 2012-05-07 | 2013-11-13 | 安徽华菱汽车有限公司 | 一种发动机及其进气管的固定装置 |
-
2005
- 2005-11-08 JP JP2005323336A patent/JP2007132198A/ja active Pending
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